JP4199221B2 - ディテント付き制御弁 - Google Patents

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本発明は、ケーシング内でスライド移動してディテントされたスプールを自動的にディテント解除するディテント付き制御弁に関するものである。
従来、農業機械等のアクチュエータの作動を制御する制御弁として、ケーシングに内挿されたスプールがスプリングに抗して移動された状態で一時的に位置決め保持されるディテント(戻り止め)機構を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。
図6は一般的なディテント付き制御弁1を含む油圧回路図であり、油圧ポンプから供給される圧油の経路がディテント付き制御弁1で制御されてAポートあるいはBポートより圧油が吐出されるようになっている。図7はそのディテント付き制御弁1の断面図を示す。ディテント付き制御弁1は、ポンプ流路8aおよびタンク流路8bを有するケーシング8内でスプール10をスライドさせることでAポート8cおよびBポート8dの開閉制御を行う制御弁本体2を有している。その制御弁本体2の側方には、制御弁本体2のスプール10を中立位置に付勢する中立付勢部3と、中立位置から移動したスプール10をディテントして且つその状態から暫くして自動的にディテント解除させる自動解除ディテント部4とが設けられている。
図7に示すように、自動解除ディテント部4は、スプール10の右側にネジ留めされたスペーサボルト12をディテントするディテント部5と、ディテント部5に圧油を供給してディテント解除を行う高圧リリーフ弁6と、ディテント部5の油圧を制限する低圧リリーフ弁7とを備えている。ポンプ25からの圧油がポンプ流路8aを流れてフィルタ20を介して高圧リリーフ弁6に作用することで当該流路の圧力が設定圧を超えると、ポペット18がバネ23に抗してシート19より離れ、カバー11の油通路11aを介して圧油がディテント部5の段差空間17に供給される。段差空間17に圧力が負荷されるとディテントピストン15が右側にスライドし、ディテントブッシュ13の位置決め孔13aに配置された鋼球14がスペーサボルト12から離反する外側に退避可能となり、スペーサボルト12の環状凸部12a、12bの係止(ディテント)が解除される構成となっている。段差空間17の圧力がさらに上昇すると、油通路11a、11bを通じて低圧リリーフ弁7のプランジャ21がバネ24に抗してシート22から離されて圧油がタンクTへとドレンされることで圧力上昇は制限される。
特公平2−25071号公報
しかしながら、高圧リリーフ弁6と低圧リリーフ弁7の両方とも、圧油がポペット18やプランジャ21をシート19、22から離反させて流出することでディテント部5の動作を制御しているが、ポペット18やプランジャ21をシート19、22から押し離して圧油が流れ込むタイプの弁は、油温の違いによる粘性変化で圧油の流れが変動し易く、ディテント解除圧力が一定になりにくい。また、ポペット18やプランジャ21をシート19、22に着座させるリリーフ弁6、7を用いる場合には、圧油中にゴミが混入してポペット18及びプランジャ21のシート19、22に対するシール性が悪化するのを防止するため、上流にフィルタ20を設ける必要が生じ、部品点数が増大してコストアップとなる問題もある。
従って、本発明は、部品点数の低減及びコストダウンを図ると共にディテント解除圧力を一定にすることを目的としている。
本発明は上述のような事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係るディテント付き制御弁は、複数のポートを有するケーシングに内挿された第1スプールをスライドさせて前記各ポートの開閉を行う制御弁本体に前記第1スプールを係止してディテントするディテント部が付設され、ポンプからの圧油がシーケンス弁を介して前記ディテント部に供給されることでディテントが解除される制御弁であって、前記シーケンス弁には大径部と小径部を有する第2スプールがスライド可能に内挿され、該第2スプールは前記大径部の小径部側の段差側面にポンプ流路が臨むように付勢され、前記段差側面に負荷される圧力が所定値以上になり前記第2スプールが大径部側に移動することでポンプ流路が前記ディテント部に連通してディテント解除動作がなされる構成であり、前記シーケンス弁から前記ディテント部へ圧油が供給される油通路にはタンク流路が連通され、該タンク流路には絞りが介設され、前記第2スプールは、軸線方向に貫通された内部流路と、前記第2スプールが大径部側に移動した際に前記ポンプ流路を前記内部流路に連通させる導入流路とを備え、前記内部流路の前記小径部側の一端開口は、前記油通路に連通する空間に面することで前記ディテント部に連通され、前記内部流路の前記大径部側の他端開口は、前記絞りに連通する空間に面することで前記タンク流路に連通されていることを特徴とする。
