JP5782868B2 - 通信装置、アップデート方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、通信装置、アップデート方法及びプログラムに関する。
近年、出張経費及び出張時間を削減する要請に伴い、インターネット等の通信ネットワークを介してテレビ会議などを行うための通話端末が普及している。各通話端末では、宛先の通話端末を指定して通話を開始することで、画像データ及び音声データの送受信が行われ、テレビ会議を実現することができる。
この通話端末では、通話秘匿性能や操作性能を向上させるため、ファームウエア(プログラム)のアップデートが定期的に行われることがある。この通話端末におけるプログラムのアップデートについては、特許文献1が知られている。特許文献1には、アップデートサーバへアクセスして取得した更新情報に従って、ユーザが介在することなしに自動的にプログラムをアップデートすることが開示されている。
しかしながら、上述した従来の通話端末では、アップデートサーバへアクセスして取得した更新情報に従い、通話端末にアップデートするプログラムがある場合は自動的にアップデートが開始されてしまうため、ユーザが何時プログラムのアップデートを実行するかを選択することができなかった。したがって、従来の通話端末では、プログラムのアップデートにはある程度の時間が必要であるため、今はアップデートを見送ってテレビ会議の方を先に行ないたいというユーザの要望に応じることができなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、通信装置に実行するアップデートがある場合において、そのアップデートの実行をユーザが選択可能として、ユーザの利便性を図ることができる通信装置、アップデート方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる通信装置は、他の通信装置との間で通信を実行する通信装置であって、アップデートにかかる情報を提供するアップデート情報提供装置から前記アップデートを示すメタ情報でありアップデートのバージョン情報を含むメタ情報を受信する受信部と、受信した前記メタ情報に基づいて、前記通信装置に必要なアップデートが存在するか否かを判断する判断部と、前記アップデートが存在する場合、当該アップデートの存在をユーザに通知する通知部と、前記アップデートが存在する場合に、当該アップデートを実行するか否かの選択操作を、前記ユーザより受け付ける操作部と、前記アップデートを実行する選択操作が行われた場合に、受信した前記メタ情報に基づいて前記アップデートを実行するアップデート処理部と、を有し、前記受信部は、前記他の通信装置との間で実行される通信を管理する通信管理装置から送信される前記アップデート情報提供装置のアドレス情報を受信し、前記他の通信装置との間で通信を開始する前に、前記アドレス情報に基づいて前記アップデート情報提供装置から前記メタ情報を受信する、ことを特徴とする。
また、本発明にかかるアップデート方法は、他の通信装置との間で通信を実行する通信装置で実行されるアップデート方法であって、前記他の通信装置との間で実行される通信を管理する通信管理装置から送信されるアップデートにかかる情報を提供するアップデート情報提供装置のアドレス情報を受信するステップと、前記他の通信装置との間で通信を開始する前に、前記アップデート情報提供装置から前記アップデートを示すメタ情報でありアップデートのバージョン情報を含むメタ情報を受信するステップと、受信した前記メタ情報に基づいて、前記通信装置に必要なアップデートが存在するか否かを判断するステップと、前記アップデートが存在する場合、当該アップデートの存在をユーザに通知するステップと、前記アップデートが存在する場合に、当該アップデートを実行するか否かの選択操作を、前記ユーザより受け付けるステップと、前記アップデートを実行する選択操作が行われた場合に、受信した前記メタ情報に基づいて前記アップデートを実行するステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明にかかるプログラムは、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、他の通信装置との間で実行される通信を管理する通信管理装置から送信されるアップデートにかかる情報を提供するアップデート情報提供装置のアドレス情報を受信するステップと、前記他の通信装置との間で通信を開始する前に、前記アドレス情報に基づいて前記アップデート情報提供装置から前記アップデートを示すメタ情報でありアップデートのバージョン情報を含むメタ情報を受信するステップと、受信した前記メタ情報に基づいて、前記コンピュータに必要なアップデートが存在するか否かを判断するステップと、前記アップデートが存在する場合、当該アップデートの存在をユーザに通知するステップと、前記アップデートが存在する場合に、当該アップデートを実行するか否かの選択操作を、前記ユーザより受け付けるステップと、前記アップデートを実行する選択操作が行われた場合に、受信した前記メタ情報に基づいて前記アップデートを実行するステップと、を前記コンピュータに実行させる。
本発明によれば、通信装置に実行するアップデートがある場合において、そのアップデートの実行をユーザが選択することができ、これによりユーザの利便性を図ることができるという効果を奏する。
図1は、遠隔通信システムの構成を例示する模式図である。 図2は、通話端末のハードウエア構成を例示するブロック図である。 図3は、中継装置、遠隔通信管理サーバ、アップデートサーバのハードウエア構成を例示するブロック図である。 図4は、実施の形態1の通話端末及びアップデートサーバの機能構成を例示するブロック図である。 図5は、実施の形態1の通話端末の動作の一例を示すラダーチャートである。 図6は、メタデータの一例を示す概念図である。 図7は、起動画面の一例を示す概念図である。 図8は、設定画面の一例を示す概念図である。 図9は、実施の形態1の確認画面の一例を示す概念図である。 図10は、実施の形態1の確認ウインドウの一例を示す概念図である。 図11は、実施の形態1のアップデート処理の一例を示すフローチャートである。 図12は、アップデート画面の一例を示す概念図である。 図13は、実施の形態1の確認画面の一例を示す概念図である。 図14は、実施の形態2の通話端末及びアップデートサーバ60の機能構成を例示するブロック図である。 図15は、実施の形態2の通話端末の外観図である。 図16は、実施の形態2の通話端末の動作の一例を示すラダーチャートである。 図17は、実施の形態2の通話端末の動作の一例を示すラダーチャートである。 図18は、実施の形態2の確認画面の一例を示す概念図である。 図19は、実施の形態2のアップデート処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図20は、実施の形態2の強制アップデート結果画面の一例を示す概念図である。
