JP5783932B2 - レベリングバルブ - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道車両に用いられる空気ばねの高さを調整するレベリングバルブに関するものである。
従来のレベリングバルブとして、台車に対する車体の相対変位に応じて回動するレバーの回動方向に応じて、空気ばねをコンプレッサ又は排気通路に選択的に接続して車体を一定の高さに維持するものが知られている。
この種のレベリングバルブとして、特許文献1には、給気弁及び排気弁がオイルダンパの作用によってレバーへの変位入力から所定時間後に開弁し、レバーへの変位入力から所定の作動遅れ時間をもって作動するものが開示されている。
特開2007−76480号公報
特許文献1に記載のレベリングバルブのように、オイルダンパによって給気弁及び排気弁に作動遅れを発生させる場合には、油の粘度の温度依存性によって低温時に作動遅れ時間が長くなってしまう。
常温時の作動遅れ時間を維持するために、寒冷地ではレベリングバルブをヒーター付きの保温箱内に設置している。しかし、この場合にはコストの増加を招く。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、低温時における給気弁及び排気弁の作動遅れ時間の変化を抑えることを目的とする。
本発明は、鉄道車両の台車に対する車体の相対変位に応じて回転するレバーの回転方向に応じて、前記台車と前記車体の間に設けられる空気ばねを圧縮空気源又は排気通路に選択的に接続して前記空気ばねの高さを調整するレベリングバルブであって、前記レバーの回転に伴って回転する作動アームと、前記作動アームが中立位置から一方向へ所定角度以上回転することによって開弁して前記空気ばねに前記圧縮空気源を接続する給気弁と、前記作動アームが中立位置から他方向へ所定角度以上回転することによって開弁して前記空気ばねに前記排気通路を接続する排気弁と、前記レバーへの変位入力から前記給気弁又は前記排気弁が開弁するまでに所定の作動遅れ時間を発生させるオイルダンパと、を備え、前記オイルダンパは、前記作動アームの回転に伴って移動するピストンと、前記ピストンの両端部に画成されるダンパ室と、前記ピストンの移動に伴って前記ダンパ室から排出される作動油の流れに抵抗を付与する絞り通路と、前記絞り通路と並列に設けられ、前記ダンパ室内の圧力が所定圧力に達した場合に開弁して前記ダンパ室内の作動油を排出するリリーフ弁と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、オイルダンパはダンパ室内の圧力が所定圧力に達した場合に開弁してダンパ室内の作動油を排出するリリーフ弁を備えるため、低温時においても給気弁及び排気弁の作動遅れ時間の変化を抑えることができる。
本発明の第1実施形態に係るレベリングバルブの取付図である。 本発明の第1実施形態に係るレベリングバルブの断面図である。 作動油の温度と作動遅れ時間との関係を示す温度特性図であり、○と△はリリーフ弁を有さない場合の温度特性であり、実線はリリーフ弁を有する場合の温度特性である。 本発明の第2実施形態に係るレベリングバルブにおけるダンパ室を示す図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。断面図である。 本発明の第3実施形態に係るレベリングバルブにおけるダンパ室を示す図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。 本発明の第4実施形態に係るレベリングバルブにおけるダンパ室を示す断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係るレベリングバルブ100について説明する。まず、図1を参照して、レベリングバルブ100の概要について説明する。
レベリングバルブ100は、鉄道車両の車体1と台車2の間に設けられる空気ばね3の高さを調整して、車体1を一定の高さに維持する機能を有するものである。
レベリングバルブ100は車体1と台車2の間に亘って装着される。具体的には、レベリングバルブ100は、車体1に取り付けられ、レバー4と連結棒5を介して台車2に連結される。車体1の荷重変化により空気ばね3が伸縮して車体1の高さが変化すると、この変化が連結棒5及びレバー4を介してレベリングバルブ100に伝えられる。
