JP5781554B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

情報処理装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5781554B2
JP5781554B2 JP2013022530A JP2013022530A JP5781554B2 JP 5781554 B2 JP5781554 B2 JP 5781554B2 JP 2013022530 A JP2013022530 A JP 2013022530A JP 2013022530 A JP2013022530 A JP 2013022530A JP 5781554 B2 JP5781554 B2 JP 5781554B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
unit
captured
imaging
captured image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013022530A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014153880A (ja
Inventor
日出海 見原
日出海 見原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba TEC Corp filed Critical Toshiba TEC Corp
Priority to JP2013022530A priority Critical patent/JP5781554B2/ja
Priority to CN201310713484.XA priority patent/CN103985203B/zh
Priority to US14/165,880 priority patent/US20140222602A1/en
Publication of JP2014153880A publication Critical patent/JP2014153880A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5781554B2 publication Critical patent/JP5781554B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/20Point-of-sale [POS] network systems
    • G06Q20/209Specified transaction journal output feature, e.g. printed receipt or voice output
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/20Point-of-sale [POS] network systems
    • G06Q20/208Input by product or record sensing, e.g. weighing or scanner processing
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/98Detection or correction of errors, e.g. by rescanning the pattern or by human intervention; Evaluation of the quality of the acquired patterns
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07GREGISTERING THE RECEIPT OF CASH, VALUABLES, OR TOKENS
    • G07G1/00Cash registers
    • G07G1/0036Checkout procedures
    • G07G1/0045Checkout procedures with a code reader for reading of an identifying code of the article to be registered, e.g. barcode reader or radio-frequency identity [RFID] reader
    • G07G1/0054Checkout procedures with a code reader for reading of an identifying code of the article to be registered, e.g. barcode reader or radio-frequency identity [RFID] reader with control of supplementary check-parameters, e.g. weight or number of articles
