JP5785884B2 - ヒートトリミング車及び既設舗装体の補修方法 - Google Patents

ヒートトリミング車及び既設舗装体の補修方法 Download PDF

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Description

本発明は、既設舗装体の表層部を削るヒートトリミング車及びそれを用いた既設舗装体の補修方法に関する。
特許文献1には、施工方向に対してロードヒータ車、アスファルトフィニッシャ、マカダムローラ及びタイヤローラの順番で隊列を組んで既設舗装体の補修を行う既設舗装体の補修方法が開示されている。ロードヒータ車は、既設舗装体の表層部を加熱する加熱装置と、加熱された既設舗装体の表層部を掻きほぐす掻きほぐし装置と、このロードヒータ車の後側を走行するアスファルトフィニッシャへ新たな舗装材料を搬送する搬送装置と、を有している。掻きほぐし装置は、基端側が回転軸となるアーム部材とこのアーム部材の先端に取り付けられたビットとを備えた掻きほぐし部材を幅方向に複数本備えている。
特開2011−226190号公報
従来の既設舗装体の補修方法では、掻きほぐし装置によって表層部を掻きほぐすが、掻きほぐされた舗装材料の上に新たな舗装材料を供給して敷き均すため、既設舗装体と補修後の新設舗装体との間で舗装体の厚さが異なるという問題があった。
既設舗装体と新設舗装体の厚さの相違を解消するためには、既設舗装体の表面を予め切削することで解消されるが、施工箇所全体に亘って均一の深さで既設舗装体を削るのは容易ではない。前記した掻きほぐし装置を用いることも考えられるが、掻きほぐし部材同士の間に隙間があるため、幅方向に亘って均一の深さに切削することは困難であった。
本発明は、このような観点から創案されたものであり、既設舗装体の表層部を幅方向に亘って均一にかつ容易に削ることができるヒートトリミング車を提供すること及び既設舗装体の補修方法を提供することを課題とする。
このような課題を解決するために、本発明は、既設舗装体の上を走行するための車両本体と、前記既設舗装体の表層部を加熱する加熱装置と、前記加熱装置に対して前記車両本体の進行方向後方に設けられ、前記加熱装置によって軟化された前記既設舗装体の表層部を削るトリミング装置と、前記トリミング装置側から前記車両本体の進行方向前方へ延設されており、前記トリミング装置によって削られた被切削材料を外部へ搬送する搬送装置と、を有し、前記トリミング装置は、駆動手段によって回転する回転軸と、前記回転軸周りに螺旋状に延設されたブレードとを有し、前記ブレードは、前記車両本体の幅方向に延設されるとともに、前記既設舗装体に接触する複数のビットが装着されており、前記回転軸に対する前記ブレードの巻回方向は、前記ブレードによって前記被切削材料が前記搬送装置側に移動するように設定されており、前記加熱装置は、前記車両本体の進行方向前側であり、かつ、前記搬送装置の下方に配置されている加熱部と、前記車両本体の幅方向両側に並設されるとともに前記加熱部の燃料源となる複数のガスボンベとを含んで構成されており、前記加熱部は、前記車両本体に対して昇降可能に形成されており、前記搬送装置は、幅方向両側に並設された複数のガスボンベの間の空間に配設されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、既設舗装体を加熱装置で加熱して表層部を軟化させるため、既設舗装体の表層部を容易に削ることができる。また、トリミング装置は幅方向に延設されたブレードを備えているため、既設舗装体の表層部を幅方向に亘って均一に削ることができる。また、かかる構成によれば、均一な深さで切削作業を行いつつ、被切削材料を搬送装置側に移動できるため、作業効率を向上させることができる。
