JP5784573B2 - Floor slab bridge - Google Patents
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Description
本発明は、橋幅方向に並列したH型鋼などのフランジ部分を有する鋼材からなる橋桁の側面間にこの橋桁の長手方向にわたりスラブコンクリートを打設してなるとともに、橋桁とスラブコンクリートとの複合構造からなる床版橋に係り、詳細には前記橋桁の下面における構造に関する。 In the present invention, slab concrete is cast over the bridge girder in the longitudinal direction between the side surfaces of the bridge girder made of steel having flange portions such as H-shaped steels arranged in parallel in the bridge width direction, and a composite structure of the bridge girder and slab concrete. In particular, the present invention relates to a structure on the lower surface of the bridge girder.
従来、床版橋は橋桁をコンクリート製橋脚の橋座面にゴム支承を介して支持し、このゴム支承にて橋桁の伸縮と撓み又はねじれを吸収する柔結合構造を採っていた。しかしながら、このような柔結合構造では重度の地震に対し落橋の恐れがあり、また、ゴム支承は経年劣化により機能が低下するとともに、非常に高価であるために施工コストを押し上げるという問題点を有していた。そこで、橋桁とコンクリート製橋脚との剛結合強度を向上させて橋桁の伸縮や撓み又はねじれを有効に抑止する床版橋が提案されている(特許文献1参照)。 Conventionally, floor slab bridges have adopted a flexible coupling structure in which a bridge girder is supported on a bridge seat surface of a concrete pier via a rubber bearing, and the rubber girder absorbs expansion, contraction, or twisting of the bridge girder. However, with such a flexible structure, there is a risk of falling over a severe earthquake, and the function of the rubber bearing is degraded due to aging, and the construction cost is increased because it is very expensive. Was. Therefore, a floor slab bridge has been proposed in which the rigid coupling strength between the bridge girder and the concrete pier is improved to effectively suppress expansion, contraction, or twisting of the bridge girder (see Patent Document 1).
この床版橋は、橋幅方向に並列した複数の橋桁の側面間にこの橋桁の長手方向にわたりスラブコンクリートを打設するとともに、更に前記橋桁を支持するコンクリート製橋脚の橋座面上に、この橋座面に支持された橋桁部分を埋設する連結コンクリートを増し打ちし、前記スラブコンクリートとコンクリート製橋脚とが、この連結コンクリートを介してコンクリート結合する剛結合構造としている。これにより、伸縮やねじれなどに対する連結コンクリート自体の強度を相乗的に高めた、重度の地震に対する落橋防止対策としてきわめて有効な床版橋構造となる。 In this floor slab bridge, slab concrete is placed between the side faces of a plurality of bridge girders arranged in parallel in the width direction of the bridge over the longitudinal direction of the bridge girder, and further on the bridge seat surface of the concrete pier supporting the bridge girder. The connection concrete which embeds the bridge girder part supported by the bridge seat surface is struck, and the slab concrete and the concrete pier are concretely connected to each other via the connection concrete. As a result, the strength of the connecting concrete itself against expansion and contraction is synergistically increased, and a floor slab bridge structure that is extremely effective as a preventive measure against falling bridges against severe earthquakes is obtained.
ところで、床版橋の橋桁には通常はH型鋼などの鋼材が使用されている。上述した従来(特許文献1に開示)の床版橋においても、橋桁にはH型鋼を用いており、床版橋(橋桁)の下面構造において、図11(a),(b)に示すように、橋桁となるH型鋼101の上部フランジ102と下部フランジ103のうち、下部フランジ103の相互間に橋桁(H型鋼)101の長手方向に延びる下部開口105を閉鎖部材(杉材からなる型枠106)にて閉鎖し、上部開口104を通じてコンクリート107を打設してスラブコンクリート108を形成する。なお、図11(a)における符号109は基礎配筋である。
By the way, steel materials such as H-shaped steel are usually used for bridge girders of floor slab bridges. In the conventional slab bridge (disclosed in Patent Document 1) described above, H-shaped steel is used for the bridge girder, and the bottom surface structure of the slab bridge (bridge girder) is as shown in FIGS. Further, among the
しかしながら、従来構造は、図11(b)に示すように、コンクリート107全体の厚さを減じないように、杉材からなる型枠106を下部フランジ103の側面間に配置しており、年が経つと型枠106が腐ってしまい、腐った型枠106が橋下に落下するおそれがある。また、型枠106は、下部フランジ103,103の間に嵌め込まれてコンクリート107との面接着により保持されているため、杉材が腐らなくても落下しやすい状態にある。この型枠106が川に落ちてしまうのは環境面から好ましくなく、特に橋下に人や車などの通行があると、安全面にも問題が生じる懸念がある。なお、これを防止するために、床版橋が完成した後に橋下全体にネットを張るという対策を施すことも考えられるが、手間がかかり、費用もかかる。
However, in the conventional structure, as shown in FIG. 11B, the
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、型枠の強度と耐久性を高めて経年劣化などによる型枠の落下を抑止し、この結果、強度と耐久性を向上させた床版橋を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above situation, and its purpose is to increase the strength and durability of the mold and to prevent the mold from dropping due to deterioration over time. As a result, the strength and durability are improved. The purpose is to provide a floor slab bridge.
