JP2001243706A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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JP2001243706A
JP2001243706A JP2000050972A JP2000050972A JP2001243706A JP 2001243706 A JP2001243706 A JP 2001243706A JP 2000050972 A JP2000050972 A JP 2000050972A JP 2000050972 A JP2000050972 A JP 2000050972A JP 2001243706 A JP2001243706 A JP 2001243706A
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Hirotsugu Sato
寛嗣 佐藤
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Ricoh Co Ltd
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    • G06F21/10Protecting distributed programs or content, e.g. vending or licensing of copyrighted material ; Digital rights management [DRM]

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソフトウェアの不正利用に対するコピープロ
テクトを図りつつソフトウェアの更新手続きを簡略化で
きる付加価値の高い光記録媒体を提供する。 【解決手段】 ソフトウェア配布用の光記録媒体10と
して記録可能なものを利用し、かつ、送信プログラム及
びソフトウェア更新プログラムを予め格納しておき、光
記録媒体10をコンピュータに読取らせてその送信プロ
グラム及びソフトウェア更新プログラムを起動させるだ
けでその光記録媒体10のみに固有な固有ID情報を自
動的にソフトウェア配布元ホストに送信させ、かつ、こ
れに基づく認証に応じてソフトウェア配布元ホストから
更新用ソフトウェアを受信して光記録媒体10自身のソ
フトウェアを自動的に書換え更新させることにより、配
布された光記録媒体10自身のソフトウェアを自動的に
最新版にアップデイト化することができ、ソフトウェア
配布用媒体の付加価値が高くなるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーション
ソフト等のソフトウェアが格納されてソフトウェア配布
元からソフトウェア利用者に配布されコンピュータで利
用される光記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータに関するアプリケ
ーションソフト等のソフトウェアは、予めそのソフトウ
ェアが格納されたCD−ROM等の媒体をソフトウェア
配布元から利用者が入手し、その媒体からコンピュータ
のHDD(ハードディスクドライブ)に導入するのが基
本である。そして、そのソフトウェアのバージョンアッ
プ、不具合の修正において、プログラムが大幅な変更を
伴わない場合、ソフトウェア作成者が配布する差分ファ
イル等を利用者がインタネット等のネットワークを通じ
て入手或いは差分ファイル等が格納された新たな媒体を
入手することで、HDD上のソフトウェアの書換え更新
を行うという方法が採られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のソフトウェア導入・更新方法では、ソフトウェア
が格納されて配布された媒体自体の内容(ソフトウェ
ア)は書換えられないため、当該コンピュータにおいて
ソフトウェアを一旦削除して再導入する場合や別のコン
ピュータに導入する場合、ソフトウェアを最新版とする
ためには、配布された旧バージョンの媒体を用いて一旦
初期導入させた後、更新プログラムを実行させるという
手順で導入・更新を行う必要があり、操作が煩雑になる
という問題点がある。
【0004】また、ソフトウェアに大幅な変更を伴う場
合は、そのソフトウェアが格納された新たな媒体を利用
者がソフトウェア配布元から入手する必要があるが、こ
の場合は、媒体を入手するまでの手続きが必要であり、
かつ、現実に入手できるまでに時間がかかるという問題
点がある。
【0005】また、媒体を用いてソフトウェアが導入さ
れたコンピュータにおいて、インタネット等の通信手段
を用いてソフトウェア配布元ホストに接続し更新プログ
ラムを取得することで、当該コンピュータのHDD上の
ソフトウェアを書換えることは一般的に行われている
が、この場合、第三者が不正にソフトウェアを複製した
媒体を使用することでソフトウェアが導入されたコンピ
ュータのHDDの場合であってもその書換えが可能とな
ってしまい、不正利用に対するコピープロテクトを確保
できないという問題もある。