車体荷重が増加して空気ばね3が撓んだ場合には、レバー4が中立位置から上方に押し上げられ(図1中矢印A方向への回転)、それに伴ってレベリングバルブ100の給気弁31(図2参照)が開弁し、空気ばね3に連通する空気ばね通路6と圧縮空気源としてのコンプレッサ7が連通する。これにより、コンプレッサ7からの圧縮空気が空気ばね3へ供給される。空気ばね3が一定の高さに復元すると、レバー4が中立位置に戻ってレベリングバルブ100の給気弁31が閉弁し、圧縮空気の供給が遮断される。
一方、車体荷重が減少して空気ばね3が伸びた場合には、レバー4が中立位置から下方に引き下げられ(図1中矢印B方向への回転)、それに伴ってレベリングバルブ100の排気弁32(図2参照)が開弁し、空気ばね通路6と排気通路8が連通する。排気通路8は大気に連通しているため、空気ばね3の圧縮空気は大気へ排出される。空気ばね3が一定の高さに復元すると、レバー4が中立位置に戻ってレベリングバルブ100の排気弁32が閉弁し、圧縮空気の排出が遮断される。
このように、レベリングバルブ100は、台車2に対する車体1の相対変位に応じて回転するレバー4の回転方向に応じて空気ばね3をコンプレッサ7又は排気通路8に選択的に連通させることによって、車体1と台車2の間に生じた相対変位を自動的に調節して車体1を一定の高さに維持する。
次に、主に図2を参照して、レベリングバルブ100について詳しく説明する。
レベリングバルブ100は、中央部に配置される緩衝ばね部20と、上部に配置される給気弁31及び排気弁32と、下部に配置されるオイルダンパ60とを備える。
緩衝ばね部20は、レバー4が連結された軸21に固定されるスイングアーム(図示せず)と、軸21に対して回転自由な作動アーム22と、軸21に同心に初期荷重が与えられた状態で組み込まれスイングアームと作動アーム22に同時に接触して配置された緩衝ばね23とを備える。レバー4の回転は、スイングアーム及び緩衝ばね23を介して作動アーム22に伝達される。つまり、作動アーム22はレバー4の回転に伴って回転する。
以下では、給気弁31及び排気弁32について説明する。給気弁31と排気弁32の構成は同じであるため、以下では主に給気弁31について説明する。なお、給気弁31と排気弁32における同一の構成には同一の符号を付す。
給気弁31と排気弁32は、作動アーム22の先端側を中心として対称に配置される。バルブケース11には、一端がバルブケース11の外面に開口すると共に他端が油室12に開口する一対のバルブ収納孔11bが形成される。給気弁31及び排気弁32のそれぞれはバルブ収納孔11bに収納される。
給気弁31は、バルブ収納孔11b内に締結される略円筒状のスリーブ33と、スリーブ33内に摺動自在に配置され作動アーム22の回転に伴って移動する弁体34とを備える。
スリーブ33の外周面の一部にはおねじ部33fが形成され、このおねじ部33fをバルブ収納孔11bの内周に形成されためねじ部11cに螺合させることによって、スリーブ33はバルブ収納孔11b内に締結される。また、スリーブ33の外周には、径方向に延びる鍔部33gが形成され、この鍔部33gがバルブケース11の外周面にワッシャ15を介して当接することによって、スリーブ33はバルブ収納孔11b内に位置決めされる。
スリーブ33におけるバルブケース11からの突出部の外周には、ねじ部33hが形成される。給気弁31のねじ部33hにはコンプレッサ7に連通する連通路9(図1参照)が締結され、排気弁32のねじ部33hには空気ばね通路6(図1参照)が締結される。
スリーブ33の軸心には、油室12側から順に、第1穴33a、第1穴33aと比較して大径の第2穴33b、第2穴33bと比較して大径の第3穴33cと、第3穴33cと比較して大径の第4穴33dとが直列に連通して形成される。
第2穴33bと第3穴33cの境界段部には弁体34が着座又は離間する弁座36が形成される。
弁体34は、スリーブ33の第1穴33aに沿って摺動する摺動部34aと、摺動部34aと比較して大径に形成され弁座36を開閉する弁体部34bとからなる。摺動部34aと弁体部34bとの境界段部には、弁座36に着座して圧縮空気の流れを遮断する一方、弁座36から離間して圧縮空気の流れを許容するシート部34cが弁体34の径方向に平らに形成される。
スリーブ33の第4穴33dには、軸心に貫通路42aを有するばね受け部材42が圧入され、ばね受け部材42は第3穴33cと第4穴33dの境界の段部に係合して設けられる。ばね受け部材42と弁体34の弁体部34bとの間には、弁体34を閉弁方向に付勢する付勢部材としてのコイルスプリング39が圧縮状態で設けられる。