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明に係る請求項1記載の床版橋は、橋幅方向に並列した各橋桁2の側面間に該橋桁2の長手方向にわたりスラブコンクリート4を打設するとともに、前記橋桁2を支持するコンクリート製橋脚3の橋座面13上に支持された橋桁部分11を埋設する連結コンクリート12を増し打ちし、前記スラブコンクリート4と前記コンクリート製橋脚3とが前記連結コンクリート12を介してコンクリート結合した剛結合構造であり、前記コンクリート製橋脚3に埋設されて該橋脚3の橋座面13から上方へ突出した連結棒14を備え、該連結棒14の突出部分を前記橋桁部分11に貫挿し、該橋桁部分11に貫挿した前記連結棒14の上端突出部にストッパーを具備して該ストッパーを前記橋桁部分11の上面に座止して各橋桁2を前記コンクリート製橋脚3に連結して構成した床版橋1において、
前記橋桁2には、下部にフランジ部分を有する鋼材を用いており、前記床版橋1の下面に配置される板状の型枠15が、前記橋桁2間を閉鎖するように前記フランジ部分8に載置されていることを特徴としている。
Next, means for solving the above problems will be described with reference to the drawings corresponding to the embodiments.
The floor slab bridge according to claim 1 of the present invention is a concrete in which
The
前記型枠15は、プラスチックコンクリート若しくはレジンコンクリートのようなコンクリート製板材により形成されていてもよい。
The
請求項1記載の床版橋は、上記の床版橋において、前記型枠15の上面にはフック16が設けられ、前記型枠15が配置されるときに前記フック16が基礎配筋(腹通し棒)17に引っ掛けられることを特徴としている。フック16は中央部が分断され、この分断部分が長さ調節ナットに螺合されることによって連結され、長さ調節ナットを回転させることによりフックの分断部分の螺合長さが調節され、前記型枠が配置されるときに前記フックが基礎配筋に引っ掛けられることを特徴としている。
長さ調節ナット19を調節することで、図7に示すように、下部フランジ8に載置した型枠15のフック16を、腹通し棒17に最適な位置で引っ掛けることが可能となる。コンクリートの打設時に、流動するコンクリートによって押され、型枠15が移動することも抑止される。これにより、型枠15を吊った状態に保持するので、型枠15の落下を更に確実に防止することができる。
The floor slab bridge according to claim 1 , wherein a
By adjusting the
請求項2記載の床版橋は、前記板状の型枠15が、コンクリート製板材、プラスチックコンクリート若しくはレジンコンクリートからなることを特徴としている。
The floor slab bridge according to
請求項3記載の床版橋は、前記型枠15が、コンクリートの中に鉄筋又は繊維材を入れたものであることを特徴としている。
The floor slab bridge according to
本発明に係る請求項1記載の床版橋によれば、型枠が、打設されるコンクリートと一体化し、すなわち、橋と一体化するとともに、径年劣化をほとんどしなくなり、強度と耐久性を向上させることができる。また、この型枠を用いることで、床版橋の強度と耐久性も向上する。 According to the floor slab bridge according to claim 1 of the present invention, the formwork is integrated with the concrete to be placed, that is, integrated with the bridge, and hardly deteriorates in terms of diameter, strength and durability. Can be improved. Moreover, the strength and durability of the slab bridge are improved by using this formwork.
請求項1記載の床版橋によれば、型枠を橋桁のフランジ上に載置したことにより、型枠の落下を防止することができる。 According to the floor slab bridge of claim 1, the formwork can be prevented from falling by placing the formwork on the flange of the bridge girder.