【0006】さらに、コンピュータにおいてソフトウェ
アを使用中に不具合が起こった場合、利用者は、その不
具合に対処するために、ソフトウェア作成者(ソフトウ
ェア配布元)に対してその不具合状況の他にソフトウェ
ア作成者が不具合に対処するための情報として利用者が
現に使用しているコンピュータに関する情報を同時に伝
えることが必要であるが、利用者の習熟度によっては使
用しているコンピュータに関する情報がうまく伝わらな
かったり、時間がかかる場合がある。
【0007】そこで、本発明は、ソフトウェアの不正利
用に対するコピープロテクトを図りつつソフトウェアの
更新手続き・処理を簡略化できる付加価値の高い光記録
媒体を提供することを目的とする。
【0008】より具体的には、最新版のソフトウェアが
旧版に比較して大幅な変更を伴わない場合において、ソ
フトウェアを一度削除して再導入する場合や別のコンピ
ュータに導入する場合において最新版のソフトウェアを
煩雑な操作を行うことなく、通常の手順のみで導入する
ことができ、かつ、最新版のソフトウェアが旧版に比較
して大幅な変更を伴う場合にソフトウェア利用者が迅速
に最新版ソフトウェアを入手することができる光記録媒
体を提供することを目的とする。
【0009】また、本発明は、ソフトウェアを使用中に
不具合が起こった場合に利用者が使用しているコンピュ
ータに関する情報をソフトウェア配布元に対して利用者
の習熟度によらず、容易かつ正確に伝達でき、ソフトウ
ェア利用者及びソフトウェア作成者が不具合に対処しや
すい光記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
配布対象のソフトウェアが格納されてコンピュータ読取
り可能で記録可能な光記録媒体であって、書換え不可能
な固有ID情報と、前記固有ID情報を通信手段を介し
てソフトウェア配布元ホストに送信させるための送信プ
ログラムとが格納されている。
【0011】従って、当該光記録媒体をコンピュータに
読取らせてその送信プログラムを起動させるだけでその
光記録媒体のみに固有な固有ID情報を自動的にソフト
ウェア配布元ホストに送信させることができ、これに基
づきソフトウェア配布元ホストから更新用ソフトウェア
を受け取る等の対応が取れる。この際、ソフトウェア配
布元ホスト側としては書換え不可能な固有ID情報を利
用することで正当な利用者であるか否かを認証できるた
め、不正利用に対するコピープロテクトを図ることがで
きる。また、当該光記録媒体が記録可能であるので、受
け取った更新用ソフトウェアを書き込ませることによ
り、配布された光記録媒体自身のソフトウェアを最新版
にアップデイト化することができ、付加価値の高い光記
録媒体となる。
【0012】請求項2記載の発明は、配布対象のソフト
ウェアが格納されてコンピュータ読取り可能で記録可能
な光記録媒体であって、書換え不可能な固有ID情報
と、前記固有ID情報に基づく認証に応じてソフトウェ
ア配布元ホストから通信手段を介して送信された更新用
ソフトウェアにより前記ソフトウェアを書換え更新させ
るためのソフトウェア更新プログラムとが格納されてい
る。
【0013】従って、記録可能な光記録媒体を利用し、
当該光記録媒体をコンピュータに読取らせてそのソフト
ウェア更新プログラムを起動させるだけで、例えばイン
タネット等の通信手段を通じて受け取った更新用ソフト
ウェアにより光記録媒体のソフトウェアを自動的に書換
え更新させることにより、配布された光記録媒体自身の
ソフトウェアを最新版にアップデイト化することがで
き、付加価値の高い光記録媒体となる。この際、ソフト
ウェア配布元ホスト側としては書換え不可能な固有ID
情報を利用することで正当な利用者であるか否かを認証
できるため、不正利用に対するコピープロテクトを図る
ことができる。
【0014】請求項3記載の発明は、配布対象のソフト
ウェアが格納されてコンピュータ読取り可能で記録可能
な光記録媒体であって、書換え不可能な固有ID情報
と、前記固有ID情報を通信手段を介してソフトウェア
配布元ホストに送信させるための送信プログラムと、前
記固有ID情報に基づく認証に応じて前記ソフトウェア
配布元ホストから通信手段を介して送信された更新用ソ
フトウェアにより前記ソフトウェアを書換え更新させる
ためのソフトウェア更新プログラムとが格納されてい
る。
【0015】従って、記録可能な光記録媒体を利用し、
当該光記録媒体をコンピュータに読取らせてその送信プ
ログラム及びソフトウェア更新プログラムを起動させる
だけでその光記録媒体のみに固有な固有ID情報を自動
的にソフトウェア配布元ホストに送信させ、かつ、これ
に基づく認証に応じてソフトウェア配布元ホストから更
新用ソフトウェアを受信して媒体自身のソフトウェアを
自動的に書換え更新させることにより、配布された光記
録媒体自身のソフトウェアを自動的に最新版にアップデ
イト化することができ、付加価値の高い光記録媒体とな
る。これにより、例えば、最新版のソフトウェアが旧版
に比較して大幅な変更を伴わない場合において、ソフト
ウェアを一度削除して再導入する場合や別のコンピュー
タに導入する場合において最新版のソフトウェアを煩雑