弁体34の摺動部34aは、一部が油室12中に突出し、シート部34cが弁座36に着座した状態では、先端部が作動アーム22と所定の隙間を有して対峙する。作動アーム22が中立位置から所定角度以上回転した場合には、作動アーム22が摺動部34aの先端部に当接する。そして、弁体34は、作動アーム22の回転に伴ってコイルスプリング39の付勢力に抗して移動してシート部34cが弁座36から離間することによって開弁する。
このように、レベリングバルブ100は、空気ばね3に対する圧縮空気の給排が禁止される不感帯を設けるために、作動アーム22が中立位置から回転しても給気弁31及び排気弁32が直ぐには開弁されないように、作動アーム22と給気弁31,排気弁32との間に所定の隙間を有している。これにより、作動アーム22の所定角度未満の回転に対して、空気ばね3に対する圧縮空気の給排を禁止することができるため、給気弁31及び排気弁32のハンチングを防止することができる。給気弁31及び排気弁32の不感帯は、ワッシャ15の厚さ又は個数を調整することによって設定される。
スリーブ33内には、連通路9を通じてコンプレッサ7に常時連通している第1気室45と、弁体34によって第1気室45と仕切られた第2気室46とが設けられる。なお、排気弁32の第1気室45は、空気ばね通路6を通じて空気ばね3と常時連通している。
スリーブ33には、第1気室45に連通する高圧ポート51と、第2気室46に連通する低圧ポート52とが、スリーブ33の内外周面を貫通して形成される。高圧ポート51は、バルブケース11に形成された第1環状通路56に常時連通している。低圧ポート52は、バルブケース11に形成された第2環状通路57に常時連通している。
給気弁31の第2環状通路57と排気弁32の第1環状通路56とは、バルブケース11に形成された連絡通路(図示せず)を通じて連通している。つまり、給気弁31の低圧ポート52と排気弁32の高圧ポート51とは、連絡通路を通じて連通している。その連絡通路の途中には、給気弁31の低圧ポート52から排気弁32の高圧ポート51への圧縮空気の流れのみを許容する逆止弁(図示せず)が設けられる。また、排気弁32の低圧ポート52は、第2環状通路57を通じて排気通路8に連通している。
車体荷重が増加して空気ばね3が撓んだ場合には、台車2に対する車体1の相対変位に応じて作動アーム22は中立位置から図2中矢印A方向に回転する。作動アーム22が所定角度以上回転した場合には、給気弁31の弁体34は、作動アーム22の回転に伴ってコイルスプリング39の付勢力に抗して移動して開弁する。給気弁31の弁体34が開弁すると、給気弁31の第1気室45と第2気室46が連通する。これにより、コンプレッサ7の圧縮空気は、給気弁31の第1気室45、第2気室46、低圧ポート52から連絡通路の逆止弁を押し開いて、排気弁32の高圧ポート51、第1気室45を通じて空気ばね3へ供給される。
給気弁31を通じてコンプレッサ7の圧縮空気が空気ばね3へ供給されて空気ばね3が一定の高さに復元すると、レバー4が中立位置に戻り作動アーム22も中立位置に戻る。これにより、コイルスプリング39の付勢力によって給気弁31の弁体34が弁座36に着座して給気弁31が閉弁し、圧縮空気の供給が遮断される。
一方、車体荷重が減少して空気ばね3が伸びた場合には、台車2に対する車体1の相対変位に応じて作動アーム22は中立位置から図2中矢印B方向に回転する。作動アーム22が所定角度以上回転した場合には、排気弁32の弁体34は、作動アーム22の回転に伴ってコイルスプリング39の付勢力に抗して移動して開弁する。排気弁32の弁体34が開弁すると、排気弁32の第1気室45と第2気室46が連通する。これにより、空気ばね3の圧縮空気は、排気弁32の第1気室45、第2気室46、低圧ポート52、及び排気通路8を通じて大気へ排出される。なお、排気弁32の高圧ポート51は給気弁31の低圧ポート52と連絡通路を通じて連通しているが、連絡通路に設けられる逆止弁によって、空気ばね3の圧縮空気が給気弁31側へと流入することはない。
排気弁32を通じて空気ばね3の圧縮空気が排出されて空気ばね3が一定の高さに復元すると、レバー4が中立位置に戻り作動アーム22も中立位置に戻る。これにより、コイルスプリング39の付勢力によって排気弁32の弁体34が弁座36に着座して排気弁32が閉弁し、圧縮空気の排出が遮断される。
以下では、オイルダンパ60について説明する。