以下に添付図面を参照して、ユーザの利便性を図ることができる方法及びプログラムの一実施形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1の遠隔通信システム1の構成を例示する模式図である。図1に示すように、遠隔通信システム1は、通信ネットワーク2により通信装置としての通話端末11aa〜11ac、11ba〜11bc、11ca〜11cc、11da〜11dc、遠隔通信管理サーバ50、アップデートサーバ60及びルータ70a〜70dが通信可能に接続されるシステムである。具体的には、遠隔通信システム1は、インターネット2iにルータ70a〜70dを介して接続するLAN2a、2b、2c、2d、遠隔通信管理サーバ50及びアップデートサーバ60と、LAN2aに接続する通話端末11aa〜11ac及び中継装置30aと、LAN2bに接続する通話端末11ba〜11bc及び中継装置30bと、LAN2cに接続する通話端末11ca〜11cc及び中継装置30cと、LAN2dに接続する通話端末11da〜11dc及び中継装置30dとを有する構成である。遠隔通信システム1では、遠隔通信管理サーバ50の管理の下、地域Aの通話端末11aa〜11ac、11ba〜11bc、地域Bの通話端末11ca〜11cc、11da〜11dcの各々が、中継装置30a、30b、30c、30dによる通信データの中継を介して、互いに音声又は映像を送受信することで通話を行う。
具体的には、遠隔通信管理サーバ50は、通話端末11aa〜11ac、11ba〜11bc、11ca〜11cc、11da〜11dc、中継装置30a、30b、30c、30dなどの通信アドレス、中継装置30a、30b、30c、30dの各々が中継を行う通話端末、各通話端末の通話状態などの情報を管理する。例えば、通話端末11aaが通話端末11caと通話を行う場合は、中継装置30aに通話端末11caへの通話の中継を依頼する。中継装置30aは、遠隔通信管理サーバ50に通話端末11aaの通話の開始を通知するとともに、通話端末11caへ通話を中継するための中継装置30cの通信アドレスを遠隔通信管理サーバ50より取得する。次いで、中継装置30aは通話端末11caへ通話の中継を中継装置30cに依頼し、中継装置30cは、通話端末11caとの通信セッションを開始する。次いで、中継装置30cは、通話端末11caとの通信セッションの開始を遠隔通信管理サーバ50へ通知する。
これにより、中継装置30a、30cを介して、通話端末11aa及び通話端末11caとの間の通話が開始される。また、遠隔通信管理サーバ50は、通話端末11aa及び通話端末11caが通話中であることを管理する。例えば、遠隔通信管理サーバ50は、通話端末11abから通話端末11aaや通話端末11caなどの通話状態の問い合わせがあった場合は、オンラインであるが互いに通話中であることを返信する。
なお、以下の説明において、同種の装置の中の任意の装置について説明を行う場合は、数字の後の英数字を略した符号を用いるものとする。例えば、通話端末11aa〜11ac、11ba〜11bc、11ca〜11cc、11da〜11dcは通話端末11と略すものとする。また、中継装置30a〜30dは中継装置30と略すものとする。
アップデートサーバ60は、通話端末11のプログラムや各種設定情報のアップデートにかかる情報を管理し、通話端末11の要求に応じてその情報を提供するアップデート情報提供装置である。アップデートにかかる情報としては、通話端末11のプログラムや各種設定情報の過去のバージョンから最新のバージョンまでの全てのバージョンのデータファイルと、バージョンごとにアップデートの内容を記載したメタデータ(メタ情報)などである。アップデートにかかる情報として全てのバージョンのデータをアップデートサーバ60が管理する理由は、通話端末11がアップデートを行うタイミングが各々異なるためである。
例えば、頻繁にアップデートを行っている通話端末11は、最新のバージョンへのアップデートを行うだけでよいかもしれないが、アップデートの間隔が長い通話端末11は、何回かバージョンアップが繰り返された後にアップデートを行うかもしれない。このような場合は、直に最新のバージョンへアップデートせずに、最新のバージョンと依存関係のある古いバージョンへのアップデートを経ることがある。このように、依存関係のある古いバージョンへのアップデートを経る通話端末11もあることから、アップデートサーバ60は、アップデートにかかる情報として全てのバージョンのデータを管理している。
ここで、アップデートの種類には、通常アップデートと強制アップデートの2種類がある。通常アップデートは、バグ等の障害対応や機能追加を目的として実施されるアップデートである。
強制アップデートは、通話端末11そのものの機能とは異なる装置、機能の変更に伴って、強制的に行うことを目的としたアップデートである。例えば、中継装置30側において、通話の際に送受信する音声や画像のデータフォーマットやビデオコーデックが変更されたり、エンコーダのアップデート等の映像に関する中継装置30のバージョンアップが実施される場合がある。また、中継装置30との通信プロトコルが変更される場合もある。このような変更は、音声や画像、映像そのものの構造が変わり、あるいは通信プロトコルの変更に伴う中継装置30との通信手順そのものが変わり、もしくは中継装置30側の機能が変わるため、アップデート前の通話端末11では、通話端末11の本来の機能である通話を実現することができない。このため、このような場合には、中継装置30のアップデート後のバージョンに適合させるために強制アップデートを行う。
また、中継装置30側でセキュリティホールが発見された場合等、セキュリティ面で問題がある等に、これを回避するようなセキュリティホール対応のアップデートを中継装置30側で行う場合がある。このような場合にも、アップデート前の通話端末11では通話すら実行できないことになるため、中継装置30側のセキュリティホール対応に適合させるために強制アップデートが実施される。
次に、通話端末11のハードウエア構成を説明する。図2は、通話端末11のハードウエア構成を例示するブロック図である。図2に示すように、通話端末11は、CPU101(Central Processing Unit)、ROM102(Read Only Memory)、RAM103(Random Access Memory)、記憶部105、メディアドライブ107、操作部108、ネットワークI/F111、撮像素子I/F112、音声入出力I/F113及びディスプレイI/F114を備え、各部がバス110により互いに接続される構成である。
CPU101は、ROM102や記憶部105に記憶されたプログラム104をRAM103に展開して順次実行することで、通話端末11の動作を中央制御する。記憶部105は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などであり、読み出し/書き込み可能にデータを記憶する。具体的には、記憶部105は、CPU101が実行するためのプログラム104や各種設定情報を記憶する。アップデートの際には、この記憶部105に記憶されるプログラム104や各種設定情報が更新される。
メディアドライブ107は、光ディスクなどのメディア106の読み出し/書き込みを行うドライブ装置である。操作部108は、キーボード、各種操作キー、ディスプレイ13上に積層配置されたタッチパネル等であり、ユーザの操作入力を受け付ける。ネットワークI/F111は、通信ネットワーク2と接続してデータ通信を行うインタフェースである。撮像素子I/F112は、デジタルカメラであるカメラ12と接続し、カメラ12が撮像した画像を取得するためのインタフェースである。音声入出力I/F113は、マイク14、スピーカ15と接続し、マイク14による音声入力や、スピーカ15を介した音声出力を行うインタフェースである。ディスプレイI/F114は、LCD(Liquid Crystal Display)などであるディスプレイ13と接続し、ディスプレイ13へ表示データを出力するインタフェースである。
