JP5787856B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、固体撮像装置に関する。
従来、固体撮像装置は、入射光を受光量に応じた量の電荷へ光電変換する複数の光電変換素子を備える。これら複数の光電変換素子は、光電変換する入射光の色として、3原色のうちのいずれか一色がそれぞれ規則的に対応付けられ、対応付けられた色の入射光を選択的に透過させるカラーフィルタが受光面側に設けられる。
かかる固体撮像装置は、近年、多画素化および小型化が進むにつれて画素ピッチが微細化する傾向にある。このように、画素ピッチが微細化した場合、固体撮像装置では、光電変換素子へ斜め方向から入射する入射光が隣設される光電変換素子まで到達することがある。
かかる場合、光電変換素子は、本来受光すべき色の入射光に加え、隣設する光電変換素子の受光面側に設けられるカラーフィルタを介して斜め方向から入射する本来受光すべきでない色の入射光まで光電変換する。これにより、従来の固体撮像装置では、撮像画像に混色が生じて撮像画像の画質が劣化するという問題が発生する。
特開2000−050290号公報
本発明の一つの実施形態は、撮像画像の画質劣化を抑制することができる固体撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の一つの実施形態によれば、固体撮像装置が提供される。固体撮像装置は、複数の光電変換素子と、遮光部と、補正部とを備える。複数の光電変換素子は、入射光を受光量に応じた量の電荷へ光電変換する。遮光部は、前記複数の光電変換素子のうち、所定の光電変換素子における受光面側に配置され、該所定の光電変換素子へ受光面側から入射する入射光を遮光する。補正部は、前記所定の光電変換素子によって受光される入射光の受光量に基づいて、該所定の光電変換素子以外の光電変換素子によって受光される入射光の受光量を補正する。
第1の実施形態に係るCMOSセンサの上面視による説明図。 第1の実施形態に係るピクセル部の一部を模式的に示す上面視による説明図。 第1の実施形態に係るピクセル部の一部を示す断面視による説明図。 第1の実施形態の変形例に係るピクセル部の一部を示す断面視による説明図。 第1の実施形態に係る補正部が実行する処理の一例を示すフローチャート。 第2の実施形態に係るピクセル部の一部を示す上面視による説明図。 第2の実施形態に係るピクセル部の一部を示す上面視による説明図。 第3の実施形態に係るピクセル部の一部を示す上面視による説明図。 第3の実施形態に係るピクセル部の一部を示す上面視による説明図。 第4の実施形態に係るピクセル部の一部を示す上面視による説明図。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる固体撮像装置を詳細に説明する。なお、これらの実施形態により本発明が限定されるものではない。以下に示す実施形態では、固体撮像装置の一例として、光電変換素子の受光面とは逆側の面側に配線層が形成された所謂裏面照射型CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサを例に挙げて説明する。
なお、本実施形態に係る固体撮像装置は、裏面照射型CMOSイメージセンサに限定するものではなく、表面照射型CMOSイメージセンサや、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等といった任意のイメージセンサであってもよい。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る裏面照射型CMOSイメージセンサ(以下、「CMOSセンサ1」と記載する)の上面視による説明図である。図1に示すように、CMOSセンサ1は、半導体基板100上に形成されるピクセル部2と、ロジック部3とを備える。
ピクセル部2は、マトリックス状に配置される複数の光電変換素子、読み出しトランジスタ、フローティングディフュージョン、増幅トランジスタ、リセットトランジスタ等を備える。
各光電変換素子は、入射光を受光量に応じた量の電荷へ変換して蓄積するフォトダイオードである。また、読み出しトランジスタは、各光電変換素子から蓄積された電荷を読み出すトランジスタである。また、フローティングディフュージョンは、読み出しトランジスタによって読み出された電荷を一時的に保持する領域である。