オイルダンパ60は、作動アーム22の基端側にローラを介して連結され作動アーム22の回転に伴って移動するピストン61を備える。ピストン61は、バルブケース11内に形成された油室12中に浸漬して配置される。油室12内には一対のシリンダ部62a,62bが対向して形成され、ピストン61の両端部はそれぞれシリンダ部62a,62bに摺動自在に挿入される。バルブケース11にはシリンダ部62bに連通する開口部11aが形成され、開口部11aはキャップ13にて閉塞される。
ピストン61の両端部には円筒部63a,63bが形成され、円筒部63a,63bとシリンダ部62a,62bとによって第1ダンパ室64a,第2ダンパ室64bが画成される。つまり、ピストン61の左端部には第1ダンパ室64aが画成され、ピストン61の右端部には第2ダンパ室64bが画成される。
ピストン61には、第1,第2ダンパ室64a,64bと油室12とを連通する連通路65a,65bが形成される。第1,第2ダンパ室64a,64bのそれぞれの内部には、連通路65a,65bを開閉する平板状のノンリターンバルブ66a,66bと、円筒部63a,63bの内周面に支持されたリング状のばね受け部材67a,67bと、ノンリターンバルブ66a,66bとばね受け部材67a,67bとの間に圧縮して配置され連通路65a,65bを閉じる方向にノンリターンバルブ66a,66bを付勢する付勢部材としてのコイルスプリング68a,68bとが配置される。
ノンリターンバルブ66a,66bには、第1,第2ダンパ室64a,64bと連通路65a,65bとを常時連通する絞り通路としてのオリフィス69a,69bが貫通して形成される。オリフィス69a,69bは、ピストン61の移動に伴って第1,第2ダンパ室64a,64bが圧縮された際に、第1,第2ダンパ室64a,64bから油室12へと排出される作動油の流れに抵抗を付与する絞りとして機能する。
バルブケース11には、第1ダンパ室64aと油室12とをつなぐ第1接続通路71aと、第2ダンパ室64bと油室12とをつなぐ第2接続通路71bとが形成される。第1接続通路71aと第2接続通路71bは、途中で合流して油室12に接続される。
第1,第2接続通路71a,71bには、第1,第2ダンパ室64a,64bが圧縮され第1,第2ダンパ室64a,64b内の圧力が所定圧力に達した場合に開弁して第1,第2ダンパ室64a,64b内の作動油を油室12へと排出する第1,第2リリーフ弁72a,72bが介装される。第1,第2リリーフ弁72a,72bは、第2ダンパ室64a,64b内の圧力が所定圧力に達して開弁した場合には、第1,第2ダンパ室64a,64b内の作動油をオリフィス69a,69bを迂回して油室12へと排出するように作用する。つまり、第1,第2リリーフ弁72a,72bは、オリフィス69a,69bと並列に設けられる。
第1,第2リリーフ弁72a,72bは、第1,第2接続通路71a,71bの途中に形成された摺動孔85と、摺動孔85に沿って摺動自在に挿入され第1,第2接続通路71a,71bを開閉する弁体86と、摺動孔85を閉塞するキャップ87と弁体86との間に圧縮して配置され弁体86を閉弁方向に付勢する付勢部材としてコイルスプリング88とを備える。
弁体86は、中空部を有する略有底筒状の部材であり、底面がシート面として機能する。弁体86の胴部には、内外周面を貫通する貫通孔89が形成される。弁体86がコイルスプリング88を圧縮して移動し開弁した際には、第1,第2ダンパ室64a,64b内の作動油は、弁体86の外部から貫通孔89を通じて弁体86の中空部へと導かれて油室12へと排出される。第1,第2リリーフ弁72a,72bの開弁圧はコイルスプリング88のばね定数と初期撓みによって設定される。
バルブケース11には、ピストン61の移動に応じて第1,第2ダンパ室64a,64bと油室12とを連通する逃がし通路70a,70bが形成される。逃がし通路70a,70bは、作動アーム22が中立位置にある場合には、ピストン61の円筒部63a,63bによって閉じられる。
作動アーム22が図2中矢印A方向に回転するのに伴ってピストン61が図2中右側に向かって移動すると、第2ダンパ室64bは収縮するため、内部の作動油がノンリターンバルブ66bのオリフィス69bを通じて油室12へ排出され、その際に油圧抵抗が発生する。一方、第1ダンパ室64aは膨張して内部が負圧となるため、ノンリターンバルブ66aがコイルスプリング68aの付勢力に抗して移動して開き、油室12から連通路65aを通じて作動油が第1ダンパ室64a内に補給される。このようにしてピストン61は移動する。