なお、本実施の形態では、ディスプレイ13を用いているが、ディスプレイ13に代えて、プロジェクタ等、他の表示機器を接続する構成としてもよい。
通話端末11は、プログラム104を実行したCPU101の制御の下、例えば他の通話端末との通話時には、カメラ12から取得した画像やマイク14から入力された音声をネットワークI/F111を介して中継装置30へ出力する。また、中継装置30より中継され、ネットワークI/F111を介して入力された他の通話端末からの音声をスピーカ15より出力し、同様に他の通話端末からの画像をディスプレイ13により表示する。これにより、通話端末11は、画像及び音声による他の通話端末との通話、いわゆるテレビ会議を実現する。
次に、中継装置30、遠隔通信管理サーバ50、アップデートサーバ60のハードウエア構成を説明する。図3は、中継装置30、遠隔通信管理サーバ50、アップデートサーバ60のハードウエア構成を例示するブロック図である。図3に示すように、中継装置30、遠隔通信管理サーバ50、アップデートサーバ60は、CPU201、ROM202、RAM203、記憶部204、ディスプレイ205、ネットワークI/F206、キーボード207、マウス208、メディアドライブ209及びCD−ROMドライブ211を備え、各部がバス214により互いに接続される構成である。中継装置30、遠隔通信管理サーバ50、アップデートサーバ60は、いわゆるPC(Personal Computer)やWS(Work Station)などの機器である。
CPU201は、ROM202や記憶部204に記憶されたプログラムをRAM203に展開して順次実行することで、自装置の動作を中央制御する。記憶部204は、HDDやSSDなどであり、読み出し/書き込み可能にデータを記憶する。例えば、アップデートサーバ60では、アップデートにかかる情報などが記憶部204に記憶されている。
ディスプレイ205は、例えばLCDなどである。ネットワークI/F206は、通信ネットワーク2と接続してデータ通信を行うインタフェースである。キーボード207、マウス208は、ユーザの操作入力を受け付ける。メディアドライブ209は、光ディスクなどのメディア210の読み出し/書き込みを行うドライブ装置である。CD−ROMドライブ211は、CD−ROM213の読み出しを行うドライブ装置である。例えば、アップデートサーバ60では、メディア210やCD−ROM213によりアップデートにかかる最新の情報が提供され、記憶部204に記憶される。
次に、CPU101やCPU201がプログラムを実行することで実現される、通話端末11及びアップデートサーバ60の機能構成について説明する。図4は、実施の形態1の通話端末11及びアップデートサーバ60の機能構成を例示するブロック図である。図4に示すように、通話端末11は、送受信部1101、ユーザインタフェース部1102及びアップデート部1103を主に有している。アップデートサーバ60は、送受信部601及びアップデートデータ提供部602を主に有している。
送受信部1101は、通信ネットワーク2を介してアップデートサーバ60との間でデータの送受信を行う。具体的には、送受信部1101は、記憶部105の設定情報などに予め設定されているアップデートサーバ60の通信アドレスや遠隔通信管理サーバ50へ問い合わせて取得したアップデートサーバ60の通信アドレスをもとに、アップデートサーバ60との間で所定の通信プロトコルを用いた通信セッションを開始することで、アップデートサーバ60との間でデータの送受信を行う。このデータの送受信により、送受信部1101は、アップデートサーバ60が管理しているアップデートにかかる情報を取得する。
ユーザインタフェース部1102は、スピーカ15による音声出力、ディスプレイ13の表示画面、操作部108によるユーザの操作入力の受け付けなどを制御して、ユーザと通話端末11との間の情報伝達を制御するインタフェースである。具体的には、ユーザインタフェース部1102は、スピーカ15による音声出力やディスプレイ13の表示画面でユーザへの各種通知を行うユーザ通知部1104と、操作部108によるユーザの操作入力を受け付ける操作入力受付部1105とを有する。
アップデート部1103は、判断部およびアップデート処理部として機能し、送受信部1101によりアップデートサーバ60から取得したアップデートにかかる情報をもとに、記憶部105が記憶するプログラム104や各種設定情報のアップデートを実行する。アップデート部1103が実行するアップデートについては、アップデート処理(ステップS16)にて詳細に説明する。
送受信部601は、通信ネットワーク2を介して通話端末11との間でデータの送受信を行う。具体的には、送受信部601は、通信ネットワーク2を介した通話端末11の要求に応じて所定の通信プロトコルを用いた通信セッションを開始することで、通話端末11との間でデータの送受信を行う。
アップデートデータ提供部602は、送受信部601によってデータの送受信を行っている通話端末11からの要求に応じて、アップデートサーバ60が管理しているアップデートにかかる情報を通話端末11に提供する。
ここで、上述した機能構成により実行される通話端末11の動作の詳細を説明する。図5は、実施の形態1の通話端末11の動作の一例を示すラダーチャートである。
図5に示すように、ユーザインタフェース部1102は、操作部108の電源スイッチなどの操作に応じて自装置の電源投入(電源オン)を行い(ステップS1)、起動画面をディスプレイ13に表示させる(ステップS2)。この起動画面は、CPU101の制御の下で遠隔通信管理サーバ50へ問い合わせて得られた各通話端末11の通話状態を一覧表示した表示画面である(詳細は後述する)。
アップデート部1103は、S1による電源投入後の起動時において、自装置のアップデートの確認を開始する(ステップS3)。なお、以下の説明では、プログラムのアップデートを例示するが、各種設定情報のアップデートも同様にして行われることは言うまでもないことである。
アップデートの確認が開始されると、アップデート部1103は、送受信部1101によって、最新バージョンのプログラムのメタデータをアップデートサーバ60に対して要求し(ステップS4)、その要求に対応してアップデートデータ提供部602が提供するメタデータを取得する(ステップS5)。
ここで、メタデータの詳細について説明する。図6は、メタデータの一例を示す概念図である。図6に示すように、各バージョンのメタデータは、“version”、“dependency”、“description”、“files”、“scriptname”、“require_reboot”、“force_update”などのデータ項目を含む構成である。
“version”には、“1.0.1”などのバージョン番号が記述される。“dependency”には、“1.0.0”などの、互いに依存関係を有する他のバージョンを示すバージョン番号が記述される。したがって、“dependency”のデータ項目に記述されたバージョン番号を確認することで、依存関係にあるバージョンへと遡ることが可能である。“description”には、“It is sample data.”などのバージョンの詳細が記述される。“files”には、アップデートサーバ60が管理しているアップデートの実体となるプログラム(データファイル)のリストとその格納先や、それらデータファイルのチェックサムなどが記述される。したがって、アップデート部1103は、“files”のデータ項目に記述された内容をもとに、送受信部1101によってデータファイルを取得することで、メタデータに記述されたバージョンにかかるアップデートを実行することができる。“scriptname”には、アップデートを実行する際に実行するスクリプト名が記述される。“require_reboot”には、アップデートを実行した後に、装置の再起動を行うか否かを示すフラグ(“true”又は“false”)が記述される。“force_update”には、強制のアップデートであるか否かを示すフラグ(“true”又は“false”)が記述される。