    • G07G1/0063Checkout procedures with a code reader for reading of an identifying code of the article to be registered, e.g. barcode reader or radio-frequency identity [RFID] reader with control of supplementary check-parameters, e.g. weight or number of articles with means for detecting the geometric dimensions of the article of which the code is read, such as its size or height, for the verification of the registration
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V20/00Scenes; Scene-specific elements
    • G06V20/60Type of objects
    • G06V20/68Food, e.g. fruit or vegetables

Description

本発明の実施形態は、情報処理装置及びプログラムに関する。
従来、店舗等では、商品に添付されたバーコード等のコードシンボルをスキャナで読み取るコード読取装置が使用されている。係るコード読取装置では、スキャナの読取面に汚れが付着していると読取動作の妨げとなる。そのため、従来、スキャン範囲内にゴミが付着している場合に、その旨を報知する技術が提案されている。
また、近時では、商品を撮像した画像データから当該商品の特徴量を抽出し、予め用意された照合用の特徴量と比較することで商品の種別等を認識(識別)するオブジェクト認識装置が存在している。ところで、オブジェクト認識装置においても、撮像装置の撮像面にゴミが付着している場合には、取得される特徴量の精度が低下する可能性あるため誤認識の原因となる。そのため、オブジェクト装置においても、汚れが付着している場合にはその旨を報知することが望ましい。しかしながら、上記した従来技術では、構成や読取(撮像)対象の相違等から、オブジェクト認識装置に直ちに適用することはできない。
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、汚れの検出及び報知を行うことが可能な情報処理装置及びプログラムを提供することである。
実施の形態の情報処理装置は、撮像手段と、抽出手段と、算出手段と、認識手段と、検出手段と、報知手段と、判定手段と、抑制手段とを備える。撮像手段は、商品を撮像する。抽出手段は、前記撮像手段が撮像した撮像画像から、被写体となった商品の特徴量を抽出する。算出手段は、基準商品各々の特徴量と、前記抽出手段が抽出した商品の特徴量とを比較し、その類似度を算出する。認識手段は、前記算出手段で算出された類似度が所定値以上となる基準商品を前記商品の候補として認識する。検出手段は、前記撮像手段が撮像した複数の撮像画像から、当該撮像画像内に存在する静的なオブジェクトを検出する。報知手段は、前記検出手段が前記オブジェクトを所定時間検出し続けた場合に、汚れの検出を報知する。判定手段は、前記検出手段が検出した前記オブジェクトの存在位置が、前記撮像画像内における前記被写体の写り込み領域に包含されるか否かを判定する。抑制手段は、前記判定手段が、前記被写体の写り込み領域に包含されると判定した場合に、前記抽出手段による前記特徴量の抽出を抑制する。
図1は、実施形態に係るチェックアウトシステムの外観構成を示す斜視図である。 図2は、図1に示したPOS端末及び商品読取装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 図3は、図2に示したPLUファイルのデータ構成の一例を模式的に示す図である。 図4は、図1に示したPOS端末及び商品読取装置の機能構成を示すブロック図である。 図5は、商品読取装置の表示デバイスに表示された商品候補の表示例を示す図である。 図6は、図4に示した第2検出部の動作を説明するための図である。 図7は、図4に示した第2検出部の動作を説明するための図である。 図8は、図4に示した報知部が表示する報知画面の一例を示す図である。 図9は、図4に示した報知部が表示する報知画面の他の例を示す図である。 図10は、商品読取装置が実行する商品認識処理の手順を示すフローチャートである。 図11は、POS端末が実行する売上登録処理の手順を示すフローチャートである。 図12は、商品読取装置が実行する汚れ検出処理の手順を示すフローチャートである。 図13は、実施形態に係るセルフPOSの構成を示す斜視図である。 図14は、図13に示したセルフPOSのハードウェア構成を示すブロック図である。