また、作動アーム22が中立位置に戻るのに伴ってピストン61が図2中左側に向かって移動する際には、収縮する第1ダンパ室64a内の作動油は逃がし通路70aを通じて油室12へ排出されるため、ピストン61は抵抗なく移動する。
このように、オイルダンパ60は、作動アーム22が中立位置から回転する際には作動アーム22の回転動作に抵抗を付与する一方、作動アーム22が中立位置に戻る際には作動アーム22に抵抗を付与しない。
次に、レベリングバルブ100の動作について説明する。
車両の走行中に発生する振動により車体1と台車2の間に設けられる空気ばね3が伸縮し、連結棒5及びレバー4を介して車体1の振動変位がレベリングバルブ100に伝えられると、オイルダンパ60のノンリターンバルブ66a,66bのオリフィス69a,69bにて発生する油圧抵抗による作動遅れのため、緩衝ばね23のみが圧縮され、車体1の振動変位が作動アーム22から給気弁31及び排気弁32に伝えられることはない。このように、車体1の荷重が動的に変化した場合には、給気弁31及び排気弁32は作動することなく、空気ばね3に対する圧縮空気の給排は行われない。
車体1の荷重が静的に増加した場合には、空気ばね3がたわみ、車体1の荷重と空気ばね3が釣り合うまで車体1が沈下する。これに伴い、レバー4が図1中矢印A方向に回転し、スイングアームが回転する。これにより、緩衝ばね23が捩れ、緩衝ばね23の復元力によりオイルダンパ60のオリフィス69bにて発生する油圧抵抗と釣り合いながら作動アーム22が図2中矢印A方向に回転する。そして、所定時間後に、作動アーム22が摺動部34aの先端部に当接して給気弁31の弁体34が開弁し、コンプレッサ7の圧縮空気が空気ばね3へ供給される。
一方、車体1の荷重が静的に減少した場合には、空気ばね3が伸び、車体1が上昇する。これに伴い、レバー4が図1中矢印B方向に回転し、スイングアームが回転する。これにより、緩衝ばね23が捩れ、緩衝ばね23の復元力によりオイルダンパ60のオリフィス69aにて発生する油圧抵抗と釣り合いながら作動アーム22が図2中矢印B方向に回転する。そして、所定時間後に、作動アーム22が摺動部34aの先端部に当接して排気弁32の弁体34が開弁し、空気ばね3の圧縮空気が排出される。
このように、給気弁31及び排気弁32は、オイルダンパ60の作用によってレバー4への変位入力から所定時間後に開弁し、レバー4への変位入力から所定の作動遅れ時間をもって作動する。つまり、オイルダンパ60は、作動アーム22の回転動作に抵抗を付与し、台車2に対する車体1の相対変位に対して給気弁31及び排気弁32に作動遅れを発生させる。作動遅れ時間は、オイルダンパ60のオリフィス69a,69bの径を調節することによって設定される。
次に、図3を参照して、オイルダンパ60による給気弁31及び排気弁32の作動遅れについて説明する。図3は、作動油の温度と作動遅れ時間との関係を示す温度特性図である。図3中、実線は第1,第2リリーフ弁72a,72bを有する場合の温度特性であり、○と△は第1,第2リリーフ弁72a,72bを有さない場合の温度特性である。
オイルダンパ60がオリフィス69a,69bのみによって給気弁31及び排気弁32に作動遅れを発生させる場合には、図3に○と△にて示すように、低温時には油の粘度の温度依存性によって作動油の粘度が高くなり、作動油がオリフィス69a,69bを通過し難くなって作動遅れ時間が長くなってしまう。しかし、オイルダンパ60は、オリフィス69a,69bと並列に設けられる第1,第2リリーフ弁72a,72bを有する。そのため、低温により作動油の粘度が高くなり、作動油がオリフィス69a,69bを通過し難くなった場合でも、第1,第2リリーフ弁72a,72bは、第1,第2ダンパ室64a,64b内の圧力が予め定められた所定圧力に達した場合には開弁して、第1,第2ダンパ室64a,64b内の作動油をオリフィス69a,69bを迂回して油室12へと排出するため、オイルダンパ60にて発生する油圧抵抗を一定値にすることができる。したがって、低温時においても、図3に実線にて示すように、給気弁31及び排気弁32の作動遅れ時間の変化を抑えることができる。このように、オイルダンパ60に第1,第2リリーフ弁72a,72bを設けることによって、低温時の作動遅れ時間を常温時の作動遅れ時間に近いレベルに維持することが可能となる。
以上の第1実施形態によれば、以下に示す作用効果を奏する。