プログラム104のアップデートには、ネットワークI/F111、撮像素子I/F112、音声入出力I/F113、ディスプレイI/F114等のデバイス制御にかかるものがある。このようなデバイス制御のアップデートでは、アップデート後に再起動が必要となることから、“require_reboot”に“true”が記述される。また、プログラム104のアップデートには、上述したように、通常アップデートと強制アップデートがあり、強制アップデートを行う場合には、“force_update”に“true”が記述される。
次いで、アップデート部1103は、取得したメタデータの“dependency”のデータ項目に記述された内容をもとに、依存するバージョンの有無を確認する(ステップS6)。例えば、図6に示すように、“dependency”のデータ項目に“1.0.0”などの他のバージョンを示すバージョン番号が記述されている場合には、依存するバージョンがあるものとする。また、“dependency”のデータ項目に何も記述がない場合には、依存するバージョンがないものとする。
次いで、アップデート部1103は、S6による確認の結果、依存するバージョンが有るか否かを判定する(ステップS7)。依存するバージョンがある場合(ステップS7:YES)、アップデート部1103は、送受信部1101によって、依存するバージョンのプログラムのメタデータをアップデートサーバ60に対して要求し(ステップS8)、その要求に対応してアップデートデータ提供部602が提供する、依存するバージョンのメタデータを取得して(ステップS9)、S6へ処理を戻す。したがって、アップデート部1103は、最新バージョンに対して依存するバージョンを順次遡って、それらのバージョンにかかるメタデータを取得する。
次いで、アップデート部1103は最新バージョンのメタデータの“version”に記述されたバージョン番号と、自装置の記憶部105に記憶されたプログラム104のバージョン番号とを比較することで、自装置のアップデートが存在するか否か(すなわち、アップデート済みか否か)を判定する(ステップS10)。具体的には、最新バージョンのバージョン番号と、プログラム104のバージョン番号とが一致する場合は、プログラム104が最新バージョンであることから、自装置に必要なアップデートが存在しない(すなわち、アップデート済み)と判定する。また、最新バージョンのバージョン番号と、プログラム104のバージョン番号とが一致しない場合は、プログラム104が古いバージョンであることから、自装置に必要なアップデートが存在する(すなわち、アップデート済みでない)と判定する。自装置に必要なアップデートが存在しない場合(ステップS10:NO)は、アップデートを実行する必要がないことから、通常の動作を継続させる(ステップS19)。
自装置のアップデートが存在する場合(ステップS10:YES)、アップデート部1103は、そのアップデートに関する情報をユーザインタフェース部1102へ通知する(ステップS11)。具体的には、最新バージョン及びその最新バージョンに依存するバージョンのメタデータのうち、“files”、“scriptname”などのユーザへの通知に不要なデータ項目以外のデータ項目を、アップデートに関する情報としてユーザインタフェース部1102へ通知する。
ユーザインタフェース部1102のユーザ通知部1104では、S11においてアップデート部1103より通知されたアップデートに関する情報をもとに、自装置に必要なアップデートが存在することをディスプレイ13の起動画面に表示して、ユーザへ通知する(ステップS12)。
ここで、起動画面の詳細について説明する。図7は、起動画面G1の一例を示す概念図である。図7に示すように、起動画面G1は、各通話端末の通話状態を一覧表示する主画面G11と、自装置のステータスを表示するステータス画面G12とを含む構成である。ユーザ通知部1104は、アップデートに関する情報がアップデート部1103より通知された場合は、ステータス画面G12にアップデートがある旨の表示を行うことで、ユーザへの通知を行う。なお、アップデートがある旨の表示は、予め設定されたアイコン画像を主画面G11に表示してもよく、図示したレイアウトに限定しない。なお、図面で例示している画面例(図7〜10、12、13等)において、中抜き又は黒塗りの四角で表された部分は、メッセージを表示する可能性のある領域を示しており、例えばシステム上で予め予約されたメッセージ表示領域などである。
また、ユーザ通知部1104は、アップデートに関する情報として含まれるデータ項目の中で“force_update”の記述が“true”である場合は、自装置に存在するアップデートが強制のアップデートであることを起動画面G1に表示してユーザに通知する。具体的には、アップデートが強制のアップデートである旨をステータス画面G12に表示してもよいし、主画面G11に表示されている一覧表示をグレーアウトするなどして、アップデート以外の操作が無効であることを通知してもよい。
S12によるユーザへの通知によって、ユーザインタフェース部1102の操作入力受付部1105によりアップデートなどの各種設定を行うための操作指示が受け付けられた場合、ユーザインタフェース部1102は、設定画面をディスプレイ13に表示させる(ステップS13)。
図8は、設定画面G2の一例を示す概念図である。図8に示すように、設定画面G2は、操作入力受付部1105によりユーザの選択操作を受け付けて、各種設定を行うための設定ボタンG23〜G26を表示する主画面G21を含む構成である。設定ボタンG23〜G26の中で設定ボタンG26がアップデートの実行を指示するためのボタンである。この設定ボタンG26は、アップデートに関する情報がアップデート部1103より通知されず、自装置にアップデートが存在しない場合には、グレーアウトするなどして、選択操作が無効とされている。逆に、アップデートに関する情報がアップデート部1103より通知され、自装置にアップデートが存在する場合には、グレーアウトが解除され、操作入力受付部1105によるユーザの選択操作を受け付ける状態となる。この場合、設定ボタンG26には、アップデートに関する情報として含まれるデータ項目の“version”の記述をもとに、アップデートが行われる最新バージョンのバージョン番号などを記載してもよい。図示例では、バージョン番号が2.0の最新バージョンにアップデートすることが記載されている。なお、設定画面G2に、さらに、自装置のステータスを表示するステータス画面を表示するように構成してもよい。
S13において、設定ボタンG26の選択操作が行われた場合、ユーザインタフェース部1102は、アップデートの実行を確認する確認画面をディスプレイ13に表示させる(ステップS14)。