また、増幅トランジスタは、フローティングディフュージョンによって保持された電荷を増幅して出力するトランジスタである。また、リセットトランジスタは、フローティングディフュージョンによって保持された電荷をリセット(消去)するトランジスタである。
かかるピクセル部2が備える各光電変換素子には、光電変換する入射光の色として、例えば、赤、緑、青の3原色のうちのいずれか一色が規則的に対応付けられる。なお、各色が対応付けられる光電変換素子の配置の一例については図2を参照して後述し、光電変換素子近傍の断面構造の一例については図3および図4を参照して後述する。
ロジック部3は、タイミングジェネレータ31、垂直選択部32、水平選択部33、サンプリング部34、ゲインコントロール部35、A/D(アナログ/デジタル)変換部36、増幅部37、補正部38等を備える。
タイミングジェネレータ31は、ピクセル部2、垂直選択部32、水平選択部33、サンプリング部34、ゲインコントロール部35、A/D変換部36、増幅部37、補正部38等に対して動作タイミングの基準となるパルス信号を出力する処理部である。
垂直選択部32は、マトリックス状に配置された複数の光電変換素子の中から電荷を読み出す光電変換素子を列単位で順次選択する処理部である。水平選択部33は、電荷を読み出す光電変換素子を行単位で順次選択する処理部である。
また、サンプリング部34は、垂直選択部32および水平選択部33によって選択された光電変換素子から、タイミングジェネレータ31が出力するパルス信号に同期したタイミングで電荷をピクセル部2の外部へ読み出す処理部である。かかるサンプリング部34は、読み出した電荷に応じた画像信号をゲインコントロール部35へ出力する。
ゲインコントロール部35は、サンプリング部34から入力される画像信号のゲインを調整してA/D変換部36へ出力する処理部である。A/D変換部36は、ゲインコントロール部35から入力されるアナログの画像信号をデジタルの画像信号へ変換して増幅部37へ出力する処理部である。増幅部37は、A/D変換部36から入力されるデジタルの画像信号を増幅して補正部38へ出力する処理部である。
補正部38は、DSP(Digital Signal Processor)であり、増幅部37から入力されるデジタルの画像信号から、画像信号に含まれている混色の原因となる成分を除去する補正を行うことにより、撮像画像の画質劣化を抑制する処理部である。
次に、図2を参照し、かかる補正部38が行う画像信号の補正の一例について説明する。図2は、第1の実施形態に係るピクセル部2の一部を模式的に示す上面視による説明図である。なお、ここでは、便宜上、図2に示す直交座標系におけるY軸の正方向を上、負方向を下、X軸の正方向を右、負方向を左として説明する。
図2に示すように、ピクセル部2は、上面視において受光面が格子状に区切られており、格子状に区切られた各領域内にそれぞれ光電変換素子24が設けられる。各光電変換素子24は、光電変換する入射光の色として、赤、緑、青のうちのいずれか一色が規則的に対応付けられ、対応付けられた色の入射光を選択的に透過させるカラーフィルタR、G、Bがそれぞれ受光面側に設けられる。
ここで、カラーフィルタRは、赤色の入射光を選択的に透過させる。また、カラーフィルタGは、緑色の入射光を選択的に透過させる。また、カラーフィルタBは、青色の入射光を選択的に透過させる。
本実施形態では、カラーフィルタR、G、Bがベイヤ配列となるように配置される。かかるベイヤ配列では、カラーフィルタGとカラーフィルタRとが交互に配置される行と、カラーフィルタBとカラーフィルタGとが交互に配置される行とが、列方向に交互に配置される。
以下、上面視においてカラーフィルタRが設けられる各領域を赤画素、カラーフィルタGが設けられる各領域を緑画素、カラーフィルタBが設けられる各領域を青画素と称する。また、これら赤画素、緑画素、青画素を総称する場合には、色画素と称する。
かかるピクセル部2では、例えば、図2に示す一つの赤画素R1の光電変換素子24は、本来、受光面側に設けられるカラーフィルタRを透過する赤色の入射光を光電変換し、受光量に応じた電荷を蓄積するべきものである。
しかし、CMOSセンサ1の多画素化および小型化に伴って画素ピッチが微細化した場合、赤画素R1の光電変換素子24には、白抜き矢印で示すように、周囲の色画素から本来受光すべきでない色の入射光が侵入することがある。