な操作を行うことなく、アップデイト化された当該光記
録媒体を用いることにより通常の手順のみで導入するこ
とができる。また、最新版のソフトウェアが旧版に比較
して大幅な変更を伴う場合であっても、当該光記録媒体
自体を書換え更新すればよいので、迅速に最新版ソフト
ウェアを入手することができる。これらの処理に際し
て、この際、ソフトウェア配布元ホスト側としては書換
え不可能な固有ID情報を利用することで正当な利用者
であるか否かを認証できるため、不正利用に対するコピ
ープロテクトを図ることができる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項1記載の光
記録媒体において、当該媒体を使用中のコンピュータに
関する情報を取得させるためのコンピュータ情報取得プ
ログラムが格納され、前記送信プログラムは取得された
コンピュータに関する情報を前記固有ID情報とともに
前記ソフトウェア配布元ホストに送信させる。
【0017】従って、コンピュータにおいてソフトウェ
アを使用中に不具合が起こった場合、コンピュータ情報
取得プログラム及び送信プログラムを起動させるだけ
で、利用者が使用しているコンピュータに関する情報を
自動的に取得してソフトウェア配布元ホストに自動的に
送信させることができ、よって、ソフトウェア配布元に
対して利用者の習熟度によらず、コンピュータに関する
情報を容易かつ正確に伝達でき、ソフトウェア利用者及
びソフトウェア作成者が不具合に対処しやすなる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態を図面に基
づいて説明する。まず、図1に本発明の光記録媒体が用
いられるソフトウェア管理システムのシステム構成図を
示す。このシステムは、各ソフトウェア利用者が使用す
る汎用コンピュータ1と、ソフトウェア作成者等が保有
するソフトウェア配布元ホスト(以下、単に“ホスト”
という)2と、ソフトウェア作成者等により提供されて
店舗等に設置されるディスク書き換え装置3とを、公衆
網、専用線或いはインタネット等を利用した通信網4を
介して相互に通信可能に接続することにより構築されて
いる。汎用コンピュータ1、ホスト2及びディスク書き
換え装置3は、各々、モデム、ネットワークカード等の
通信回線接続装置5,6,7を有し、通信網4とともに
通信手段を構成している。なお、ディスク書き換え装置
3は必要に応じて課金処理装置8を備えている。
【0019】また、汎用コンピュータ1は光ディスクド
ライブ装置9を一体又は別体で備えており、この光ディ
スクドライブ装置9を用いることにより当該コンピュー
タ1は光記録媒体に記録されている情報の読取りが可能
とされている。ここに、光ディスクドライブ装置9とし
ては、記録再生がともに可能なドライブであってもよ
く、或いは、CD−ROMドライブのような再生専用ド
ライブであってもよい。
【0020】図2に本発明の特徴とする光記録媒体であ
る光ディスク10のデータ構造例の概略を模式図として
示す。この光ディスク10は、配布対象となるアプリケ
ーションソフト等が格納されてソフトウェア配布元から
ソフトウェア利用者に有償/無償で配布されるもので、
まず、従来のCD−ROMのような再生専用ディスクに
代えて、CD−RWやCD−Rのように記録可能なディ
スクが用いられている点が特徴の一つである。CD−R
Wのように書換え可能なディスクが好ましいが、CD−
Rのような追記型であっても擬似的には書換え処理を行
えるので、本実施の形態では、記録可能なディスクとし
て両者を特に区別しないで説明する。
【0021】このように記録可能な光ディスク10にお
いて、まず、その先頭付近の領域aには、当該光ディス
ク10のみに固有に割り当てられた固有ID情報が格納
されている。この固有ID情報は、当該ソフトウェア配
布元で一度記録した後は書換えできない状態(ROM状
態)で記録されている。領域aに続く領域bには、本発
明に関する送信プログラム、ソフトウェア更新プログラ
ム、コンピュータ情報取得プログラム等のプログラムが
格納されている。この領域bのプログラムも当該ソフト
ウェア配布元で一度記録した後は書換えできない状態
(ROM状態)で記録されている。領域bに続く領域c
には、配布対象となるアプリケーションソフト等のソフ
トウェア本体が書換え可能な状態で格納されている。領
域cに続く領域dは例えば空き領域とされている。即
ち、領域a,bはROM領域、領域c,dはRAM領域
として形成されている。
【0022】ここに、領域bに格納されているプログラ
ムの概要について説明する。“送信プログラム”は、
“ソフトウェア更新プログラム”や“不具合情報送信プ
ログラム”の一部として用意されており、当該プログラ
ムを起動させることにより、当該光ディスク10が有す
る固有ID情報を通信回線接続装置5、通信網4及び通
信回線接続装置6を介してホスト2側に自動的に送信さ
せる機能を持たせたものである。“ソフトウェア更新プ
ログラム”は、当該プログラムを起動させることにより
光ディスクドライブ装置9(記録機能を有する場合)を
稼動させ、ホスト2側から通信回線接続装置6、通信網
