JP2001262509A - 排水性舗装層の再構築方法、及び装置 - Google Patents

排水性舗装層の再構築方法、及び装置

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JP2001262509A JP2000074740A JP2000074740A JP2001262509A JP 2001262509 A JP2001262509 A JP 2001262509A JP 2000074740 A JP2000074740 A JP 2000074740A JP 2000074740 A JP2000074740 A JP 2000074740A JP 2001262509 A JP2001262509 A JP 2001262509A
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智彦 田中
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七生 稲葉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存の排水性舗装を加熱再生し、その上に薄
層な排水性舗装をする排水性舗装層の再構築方法、及び
装置を提供する。 【解決手段】 骨材と砂と石粉とアスファルトを含む結
合剤とを含んで構成される排水性舗装材を、骨材間に空
隙を残存させた状態に敷き均らし形成された既設の排水
性舗装層の表層を、再生させる方法であって、既設舗装
表層を加熱する加熱工程と、加熱された既設道路表層1
2を掻きほぐし、掻きほぐされた排水性舗装材の一部を
除去し、再び敷き均す工程と、新規な排水性舗装材を供
給する工程と、供給された新規の排水性舗装材を敷き均
す工程と、を順次含んで構成される。既設舗装層の表面
を加熱することによって、既設舗装層中のアスファルト
結合剤が溶融して骨材の流動性が高まり、その上に薄層
舗装が施工できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、骨材と砂と石粉を
アスファルトにより結合し排水性を確保し得る空隙を残
存させた状態に敷き均し形成された既存の排水性舗装層
の上に、新規な排水性舗装層を敷き均すことによって、
排水性舗装層の表層を再構築させる方法及び装置に関
し、特に、新規な排水性舗装材を薄層に敷き均すことを
可能とする排水性舗装層の再構築方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】降雨時に道路等の表面に水が溜まること
により生ずる制動機能の低下、スリップ、走行中の水は
ね等を防止したり、タイヤによる路面騒音の発生を防止
したり、或いは滑り抵抗を増大させて走行性及び歩行性
等を改善したりする目的でなされる排水性舗装は、図2
(a)に示すように、骨材1、砂、石粉、添加剤にアス
ファルト系の結合剤2をコーティングした排水性舗装材
を用いて、骨材1間に空隙3が形成されるように舗装さ
れる。
【0003】かかる排水性舗装は、敷き均される表面4
上に排水性舗装材を均一に供給する材料供給工程と、供
給された排水性舗装材をスクリード5で所定の高さに敷
き均し、その後ローラー等で転圧する工程とによって施
工される。敷き均し工程では、スクリード5等を図中A
方向に移動させることによって表面を押圧するが、排水
性舗装層の表面部分に突出した骨材1’が存在する場
合、その骨材1’がスクリード5に引きずられて舗装表
面にクラックが入るなど材料を前へ押し出す虞がある。
かかる事態を防止する為、排水性舗装材をスクリード5
によって押圧した際に骨材1’が排水性舗装層の中に十
分に沈み込むべく、排水性舗装層は、骨材の最大粒径の
3倍以上の舗装厚Wが必要であると言われている。
【0004】かかる排水性舗装層も、外気温の上昇によ
り結合剤が溶融し骨材が流動化するので空隙つぶれが生
じ、又、土砂やごみの浸入によって空隙に目詰まりが生