以下では、チェックアウトシステムを例に本実施形態に係る情報処理装置及びプログラムについて、図面を参照して説明する。店舗システムは、一取引に係る商品の登録、精算を行うPOS端末を備えるチェックアウトシステム(POSシステム)等である。本実施形態は、スーパーマーケット等の店舗に導入されたチェックアウトシステムへの適用例である。
図1は、チェックアウトシステム1の外観構成を示す斜視図である。図1に示すように、チェックアウトシステム1は、POS端末11と、情報処理装置としての商品読取装置101とを備える。
POS端末11は、チェックアウト台51上のドロワ21上面に載置する。ドロワ21は、POS端末11によって開放動作の制御を受ける。店員等のオペレータによって押下操作されるキーボード22は、POS端末11の上面に配置する。キーボード22を操作するオペレータから見てキーボード22よりも奥側には、オペレータに向けて情報を表示する表示デバイス23を備える。表示デバイス23は、その表示面23aに情報を表示する。タッチパネル26は、表示面23aに積層される。顧客用表示デバイス24は、表示デバイス23よりもさらに奥側に回転自在に立設される。顧客用表示デバイス24は、その表示面24aに情報を表示する。
なお、図1に示す顧客用表示デバイス24は、表示面24aを図1中手前側に向いた状態であるが、表示面24aが図1中奥側に向くように顧客用表示デバイス24を回転させることによって、顧客用表示デバイス24は顧客に向けて情報を表示する。
POS端末11が載置されるチェックアウト台51とL字を形成するようにして、横長テーブル状のカウンタ台151が配置される。カウンタ台151の上面には、荷受け面152が形成される。荷受け面152には、商品Gを収納する買物カゴ153が載置される。買物カゴ153は、顧客によって持ち込まれる第1の買物カゴ153aと、第1の買物カゴ153aから商品読取装置101を挟んだ位置に載置される第2の買物カゴ153bとに分けて考えることができる。
カウンタ台151の荷受け面152には、POS端末11とデータ送受信可能に接続された商品読取装置101が設置される。商品読取装置101は、薄型矩形形状のハウジング102を備える。
ハウジング102の正面には、読取窓103が配置される。読取窓103には、光透過性の保護ガラス103aが嵌めこまれる。ハウジング102の上部には、表示・操作部104が取り付けられる。表示・操作部104には、タッチパネル105が表面に積層された表示デバイス106が設けられる。表示デバイス106の右隣にはキーボード107が配設される。キーボード107の右隣には、図示しないカードリーダのカード読取溝108が設けられる。オペレータから見て表示・操作部104の裏面左奥側には、顧客に情報を提供するための顧客用表示デバイス109が設置される。
顧客によって持ち込まれた第1の買物カゴ153aには、一取引に係る商品Gが収納される。第1の買物カゴ153a内の商品Gは、商品読取装置101を操作するオペレータにより第2の買物カゴ153bへと移動される。この移動過程で、商品Gが商品読取装置101の読取窓103に向けられる。この際、読取窓103内に配置された撮像部164(図2参照)は、保護ガラス103aを介して商品Gを撮像する。
図2は、POS端末11及び商品読取装置101のハードウェア構成を示すブロック図である。
POS端末11は、情報処理を実行する情報処理部としてのマイクロコンピュータ60を備える。マイクロコンピュータ60は、各種演算処理を実行し各部を制御するCPU(Central Processing Unit)61と、ROM(Read Only Memory)62と、RAM(Random Access Memory)63とを備える。ROM62は、CPU61が実行するプログラムを記憶する。
POS端末11のCPU61には、ドロワ21、キーボード22、表示デバイス23、顧客用表示デバイス24、通信インターフェース25及びタッチパネル26がいずれも各種の入出力回路(いずれも図示せず)を介して接続される。
キーボード22は、「1」、「2」、「3」…等の数字や「×」という乗算の演算子が上面に表示されているテンキー22d、仮締めキー22e、及び締めキー22fを含む。
HDD64は、各種プログラムや各種ファイルを記憶する。CPU61は、POS端末11の起動時等に、HDD64に記憶されたプログラムの全部又は一部をRAM63にコピーし、実行する。
HDD64は、PLUファイルF1等のデータファイルを記憶する。PLUファイルF1は、接続インターフェース65を介し、商品読取装置101から読み出し可能である。