4及び通信回線接続装置5を介して当該光ディスク10
を使用中の当該汎用コンピュータ1に送信された更新用
ソフトウェアにより当該光ディスク10の領域cのソフ
トウェアを自動的に書換え更新させる機能を持たせたも
のである。“コンピュータ情報取得プログラム”は、
“不具合情報送信プログラム”の一部として用意されて
おり、当該プログラムを起動させることにより、当該光
ディスク10を使用中の当該汎用コンピュータ1に関す
る情報を自動的に取得させる機能を持たせたもので、こ
のプログラム自体は市販されている公知のものが用いら
れている。この場合、取得させるコンピュータに関する
情報としては、不具合が生じた場合に有用となる情報で
あり、例えば、当該汎用コンピュータ1に現に接続され
ているハードウェアや、OSソフトや、ファイルのバー
ジョン情報等である。“不具合情報送信プログラム”に
よりこの“コンピュータ情報取得プログラム”が起動さ
れた場合、“送信プログラム”としては、取得されたコ
ンピュータに関する情報を固有ID情報とともにホスト
2側に送信させる機能も持つ。
【0023】なお、ホスト2側では、後述するように、
送信された固有ID情報に対してユーザ登録等に基づく
利用者情報データベース等を利用した認証機能や、認証
が正当な場合に適宜更新用ソフトウェアを自動的に送信
配布させる機能を有する。
【0024】このような構成において、本実施の形態の
ソフトウェア配布用の光ディスク10を用いた場合に、
汎用コンピュータ1側のCPUやホスト2側のCPU或
いはディスク書き換え装置3のCPUでの処理例を各種
ケースに場合分けして説明する。
【0025】ケース1…図3 ソフトウェア作成者(ソフトウェア配布元)側が、固有
ID情報でソフトウェア利用者を区別せずに光ディスク
10を配布し、かつ、当該ソフトウェア利用者が用いる
光ディスクドライブ装置9が記録再生可能なドライブで
ある場合。
【0026】まず、ソフトウェア利用者が光ディスク1
0を光ディスクドライブ装置9に挿入した状態で、汎用
コンピュータ1上でソフトウェア更新プログラムを自動
的に又は所定の操作により起動させると、当該汎用コン
ピュータ1をその光ディスク10のソフトウェア配布元
に相当するホスト2に接続させるように通信手段(通信
回線接続装置5、通信網4及び通信回線接続装置6)を
制御する(ステップS1)。これを受けて、ホスト2側
ではユーザの汎用コンピュータ1からの接続を確認する
(ステップT1)。
【0027】接続状態になると、光ディスク10に格納
されている“送信プログラム”を起動させることで、当
該光ディスク10に割当てられている固有ID情報を通
信手段(通信回線接続装置5、通信網4及び通信回線接
続装置6)を介してホスト2側に自動的に送信させる
(S2)。この送信処理に対応して、ホスト2では固有
ID情報の受信処理を行う(T2)。引き続き、受信し
た固有ID情報に関して、当該ソフトウェア配布元側で
設定した情報であるか否かの判定処理を行う(T3)。
設定した固有ID情報でなければ、そのまま通信を切断
して(T8)、処理を終了するが、設定した固有ID情
報であれば、結果としてOKなる旨を汎用コンピュータ
1側に送信させるとともに、その固有ID情報に対応付
けられたソフトウェアを構成する各ファイルのバージョ
ン情報を汎用コンピュータ1側に送信させる(T4)。
汎用コンピュータ1側ではホスト2側からID判定結果
OKを受信すると(S3)、引き続き、各ファイルのバ
ージョン情報の受信処理を行う(S4)。バージョン情
報を受信すると、当該汎用コンピュータ1のHDDに導
入されている対応するソフトウェアのファイルのバージ
ョン情報と比較することで、ソフトウェアの更新が必要
か否かを判断する(S5)。ステップS5で更新が不要
と判断した場合には、ホスト2側に更新処理不要なる旨
を通知し(S6)、そのまま通信を切断し(S7)、処
理を終了する。
【0028】一方、ステップS5でソフトウェアの更新
が必要と判断した場合には、ホスト2側に対して更新用
ソフトウェアの送信を要求する(S8)。ホスト2側で
は、バージョン情報の送信後、要求待ちの状態にあり
(T5)、更新不要の応答があった場合にはそのまま通
信を切断して(T8)、処理を終了するが、更新必要に
伴う更新用ソフトウェアの送信要求なる応答があった場
合には、ホスト機2が保有している更新用ソフトウェア
を汎用コンピュータ1側に送信させる(T6)。
【0029】更新用ソフトウェアの送信を受けた汎用コ
ンピュータ1側では、その更新用ソフトウェアをHDD
上に一時的に保管し(S9)、全ての更新用ソフトウェ
アの受信が終了すればその旨をホスト2側に通知する
(S10)。この受信終了の通知を受けるまで、ホスト
2側では受信終了待ち状態にあり(T7)、必要に応じ
て受信失敗と見做して更新用ソフトウェアの送信を繰返
す。
【0030】汎用コンピュータ1において、更新用ソフ
トウェアの受信終了の通知が済むと(S10)、ホスト
2側との通信を切断する(S11)とともに、HDD上
のソフトウェアを更新用ソフトウェアより書換え更新す
る(S12)。さらに、光ディスク10に格納されてい