また、本発明は、請求項1に記載のヒートトリミング車、ロードヒータ車、アスファルトフィニッシャ及び締固め機械を少なくとも含んで隊列を組み既設舗装体の補修を行う既設舗装体の補修方法であって、前記ロードヒータ車は、前記既設舗装体の上を走行するための車両本体と、前記既設舗装体を加熱する加熱装置と、当該加熱装置の進行方向後方に設けられた掻きほぐし装置と、を有し、前記既設舗装体の表層部を前記ヒートトリミング車の前記加熱装置で加熱する加熱工程と、前記加熱工程により軟化された前記表層部を前記トリミング装置で削るトリミング工程と、削られた被切削材料を前記搬送装置で進行方向前方から外部へ搬送する外部搬送工程と、前記トリミング工程で切削された後の既設舗装体の表層部を前記ロードヒータ車の前記加熱装置で再度加熱し、加熱された当該表層部を前記掻きほぐし装置で掻きほぐす掻きほぐし工程と、前記既設舗装体に新たな舗装材料を敷き均し、転圧する仕上げ工程と、を含み、前記仕上げ工程では、前記トリミング工程で切削した深さと同じ厚さで新たな舗装体を形成することを特徴とする。
かかる方法によれば、補修の前後で舗装体の厚さを同一にすることができる。また、既設舗装体を加熱装置で加熱して表層部を軟化させるため、既設舗装体の表層部を容易に削ることができる。また、トリミング装置は幅方向に延設されたブレードを備えているため、既設舗装体の表層部を幅方向に亘って均一に削ることができる。また、前記既設舗装体に放射線が付着されていることが好ましい。
本発明のヒートトリミング車によれば、既設舗装体の表層部を幅方向に亘って均一にかつ容易に削ることができる。また、既設舗装体の補修方法によれば、補修前と補修後とで舗装体の厚さを同一にすることができる。
本実施形態に係るヒートトリミング車を示す側面図である。 本実施形態に係るヒートトリミング車を示す平面図である。 本実施形態に係るロードヒータ車を示す側面図である。 本実施形態に係るロードヒータ車を示す平面図である。 図4に示すロードヒータ車の掻きほぐし装置を示す部分拡大側面図である。 図4に示すロードヒータ車の掻きほぐし装置を示す部分拡大平面図である。 掻きほぐし装置を構成する掻きほぐし部材を示す図であり、(a)は側面図、(b)は平面図である。 本実施形態に係る既設舗装体の補修方法を示す側面図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。まずは、本実施形態で用いるヒートトリミング車について説明する。なお、説明における前後左右上下は図中の矢印にしたがう。
図1に示すように、ヒートトリミング車100は、車両本体101と、加熱装置102と、トリミング装置103と、搬送装置104とで主に構成されている。ヒートトリミング車100は、既設舗装体Rの表層部を所定の厚さで削り、削られた被切削材料を既設舗装体Rの外部へ搬送する車両である。ヒートトリミング車100は、図1の前側を施工方向としている。
車両本体101は、既設舗装体Rを走行するための左右二対の前輪、後輪、エンジン(図示省略)、ハンドル、運転席等を備えている。
加熱装置102は、図1及び図2に示すように、加熱部111と、複数のガスボンベ112とで構成されている。加熱装置102は、車両本体101の前側(車両本体101に対して施工方向前側)に設置されている。
加熱部111は、既設舗装体Rに対して略平行に設置され、ガスを燃料とするガス赤外線ヒータを備えている。図2に示すように加熱部111は、平面視矩形を呈する。加熱部111の幅方向の長さは、少なくともトリミング装置103の幅方向の長さ以上に設定されている。加熱部111は、ガス赤外線ヒータから輻射式に放射される遠赤外線によって、既設舗装体Rの表層部を加熱する。
加熱部111は、遠赤外線の温度を調節できる調節手段を備えており、施工速度及びガス圧などに応じて適宜温度調節を行うことができる。加熱温度は、例えば80〜150℃の間で適宜設定する。また、加熱部111は、油圧シリンダ等を介して車両本体101に接続されており、車両本体101に対して上昇又は下降するように構成されている。例えば、加熱しないときは、加熱部111を上昇させておくことで、加熱部111の損傷を防ぐことができる。
ガスボンベ112は、加熱部111に供給される高圧の液化ガスを貯留するための容器である。ガスボンベ112は、図1及び図2に示すように、車両本体101の左右両側に複数本配置されている。ガスボンベ112は、ガス供給管(図示省略)を介して、各ガス赤外線ヒータに接続されている。
