JP5784220B2 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
近年、MP3(MPEG Audio Layer−3)等のオーディオ圧縮技術及びH.264/MPEG−4 AVCといった映像圧縮技術の普及、並びに、CD−R、DVD−R、USBメモリ、SDメモリーカード及び携帯端末といった記録媒体の普及により、個人が自分の好みの映像コンテンツファイル及び音楽コンテンツファイルを家庭から持ちだして、例えば、自動車内等でこれらのコンテンツを視聴するケースが増加している。このような用途に応えるために、例えば、自動車内の再生装置では、USB(Universal Serial Bus)メモリ及び携帯端末を接続するためのUSBインターフェース、並びに、SDメモリーカード等のカードスロットを備え、記録媒体に格納されているコンテンツファイルを読み出して、コンテンツを再生できるものが増加している。
このような持ち運び可能な記録媒体、例えば、USBメモリ、SDメモリーカード、及び、フラッシュメモリは、記録容量の大容量化が進み、例えば、数千〜数万件のコンテンツファイルを格納することも可能となっている。
このように記録媒体に多数のコンテンツファイルが存在する場合、ユーザが速やかに所望の曲又は映像を選択して、視聴できるようにするために、コンテンツのタイトル名、アーティスト名及びアルバム名といった属性情報(タグ情報)の選択リストを表示し、ユーザにより選択された順番でコンテンツを再生することが、ユーザの利便性にとって非常に重要となる。
一般に、コンテンツファイルの多くは、そのコンテンツファイル自身に、コンテンツのタイトル名、アーティスト名及びアルバム名といった、コンテンツのタグ情報を格納することが可能である。例えば、音楽ファイルの圧縮形式のひとつであるMP3ファイルでは、ID3タグというフォーマットで、MP3ファイル内にタグ情報を格納することができる。このタグ情報を利用することで、ユーザにとって利便性の高い形式、例えば、アーティスト名の選択リスト等の形でコンテンツの選択リストを表示することができるとともに、アーティスト名の順、及び、アルバム名の順番で再生することもできる。
しかしながら、タグ情報は、1つ1つのコンテンツファイルに格納されているため、そこから必要な情報を取得するためには、1つ1つのコンテンツファイルを開いてタグ情報の解析を行う処理が必要である。このため、数千件や、数万件といった多数のコンテンツファイルからタグ情報を抽出する処理は、非常に処理負荷が高いため、ユーザが記録媒体を選択した後すぐに、コンテンツの選択リストを利用することができないという問題があった。
この問題の改善策として、例えば、特許文献1には、コンテンツファイルから抽出されたタグ情報及びファイル情報を関連付けたタイトルリストファイルを生成して、そのリストをUSBメモリ等の記録媒体に記録するコンテンツ再生装置が開示されている。特許文献1に記載されたコンテンツ再生装置は、コンテンツファイルの識別情報と、当該コンテンツファイルのタグ情報から抽出された文字列からなる並べ替え識別情報とを組み合わせた識別情報を生成し、並べ替え識別情報が昇順となるように識別情報をリストファイルに順次登録する。そして、コンテンツ再生装置は、このリストファイルを、ユーザのコンテンツファイルを格納しているUSBメモリに格納する。これにより、コンテンツ再生装置は、USBメモリからリストファイルを読み出すことで、リストファイルに登録された順序に従って、コンテンツファイルを読み出して、コンテンツを順次再生することができる。
特許文献1に記載されたコンテンツ再生装置は、コンテンツの再生時に上記のリストファイルを作成してUSBメモリに書き込むが、その際に、リストの先頭部分に装置に固有のIDを同時に書き込む。コンテンツ再生装置は、そのリストファイルを利用する際には、まず装置に固有のIDが正しいか否かを確認し、このIDが正しかった場合には、リストファイルに記載されているファイル総数と、USBメモリに書き込まれている実際のファイル総数とを比較する。そして、コンテンツ再生装置は、これらのファイル総数が同じであった場合には、そのリストファイルは最新の状態を反映しているものと判断して、そのリストファイルに記載されているタイトルリストの順にコンテンツの再生を行う。
特開2008−21349号公報(21頁、図5、図6)
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、リストファイルに記載されている装置IDとファイル総数のみを用いて、リストファイルの有効性が確認されているため、誤判定が発生するという問題がある。例えば、記録媒体に格納されているあるアルバムを別のアルバムに書き換えた際に、削除されたアルバムと新たに格納されたアルバムのコンテンツファイルの数が同数の場合には、ファイル総数は不変となり、特許文献1に記載されたコンテンツ再生装置は、コンテンツが書き換えられたことを認識することができない。このため、新しく追加されたアルバムが、削除されたアルバムの再生順番で再生されてしまう。このようなケースでは、本来、コンテンツ再生装置は、リストファイルを無効なもの、言い換えると、最新の状態を反映していないものと判定して、再度リストファイルの生成を行わなければならない。例えば、発売されているCDに格納される曲数は、1アルバムあたり10曲〜15曲程度とおおよそ決まっているため、このようなアルバム置換時に曲数が同一である可能性は非常に高い。
そこで、本発明は、記録媒体においてコンテンツが書き換えられたことを確実に判定して、予め取得されているコンテンツの属性情報を効率的に利用することを目的とする。
本発明の一態様に係る情報処理装置は、過去に使用された記録媒体に記録されたデータに含まれるコンテンツファイルの属性情報を管理するための属性管理情報と、予め定められた部分毎に、前記過去に使用された記録媒体に記録されたデータに形成された階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方により特定される部分メディア識別情報を含むメディア管理情報とを記憶するデータ蓄積部と、今回使用される記録媒体からデータを取得するデータ取得部と、前記データ取得部で取得されたデータを解析して、当該データにおいて形成されている階層と、当該階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方と、を示すエントリー管理情報を生成するファイル情報解析部と、前記エントリー管理情報から、前記予め定められた部分毎に、前記データ取得部で取得されたデータに形成された階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方により特定される部分メディア識別情報を生成するメディア識別情報生成部と、前記メディア管理情報に含まれている部分メディア識別情報と、前記メディア識別情報生成部で生成された部分メディア識別情報とを比較するメディア識別情報比較部と、前記メディア識別情報比較部での比較結果により、前記データ蓄積部に記憶されている部分メディア識別情報と一致しないと判定された、前記メディア識別情報生成部で生成された部分メディア識別情報が生成された前記予め定められた部分に含まれるコンテンツファイルの属性情報に基づいて、前記属性管理情報を更新する属性管理情報更新部と、を備えることを特徴とする。
本発明の他の態様に係る情報処理装置は、過去に使用された記録媒体に記録されたデータに含まれるコンテンツファイルの属性情報を管理するための属性管理情報と、予め定められた部分毎に、前記過去に使用された記録媒体に記録されたデータに形成された階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方により特定される部分メディア識別情報を含むメディア管理情報とを記憶するデータ蓄積部と、今回使用される記録媒体からデータを取得するデータ取得部と、前記データ取得部で取得されたデータを解析して、当該データにおいて形成されている階層と、当該階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方と、を示すエントリー管理情報を生成するファイル情報解析部と、前記エントリー管理情報から、前記予め定められた部分毎に、前記データ取得部で取得されたデータに形成された階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方により特定される部分メディア識別情報を生成するメディア識別情報生成部と、前記データ蓄積過程で記憶された部分メディア識別情報と、前記メディア識別情報生成部で生成された部分メディア識別情報とを比較するメディア識別情報比較部と、前記メディア識別情報比較過程での比較結果に基づいて、前記属性管理情報を更新する属性管理情報更新過程と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様又は他の態様によれば、記録媒体においてコンテンツが書き換えられたことを確実に判定して、予め取得されているコンテンツの属性情報を効率的に利用することができる。
実施の形態1に係る再生装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態1における記録媒体内のデータの階層構造の一例を示す概略図である。 実施の形態1におけるエントリー管理情報140の一例を示す概略図である。 (A)〜(D)は、実施の形態1におけるタグ管理情報の一例を示す概略図である。 実施の形態1におけるメディア管理情報の一例を示す概略図である。 実施の形態1におけるメディア識別情報を生成する際に使用されるエントリーの対象範囲を示す概略図である。 実施の形態1において、記録媒体が挿入された際の処理を示すフローチャート(その1)である。 実施の形態1において、記録媒体が挿入された際の処理を示すフローチャート(その2)である。 実施の形態2に係る再生装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態2におけるデータ蓄積部に記憶される情報を示す概略図である。 実施の形態2において、時間管理番号を更新する処理を示すフローチャートである。 実施の形態2において、データ蓄積部にデータを記憶させる際の処理を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る再生装置の構成を概略的に示すブロック図である。 実施の形態3において第4のメディア識別情報を生成する際に使用されるエントリーの対象範囲を示す概略図である。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る、情報処理装置としての再生装置100の構成を概略的に示すブロック図である。再生装置100は、光学メディア読取部101と、外部メディア入力部102と、データ読出部103と、ファイル情報解析部104と、メディア識別情報生成部105と、メディア識別情報読出部106と、メディア識別情報比較部107と、属性情報解析部としてのタグ情報解析部108と、属性管理情報生成部としてのタグ管理情報生成部109と、データ処理部110と、データ蓄積部111と、属性管理情報読出部としてのタグ管理情報読出部112と、属性管理情報更新部としてのタグ管理情報更新部113と、リスト生成部114と、リスト出力部115と、指示入力部116と、再生制御部117と、データ復号部118と、映像音声出力部119とを備える。