このようにすると、第2スプールの段差側面に加わる圧力の大きさで第2スプールの移動が決定され、大きな油の流れを伴うことなく第2スプールが始動するので、油温の違いに伴う粘度変化によるディテント解除圧力の変動を低減することができる。また、前記シーケンス弁はスプール方式を使用しており、ポペットをシートで受けるタイプを採用しておらず、圧油中の不純物によるシール性悪化をあまり気にせずに済むため、シーケンス弁の上流にフィルタを設ける必要がなくなり、部品点数及びコストを低減することができる。
また、ディテント部に供給される圧油が絞りを介して少量ずつタンクへとドレンされるので、ディテント部へ供給する圧力が高くなり過ぎるのを防止することができる。かつ、絞りによりタンクへの排出量は制限されているので、ディテント部に供給する圧力が低くなり過ぎることも防止できる。
また、第2スプールが大径部側に移動した際に、ポンプ圧が導入流路及び内部流路を通じて絞りの上流側の空間に加わって第2スプールの大径部側の端面に負荷され、第2スプールを小径部側に押し戻す作用が働き、ディテント部を自動的にディテント状態へとリセットすることができる。
前記ディテント部は、前記第1スプールを位置決めする係止部材と、前記ポンプ流路からの圧油により往復運動して前記係止部材に係止/解除を行わせるディテントピストンとを備えていてもよい。
このようにすると、シーケンス弁を介して供給される圧油により第1スプールをディテントあるいはディテント解除させることを簡素な構成で安価に実現することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、第2スプールの段差側面に加わる圧力の大きさで第2スプールの移動が決定され、第2スプールの始動時に殆ど油の流れがないので、油温の違いに伴う粘度変化によるディテント解除圧力の変動を低減することができる。また、前記シーケンス弁はスプール方式を使用しているので、シーケンス弁の上流にフィルタを設ける必要がなくなり、部品点数及びコストを低減することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本実施形態に係るディテント付き制御弁30を含む油圧回路図である。図2はディテント付き制御弁30の中立位置における要部断面図である。図1及び図2に示すように、ディテント付き制御弁30は、前記図7と同構造でAポートとBポートの切り換えを行う制御弁本体2を有し、その側方に動作制御部50が取り付けられている。この動作制御部50には、制御弁本体2の第1スプール10(図2参照)を中立位置に付勢する中立付勢部3と、中立位置から移動した第1スプール10をディテントして且つその状態から暫くして自動的にディテント解除させる自動解除ディテント部31とが設けられている。
自動解除ディテント部31は、第1スプール10をディテントするディテント部32と、ディテント解除を制御するシーケンス弁33と、シーケンス弁33とタンク流路8bとの間に設けられる絞り34とを備えている。また、制御弁本体2のAポートにはロジック弁26が介設されていると共にポンプ流路8aの上流側には逆止弁27が設けられている。なお、図1中のN、Nはスルー回路を表している。
図2に示すように、中立付勢部3では、カバー37の中立空間37aに第1スプール10にネジ留めされたスペーサボルト12とが挿通されており、その連結部分にある凹部12cの両側面には対向する一対のバネ座40、42の一端が当接配置されている。これらバネ座40、42がスプリング41により互いに離反する方向に付勢されることで、バネ座40、42の他端が中立空間37aの両側壁に当接し、第1スプール10を中立位置に付勢している。また、中立空間37aのケーシング8との境界にはワッシャ38とパッキン39が設けられている。
ディテント部32では、中立空間37aの右側に小径空間37bを介して連通されたディテント空間37cにスペーサボルト12の一端側が挿通されており、そのスペーサボルト12の外周に所定間隔をあけて第1環状凸部12aと第2環状凸部12bとが設けられている。スペーサボルト12の外側ではディテント空間37cに筒状のディテントブッシュ13が内嵌されており、ディテントブッシュ13の位置決め孔13aには鋼球14(係止部材)が径方向に進退可能に配置されている。ディテントブッシュ13の外側には筒状のディテントピストン15が外嵌されており、スプリング16で鋼球14側に向けて付勢されている。ディテントピストン15の左端には鋼球14と接するテーパ面15aが設けられている。
ディテントピストン15の右側の外周には外径を拡大させる段差部15bが設けられ、ディテント空間37cの内壁面との間にOリング44とバックアップリング45が設けられている。ディテント空間37cの内壁面には段差部15bとラップして段差空間43を形成するように内径が拡大された段差部37dが設けられている。この段差空間43は油通路37fを介してシーケンス弁33に連通されており、シーケンス弁33は絞り34を介してタンク流路8bに連通されている。また、絞り34の外周にはケーシング8との境界においてOリング48が設けられている。