請求項1記載の床版橋によれば、型枠を吊った状態に保持するので、型枠の落下を更に確実に防止することができる。長さ調節ナット19を調節することで、図7に示すように、下部フランジ8に載置した型枠15のフック16を、腹通し棒17に最適な位置で引っ掛けることが可能となる。これにより、コンクリートの打設時に、流動するコンクリートによって型枠15が押され、型枠15が移動することも抑止され、型枠15を吊った状態に確実に保持するので、型枠15の落下を更に確実に防止することができる。
According to the floor slab bridge of the first aspect, since the mold frame is held in a suspended state, the mold frame can be more reliably prevented from falling. By adjusting the
請求項2記載の床版橋によれば、レジンコンクリートがセメントコンクリートの数倍の強度を有しており、型枠の強度と耐久性を一層高めることができる。
According to the floor slab bridge of
請求項3記載の床版橋によれば、型枠の強度を更に高めることができる。
According to the floor slab bridge described in
以下、本発明の実施形態を図面を参照して具体的に説明する。
図1などに示すように、この実施の形態(床版橋1)では、複数本の橋桁2をコンクリート製橋脚3の上に支持しつつ、橋幅方向に並列させ、それぞれの橋桁2の側面間にこの橋桁2の長手方向にわたりスラブコンクリート4を打設形成し、橋桁2とスラブコンクリート4との複合構造からなる床版5を形成する。
Embodiments of the present invention will be specifically described below with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1 and the like, in this embodiment (floor slab bridge 1), while supporting a plurality of
図1及び図2は河川の対岸にコンクリート製橋脚3をそれぞれ設置し、橋桁3の両端をコンクリート製橋脚4の上に支持した単径間床版橋を示し、図3は橋桁3の延在長の途中を支持するコンクリート製橋脚4を設けた複径間床版橋を示しており、本発明はこの単径間床版橋と複径間床版橋に実施される。
1 and 2 show a single span floor slab bridge in which
橋桁2は、鋼桁又はコンクリート桁であり、好ましい例として、図3、図4などに示すように、腹板6の上端に上部フランジ7を有し、下端に下部フランジ8を有するH型鋼を用い、橋幅方向に隣接する橋桁2の間における上部フランジ7及び下部フランジ8と腹板6にて画成されるスペースにコンクリートを打設してスラブコンクリート4を形成し、橋桁2とスラブコンクリート4との複合構造から成る床版5を形成する。
The
隣接する上部フランジ7の間には橋長方向に延びる上部開口9を有し、隣接する下部フランジ8の相互間の橋長方向に延びる下部開口10は後述する閉鎖部材にて閉鎖して上部開口9を通じて上述したスペース内にコンクリートを打設し、すなわち、間詰めしてスラブコンクリート4を形成する。
There is an
このように、床版橋1は、橋幅方向に並列したH型鋼からなる橋桁2の側面間に橋桁2の長手方向にわたりスラブコンクリート4を打設するとともに、橋桁2を支持するコンクリート製橋脚3の橋座面上に支持された橋桁部分11を埋設する連結コンクリート12を増し打ちし、スラブコンクリート4とコンクリート製橋脚3とが連結コンクリート12を介してコンクリート結合した剛結合構造となる。床版橋1は、コンクリート製橋脚3に埋設されて橋脚の橋座面13から上方へ突出した連結棒14を備え、連結棒14の突出部分を橋桁部分11に貫挿し、橋桁部分11に貫挿した連結棒14の上端突出部にストッパーを具備する。ストッパーは、橋桁部分11の上面に座止して各橋桁2をコンクリート製橋脚3に連結して構成する。
As described above, the floor slab bridge 1 is a
図7に示すように、下部開口10を閉鎖するための型枠15は、床版橋1の下面に配置される。型枠15は、矩形板状のプラスチックコンクリートにより形成されるとともに、橋桁(H型鋼)2のフランジ部分である下部フランジ8に載せられて配置される。型枠15は、スラブコンクリート4を成形後、取り除かれることなく、そのまま残存させる。
As shown in FIG. 7, a
図8に示すように、型枠15の上面にはフック16が設けられている。フック16は、型枠15が配置されるときに、基礎配筋である腹通し棒17に引っ掛けられる。図9に示すように、型枠15の上面における四隅部分には予めフック16をその上面に取り付けるための固定ナット18が埋め込まれている。フック16は、施工現場にて固定ナット18に基端側が螺合されることで、搬送時に邪魔にならず、簡単に取り付けることができる。また、フック16は、図10に示すように、中央部が分断され、この分断部分が長さ調節ナット19によって連結されることが好ましい。長さ調節ナット19は、回転することにより、螺合長さを可変し、型枠15からフック16が突出する長さを調節可能としている。長さ調節ナット19を調節することで、図7に示すように、下部フランジ8に載置した型枠15のフック16を、腹通し棒17に最適な位置で引っ掛けることが可能となる。