なお、図1においては、再生装置100に設けられる部分、又は、再生装置100に直接接続される部分のうち、本実施の形態の特徴に直接関係しない部分(例えば、映像及び音声の復号処理において一時的にデータを格納するデータ一時格納部等)は、省略されている。
光学メディア読取部101は、パッケージメディアとして市販されているCD、DVD及びBDの他、ユーザが所望のMP3等の形式のコンテンツを書き込んだCD−R、DVD−R及びBD−R等の光学メディア130からデータを読み取る。そして、光学メディア読取部101は、読み取ったデータをデータ読出部103に与える。
外部メディア入力部102は、外部メディア131からデータを読み出す。外部メディア131は、USBメモリ、SDメモリーカード及び携帯端末に備えられているメモリ等であればよい。そして、外部メディア入力部102は、USBのインターフェース、及び、SDメモリーカード等のフラッシュメディアのカードリーダー等で構成することができる。外部メディア入力部102は、読み出したデータをデータ読出部103に与える。
データ読出部103は、光学メディア読取部101及び外部メディア入力部102を制御して、これらを用いて記録媒体からデータを読み出す処理を行う。
ここで、光学メディア読取部101、外部メディア入力部102及びデータ読出部103により、記録媒体からデータを取得するデータ取得部が構成される。
ファイル情報解析部104は、光学メディア130及び外部メディア131等の記録媒体が読み取り可能な状態にされた場合、例えば、光学メディア130が光学メディア読取部101に挿入された場合、又は、外部メディア131が外部メディア入力部102に挿入された場合には、記録媒体内のデータの階層構造(ファイル情報)を解析する。例えば、ファイル情報解析部104は、各階層を構成するフォルダと、このフォルダの直下に含まれているファイル及びフォルダ(階層)とを検出することで、階層構造を解析する。なお、ファイルについては、更新日時も検出される。階層構造の解析は、ファイルシステムの管理情報から容易に行うことができる。
図2は、記録媒体内のデータの階層構造の一例を示す概略図である。この記録媒体には、ルートの直下に、符号C1〜C5で示された5つのコンテンツファイルが格納されている。このコンテンツファイルは、例えば、MP3形式の音楽ファイル及びavi形式の動画ファイル等である。ルートの直下には、これら5つのコンテンツファイルのほかに、符号F1及びF2で示された2つのフォルダが設けられている。フォルダF2の直下には、符号C21及びC22で示された2つのコンテンツファイルが格納されている。フォルダF1の直下には、さらに2つのサブフォルダであるフォルダF11及びF12が設けられている。フォルダF12の直下には、符号C121及びC122で示された2つのコンテンツファイルが格納されている。フォルダF11の直下には、2つのコンテンツファイルC111及びC112と、フォルダF111というサブフォルダとが設けられている。フォルダF111の直下には、符号C1111及びC1112で示された2つのコンテンツファイルが格納されている。
図1の説明に戻り、ファイル情報解析部104は、解析した階層構造に基づいてエントリー管理情報を生成する。
図3は、エントリー管理情報140の一例を示す概略図である。エントリー管理情報140は、E_No欄140aと、E_Name欄140bと、UpperNo欄140cと、TimeStamp欄140dとを有するテーブル形式の情報である。
E_No欄140aは、ファイル及びフォルダに一意に割り当てられた識別情報であるエントリー番号を格納する。
E_Name欄140bは、ファイル及びフォルダを識別するための識別情報(名称)であるファイル名及びフォルダ名を格納する。
UpperNo欄140cは、E_No欄140aで特定されるエントリー(ファイル又はフォルダ)の1つ上の階層に対応するフォルダの識別情報であるエントリー番号を格納する。E_No欄140aで特定されるエントリーがルート(ルートフォルダ)である場合には、予め定められた値、例えば、「FFFF」が格納される。
TimeStamp欄140dは、E_No欄140aで特定されるエントリーが更新された日時を格納する。なお、E_No欄140aで特定されるエントリーがフォルダである場合には、予め定められた値、例えば、「FFFF」が格納される。
ここで、エントリー管理情報140の詳細を、図2で示した記録媒体内の階層構造に基づいて説明する。
E_Name欄140bには、まず、フォルダの名称が、その名称に基づいてソートされて格納され、次に、ファイルの名称が、その名称に基づいてソートされて格納される。ソートの方法については特に限定されないが、ここでは、例えば、アルファベット順でソートが行われればよい。
エントリーがルートである場合には、E_No欄140aに、そのエントリー番号として「0000」が格納され、E_Name欄140bに、その名称として「root」が格納され、UpperNo欄140cに、それ以上の階層がないことを示す「FFFF」が格納され、さらに、TimeStamp欄140dに、フォルダに割り当てられている「FFFF」が格納される。
E_No欄140aが「0001」のエントリーは、フォルダF1である。ここでは、E_Name欄140bに、フォルダ名である「F1」が格納され、UpperNo欄140cに、フォルダF1の親フォルダとなるrootのエントリー番号「0000」が格納される。なお、TimeStamp欄140dには、「FFFF」が格納される。以下同様に、フォルダのエントリーが名前の順に格納される。
そして、E_No欄140aが「0006」のエントリーは、ファイルC1である。ここでは、E_Name欄140bに、ファイル名である「C1」が格納され、UpperNo欄140cに、ファイルC1の親フォルダとなるrootのエントリー番号「0000」が格納される。TimeStamp欄140dには、ファイルC1が更新された日時が格納される。以下、エントリー番号「0007」から「0018」まで、名称でソートされた順番で、各ファイルのエントリーについて、対応する情報が格納される。
なお、図3に示された例では、ルートのエントリー番号として「0000」が割り当てられているが、このような値に限定されるものではない。また、最上位のルートのUpperNo欄140cには「FFFF」が格納されているが、このような値に限定されるものではない。また、数値の桁数は、図3に示されている例に限定されるものではなく、再生装置100が扱うべきコンテンツファイルの件数により自由に決定することができる。
図1の説明に戻り、タグ情報解析部108は、データ読出部103により読み出されたデータから、コンテンツの属性情報としてのタグ情報を解析する。例えば、MP3形式で圧縮された音楽ファイルの場合には、ID3という形式のタグ情報をそのコンテンツファイルの中に埋め込むことができる。MP3におけるタグ情報には、タイトル情報、アーティスト情報、アルバム情報及びジャンル情報等の項目が含まれる。タグ情報解析部108は、ファイル情報解析部104が解析した階層構造に基づき、記録媒体内に格納されているコンテンツファイルのタグ情報を順次解析する。ここで、タグ情報解析部108は、その解析結果として、例えば、コンテンツファイル毎にタグ情報を示す解析結果情報を生成する。そして、タグ情報解析部108は、その解析結果をタグ管理情報生成部109に与える。
タグ管理情報生成部109は、タグ情報解析部108の解析結果により、コンテンツファイルのタグ情報を管理するためのタグ管理情報(属性管理情報)を生成する。例えば、タグ管理情報は、コンテンツファイルと、当該コンテンツファイルに含まれているタグ情報とを対応付けるものである。そして、全コンテンツファイルの解析結果に基づいて必要な情報がタグ管理情報に格納された時点で、タグ管理情報生成部109は、タグ管理情報をデータ処理部110に与える。
図4(A)〜(D)は、タグ管理情報の一例を示す概略図である。タグ管理情報は、図4(A)に示されているマスター管理情報141と、図4(B)〜(D)に示されている項目管理情報142〜144とを含む。マスター管理情報141は、コンテンツファイルと、項目管理情報142〜144に格納された情報とを対応付けるものである。また、項目管理情報142〜144は、それぞれタグ情報の1つの項目に対応する情報を格納するものである。
図4(A)は、マスター管理情報141の一例を示す概略図である。マスター管理情報141は、No欄141aと、E_No欄141bと、E_Name欄141cと、Tag_A欄141dと、Tag_B欄141eと、Tag_C欄141fとを有する。
No欄141aは、マスター管理情報141の各々のレコードを識別するための識別情報である識別番号を格納する。
E_No欄141bは、コンテンツファイルに一意に割り当てられている識別情報であるエントリー番号を格納する。同じコンテンツファイルでは、E_No欄141bに格納されるエントリー番号と、エントリー管理情報140のE_No欄141aに格納されるエントリー番号とは同じになる。
E_Name欄141cは、コンテンツファイルを識別するための識別情報(名称)であるファイル名を格納する。同じコンテンツファイルでは、E_Name欄141cに格納されるファイル名と、エントリー管理情報140のE_Name欄141bに格納されるファイル名とは同じになる。
Tag_A欄141dは、第1の項目管理情報142に格納されている、タグ情報の第1の項目の情報を識別するための第1の項目識別情報を格納する。
Tag_B欄141eは、第2の項目管理情報143に格納されている、タグ情報の第2の項目の情報を識別するための第2の項目識別情報を格納する。
Tag_C欄141fは、第3の項目管理情報144に格納されている、タグ情報の第3の項目の情報を識別するための第3の項目識別情報を格納する。
図4(B)は、第1の項目管理情報142の一例を示す概略図である。第1の項目管理情報142は、No欄142aと、Tag_A欄142bとを有するテーブル形式の情報である。
No欄142aは、Tag_A欄142bに格納される、タグ情報の第1の項目の情報を識別するための第1の項目識別情報を格納する。
Tag_A欄142bは、タグ情報の第1の項目の情報を格納する。例えば、タグ情報の第1の項目は、コンテンツのタイトル情報(タイトル名)であるが、これに限定されるものではない。
図4(C)は、第2の項目管理情報143の一例を示す概略図である。第2の項目管理情報143は、No欄143aと、Tag_B欄143bとを有するテーブル形式の情報であるが、これに限定されるものではない。
No欄143aは、Tag_B欄143bに格納される、タグ情報の第2の項目の情報を識別するための第2の項目識別情報を格納する。
Tag_B欄143bは、タグ情報の第2の項目の情報を格納する。例えば、タグ情報の第2の項目は、コンテンツのアーティスト情報(アーティスト名)であるが、これに限定されるものではない。
図4(D)は、第3の項目管理情報144の一例を示す概略図である。第3の項目管理情報144は、No欄144aと、Tag_C欄144bとを有するテーブル形式の情報である。
No欄144aは、Tag_C欄144bに格納される、タグ情報の第3の項目の情報を識別するための第3の項目識別情報を格納する。