オイルダンパ60は第1,第2ダンパ室64a,64b内の圧力が所定圧力に達した場合に開弁して第1,第2ダンパ室64a,64b内の作動油を排出する第1,第2リリーフ弁72a,72bを備えるため、低温時においても給気弁31及び排気弁32の作動遅れ時間の変化を抑えることができる。
<第2実施形態>
次に、図4を参照して、本発明の第2実施形態に係るレベリングバルブについて説明する。以下では、上記第1実施形態と異なる点のみを説明し、第1実施形態と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第2実施形態に係るレベリングバルブは、オイルダンパ200、特にはリリーフ弁201の構成が第1実施形態と相違する。図4を参照して、オイルダンパ200、特にはリリーフ弁201について説明する。図4(a)は、ノンリターンバルブ66aの平面図であり、図4(b)は第1ダンパ室64aの断面図である。なお、第1ダンパ室64aと第2ダンパ室64bのリリーフ弁201の構成は同一であるため、以下では第1ダンパ室64aのリリーフ弁201についてのみ説明する。
第2実施形態に係るレベリングバルブでは、リリーフ弁201がオイルダンパ200のノンリターンバルブ66aに設けられる。したがって、第2実施形態に係るレベリングバルブは、第1実施形態に係るレベリングバルブ100のバルブケース11に形成された第1,第2接続通路71a,71bは有さない。
オリフィス69aは、矩形平板状のノンリターンバルブ66aに貫通して形成される。
リリーフ弁201は、ノンリターンバルブ66aに貫通して形成された貫通孔202と、一端側が支持部204を介してノンリターンバルブ66aに支持され他端側にて貫通孔202の下流側の開口部を閉じる弁体としての薄板203とを備える。
薄板203は、ピストン61の移動に伴って第1ダンパ室64aが圧縮され第1ダンパ室64a内の圧力が所定圧力に達した場合には、支持部204を支点として他端側が撓んで貫通孔202を開放する。これにより、第1ダンパ室64a内の作動油は、貫通孔202を通過して油室12へと排出される。このように、リリーフ弁201は、第1ダンパ室64a内の圧力が所定圧力に達して開弁した場合には、第1ダンパ室64a内の作動油をオリフィス69aを迂回して油室12へと排出するように作用する。つまり、リリーフ弁201は、オリフィス69aと並列に設けられる。
以上の第2実施形態においても、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏する。また、リリーフ弁201はオイルダンパ200のノンリターンバルブ66aに設けられるため、上記第1実施形態では必要であった第1,第2接続通路71a,71をバルブケース11に形成する必要がなくなる。したがって、オイルダンパ200をコンパクトに構成することができ、かつオイルダンパ200の製造コストを低減することができる。
<第3実施形態>
次に、図5を参照して、本発明の第3実施形態に係るレベリングバルブについて説明する。以下では、上記第1実施形態と異なる点のみを説明し、第1実施形態と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第3実施形態に係るレベリングバルブは、オイルダンパ300、特にはリリーフ弁301の構成が第1実施形態と相違する。図5を参照して、オイルダンパ300、特にはリリーフ弁301について説明する。図5(a)は、ノンリターンバルブ66aの平面図であり、図5(b)は第1ダンパ室64aの断面図である。なお、第1ダンパ室64aと第2ダンパ室64bのリリーフ弁301の構成は同一であるため、以下では第1ダンパ室64aのリリーフ弁301についてのみ説明する。
第3実施形態に係るレベリングバルブでは、リリーフ弁301がオイルダンパ300のノンリターンバルブ66aに設けられる。したがって、第3実施形態に係るレベリングバルブは、第1実施形態に係るレベリングバルブ100のバルブケース11に形成された第1,第2接続通路71a,71bは有さない。
オリフィス69aは、矩形平板状のノンリターンバルブ66aに貫通して複数形成される。なお、スペース上の問題がなければ、複数のオリフィス69aに代えて1つのオリフィス69aを形成するようにしてもよい。
リリーフ弁301は、ノンリターンバルブ66aに貫通して形成された複数の貫通孔302と、ノンリターンバルブ66aに形成された取付孔304に嵌挿して支持され貫通孔302の下流側の開口部を閉じる弁体303とを備える。弁体303はゴム等の弾性部材からなる。
貫通孔302は、複数のオリフィス69aと取付孔304との間に、環状に並んで設けられる。