る“ソフトウェア更新プログラム”を起動させて、光デ
ィスクドライブ装置9を稼動させ、HDDに保管されて
いる更新用ソフトウェアにより当該光ディスク10の領
域cのソフトウェアを自動的に書換え更新させる(S1
3)。即ち、ソフトウェア配布元から配布された光ディ
スク10自体のソフトウェアが最新版に書換え更新され
る。ここに、以前であれば、光ディスクに対する記録動
作にはかなりの時間を要していたが、近年の光ディスク
ドライブ装置9や光ディスク10の記録材料等の改良・
進歩により高速記録が可能となっており、光ディスク1
0自体のデータを書換える時間が短縮されているので、
データ量の多いソフトウェアに関して、本実施の形態の
ように、元々配布された光ディスク10自体のソフトウ
ェアを書換え更新させて最新版とすることによるメリッ
トは大きい。
【0031】ケース2…図4 ソフトウェア作成者(ソフトウェア配布元)側が、固有
ID情報でソフトウェア利用者を区別し、用意した固有
ID情報が記録された光ディスク10でユーザ登録を伴
う形で配布し(従って、ホスト2には固有ID情報等を
利用して各利用者に関する利用者情報データベースが用
意されているものとする)、かつ、当該ソフトウェア利
用者が用いる光ディスクドライブ装置9が記録再生可能
なドライブである場合。
【0032】まず、ソフトウェア利用者が光ディスク1
0を光ディスクドライブ装置9に装填した状態で、汎用
コンピュータ1上でソフトウェア更新プログラムを自動
的に又は所定の操作により起動させると、当該汎用コン
ピュータ1をその光ディスク10のソフトウェア配布元
に相当するホスト2に接続させるように通信手段(通信
回線接続装置5、通信網4及び通信回線接続装置6)を
制御する(S21)。これを受けて、ホスト2側ではユ
ーザの汎用コンピュータ1からの接続を確認する(ステ
ップT11)。
【0033】接続状態になると、光ディスク10に格納
されている“送信プログラム”を起動させることで、当
該光ディスク10に割当てられている固有ID情報を通
信手段(通信回線接続装置5、通信網4及び通信回線接
続装置6)を介してホスト2側に自動的に送信させる
(S22)。この送信処理に対応して、ホスト2では固
有ID情報の受信処理を行う(T12)。引き続き、受
信した固有ID情報に関して、利用者情報データベース
への問い合わせを行い、当該ソフトウェア配布元側で設
定した正当なID固有情報であるか否かのID認証処理
を行う(T13)。認証結果が正当でなければ、そのま
ま通信を切断して(T18)、処理を終了するが、認証
結果が正当であれば、結果として認証OKなる旨を汎用
コンピュータ1側に送信させるとともに、その固有ID
情報を有するソフトウェア利用者に配布済みのソフトウ
ェアのバージョン情報と対応するソフトウェアの最新版
のバージョン情報との比較により、ソフトウェアの更新
が必要で許可できるか否かを判断する(T14)。比較
の結果、更新が不要と判断された場合には、そのまま通
信を切断して(T18)、処理を終了するが、当該ソフ
トウェア利用者に配布済みのソフトウェアの方がバージ
ョンが古く、かつ、ソフトウェア作成者側(ホスト2
側)で更新を許可している場合には、更新が必要と判断
し、更新用ソフトウェアを汎用コンピュータ1側に送信
させる(T15)。
【0034】一方、汎用コンピュータ1側では、認証結
果を受信し、認証NGなる場合にはそのまま通信を切断
して(S26)、処理を終了するが、認証OKなる場合
にはソフトウェアの更新の必要性及びその許否に関する
判定結果の受信待ちとなり(S24)、更新不要又は不
許可(例えば、課金制で未入金の場合)の場合には、ホ
スト2側に更新処理不要の旨を通知し(S25)、通信
を切断して(S26)、処理を終了する。更新が必要で
更新が許可された場合には、ホスト2側から送信される
更新用ソフトウェアの受信処理を行い(S27)、その
更新用ソフトウェアをHDD上に一時的に保管し(S2
8)、全ての更新用ソフトウェアの受信が終了すればそ
の旨をホスト2側に通知する(S29)。この受信終了
の通知を受けるまで、ホスト2側では受信終了待ち状態
にあり(T16)、必要に応じて受信失敗と見做して更
新用ソフトウェアの送信を繰返す。
【0035】汎用コンピュータ1において、更新用ソフ
トウェアの受信終了の通知が済むと(S29)、ホスト
2側との通信を切断する(S30)とともに、HDD上
のソフトウェアを更新用ソフトウェアより書換え更新す
る(S31)。さらに、光ディスク10に格納されてい
る“ソフトウェア更新プログラム”を起動させて、光デ
ィスクドライブ装置9を稼動させ、HDDに保管されて
いる更新用ソフトウェアにより当該光ディスク10の領
域cのソフトウェアを自動的に書換え更新させる(S3
2)。即ち、ソフトウェア配布元から配布された光ディ
スク10自体のソフトウェアが最新版に書換え更新され
る。
【0036】なお、ソフトウェアの書換え更新に課金等
の手続きが必要な場合には、ソフトウェア利用者は、予
め入金処理を行い、ホスト2側では利用者情報データベ
ースに対して入金済みでありソフトウェアの更新を認め