このとき、赤画素R1には、上面視上下左右の4方向から緑色の入射光が侵入し、左上、左下、右上、右下の4方向から青色の入射光が入射する場合がある。かかる場合、赤画素R1の光電変換素子24は、受光面(上面)から入射する本来受光すべき赤色の入射光に加え、隣設される画素から受光面以外の面(側面)を介して入射される緑や青の入射光まで光電変換して蓄積してしまう。これにより、撮像画像では、赤画素R1に対応する画素の色が本来の色よりも明るく発色される所謂混色という現象が発生して画質が劣化する。
そこで、CMOSセンサ1では、ピクセル部2が備える複数の光電変換素子24のうち、所定の光電変換素子24における受光面側に、受光面側から入射する入射光を遮光する遮光部Mが配置される画素(以下、「黒画素M1」と記載する)が設けられる。
そして、CMOSセンサ1では、補正部38(図1参照)が黒画素M1の光電変換素子24によって受光される入射光の受光量に基づいて、黒画素M1以外の色画素の光電変換素子24によって受光される入射光の受光量を補正する。
例えば、補正部38は、赤画素R1の光電変換素子24による受光量を補正する場合、まず、黒画素M1の光電変換素子24から読み出された電荷量に応じたデジタルの画像信号に基づいて、黒画素M1の受光量mを算出する。
ここで、黒画素M1の光電変換素子24は、受光面側に遮光部Mが設けられている。したがって、補正部38は、黒画素M1の受光量mを算出することで、黒画素M1の光電変換素子24へ隣設する色画素を介して斜め方向(受光面以外の方向)から侵入する白抜き矢印で示す入射光の受光量を算出することができる。
続いて、補正部38は、赤画素R1の光電変換素子24から読み出された電荷量に応じたデジタルの画像信号に基づいて、赤画素R1の受光量rを算出する。かかる赤画素R1の受光量rには、赤画素R1の光電変換素子24へカラーフィルタRを介して受光面から侵入した赤色の入射光の受光量と、隣設される色画素を介して斜め方向(受光面以外の方向)から侵入した入射光の受光量とが含まれる。
ここで、赤画素R1へ隣接する色画素から侵入する入射光の受光量と、黒画素M1へ隣接する色画素から入射する入射光の受光量とは、略同一と見なすことができる。そこで、補正部38は、赤画素R1の受光量rから黒画素M1の受光量mを減算して、赤画素R1の受光量rを補正する。
これにより、補正部38は、赤画素R1へ隣設される画素から侵入する入射光の成分が除外され、赤画素R1の光電変換素子24へカラーフィルタRを介して受光面から侵入した入射光の受光量に応じたデジタルの画像信号を生成して出力することができる。
また、補正部38は、赤画素R1以外の色画素についても同様に、各色画素の受光量から黒画素M1の受光量mを減算する補正を行うことにより、各色画素へ隣設される色画素から侵入する入射光の成分が除去されたデジタルの画像信号を生成して出力する。
さらに、補正部38は、黒画素M1に対応するデジタルの画像信号を出力する場合、黒画素M1近傍の色画素の受光量を用いて補間処理を行った画像信号を出力する。例えば、図2に示す例では、黒画素M1は、ベイヤ配列において本来赤画素が配置されるべき位置に配置されている。かかる場合、補正部38は、黒画素M1近傍における赤画素R1の補正された受光量に対応した画像信号を黒画素M1のデジタルの画像信号として出力する。
このように、CMOSセンサ1では、ピクセル部2に少なくとも1つの黒画素M1を設け、補正部38が黒画素M1の光電変換素子24によって受光される入射光の受光量に基づいて、黒画素M1以外の色画素の受光量を補正する。したがって、CMOSセンサ1によれば、ピクセル部2における有効画素数を大きく低減することなく、各色画素の受光量から各色画素へ隣設される色画素から侵入する入射光の受光量成分を除去することで、撮像画像の劣化を抑制することができる。
また、CMOSセンサ1では、黒画素M1近傍における色画素の補正された受光量を用いた補間処理によって、黒画素M1に対応した画像信号を生成して出力することができるので、黒画素M1を設けたことによる画素欠けを防止することができる。
なお、ここでは、補正部38が、1つの黒画素M1の受光量rを用いて全ての色画素の受光量を同様に補正する場合について説明したが、赤画素、緑画素、青画素について、それぞれ異なる補正処理を行ってもよい。
例えば、補正部38は、黒画素M1の光電変換素子24によって受光される入射光の受光量mに基づいて、黒画素M1の光電変換素子24に対応付けられた色以外の色が対応付けられた光電変換素子24における受光量の補正量を算出する構成であってもよい。これにより、各色画素の受光量をより精度よく補正することが可能となる。