なお、加熱装置102は、例えば、中央に配置される加熱部111に加えて、加熱部111の横に配置される側部加熱部を設けてもよい。側部加熱部を設けた場合は、加熱部111に対して側部加熱部を移動させるなどして既設舗装体Rの加熱領域を調節するようにしてもよい。
また、加熱装置102は、本実施形態ではガス遠赤外線ヒータとしたが、他の構成であってもよい。例えば、灯油タンクと灯油バーナーとを備え、灯油バーナーから噴射される熱風を循環させて加熱する灯油バーナー熱風循環方式を採用してもよい。
トリミング装置103は、図1及び図2に示すように、軟化した既設舗装体Rの表層部を所定の厚さで切削する装置である。トリミング装置103は、幅方向に延設された回転軸121と、回転軸121と一体的に接続されたブレード122と、回転軸121を回転させる駆動手段(図示省略)と、車両本体101に対して回転軸121を昇降させる昇降手段(図示省略)とを備えている。トリミング装置103は、車両本体101の下部において、加熱装置102に対して施工方向後側に設置されている。
加熱装置102によって軟化した既設舗装体Rが再び硬化しないように、加熱装置102とトリミング装置103との距離は短く設定することが好ましい。これにより、既設舗装体Rの表層部の熱損失を低減することができるため、表層部の熱損失分を考慮して、加熱温度を高めに設定する必要がなくなる。
回転軸121は、水平かつ施工方向に対して直交するように設置されている。ブレード122は、回転軸121周りに螺旋状に延設されている。ブレード122は、既設舗装体Rと接触する部位に複数のビット等が装着されるか又は鋭利に形成されることにより、既設舗装体Rを薄く削る部位である。回転軸121に対するブレード122の巻回方向は、回転軸121の幅方向の中心を境にして左右で反対にしつつ、ブレード122で切削された切削材料が回転軸121の幅方向中心に向けて集まるように設定している。
また、前記した昇降手段により、既設舗装体Rに対するブレード122の高さ位置を調節することができる。これにより、既設舗装体Rの表層部を削る深さを適宜調節することができる。
搬送装置104は、図1及び図2に示すように、第一ベルトコンベア131と、第二ベルトコンベア132とで主に構成されている。搬送装置104は、トリミング装置103で切削された切削材料を外部に搬送する装置である。
第一ベルトコンベア131は、幅方向中心において、後端側が下方に傾斜するように設置されている。第一ベルトコンベア131の後端は、ブレード122の中心部分に臨むとともに、操作部(図示省略)の操作によって左右方向及び上下方向に移動可能になっている。これにより、ブレード122で切削された被切削材料は、第一ベルトコンベア131によって前側に搬送されるようになっている。
第二ベルトコンベア132は、幅方向中心において、後端側が下方に傾斜するように設置されている。第二ベルトコンベア132の後端側は、第一ベルトコンベア131の前端側の下方に位置するようになっている。また、第二ベルトコンベア132の前端側は、第一ベルトコンベア131の後端側と上下方向にラップするように設置されている。これにより、第一ベルトコンベア131で搬送された切削材料は、第二ベルトコンベア132に落下し、第二ベルトコンベア132によってさらに前側に搬送されるようになっている。第二ベルトコンベア132は、第一ベルトコンベア131に対して緩勾配になっており、長さも大きくなっている。
なお、本実施形態では、ヒートトリミング車100を前記したように構成したが、これに限定されるものではない。例えば、本実施形態ではトリミング装置103を一の回転軸121とブレード122から構成したが、回転軸121及びブレード122を複数組み合わせて設置してもよい。また、回転軸121及びブレード122を水平かつ施工方向に対して斜めになるように配置してもよい。
また、搬送装置104は、本実施形態では2つのベルトコンベアで構成したが、1つ又は3つ以上のベルトコンベアで構成してもよい。