じ、経時的に排水性が低下する。空隙率において、例え
ば、付設当初は18〜25%であった舗装層が、3年後
には数%程度になっている。又、排水性舗装における結
合剤としては、ゴムや熱可塑性樹脂を添加した高粘度改
質アスファルトバインダが主に用いられ、再構築時点で
は、かかる結合剤も甚だしく劣化している場合が多く、
この結合剤を再生することは容易ではない。
【0005】排水性の低下した舗装層の再構築は、その
部分の舗装体を切削し、新たに排水性混合物を敷き均す
ことによって行われていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、排水性舗装層
自体の製造単価が高い上に、舗装体を削り取り、新たに
舗装するため工事費用も嵩む。又、舗装体の切削の際
に、舗装体中の骨材が粉砕され、切削面下の排水性舗装
層の空隙にまで切削屑が入り込み、切削面下の部分にお
いて排水性が更に損なわれてしまう。
【0007】そこで、本発明は、既存の排水性舗装の表
面の最大粗骨材1個分の深さを目安に表面を加熱するこ
とによって、同種若しくは配合を変えた排水性舗装材を
薄層に敷き均すことを可能とし、以て、簡易な方法によ
って高品質な排水性舗装層を再構築する排水性舗装の再
構築方法、及び装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この課題を解決する為
に、請求項1に係る排水性舗装層の再構築方法は、骨材
と石粉とアスファルトを含む結合剤とを含んで構成され
る排水性舗装材を、骨材間に空隙を残存させた状態に敷
き均らし形成された既設舗装層の表層を、再生させる方
法であって、既設舗装表層を加熱する加熱工程と、加熱
された既設舗装表層を掻きほぐす工程と、掻きほぐされ
た排水性舗装材の一部を除去し、所定の高さに敷き均す
第1の敷き均し工程と、敷き均された排水性舗装材の表
面に、骨材とアスファルトとを含んで構成される新規の
排水性舗装材を供給する材料供給工程と、供給された前
記新規の排水性舗装材を押圧して敷き均す第2の敷き均
し工程と、を順次含んで構成されることを特徴とする。
【0009】請求項2に係る排水性舗装の再構築装置
は、骨材と石粉とアスファルトを含む結合剤とを含んで
構成される排水性舗装材を、骨材間に空隙を残存させた
状態に敷き均らし形成された既設舗装層の表層を、加熱
する加熱装置と、加熱された既設舗装表層を掻きほぐす
掻きほぐし装置と、掻きほぐされた排水性舗装材の一部
を除去し、所定の高さに敷き均す第1の敷き均し装置
と、敷き均された排水性舗装材の表面に供給され、骨材
と石粉とアスファルトを含む結合剤とを含んで構成され
た新規の排水性舗装材を、押圧して敷き均す敷き均し装
置と、をこの順に含んで構成される
【0010】
【本発明の作用及び効果】本発明は、既設の排水性舗装
層の表面を加熱し、ほぐした後、新規の排水性舗装材を
薄層で敷き均すことによって、空隙づまり、空隙つぶ
れ、表面骨材の飛散した排水性舗装層を修復し再生させ
る方法及び装置である。
【0011】排水性舗装層は、排水性舗装材を施工面に
敷き均して形成される層であるが、排水性舗装材とは、
骨材と砂と石粉とアスファルトを含む結合剤とを含んで
構成され、敷き均した際に骨材間に空隙が形成されるこ
とによって、排水性及び吸音性を有する舗装層が実現可
能となる材料をいう。
【0012】先ず加熱工程において、ヒーター等の加熱
装置により既設舗装層の表層を加熱する。加熱によって
既設舗装層の結合剤が溶融し、骨材間の結合力が弱くな
る。そして、加熱工程によって骨材間の結合力の弱まっ
た既設舗装層を、掻きほぐし装置によって既設材料の最
大骨材の1個分を目安に掻きほぐす。加熱によって骨材
間の結合力を弱めた後に掻きほぐすので、骨材が粉砕さ
れることなく既設舗装層は容易に掻きほぐされる。
【0013】そして、掻きほぐされた既設舗装層の排水
性舗装材の一部を除去し、残余の排水性舗装材を所定の
高さに敷き均すが、この際、掻きほぐされた排水性舗装
材を計量ゲートによって所定の高さに切り均し、排水生