具体的には、各色画素がベイヤ配列される場合、赤画素には、青画素と緑画素とが隣設され、緑画素には、赤画素と緑画素と青画素とが隣設され、青画素には、赤画素と緑画素とが隣設される。このように、赤画素、緑画素、青画素では、隣設される色画素の配置および色がそれぞれ異なる。そして、赤色、緑色、青色の入射光は、それぞれ波長が異なり、その波長によって光電変換素子24へ侵入する深さが異なる。
そこで、補正部38は、例えば、本来赤画素が配置されるべき位置に黒画素M1が配置される場合、各赤画素については、前述したとおり各赤画素の受光量から黒画素M1の受光量mを減算して正確な赤画素の受光量を算出する。
一方、緑画素について、補正部38は、黒画素M1の受光量mへ予め算出された緑画素用の係数を乗算することで補正量を算出し、算出した補正量を各緑画素の受光量から減算して、緑画素の正確な受光量を算出する。
また、青画素についても、補正部38は、黒画素M1の受光量mへ予め算出された青画素用の係数を乗算することで補正量を算出し、算出した補正量を各青画素の受光量から減算して、青画素の正確な受光量を算出する。
なお、緑画素用の係数および青画素用の係数としては、例えば、入射光の色の波長や各カラーフィルタR、G、Bの透光率等を考慮した試験またはシミュレーションに基づいて算出される適切な値が使用される。
これにより、補正部38は、隣設される色画素の色や配置を考慮した正確な補正量を用いて各色画素の受光量を補正することができるので、各色画素の受光量をより精度よく補正することが可能となる。なお、ここでは、ピクセル部2に1つの黒画素M1を設ける場合について説明したが、黒画素M1は、ピクセル部2内に複数設けられてもよい。かかる点については、図6以降を参照して後述する。
次に、図3を参照し、ピクセル部2の断面構造について説明する。図3は、第1の実施形態に係るピクセル部2の一部を示す断面視による説明図である。なお、図3には、図2に示すA−A´線によるピクセル部2の断面を模式的に示している。
図3に示すように、ピクセル部2は、例えば、シリコンウェハ等の半導体基板100上に設けられる。かかるピクセル部2は、下層(受光面とは逆側の層)側から順に、多層配線21が埋設された層間絶縁膜22、素子分離領域23によってそれぞれ電気的に分離される複数の光電変換素子24、平坦化膜25を備える。
また、複数の光電変換素子24のうち、色画素の光電変換素子24の受光面側には、平坦化膜25を介してカラーフィルタR、Gが設けられる。一方、黒画素のM1の光電変換素子24の受光面側には、平坦化膜25を介して遮光部Mが設けられる。さらに、これら各カラーフィルタR、Gおよび遮光部Mの上面には、入射光を各光電変換素子24へ集光するマイクロレンズMLが設けられる。
ここで、遮光部Mは、例えば、銅やアルミ等の遮光性を備えた金属膜によって形成される。なお、遮光部Mの材料は、銅やアルミに限定されるものではなく、遮光性を有するものであれば任意の材料であってもよく、入射光を反射する性質を備えた材料でもよい。
このように、遮光部Mは、黒画素M1における光電変換素子24の受光面側で、色画素の光電変換素子24の受光面側に設けられるカラーフィルタR、Gと同じ層に設けられる。これにより、黒画素M1の光電変換素子24は、受光面から侵入してくる入射光が遮光部Mによって遮光され、隣設する色画素を介して斜めから侵入してくる入射光を選択的に受光することができる。
したがって、補正部38は、色画素における光電変換素子24の受光量から、黒画素M1における光電変換素子24の受光量を減算することで、各色画素の光電変換素子24により本来受光されるべき色の入射光の受光量を精度よく算出することができる。
なお、ピクセル部2の構成は、図3に示すものに限定されるものではない。ここで、図4を参照し、変形例に係るピクセル部2aの構成について説明する。図4は、第1の実施形態の変形例に係るピクセル部2aの一部を示す断面視による説明図である。なお、ここでは、図4に示す構成要素のうち、図3に示す構成要素と同様の機能を備える構成要素については、図3と同一の符号を付することにより、その説明を省略する。
図4に示すように、ピクセル部2aは、光電変換素子24よりも上層の構成が図3に示すものとは異なり、平坦化膜25よりも下層の構成は、図3に示すものと同様である。このため、ここでは、ピクセル部2aにおける光電変換素子24よりも上層の構成について説明する。