図9は、確認画面G3の一例を示す概念図である。図9に示すように、確認画面G3は、実行するアップデートの内容を表示するアップデート表示G33と、その内容でのアップデートの実行又はキャンセルの指示をユーザより受け付けるための操作ボタンG34、G35とを含む主画面G31と、自装置のステータスを表示するステータス画面G32とを含む構成である。アップデート表示G33には、自装置のプログラム104のバージョン番号である現在のバージョンの他、アップデートに関する情報として含まれるデータ項目の“version”の記述をもとにした、アップデートが行われる最新バージョンのバージョン番号などの情報が表示され、ユーザに通知される。したがって、ユーザは、アップデート表示G33の表示内容により、どのバージョン番号へのアップデートが行われるかを確認できる。なお、確認画面G3のアップデート表示G33に、さらに、再起動が行われるか否かの情報を表示するように構成してもよい。
図10は、確認ウインドウG36の一例を示す概念図である。確認画面G3において、アップデートの実行を指示する操作ボタンG35が選択された場合は、再度ユーザに確認を促す確認ウインドウG36を表示してもよい。確認ウインドウG36には、アップデートが行われる最新バージョンのバージョン番号などの情報の他、予め設定されたアップデート時の注意事項などを表示する。この確認画面G3では、アップデートの実行が指示された場合に確認ウインドウG36を表示することで、ユーザへの注意喚起を促すことができる。なお、確認ウィンドウ36に、さらに、再起動が行われるか否かの情報を表示するように構成してもよい。
図5に戻り、アップデート部1103では、確認画面G3での操作ボタンG34、G35の選択操作をもとに、アップデートを実行するか否かを判定する(ステップS15)。アップデートの実行を指示する操作ボタンG35が選択された場合(ステップS15:YES)、アップデート部1103は、取得しているメタデータをもとにアップデート処理を実行する(ステップS16)。
アップデートの実行をキャンセルする操作ボタンG34が選択されるなどして、操作ボタンG35の選択が行われなかった場合(ステップS15:NO)、アップデート部1103は、取得しているメタデータの“force_update”の記述をもとに、実行されなかったアップデートの中に強制のアップデートが含まれるか否かを判定する(ステップS17)。強制のアップデートが含まれる場合(ステップS17:YES)、アップデート部1103は、自装置の処理を終了させる終了処理を行い(ステップS18)、装置の電源を落とす。このように、強制のアップデートが実行されない場合は、通話すら実行できないこととなるため、装置の電源を落として無駄な操作が行われることを未然に防止する。逆に、強制のアップデートが含まれない場合(ステップS17:NO)、アップデート部1103は、現時点ではアップデートを実行しないことから、通常の動作を継続させる。これにより、ユーザは、アップデートよりも通話を優先することができる。
すなわち、通話端末11では、自装置のアップデートが存在する場合には、そのアップデートの存在をユーザインタフェース部1102のユーザ通知部1104よりユーザに通知する。そして、通話端末11では、操作入力受付部1105により、そのアップデートを実行するか否かの選択操作をユーザより受け付け、アップデートを実行する選択操作が行われた場合に、アップデート部1103によるアップデート処理が実行される。したがって、通話端末11は、自装置に実行するアップデートがある場合の、そのアップデートの実行をユーザが選択可能となる。
ここで、アップデート処理(ステップS16)の詳細について説明する。図11は、アップデート処理の一例を示すフローチャートである。
図11に示すように、アップデート部1103は、アップデート処理が開始されると(ステップS100)、カメラ12、マイク14、スピーカ15などの外部装置と接続するための撮像素子I/F112、音声入出力I/F113等のインタフェース部の機能を停止する。インタフェース部が稼働していると、そのインタフェース部にかかるプログラム104が使用中であるため、アップデートがエラーとなることがある。このエラーを未然に防止するため、アップデート部1103は、アップデート処理の開始に伴い、上述したインタフェース部の機能を停止する。
次いで、アップデート部1103は、取得したメタデータの“files”からアップデートの実体となるプログラムのファイルリストと、それらファイルのチェックサムとを取得する(ステップS101)。なお、依存関係を有する複数のバージョンのメタデータを取得している場合には、バージョン番号が古いものから順にS101〜S106の処理が行われるものとする。
次いで、アップデート部1103は、S101で取得したファイルリストのファイルをアップデートサーバ60から取得し(ステップS102)、取得したファイルのチェックサムを確認する(ステップS103)。次いで、アップデート部1103は、アップデートの進行状況をユーザインタフェース部1102に通知する(ステップS104)。この進行状況の通知は、ファイルリストに含まれる複数のファイルの中で、どのファイルまでS102、S103の処理を終えたかを通知する。また、依存関係を有する複数のバージョンのアップデートを行う場合には、どのバージョンのアップデートまでを終えたかを通知してもよい。ユーザインタフェース部1102では、通知されたアップデートの進行状況をディスプレイ13に画面表示してユーザに通知する。
図12は、アップデート画面G4の一例を示す概念図である。図12に示すように、アップデート画面G4は、アップデート部1103によるアップデート処理中にユーザインタフェース部1102がディスプレイ13に表示させる画面である。アップデート画面G4には、アップデート部1103より通知されたアップデートの進行状況を表示するアップデートステータスウインドウG41と、アップデートの中止を指示するための操作ボタンG42とが表示される。ユーザは、アップデートステータスウインドウG41の表示内容により、アップデートの進行状況を確認できる。
なお、この他、アップデート画面G4に、アップデートの残り時間や現在の回線速度をリアルタイムで表示するように構成してもよい。この場合には、ユーザにアップデートの状況をより詳細に把握させることができるという利点がある。
次いで、アップデート部1103は、エラーの発生の有無を判定し(ステップS105)、エラーの発生がある場合(ステップS105:YES)はS101〜S106の処理を抜けてS107へ処理を進める。このS105では、アップデート実行中に何らかの要因で発生するエラー(例えば、S103におけるチェックサムの相違)の他、アップデート画面G4の操作ボタンG42の操作によるアップデートの中止や、S102、S103で行ったアップデートのバージョンが再起動を要する場合にもエラーとして判定される。したがって、バージョン番号が古いものから順にアップデートが行われる場合には、再起動を要するバージョンのアップデートまでが行われた段階で、S101〜S106の処理を抜けることとなる。
エラーの発生がない場合(ステップS105:NO)、アップデート部1103は、取得したメタデータにかかる、全てのバージョンのアップデートが完了したか否かを判定する(ステップS106)。全てのバージョンのアップデートが完了していない場合(ステップS106:NO)には、S101へ戻り、アップデート処理を継続する。全てのバージョンのアップデートが完了した場合(ステップS106:YES)には、S101〜S106の処理を抜け、S107へ処理を進める。
S107において、アップデート部1103は、S106〜S107によるアップデートの結果をユーザインタフェース部1102へ通知する。ユーザインタフェース部1102では、通知されたアップデートの結果をディスプレイ13に画面表示してユーザに通知する。