弁体303は、通常は貫通孔302の下流側の開口部を閉じる一方、ピストン61の移動に伴って第1ダンパ室64aが圧縮され第1ダンパ室64a内の圧力が所定圧力に達した場合には外縁部が撓んで貫通孔302を開放する円板状のシート部303aと、ノンリターンバルブ66aの裏面に係合して設けられシート部303aが撓んだ際に弁体303が取付孔304から抜けるのを防止する円板状の係合部303bと、取付孔304を挿通してシート部303aと係合部303bを連結する連結部303cとからなる。
弁体303のシート部303aの外縁部が撓んで貫通孔302が開放されると、第1ダンパ室64a内の作動油は、貫通孔302を通過して油室12へと排出される。このように、リリーフ弁301は、第1ダンパ室64a内の圧力が所定圧力に達して開弁した場合には、第1ダンパ室64a内の作動油をオリフィス69aを迂回して油室12へと排出するように作用する。つまり、リリーフ弁301は、オリフィス69aと並列に設けられる。
以上の第3実施形態においても、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏する。また、リリーフ弁301はオイルダンパ300のノンリターンバルブ66aに設けられるため、上記第1実施形態では必要であった第1,第2接続通路71a,71をバルブケース11に形成する必要がなくなる。したがって、オイルダンパ300をコンパクトに構成することができ、かつオイルダンパ300の製造コストを低減することができる。
<第4実施形態>
次に、図6を参照して、本発明の第4実施形態に係るレベリングバルブについて説明する。以下では、上記第1実施形態と異なる点のみを説明し、第1実施形態と同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
第4実施形態に係るレベリングバルブは、オイルダンパ400、特にはリリーフ弁401の構成が第1実施形態と相違する。図6を参照して、オイルダンパ400、特にはリリーフ弁401について説明する。図6は第1ダンパ室64aの断面図である。なお、第1ダンパ室64aと第2ダンパ室64bのリリーフ弁401の構成は同一であるため、以下では第1ダンパ室64aのリリーフ弁401についてのみ説明する。
第4実施形態に係るレベリングバルブでは、リリーフ弁401がオイルダンパ400のノンリターンバルブ66aに設けられる。したがって、第4実施形態に係るレベリングバルブは、第1実施形態に係るレベリングバルブ100のバルブケース11に形成された第1,第2接続通路71a,71bは有さない。
オリフィス69aは、矩形平板状のノンリターンバルブ66aに貫通して複数形成される。
リリーフ弁401は、ノンリターンバルブ66aに貫通して形成された複数の貫通孔402と、ノンリターンバルブ66aに形成された取付孔404に嵌挿して支持され貫通孔402の下流側の開口部を閉じる弁体403と、ノンリターンバルブ66aと弁体403の間に圧縮して配置され弁体403を閉弁方向に付勢する付勢部材としてのコイルスプリング405とを備える。
貫通孔402は、複数のオリフィス69aと取付孔304との間に、環状に並んで設けられる。
弁体403は、通常は貫通孔402の下流側の開口部を閉じる一方、ピストン61の移動に伴って第1ダンパ室64aが圧縮され第1ダンパ室64a内の圧力が所定圧力に達した場合には貫通孔402を開放する円板状のシート部403aと、取付孔404を挿通して第1ダンパ室64a内に延在するロッド部403bとからなる。
ロッド部403bの先端側には環状溝403cが形成され、環状溝403cにはコイルスプリング405の端部を支持するばね受けリング407が装着される。
弁体403は、ピストン61の移動に伴って第1ダンパ室64aが圧縮され第1ダンパ室64a内の圧力が所定圧力に達した場合には、コイルスプリング405の付勢力に抗して移動して貫通孔402を開放する。これにより、第1ダンパ室64a内の作動油は、貫通孔402を通過して油室12へと排出される。このように、リリーフ弁401は、第1ダンパ室64a内の圧力が所定圧力に達して開弁した場合には、第1ダンパ室64a内の作動油をオリフィス69aを迂回して油室12へと排出するように作用する。つまり、リリーフ弁401は、オリフィス69aと並列に設けられる。