次に、本実施形態に係るロードヒータ車Vについて説明する。ロードヒータ車Vは、図3に示すように、道路(既設舗装体)R上を走行するためのロードヒータ本体(車両本体)1と、加熱装置2と、掻きほぐし装置3と、搬送装置4と、を主に備えて構成されている。
ロードヒータ本体(車両本体)1は、図3に示すように、既設舗装体Rを走行するための左右二対の前輪11,11…及び左右一対の後輪12,12と、この後輪12を駆動するためのエンジン(図示省略)と、ハンドルなどの操作装置13と、作業者が着座するための運転席14と、を主に備えている。
搬送装置4は、アスファルト混合物Cを、後方に配置されるアスファルトフィニッシャAへ搬送するための装置である(図8参照)。搬送装置4は、ダンプトラックD2から受け取ったアスファルト混合物Cを一時的に貯留するホッパ41と、ホッパ41に貯留されたアスファルト混合物Cを、アスファルトフィニッシャAに搬送するバーフィーダ42と、から構成されている。
ホッパ41は、図3及び図4に示すように、下面の中央部41a及び上面が開口した略箱状を呈し、ロードヒータ本体1の前方部分に配設されている。
バーフィーダ42は、図3に示すように、前方から後方に向かうにつれて上方に傾斜している。すなわち、バーフィーダ42の前端側(一端側)は、ホッパ41に連結され、後端側(他端側)が、ロードヒータ本体1の後部1bより後方に向かって張り出している。バーフィーダ42は、ホッパ41に貯留されたアスファルト混合物Cを、後方に搬送して後端部42aからアスファルトフィニッシャAのホッパAhに投下(落下)するように構成されている。
加熱装置2は、既設舗装体Rの表層部を加熱するための装置であり、図4に示すように、中央部加熱装置21(図4では一部のみ図示)と、一対の側部加熱装置22,22と、ベーパライザ23と、複数のガスボンベ24,24…と、から構成されている。
中央部加熱装置21は、アスファルト混合物Cが敷き均される既設舗装体Rの表層部の幅方向中央部を加熱するための装置であり、図示しない支持部材を介して、ロードヒータ本体1の下部に沿って取り付けられている。中央部加熱装置21は、ガスを燃料とするガス赤外線ヒータHを、幅方向及び前後方向に複数並設されて構成されている。
一対の側部加熱装置22,22は、図3及び図4に示すように、アスファルト混合物Cが敷き均される既設舗装体Rの表層部の幅方向側部を加熱するための装置であり、支持部材22a,22aを介して、ロードヒータ本体1の側部1a,1aに取り付けられている。側部加熱装置22は、ガスを燃料とするガス赤外線ヒータHを、幅方向及び前後方向に複数並設されて構成されている。
なお、本実施形態の中央部加熱装置21及び側部加熱装置22は、図3及び図4に示すように、前輪11と後輪12の間に配設され、ガス赤外線ヒータHから輻射式に放射される遠赤外線によって、表層部を加熱するように構成されている。本実施形態では、図4に示すように、ロードヒータ本体1の上部の左前方に配設された温度調節装置25によって、ガス赤外線ヒータHから放射される遠赤外線の温度を、調節できるように構成されている。そして、表層部の加熱温度は、温度調節装置25の遠赤外線の温度設定、施工速度及びガス圧などを適宜調節して、80〜150℃程度に設定される。換言すると、本実施形態では、加熱装置2と掻きほぐし装置3の距離が近くなることにより、表層部の熱損失を低減することができるため、表層部の熱損失分を考慮して、加熱温度を高めに設定する必要がなくなり、過加熱にならない程度の適温に、表層部の加熱温度を設定することができる。したがって、過加熱による既設舗装体Rの表層部の劣化を軽減することができる。
また、道路幅の変化に対しては、側部加熱装置22を取り外したり、中央部加熱装置21及び/又は側部加熱装置22の幅方向の列数を増減したりすることで対応でき、あるいは、ロードヒータ本体1の側部1aに対して、支持部材22aを上下に回動可能に取り付け、側部加熱装置22の上面がロードヒータ本体1の側部1aに対向するように折り畳むように構成することで対応できる。