ピクセル部2aでは、色画素の光電変換素子24の受光面上に平坦化膜25が設けられ、黒画素M1の受光面上に遮光部Mが設けられる。つまり、遮光部Mは、黒画素M1における光電変換素子24の受光面側で、色画素の光電変換素子24の受光面に設けられる平坦化膜25と同じ層に設けられる。
かかる遮光部Mにより、黒画素M1の光電変換素子24は、受光面から侵入してくる入射光が遮光部Mによって遮光され、隣設する色画素を介して斜めから侵入してくる入射光を選択的に受光することができる。
したがって、補正部38は、色画素における光電変換素子24の受光量から、黒画素M1における光電変換素子24の受光量を減算することで、各色画素の光電変換素子24により本来受光されるべき色の入射光の受光量を精度よく算出することができる。
また、ピクセル部2aでは、平坦化膜25が設けられる層のなかで、黒画素M1に対応する箇所に遮光部Mが設けられる。これにより、かかる遮光部Mは、平坦化膜25よりも上層にカラーフィルタR、G、BやマイクロレンズML等を形成する際のアライメントマークとして使用することができる。
すなわち、かかるピクセル部2aを形成する場合、光電変換素子24上に平坦化膜25および遮光部Mを形成した後、順次、カラーフィルタR、G、BとマイクロレンズMLとを形成する。このとき、カラーフィルタR、G、BおよびマイクロレンズMLは、対応する光電変換素子24上へ正確に位置合わせをして形成する必要がある。
このため、一般に、ピクセル部を形成する場合、カラーフィルタおよびマイクロレンズの形成位置を合わせるためのアライメントマークが半導体基板上に形成される。
これに対し、ピクセル部2aでは、例えば、光電変換素子24上に平坦化膜25を形成した後、平坦化膜25の所定位置に開口を形成して黒画素M1における光電変換素子24の受光面を露出させ、開口内に銅またはアルミを埋め込むことにより遮光部Mが形成される。
このように、ピクセル部2aを形成する場合には、平坦化膜25に開口を形成することで黒画素M1における光電変換素子24の受光面が露出されるので、光電変換素子24における受光面の正確な位置を取得することが可能である。そして、受光面上の正確な位置に遮光部Mが形成される。
したがって、ピクセル部2aを形成する場合には、遮光部Mをアライメントマークとして用いることで、別途アライメントマークを形成することなく、カラーフィルタR、G、BおよびマイクロレンズMLを正確に位置合わせして形成することができる。
なお、遮光部Mは、平坦化膜25と同じ層に形成される場合、図4に示す形状に限定されるものではない。例えば、遮光部Mは、下面形状が黒画素M1における光電変換素子24の受光面形状と一致し、上面形状が黒画素M1におけるカラーフィルタR下面形状と一致するように、上面から下面へ向けて側面がテーパー状に形成されてもよい。
かかる形状とした場合、黒画素M1の光電変換素子24は、遮光部Mの上面に設けられるカラーフィルタRの側面下端スレスレの位置を経由して、隣設される色画素から侵入する入射光まで受光することができる。
これにより、黒画素M1における光電変換素子24の受光量には、各色画素の光電変換素子24へ隣設される色画素を介して斜め方向から侵入する入射光の受光量が、より正確に反映される。したがって、上記したように遮光部Mの側面がテーパー状に形成されることにより、補正部38は、各色画素の受光量をより正確に補正することができるので、撮像画像の画質劣化をより一層抑制することができる。
次に、図5を参照し、補正部38が実行する処理の一例について説明する。図5は、第1の実施形態に係る補正部38が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図5に示すように、補正部38は、各光電変換素子24の受光量に応じたデジタルの画像信号を増幅部37から取得する(ステップS101)。そして、補正部38は、取得した画像信号から黒画素M1の画像信号を抽出し、黒画素M1の受光量を算出する(ステップS102)。
続いて、補正部38は、各色画素の受光量を算出し、算出した各色画素の受光量から黒画素M1の受光量mを減算する補正を行う(ステップS103)。その後、補正部38は、黒画素M1の受光量mを黒画素M1近傍における色画素の受光量で補間する処理を行う(ステップS104)。