る旨の情報を記録しておく。未入金の場合には、利用者
情報データベース上、当該ソフトウェア利用者に対する
ソフトウェアの更新を不許可としているので、ソフトウ
ェアの更新は行えない。
【0037】ケース3…図5 ソフトウェア作成者(ソフトウェア配布元)側が、各ソ
フトウェア利用者を区別するか否かに関わらず(もっと
も、ホスト2には固有ID情報等を利用して各利用者に
関する利用者情報データベースが用意されているものと
する)、当該ソフトウェア利用者が用いる光ディスクド
ライブ装置9が再生専用ドライブである場合。
【0038】この場合には、ソフトウェア利用者は、デ
ィスク書き換え装置3が設置されている場所に光ディス
ク10を持ち込み、このディスク書き換え装置3を利用
することによりそのソフトウェアの書込み更新を行うこ
ととなる。
【0039】光ディスク10をディスク書き換え装置3
に挿入し、処理を開始させると、このディスク書き換え
装置3を光ディスク10のソフトウェア配布元に相当す
るホスト2に接続させるように通信手段(通信回線接続
装置7、通信網4及び通信回線接続装置6)を制御する
(P1)。これを受けて、ホスト2側ではディスク書き
換え装置3の接続を確認する(T21)。
【0040】接続状態になると、光ディスク10に格納
されている“送信プログラム”を起動させることで、当
該光ディスク10に割当てられている固有ID情報を通
信手段(通信回線接続装置7、通信網4及び通信回線接
続装置6)を介してホスト2側に自動的に送信させる
(P2)。
【0041】この送信処理に対応して、ホスト2では、
固有ID情報の受信処理を行う(T22)。引き続き、
受信した固有ID情報に関して、利用者情報データベー
スへの問い合わせを行い、当該ソフトウェア配布元側で
設定した正当なID固有情報であるか否かのID認証処
理を行う(T23)。認証結果が正当でなければ、その
まま通信を切断して(T28)、処理を終了するが、認
証結果が正当であれば、結果として認証OKなる旨をデ
ィスク書き換え装置3側に送信させるとともに、その固
有ID情報を有するソフトウェア利用者に配布済みのソ
フトウェアのバージョン情報と対応するソフトウェアの
最新版のバージョン情報との比較により、ソフトウェア
の更新が必要であるか否かを判断する(S24)。比較
の結果、更新が不要と判断された場合には、そのまま通
信を切断して(T28)、処理を終了するが、当該ソフ
トウェア利用者に配布済みのソフトウェアの方がバージ
ョンが古い場合には、必要であれば、ソフトウェア利用
者に対して必要な金額の情報を送信することで課金処理
を課し、更新用ソフトウェアをディスク書き換え装置3
側に送信する(T25)。
【0042】一方、ディスク書き換え装置3側では、認
証結果を受信し(P3)、認証NGなる場合にはそのま
ま通信を切断して(P11)、処理を終了するが、認証
OKなる場合にはソフトウェアの更新の必要性及び課金
制の場合の必要な金額情報の受信待ちとなり(P4)、
更新不要の場合には、ホスト2側に更新処理不要の旨を
通知し(P5)、通信を切断して(P11)、処理を終
了する。更新が必要な場合には、ホスト2側のデータベ
ースを参照して送信された必要な金額情報を表示部に表
示させ(P6)、課金処理装置8による入金処理を待つ
(P7)。入金処理がキャンセルされれば通信を切断し
て(P11)、処理を終了するが、入金が確認された場
合には、ホスト2側から送信される更新用ソフトウェア
の受信処理を行い(P8)、挿入されている光ディスク
10に対して更新用ソフトウェアにより領域cのソフト
ウェアを自動的に書換え更新させる(P9)。即ち、ソ
フトウェア配布元から配布された光ディスク10自体の
ソフトウェアが最新版に書換え更新される。更新用ソフ
トウェアの受信が終了すればその旨をホスト2側に通知
し(P10)、ホスト2側との通信を切断して(P1
1)、処理を終了する。
【0043】当該光ディスク10を有するソフトウェア
利用者は、ディスク書き換え装置3による書換え更新終
了後、その光ディスク10を持ち帰り、自己の汎用コン
ピュータ1において、必要であれば対象ソフトウェアの
前バージョンの削除を行った後、書換え更新終了済みの
光ディスク10を用いることにより、通常の手順で最新
バージョンのソフトウェアを導入することができる。
【0044】ケース4…図6 ソフトウェア作成者(ソフトウェア配布元)側が、固有
ID情報でソフトウェア利用者を区別し、用意した固有
ID情報が記録された光ディスク10でユーザ登録を伴
う形で配布する場合(従って、ホスト2には固有ID情
報等を利用して各利用者に関する利用者情報データベー
スが用意されているものとする)。
【0045】このようなケースにおいて、汎用コンピュ
ータ1で当該光ディスク10に格納されているソフトウ
ェアに対応するHDD上のソフトウェアの使用中に何ら
かの不具合が発生して、当該ソフトウェア作成者側に対
して対応策を問い合わせようとする場合には、当該光デ
ィスク10に格納されている不具合情報送信プログラム
を起動させる。
【0046】このプログラムが起動されると、当該汎用
コンピュータ1をその光ディスク10のソフトウェア配