Tag_C欄144bは、タグ情報の第3の項目の情報を格納する。例えば、タグ情報の第3の項目は、コンテンツのジャンル情報(ジャンル名)であるが、これに限定されるものではない。
項目管理情報142〜144では、1つの情報に対して1つの項目識別情報が割り当てられ、また、重複した情報は1つの情報に集約される。例えば、“桜”という曲名(タイトル名)のコンテンツが記録媒体内に3曲存在した場合でも、第1の項目管理情報142には、3つの“桜”に対応するレコードは形成されず、1つの“桜”に対応するレコードだけが形成される。
また、図4(A)に示されているマスター管理情報141は、コンテンツファイルと、タグ情報に含まれる各々の項目の情報とを対応付ける。例えば、E_No欄141bが「0006」であるコンテンツファイルは、Tag_A欄141dにより、第1の項目識別情報が「0001」の情報、即ち、図4(B)の「abcde」という情報を、タグ情報として有する。また、このコンテンツファイルは、Tag_B欄141eにより、第2の項目識別情報が「0001」の情報、即ち、図4(C)の「Aaaaa」という情報を、タグ情報として有する。さらに、このコンテンツファイルは、Tag_C欄141fにより、第3の項目識別情報が「0001」の情報、即ち、図4(D)の「JJ」という情報を、タグ情報として有する。
複数のコンテンツファイルが記録媒体に存在する場合、曲名以外のタグ情報の項目は、複数のコンテンツファイルで共通することが多い。例えば、アルバム名は、あるアルバムに12曲入っていたとすると、12個のコンテンツファイルで共通の内容となる。また、ジャンルも、POP、ROCK等のように分類されるため、より多くのコンテンツファイルに共通の項目となる。そのため、このように、項目管理情報142〜144と、マスター管理情報141とを分けてタグ管理情報を生成することで、より少ないメモリ容量で本発明の効果を実現可能となる。
なお、図4に示した例では、タグ情報の項目を、第1の項目管理情報142、第2の項目管理情報143及び第3の項目管理情報144の3つの項目管理情報で管理しているが、この項目管理情報は、3つに限るものではない。例えば、アルバム名を格納する項目管理情報を追加して、4つの項目管理情報でタグ管理情報が構成されてもよい。また、ジャンル情報が不要であれば、項目管理情報を1つ減らして、2つの項目管理情報でタグ管理情報が構成されてもよい。このように項目管理情報を増減させた場合には、当然ながら、マスター管理情報141の欄の数も項目管理情報に合わせて増減される。
図1の説明に戻り、データ処理部110は、タグ管理情報生成部109で生成されたタグ管理情報をデータ蓄積部111に記録させる。なお、タグ管理情報は、ファイル情報解析部104で生成されたエントリー管理情報140と対応付けられているものとする。
また、後述するように、データ処理部110は、メディア識別情報生成部105で生成されたメディア管理情報をデータ蓄積部111に記憶させる。
データ蓄積部111は、タグ管理情報及びメディア管理情報を対応付けて記憶する。ここで、データ蓄積部111には、過去に使用された記録媒体に記録されたデータから生成又は更新されたタグ管理情報及びメディア管理情報も記憶される。なお、データ蓄積部111は、タグ管理情報に加えて、このタグ管理情報に対応するエントリー管理情報140を記憶してもよい。ここで、データ蓄積部111は、不揮発性のメモリ及びハードディスクドライブ等により構成することができ、再生装置100の電源が切られた場合でも、記憶されている情報は保持される。
タグ管理情報読出部112は、データ蓄積部111に記憶されているタグ管理情報を読み出す。
リスト生成部114は、タグ管理情報読出部112からタグ管理情報を受け取り、特定の項目の情報をリスト化した選択リストを生成する。例えば、リスト生成部114は、指示入力部116を介して、ユーザからタグ情報の項目を選択する指示の入力を受け付けると、選択された項目の情報をタグ管理情報から抽出し、抽出された情報を示す選択リストを生成する。具体的には、リスト生成部114は、ユーザにより選択されたタグ情報の項目、例えば、アーティストの項目が選択された場合には、アーティストの項目に対応する第2の項目管理情報143をタグ管理情報読出部112より取得する。そして、リスト生成部114は、この第2の項目管理情報143のTag_B欄143bに格納されている情報(アーティスト名)をリスト化した選択リストを生成する。そして、リスト生成部114は、このようにして生成した選択リストをリスト出力部115に与える。ここで、リスト生成部114は、選択リストで示されるエントリー番号のコンテンツファイルのタイトル名(曲名)をタグ管理情報から取得し、このタイトル名に基づいて、所定の法則で選択リストの情報をソートしてもよい。ここで、ソートの方法は、どのような方法であってもよいが、リスト生成部114は、例えば、タイトル名をアルファベット順にソートすればよい。
さらに、リスト生成部114は、選択リストに基づいて、ユーザが選択した情報に対応するコンテンツファイルを示す再生リストを生成する。具体的には、表示装置132に表示された選択リストに基づいて、ユーザが特定の情報、例えば、アーティスト名を選択した場合には、リスト生成部114は、指示入力部116を介して、ユーザが選択したアーティスト名を取得する。リスト生成部114は、第2の項目管理情報143をタグ管理情報読出部112より取得して、この第2の項目管理情報143において、Tag_B欄143bに選択されたアーティスト名が格納されているレコードを特定し、特定したレコードのNo欄143aに格納されている第2の項目識別情報を取得する。次に、リスト生成部114は、マスター管理情報141のTag_B欄141eを参照して、取得した第2の項目識別情報が格納されているレコードを特定し、特定されたレコードのE_No欄141bにより、コンテンツファイルのエントリー番号を特定する。そして、リスト生成部114は、特定されたエントリー番号を示す再生リストを生成して、この再生リストを再生制御部117に与える。ここで、リスト生成部114は、再生リストで示されるエントリー番号のコンテンツファイルのタイトル名(曲名)をタグ管理情報から取得し、このタイトル名に基づいて、所定の法則で再生リストの情報をソートしてもよい。ここで、ソートの方法は、どのような方法であってもよいが、リスト生成部114は、例えば、タイトル名をアルファベット順にソートすればよい。
リスト出力部115は、リスト生成部114から与えられた選択リストを予め定められた表示形式にした選択リスト画面を生成して、この選択リスト画面を、例えば、表示装置132に出力する。
指示入力部116は、ユーザからの指示の入力を受け付ける。例えば、指示入力部116は、再生装置100に接続された表示装置132において、ユーザが入力した指示の入力を受け付けてもよいし、図示しないリモートコントローラ等を介して、ユーザが入力した指示の入力を受け付けてもよい。
再生制御部117は、再生装置100における再生処理を制御する。例えば、再生制御部117は、リスト出力部115から再生リストを取得すると、この再生リストに示されているエントリー番号のコンテンツファイルを、データ読出部103に読み出させる。
データ復号部118は、データ読出部103により読み出されたコンテンツファイルを復号し、復号した映像信号及び音声信号を映像音声出力部119に与える。
映像音声出力部119は、データ復号部118から与えられた映像信号及び音声信号を、再生装置100に接続された、例えば、表示装置132に出力する。表示装置132では、このような映像信号及び音声信号に基づいて、映像及び音声が出力される。
メディア識別情報生成部105は、ファイル情報解析部104で解析された階層構造に基づいて、記録媒体を識別するためのメディア識別情報を生成する。そして、メディア識別情報生成部105は、生成したメディア識別情報を管理するためのメディア管理情報を生成する。
図5は、メディア管理情報145の一例を示す概略図である。メディア管理情報145は、No欄145aと、階層欄145bと、メディア識別情報欄145cとを有するテーブル形式の情報である。
No欄145aは、メディア識別情報欄145cに格納されているメディア識別情報を一意に識別するための識別情報であるレコード番号を格納する。
階層欄145bは、メディア識別情報欄145cに格納されているメディア識別情報を算出する際の起点となるフォルダの階層を格納する。
メディア識別情報欄145cは、メディア識別情報生成部105で生成されたメディア識別情報を格納する。本実施の形態においては、メディア識別情報は、第1のメディア識別情報、第2のメディア識別情報及び第3のメディア識別情報からなる。第1のメディア識別情報は、記録媒体に記録されたデータに形成された全ての階層と、当該全ての階層の直下に配置されているコンテンツファイルとにより特定される全体メディア識別情報である。第2のメディア識別情報及び第3のメディア識別情報は、予め定められた部分毎に、記録媒体に記録されたデータに形成された階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方により特定される部分メディア識別情報である。ここで、実施の形態1においては、予め定められた部分は、階層毎に、当該階層の直下と、当該階層の下位に配置された全ての階層の直下である。なお、メディア識別情報は、ファイル情報解析部104により生成されたエントリー管理情報140に基づいて生成される。
まず、第1のメディア識別情報について説明する。第1のメディア識別情報は、エントリー管理情報140の全てのエントリーの、E_Name欄140b、UpperNo欄140c及びTimeStamp欄140dに格納された情報に基づいて生成される。本実施の形態においては、下記の(1)式に示すように、第1のメディア識別情報は、エントリー管理情報140の全てのエントリーの、E_Name欄140b、UpperNo欄140c及びTimeStamp欄140dに格納さている情報を1バイト毎に加算した合計値となっている。
Figure 0005784220
但し、(1)式において、E_Name[i]は、インデックスiで示されるエントリー番号のE_Name欄140bに格納されている情報を示す。TimeStamp[i]は、インデックスiで示されるエントリー番号のTimeStamp欄140dに格納されている情報を示す。UpperNo[i]は、インデックスiで示されるエントリー番号のUpperNo欄140cに格納されている情報を示す。
次に、第2のメディア識別情報について説明する。第2のメディア識別情報は、エントリー管理情報140において、ルートの直下に格納されているコンテンツファイルに対応する全てのエントリーの、E_Name欄140b、UpperNo欄140c及びTimeStamp欄140dに格納された情報に基づいて生成される。本実施の形態においては、下記の(2)式に示すように、第2のメディア識別情報は、エントリー管理情報140において、ルートの直下に格納されているコンテンツファイルに対応する全てのエントリーの、E_Name欄140b、UpperNo欄140c及びTimeStamp欄140dに格納さている情報を1バイト毎に加算した合計値となっている。
Figure 0005784220