As shown in FIG. 8, a
型枠15は、プラスチックコンクリートの中でも、特にレジンコンクリートからなることが好ましい。レジンコンクリートによれば、高い機械的強度が得られるとともに、耐酸性に優れた高い耐薬品性が得られる。また、レジンコンクリートは、線状鉄筋20(図8参照)又は繊維材を入れたものであることが好ましい。
The
なお、連結コンクリート12を打設する橋桁部分11のコンクリート製橋脚3の橋座面13と対向する部位においては、図5に示すように、橋桁2間の下部開口10を閉鎖せずに橋桁2間スペース内にコンクリートを打設してスラブコンクリート15を形成すると同時に、コンクリートの一部を下部開口10を通じて橋座面13に向け流出させて橋座面13とコンクリート結合させる。
In addition, in the part facing the
同時に、全ての橋桁2の上部フランジ7の上に上部開口9を通じて一体結合された路盤コンクリート21を打設形成し、路盤コンクリート21の上面に道路舗装22を施す。
At the same time, the
路盤コンクリート21には橋長方向に延びる第1縦設鉄筋23と、橋幅方向に延びる横設鉄筋24とを組筋し、すなわち、上部フランジ7の上に第1縦設鉄筋23と横設鉄筋24とを組筋して上部フランジ7に載荷し、横設鉄筋24又は第1縦設鉄筋23に組筋した吊設鉄筋26を上部開口9を通じてスラブコンクリート4の内部に垂設し埋設する。
A first vertical reinforcing
吊設鉄筋25の一例としては、図6に示すように、鉄筋20をU字形に曲成し、両アームを横設鉄筋24に組筋する。また、鉄筋20を逆U字形に曲成したU字吊設鉄筋26を形成し、U字吊設鉄筋26の連結部を第1縦設鉄筋23又は横設鉄筋24に組筋するとともに、両アームを橋桁2の少なくとも上部フランジ7に貫挿し、スラブコンクリート4の内部に埋設する。
As an example of the suspended reinforcing
吊設鉄筋25又はU字吊設鉄筋26には第2縦設鉄筋27(図6参照)を組筋してスラブコンクリート4の内部に埋設するとともに、全ての腹板6を橋幅方向に貫挿せる腹通し棒17をスラブコンクリート4の内部に埋設する。
The suspended reinforcing
再述すると、H型鋼(T型鋼又はI型鋼)からなる橋桁2、各種コンクリート橋桁などを用い、それぞれの橋桁2の間にコンクリートを打設するスペースを形成するとともに、隣接する橋桁2の上端間には上部開口9を形成し、上部開口9を通じて上述したスペース内にコンクリートを打設し、すなわち、間詰めしてスラブコンクリート4を形成すると同時に、全ての橋桁2の上面上に上部開口9を通じて一体結合された路盤コンクリート21を打設形成し、路盤コンクリート21の上面に道路舗装22を施す。そして、路盤コンクリート21の内部には全ての橋桁2の上端面に載荷した第1縦設鉄筋23と横設鉄筋24を埋設し、吊設鉄筋25、U字吊設鉄筋26をスラブコンクリート4の内部に垂設して埋設するとともに、全ての橋桁2の腹部を橋幅方向に貫通せる腹通し棒17をスラブコンクリート4の内部に埋設する。
In other words, the
なお、吊設鉄筋25、U字吊設鉄筋26、横設鉄筋24及び腹通し棒17が橋長方向に間隔的に多数配置され、且つ、第1縦設鉄筋23及び第2縦設鉄筋27が橋幅方向に間隔的に多数配置されていることは勿論である
A large number of
また、橋桁2の下端面を支持するコンクリート製橋脚3の橋座面13の上にこの橋座面13に支持された橋桁部分11を埋設する連結コンクリート12を増し打ちし、図2に示すように、スラブコンクリート4とコンクリート製橋脚3とが連結コンクリート12を介してコンクリート結合し、橋桁2をスラブコンクリート4と連結コンクリート12を介してコンクリート製橋脚3に結合した門型ラーメン構造の剛結合構造を構成する。
Moreover, the connecting
すなわち、コンクリート製橋脚3を構築した後、その橋座面13に橋桁2の下端面を支持し、H型鋼からなる橋桁2である場合にはその下部フランジ8を橋座面13に支持し、連結コンクリート12を橋座面13の上に打設形成する。
That is, after the
図2に示すように、連結コンクリート12は、コンクリート製橋脚3を実質的に嵩高にし、橋桁部分11の上面、H型鋼からなる橋桁2である場合には上部フランジ7の上面を連結コンクリート12の頂部28にて覆い、すなわち、連結コンクリート12の頂部28に橋桁2の上端部(上部フランジ7)を埋設し、橋桁2の上部開口9を通じてスラブコンクリート4とコンクリート結合する。連結コンクリート12の頂部28は路盤コンクリート21の一部を構成する。
As shown in FIG. 2, the connecting