ベーパライザ23は、気化熱によって凍ったガスボンベ24を温水で温める装置である。なお、本実施形態のベーパライザ23は、ガスボンベ24の下部側が浸かる程度にガスボンベ収容部26内に入れられた水と、当該水を下側から加熱するヒータと、から構成される。
ガスボンベ24,24・・・は、中央部加熱装置21及び側部加熱装置22に供給される高圧の液化ガスを貯留するための装置であり、図3及び図4に示すように、ロードヒータ本体1の上部の両側方に沿って設けられたガスボンベ収容部26に収容されている。ガスボンベ24は、図示しないガス供給管を介して、各ガス赤外線ヒータHに接続されている。そして、ガスボンベ24から送出された液化ガスは、各ガス赤外線ヒータHに供給されるようになっている。
図5は、図3に示すロードヒータ車の掻きほぐし装置を示す部分拡大側面図、図6は、図3に示すロードヒータ車の掻きほぐし装置を示す部分拡大平面図である。
掻きほぐし装置3は、加熱装置2で加熱された表層部を掻きほぐすための装置であり、図4に示すように、中央部掻きほぐし装置31と、当該中央部掻きほぐし装置31に対して走行方向(後方)に位置をずらして配設された一対の側部掻きほぐし装置32,32と、から構成されている。掻きほぐし装置3は、図5に示すように、後輪12よりも後方に配設され、バーフィーダ42の後端側の下方に不可避的に形成されるデッドスペースWを利用して設けられている。掻きほぐす深さは、表層部の加熱温度、施工速度、掻きほぐし装置3の自重及び後記する弾性部材36の付勢力などを適宜調整して、約10〜20mm程度に設定される。
中央部掻きほぐし装置31は、中央部加熱装置21で加熱された表層部の幅方向中央部を掻きほぐすための装置であり、図5及び図6に示すように、幅方向に延在する支持部材31aと、幅方向に延在する軸部材31bと、支持部材31a及び軸部材31bの両端部が固定される一対のサイドプレート31c,31cと、一対のサイドプレート31c,31c間に配設され、幅方向に複数並設された掻きほぐし部材33,33・・・と、から構成されている。
支持部材31aは、図5に示すように、中空四角形状を呈し、弾性部材36を支持するとともに、掻きほぐし装置3とロードヒータ本体1とを連結するための部材である。支持部材31aは、掻きほぐし装置3を上下に昇降する油圧シリンダ5及び油圧シリンダ5の上下移動を案内するガイド部材6を介して、ロードヒータ本体1の本体フレームに取着された枠体7に取り付けられている。
支持部材31aは、前面に取着された取付部材31dを介して、油圧シリンダ5の先端と連結され、上面に取着された連結部材31eを介して、ガイド部材6の先端と連結されている。油圧シリンダ5及びガイド部材6は、枠体7の後面に取着された保持部材7aに挿嵌され、油圧シリンダ5の基端が取付部材5aを介して、枠体7の後面に固定されている。
なお、施工時以外のとき(例えば、施工現場までの運搬時や第一実施形態のように掻きほぐし工程を行わないときなど)には、油圧シリンダ5を作動させて、掻きほぐし装置3を上昇させることで、路面Rsと掻きほぐし装置3とが接触するのを回避し、掻きほぐし装置3の損傷を防止することができる。
軸部材31bは、図5及び図6に示すように、円柱状を呈し、一対のサイドプレート31c,31cを介して、支持部材31aと連結されている。
図7は、掻きほぐし装置を構成する掻きほぐし部材を示す図であり、(a)は側面図、(b)は平面図である。掻きほぐし部材33は、図7(a)及び(b)に示すように、アーム部材34と、挿入部材35と、弾性部材36と、から構成されている。
アーム部材34は、図7(a)に示すように、弾性部材36の付勢力を受けて、斜め下方に向かって回転するとともに、挿入部材35を支持するための部材である。本実施形態では、図6に示すように、長尺のアーム部材34と、短尺のアーム部材34と、が幅方向に沿って交互に配列されている。アーム部材34の先端には、図7に示すように、挿入部材35が取り付けられている。
挿入部材35は、弾性部材36の付勢力により、表層部内に挿入される(刺し入れられる)部材である。そして、挿入部材35が表層部内に挿入されつつ、ロードヒータ車Vを走行することにより、挿入部材35で表層部を掻きほぐすことができる。