但し、(2)式において、インデックスjは、ルートの直下に格納されたコンテンツファイルのエントリー番号を示す。そして、E_Name[j]は、インデックスjで示されるエントリー番号のE_Name欄140bに格納されている情報を示す。TimeStamp[j]は、インデックスjで示されるエントリー番号のTimeStamp欄140dに格納されている情報を示す。UpperNo[j]は、インデックスjで示されるエントリー番号のUpperNo欄140cに格納されている情報を示す。
次に、第3のメディア識別情報について説明する。第3のメディア識別情報は、エントリー管理情報140において、ルートよりも下位のフォルダを起点として、当該フォルダの直下、及び、当該フォルダよりも下位の階層に配置されているフォルダ及びコンテンツファイルに対応する全てのエントリーの、E_Name欄140b及びTimeStamp欄140dに格納された情報に基づいて生成される。本実施の形態においては、下記の(3)式に示すように、第3のメディア識別情報は、エントリー管理情報140において、フォルダを起点として、当該フォルダの直下及び当該フォルダよりも下位の階層に配置されているフォルダ及びコンテンツファイルに対応する全てのエントリーの、E_Name欄140b及びTimeStamp欄140dに格納さている情報を1バイト毎に加算した合計値となっている。
Figure 0005784220
但し、(3)式において、インデックスkは、フォルダを起点として、当該フォルダの直下及び当該フォルダよりも下位の階層に格納されているフォルダ及びコンテンツファイルに対応する全てのエントリーのエントリー番号を示す。そして、E_Name[k]は、インデックスkで示されるエントリー番号のE_Name欄140bに格納されている情報を示す。TimeStamp[k]は、インデックスkで示されるエントリー番号のTimeStamp欄140dに格納されている情報を示す。
図6は、各メディア識別情報を生成する際に使用されるエントリーの対象範囲を示す概略図である。第1のメディア識別情報ID1は、エントリー管理情報140に格納されている全エントリーの情報を使用して生成される。第2のメディア識別情報ID2は、ルートの直下に格納されているコンテンツファイルC1〜C5の情報を使用して生成される。第3のメディア識別情報ID3[1]は、エントリー番号「0001」のフォルダF1の配下に含まれる全てのエントリーの情報を使用して生成されており、使用対象は、フォルダF11、コンテンツファイルC111、コンテンツファイルC112、フォルダF12、コンテンツファイルC121、コンテンツファイルC122、フォルダF111、コンテンツファイルC1111及びコンテンツファイルC112である。また、第3のメディア識別情報ID3[2]は、エントリー番号「0002」のフォルダF2の配下に含まれる全てのエントリーを使用して生成されており、使用対象は、コンテンツファイルC21及びコンテンツファイルC22である。また、第3のメディア識別情報ID3[3]は、エントリー番号「0003」のフォルダF11の配下に含まれる全てのエントリーを使用して生成されており、使用対象は、コンテンツファイルC111、コンテンツファイルC112、フォルダF111、コンテンツファイルC1111及びコンテンツファイルC1112である。以下同様に、第3のメディア識別情報ID3[4]、ID3[5]は、それぞれのフォルダF11、F12、F111を起点として、その配下に含まれるエントリーの情報を使用して生成される。
図1の説明に戻り、このようにして生成されたメディア管理情報145は、メディア識別情報比較部107に与えられる。そして、メディア識別情報比較部107は、データ処理部110を介して、メディア管理情報145をデータ蓄積部111に記憶させる。
メディア識別情報読出部106は、データ蓄積部111に記憶されている、過去に生成されたメディア管理情報145を読み出して、メディア識別情報比較部107に与える。
メディア識別情報比較部107は、メディア識別情報生成部105から与えられた、新たに生成されたメディア管理情報145に格納されているメディア識別情報と、メディア識別情報読出部106から与えられた、過去に生成されたメディア管理情報145に格納されているメディア識別情報とを比較して、これらが一致するか否かを判断する。
例えば、メディア識別情報比較部107は、まず初めに第1のメディア識別情報の比較を行い、もし一致すれば、記録されているコンテンツファイルが変更されずに、過去に使用された記録媒体が再生装置100に挿入されたこととなり、データ蓄積部111に記憶されているタグ管理情報を有効と判定することができる。このような場合には、リスト生成部114は、データ蓄積部111に記録されたタグ管理情報を読み出すことで、再生リストの構築が可能となる。このため、リスト生成部114は、タグ情報解析部108によるタグ情報の解析を行うことなく、ユーザへの選択リストの提示、及び、再生制御部117への再生リストの提供を高速に行うことができる。
次に、メディア識別情報比較部107は、第1のメディア識別情報で比較を行った結果、一致しなかった場合には、第2のメディア識別情報の比較を行う。第2のメディア識別情報が一致した場合には、ルートの直下に格納されているコンテンツファイルには、変化がないものと判断することができる。
さらに、メディア識別情報比較部107は、第3のメディア識別情報の比較を行う。このとき、階層の小さなもの、言い換えると、ルートに近い階層のフォルダを起点として生成されたものから順に比較を行う。このようにすることで、第3のメディア識別情報が一致した場合には、その起点となったフォルダの配下のコンテンツファイル及びフォルダの構成に変化がないものと判断することができるため、どの部分に変更があったのかを容易に特定することができる。
タグ管理情報更新部113は、メディア識別情報比較部107において、第2のメディア識別情報及び第3のメディア識別情報の少なくとも何れか1つが一致しないと判断された場合には、一致しなかったメディア識別情報の起点となったフォルダの直下に配置されているコンテンツファイルのタグ情報を再度解析する。そして、タグ管理情報更新部113は、その解析結果に基づいて、タグ管理情報を更新する処理を行う。
例えば、図2に示されているような階層構造のデータを記録した記録媒体が初めて再生装置100に挿入された場合、一致するメディア識別情報はないため、初めて挿入された記録媒体として、タグ情報解析部108は、タグ情報の解析を行い、タグ管理情報生成部109は、タグ管理情報を生成して、データ処理部110を介して、このタグ管理情報をデータ蓄積部111に記録させる。その記録媒体が取り外されて、次にその記録媒体がファイルの書き換え等が行われずにそのまま挿入された場合には、ファイル情報解析部104の解析結果に基づいて、メディア識別情報生成部105によりメディア管理情報145が生成される。そして、メディア識別情報比較部107が、新たに生成されたメディア管理情報145の第1のメディア識別情報と、過去に生成されたメディア管理情報145の第1のメディア識別情報IDとを比較し、これらが一致するものと判断する。このため、リスト生成部114は、データ蓄積部111に記録されているタグ管理情報が最新の状態であると判定して、このタグ管理情報を読み出して、選択リスト及び再生リストを生成する。そして、再生制御部117は、生成された再生リストに基づいて、コンテンツの再生を行う。
もし、記録媒体に記録されているコンテンツファイルの一部が変更された場合、例えば、図6においてC112が削除された場合、第1のメディア識別情報ID1は一致しないが、第2のメディア識別情報ID2は一致する。そして、フォルダF1を起点とした第3のメディア識別情報ID3[1]は一致しないが、フォルダF2を起点とした第3のメディア識別情報ID3[2]は一致する。さらに、フォルダF11を起点とした第3のメディア識別情報ID3[3]は一致しないが、フォルダF12を起点とした第3のメディア識別情報ID3[4]は一致する。また、フォルダF111を起点とした第3のメディア識別情報ID3[5]は一致する。このため、タグ管理情報更新部113は、フォルダF11の直下に格納されているコンテンツファイルからタグ情報を取得して、タグ情報の解析を行い、タグ管理情報の更新を行う。
図7及び8は、過去のメディア管理情報145が記憶されている場合において、記録媒体が挿入された際の処理を示すフローチャートである。
まず、ファイル情報解析部104は、データ読出部103が記録媒体から読み出したデータに基づいて、階層構造の解析を行い(S10)、その解析結果に基づいて、エントリー管理情報140(図3参照)を生成する(S11)。
次に、メディア識別情報生成部105は、ファイル情報解析部104が生成したエントリー管理情報140に基づいて、第1のメディア識別情報を生成し(S12)、第2のメディア識別情報を生成し(S13)、さらに、第3のメディア識別情報を生成する(S14)。なお、メディア識別情報生成部105は、これらのメディア識別情報を生成した後に、これらのメディア識別情報を格納したメディア管理情報145(図5参照)を生成する。
次に、メディア識別情報読出部106は、データ蓄積部111に過去に生成されたメディア管理情報145が記憶されているか否かを確認する(S15)。そして、メディア識別情報読出部106は、このようなメディア管理情報145が記憶されていない場合(S15:No)には、図8のステップS30に進み、このようなメディア管理情報145が記憶されている場合(S15:Yes)には、ステップS16に進む。
ステップS16では、メディア識別情報読出部106は、データ蓄積部111に記憶されている、過去に生成されたメディア管理情報145を読み出し、読み出したメディア管理情報145をメディア識別情報比較部107に与える。
次に、メディア識別情報比較部107は、メディア識別情報生成部105から与えられたメディア管理情報145(以下、新たなメディア管理情報145#1という)の第1のメディア識別情報と、メディア識別情報読出部106により読み出されたメディア管理情報145(以下、過去のメディア管理情報145#2という)の第1のメディア識別情報とが一致するか否かを判断する(S17)。そして、メディア識別情報比較部107は、これらが一致する場合(S17:Yes)には、データ蓄積部111に記憶されているタグ管理情報が有効なものと判断して、図8のステップS31に進み、これらが一致しない場合(S17:No)には、ステップS18に進む。
ステップS18では、メディア識別情報比較部107は、新たなメディア管理情報145#1の第2のメディア識別情報と、過去のメディア管理情報145#2の第2のメディア識別情報とが一致するか否かを判断する。そして、メディア識別情報比較部107は、これらが一致する場合(S18:Yes)には、ステップS19に進み、これらが一致しない場合(S18:No)には、ステップS20に進む。
ステップS19では、メディア識別情報比較部107は、ルートを有効フォルダと判定し、図8のステップS21の処理に進む。
一方、ステップS20では、メディア識別情報比較部107は、ルートを無効フォルダと判定し、図8のステップS21の処理に進む。
図8のステップS21では、メディア識別情報比較部107は、新たなメディア管理情報145#1の第3のメディア識別情報を識別するためのインデックスnを初期化する。ここで、第3のメディア識別情報は、ルートに近いフォルダを起点とするものから順に、「1」を初期値として「1」ずつ加算された自然数がインデックスとして割り当てられているものとする(図6参照)。