図13は、確認画面G5の一例を示す概念図である。アップデートの結果を受けたユーザインタフェース部1102は、図13に示すように、S106〜S107によるアップデート結果G51や、アップデート後のシャットダウンや再起動の操作を受け付けるための操作ボタンG52、G53を確認画面G5に表示する。アップデート結果G51には、アップデート前のバージョンにかかる情報の他、S106〜S107のアップデートによる現在のバージョンにかかる情報などが表示される。このアップデート結果G51の表示内容により、ユーザは、アップデートの結果を確認できる。
次いで、アップデート部1103は、S101〜S106でアップデートを行った際のメタデータに含まれる、“require_reboot”の記述をもとに、再起動が必要であるか否かを判定する(ステップS108)。再起動が必要でない場合(ステップS108:NO)、アップデート部1103は、再起動することなくアップデート処理を終了する(ステップS109)。再起動が必要である場合(ステップS108:YES)、アップデート部1103は、自装置を再起動させて処理を終了する(ステップS110)。このように、再起動が必要なアップデートが実行された場合は、ユーザが操作することなく、アップデート後に再起動されることとなる。
このように本実施の形態では、通話端末11にに実行するアップデートがある場合において、そのアップデートの実行をユーザが選択することができるので、これによりユーザの利便性を図ることができる。
<変形例>
上述した実施の形態では、アップデートが存在する場合、そのアップデートが強制のアップデートであるか否かにかかわらず、アップデートを実行するか否かの選択操作をユーザより受け付けて、アップデートを実行しない場合に自装置の処理を終了させる構成を例示した。
しかしながら、アップデートが存在する場合で、そのアップデートが強制のアップデートである場合は、アップデートが存在することをユーザに通知することなく、アップデートを実行してもよい。具体的には、図5に例示したS17の処理をS10の直後に行い、強制のアップデートがある場合にはS11の処理を行うことなく、S16へ処理を進めてよい。
強制のアップデートを実行していない状況では、通話すら実行できないことから、アップデートの実行が最優先となる。したがって、このような場合には、ユーザに確認するまでもなく、アップデートを実行することが好適である。
(実施の形態2)
図14は、実施の形態2の通話端末11及びアップデートサーバ60の機能構成を例示するブロック図である。図14に示すように、通話端末1411は、送受信部1101、ユーザインタフェース部1102及びアップデート部1403を主に有している。ここで、送受信部1101、ユーザインタフェース部1102の機能については実施の形態1と同様である。
アップデート部1403は、送受信部1101によりアップデートサーバ60から取得したアップデートにかかる情報をもとに、記憶部105が記憶するプログラム104や各種設定情報のアップデートを実行する。本実施の形態のアップデート部1403は、強制アップデートの実行処理が実施の形態1と異なっている。すなわち、本実施の形態のアップデート部1403は、強制アップデートがある場合には、強制アップデートの画面に遷移させ、この強制アップデートの画面で、強制アップデートの実行、設定画面への遷移、電源断のいずれかをユーザに選択させる。なお、通常アップデート、強制アップデートの意およびその目的については実施の形態1と同様である。また、メタデータの構造および内容についても実施の形態1と同様である。
アップデートサーバ60は、送受信部601及びアップデートデータ提供部602を主に有しており、その構成および機能は実施の形態1と同様である。
次に、通話端末1411の外観構成について説明する。図15は、実施の形態2の通話端末1411の外観図である。通話端末1411は、図15に示すように、筐体1100、アーム1200、カメラハウジング1300を備えている。
筐体1100の右側壁面1130には、操作パネル1150が形成されている。操作パネル1150には、操作部108としての複数の操作ボタン108a〜108e、電源スイッチ109、アラームランプ119、内蔵スピーカからの音声を出力するための音出力面1151等が形成されている。
また、筐体1100の左側壁面1140には、アーム1200およびカメラハウジング1300を収容するための凹部としての収容部1160が形成されている。この通話端末1411の筐体1100にはケーブルでディスプレイ13が接続されている。
アーム1200は、トルクヒンジ1210を介して筐体1100に取り付けられており、アーム1200が筐体1100に対して、135度のチルト角θ1の範囲で、上下方向に回転可能に構成されている。図15では、チルト角θ1が90度の状態を示している。
カメラハウジング1300には、上述のカメラ12が内蔵されており、ユーザ、書類、および部屋等を撮像することができる。また、カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310が形成されている。カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介して、アーム1200に取り付けられている。そして、カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310がアーム1200に対して、図15で示される状態を0度として±180度のパン角θ2の範囲で、かつ、±45度のチルト角θ3の範囲で、上下左右方向に回転可能に構成されている。
次に、以上のように構成された本実施の形態の通話端末1411の動作の詳細を説明する。図16、17は、実施の形態2の通話端末1411の動作の一例を示すラダーチャートである。アップデート部1403におけるアップデートの確認開始から依存するバージョンの有無の確認までの処理(ステップS3〜S7)および依存するバージョンが存在する場合の処理(ステップS8,S9)は実施の形態1と同様である。
ステップS7で依存するバージョンが存在しない場合には(ステップS7:No)、アップデート部1403は、取得したメタデータの“force_update”が“true”に設定されているか否かを判断することにより、強制アップデートか否かを判断する(ステップS1501)。
そして、メタデータの“force_update”が“true”に設定されておらず、通常アップデータである場合には(ステップS1501:No)、アップデート部1403は、実施の形態1と同様に、アップデート(通常アップデート)の存在を確認する(ステップS10)。これ以降の処理は、実施の形態1と同様に行われる。ただし、ステップS15において、通常アップデートを実行しない場合には(ステップS15:No)、すでにステップS1501で強制アップデートの存在の有無を確認しているため、実施の形態1と異なり、強制アップデートの存在の有無を確認せずに終了処理を行う(ステップS18)。
また、ユーザインタフェース部1102で実行される処理(ステップS1〜S4)およびその過程で表示される起動画面、設定画面、確認画面についても実施の形態1と同様である。