本実施形態の挿入部材35にはビットが取り付けられている。ビットは、上側から下側に向かうにつれて縮径するように形成され、先端が尖るように形成されている。このような構成により、挿入部材35が表層部内に挿入し易くなる。
アーム部材34には、略円弧状の切欠部34aが切り欠いて形成されている。アーム部材34は、切欠部34aが円筒部34bの外周面に嵌めこまれた状態で、円筒部34bに一体的に固定されている。円筒部34bは、軸部材31bに対して回動可能に環装(挿通)され、その外周面には、突部34cが突設されている。
突部34cとアーム部材34との間には、アーム部材34を補強するための補強部34dが介設されている。補強部34dは、突部34c及びアーム部材34に一体的に固定されている。突部34cを挟んで補強部34dと反対側には、円柱状の被係合部34eが設けられている。
被係合部34eは、弾性部材36の他端部36bに当接(接触)する部材であり、幅方向に延在して、突部34cに一体的に固定されている。
弾性部材36は、アーム部材34を介して、挿入部材35を、表層部に向かって(円筒部34bを中心に時計回り方向)付勢する部材である(図7(a)の仮想線参照)。本実施形態の弾性部材36は、従来公知のコイルバネで構成され、一端部36aが支持部材31aに挿通された状態で固定され(図7参照)、他端部36bが、被係合部34eに当接している。
図5及び図6に戻り、側部掻きほぐし装置32は、側部加熱装置22で加熱された表層部の幅方向側部を掻きほぐすための装置であり、幅方向に延在する中空四角形状の支持部材32aと、幅方向に延在する円柱状の軸部材32bと、支持部材32a及び軸部材32bが固定される一対のサイドプレート32c,32cと、サイドプレート32c,32c間に配設され、幅方向に複数並設された掻きほぐし部材33,33・・・と、から構成されている。
なお、側部掻きほぐし装置32の構成は、中央部掻きほぐし装置31の構成と同一であるため、その説明を省略し、以下の説明においては中央部掻きほぐし装置31と側部掻きほぐし装置32との連結構造を中心に説明する。また、側部掻きほぐし装置32,32は、左右対称となっているため、以下の説明においては施工方向左側に位置する側部掻きほぐし装置32のみを説明し、施工方向右側の側部掻きほぐし装置32の説明は省略することとする。
図6に示すように、側部掻きほぐし装置32の支持部材32aの一端部は、幅方向内側に位置するサイドプレート32cより内方に向かって延出しており、当該延出部分が幅方向に離間配置された一対の連結プレート37,37に固定されている。連結プレート37には、中央部掻きほぐし装置31のサイドプレート31cに両端部が固定された連結軸部材38が挿通されている。つまり、中央部掻きほぐし装置31と側部掻きほぐし装置32は、連結プレート37及び連結軸部材38を介して、互いに連結されている。
連結プレート37は、図5の仮想線に示すように、連結軸部材38に対して上下に回動可能に連結されている。道路幅の変化に対しては、側部掻きほぐし装置32を左右に移動させる図示しない油圧シリンダを作動させて、側部掻きほぐし装置32の位置を変更することで対応できる。
なお、道路幅の変化に対しては、側部掻きほぐし装置32を取り外したり、中央部掻きほぐし装置31及び/又は側部掻きほぐし装置32の支持部材31a及び軸部材31bの長さを調節し、かつ掻きほぐし部材33の数を増減したりすることによっても対応でき、あるいは、連結プレート37を上方に向かって回動させ、側部掻きほぐし装置32,32を既設舗装体Rから離間させることによっても対応できる。
次に、図8を中心に参照して、実施形態に係るヒートトリミング車100及びロードヒータ車Vを使用して、既設舗装体Rの表層部を補修する方法について説明する。図8は、本実施形態に係る既設舗装体の補修方法を示す側面図である。
本実施形態では、施工方向前側から、ダンプトラックD1、ヒートトリミング車100、ダンプトラックD2、ロードヒータ車V、アスファルトフィニッシャA、マダカムローラM、タイヤローラNの順に隊列を組んで、既設舗装体Rの表層部を補修する場合について説明する。なお、ヒートトリミング車100を使用した施工編成はこれに限定されるものではない。