また、図2に示すように、橋長端の橋桁2端面を連結コンクリート12の後側部29にて覆い、すなわち、橋桁2端面を後側部29の内部に埋設し、橋桁2端面における端部開口を通じてスラブコンクリート4とコンクリート結合する。橋桁部分11のスラブコンクリート4は、連結コンクリート12の一部を組成する。
In addition, as shown in FIG. 2, the
さらに、橋桁部分11の橋幅方向の外側面を連結コンクリート12の橋幅方向の左右側部30にて覆う。すなわち、外側面を左右側部30の内部に埋設する。
Further, the outer side surface of the
したがって、それぞれの連結コンクリート12の間を上述した複合構造の床版5にて架橋連結した構造にする。
Therefore, the connecting
なお、図1及び図2に示すように、この実施形態では、岸に面して矢板31を組み手にしつつ打ち込んで橋幅方向に連成された土留め壁を構築し、水面上または地面上に突出する矢板31の上端にコンクリート製橋脚3を支持し、コンクリート製橋脚3とスラブコンクリート4の間を連結コンクリート12にてコンクリート結合(剛結合)し、且つ、橋桁2をスラブコンクリート4と連結コンクリート12を介してコンクリート製橋脚3に剛結合した門型ラーメン構造を構築する。
In this embodiment, as shown in FIGS. 1 and 2, in this embodiment, a retaining wall that is coupled in the width direction of the bridge is constructed by striking the
矢板としては図示のように、両側縁に継手を有する鋼板からなる矢板31を用い、矢板31を継手にて連結しつつ多数打ち込んで矢板基礎と土留め壁を形成し、その上端にコンクリート製橋脚3を支持する構造にする。
As shown in the figure, a
あるいは、鋼管柱又はコンクリート柱から成る矢板31を多数打ち込んで矢板基礎と土留め壁を形成し、その上端にコンクリート製橋脚3を支持する構造にする。
Alternatively, a large number of sheet piles 31 made of steel pipe columns or concrete columns are driven to form a sheet pile foundation and a retaining wall, and a
橋桁2は、コンクリート製橋脚3の橋座面13に直接支持するか、橋座面13の上に枕材32を設け、枕材32の上に橋桁2を支持し、すなわち、橋座面13の上に枕材32を介して橋桁2を間接支持し、枕材32を連結コンクリート12の内部に埋設する。
The
詳述すると、上部開口9を通じて打設されたコンクリートは橋桁2間スペースに充填されてスラブコンクリート4を形成すると同時に、下部開口10を通じて橋座面13の上に流出してスラブコンクリート4とコンクリート製橋脚3とをコンクリート結合する。
More specifically, the concrete cast through the
したがって、コンクリート製橋脚3の上の橋桁部分11に打設形成された連結コンクリート12はスラブコンクリート4の一部を組成する。
Therefore, the connecting
枕材32を介在することによって床版5と橋座面13の間にスペースを形成し、スペース内に下部開口10を通じて連結コンクリート12を充填して橋座面13とコンクリート結合するとともに、スペース内に充填された連結コンクリート12の底部33にて橋桁部分11の下面(H型鋼からなる橋桁2である場合には下部フランジ8の下面)を覆う。すなわち、下部フランジ8を連結コンクリート12の底部33に埋設すると同時に、枕材32を連結コンクリート12の底部33に埋設する。
By interposing the
枕材32を介在しない場合にも、スラブコンクリート4の一部が下部開口10から橋座面13に流出してこの橋座面13とコンクリート結合する。
Even when the
枕材32としては、H型鋼からなる枕材32又はコンクリートからなる枕材32を用いている。好ましい例として、橋座面13の略中央部からコンクリート製橋脚3と一体打ちされた枕材32を設けている。
As the
また、枕材32は、橋桁2ごとに独立して設ける他、橋幅方向に連続して延在する枕材32を設け、例えば橋幅方向に連続して延在する枕材32をコンクリート製橋脚3と一体に横設する。
Moreover, the
なお、H型鋼からなる橋桁2である場合には下部フランジ8をコンクリート製橋脚3の橋座面13に直接支持するか、橋座面13に設けたコンクリート製の枕材32の上に下部フランジ8を支持し、すなわち、橋座面13の上に枕材32を介してH型鋼からなる橋桁2を間接支持し、枕材32を連結コンクリート12の底部33に埋設する。
In the case of the