ステップS1501で、メタデータの“force_update”が“true”に設定されている場合には(ステップS1501:Yes)、アップデート部1403は、その強制アップデートに関する情報をユーザインタフェース部1102へ通知する(ステップS1701)。具体的には、実施の形態1と同様に、最新バージョン及びその最新バージョンに依存するバージョンのメタデータのうち、“files”、“scriptname”などのユーザへの通知に不要なデータ項目以外のデータ項目を、アップデートに関する情報としてユーザインタフェース部1102へ通知する。
ユーザインタフェース部1102のユーザ通知部1104では、S1602においてアップデート部1403より通知された強制アップデートに関する情報をもとに、自装置に必要な強制アップデートが存在することをディスプレイ13の起動画面に表示して、ユーザへ通知する(ステップS1602)。起動画面の内容については実施の形態1と同様である。
S1701でユーザへの通知が行われると、ユーザインタフェース部1102は、アップデートの実行を確認する確認画面をディスプレイ13に表示させる(ステップS1603)。なお、実施の形態1のようなアップデートの設定画面は表示されない。
図18は、実施の形態2の確認画面G70の一例を示す概念図である。図18に示すように、確認画面G70は、実行するアップデートの内容を表示するアップデート表示G73と、アップデートの実行をユーザより受け付けるための操作ボタンG75とを含む主画面G72を含む構成である。アップデート表示G73には、自装置のプログラム104のバージョン番号である現在のバージョンの他、強制アップデートに関する情報として含まれるデータ項目の“version”の記述をもとにした、強制アップデートが行われる最新バージョンのバージョン番号などの情報が表示され、ユーザに通知される。したがって、ユーザは、アップデート表示G73の表示内容により、どのバージョン番号へのアップデートが行われるかを確認できる。
ここで、強制アップデートの確認画面G70に表示されるボタンとして、アップデートボタンG75しか表示されず、通常アップデートの確認画面G3に表示されるキャンセルボタンG34は表示されない。これは、強制アップデートの場合には、必ずアップデートを実施する必要があるからである。ただし、操作部108のメニューキーに対応した操作ボタンにより設定画面へ遷移したり、または、電源スイッチ109の押下による電源遮断を行うことができる。
図17に戻り、アップデート部1403では、確認画面G70での操作ボタンG75の選択操作をもとに、強制アップデートを実行するか否かを判定する(ステップS1702)。強制アップデートの実行を指示する操作ボタンG75が選択された場合(ステップS1702:YES)、アップデート部1403は、取得しているメタデータをもとにアップデート処理を実行する(ステップS1703)。
一方、ステップS1702において、操作ボタンG75が押下されず、操作部108の操作ボタンが押下された場合には(ステップS1702:No)、押下された操作ボタンに従い、設定画面の表示や電源遮断を行う(ステップS1705)。
次に、ステップS16,S1703で行われるアップデート処理の詳細について説明する。図19は、実施の形態2のアップデート処理の手順の一例を示すフローチャートである。
取得したメタデータからのファイルリスト、チェックサムの取得からエラー発生の判断までの処理(ステップS101〜S105)は実施の形態1と同様に行われる。
ステップS105でエラーの発生がない場合には(ステップS105:No)、アップデート部1403は、メタデータに含まれる、“require_reboot”に“true”が設定されているか否かを判断することにより、再起動が必要であるか否かを判定する(ステップS1801)。
ここで、本実施の形態では、メタデータの“require_reboot”は実施したアップデートに次のアップデートを行う前に、再起動が必要か否かを示すものとなっている。図19に示すアップデート処理では、ステップS101からS106まで処理で1回のアップデートを行い、複数のバージョンのアップデートを行う場合には、ステップS101からS106まで処理をアップデートのバージョン数だけ繰り返すことになっている。このため、本実施の形態では、ステップS101からS106まで処理の1回のループの最後に、メタデータに含まれる“require_reboot”に“true”が設定されているか否かを判断して、再起動の要否判断(ステップS1801)を行い、1回のアップデートごとに再起動を行っている。
そして、“require_reboot”に“true”が設定されており再起動が必要である場合には(ステップS1801:Yes)、通話端末1411の再起動を行う(ステップS1802)。
そして、アップデート部1403は、全てのバージョンのアップデートが完了したか否かを判定する(ステップS106)。全てのバージョンのアップデートが完了していない場合(ステップS106:NO)には、S101へ戻り、アップデート処理を継続する。全てのバージョンのアップデートが完了した場合(ステップS106:YES)には、アップデート部1403は、S106〜S107によるアップデートの結果をユーザインタフェース部1102へ通知する(ステップS107)。ユーザインタフェース部1102では、通知されたアップデートの結果をディスプレイ13に画面表示してユーザに通知する。
通常アップデートの結果は実施の形態1で説明した図13の画面が表示される。一方、強制アップデートの結果は、図20に示す強制アップデート結果画面G80が表示される。強制アップデート結果画面G80では、電源を切る旨のボタンG84と再起動ボタンG85とが表示され、ユーザはいずれかのボタンを押下可能である。
アップデート部1403は、アップデートの結果をユーザインタフェース部1102へ通知したらアップデート処理を終了する(ステップS109)。すなわち、本実施の形態では、1つのバージョンのアップデートの処理(ステップS101〜S105、S1801、S1802)の中で再起動処理を行っているので、実施の形態1と異なり、アップデートの結果の通知後に再起動は行われない。
このように本実施の形態では、実施の形態1の効果に加え、通話端末1411が強制アップデートを実施しなければならない場合には、ユーザにキャンセルさせる選択を与えずに、強制アップデートを実行するので、中継装置30等、通話端末1411側以外のアップデートにより通話端末1411本来の機能の実行が不可能になることを回避することができる。
なお、上記実施の形態1,2では、遠隔通信管理サーバ50とアップデートサーバ60とを別個の構成とした例を示しているが、これに限定されるものではない。例えば、サーバ装置を設け、当該サーバ装置が遠隔通信管理サーバ50の機能とアップデートサーバ60の機能とを備えた構成としてもよい。
なお、本発明は前記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施の形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 遠隔通信システム
2 通信ネットワーク
11,1411 通話端末
12 カメラ
13 ディスプレイ
14 マイク
15 スピーカ
30 中継装置
50 遠隔通信管理サーバ
60 アップデートサーバ
601 送受信部
602 アップデートデータ提供部
1101 送受信部
1102 ユーザインタフェース部
1103,1403 アップデート部
1104 ユーザ通知部
1105 操作入力受付部
G1 起動画面
G2 設定画面
G3 確認画面
G4 アップデート画面
G5,G70 確認画面
G80 強制アップデート結果画面