まず、補修を行う既設舗装体Rの上に、ダンプトラックD1、ヒートトリミング車100、ダンプトラックD2、ロードヒータ車V、アスファルトフィニッシャA、マダカムローラM(締固め機械)及びタイヤローラN(締固め機械)を、この順序で配置する。続いて、ダンプトラックD1及びヒートトリミング車100をともに走行させる。
そして、ヒートトリミング車100を走行させながら、加熱装置102によって既設舗装体Rの表層部を加熱し(加熱工程)、トリミング装置103によって軟化された既設舗装体Rの表層部を切削する(トリミング工程)。切削深さは適宜設定すればよいが、ここでは切削深さを10mmに設定する。切削された被切削材料は、トリミング装置103のブレード122によって、幅方向中心側に集められ、搬送装置104の第一ベルトコンベア131によって前側に搬送される。第一ベルトコンベア131から第二ベルトコンベア132に落下した被切削材料は、第二ベルトコンベア132によってダンプトラックD1に搬送される(外部搬送工程)。
また、ヒートトリミング車100の移動に合わせて、ダンプトラックD2とともにロードヒータ車Vを前進させる。そして、ロードヒータ車Vを走行させながら、加熱装置2によって既設舗装体Rの表層部(トリミング装置103によって切削された既設舗装体Rの表面)を加熱し(加熱工程)、加熱された表層部を掻きほぐし装置3によって掻きほぐす(掻きほぐし工程)。
掻きほぐし装置3の挿入部材35が、弾性部材36の付勢力により、加熱されて軟化した表層部内に挿入される。そして、挿入部材35が表層部内に挿入されつつ、ロードヒータ車Vを走行することにより、表層部が挿入部材35で掻きほぐされる。
また、ロードヒータ車Vを走行させながら、ダンプトラックD2からホッパ41へアスファルト混合物Cを投入する。続いて、バーフィーダ42によって、ホッパ41に投入されたアスファルト混合物Cを後方に搬送して、後端部42aからアスファルトフィニッシャAのホッパAhへ投入(投下)する。
そして、アスファルトフィニッシャAによって、掻きほぐされた表層部上に、アスファルト混合物Cを投入するとともに、敷き均す。続いて、マダカムローラM及びタイヤローラNによって、アスファルト混合物C及び表層部を転圧して締め固める。本実施形態では、新たに敷き均した舗装体の層厚がトリミング工程で切削した深さと同じ厚さの10mmになるように設定する(仕上げ工程)。
以上説明した既設舗装体の補修方法によれば、ヒートトリミング車100の加熱装置102で加熱して既設舗装体Rの表層部を軟化させるため、既設舗装体Rの表層部を容易に削ることができる。また、トリミング装置103は幅方向に延設されたブレード122を備えているため、既設舗装体Rの表層部を幅方向に亘って均一に削ることができる。また、ヒートトリミング車100を幅方向に移動させながら施工することで、既設舗装体Rの施工面全体を均一に削ることができる。
また、加熱装置102の幅方向の長さをトリミング装置103の幅方向の長さ以上に設定することで、トリミング装置103の全体に亘って確実に切削することができる。
また、本実施形態に係る既設舗装体の補修方法によれば、ヒートトリミング車100で既設舗装体Rの表層部を切削し、被切削材料を外部へ搬送した後に、新たなアスファルト混合物Cを敷き均して転圧するため、補修前後で舗装体の厚さを同一にすることができる。これにより、既設舗装体Rと新設舗装体との間で段差を無くすことができる。
また、ロードヒータ車Vよりも施工方向前側において、ヒートトリミング車100の加熱装置102で既設舗装体Rを加熱しているため、掻きほぐし工程のときには既設舗装体Rが比較的高温の状態にある。したがって、ロードヒータ車Vにおける加熱の出力を小さくすることができる。
