JP5786805B2 - 組電池 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電池を連結した組電池に関する。
人工衛星や惑星探査機(以下、「衛星等」とする。)においては、衛星等が太陽光により照らされる期間中に、太陽電池により発電された電力を利用する。このとき太陽電池により発電された電力のうちの余剰電力は蓄電池に蓄積され、例えば衛星等が地球や他の惑星等の影に入ったときのような太陽光により照らされていない期間中に、蓄電池に蓄積された電力が利用される。
ここで、衛星等には、複数の蓄電池が組み合わされてなる組電池が利用される。従来、衛星等に利用される組電池としては、複数の蓄電池と、複数の蓄電池の間に配置される板状部材と、複数の蓄電池および板状部材を締結する締結部材とにより構成される組電池が知られている。複数の蓄電池に挟まれている板状部材は、金属からなり、ヒータが取り付けられている。板状部材は、宇宙環境において蓄電池の温度を最適に保つために、蓄電池からの熱を奪って宇宙空間への放熱を促したり、ヒータからの熱を蓄電池に伝えたりする。このような構成とすることで、組電池は、蓄電池の温度が大きい場合には板状部材に放熱し、また、蓄電池の温度が小さい場合にはヒータが板状部材を加熱することにより蓄電池を加熱することで、組電池全体を適温に調整している(特許文献1参照)。
実開平2−128368号公報
ところで、組電池の構成材料を樹脂とした場合、樹脂はほとんどの材料が脱ガス性を有するため、宇宙環境においては基板などに悪影響を与える。このため、組電池には、金属材料が使われることが多い。一方で、蓄電池の容器は、容器を構成する金属固有の電位を有している。このため、特許文献1の組電池のように、複数の蓄電池が直接接触する状態、または、金属の板状部材を複数の蓄電池の間に介した状態で並べたものを締結部材により締結する場合、隣接する蓄電池の容器が有する電位に影響されて、容器が溶け出したり、その反対に容器の内側に電解液に含まれる物質が析出したり、容器の一部が溶解しやすい物質に化学変化したりする恐れがある。この問題を防ぐため、各蓄電池の周囲を絶縁フィルムなどで覆うことにより、複数の蓄電池の容器間を絶縁することが行われている。
しかしながら、上記絶縁フィルムは組電池を組み立てる際の外力や異物などの影響で破損しやすいため、上記絶縁フィルムを使用することにより複数の蓄電池の容器間の絶縁を図る従来の組電池は、当該絶縁を確実にするという意味では信頼性が低いという欠点があった。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、蓄電池間の絶縁をより確実にできる組電池を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一形態に係る組電池は、金属製の第一容器を有する第一電池と、金属製の第二容器を有する第二電池と、前記第一容器および前記第二容器の間に配置され、前記第一容器と接する第一面と、前記第一面の反対側の面であって、前記第二容器と接する第二面とが絶縁されている仕切部材とを備え、前記仕切部材は、複数層からなり、その内の一層が金属層であり、かつ、その内の一層が絶縁層である構造を有する。
これによれば、仕切部材は、複数層の内の一層が絶縁層であることにより、第一電池と接する第一面と、第二電池と接する第二面とを絶縁している。このため、第一電池と第二電池との間の電位が異なる場合であっても、第一電池の第一容器と第二電池の第二容器との間を仕切部材により確実に絶縁することができる。それ故、第一電池または第二電池が腐食することを防ぐことができ、組電池の信頼性が高くなる。
また、仕切部材は、複数層の内の一層が金属層であることにより、第一電池または第二電池からの放熱を向上させることができる。つまり、仕切部材は、第一電池および第二電池の間の絶縁性能を向上でき、かつ、第一電池または第二電池からの放熱性を向上できる。
また、前記仕切部材は、前記金属層と前記絶縁層との配置位置が対称となるように前記金属層および前記絶縁層が積層されてなってもよい。
これによれば、仕切部材の第一面に接する第一電池と、第二面の接する第二電池との間の熱的環境を等しくすることができる。これにより、複数の電池の性能が偏ることを防ぐことができる。
また、前記仕切部材は、前記絶縁層の両面を金属層で挟み込んだ三層構造を有してもよい。
これによれば、仕切部材は、二層の金属層の間に一層の絶縁層が挟み込まれた三層構造を有する。このため、仕切り部材の第一面と第二面との間を確実に絶縁できる。
また、前記第一容器および前記第二容器は、その外周面が絶縁シートにより覆われていてもよい。