PLUファイルF1は、店舗内で販売される商品Gと、その商品Gの売上登録等に関する情報と、の関連付けが設定されたデータファイルである。図3は、PLUファイルF1のデータ構成の一例を模式的に示す図である。同図に示すように、PLUファイルF1には、商品G毎に、ユニークに割り当てられた商品IDと、商品Gが属する商品分類、商品名、単価等の商品に関する情報と、その商品Gを撮像した商品画像と、が関連付けて登録される。また、PLUファイルF1には、予め商品G毎に、その商品の特徴量(基準商品の特徴量データ)が関連付けられて登録(記憶)される。
商品画像は、後述する類似度判定の際に、比較の対象とされる基準商品の各々を撮像した画像である。商品画像は、後述する商品候補の提示の際に、その商品候補を表す画像として提示される。また、各商品Gの撮像画像(例えば、商品画像)から予め抽出された、その商品Gの特徴量が、対応する商品IDに関連付けて登録される。ここで、特徴量とは、商品G表面の色合いや模様、凹凸状況、形状等、商品Gの特徴を表した情報である。
本実施形態では、各商品Gの特徴量をPLUファイルF1に予め登録しておく形態としているが、これに限らず、後述する特徴量抽出部1613により、各商品画像から特徴量が抽出される形態としてもよい。また、商品画像の代わりに提示用の画像を登録する形態としてもよい。以下では、PLUファイルF1に登録された各商品を、登録商品という。
図2に戻り、POS端末11のCPU61には、ストアコンピュータSCとデータ通信を実行するための通信インターフェース25が入出力回路(図示せず)を介して接続される。ストアコンピュータSCは、店舗のバックヤード等に設置される。ストアコンピュータSCのHDD(図示せず)は、POS端末11に配信されるPLUファイルF1や、PLUファイルF1に登録された各登録商品の在庫状態を管理するための在庫管理ファイル等を記憶する。
接続インターフェース65は、商品読取装置101との間でデータ送受信を可能にする。接続インターフェース65には、商品読取装置101が接続される。また、プリンタ66は、レシート等に印字を行う。POS端末11は、CPU61の制御の下、プリンタ66にて、一取引の取引内容をレシートに印字する。
商品読取装置101は、商品読取部110と、表示・操作部104を備える。商品読取部110は、マイクロコンピュータ160を備える。マイクロコンピュータ160は、CPU161と、ROM162と、RAM163とを備える。ROM162は、CPU161が実行するプログラムを記憶する。
CPU161には、撮像部164、音声出力部165及び接続インターフェース175が各種の入出力回路(いずれも図示せず)を介して接続される。撮像部164、音声出力部165及び接続インターフェース175は、CPU161によって動作が制御される。
撮像部164は、カラーCCDセンサやカラーCMOSセンサ等であり、読取窓103からの撮像を行う撮像手段である。例えば撮像部164では30fpsの動画像の撮像を行う。撮像部164が所定のフレームレートで順次撮像したフレーム画像(撮像画像)はRAM163に保存される。なお、撮像画像の背景は、撮像部164の露出や図示しないバックライト等を調整することで、その略単一色(例えば、黒色)とすることが好ましい。これにより、読取窓103にかざされた商品Gをより鮮明に撮像することができる。
音声出力部165は、予め設定された警告音等を発生するための音声回路とスピーカ等である。音声出力部165は、CPU161の制御の下で警告音等の音声による報知を行う。
表示・操作部104は、タッチパネル105、表示デバイス106、キーボード107、顧客用表示デバイス109、接続インターフェース176を備える。商品読取部110の接続インターフェース175は、POS端末11の接続インターフェース65に接続して、POS端末11との間でデータ送受信を可能にする。接続インターフェース175は、接続インターフェース176を介して、表示・操作部104と接続し、CPU161は、接続インターフェース175を介して、商品読取部110と表示・操作部104との間でデータ送受信を行う。
次に、CPU161、CPU61がプログラムを実行することで実現されるCPU161、CPU61の機能構成について、図4を参照して説明する。
図4は、POS端末11及び商品読取装置101の機能構成を示すブロック図である。図4に示すように、商品読取装置101のCPU161は、プログラムを順次実行することにより、画像取込部1611、第1検出部1612、特徴量抽出部1613、類似度判定部1614、商品候補提示部1615、入力受付部1616、情報出力部1617、第2検出部1618及び報知部1619としての機能を備える。
画像取込部1611は、撮像部164に撮像オン信号を出力して撮像部164に撮像動作を開始させる。画像取込部1611は、撮像動作開始後に撮像部164が撮像してRAM163に保存された撮像画像を順次取り込む。画像取込部1611による撮像画像の取り込みは、RAM163に保存された順に行う。