米国特許第6,847,403号明細書

Claims (13)

  1. 他の通信装置との間で通信を実行する通信装置であって、
    アップデートにかかる情報を提供するアップデート情報提供装置から前記アップデートを示すメタ情報でありアップデートのバージョン情報を含むメタ情報を受信する受信部と、
    受信した前記メタ情報に基づいて、前記通信装置に必要なアップデートが存在するか否かを判断する判断部と、
    前記アップデートが存在する場合、当該アップデートの存在をユーザに通知する通知部と、
    前記アップデートが存在する場合に、当該アップデートを実行するか否かの選択操作を、前記ユーザより受け付ける操作部と、
    前記アップデートを実行する選択操作が行われた場合に、受信した前記メタ情報に基づいて前記アップデートを実行するアップデート処理部と、を有し、
    前記受信部は、前記他の通信装置との間で実行される通信を管理する通信管理装置から送信される前記アップデート情報提供装置のアドレス情報を受信し、前記他の通信装置との間で通信を開始する前に、前記アドレス情報に基づいて前記アップデート情報提供装置から前記メタ情報を受信する、
    ことを特徴とする通信装置。
  2. 前記メタ情報は、複数のアップデートの依存関係を示す依存情報を含み、
    前記アップデート処理部は、受信した前記メタ情報に含まれる前記依存情報をもとに、実行する前記アップデートと依存関係を有する他のアップデートが存在する場合、当該他のアップデートから順にアップデートを実行すること、
    を特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記メタ情報は、強制のアップデートを示すアップデート強制情報を含み、
    前記通知部は、前記通信装置のアップデートが存在し、前記メタ情報に前記アップデート強制情報が含まれる場合は、存在する前記アップデートが強制アップデートであることを通知すること、
    を特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  4. 前記メタ情報は、強制のアップデートを示すアップデート強制情報を含み、
    前記通知部は、前記通信装置のアップデートが存在し、前記メタ情報に前記アップデート強制情報が含まれる場合は、前記アップデートの存在をユーザに通知せず、
    前記アップデート処理部は、前記メタ情報に含まれる前記アップデート強制情報に応じて前記アップデートを実行すること、
    を特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  5. 前記メタ情報は、アップデートを実行した後に前記通信装置の再起動を実行するか否かを示す再起動情報を含み、
    前記通知部は、前記通信装置のアップデートが存在する場合、当該アップデートで再起動を実行するか否かを、前記再起動情報に基づいて前記ユーザに通知すること、
    を特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  6. 前記再起動情報は、1回のアップデートを実行した後に前記通信装置の再起動を実行するか否かを示し、
    前記通知部は、前記1回のアップデートごとに、前記通信装置のアップデートが存在する場合、当該アップデートで再起動を実行するか否かを、前記再起動情報に基づいて前記ユーザに通知すること、
    を特徴とする請求項5に記載の通信装置。
  7. 表示部を更に備え、
    前記通知部は、前記アップデートの存在を、前記表示部の表示画面に表示して前記ユーザに通知すること、
    を特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  8. 前記受信部は、電源投入後の起動時に前記メタ情報を取得し、
    前記通知部は、前記起動時に前記アップデートの存在を通知すること、
    を特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  9. 前記アップデート処理部は、前記アップデートを実行する際に、外部装置と接続するためのインタフェース部の機能を停止すること、
    を特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  10. 前記メタ情報は、アップデートを実行した後に前記通信装置の再起動を実行するか否かを示す再起動情報を含み、
    前記アップデート処理部は、前記アップデートを実行する選択操作が行われた場合、当該アップデートを実行した後に、前記再起動情報に基づいて前記通信装置の再起動を実行すること、
    を特徴とする請求項9に記載の通信装置。
  11. 前記アップデート処理部は、前記アップデートを実行する選択操作が行われず、前記メタ情報に、強制のアップデートを示すアップデート強制情報が含まれる場合は、前記通信装置の処理を終了させる終了処理を実行すること、
    を特徴とする請求項10に記載の通信装置。
  12. 他の通信装置との間で通信を実行する通信装置で実行されるアップデート方法であって、
    前記他の通信装置との間で実行される通信を管理する通信管理装置から送信されるアップデートにかかる情報を提供するアップデート情報提供装置のアドレス情報を受信するステップと、
    前記他の通信装置との間で通信を開始する前に、前記アップデート情報提供装置から前記アップデートを示すメタ情報でありアップデートのバージョン情報を含むメタ情報を受信するステップと、
    受信した前記メタ情報に基づいて、前記通信装置に必要なアップデートが存在するか否かを判断するステップと、
    前記アップデートが存在する場合、当該アップデートの存在をユーザに通知するステップと、
    前記アップデートが存在する場合に、当該アップデートを実行するか否かの選択操作を、前記ユーザより受け付けるステップと、
    前記アップデートを実行する選択操作が行われた場合に、受信した前記メタ情報に基づいて前記アップデートを実行するステップと、
    を含むことを特徴とする通信装置のアップデート方法。
  13. コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    他の通信装置との間で実行される通信を管理する通信管理装置から送信されるアップデートにかかる情報を提供するアップデート情報提供装置のアドレス情報を受信するステップと、
    前記他の通信装置との間で通信を開始する前に、前記アドレス情報に基づいて前記アップデート情報提供装置から前記アップデートを示すメタ情報でありアップデートのバージョン情報を含むメタ情報を受信するステップと、
    受信した前記メタ情報に基づいて、前記コンピュータに必要なアップデートが存在するか否かを判断するステップと、
    前記アップデートが存在する場合、当該アップデートの存在をユーザに通知するステップと、
    前記アップデートが存在する場合に、当該アップデートを実行するか否かの選択操作を、前記ユーザより受け付けるステップと、
    前記アップデートを実行する選択操作が行われた場合に、受信した前記メタ情報に基づいて前記アップデートを実行するステップと、
    を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
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