これによれば、第一容器および第二容器は、その外周面が絶縁シートにより覆われているため、絶縁シートは、仕切部材による絶縁とともに、第一電池および第二電池の間を絶縁している。このため、第一電池および第二電池の間を確実に絶縁できる。
また、前記第一電池、前記第二電池および前記仕切板を締結し、かつ、前記複数の電池の間を導電しない締結部材を備えてもよい。
これによれば、複数の電池は、導電しない材料からなる締結部材により締結されることにより組電池を形成している。このため、組電池は、複数の蓄電池間において電位差が生じた場合であっても、複数の蓄電池間において電流が流れないように複数の蓄電池を締結することができる。
また、前記仕切部材は、前記第一電池および前記第二電池の膨張および収縮を吸収する膨張収縮領域を有してもよい。
これによれば、複数の電池の間に配置される仕切部材は、電池の膨張および収縮に追従する膨張収縮領域を有するため、電池の厚みが電池の充放電反応や寿命進行に伴う内部極板の膨潤などにより変化した場合であっても、その電池の変形を仕切部材が吸収することができる。このため、上述の絶縁効果に加え、極板の物理的な劣化やセパレータの目つぶれなどが起こることを防ぐことができ、電池性能の低下を防ぐことができる。
本発明に係る組電池によれば、第一電池の第一容器または第二電池の第二容器が腐食することを防ぐことができる。
本実施の形態1−3に係る組電池の外観を模式的に示す斜視図である。 図1の組電池のII−II断面図である。 実施の形態1に係る仕切部材の分解斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る組電池の図1におけるIV−IV断面図である。 実施の形態2に係る組電池の内の1つの蓄電池と、当該蓄電池に隣接する1枚の仕切部材との関係を示す分解斜視図である。 (a)が、蓄電池が膨張していない場合の図4のB1部分の拡大図であり、(b)が、蓄電池が膨張している場合の図4のB1部分の拡大図である。 本発明の実施の形態3に係る組電池の図1におけるVII−VII断面図である。 実施の形態3に係る組電池の内の1つの蓄電池と、当該蓄電池に隣接する1枚の仕切部材との関係を示す分解斜視図である。 実施の形態3の他の形態に係る組電池の内の1つの蓄電池と、当該蓄電池に隣接する1枚の仕切部材との関係を示す分解斜視図である。 他の実施の形態に係る組電池の内の1つの蓄電池と、当該蓄電池に隣接する1枚の仕切部材との関係を示す分解斜視図である。 他の実施の形態に係る組電池の内の1つの蓄電池と、当該蓄電池に隣接する1枚の仕切部材との関係を示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置および接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲だけによって限定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1−3に係る組電池10の外観を模式的に示す斜視図である。図2は、図1の組電池10のII−II断面図である。図3は、実施の形態1に係る仕切部材100の分解斜視図である。
図1および図2に示すように、組電池10は、金属製の第一容器を有する第一電池としての蓄電池300(例えば、図2の3個の蓄電池300の内の左側の蓄電池300)と、金属製の第二容器を有する第二電池としての蓄電池300(例えば、図2の3個の蓄電池300の内の中央の蓄電池300)と、第一容器および第二容器の間に配置され、第一容器と接する側の第一面S1と、第一面S1の反対側の面であって、第二容器と接する第二面S2とが絶縁されている仕切部材100とを備える。なお、本実施の形態1では、第一電池および第二電池は同じ構成の蓄電池300である。また、組電池10は、さらに、複数の蓄電池および仕切部材100を締結し、かつ、複数の蓄電池300の間を導電しない締結部材200を備える。複数の蓄電池300は、その外周面が絶縁シート350により覆われている。組電池10は、さらに、複数の蓄電池300および仕切部材100の並び方向(以下、「X軸方向」とする。)外側に配置される2枚の外板部材150を備える。なお、仕切部材100は、X軸方向に対して垂直な方向(以下、「Y軸方向」とする。)、並びに、X軸方向およびY軸方向に対して垂直な方向(以下、「Z軸方向」とする。)に延びる板状の部材である。