次に、メディア識別情報比較部107は、インデックスnで識別される第3のメディア識別情報ID3[n]が新たなメディア管理情報145#1に存在するか否かを判断する(S22)。そして、メディア識別情報比較部107は、このような第3のメディア識別情報が存在する場合(S22:Yes)には、ステップS23に進み、このような第3のメディア識別情報が存在しない場合(S22:No)には、ステップS27に進む。
ステップS23では、メディア識別情報比較部107は、インデックスnで識別される第3のメディア識別情報ID3[n]が、過去のメディア管理情報145#2に含まれている第3のメディア識別情報と一致するか否かを判断する。そして、メディア識別情報比較部107は、これらが一致する場合(S23:Yes)には、ステップS24に進み、これらが一致しない場合(S23:No)には、ステップS25に進む。
ステップS24では、メディア識別情報比較部107は、第3のメディア識別情報ID[n]の起点となったフォルダを有効フォルダと判定する。
一方、ステップS25では、メディア識別情報比較部107は、第3のメディア識別情報ID[n]の起点となったフォルダを無効フォルダと判定する。
次に、メディア識別情報比較部107は、インデックスnに「1」を加算して(S26)、ステップS22に戻る。
ここで、ステップS22において、第3のメディア識別情報ID3[n]が存在しない場合(S22:No)には、ステップS27に進む。
ステップS27では、タグ管理情報更新部113は、無効フォルダと判断されたフォルダ(ルート)が存在するか否かを判断する。そして、タグ管理情報更新部113は、このようなフォルダが存在する場合(S27:Yes)には、ステップS28に進み、このようなフォルダが存在しない場合(S27:No)には、ステップS30に進む。
ステップS28では、タグ管理情報更新部113は、無効フォルダと判断されたフォルダ(ルート)の直下に配置されているコンテンツファイルのタグ情報を再解析する。
そして、タグ管理情報更新部113は、この解析結果に基づいて、タグ管理情報を更新する(S29)。このとき、タグ管理情報更新部113は、エントリー管理情報140のE_Name欄140b及びマスター管理情報141のE_Name欄141cに同じファイル名が格納されている場合には、エントリー管理情報140のE_No欄140aに格納されているエントリー番号及びマスター管理情報141のE_No欄141bに格納されているエントリー番号が同じになるように、マスター管理情報141のE_No欄141bに格納されているエントリー番号を更新する。
一方、ステップS30では、タグ情報解析部108は、挿入された記録媒体が初めて挿入されたものと判断して、データ読出部103によりこの記録媒体から読み出されたデータに基づいて、タグ情報を解析する。この解析結果に基づいて、タグ管理情報生成部109は、タグ管理情報を生成する。このようにして生成されたタグ管理情報は、データ処理部110を介して、データ蓄積部111に記憶される。
次に、メディア識別情報比較部107は、新たなメディア管理情報145#1をデータ蓄積部111に記憶させることで、メディア管理情報を更新する(S31)。
なお、実施の形態1では、データ蓄積部111へのタグ管理情報の記録は、全てのコンテンツファイルのタグ情報の解析が終わった後に行われているが、記録タイミングはこれに限るものではない。タグ管理情報は、タグ情報の解析の途中段階で一時的にデータ蓄積部111に記録されてもよく、また、再生装置100の処理負荷が高い場合等、負荷状態に応じてその記録タイミングを遅らせてもよい。
また、ファイル情報解析部104及びタグ情報解析部108が記録媒体上のファイルを解析する際には、ファイル情報解析部104及びタグ情報解析部108は、その再生装置100で再生されるもののみをリストアップして、解析すればよい。ファイル情報解析部104は、再生が行われないファイルをエントリー管理情報140から除外し、また、タグ情報解析部108は、再生が行われないファイルのタグ情報の解析を行う必要はない。こうすることで、記録容量の削減が図れるとともに、タグ情報に影響のないその他のテキストファイルが追加又は削除されたとしても、タグ情報の有効性判定に影響を及ぼすことがない。なお、再生が行われるか否かは、例えば、ファイルの拡張子で判断することができる。
また、メディア識別情報は、データの階層構造の全体から生成される第1のメディア識別情報と、ルートの直下に格納されたコンテンツファイルから生成される第2のメディア識別情報と、ルートの下位のフォルダの配下から生成される第3のメディア識別情報で構成されているが、記録媒体にフォルダがない場合には、結果的に第1のメディア識別情報のみが算出されるものとなる。
また、実施の形態1では、MP3ファイルにおけるID3タグを利用することを1つの例として説明したが、対象ファイル形式及びタグ情報形式はこれらに限るものではなく、さまざまな形式のファイルを対象とし、タグ情報もそれらのファイルから取得できればどのような形式であってもよい。そして、タグ情報の項目に必要な情報が記述されていない場合には、タグ管理情報において、その項目に対応する欄を空欄とする処理や、あるいは、その欄に別の文字列を置換する処理が行われてもよい。例えば、ジャンル情報が記述されていない場合に、No Genres等といった文字列で置換されればよい。言い換えると、統一的な処理ルールによって、タグ情報が処理されることにより、タグ情報の一部の項目に情報が記述されていなかったとしても、本発明の効果は発揮される。
また、実施の形態1では、データ蓄積部111は、再生装置100の内部に設けられているが、これは、物理的に再生装置100の外部に設けられていてもよい。例えば、データ蓄積部111として、再生装置100の外部に例えばUSBインターフェース等を用いて接続する外付けハードディスク装置、及び、カードスロットを介して接続されるフラッシュメモリ等が用いられていてもよい。なお、本実施の形態では、メディア管理情報145及びタグ管理情報の記憶先が、ユーザがコンテンツファイルを格納するために使用する記録媒体と異なっていればよい。
また、記録媒体のファイル情報解析及びタグ情報解析は、記録媒体が挿入された時点で行うことが望ましいが、このタイミングに限るものではない。再生装置100の機能形態及び再生装置100の処理能力により、記録媒体が挿入された時点ではなく、それよりも遅れたタイミングで処理が行われてもよい。例えば、再生装置100がUSBメモリとSDメモリーカードが同時に挿入可能な装置形態の場合に、USBメモリとSDメモリーカードがほぼ同時に挿入されたときに、再生装置100は、何れか一方、例えば、USBメモリの解析を行ってから、何れか他方、例えば、SDメモリーカードの処理を行ってもよい。
また、記録媒体の再生開始タイミングについては、全てのタグ情報の解析が終わってから再生を開始する必要はなく、ファイル情報解析部104の解析結果に基づきエントリー管理情報140が生成された時点で、このエントリー管理情報140の先頭に記述されたものから順に再生を開始した上で、並行してタグ情報解析部108によりタグ情報の解析が行われてもよい。
また、実施の形態1では、本発明を映像あるいは音声の再生装置100に適用した例を説明しているが、例えばデジタルカメラで撮影した静止画の再生装置に適用してもよい。
なお、実施の形態1では、第1のメディア識別情報、第2のメディア識別情報及び第3のメディア識別情報を用いることで、コンテンツファイル又は階層構造が変更された場合でも、変更された可能性の高い部分のタグ情報を再度解析することで、タグ管理情報を更新することができる。なお、第1のメディア識別情報が一致せず、かつ、全ての第3のメディア識別情報が一致した場合には、ルート直下のコンテンツファイルに変更が生じたことなるため、第2のメディア識別情報はなくてもよい。
以上のように、実施の形態1によれば、タグ情報の解析を行った結果のタグ管理情報と、ファイル情報の解析結果に基づき生成したメディア管理情報145とを組み合わせて、再生装置100に記録し、記録媒体が挿入されたときにメディア管理情報145に格納されているメディア識別情報を比較してタグ情報の有効性を判定しているため、ユーザが使用する記録媒体の記憶容量を減らすことなく、タグ情報を管理することができる。このため、再生装置100は、多量のコンテンツのコンテンツファイルをリスト化して表示させ、そのリストに従って選択されたコンテンツの再生を高速に行うことが可能となる。
従来の再生装置において、100曲のコンテンツファイルが格納されたUSBメモリで評価を行った結果、1つずつコンテンツファイルを開いてタグ情報の解析を行った場合には、その解析処理に12秒必要であった。しかしながら、実施の形態1に係る再生装置100において、対応するタグ管理情報が既に記録されている記録媒体に対して、メディア管理情報145を用いてメディア識別情報の比較を行い、データ蓄積部111に記録されているタグ管理情報を読み出した場合には、1秒以内でリストの構築が可能となった。
また、実施の形態1に係る再生装置100によれば、第1のメディア識別情報が過去のメディア管理情報145のものと一致しなかった場合でも、第2のメディア識別情報及び第3のメディア識別情報に基づいて、部分的にタグ情報の有効性を判断して必要な範囲のみの部分的なタグ情報の更新を行えばよいため、記録媒体上のコンテンツが一部だけ書き換わった場合にも、高速にタグ情報の解析を終了させることができる。
また、実施の形態1に係る再生装置100によれば、第3のメディア識別情報を比較する際に、上位階層のものから順に比較していくことにより、一部のフォルダが書き換えられた場合等に、より少ない判定処理でタグ情報の有効性判断を行うことが可能となる。
また、実施の形態1に係る再生装置100によれば、第1のメディア識別情報、第2のメディア識別情報、及び、第3のメディア識別情報には、エントリー名が含まれているので、記録媒体上のコンテンツを入れ替えた前後でコンテンツ数が同一の場合でも、過去に挿入された記録媒体と同一であるという誤判定を回避することができる。
また、実施の形態1に係る再生装置100によれば、第1のメディア識別情報、第2のメディア識別情報、及び、第3のメディア識別情報には、コンテンツファイルの更新日時が含まれるので、あるコンテンツファイルを更新した場合、例えば、アーティスト名等をユーザが更新した場合でも、過去に挿入された記録媒体と同一であるという誤判定を回避することができる。このため、このようなコンテンツファイルのタグ情報が再度解析されて、正しい情報が取得される。
また、実施の形態1に係る再生装置100によれば、第1のメディア識別情報及び第2のメディア識別情報には、上位の階層のエントリー番号が含まれるため、あるフォルダの位置が変更された場合でも、過去に挿入された記録媒体と同一ではないと判定することができる。一方、あるコンテンツファイルが一度削除された後で、また同じ位置に書き戻された場合には、過去に挿入された記録媒体と同一であると判定することができる。
また、実施の形態1に係る再生装置100によれば、メディア管理情報145及びタグ管理情報が、再生装置100に記憶されているため、ユーザが利用する記録媒体に書き込みを行うことができない場合でも、過去に生成されたタグ情報を利用して、高速なリスト表示等を行うことができる。
実施の形態2.