また、掻きほぐし工程を行うことにより、既設舗装体Rと新設舗装体とが馴染みやすくなり、従来のようにプライマー等を用いなくても両者の接着性を高めることができる。また、掻きほぐし工程を行うことで、既設舗装体Rと新設舗装体との接着性が向上するため、トリミング工程における切削深さを小さくすることができる。これにより、切削の際の騒音や振動を抑制することができるとともに、廃材量も少なくすることができる。また、新たに敷き均すアスファルト混合物Cの供給量も少なくすることができるため、施工コストを低減できる。
また、加熱装置102で加熱した後にトリミング工程を行うため、粉塵の発生を防止できる。同様に、加熱装置2で加熱しながら掻きほぐし工程を行うため、粉塵の発生を防止できる。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨に反しない範囲において適宜設計変更が可能である。例えば、本発明に係るヒートトリミング車100を既設舗装体Rに付着した放射線等の除染作業に用いてもよい。ヒートトリミング車100によれば、既設舗装体Rの表層部を薄く削ることができるため、除染作業にも好適である。また、本実施形態では、ブレードを螺旋状に形成したが、幅方向に延設しつつ直線状に形成してもよいし、幅方向に延設しつつ円弧状に形成してもよい。
100 ヒートトリミング車
101 車両本体
102 加熱装置
103 トリミング装置
104 搬送装置
R 既設舗装体
V ロードヒータ車

Claims (3)

  1. 既設舗装体の上を走行するための車両本体と、
    前記既設舗装体の表層部を加熱する加熱装置と、
    前記加熱装置に対して前記車両本体の進行方向後方に設けられ、前記加熱装置によって軟化された前記既設舗装体の表層部を削るトリミング装置と、
    前記トリミング装置側から前記車両本体の進行方向前方へ延設されており、前記トリミング装置によって削られた被切削材料を外部へ搬送する搬送装置と、を有し、
    前記トリミング装置は、駆動手段によって回転する回転軸と、前記回転軸周りに螺旋状に延設されたブレードとを有し、
    前記ブレードは、前記車両本体の幅方向に延設されるとともに、前記既設舗装体に接触する複数のビットが装着されており、
    前記回転軸に対する前記ブレードの巻回方向は、前記ブレードによって前記被切削材料が前記搬送装置側に移動するように設定されており、
    前記加熱装置は、
    前記車両本体の進行方向前側であり、かつ、前記搬送装置の下方に配置されている加熱部と、前記車両本体の幅方向両側に並設されるとともに前記加熱部の燃料源となる複数のガスボンベとを含んで構成されており、
    前記加熱部は、前記車両本体に対して昇降可能に形成されており、
    前記搬送装置は、幅方向両側に並設された複数のガスボンベの間の空間に配設されていることを特徴とするヒートトリミング車。
  2. 請求項1に記載のヒートトリミング車、ロードヒータ車、アスファルトフィニッシャ及び締固め機械を少なくとも含んで隊列を組み既設舗装体の補修を行う既設舗装体の補修方法であって、
    前記ロードヒータ車は、
    前記既設舗装体の上を走行するための車両本体と、前記既設舗装体を加熱する加熱装置と、当該加熱装置の進行方向後方に設けられた掻きほぐし装置と、を有し、
    前記既設舗装体の表層部を前記ヒートトリミング車の前記加熱装置で加熱する加熱工程と、
    前記加熱工程により軟化された前記表層部を前記トリミング装置で削るトリミング工程と、
    削られた被切削材料を前記搬送装置で進行方向前方から外部へ搬送する外部搬送工程と、
    前記トリミング工程で切削された後の既設舗装体の表層部を前記ロードヒータ車の前記加熱装置で再度加熱し、加熱された当該表層部を前記掻きほぐし装置で掻きほぐす掻きほぐし工程と、
    前記既設舗装体に新たな舗装材料を敷き均し、転圧する仕上げ工程と、を含み、
    前記仕上げ工程では、前記トリミング工程で切削した深さと同じ厚さで新たな舗装体を形成することを特徴とする既設舗装体の補修方法。
  3. 前記既設舗装体に放射線が付着されていることを特徴とする請求項2に記載の既設舗装体の補修方法。
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