そして、締結部材200は、複数(実施の形態1では4本)のボルト210と、複数のボルト210のそれぞれに対応する複数(実施の形態1では4つ)のナット220とからなる。複数のボルト210および複数のナット220は、共に金属製である。仕切部材100および外板部材150は、蓄電池300の周縁部外側の領域に、複数のボルト210のそれぞれを貫通させる複数の貫通孔140を有する。仕切部材100、2枚の外板部材150および複数の蓄電池300は、仕切部材100および2枚の外板部材150に形成される複数の貫通孔140が複数のボルト210に貫通された状態で、組みとなるボルト210およびナット220によって両側の外板部材150同士が外側から締め付けられることにより締結される。締結部材200は、具体的には、ボルト210およびナット220の仕切部材100および外板部材150と接触する部分が絶縁チューブ、絶縁ワッシャー等の絶縁部材(図示せず)により絶縁されており、その結果、複数の蓄電池300の間を導電しない構造となっている。なお、締結部材200は、金属製の複数のボルト210および複数のナット220の仕切部材100および外板部材150と接触する位置において、絶縁チューブ等を挟みこむことで蓄電池300間において導電しないようにしているが、これに限らずに絶縁性を有する材料からなる複数のボルト210および複数のナット220を採用することにより蓄電池300間において導電しないようにしてもよい。例えば、絶縁性を有するボルト210およびナット220の材料としては、PPS(Poly Phenylene Sulfide Resin)などの脱ガス性の無いスーパーエンジニアリングプラスチックやセラミックなどが考えられる。つまり、組電池10は、複数の外板部材150および仕切部材100と、複数の蓄電池300とが、交互にX軸方向に並んでおり、X軸方向に並んだ複数の外板部材150および仕切部材100と、複数の蓄電池300とが締結部材200によりX軸方向の外側に広がらないようにX軸方向の内側に向けて拘束されることにより締結されてなる。このように、締結部材200は、X軸方向に並んだ複数の外板部材150および仕切部材100と、複数の蓄電池300とのX軸方向の幅が所定の幅となるように規制する規制部材である。
なお、仕切部材100には、蓄電池300を加熱するための図示しないヒータが備えられており、蓄電池300が所定温度よりも低くなった場合に仕切部材100を介して蓄電池300を加熱する。また、複数の蓄電池300は、正極端子310および負極端子320が直列に接続されるように図示しないリード線により接続される。なお、リード線による複数の蓄電池300の接続は、直列に限定されるものではなく並列であってもよいし、直列と並列とを組み合わせたものであってもよい。
蓄電池300は、電気を充電し、また、電気を放電することのできる二次電池であり、より具体的には、リチウムイオン二次電池などの非水電解質電池である。図1および図2に示すように、蓄電池300は、容器340と、正極端子310と、負極端子320とを備える。容器340は、図3に示すように、上壁である蓋板341を備えている。また、容器340の内方には、発電要素330と、図示しない正極集電体および負極集電体が配置されている。なお、蓄電池300の容器340の内部には電解液などの液体が封入されているが、当該液体の図示は省略する。また、蓄電池300は、非水電解質電池には限定されず、非水電解質電池以外の二次電池であってもよい。
容器340は、図3に示すように、金属(例えば、アルミニウム)からなる長円筒形状で底を備える容器本体342と、当該容器本体342の開口を閉塞する金属(例えば、アルミニウム)製の蓋板341とで構成されている。また、容器340は、発電要素330等を内部に収容後、蓋板341と容器本体342とが溶接等されることにより、内部を密封することができるものとなっている。なお、長円筒形状の容器本体342の円筒軸の方向を「Z軸方向」とする。
発電要素330は、詳細な図示は省略するが、正極と負極とセパレータとを備え、電気を蓄えることができる部材である。正極は、アルミニウム箔からなる長尺帯状の正極基材シートの表面に正極活物質層が形成されたものである。負極は、銅箔からなる長尺帯状の負極基材シートの表面に負極活物質層が形成されたものである。セパレータは、樹脂からなる微多孔性のシートである。そして、発電要素330は、負極と正極との間にセパレータが挟み込まれるように、セパレータを介して負極および正極を捲回して形成され、全体が長円形状とされている。