このとき、補正部38は、黒画素M1の光電変換素子24に対応付けられている色と同色が対応付けられている周辺の光電変換素子24の受光量を、黒画素M1の光電変換素子24が受光した受光量とする補間処理を行う。
そして、補正部38は、ステップS103で補正された各色画素の受光量に応じたデジタルの画像信号、および、ステップS104で補間された黒画素M1の受光量に応じたデジタルの画像信号を出力して(ステップS105)、処理を終了する。
上述したように、第1の実施形態に係る固体撮像装置は、複数の光電変換素子と、遮光部と、補正部とを備える。複数の光電変換素子は、入射光を受光量に応じた量の電荷へ光電変換する。遮光部は、複数の光電変換素子のうち、所定の光電変換素子における受光面側に配置され、所定の光電変換素子へ受光面側から入射する入射光を遮光する。補正部は、所定の光電変換素子によって受光される入射光の受光量に基づいて、所定の光電変換素子以外の光電変換素子によって受光される入射光の受光量を補正する。
かかる固体撮像装置によれば、所定の光電変換素子以外の光電変換素子による受光量から、受光面以外の面によって受光される入射光の受光量を差引くことができるので、撮像画像の画質劣化を抑制することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るCMOSセンサについて説明する。第2の実施形態に係るCMOSセンサは、ピクセル部の構成が第1の実施形態に係るCMOSセンサ1と異なる。このため、ここでは、図6および図7を参照し、第2の実施形態に係るピクセル部2bについて説明する。
図6および図7は、第2の実施形態に係るピクセル部2bの一部を示す上面視による説明図である。なお、ここでは、便宜上、図6および図7に示す直交座標系におけるY軸の正方向を上、負方向を下、X軸の正方向を右、負方向を左として説明する。
第2の実施形態に係るCMOSセンサでは、遮光部Mが受光面側に配置される所定の光電変換素子24は、対応付けられる色毎に、少なくとも1以上設けられる。つまり、ピクセル部2bは、本来赤画素が配置される位置に設けられる1以上の黒画素と、本来緑画素が配置される位置に設けられる1以上の黒画素と、本来青画素が配置される位置に設けられる1以上の黒画素とを備える。
具体的には、図6に示すように、ピクセル部2bでは、上下左右に緑画素が配置され、左上、右上、左下、右下に赤画素が配置されている本来青画素が配置されるべき位置に青用の黒画素M2が設けられる。また、ここでは、図示しないが、ピクセル部2bでは、図2に示す黒画素M1の位置、つまり、本来赤画素が配置されるべき位置に、赤用の黒画素M1が設けられる。
また、図7に示すように、本来緑画素が設けられる位置は、上下に赤画素が配置され且つ左右に青画素が配置される第1の緑画素位置と、上下に青画素が配置され且つ左右に赤画素が配置される第2の緑画素位置との2種類がある。
このため、ピクセル部2bでは、本来緑画素が配置される第1の緑画素位置に緑用の第1黒画素M3が設けられ、本来緑画素が配置される第2の緑画素位置に緑用の第2黒画素M4が設けられる。
このようにピクセル部2bが構成される場合、補正部38は、赤画素R1(図2参照)の受光量から赤用の黒画素M1の受光量を差引くことで赤画素R1の受光量を補正する。また、補正部38は、青画素B1の受光量から青用の黒画素M2の受光量を差引くことで青画素B1の受光量を補正する。
さらに、補正部38は、第1の緑画素位置に位置する緑画素G1の受光量から緑用の第1黒画素M3の受光量を差引くことで第1の緑画素位置に位置する緑画素G1の受光量を補正する。また、補正部38は、第2の緑画素位置に位置する緑画素G2の受光量から緑用の第2黒画素M4の受光量を差引くことで、第2の緑画素位置に位置する緑画素G2の受光量を補正する。
なお、補正部38は、赤画素R1の補正された受光量に基づいて、赤用の黒画素M1の受光量を補間し、青画素B1の補正された受光量に基づいて、青用の黒画素M2の受光量を補間する。同様に、補正部38は、緑画素G1、G2の補正された受光量に基づいて、緑用の第1黒画素M3および第2黒画素M4の受光量を補間する。
このように、第2の実施形態に係る固体撮像装置では、遮光部が受光面側に配置される所定の光電変換素子は、対応付けられる色毎に、少なくとも1以上設けられる。そして、補正部は、所定の光電変換素子によって受光される入射光の受光量に基づいて、所定の光電変換素子に対応付けられた色と同色が対応付けられた光電変換素子によって受光される入射光の受光量を補正する。