図9は、実施の形態2に係る、情報処理装置としての再生装置200の構成を概略的に示すブロック図である。再生装置200は、光学メディア読取部101と、外部メディア入力部102と、データ読出部103と、ファイル情報解析部104と、メディア識別情報生成部105と、メディア識別情報読出部106と、メディア識別情報比較部107と、タグ情報解析部108と、タグ管理情報生成部109と、データ処理部210と、データ蓄積部211と、タグ管理情報読出部112と、タグ管理情報更新部113と、リスト生成部114と、リスト出力部115と、指示入力部116と、再生制御部117と、データ復号部118と、映像音声出力部119と、時間管理番号処理部220と、データサイズ算出部221と、データサイズ比較部222と、データ削除部223とを備える。実施の形態2に係る再生装置200は、データ処理部210での処理の点、データ蓄積部211に記憶されている情報の点、並びに、時間管理番号処理部220、データサイズ算出部221、データサイズ比較部222及びデータ削除部223がさらに備えられている点において実施の形態1に係る再生装置100と異なっている。実施の形態2に係る再生装置200は、メディア管理情報145及びタグ管理情報を、データ蓄積部211にそれぞれ複数格納することができるようにされている。
時間管理番号処理部220は、メディア識別情報生成部105で生成されたメディア管理情報145が、データ蓄積部211に蓄積される毎に、当該メディア管理情報145に、アクセスされた時刻が最も遅いこと(最も最近にアクセスされたこと)を示す時間管理番号を付与する。言い換えると、時間管理番号は、メディア管理情報145にアクセスされた時刻の新しさを示す。
データ処理部210は、実施の形態1と同様の処理を行う他、メディア管理情報145をデータ蓄積部211に記憶させる際に、時間管理番号処理部220でこのメディア管理情報145に付与された時間管理番号を、このメディア管理情報145に対応付けてデータ蓄積部211に記憶させる。
また、データ処理部210は、データ蓄積部211にデータを記憶させる際に、データ蓄積部211にこのデータを記憶させることができるか否かを確認してから、このデータをデータ蓄積部211に記憶させる。実施の形態2においては、データ蓄積部211にメディア管理情報145及びタグ管理情報がそれぞれ複数記憶されるため、データ蓄積部211に記憶されるデータサイズは、増大する。このため、データ蓄積部211の記録容量は有限であり、データの削除処理が必要となる。
データ蓄積部211は、実施の形態1と同様に、メディア管理情報145及びタグ管理情報を記憶するほか、時間管理番号処理部220で生成された時間管理番号をメディア管理情報145に対応付けて記憶する。
図10は、データ蓄積部211に記憶される情報を示す概略図である。図10において、符号245は、複数のメディア管理情報145を含むメディア管理情報群である。符号246は、複数のタグ管理情報を含むタグ管理情報群246である。メディア管理情報145と、タグ管理情報とは、それぞれが生成された記録媒体に応じて、それぞれ対応付けられている。また、符号247は、メディア管理情報群245に含まれているメディア管理情報145のそれぞれに対応付けられている時間管理番号を含む時間管理情報である。ここで、時間管理番号が大きいほど、この時間管理番号に対応付けられているメディア管理情報145へのアクセス時刻が現在時刻に近いことを示している。
データサイズ算出部221は、データ蓄積部211の記録可能容量を算出する。例えば、データサイズ算出部221は、データ蓄積部211の最大記録可能容量(記憶容量)からデータ蓄積部211に記憶されたデータのデータ量を差し引くことで、記録可能容量を算出する。
データサイズ比較部222は、データ処理部210から通知される、データ蓄積部211に記憶させるデータのデータサイズと、データサイズ算出部221が算出した記録可能容量とを比較する。そして、データサイズ比較部222は、このデータサイズがこの記録可能容量以下である場合には、データ蓄積部211にデータを記録させることができることを示す許可通知をデータ処理部210に与える。一方、データサイズ比較部222は、このデータサイズがこの記録可能容量よりも大きい場合には、データ蓄積部211からデータを削除する指示である削除指示をデータ削除部223に与える。
データ削除部223は、データサイズ比較部222からの指示に応じて、データ蓄積部211からデータを削除する。例えば、データ削除部223は、時間管理番号が最も小さい、言い換えると、アクセスされた時刻が最も古いメディア管理情報及びタグ管理情報を、データ蓄積部211から削除する。
図11は、実施の形態2において、時間管理番号を更新する処理を示すフローチャートである。
まず、時間管理番号処理部220は、メディア識別情報比較部107からメディア管理情報145を取得すると、データ蓄積部211から時間管理情報247を読み出し(S40)、既に使用されている時間管理番号の最大値(Sum_MAX)を抽出する(S41)。
次に、時間管理番号処理部220は、メディア識別情報比較部107から取得したメディア管理情報145について、メディア識別情報比較部107での比較結果が、第1のメディア識別情報が一致するものであるか否かを判断する(S42)。時間管理番号処理部220は、メディア識別情報比較部107から必要な情報を取得することにより、このような判断を行えばよい。そして、時間管理番号処理部220は、これらが一致するものと判断した場合(S42:Yes)には、ステップS43に進み、これらが一致しないものと判断した場合(S43:No)には、ステップS44に進む。
ステップS43では、時間管理番号処理部220は、既にデータ蓄積部211に記憶されているメディア管理情報145の内、ステップS42で一致すると判断された第1のメディア識別情報を格納しているメディア管理情報145に対応する時間管理番号に、ステップS41で取得された最大値に「1」を加算した値(Sum_MAX+1)を設定する。
一方、ステップS44では、時間管理番号処理部220は、メディア識別情報比較部107から取得したメディア管理情報145に、ステップS41で取得された最大値に「1」を加算した値(Sum_MAX+1)を示す時間管理番号を付与する。
次に、時間管理番号処理部220は、メディア識別情報比較部107から取得したメディア管理情報145と、ステップS44で付与した時間管理番号とをデータ処理部210に与え、データ処理部210は、データ蓄積部211にこれらを対応付けて記憶させる(S45)。
図11に示されているフローにより、例えば、時間管理番号処理部220は、初めて挿入された記録媒体#1のメディア管理情報145が生成されると、この時間管理番号には「1」を付与する。次に、時間管理番号処理部220は、記録媒体#1とは異なる記録媒体#2が挿入された場合、この記録媒体#2のメディア管理番号145には、その時点で既に使用されている時間管理番号の最大値である「1」に「1」を加えた「2」という値を付与する。次に、再度、記録媒体#1がコンテンツファイル及び階層構造に変更が加えられることなく挿入された場合、データ蓄積部211に格納されているメディア管理情報145及びタグ管理情報は最新の状態と判断されるため、これらの情報は更新されないが、時間管理番号処理部220は、記録媒体#1の時間管理番号を、その時点で既に使用されている時間管理番号の最大値である「2」に「1」を加えた「3」という値に更新する。続いて、新たな記録媒体#3が挿入された場合、時間管理番号処理部220は、その時点で既に使用されている時間管理番号の最大値である「3」に「1」を加えた「4」という値を、そのメディア管理情報145の時間管理番号として付与する。以下同様の処理を行うことで、時間管理番号は常にユニークな値となるとともに、使用された時刻の古い記録媒体から順に小さな時間管理番号となる。
図12は、実施の形態2において、データ蓄積部211にデータを記憶させる際の処理を示すフローチャートである。
まず、データ処理部210は、データ蓄積部211にデータを記憶させる前に、これから書き込みするデータのデータサイズ(SizeW)を算出し(S50)、算出したデータサイズをデータサイズ比較部222に通知する。
このような通知を受けたデータサイズ比較部222は、データサイズ算出部221に、データ蓄積部111の記録可能容量(SizeA)を算出させる(S51)。
次に、データサイズ比較部222は、データ処理部210から通知されたデータサイズ(SizeW)と、データサイズ算出部221が算出した記録可能容量(SizeA)とを比較して、記録可能容量(SizeA)がデータサイズ(SizeW)よりも大きいか否かを判断する(S52)。そして、データサイズ比較部222は、記録可能容量(SizeA)がデータサイズ(SizeW)以下である場合(S52:No)には、ステップS53の処理に進み、記録可能容量(SizeA)がデータサイズ(SizeW)よりも大きい場合(S52:Yes)には、ステップS57の処理に進む。
ステップS53では、データサイズ比較部222は、削除指示をデータ削除部223に与える。このような指示を受けたデータ削除部223は、データ蓄積部211に記憶されている時間管理情報247を参照して、時間管理番号が最小のメディア管理情報145を検索する。
次に、データ削除部223は、時間管理番号が最小のメディア管理情報145及びこのメディア管理情報145に対応付けられているタグ管理情報を削除する(S54)。
次に、データサイズ算出部221は、再度、データ蓄積部111の記録可能容量(SizeA)を算出する(S55)。
次に、データサイズ比較部222は、データ処理部210から通知されたデータサイズ(SizeW)と、ステップS55で算出された記録可能容量(SizeA)とを比較して、記録可能容量(SizeA)がデータサイズ(SizeW)よりも大きいか否かを判断する(S56)。そして、データサイズ比較部222は、記録可能容量(SizeA)がデータサイズ(SizeW)以下である場合(S56:No)には、ステップS53の処理に戻り、記録可能容量(SizeA)がデータサイズ(SizeW)よりも大きい場合(S52:Yes)には、ステップS57の処理に進む。
ステップS57では、データサイズ比較部222は、許可通知をデータ処理部210に与える。このような許可通知を受け取ったデータ処理部210は、データ蓄積部211にデータを記憶させる。
なお、このようにして時間管理番号を付与した場合、記録媒体の挿入につれて時間管理番号は常に増大するが、再生装置200における累計の挿入回数を想定して、時間管理番号のデータのための変数サイズが決定されていればよい。例えば、1日に10回記録媒体が挿入され、これを365日の毎日10年間続けた場合、時間管理番号は36500程度まで増加するため、2バイトの変数サイズが割り当てられていればよい。
また、この時間管理番号は、「1」を初期値として「1」ずつ増加させる例で説明したが、この番号は、この例に限るものではない。時間管理番号は、メディア管理情報145に固有の値であり、かつ、アクセスされた時刻の新しさを特定することのできるものであればよい。
以上のように、実施の形態2に係る再生装置200によれば、データ蓄積部211の記憶容量が許す限り、メディア管理情報145及びタグ管理情報を記憶しているため、ユーザが過去に使用したことのある記憶媒体に対しては、予め記憶されているタグ管理情報に基づいて、高速に選択リストの表示等を行うことができる。
また、実施の形態2に係る再生装置200によれば、アクセスされた時刻の古いものから順にメディア管理情報145及びタグ管理情報が削除されるため、ユーザが良く使用している記録媒体については、優先的にタグ管理情報が保持される。このため、このような記録媒体については、高速にリストの表示等を行うことができる。
実施の形態3.