さらに詳しくは、上記正極および上記負極は、上記セパレータを介し、長尺帯状の幅方向に互いにずらして、当該幅方向に沿う回転軸を中心に長円形状に捲回されている。そして、上記正極および上記負極は、それぞれのずらす方向の端縁部を活物質層の非形成部とすることにより、捲回軸の一端側には、正極活物質層が形成されていない正極基材であるアルミニウム箔が露出し、捲回軸の他端側には、負極活物質層が形成されていない負極基材である銅箔が露出している。また、発電要素330の捲回軸方向の両端部には正極集電体および負極集電体が上記捲回軸方向と垂直方向に延びて配置されている。なお、発電要素330は、正極基材が露出している側の端部が容器本体342の底面側になるように、負極基材が露出している側の端部が蓋板341側になるように容器本体342に挿入される。
ここで、正極活物質としては、LiMPO、LiMSiO、LiMBO(MはFe、Ni、Mn、Co等から選択される1種または2種以上の遷移金属元素)等のポリアニオン化合物、チタン酸リチウム、マンガン酸リチウム等のスピネル化合物、LiMO(MはFe、Ni、Mn、Co等から選択される1種または2種以上の遷移金属元素)等のリチウム遷移金属酸化物等を用いることができる。
また、負極活物質としては、リチウムイオンを吸蔵放出可能な負極活物質であれば、適宜公知の材料を使用できる。例えば、リチウム金属、リチウム合金(リチウム−ケイ素、リチウム−アルミニウム、リチウム−鉛、リチウム−錫、リチウム−アルミニウム−錫、リチウム−ガリウム、およびウッド合金等のリチウム金属含有合金)の他、リチウムを吸蔵または放出可能な合金、炭素材料(例えば黒鉛、難黒鉛化炭素、易黒鉛化炭素、低温焼成炭素、非晶質カーボン等)、ケイ素酸化物、金属酸化物、リチウム金属酸化物(LiTi12等)、ポリリン酸化合物などが挙げられる。なお、同図では、発電要素330の形状としては長円形状を示したが、円形状または楕円形状でもよい。
正極端子310は、発電要素330の正極に電気的に接続された電極端子であり、負極端子320は、発電要素330の負極に電気的に接続された電極端子である。つまり、正極端子310および負極端子320は、発電要素330に蓄えられている電気を蓄電池300の外部空間に導出し、また、発電要素330に電気を蓄えるために蓄電池300の内部空間に電気を導入するための金属製の電極端子である。また、正極端子310および負極端子320は、発電要素330の上方に配置された蓋板341に取り付けられている。
正極集電体は、発電要素330の正極と容器340の底面との間に配置され、容器340の側面と発電要素330の側面との間を沿わせて蓋板341の下面まで延びており、正極端子310と発電要素330の正極とに電気的に接続される導電性と剛性とを備えた部材である。なお、正極集電体は、発電要素330の正極と同様、アルミニウムまたはアルミニウム合金で形成されている。
負極集電体は、発電要素330の負極と容器340の蓋板341との間に配置され、負極端子320と発電要素330の負極とに電気的に接続される導電性と剛性とを備えた部材である。なお、負極集電体は、発電要素330の負極と同様、銅または銅合金で形成されている。
仕切部材100および外板部材150は、本実施の形態1では全く同じ構成であるので、ここでは仕切部材100の構成についてのみ説明する。
仕切部材100は、複数層(本実施の形態では三層)からなり、その内の一層が金属(例えばアルミニウム)層であり、かつ、その内の一層が絶縁(例えばPPS)層である構造を有する。そして、仕切部材100は、金属層と絶縁層との配置位置が対称となるように金属層および絶縁層が積層されてなる。具体的には、図3に示すように、仕切部材100は、金属層である第一板部110と、金属層である第二板部120と、第一板部110および第二板部120の間に配置される絶縁層である第三板部130とを有する。なお、第一板部110、第二板部120、および第三板部130は、同じ形状である。ただし、第一板部110、第二板部120、および第三板部130は、同じ形状であることに限らずに、金属層と絶縁層との配置位置が対称であればよいため、絶縁層である第三板部130のX軸方向の厚みのみが第一板部110および第二板部120とは異なる構成のものであってもよい。また、第一板部110、第二板部120は、アルミニウムに限らずに、金属製であればよく、銅などであってもよい。
また、第一板部110は複数(本実施の形態1では4つ)の第一貫通孔141を有し、第二板部120は複数(本実施の形態1では4つ)の第二貫通孔142を有し、第三板部130は複数(本実施の形態1では4つ)の第三貫通孔143を有する。第一貫通孔141、第二貫通孔142および第三貫通孔143は、第一板部110、第二板部120および第三板部130が重ねられて仕切部材100を形成したときに、互いに重なって複数の貫通孔140を形成する位置に、それぞれが第一板部110、第二板部120および第三板部130に設けられる。仕切部材100は、第一板部110、第二板部120および第三板部130が接合されずに締結部材200による締結によって固定される。なお、締結部材により固定されることに限らずに、第一板部110、第二板部120および第三板部130が重ねられた状態で、接着剤により接合されてもよい。