すなわち、枕材32によって形成された床版5と橋座面13の間のスペース、換言すると、H型鋼からなる橋桁2の下部フランジ8と橋座面13の間のスペースに下部開口10を通じ連結コンクリート12を充填して橋座面13とコンクリート結合するとともに、スペース内に充填された連結コンクリート12の底部33にて橋桁部分11の下面(H型鋼からなる橋桁2である場合には下部フランジ8の下面)を覆う。すなわち、下部フランジ8を連結コンクリート12の底部33に埋設すると同時に、枕材32を連結コンクリート12の底部33に埋設する。
That is, the space between the
同様に、橋桁2としてT型鋼又はI型鋼からなる橋桁、各種コンクリートからなる橋桁を用いた場合にも、それぞれの橋桁2の下端面をコンクリート製橋脚3の橋座面13に直接支持するか、橋座面13に設けた枕材32の上に橋桁2の下端面を支持し、すなわち、橋座面13の上に枕材32を介して橋桁2を間接支持し、下部開口10を通じてコンクリートをスペース内に充填して連結コンクリート12の底部33に枕材32を埋設する。
Similarly, when a bridge girder made of T-type steel or I-type steel or a bridge girder made of various concrete is used as the
また、連結コンクリート12によるコンクリート結合構造、すなわち、剛結合構造を強化する手段として、コンクリート製橋脚3の橋座面13に支持され、且つ、連結コンクリート12の内部に埋設された橋桁部分11とコンクリート製橋脚3の間を、コンクリート製橋脚3と連結コンクリート12に埋設せる連結線材又は連結管材からなる連結棒14にて連結する。連結棒14は連結コンクリート12と協働して剛結合構造を形成する。
Further, as a means for strengthening the concrete connection structure by the connecting
連結棒14は、コンクリート製橋脚3の内部の略全高にわたり縦方向に延在し、その上端を橋座面13から上方に突出し、突出部分は橋桁部分11又はスラブコンクリート4、あるいはその両方に相当する部分を貫いてコンクリート製橋脚3に連結する。
The connecting
例えば、橋桁2がH型鋼からなる場合には、連結棒14の突出部分を下部フランジ8と上部フランジ7に設けた透孔に貫挿し、上部フランジ7の上面から突出する連結棒14の雄ねじ部分にナット34を螺合し、ナット34を上部フランジ7の上面に座止して橋桁部分11をコンクリート製橋脚3に連結する。
For example, when the
同様に、橋桁2としてT型鋼又はI型鋼からなる橋桁、各種コンクリートからなる橋桁を用いた場合にも、それらの上部フランジ7や桁本体に連結棒14の上端突出部を貫挿し、ストッパーであるナット34などにて上部フランジ7や橋桁2本体に座止させる。
Similarly, when a bridge girder made of T-type steel or I-type steel or a bridge girder made of various concrete is used as the
図5に示すように、橋桁2の上面(H型鋼からなる橋桁である場合には上部フランジ7の上面)に橋幅方向に延びる細長い座板35を設置し、座板35に設けた透孔に連結棒14の上端突出部を挿通し、座板35の上面において上端突出部(雄ねじ部)にナット34を螺合し、座板35に座着させる。
As shown in FIG. 5, an
加えて、連結棒14の一部は、連結コンクリート12のスラブコンクリート4に相当する部分を貫いて上部開口9を通じて上方に突出し、連結棒14の上端突出部を座板35に設けた透孔に挿通し、座板35の上面において上端突出部(雄ねじ部)にナット34を螺合し、座板35に座着させる。
In addition, a part of the connecting
図1に示すように、具体的に連結棒14は、例えば鉄筋20をU字形に曲成して互いに連結された二本の連結棒14を形成し、それぞれの連結棒14をコンクリート製橋脚3に縦方向に埋設するとともに、上端を連結コンクリート12の内部に埋設しつつ橋桁部分11に連結する。
As shown in FIG. 1, the connecting
その他に、分離した複数本の連結棒を用い、それぞれの連結棒をコンクリート製橋脚3に縦方向に埋設するとともに、上端を連結コンクリート12の内部に埋設しつつ橋桁部分11に連結する構成などがある。
In addition, there are a configuration in which a plurality of separated connecting rods are used, and each connecting rod is embedded in the
また、図1に示すように、コンクリート製橋脚3を矢板31の上端に支持する場合には、U字形に曲成して連結された二本の連結棒14の間に矢板31の上端を貫通せる矢板連結用鉄筋36を組筋し、連結棒14と矢板31の上端とをコンクリートを介して強固に連結する。すなわち、コンクリート製橋脚3を連結棒14と矢板連結用鉄筋36とにより矢板31の上端に強固に連結する。
As shown in FIG. 1, when the
なお、連結棒14及び矢板連結用鉄筋36が橋幅方向に複数配置されることは勿論である。