図13は、実施の形態3に係る、情報処理装置としての再生装置300の構成を概略的に示すブロック図である。再生装置300は、光学メディア読取部101と、外部メディア入力部102と、データ読出部303と、ファイル情報解析部304と、メディア識別情報生成部305と、メディア識別情報読出部306と、メディア識別情報比較部307と、タグ情報解析部108と、タグ管理情報生成部109と、データ処理部310と、データ蓄積部311と、タグ管理情報読出部112と、タグ管理情報更新部313と、リスト生成部314と、リスト出力部115と、指示入力部116と、再生制御部317と、データ復号部318と、映像音声出力部119と、時間管理番号処理部220と、データサイズ算出部221と、データサイズ比較部222と、データ削除部223と、ネットワーク入力部324と、ネットワーク出力部325とを備える。実施の形態3に係る再生装置300は、データ読出部303、ファイル情報解析部304、メディア識別情報生成部305、メディア識別情報読出部306、メディア識別情報比較部307、データ処理部310、タグ管理情報更新部313、リスト生成部314、再生制御部317及びデータ復号部318での処理の点、データ蓄積部311に記憶されている情報の点、並びに、ネットワーク入力部324及びネットワーク出力部325がさらに備えられている点において、実施の形態2に係る再生装置200と異なっている。
データ読出部303は、実施の形態2と同様の処理を行う他、ネットワーク入力部324を介して、第1の情報処理装置333からデータを取得する場合には、第1の情報処理装置333に記憶されているデータの階層構造において、各階層の直下に配置されているデータ、言い換えると、各階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層(フォルダ)を階層データとして取得する。
なお、データ読出部303及びネットワーク入力部324により、ネットワークからデータを取得する、ネットワークデータ取得部が構成される。
ファイル情報解析部304は、実施の形態2と同様の処理を行う他、ネットワーク入力部324を介して、第1の情報処理装置333からデータを取得する場合には、データ読出部303から、取得された階層データを取得する。そして、ファイル情報解析部304は、この階層データを解析することで、階層毎のエントリー管理情報である階層エントリー管理情報を生成する。この階層エントリー管理情報は、図4に示されているエントリー管理情報140に格納されている各エントリーの情報を、階層毎にその直下に配置されるコンテンツファイル及び階層を格納したものである。また、ファイル情報解析部304は、ネットワーク入力部324を介して、第1の情報処理装置333から必要なコンテンツファイル及び階層が全て取得された場合には、全ての階層エントリー管理情報を集積した、集積エントリー管理情報を生成する。
メディア識別情報生成部305は、実施の形態2と同様の処理を行う他、ネットワーク入力部324を介して、第1の情報処理装置333からデータを取得する場合には、ファイル情報解析部304から、階層エントリー管理情報を取得する。メディア識別情報生成部305は、取得された階層エントリー管理情報に基づいて、階層毎のメディア識別情報である第4のメディア識別情報を生成する。ここで、第4のメディア識別情報は、予め定められた部分毎に、記録媒体に記録されたデータに形成された階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方により特定される部分メディア識別情報である。なお、実施の形態3においては、予め定められた部分は、階層毎に、当該階層の直下である。また、例えば、第4のメディア識別情報は、階層エントリー管理情報に含まれているフォルダ及びコンテンツファイルに対応する全てのエントリーの、E_Name欄及びTimeStamp欄に格納さている情報を1バイト毎に加算した合計値となっている。
また、メディア識別情報生成部305は、ネットワーク入力部324を介して、第1の情報処理装置333から必要なデータが全て取得された場合には、全ての第4のメディア識別情報を集積することで生成したメディア管理情報である集積メディア管理情報を生成する。この際、メディア識別情報生成部305は、第1のメディア識別情報を生成して、集積メディア管理情報に格納してもよい。そして、メディア識別情報生成部305は、データ処理部310にこの集積メディア管理情報を与え、データ処理部310は、集積メディア管理情報をデータ蓄積部311に記憶させる。
ネットワーク(図示せず)経由でデータを取得する場合には、再生装置300に直接的に接続された光学メディア読取部101及び外部メディア入力部102に接続されたUSBメモリ等に比べて、一般的に、データの転送レートが十分ではないことが考えられる。そのため、多数のコンテンツの階層構造の解析には時間がかかる場合が考えられる。そこで、実施の形態3においては、第4のメディア識別情報の生成対象範囲を1階層内のデータに限定している。
図14は、第4のメディア識別情報を生成する際に使用されるエントリーの対象範囲を示す概略図である。
第4のメディア識別情報の生成対象範囲は、1つの階層内に限定されている。具体的には、第4のメディア識別情報ID4[0]は、rootの直下のコンテンツファイル及びフォルダを対象とし、フォルダF1、フォルダF2及びコンテンツファイルC1〜C5を対象としている。第4のメディア識別情報ID4[1]は、フォルダF1の直下のコンテンツファイル及びフォルダを対象とし、フォルダF11、フォルダF12を対象としている。第4のメディア識別情報ID4[2]は、フォルダF2の直下のコンテンツファイル及びフォルダを対象とし、コンテンツファイルC21、C22を対象としている。第4のメディア識別情報ID4[3]は、フォルダF11の直下のコンテンツファイル及びフォルダを対象とし、フォルダF111及びコンテンツファイルC111、C112を対象としている。以下同様のルールに基づき、第4のメディア識別情報ID4[4]、ID4[5]の対象範囲も規定される。
メディア識別情報読出部306は、実施の形態2と同様の処理を行う他、ネットワーク入力部324を介して、第1の情報処理装置333からデータを取得する場合には、データ蓄積部311から、集積メディア管理情報を読み出す。なお、データ蓄積部311において、メディア管理情報145と集積メディア管理情報とが区別されていない場合には、メディア識別情報読出部306は、メディア管理情報145及び集積メディア管理情報を読み出す。
メディア識別情報比較部307は、実施の形態2と同様の処理を行う他、ネットワーク入力部324を介して、第1の情報処理装置333からデータを取得する場合には、メディア識別情報生成部305で生成された第4のメディア識別情報が、メディア識別情報読出部306から与えられたメディア管理情報145又は集積メディア管理情報に格納されているか否かを判断する。そして、メディア識別情報比較部307は、この第4のメディア識別情報がメディア管理情報145又は集積メディア管理情報に格納されている場合には、その階層の直下に配置されているコンテンツファイルのタグ管理情報が有効であると判断する。
リスト生成部314は、メディア識別情報比較部307において、特定の階層の直下に配置されているコンテンツファイルのタグ管理情報が有効であると判断された場合には、そのコンテンツファイルのタグ情報を、第4のメディア識別情報が格納されていたメディア管理情報145又は集積メディア管理情報に対応付けられているタグ管理情報から取得し、取得された情報をリスト化した個別選択リストを生成する。
そして、リスト生成部314は、このようにして生成した個別選択リストを、ネットワーク出力部325を介して、第2の情報処理装置334に出力させる。
さらに、リスト生成部314は、個別選択リストに基づいて、ユーザが選択した情報に対応するコンテンツファイルを示す個別再生リストを生成する。そして、リスト生成部314は、このようにして生成された個別再生リストを生成して、この再生リストを再生制御部117に与える。
なお、リスト生成部314は、実施の形態1と同様に、リスト出力部115及び指示入力部116を介して、ユーザからの選択の入力を受け付けて、個別再生リストを生成してもよい。
再生制御部317は、実施の形態2と同様の処理を行う他、ユーザからの指示に応じて、個別再生リストに基づいて、ファイル情報解析部304が生成した集積エントリー管理情報よりコンテンツファイルを特定して、特定したコンテンツファイルをデータ読出部303からネットワーク出力部325を介して、第2の情報処理装置334に出力させる。
このとき、再生制御部317は、特定したコンテンツファイルをデータ読出部303からデータ復号部318に送り、復号した後の映像信号及び音声信号を、ネットワーク出力部325を介して、第2の情報処理装置334に出力させてもよい。
さらに、再生制御部317は、実施の形態1と同様に、特定したコンテンツファイルをデータ読出部303からデータ復号部318に送り、映像音声出力部119を介して、映像信号及び音声信号を表示装置132に出力させてもよい。
ネットワーク入力部324は、ネットワーク(図示せず)を介して接続された第1の情報処理装置333からデータを受信するためのインターフェース部である。第1の情報処理装置333は、例えば、NAS(Network Attached Storage)といったネットワーク上に配置されたストレージデバイス、及び、MOST(Media Oriented Systems Transport)といったネットワーク等で接続された他の映像音声蓄積装置等である。
ネットワーク出力部325は、リスト生成部314により生成された個別選択リストをネットワーク経由で第2の情報処理装置334に送出するとともに、データ復号部318で復号された映像信号及び音声信号、又は、データ読出部303から読み出された符号化されたデータ(コンテンツファイル)を、ネットワーク経由で第2の情報処理装置334に送出するインターフェース部である。
タグ管理情報更新部313は、実施の形態2と同様の処理を行う他、ネットワーク入力部324を介して、第1の情報処理装置333からデータを取得する場合において、第4のメディア識別情報の一部が一致しないときには、その階層の直下に配置されているコンテンツファイルのタグ情報を解析して、タグ管理情報を更新する。
なお、実施の形態3においては、タグ情報解析部108は、ネットワーク入力部324を介して、第1の情報処理装置333からデータを取得する場合には、データ読出部303が、ネットワーク入力部324を介して、必要なデータを全て取得した後に、タグ情報を解析すればよい。
以上のように、実施の形態3に係る再生装置300によれば、ネットワーク経由で接続された記録媒体に対して、階層単位で第4のメディア識別情報を生成することで、ネットワーク経由で取得するデータ量を軽減することができる。このため、データ転送帯域が十分ではない場合においても、過去にデータ蓄積部311に記録されたタグ管理情報の一部を有効なタグ管理情報と判断して、ネットワーク接続された記録媒体を用いて、ユーザに対して高速にタグ管理情報に基づくリストの提示等を行うことができる。
以上に記載した実施の形態においては、フォルダにより階層が形成されているが、ディレクトリにより階層が形成されていてもよい。
100,200,300 再生装置、 101 光学メディア読取部、 102 外部メディア入力部、 103,303 データ読出部、 104,304 ファイル情報解析部、 105,305 メディア識別情報生成部、 106,306 メディア識別情報読出部、 107,307 メディア識別情報比較部、 108 タグ情報解析部、 109 タグ管理情報生成部、 110,210,310 データ処理部、 111,211,311 データ蓄積部、 112 タグ管理情報読出部、 113,313 タグ管理情報更新部、 114,314 リスト生成部、 115 リスト出力部、 116 指示入力部、 117 再生制御部、 118,318 データ復号部、 119 映像音声出力部、 220 時間管理番号処理部、 221 データサイズ算出部、 222 データサイズ比較部、 223 データ削除部、 324 ネットワーク入力部、 325 ネットワーク出力部、 130 光学メディア、 131 外部メディア、 333 第1の情報処理装置、 334 第2の情報処理装置。

Claims (22)

  1. 過去に使用された記録媒体に記録されたデータに含まれるコンテンツファイルの属性情報を管理するための属性管理情報と、予め定められた部分毎に、前記過去に使用された記録媒体に記録されたデータに形成された階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方により特定される部分メディア識別情報を含むメディア管理情報とを記憶するデータ蓄積部と、
    今回使用される記録媒体からデータを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部で取得されたデータを解析して、当該データにおいて形成されている階層と、当該階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方と、を示すエントリー管理情報を生成するファイル情報解析部と、
    前記エントリー管理情報から、前記予め定められた部分毎に、前記データ取得部で取得されたデータに形成された階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方により特定される部分メディア識別情報を生成するメディア識別情報生成部と、
    前記メディア管理情報に含まれている部分メディア識別情報と、前記メディア識別情報生成部で生成された部分メディア識別情報とを比較するメディア識別情報比較部と、