舗装材の一部を除去する。既設舗装層の舗装材は、骨材
が粉砕されることなく掻きほぐされている為、かかる舗
装材の一部を除去した残余の排水性舗装材においても、
骨材間の空隙が確保された状態である。即ち、加熱され
ていない舗装層を切削する場合の如く骨材の粉砕が生じ
ず、切削面下の舗装層において、骨材の切削屑による空
隙の目詰まりは生じない。又、既設舗装層の舗装材を一
部除去することによって、既設舗装層の表面部分の劣化
の生じている結合剤もが骨材と共に除去されるので、品
質を損なわない排水性舗装の再構築が可能である。更
に、仕上がり面の上昇も防止される。
【0014】尚、この際、残余の排水性舗装材をスプレ
ッダ等によって均一に敷き拡げて平坦にしてもよいし、
更にはスクリード等によって敷き均された排水性舗装材
を押圧して締め固めてもよい。これによって、既設舗装
層の表面に凹凸がある場合は平坦化され、排水性舗装材
の敷き均しを均一な厚さにすることができる。
【0015】そして、次の材料供給工程では、敷き均さ
れた既設舗装層の排水性舗装材の表面に、ホッパ、フィ
ーダ等の装置によって、新規な排水性舗装材を供給す
る。この排水性舗装材は、既設舗装層の排水性舗装材と
同一の混合物からなるものであっても、異なる混合物か
らなるものであってもよい。
【0016】例えば、既設舗装層の骨材径が13若しく
は10mmであれば、その上に用いる薄層の排水性舗装材
の骨材を8若しくは5mmとすれば、吸音効果の改善が著
しい。
【0017】次の敷き均し工程では、供給された新規の
排水性舗装材を、スクリードで敷き均し、ローラーで締
め固め、所望の高さに敷き均す。この際、加熱によって
既設舗装表層の骨材は流動可能な状態になっている上
に、既設舗装層自体が掻きほぐされて柔軟になっている
ので、新規の排水性舗装材中の骨材が既設舗装層にまで
沈み込むことができる。この為、新規舗装層の表面に突
出した骨材が存在する場合、この骨材を新規舗装層の内
部に押し込むことができるので、骨材の引きずりによる
クラックの発生や極度の粗密の状態を防止できる。
【0018】従来の再構築方法によれば、新規舗装層を
骨材の最大粒径の3倍以上の厚さに形成する必要があっ
たところ、本発明によれば、略2倍程度の厚さにまで押
さえることができる。又、既設舗装層の骨材間にも新規
舗装層の結合剤が浸透し、薄層での温度の低下が少ない
ので、既設舗装層との接合性が良好である。
【0019】更に、既設の排水性舗装は、表面から数ミ
リにかけての所で空隙づまりが発生し、粗骨材の飛散も
表面から順次生じる。既設面を加熱し、表面の最大骨材
1個分を目安にして掻きほぐせば、これらの問題が解決
し、既設版の排水機能を大幅に改善することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1に示す本発明の実施形態に係
る排水性舗装層の再構築方法は、既設の排水性舗装層の
表層を削り取り、その上に新たな排水性舗装材を敷き均
すことによって、既設舗装層10の表層を再構築する方
法に関するものであり、加熱装置30と、掻きほぐし装
置40と、計量ゲート50と、新規の排水性舗装材を供
給する装置と、スクリード装置60と、ローラー70が
この順に並び、図中B方向に進行することによって、加
熱工程、掻きほぐし工程、第1の敷き均し工程、材料供
給工程、第2の敷き均し工程、締め固め工程を順次遂行
するものである。
【0021】既設舗装層10は、図2に示すように、排
水性舗装材20を敷き均すことによって構成された層で
ある。排水性舗装材20とは、骨材21と砂と石粉と添
加剤とアスファルト結合剤22とを含んで構成された混
合物であって、骨材21間に空隙23が形成されるよう
に敷き均し得る材料である。骨材21間の空隙23によ
って、舗装表面の透水性、歩行時等のクッション性が向
上され、自動車走行時のタイヤの摩擦による騒音が吸収
される。骨材21は、最大粒径が13mm程度のもの
(5〜6号砕石)が使用され、既設舗装層10は、40
〜50mm程度の厚さLに舗装されている。