Of course, a plurality of connecting
以上説明した実施形態におけるスラブコンクリート4は、隣接する橋桁2の間のスペース全容積、すなわち、橋桁2の側面間のスペース全容積にコンクリートを充填し、且つ、路盤コンクリート21と一体打ちする場合を示した。
The
他例として、橋桁2の間のスペースの上部スペースにだけ橋長方向にわたるスラブコンクリート4を打設形成し、下部スペースにコンクリートを打設せずに下部スペースを橋長方向にわたり残存させる、下部スペースに発泡体の如き軽量材を充填するなどがある。何れもスラブコンクリート4はコンクリート製橋脚3の間の径間において連続し、その両端において連結コンクリート12と一体に連結する。
As another example, the lower space in which the
例えば、橋桁2がH型鋼からなる場合、その上部フランジ7と下部フランジ8の間に密にスラブコンクリート4を充填するか、又は上部フランジ7から腹板6の上部までスラブコンクリート4を充填するとともに、路盤コンクリート21を一体打ちして上部フランジ7をスラブコンクリート4と路盤コンクリート21の内部に埋設し、他方、下部フランジ8と腹板6の下部はスラブコンクリート4から露出状態とし、下部フランジ8の上、すなわち、スラブコンクリート4の下位に橋長方向にわたり下部スペースを残存させる。
For example, when the
橋桁2の間の上部スペースにスラブコンクリート4を打設形成し、下部スペースを残存させる場合においても、連結コンクリート12を打設形成する部位においては、橋座面13の上の部位には連結コンクリート12を橋桁2の間のスペース全部に充填するとともに、連結コンクリート12の一部を下部開口10を通じて橋座面13の上に流出してコンクリート結合させる。
Even when the
なお、本発明を実施するための最良の形態においては、コンクリート製橋脚3の用語は橋台と橋脚を総称する。
In the best mode for carrying out the present invention, the term “
ここから、床版橋1における作用を説明する。床版橋1では、従来、杉材を用いていたために鋼材のフランジ部分(具体的には、H型鋼などの下部フランジ8)の上に載せられずに下部フランジ8の間に嵌めていた型枠が、プラスチックコンクリート(レジンコンクリート)からなり、下部フランジ8の上に両側部を載置して配置可能となる。型枠が杉材からなる場合、型枠はコンクリートとみなされず、下部フランジ8の上に載置できなかったためである。本発明では、下部フランジ8の上に載置し、橋桁2間の下部開口10を閉鎖した型枠15が、スラブコンクリート4を成形するために使用され、その後、そのままスラブコンクリート4の一部分として取り除くことなく残留させることができる。したがって、床版橋1では、プラスチックコンクリートからなる型枠15が経年劣化をほとんどしないため、杉材のように腐って落下することもなくなる。
From here, the effect | action in the floor slab bridge 1 is demonstrated. The floor slab bridge 1 has conventionally used cedar, so that it is not placed on the flange portion of the steel material (specifically, the
また、床版橋1では、H型鋼からなる橋桁2に、橋桁2の一部を構成する基礎配筋(腹通し棒)17が貫通され、この腹通し棒17にフック16が引っ掛けられて型枠15が支持され、単に下部フランジ8に載置されるだけの場合に比べ、型枠15がより落下しなくなる。また、コンクリートの打設時に、流動するコンクリートによって押され、型枠15が移動することも抑止される。これにより、型枠15を吊った状態に保持するので、型枠15の落下を更に確実に防止することができる。
Further, in the floor slab bridge 1, a basic reinforcing bar (abdominal threading rod) 17 constituting a part of the
さらに、型枠15に、プラスチックコンクリートの一種であるレジンコンクリートが使用され、曲げ強度、引っ張り強度、圧縮強度、耐摩耗性及び耐酸性がより一層高まる。レジンコンクリートは、骨材である砂や砂利などの結合材として、例えば不飽和ポリエステル樹脂などの熱硬化樹脂が使用され、樹脂と触媒による重合反応によって硬化し、緻密で高強度の成形が可能となる。また、機械的強度が高いので、実質的な軽量化が可能となる。これにより、レジンコンクリートがセメントコンクリートの数倍の強度を有することから、型枠15の強度と耐久性をより一層高めることができる。
Furthermore, resin concrete which is a kind of plastic concrete is used for the