シーケンス弁33では、油通路37f及びタンク流路8bに連通する弁空間37eに第2スプール46がスライド可能に内挿されている。第2スプール46は、油通路37fに面して先端側が縮径する小径部46aと、小径部46aより外径が大きい大径部46bと、小径部46aと大径部46bとの間に設けられた環状凹部46cと、大径部46bより小径で絞り34に向けて突出する突出部46dとを備えている。第2スプール46の軸線方向には内部流路46fが貫通されており、その一端開口46kは油通路37fに面する第1空間S1に連通しており、他端開口46mは絞り34に面する第3空間S3に連通している。
また、ポンプ流路8aと連通してカバー37に形成されたポンプ流路37gは、第2スプール46がスプリング47により第1空間S1側に付勢された閉鎖時において、第2スプール46の環状凹部46cに臨むように配置されている。その際、ポンプ流路37gは、大径部46b及び小径部46aの環状凹部46c側の段差側面46g、46nを包含するように連通されている。また、小径部46aの外周には内部流路46fに直交して連通する導入流路46eが開口している。この導入流路46eは、第2スプール46がスプリング47により第1空間S1側に付勢されている状態では閉じており、第2スプール46がスプリング47に抗して第3空間S3側に移動したときにポンプ流路37gと連通するよう配置されている。
次に、ディテント付き制御弁30の作用について説明する。図3はディテント付き制御弁30のディテント状態における要部断面図である。図4はディテント付き制御弁30のディテント解除状態における要部断面図である。図2の中立位置の状態から運転者が操作レバー(図示せず)を操作するのに連動してスプール10が図中右側にスライド移動すると、スペーサボルト12の第1環状凸部12aからの負荷が鋼球14を介してディテントピストン15のテーパ部15aに伝達され、ディテントピストン15がスプリング16に抗して図中右側に移動する。これにより、鋼球14が位置決め孔13a内で径方向の外側に退けられ、第1環状凸部12aが鋼球14より右側に通過する。図3に示すように、鋼球14が第1環状凸部12aを乗り越えると、スプリング16の付勢力によりディテントピストン15が復帰してテーパ部15aで再び鋼球14をスペーサボルト12側に押し付け、第1環状凸部12aを係止して第1スプール10をディテント(戻り止め)する。
その後、図4に示すように、ポンプ25からポンプ流路8a、37gを介してシーケンス弁33の環状凹部46cに作用する圧油の圧力が所定値以上になると、後で詳述するように第2スプール46の大径部46bの段差側面46gを図中左側に向けて負荷する圧力が増大して第2スプール46がスプリング47に抗して左側に移動する。そうすると、第2スプール46の導入流路46eがポンプ流路37gと連通し、ポンプ流路37gからの圧油が内部流路46fを介して第1空間S1および第3空間S3に供給される。第1空間S1に加わった圧力は油通路37fを介してディテント部32の段差空間43に負荷され、その圧力がディテントピストン15の段差部15bに作用してディテントピストン15が図中右側にスライド移動する。その際、ディテント部32に供給される圧油が絞り34を介して少量ずつタンクTへとドレンされるので、ディテント部32へ負荷される圧力が高圧になり過ぎることが防止される。しかも、絞り34によりタンクTへの圧油の排出量は制限されるので、ディテント部33に負荷される圧力が弱くなり過ぎることも防止される。
次いで、ディテントピストン15が図中右側に移動してテーパ部15aが鋼球14から離反し、鋼球14が位置決め孔13a内で径方向の外側に退避可能となることで、中立付勢部3の働きによりスペーサボルト12の第1環状凸部12aが鋼球14を越えて図中左側に移動させられ、第1スペーサ10が中立位置に自動復帰する。
第2スプール46が図中左側に移動した後は、第2スプール46の導入流路46eがポンプ流路37gと連通して、第1空間S1、第2空間S2および第3空間S3が同一圧力になることで、スプリング47による付勢力が勝って第2スプール46が再び右側に移動して導入流路46eが閉じられる。これにより、ディテント部32の段差空間43にポンプ圧が負荷されなくなり、ディテントピストン15がテーパ部15aで鋼球14をスペーサボルト12側に押し付けるようにスプリング16の付勢力で復帰し、ディテント部32を自動的にディテント状態へとリセットする。
次に、第2スプール46の作動原理について図5を参照しながら詳説する。なお、図5では説明の簡略のために環状凹部46cを省略している。導入流路46eが閉じた状態から第2スプール46が第3空間S3側に移動する際の第2スプール46の軸線方向の圧力バランスは、以下の数式1で表される。