したがって、第2の実施形態に係る固体撮像装置は、各光電変換素子に隣設される光電変換素子に対応付けられる色の配置に応じて、各光電変換素子の受光量を補正することができるので、撮像画像の画質劣化をより一層抑制することが可能となる。
(第3の実施形態)
次に、図8および図9を参照し、第3の実施形態に係るCMOSセンサについて説明する。第3の実施形態に係るCMOSセンサのピクセル部2cは、第1の実施形態に係るピクセル部2a、2bと同じ黒画素M1に加え、黒画素M1に隣設される色画素の受光量を補正するための黒画素をさらに備える。
図8および図9は、第3の実施形態に係るピクセル部2cの一部を示す上面視による説明図である。なお、ここでは、便宜上、図8および図9に示す直交座標系におけるY軸の正方向を上、負方向を下、X軸の正方向を右、負方向を左として説明する。
図8に示すように、ピクセル部2cは、周囲が色画素11〜18によって囲まれた黒画素M1を備える。ここで、色画素11は、右下以外の方向から本来受光すべきでない入射光が侵入するおそれがある。
また、色画素12は下方向、色画素13は左下方向、色画素14は右方向、色画素15は、左方向、色画素16は右上方向、色画素17は上方向、色画素18は左上方向、以外の方向から本来受光すべきでない入射光が入射するおそれがある。
このため、黒画素M1の周囲に配置される色画素11〜18の受光量をより正確に補正するには、これらの色画素11〜18によって受光される本来受光すべきでない入射光の受光を取得する必要がある。
そこで、第3の実施形態に係るピクセル部2cは、図9に示すように、黒画素M1に加え、周縁部近傍に8個の黒画素M11〜M18が設けられる。さらに、黒画素M11の右下、黒画素M12の下、黒画素M13の左下、黒画素M14の右、黒画素M15の左、黒画素M16の右上、黒画素M17の上、黒画素M18の左上にも、それぞれ黒画素が設けられる。
これにより、黒画素M11は右下、黒画素M12は下、黒画素M13は左下、黒画素M14は右、黒画素M15は左、黒画素M16は右上、黒画素M17は上、黒画素M18は左上、以外の方向から侵入する入射光を受光する。つまり、黒画素M11〜M18は、図8に示す色画素11〜18が本来受光すべきでない入射光をそれぞれ受光する。
したがって、補正部38は、色画素11の受光量から黒画素M11の受光量を差引くことで色画素11の受光量を正確に補正することができる。同様に、補正部38は、色画素12〜18の各受光量から、黒画素M12〜M18の各受光量をそれぞれ差引くことで、色画素12〜18の受光量を正確に補正することができる。
上述したように、第3の実施形態に係る固体撮像装置によれば、黒画素の周囲に配置される色画素の受光量についても正確に補正することができるので、撮像画像の画質劣化をさらに抑制することができる。
(第4の実施形態)
次に、図10を参照し、第4の実施形態に係るCMOSセンサについて説明する。図10は、第4の実施形態に係るピクセル部2dの一部を示す上面視による説明図である。なお、ここでは、便宜上、図10に示す直交座標系におけるY軸の正方向を上、負方向を下、X軸の正方向を右、負方向を左として説明する。
図10に示すように、ピクセル部2dは、周縁部に8個の黒画素M21〜M28が設けられる。具体的には、黒画素M21はピクセル部2dの左上角、黒画素M23はピクセル部2dの右上角、黒画素M26はピクセル部2dの左下角、黒画素M28はピクセル部2dの右下角にそれぞれ設けられる。さらに、黒画素M21の右および下、黒画素M23の左および下、黒画素M26の上および右、黒画素M28の上および左にも、それぞれ黒画素が設けられる。
また、黒画素M22はピクセル部2dの上端、黒画素M24はピクセル部2dの左端、黒画素M25はピクセル部2dの右端、黒画素M27はピクセル部2dの下端に、それぞれ設けられる。さらに、黒画素M22の左右と左下と右下、黒画素M24の上下と右上と右下、黒画素M25の上下と左上と左下、黒画素M27の左右と左上と右上にも、それぞれ黒画素が設けられる。
これにより、黒画素M21へは右下から、黒画素M22へは下から、黒画素M23には左下から、黒画素M24には右から、黒画素M25には左から、黒画素M26へは右上から、黒画素M27へは上から、黒画素M28へは左上から入射光が選択的に入射する。
したがって、補正部38は、周囲に黒画素が存在しない色画素については、これら黒画素M21〜M28の受光量の合計を各色画素の受光量から差引くことで、各色画素の受光量を正確に補正することができる。