また、線状鉄筋20や繊維材が有する破断しにくい粘り強さ(靱性)及び引張強度と、骨材と一体化したレジンコンクリートがもつ高い圧縮強度とが共に得られ、構成部材同士が補完しあってより高い機械的強度が得られるようになる。これにより、型枠15の強度を更に高めることができる。
Further, the tenacity (toughness) and tensile strength of the linear reinforcing
したがって、上述した実施形態(床版橋1)によれば、型枠15が、橋と一体化し、劣化をほとんどしなくなり、強度と耐久性を向上させることができる。
Therefore, according to the above-described embodiment (floor slab bridge 1), the
1…床版橋
2…橋桁(H型鋼)
3…コンクリート製橋脚
4…スラブコンクリート
8…(橋桁の)下部フランジ
11…橋桁部分
12…連結コンクリート
13…橋座面
14…連結棒
15…型枠
16…フック
17…基礎配筋(腹通し棒)
20…鉄筋(線状鉄筋)
1 ...
3 ...
20 ... Rebar (Linear Rebar)
Claims (3)
前記橋桁には下部にフランジ部分を有する鋼材を用いており、前記床版橋の下面に配置される板状の型枠が前記橋桁間を閉鎖するように前記フランジ部分の上面間に載置されており、
前記板状の型枠の上面にはフックが設けられ、該フックは中央部が分断され、この分断部分が長さ調節ナットに螺合されることによって連結され、長さ調節ナットを回転させることによりフックの分断部分の螺合長さが調節され、前記型枠が配置されるときに前記フックが基礎配筋に引っ掛けられることを特徴する床版橋。 Connected concrete in which slab concrete is placed between the sides of each bridge girder arranged in parallel in the bridge width direction over the longitudinal direction of the bridge girder, and the bridge girder portion supported on the bridge seat surface of the concrete pier supporting the bridge girder is embedded. The slab concrete and the concrete pier are concretely coupled via the connecting concrete, and are connected to the concrete pier so as to protrude upward from the bridge seat surface. A rod is inserted into the bridge girder portion, and an upper end protruding portion of the coupling rod inserted into the bridge girder portion is seated on the upper surface of the bridge girder portion, and each bridge girder is fixed to the concrete bridge pier. In the floor slab bridge connected to
The bridge girder uses a steel material having a flange portion at a lower portion, and a plate-like formwork disposed on the lower surface of the floor slab bridge is placed between the upper surfaces of the flange portions so as to close between the bridge girders. and,
A hook is provided on the upper surface of the plate-shaped formwork, and the hook is divided at the center, and the divided portion is connected by being screwed to the length adjusting nut to rotate the length adjusting nut. The floor slab bridge is characterized in that the screwing length of the split portion of the hook is adjusted by the hook, and the hook is hooked on the foundation reinforcement when the formwork is arranged .
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