以上の第4実施形態においても、上記第1実施形態と同様の作用効果を奏する。また、リリーフ弁401はオイルダンパ400のノンリターンバルブ66aに設けられるため、上記第1実施形態では必要であった第1,第2接続通路71a,71をバルブケース11に形成する必要がなくなる。したがって、オイルダンパ400をコンパクトに構成することができ、かつオイルダンパ400の製造コストを低減することができる。
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
本発明に係るレベリングバルブは、鉄道車両の車体を一定の高さに維持する車高調整装置に適用することができる。
100 レベリングバルブ
1 車体
2 台車
3 空気ばね
4 レバー
7 コンプレッサ
8 排気通路
11 バルブケース
12 油室
22 作動アーム
31 給気弁
32 排気弁
60,200,300,400 オイルダンパ
61 ピストン
64a,64b ダンパ室
65a,65b 連通路
66a,66b ノンリターンバルブ
69a,69b オリフィス
71a,71b 接続通路
72a,72b,201,301,401 リリーフ弁
202,302,402 貫通孔
203,303,403 弁体

Claims (4)

  1. 鉄道車両の台車に対する車体の相対変位に応じて回転するレバーの回転方向に応じて、前記台車と前記車体の間に設けられる空気ばねを圧縮空気源又は排気通路に選択的に接続して前記空気ばねの高さを調整するレベリングバルブであって、
    前記レバーの回転に伴って回転する作動アームと、
    前記作動アームが中立位置から一方向へ所定角度以上回転することによって開弁して前記空気ばねに前記圧縮空気源を接続する給気弁と、
    前記作動アームが中立位置から他方向へ所定角度以上回転することによって開弁して前記空気ばねに前記排気通路を接続する排気弁と、
    前記レバーへの変位入力から前記給気弁又は前記排気弁が開弁するまでに所定の作動遅れ時間を発生させるオイルダンパと、を備え、
    前記オイルダンパは、
    前記作動アームの回転に伴って移動するピストンと、
    前記ピストンの両端部に画成されるダンパ室と、
    前記ピストンの移動に伴って前記ダンパ室から排出される作動油の流れに抵抗を付与する絞り通路と、
    前記絞り通路と並列に設けられ、前記ダンパ室内の圧力が所定圧力に達した場合に開弁して前記ダンパ室内の作動油を排出するリリーフ弁と、
    を備えることを特徴とするレベリングバルブ。
  2. 前記給気弁及び前記排気弁が納められるバルブケースと、
    前記バルブケースに形成され、前記オイルダンパの前記ピストンが作動油に浸漬して配置される油室と、をさらに備え、
    前記オイルダンパは、
    前記ピストンに形成され前記ダンパ室と前記油室とを連通する連通路と、
    前記ダンパ室の内部に配置され前記連通路を開閉するノンリターンバルブと、
    前記連通路を閉じる方向に前記ノンリターンバルブを付勢する付勢部材と、を備え、
    前記絞り通路は、前記ノンリターンバルブに貫通して形成され、
    前記リリーフ弁は、前記バルブケースに形成され前記ダンパ室と前記油室とをつなぐ接続通路に介装されることを特徴とする請求項1に記載のレベリングバルブ。
  3. 前記給気弁及び前記排気弁が納められるバルブケースと、
    前記バルブケースに形成され、前記オイルダンパの前記ピストンが作動油に浸漬して配置される油室と、をさらに備え、
    前記オイルダンパは、
    前記ピストンに形成され前記ダンパ室と前記油室とを連通する連通路と、
    前記ダンパ室の内部に配置され前記連通路を開閉するノンリターンバルブと、
    前記連通路を閉じる方向に前記ノンリターンバルブを付勢する付勢部材と、を備え、
    前記絞り通路は、前記ノンリターンバルブに貫通して形成され、
    前記リリーフ弁は、前記ノンリターンバルブに設けられ、前記ダンパ室内の圧力が所定圧力に達した場合に開弁して前記ダンパ室内の作動油を前記連通路を通じて前記油室へ排出することを特徴とする請求項1に記載のレベリングバルブ。
  4. 前記リリーフ弁は、
    前記ノンリターンバルブに貫通して形成された貫通孔と、
    前記貫通孔を閉じた状態で前記ノンリターンバルブに支持される弁体と、を備え、
    前記弁体は、前記ダンパ室内の圧力が所定圧力に達した場合に前記貫通孔を開放することを特徴とする請求項3に記載のレベリングバルブ。
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