【0022】先ず、加熱工程では、既設舗装層10の表
層を加熱装置30によって加熱して、少なくとも外気温
よりも10℃以上の温度となるようにする。この場合、
加熱装置30は、熱風循環方式又は赤外線方式等、如何
なる加熱方式であってもよいが、80℃以上の温度で加
熱することが望ましい。
【0023】既設舗装層10が加熱されることによっ
て、骨材21をコーティングしていたアスファルト22
が溶融して骨材21の結合性が弱まって骨材21が流動
可能な状態になる。又、骨材21間の空隙23にアスフ
ァルト22が浸透して空隙23が詰まり、既設舗装層1
0の高さが低くなる。
【0024】次の掻きほぐし工程では、加熱された既設
舗装層11を掻きほぐし装置40によって掻きほぐす。
掻きほぐし装置40は、掻き起こす機能と掻き起こされ
た材料を攪拌する機能とを併せ持つものであって、回転
歯41の回転によって両機能が実現される。この際、既
設舗装層11は加熱されており骨材21間の結合力が弱
まった状態なので、回転歯41によって骨材が粉砕され
ることもなく、容易に掻き起こすことができる。又、掻
き起こされた排水性舗装材20が攪拌されることによっ
て既設舗装層12は更に軟化し、骨材間の空隙が再形成
される。特に、既設舗装層10の空隙づまりは、表面か
ら数ミリにかけての部分において発生しており、粗骨材
の飛散も表面から順次生じているので、既設舗装層10
の表面を加熱し、表面の最大骨材1個分の深さNを目安
にして掻きほぐせば、これらの問題が解決し、既設舗装
層10の排水機能を大幅に改善することができる。
【0025】尚、掻きほぐし工程中に、アスファルトの
軟化材(即ち、主に油類からなる再生軟化剤)を散布し
たり、又は別途の結合剤(ゴム、熱可塑性樹脂、或いは
これらを含むアスファルト類)を添加する工程を加えて
もよい。舗装材中のアスファルト結合剤も経時的に劣化
する為、新規の舗装層よりも再生舗装層の方が低品質に
なりがちであったが、これによって、より高品質な再生
舗装層を形成することができる。
【0026】次の第1の敷き均し工程では、計量ゲート
50によって、掻きほぐされた排水性舗装材20を所定
の高さに切り均すが、この際、計量ゲート50の先端位
置51(即ち、切り均し高さ)を既設舗装層10の高さ
よりも低く設定しておく。そして、計量ゲート50によ
って切られた排水性舗装材20を除去し、残余の排水性
舗装材20を敷き均す。このように、排水性舗装材20
の一部を除去するという工程を加えることによって、仕
上がり面の上昇を極力押さえることが可能となる。又、
既設舗装層13の排水性舗装材20は骨材が粉砕される
ことなく掻きほぐされている為、骨材の切削屑による空
隙の目詰まりは生じず、残余の排水性舗装材20におい
ても骨材間の空隙が確保された状態である。又、既設舗
装層13の表面部分の骨材と共に、劣化の生じている結
合剤もが除去されるので、高品質な排水性舗装層が再構
築される。
【0027】尚、排水性舗装材の除去手段としては、バ
ケットコンベヤ等を利用するピックアップ装置52を用
いるのが好ましい。又、残余の排水性舗装材20を、ス
プレッダ等によって敷き拡げてもよいし、切り均され、
或いは敷き拡げられた排水性舗装材20をスクリード等
によって押圧してもよい。
【0028】次の材料供給工程では、排水性舗装材20
が均一に敷き拡げられた状態の既設舗装層13に、新規
の排水性舗装材20’を一定の厚さに供給する。新規の
排水性舗装材20’は、既設舗装層の排水性舗装材20
と同一混合物からなるものであってもよいし、異なる混
合物からなるものであってもよい。例えば、粒径10〜
13mmの骨材が使用されている排水性舗装材20に対し
て、粒径5〜8mmの骨材の使用される排水性舗装材2
0’を新規に用いて舗装すれば、吸音効果の改善が著し
い。又、既設舗装層13の骨材21間にも新規の排水性
舗装材20’の結合剤が浸透すると共に、既設舗装層1
3自体も加熱されている為に新規の排水性舗装材20’
の温度低下が少ないので、既設舗装層13との接合性が