布元に相当するホスト2に接続されるように通信手段
(通信回線接続装置5、通信網4及び通信回線接続装置
6)を制御する(S41)。これを受けて、ホスト2側
ではユーザの汎用コンピュータ1からの接続を確認する
(T31)。
【0047】接続状態になると、光ディスク10に格納
されている“送信プログラム”を起動させることで、当
該光ディスク10に割当てられている固有ID情報を通
信手段(通信回線接続装置5、通信網4及び通信回線接
続装置6)を介してホスト2側に自動的に送信させる
(S42)。この送信処理に対応して、ホスト2では、
固有ID情報の受信処理を行う(T32)。引き続き、
受信した固有ID情報に関して、利用者情報データベー
スへの問い合わせを行い、当該ソフトウェア配布元側で
設定した正当なID固有情報であるか否かのID認証処
理を行う(T33)。認証結果が正当でなければ、その
まま通信を切断して(T35)、処理を終了するが、認
証結果が正当であれば、結果として認証OKなる旨を汎
用コンピュータ1側に送信させる。
【0048】一方、汎用コンピュータ1側では、認証結
果を受信し(S43)、認証NGなる場合にはそのまま
通信を切断して(S47)、処理を終了するが、認証O
Kなる場合には光ディスク10に格納されている“コン
ピュータ情報取得プログラム”を起動させて、使用中の
汎用コンピュータ1に関する情報を自動的に取得させる
(S44)。例えば、当該汎用コンピュータ1に現に接
続されているハードウェアや、OSソフトや、ファイル
のバージョン情報等が取得される。引き続き、汎用コン
ピュータ1の画面に利用者による不具合内容の入力を促
す表示を行い、当該ソフトウェア利用者からの不具合内
容の入力を待つ(S45)。この入力完了の指示がある
と、光ディスク10に格納されている“送信プログラ
ム”を起動させ、自動的に取得された汎用コンピュータ
1に関する情報とともに利用者から入力された不具合内
容をホスト2側に自動的に送信し(S46)、ホスト2
側との通信を切断して(S47)、処理を終了する。従
って、ソフトウェア作成者に対してソフトウェア利用者
の習熟度によらず、汎用コンピュータ1に関する情報及
び不具合内容を容易かつ正確に伝達でき、ソフトウェア
利用者及びソフトウェア作成者はともに不具合に対処し
やすくなり、かつ、適切で迅速な対応を取れることとな
る。
【0049】このように、本実施の形態によれば、ソフ
トウェア配布用の光ディスクとして記録可能な光ディス
ク10を利用し、当該光ディスク10を汎用コンピュー
タ1に読取らせてその送信プログラム及びソフトウェア
更新プログラムを起動させるだけで、その光ディスク1
0のみに付与されている固有ID情報を自動的にホスト
2に送信させ、かつ、これに基づく認証に応じてホスト
2から更新用ソフトウェアを受信して光ディスク10自
身のソフトウェアを自動的に書換え更新させるので、配
布された光ディスク10自身のソフトウェアを自動的に
最新版にアップデイト化することができ、付加価値の高
いソフトウェア配布用光ディスクとなる。これにより、
例えば、最新版のソフトウェアが旧版に比較して大幅な
変更を伴わない場合において、ソフトウェアを一度削除
して再導入する場合や別のコンピュータに導入する際に
最新版のソフトウェアを煩雑な操作を行うことなく、ア
ップデイト化された当該光ディスク10を用いることに
より通常の手順のみで導入することができることとな
る。また、最新版のソフトウェアが旧版に比較して大幅
な変更を伴う場合であっても、当該光ディスク10のソ
フトウェアを書換え更新すればよいので、迅速に最新版
ソフトウェアを入手することができることとなる。これ
らの処理に際して、ホスト2側としては書換え不可能な
固有ID情報を利用することで正当な利用者であるか否
かの認証を確実に行えるため、正当な利用者のみに更新
用ソフトウェアを提供することができ、不正利用に対す
るコピープロテクトを図ることもできる。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、光記録媒
体をコンピュータに読取らせてその送信プログラムを起
動させるだけでその光記録媒体のみに固有な固有ID情
報を自動的にソフトウェア配布元ホストに送信させるこ
とができ、これに基づきソフトウェア配布元ホストから
更新用ソフトウェアを受け取る等の対応を取ることがで
き、この際、ソフトウェア配布元ホスト側としては書換
え不可能な固有ID情報を利用することで正当な利用者
であるか否かを認証できるため、不正利用に対するコピ
ープロテクトを図ることができ、また、当該光記録媒体
が記録可能であるので、受け取った更新用ソフトウェア
を書き込ませることにより、配布された光記録媒体自身
のソフトウェアを最新版にアップデイト化することがで
き、付加価値の高い光記録媒体となる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、記録可能な
光記録媒体を利用し、当該光記録媒体をコンピュータに
読取らせてそのソフトウェア更新プログラムを起動させ
るだけで、例えばインタネット等の通信手段を通じて受