このような構成とすることにより、仕切部材100は、複数の蓄電池300の並び方向(X軸方向)の一方の側に配置される蓄電池300(例えば第一電池)と接する第一面S1と、第一面S1のX軸方向の他方の側(反対側)に配置される蓄電池300(例えば第二電池)と接する第二面S2とが絶縁されている。
本実施の形態に係る組電池10によれば、仕切部材100は、三層の内の一層が絶縁層としての第三板部130であることにより、X軸方向の一方の側の蓄電池300に接する第一面S1と、X軸方向の他方の側の蓄電池300に接する第二面S2とを絶縁している。このため、第一電池の第一容器と第二電池の第二容器との間の電位が異なる場合であっても、第一容器と第二容器との間を仕切部材100により絶縁しているため、第一容器または第二容器が腐食することを防ぐことができる。つまり、仕切部材100は、組電池10を構成する3個の蓄電池300の容器340が腐食することを防ぐことができる。
また、本実施の形態に係る組電池10によれば、仕切部材100は、複数層の内の二層が金属層の第一板部110および第二板部120である。つまり、仕切部材100は、複数層の内の少なくとも一層が金属層であることにより、第一電池または第二電池からの放熱を向上させることができる。つまり、仕切部材100は、第一電池および第二電池の間の絶縁性能を向上でき、かつ、第一電池または第二電池からの放熱性を向上できる。
また、本実施の形態に係る組電池10によれば、仕切部材100は、蓄電池300と接する側の第一面S1を形成する第一板部110と、反対側の蓄電池300と接する側の第二面S2を形成する第二板部120とが同形状の金属である。そして、第一板部110と第二板部120との間には、絶縁層である第三板部130が配置される。このように、仕切部材100は、金属層と絶縁層との配置位置が対称となるように金属層および絶縁層が積層されてなるため、仕切部材の第一面に接する第一電池と、第二面の接する第二電池との間の熱的環境を等しくすることができる。これにより、複数の蓄電池300の性能が偏ることを防ぐことができる。
また、仕切部材100は、絶縁層の両面を金属層で挟み込んだ三層構造であるため、仕切部材100の第一面S1と第二面S2との間を確実に絶縁できる。例えば、仕切部材100に絶縁層がない場合であっても、蓄電池300の外周を覆っている絶縁シート350のみにより複数の蓄電池300間の絶縁が図られることになる。しかし、この場合には、複数の蓄電池300と仕切部材100および外板部材150とを並べて締結部材200により締結するときに、絶縁シート350が破れてしまえば絶縁を確実に行うことができない。そこで、本実施の形態1のように、絶縁層である第三板部130が予め第一板部110および第二板部120により挟み込まれるように仕切部材100を構成することにより、組電池10を組み立てるときに絶縁シート350が破れてしまっても確実に仕切部材100により複数の蓄電池300間の絶縁を確保することができる。
また、本実施の形態1に係る組電池10によれば、仕切部材100によって複数の蓄電池300の間の絶縁を図る他に、さらに、蓄電池300の容器340の外周を絶縁シート350により覆っている。つまり、絶縁シート350は、仕切部材100による絶縁とともに、隣接する複数の蓄電池300の間を絶縁している。これにより、仕切部材100と絶縁シート350による二重絶縁を行うことになり、隣接する複数の蓄電池300の間をより確実に絶縁できる。
また、本実施の形態1に係る組電池10によれば、複数の蓄電池300は、導電しない材料からなる締結部材200により締結されることにより組電池10を形成している。このため、組電池10は、複数の蓄電池300間において電位差が生じた場合であっても、複数の蓄電池300間において電流が流れないように複数の蓄電池300を締結することができる。
なお、上記実施の形態1に係る組電池10では、仕切部材100は、金属層である第一板部110および第二板部120と絶縁層である第三板部130との配置位置が対称となるように金属層および絶縁層が積層されてなるが、絶縁性を確保するという観点からは対称な構造に限らずに、非対称であっても第一面と第二面とが絶縁されていればよい。例えば、金属層と絶縁層との二層構造であってもよいし、上記二層の金属層の厚みが異なっていてもよい。