また、補正部38は、周囲に黒画素が存在する色画素については、これら黒画素M21〜M28の受光量のうちいずれかを適切に組み合わせた合計を各色画素の受光量から差引くことで各色画素の受光量を正確に補正することができる。
なお、補正部38は、図10に示す各黒画素の受光量についても、黒画素の周囲に位置する色画素の補正された受光量に基づいて補間する。つまり、補正部38は、各黒画素の光電変換素子24と同色が対応付けられた色画素における光電変換素子24の補正された受光量を用いて黒画素の受光量を補間する。
また、補正部38は、補正対象の色画素に隣設される各色画素の色に応じた所定の係数(例えば、第1の実施形態に記載の係数)を、補正に使用する黒画素M21〜M28の受光量へ乗算して、補正対象の色画素の受光量から差引く補正を行うこともできる。
なお、図10に示す黒画素は、第1〜第3の実施形態に記載のピクセル部2、2a、2b、2cに設けられてもよい。これにより、補正部38は、図10に示す黒画素M21〜M28の受光量を適宜選択して補正に用いることにより、各黒画素に隣設される色画素の受光量をより正確に補正することができる。
上述したように、第4の実施形態に係る固体撮像装置によれば、黒画素に隣設される任意の色画素についても、各色画素の受光量を正確に補正することができるので、撮像画像の画質劣化をさらに抑制することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 CMOSセンサ、 2、2a、2b、2c、2d ピクセル部、 11〜18 色画素、 21 多層配線、 22 層間絶縁膜、 23 素子分離領域、 24 光電変換素子、 25 平坦化膜、 31 タイミングジェネレータ、 32 垂直選択部、 33 水平選択部、 34 サンプリング部、 35 ゲインコントロール部、 36 A/D変換部、 37 増幅部、 38 補正部、 100 半導体基板、 R、G、B カラーフィルタ、 R1 赤画素、 B1 青画素、 G1、G2 緑画素、 M 遮光部、 M1、M11〜M18、M2〜M4、M21〜M28 黒画素、 ML マイクロレンズ

Claims (5)

  1. 光電変換する入射光の色として、3原色のうちのいずれか一色がそれぞれ規則的に対応付けられ、入射光を受光量に応じた量の電荷へ光電変換する複数の光電変換素子と、
    前記複数の光電変換素子のうち、所定の光電変換素子における受光面側に配置され、該所定の光電変換素子へ受光面側から入射する入射光を遮光する遮光部と、
    前記所定の光電変換素子に対応付けられた色と異なる色が対応付けられた光電変換素子によって受光される入射光の受光量から、前記所定の光電変換素子によって受光される入射光の受光量に対して前記異なる色に応じた所定の係数を乗算した受光量を減算することで、前記異なる色が対応付けられた光電変換素子によって受光される入射光の受光量を補正する補正部と
    を備えることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記遮光部は、
    前記所定の光電変換素子以外の光電変換素子の受光面側に設けられるカラーフィルタと同じ層に設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記遮光部は、
    前記所定の光電変換素子以外の光電変換素子の受光面上に設けられる平坦化膜と同じ層に設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  4. 記補正部は、
    前記所定の光電変換素子に対応付けられた色と同色が対応付けられた光電変換素子によって受光される入射光の受光量から、前記所定の光電変換素子によって受光される入射光の受光量を減算することで、前記同色が対応付けられた光電変換素子の受光量を補正する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の固体撮像装置。
  5. 前記補正部は、
    前記所定の光電変換素子に対応付けられた色と同色が対応付けられた光電変換素子の補正後の受光量に基づいて、該所定の光電変換素子によって受光される入射光の受光量を補間する
    ことを特徴とする請求項4に記載の固体撮像装置。
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