け取った更新用ソフトウェアにより光記録媒体のソフト
ウェアを自動的に書換え更新させることにより、配布さ
れた光記録媒体自身のソフトウェアを最新版にアップデ
イト化することができ、付加価値の高い光記録媒体とな
る。この際、ソフトウェア配布元ホスト側としては書換
え不可能な固有ID情報を利用することで正当な利用者
であるか否かを認証できるため、不正利用に対するコピ
ープロテクトを図ることができる。
【0052】請求項3記載の発明によれば、記録可能な
光記録媒体を利用し、当該光記録媒体をコンピュータに
読取らせてその送信プログラム及びソフトウェア更新プ
ログラムを起動させるだけでその光記録媒体のみに固有
な固有ID情報を自動的にソフトウェア配布元ホストに
送信させ、かつ、これに基づく認証に応じてソフトウェ
ア配布元ホストから更新用ソフトウェアを受信して媒体
自身のソフトウェアを自動的に書換え更新させることに
より、配布された光記録媒体自身のソフトウェアを自動
的に最新版にアップデイト化することができ、付加価値
の高い光記録媒体となり、これにより、例えば、最新版
のソフトウェアが旧版に比較して大幅な変更を伴わない
場合において、ソフトウェアを一度削除して再導入する
場合や別のコンピュータに導入する際に最新版のソフト
ウェアを煩雑な操作を行うことなく、アップデイト化さ
れた当該光記録媒体を用いることにより通常の手順のみ
で導入することができ、また、最新版のソフトウェアが
旧版に比較して大幅な変更を伴う場合であっても、当該
光記録媒体自体を書換え更新すればよいので、迅速に最
新版ソフトウェアを入手することができ、これらの処理
に際して、ソフトウェア配布元ホスト側としては書換え
不可能な固有ID情報を利用することで正当な利用者で
あるか否かを認証できるため、不正利用に対するコピー
プロテクトを図ることができる。
【0053】請求項4記載の発明によれば、コンピュー
タにおいてソフトウェアを使用中に不具合が起こった場
合、コンピュータ情報取得プログラム及び送信プログラ
ムを起動させるだけで、利用者が使用しているコンピュ
ータに関する情報を自動的に取得してソフトウェア配布
元ホストに自動的に送信させることができ、よって、ソ
フトウェア配布元に対して利用者の習熟度によらず、コ
ンピュータに関する情報を容易かつ正確に伝達でき、ソ
フトウェア利用者及びソフトウェア作成者がともに不具
合に対処しやすくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すソフトウェア管理
システムのシステム構成図である。
【図2】光ディスクの構造例を示す模式図である。
【図3】ケース1の処理例を示すフローチャートであ
る。
【図4】ケース2の処理例を示すフローチャートであ
る。
【図5】ケース3の処理例を示すフローチャートであ
る。
【図6】ケース4の処理例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 ソフトウェア配布元ホスト 4〜6 通信手段 10 光記録媒体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配布対象のソフトウェアが格納されてコ
    ンピュータ読取り可能で記録可能な光記録媒体であっ
    て、書換え不可能な固有ID情報と、前記固有ID情報
    を通信手段を介してソフトウェア配布元ホストに送信さ
    せるための送信プログラムとが格納されていることを特
    徴とする光記録媒体。
  2. 【請求項2】 配布対象のソフトウェアが格納されてコ
    ンピュータ読取り可能で記録可能な光記録媒体であっ
    て、書換え不可能な固有ID情報と、前記固有ID情報
    に基づく認証に応じてソフトウェア配布元ホストから通
    信手段を介して送信された更新用ソフトウェアにより前
    記ソフトウェアを書換え更新させるためのソフトウェア
    更新プログラムとが格納されていることを特徴とする光
    記録媒体。
  3. 【請求項3】 配布対象のソフトウェアが格納されてコ
    ンピュータ読取り可能で記録可能な光記録媒体であっ
    て、書換え不可能な固有ID情報と、前記固有ID情報
    を通信手段を介してソフトウェア配布元ホストに送信さ
    せるための送信プログラムと、前記固有ID情報に基づ
    く認証に応じて前記ソフトウェア配布元ホストから通信
    手段を介して送信された更新用ソフトウェアにより前記
    ソフトウェアを書換え更新させるためのソフトウェア更
    新プログラムとが格納されていることを特徴とする光記
    録媒体。
  4. 【請求項4】 当該媒体を使用中のコンピュータに関す
    る情報を取得させるためのコンピュータ情報取得プログ
    ラムが格納され、前記送信プログラムは取得されたコン
    ピュータに関する情報を前記固有ID情報とともに前記
    ソフトウェア配布元ホストに送信させることを特徴とす
    る請求項1記載の光記録媒体。
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