また、上記実施の形態1に係る組電池10では、仕切部材100は、金属層である第一板部110および第二板部120と絶縁層である第三板部130とからなる三層構造であるが、温度制御を容易にするという観点からは上記三層構造のみに限らずに、当該三層構造を有していれば、例えば四層、五層、六層、七層構造などであってもよい。つまり、三層構造を少なくとも有していれば、両側に配置された蓄電池300との間の熱の授受を最も近い金属層により行わせることができるため蓄電池300の温度制御を行いやすくできる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る組電池20の図1におけるIV−IV断面図である。図5は、実施の形態2に係る組電池20の内の1つの蓄電池300と、当該蓄電池300に隣接する1枚の仕切部材500との関係を示す分解斜視図である。
上記実施の形態1に係る組電池では、仕切部材100は、第一板部110、第二板部120、および第三板部130とからなるが、実施の形態2の係る組電池20は、仕切部材500が第一板部110と、第二板部120と、第一板部110と第二板部120とが離間された状態を維持する規制部501とからなる点が実施の形態1に係る組電池10と異なる。つまり、仕切部材500は、第三板部130の代わりに、規制部501となった点が異なる。したがって、仕切部材500の構成のみ説明し、実施の形態1に係る組電池10と同じ構成要素には、同じ符号を付し、その説明を省略する。
仕切部材500は、図4および図5に示すように、蓄電池300と接する第一板部110と、第一板部110と対向して設けられる第二板部120と、第一板部110と第二板部120とが離間された状態を維持する規制部501とを有する。第一板部110および第二板部120は、長辺がZ軸方向に延び、かつ、短辺がY軸方向に延びる長方形の板状部材である。規制部501は、長辺がZ軸方向に延び、短辺がY軸方向に延びる長方形の板状部材であり、例えばPPSなどのスーパーエンジニアリングプラスチックからなる。第一板部110および第二板部120と、規制部501とは、Z軸方向の長さが等しい。また、規制部501の短辺は第一板部110および第二板部120の短辺の1/2よりも短い。第一板部110と第二板部120とは、同一形状の部材である。仕切部材500は、第一板部110および第二板部120の長辺と、規制部501の長辺とが揃うように、第一板部110および第二板部120の間に規制部501が挟み込まれることにより構成される。つまり、仕切部材500は、第一板部110、第二板部120および規制部501の三層構造となっており、その長辺が互いに重なる。そして、仕切部材500は、第一板部110および第二板部120の間であって、2枚の規制部501の間に空間(膨張収縮領域A1)を有する。つまり、膨張収縮領域A1は、第一板部110と第二板部120との間に設けられる空間であり、2枚の規制部501の間に形成される空間である。
また、図5に示すように、蓄電池300と仕切部材500とは、蓄電池300の接触面C1と第一板部110の接触面C2とが接触している。つまり、蓄電池300と仕切部材500とは面接触しており、接触面C1と接触面C2との位置および大きさは一致する。接触面C1(接触面C2)をX軸方向に向けて投影したときに規制部501が第一板部110に接触する面と同一の面に投影される投影面C3は、2枚の規制部501の間の空間である膨張収縮領域A1に含まれる位置および大きさである。2枚の規制部501の短辺の長さは、膨張収縮領域A1に投影面C3が含まれる位置および大きさとなるように設計されている。これにより、仕切部材500に対する蓄電池300の位置に対応する領域に、膨張収縮領域A1が設けられることになる。なお、規制部501の位置および大きさは、投影面C3を含むように設けられる必要は必ずしもなく、蓄電池300の位置および大きさに対応する位置および大きさであって、特に、蓄電池300の膨張および収縮の変動が最も大きい領域を少なくとも含む領域を内包する位置および大きさであればよい。
図6(a)は、蓄電池300が膨張していない場合の図4のB1部分の拡大図であり、図6(b)は、蓄電池300が膨張している場合の図4のB1部分の拡大図である。
蓄電池300は、充放電反応を繰り返すこと、または、経年劣化に伴って発電要素330を構成する内部極板(正極または負極)の膨潤などにより膨張する。仕切部材500は蓄電池300の膨張および収縮に追従する膨張収縮領域A1を有するため、膨張収縮領域A1は、蓄電池300の容器340の体積が変動する場合に、容器340の体積変動に追従する。具体的には、仕切部材500に設けられた膨張収縮領域A1は、図6に示すように、蓄電池300が膨張していない状態(図6(a)参照)から蓄電池300が膨張している状態(図6(b)参照)に蓄電池300が膨張すれば、蓄電池300の膨張に追従してその体積が小さくなる。反対に、蓄電池300が膨張している状態から蓄電池300が膨張していない状態に蓄電池が収縮すれば、蓄電池の収縮に追従してその体積が大きくなる(元に戻る)。