    前記メディア識別情報比較部での比較結果により、前記データ蓄積部に記憶されている部分メディア識別情報と一致しないと判定された、前記メディア識別情報生成部で生成された部分メディア識別情報が生成された前記予め定められた部分に含まれるコンテンツファイルの属性情報に基づいて、前記属性管理情報を更新する属性管理情報更新部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記属性管理情報更新部で更新された属性管理情報に基づいて、再生するコンテンツを選択するための選択リストを生成するリスト生成部をさらに備えること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記部分メディア識別情報は、前記予め定められた部分に含まれる階層を識別するための識別情報と、前記予め定められた部分に含まれる階層に配置されたコンテンツファイルを識別するための識別情報及び前記予め定められた部分に含まれる階層に配置されたコンテンツファイルの更新日時と、の少なくとも何れか一方を用いて生成されること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記メディア管理情報は、前記過去に使用された記録媒体に記録されたデータに形成された全ての階層と、当該全ての階層の直下に配置されているコンテンツファイルとにより特定される全体メディア識別情報をさらに含み、
    前記メディア識別情報生成部は、前記エントリー管理情報から、前記データ取得部で取得されたデータに形成された全ての階層と、当該全ての階層の直下に配置されているコンテンツファイルとにより特定される全体メディア識別情報をさらに生成し、
    前記メディア識別情報比較部は、前記メディア管理情報に含まれている全体メディア識別情報と、前記メディア識別情報生成部で生成された全体メディア識別情報とを比較して、その比較結果が一致するものである場合には、前記メディア管理情報に含まれている部分メディア識別情報と、前記メディア識別情報生成部で生成された部分メディア識別情報との比較を行わないこと
    を特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記全体メディア識別情報は、全ての階層の各々を識別するための識別情報と、当該全ての階層の各々の1つ上の階層を識別するための識別情報と、当該全ての階層の各々の直下に配置されたコンテンツファイルを識別するための識別情報と、当該全ての階層の各々の直下に配置されたコンテンツファイルの1つ上の階層を識別するための識別情報と、当該全ての階層の各々の直下に配置されたコンテンツファイルの更新日時とを用いて生成されること
    を特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記属性管理情報は、前記属性情報に含まれる1つの項目に対応する情報を格納した項目管理情報と、前記コンテンツファイル及び前記項目管理情報に格納された情報を対応付けるためのマスター管理情報と、を含むこと
    を特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記データ蓄積部は、過去に使用された複数の記録媒体の各々について、前記属性管理情報及び前記メディア管理情報を対応付けて記憶すること、
    を特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の情報処理装置。
  8. 前記データ蓄積部は、前記メディア管理情報毎に、アクセスされた時刻の新しさを示す時間管理番号をさらに記憶しており、
    前記データ蓄積部の記録可能容量を算出するデータサイズ算出部と、
    前記データ蓄積部に新たに記憶させるデータのデータサイズと、前記記録可能容量とを比較するデータサイズ比較部と、
    前記データサイズ比較部の比較結果が、前記データサイズが前記記録可能容量よりも大きいことを示す場合に、前記時間管理番号で示される時刻の新しさが最も古いメディア管理情報、及び、当該メディア管理情報に対応付けられている属性管理情報、を削除するデータ削除部と、をさらに備えること
    を特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記予め定められた部分は、階層毎に、当該階層の直下と、当該階層よりも下位の全ての階層の直下であること
    を特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記予め定められた部分は、階層毎に、当該階層の直下であること
    を特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の情報処理装置。
  11. 過去に使用された記録媒体に記録されたデータに含まれるコンテンツファイルの属性情報を管理するための属性管理情報と、予め定められた部分毎に、前記過去に使用された記録媒体に記録されたデータに形成された階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方により特定される部分メディア識別情報を含むメディア管理情報とを記憶するデータ蓄積部と、
    今回使用される記録媒体からデータを取得するデータ取得部と、
    前記データ取得部で取得されたデータを解析して、当該データにおいて形成されている階層と、当該階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方と、を示すエントリー管理情報を生成するファイル情報解析部と、
    前記エントリー管理情報から、前記予め定められた部分毎に、前記データ取得部で取得されたデータに形成された階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方により特定される部分メディア識別情報を生成するメディア識別情報生成部と、
    前記メディア管理情報に含まれている部分メディア識別情報と、前記メディア識別情報生成部で生成された部分メディア識別情報とを比較するメディア識別情報比較部と、
    前記メディア識別情報比較部での比較結果に基づいて、前記属性管理情報を更新する属性管理情報更新部と、
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  12. 記録媒体に記録されたデータに含まれるコンテンツファイルの属性情報を管理するための属性管理情報と、予め定められた部分毎に、前記過去に使用された記録媒体に記録されたデータに形成された階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方により特定される部分メディア識別情報を含むメディア管理情報とを記憶するデータ蓄積過程と、
    今回使用される記録媒体からデータを取得するデータ取得過程と、
    前記データ取得過程で取得されたデータを解析して、当該データにおいて形成されている階層と、当該階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方と、を示すエントリー管理情報を生成するファイル情報解析過程と、
    前記エントリー管理情報から、前記予め定められた部分毎に、前記データ取得過程で取得されたデータに形成された階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方により特定される部分メディア識別情報を生成するメディア識別情報生成過程と、
    前記メディア管理情報に含まれている部分メディア識別情報と、前記メディア識別情報生成過程で生成された部分メディア識別情報とを比較するメディア識別情報比較過程と、
    前記メディア識別情報比較過程での比較結果により、前記データ蓄積過程で記憶された部分メディア識別情報と一致しないと判定された、前記メディア識別情報生成過程で生成された部分メディア識別情報が生成された前記予め定められた部分に含まれるコンテンツファイルの属性情報に基づいて、前記属性管理情報を更新する属性管理情報更新過程と、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  13. 前記属性管理情報更新過程で更新された属性管理情報に基づいて、再生するコンテンツを選択するための選択リストを生成するリスト生成過程をさらに備えること
    を特徴とする請求項12に記載の情報処理方法。
  14. 前記部分メディア識別情報は、前記予め定められた部分に含まれる階層を識別するための識別情報と、前記予め定められた部分に含まれる階層に配置されたコンテンツファイルを識別するための識別情報及び前記予め定められた部分に含まれる階層に配置されたコンテンツファイルの更新日時と、の少なくとも何れか一方を用いて生成されること
    を特徴とする請求項12又は13に記載の情報処理方法。
  15. 前記メディア管理情報は、前記過去に使用された記録媒体に記録されたデータに形成された全ての階層と、当該全ての階層の直下に配置されているコンテンツファイルとにより特定される全体メディア識別情報をさらに含み、
    前記メディア識別情報生成過程は、前記エントリー管理情報から、前記データ取得過程で取得されたデータに形成された全ての階層と、当該全ての階層の直下に配置されているコンテンツファイルとにより特定される全体メディア識別情報をさらに生成し、
    前記メディア識別情報比較過程は、前記メディア管理情報に含まれている全体メディア識別情報と、前記メディア識別情報生成過程で生成された全体メディア識別情報とを比較して、その比較結果が一致するものである場合には、前記メディア管理情報に含まれている部分メディア識別情報と、前記メディア識別情報生成過程で生成された部分メディア識別情報との比較を行わないこと
    を特徴とする請求項12から14の何れか一項に記載の情報処理方法。
  16. 前記全体メディア識別情報は、全ての階層の各々を識別するための識別情報と、当該全ての階層の各々の1つ上の階層を識別するための識別情報と、当該全ての階層の各々の直下に配置されたコンテンツファイルを識別するための識別情報と、当該全ての階層の各々の直下に配置されたコンテンツファイルの1つ上の階層を識別するための識別情報と、当該全ての階層の各々の直下に配置されたコンテンツファイルの更新日時とを用いて生成されること
    を特徴とする請求項15に記載の情報処理方法。
  17. 前記属性管理情報は、前記属性情報に含まれる1つの項目に対応する情報を格納した項目管理情報と、前記コンテンツファイル及び前記項目管理情報に格納された情報を対応付けるためのマスター管理情報と、を含むこと
    を特徴とする請求項12から16の何れか一項に記載の情報処理方法。
  18. 前記データ蓄積過程は、過去に使用された複数の記録媒体の各々について、前記属性管理情報及び前記メディア管理情報を対応付けて記憶すること、
    を特徴とする請求項12から17の何れか一項に記載の情報処理方法。
  19. 前記データ蓄積過程は、前記メディア管理情報毎に、アクセスされた時刻の新しさを示す時間管理番号をさらに記憶しており、
    前記データ蓄積過程における記録可能容量を算出するデータサイズ算出過程と、
    前記データ蓄積過程において新たに記憶させるデータのデータサイズと、前記記録可能容量とを比較するデータサイズ比較過程と、
    前記データサイズ比較過程の比較結果が、前記データサイズが前記記録可能容量よりも大きいことを示す場合に、前記時間管理番号で示される時刻の新しさが最も古いメディア管理情報、及び、当該メディア管理情報に対応付けられている属性管理情報、を削除するデータ削除過程と、をさらに有すること
    を特徴とする請求項18に記載の情報処理方法。
  20. 前記予め定められた部分は、階層毎に、当該階層の直下と、当該階層よりも下位の全ての階層の直下であること
    を特徴とする請求項12から19の何れか一項に記載の情報処理方法。
  21. 前記予め定められた部分は、階層毎に、当該階層の直下であること
    を特徴とする請求項12から19の何れか一項に記載の情報処理方法。
  22. 使用された記録媒体に記録されたデータに含まれるコンテンツファイルの属性情報を管理するための属性管理情報と、予め定められた部分毎に、前記過去に使用された記録媒体に記録されたデータに形成された階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方により特定される部分メディア識別情報とを記憶するデータ蓄積過程と、
    今回使用される記録媒体からデータを取得するデータ取得過程と、
    前記データ取得過程で取得されたデータを解析して、当該データにおいて形成されている階層と、当該階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方と、を示すエントリー管理情報を生成するファイル情報解析過程と、
    前記エントリー管理情報から、前記予め定められた部分毎に、前記データ取得過程で取得されたデータに形成された階層の直下に配置されているコンテンツファイル及び階層の少なくとも何れか一方により特定される部分メディア識別情報を生成するメディア識別情報生成過程と、
    前記データ蓄積過程で記憶された部分メディア識別情報と、前記メディア識別情報生成過程で生成された部分メディア識別情報とを比較するメディア識別情報比較過程と、
    前記メディア識別情報比較過程での比較結果に基づいて、前記属性管理情報を更新する属性管理情報更新過程と、
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
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