+P>P+F ・・・(数式1)
但し、Pは第1空間Sおよび第3空間S3の圧力、Aは第1空間S1における第2スプール46の端面46hの面積、Pはポンプ圧、Aは第2空間S2における大径部46bの段差側面46gの面積、Aは第3空間S3における端面46i、46jの面積、Fはスプリング47による付勢力を表している。
そして、以下の数式2の関係を数式1に代入すると、
+A=A ・・・(数式2)
以下の数式3の関係が導き出される。
>P+F/A ・・・(数式3)
即ち、ポンプ25からの圧力が高まって第2空間S2におけるポンプ圧Pが数式3を満たすように高圧になると、第2スプール46がスプリング47に抗して図中左側にスライド移動する。
さらに、第2スプール46が移動して導入流路46eがポンプ流路8a、37gと連通すると、P=Pとなるので、数式3の関係が満たされず、第2スプール46が右側にスライドして戻り、導入流路46eが閉じられる。即ち、ポンプ圧が導入流路46eおよび内部流路46fを通じて絞り34の上流側の第3空間S3に加わって第2スプール46の大径部46b側の端面46i、46jに負荷されることで、第2スプール46を小径部46a側に押し戻す作用が働き、ディテント部32を自動的にディテント状態へとリセットする。
以上の構成とすると、第2スプール46の大径部46bの段差側面46gに加わる圧力の大きさで第2スプール46の移動が決定され、大きな油の流れを伴うことなく第2スプール46が始動するので、油温の違いに伴う粘度変化によるディテント解除圧力の変動を低減することができる。また、シーケンス弁33はスプール方式を使用しており、ポペットをシートで受けるタイプではないため、圧油中の不純物によるシール性悪化をあまり気にせずに済み、シーケンス弁33の上流にフィルタを設ける必要がなくなる。
以上のように、本発明に係るディテント付き制御弁は、ディテント解除圧力が安定し、部品点数及びコストも低減される優れた効果を有し、このような制御弁等に適用するのに適している。
本発明の実施形態に係るディテント付き制御弁を含む油圧回路図である。 図1に示すディテント付き制御弁の中立位置における要部断面図である。 図1に示すディテント付き制御弁のディテント状態における要部断面図である。 図1に示すディテント付き制御弁のディテント解除状態における要部断面図である。 第2スプールの作動原理を示す模式図である。 従来例のディテント付き制御弁を含む油圧回路図である。 従来例のディテント付き制御弁の断面図である。
符号の説明
2 ケーシング
3 中立付勢部
8a、37g ポンプ流路
8b タンク流路
10 第1スプール
12 スペーサボルト
13 ディテントブッシュ
14 鋼球(係止部材)
15 ディテントピストン
16、47 スプリング
25 ポンプ
30 ディテント付き制御弁
31 自動解除ディテント部
32 ディテント部
33 シーケンス弁
34 絞り
37f 油通路
43 段差空間
46 第2スプール
46a 小径部
46b 大径部
46c 環状凹部
46e 導入流路
46f 内部流路
46g 段差側面
T タンク

Claims (2)

  1. 複数のポートを有するケーシングに内挿された第1スプールをスライドさせて前記各ポートの開閉を行う制御弁本体に前記第1スプールを係止してディテントするディテント部が付設され、ポンプからの圧油がシーケンス弁を介して前記ディテント部に供給されることでディテントが解除される制御弁であって、
    前記シーケンス弁には大径部と小径部を有する第2スプールがスライド可能に内挿され、該第2スプールは前記大径部の小径部側の段差側面にポンプ流路が臨むように付勢され、前記段差側面に負荷される圧力が所定値以上になり前記第2スプールが大径部側に移動することでポンプ流路が前記ディテント部に連通してディテント解除動作がなされる構成であり、
    前記シーケンス弁から前記ディテント部へ圧油が供給される油通路にはタンク流路が連通され、該タンク流路には絞りが介設され、
    前記第2スプールは、軸線方向に貫通された内部流路と、前記第2スプールが大径部側に移動した際に前記ポンプ流路を前記内部流路に連通させる導入流路とを備え、
    前記内部流路の前記小径部側の一端開口は、前記油通路に連通する空間に面することで前記ディテント部に連通され、
    前記内部流路の前記大径部側の他端開口は、前記絞りに連通する空間に面することで前記タンク流路に連通されていることを特徴とするディテント付き制御弁。
  2. 前記ディテント部は、前記第1スプールを位置決めする係止部材と、前記ポンプ流路からの圧油により往復運動して前記係止部材に係止/解除を行わせるディテントピストンとを備えている請求項1に記載のディテント付き制御弁。
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