本実施の形態2に係る組電池20によれば、複数の蓄電池300の間に配置される仕切部材500は、蓄電池300の膨張および収縮に追従する膨張収縮領域A1を有するため、蓄電池300の厚み(X軸方向の幅)が蓄電池300の充放電反応や寿命進行に伴う内部極板の膨潤などにより変化した場合であっても、その蓄電池300の変形を仕切部材500が吸収することができる。このため、極板の物理的な劣化やセパレータの目つぶれなどが起こることを防ぐことができ、電池性能の低下を防ぐことができる。また、規制部501は実施の形態1の仕切部材100の第三板部130と同様に絶縁部材であるため、仕切部材500は実施の形態1の仕切部材100と同様の絶縁性能を有する。
また、本実施の形態2に係る組電池20によれば、仕切部材は、第一板部110と第二板部120との間隔を保持するための規制部501を有し、かつ、第一板部110と第二板部120との間での領域であって、仕切部材500の蓄電池300と当接する部分である接触面C2に対応する投影面C3においては規制部501が存在しない膨張収縮領域A1が形成されているため、第一板部110と第二板部120との間での領域であって、仕切部材500の蓄電池300と当接する部分に対応する領域である投影面C3を含む領域は、物体が存在しない空間となっている。このため、仕切部材500は、当該空間により蓄電池300の膨張を吸収できる。
(実施の形態3)
図7は、本発明の実施の形態3に係る組電池30の図1におけるVII−VII断面図である。図8は、実施の形態3に係る組電池30の内の1つの蓄電池300と、当該蓄電池300に隣接する1枚の仕切部材600との関係を示す分解斜視図である。
上記実施の形態2に係る組電池20では、仕切部材500は、第一板部110、第二板部120、および規制部501とからなるが、実施の形態3に係る組電池30は、仕切部材600が、さらに、弾性体610を有する点が実施の形態2に係る組電池20と異なる。したがって、仕切部材500の構成のみ説明し、実施の形態1および実施の形態2に係る組電池10、20と同じ構成要素には、同じ符号を付し、その説明を省略する。
仕切部材600は、図7および図8に示すように、蓄電池300と接する第一板部110と、第一板部110と対向して設けられる第二板部120と、第一板部110と第二板部120とが離間された状態を維持する規制部501と、第一板部110と第二板部120との間に設けられる空間である膨張収縮領域A1に配置される弾性体610とを有する。弾性体610は、仕切部材600の膨張収縮領域A1のうちのY軸方向の中央の領域を含む一部の領域であって、X軸方向およびZ軸方向の全体に充填されるような形状となっている。つまり、弾性体610は、X軸方向およびZ軸方向の長さが膨張収縮領域A1と同じであって、Y軸方向の長さが膨張収縮領域A1のY軸方向における長さよりも小さく、膨張収縮領域A1のY軸方向の中央に配置されている。
本実施の形態3に係る組電池30によれば、仕切部材600は、膨張収縮領域A1の一部のみに弾性体610が充填される。このため、仕切部材600は、蓄電池300が膨張することにより弾性体610がX軸方向に圧迫されたときに、膨張収縮領域A1のうちの弾性体610の一部が充填されていない領域に移動することができる。これにより、仕切部材600は、例えば膨張収縮領域A1の全体にわたって弾性体が充填されている場合よりも、X軸方向の内向きに変形しやすい。したがって、仕切部材600は、蓄電池300の膨張および収縮に効率良く追従できる。
上記実施の形態3に係る組電池30では、仕切部材600は、充填されている弾性体610が1つのみであるが、図9に示すように、2つの弾性体710を有する仕切部材700であってもよい。つまり、弾性体は、弾性体の大きさが、膨張収縮領域A1の大きさよりも、複数の蓄電池300および仕切部材600の並び方向であるX軸方向の大きさ以外の部分の大きさが小さければよく、その形状や数は問わない。
(他の実施の形態)
上記実施の形態2および3に係る組電池20、30では、仕切部材100の規制部501が2枚からなり、2枚の規制部501の間に膨張収縮領域A1が設けられるような構成となっているが、これに限らずに、例えば、図10に示すような1枚の規制部801としてもよい。図10は、他の実施の形態に係る組電池の内の1つの蓄電池と、当該蓄電池に隣接する1枚の仕切部材800との関係を示す分解斜視図である。