良好である。
【0029】排水性舗装材20’の供給は、ホッパ等の
材料供給装置により行い、この際、ホッパの開口部分に
スクリュー型のスプレッダを取り付ける等によって、排
水性舗装材20’が均一に敷き拡げられるようにしてお
く。この際、新規舗装層14の厚さMが、骨材21’の
最大粒径mの1.5〜2.5倍程度(粒径13mm程度
の骨材(5〜6号砕石)が使用された場合は40〜50
mm程度)になるように供給する。
【0030】そして、第2の敷き均し工程において、排
水性舗装材20’の供給された表面をスクリード装置6
0によって押圧して敷き均し、その後ローラー70で締
め固めることによって、新規の排水性舗装材20’から
なる新規舗装層14が形成される。スクリード装置60
とは、図2に示すように、図中B方向へ移動することに
より新規の排水性舗装材20’を押圧して敷き均す装置
であるが、スクリード面61の移動方向前方部分62を
上方に向けて湾曲形成することによって、骨材のスクリ
ード面61への飲み込みが円滑になり、骨材の引きずり
を効果的に防ぐことができる。
【0031】この際、既設舗装層13は、加熱工程によ
って骨材21間の結合力が弱められ、更に、掻きほぐし
工程によって骨材21が流動可能な状態になっているの
で、表面に突出する骨材24’が存在する場合であって
もクッションとして機能し、突出した骨材24’を新規
舗装層14中に押し込むことができる。
【0032】よって、突出した骨材24’はスクリード
60に引きずられることがないので、新規舗装層14を
上記の厚さMまで薄くしても高品質な仕上がり面が形成
できる。これによって、材料費の低減化が図れ、仕上が
り面の高さを押さえることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る排水性舗装層の再構
築方法の工程を示す説明図。
【図2】 上記排水性舗装層の再構築方法の第2の敷き
均し工程を示す縦断面図。
【図3】 従来の排水性舗装層の再構築方法の敷き均し
工程を示す縦断面図。
【符号の説明】
10、11、12、13…既設舗装層 14…新規舗装層 20…排水性舗装材 20’…新規の排水性舗装材 30…加熱装置 40…掻きほぐし装置 50…計量ゲート(第1の敷き均し装置) 60…スクリード装置(第2の敷き均し装置)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】骨材と石粉とアスファルトを含む結合剤と
    を含んで構成される排水性舗装材を、骨間に空隙を残存
    させた状態に敷き均らし形成された既設舗装層の表層
    を、再生させる方法であって、 既設舗装表層を加熱する加熱工程と、 加熱された既設舗装表層を掻きほぐす工程と、 掻きほぐされた排水性舗装材の一部を除去し、所定の高
    さに敷き均す第1の敷き均し工程と、 敷き均された排水性舗装材の表面に、骨材とアスファル
    トとを含んで構成される新規の排水性舗装材を供給する
    材料供給工程と、 供給された前記新規の排水性舗装材を押圧して敷き均す
    第2の敷き均し工程と、を順次含んで構成されることを
    特徴とする排水性舗装層の再構築方法。
  2. 【請求項2】骨材と石粉とアスファルトを含む結合剤と
    を含んで構成される排水性舗装材を、骨材間に空隙を残
    存させた状態に敷き均らし形成された既設舗装層の表層
    を、加熱する加熱装置と、 加熱された既設舗装表層を掻きほぐす掻きほぐし装置
    と、 掻きほぐされた排水性舗装材の一部を除去し、所定の高
    さに敷き均す第1の敷き均し装置と、 敷き均された排水性舗装材の表面に供給され、骨材とア
    スファルトを含む結合剤とを含んで構成された新規の排
    水性舗装材を、押圧して敷き均す敷き均し装置と、をこ
    の順に含んで構成される排水性舗装層の再構築装置。
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