なお、この場合には、規制部801は、蓄電池300の容器340に対応する位置に開口部802を有する。開口部802は、規制部801の外周の長方形状よりも小さい長方形である。仕切部材800は、規制部801に開口部802が設けられることにより、蓄電池の膨張および収縮に追従する膨張収縮領域A1が形成される。
上記実施の形態2,3または上記他の実施の形態に係る組電池20、30では、仕切部材500、600、800は、第一板部110および第二板部120が規制部501、801を挟み込んで構成される三層構造であるが、このような三層構造に限らずに、例えば、図11に示すように、第一板部110と規制部501との間、および、第二板部120と規制部501との間に、それぞれ絶縁部911、912を設けた五層構造としてもよい。図11は、他の実施の形態に係る組電池の内の1つの蓄電池と、当該蓄電池に隣接する1枚の仕切部材900との関係を示す分解斜視図である。
図11に示すように、仕切部材900の第一板部110および第二板部120と、規制部501との間に絶縁部911、912を設けるため、複数の蓄電池300間の絶縁を確実に図ることができる。ここで、絶縁部911、912としては、例えば、絶縁フィルムが好適に採用される。
上記実施の形態1−3に係る組電池10、20、30は、3個の蓄電池300を備えるが、3個に限らずに、4個、5個、10個などであってもよい。
また、上記実施の形態1−3に係る組電池10、20、30は、蓄電池300を備えるが、蓄電池のような二次電池に限らずに一次電池であってもよい。なお、一次電池を備える組電池であっても、本発明の構成とすることにより経年劣化による膨張に追従できるという点で効果はある。
また、上記実施の形態1−3に係る組電池10、20、30では、発電要素330は正極板、負極板、およびセパレータが捲回されることにより積層される捲回型であるが、捲回されずに複数層が積層される積層型であってもよい。
また、容器は長円筒形状に限らずに、角形であってもよい。
以上、本発明の組電池について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明の一態様に係る組電池は、第一電池の第一容器または第二電池の第二容器が腐食することを防ぐことができる組電池等として有用である。
10、20、30 組電池
100、500、600、700、800、900 仕切部材
110 第一板部
120 第二板部
130 第三板部
140 貫通孔
141 第一貫通孔
142 第二貫通孔
143 第三貫通孔
150 外板部材
200 締結部材
210 ボルト
220 ナット
300 蓄電池
310 正極端子
320 負極端子
330 発電要素
340 容器
341 蓋板
342 容器本体
350 絶縁シート
610、710 弾性体
501、801 規制部
802 開口部
A1 膨張収縮領域
C1 接触面
C2 接触面
C3 投影面

Claims (3)

  1. 金属製の第一容器を有する第一電池と、
    金属製の第二容器を有する第二電池と、
    前記第一容器および前記第二容器の間に配置され、前記第一容器と接する第一面と、前記第一面の反対側の面であって、前記第二容器と接する第二面とが絶縁されている仕切部材と、
    前記第一電池、前記第二電池および前記仕切部材を締結し、かつ、前記仕切部材と絶縁されている締結部材と、を備え、
    前記仕切部材は、複数層からなり、少なくとも一層が金属層であり、かつ、少なくとも一層が絶縁層である構造を有し、
    前記締結部材は、前記仕切部材を貫通している組電池。
  2. 金属製の第一容器を有する第一電池と、
    金属製の第二容器を有する第二電池と、
    前記第一容器および前記第二容器の間に配置され、前記第一容器と接する第一面と、前記第一面の反対側の面であって、前記第二容器と接する第二面とが絶縁されている仕切部材と
    を備え、
    前記仕切部材は、第一板部と、前記第一板部に対向して設けられる第二板部と、前記第一板部と前記第二板部との間に配置され、前記第一板部と前記第二板部との間隔を保持する規制部と、前記第一板部と前記第二板部との間に設けられる空間とを有し、
    前記第一板部および前記第二板部の少なくとも一方が金属であり、
    前記規制部は絶縁部材である組電池。
  3. 前記仕切部材は、
    前記第一板部と前記規制部との間に配置される第一絶縁部と、
    前記第二板部と前記規制部との間に配置される電池に接する第二絶縁部と、を有する
    請求項2に記載の組電池。
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