第1検出部1612は、画像取込部1611により取り込まれた撮像画像に含まれる商品Gの全部又は一部の輪郭線を、公知のパターンマッチング技術等を用いて検出する。次いで、前回の撮像画像(フレーム画像)から抽出された輪郭線と、今回の撮像画像から抽出された輪郭線とを比較し、変化のあった部分、すなわち、読取窓103に向けられた商品Gの写り込み領域を検出する。
商品Gを検出する別の方法としては、撮像画像から肌色領域が検出されたか否かを判定し、肌色領域が検出された場合、つまり店員の手の写り込みが検出された場合は、この肌色領域の近傍において上述した輪郭線の検出を行うことで、店員の手が把持していると想定される商品Gの輪郭抽出を試みる。この時、手の形状を示す輪郭と、手の輪郭の近傍にそれ以外の物体の輪郭とが検出された場合には、この物体の輪郭から商品Gを検出する。
特徴量抽出部(抽出手段)1613は、画像取込部1611により取り込まれた撮像画像から、第1検出部1612で検出された商品Gの表面の状態(表面の色合い、模様、凸凹状況、形状等)を特徴量として抽出する。
類似度判定部(算出手段)1614は、POS端末11のPLUファイルF1に登録された各登録商品の品の特徴量と、特徴量抽出部1613で抽出された特徴量とを比較する。また。類似度判定部1614は、その比較の結果、特徴量がどの程度類似しているかを示す類似度が、所定の閾値以上となる登録商品(商品ID)をPLUファイルF1から特定する。
より詳細には、類似度判定部1614は、PLUファイルF1から各登録商品(商品ID)の特徴量を順次読み出し、撮像画像中に含まれた商品Gの特徴量と比較することで、各登録商品との類似度をそれぞれ算出する。そして、類似度判定部(認識手段)1614は、類似度が所定の閾値以上となった登録商品(商品ID)を、撮像部164で撮像された商品Gの候補として認識する。ここで、類似度は、商品Gの特徴量とPLUファイルF1に登録された各登録商品の特徴量とを比較し、両特徴量がどの程度類似しているかを示す値(類似度)であればよい。なお、類似度の概念は、この例に限らず、PLUファイルF1に登録された各登録商品の特徴量との一致度を示す値や、商品Gの特徴量とPLUファイルF1に登録された各登録商品の特徴量とがどの程度相関するかを示す値であってもよい。
上記のように画像中に含まれる物体を認識することは、一般物体認識(generic object recognition)と呼ばれている。このような一般物体認識については、下記の文献において各種認識技術が解説されている。
柳井 啓司,“一般物体認識の現状と今後”,情報処理学会論文誌,Vol.48,No.SIG16 [平成25年1月24日検索],インターネット<URL: http://mm.cs.uec.ac.jp/IPSJ-TCVIM-Yanai.pdf >
また、画像を物品(オブジェクト)毎に領域分割することによって一般物体認識を行う技術が、下記の文献において解説されている。
Jamie Shottonら,“Semantic Texton Forests for Image Categorization and Segmentation”,[平成25年1月24日検索],インターネット<URL: http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.145.3036&rep=rep1&type=pdf >
なお、類似度の算出方法は特に問わないものとする。例えば、類似度を絶対評価として算出してもよいし、相対評価として算出してもよい。類似度を絶対評価として算出する場合、撮像された商品Gの画像と、登録商品とを1対1で比較し、この比較の結果導出される類似度をそのまま採用すればよい。また、類似度を相対評価として算出する場合、撮像された商品Gと、各登録商品との類似度の総和が1.0(100%)となるよう算出すればよい。また、類似度が所定の閾値以上の登録商品が存在しない場合には、類似度判定部1614は、商品候補提示部1615と協働し、後述する商品リスト等を用いて商品を手動で選択させる旨のメッセージを、表示デバイス106に表示する。
商品候補提示部1615は、類似度判定部1614で候補として認識された登録商品に関する情報を、商品候補として表示デバイス106に表示させる。より詳細には、商品候補提示部1615は、候補として認識された登録商品のレコードをPOS端末11のPLUファイルF1から読み出し、表示デバイス106に表示させる。
図5は、商品候補の表示例を示す図である。図5に示すように、表示デバイス106の表示画面のうち、商品候補提示領域A11には、類似度の高い登録商品の順に、その商品候補のレコードに含まれた商品画像G11、G12が商品名とともに表示される。これら商品画像G11、G12は、タッチパネル105に対するタッチ操作に応じて選択可能に構成される。また、商品候補提示領域A11の下部には、商品リストから商品を選択するための選択ボタンB11が設けられる。商品リストから選択された商品は後述する確定商品として処理される。また、領域A12には、撮像部164で撮像された撮像画像が表示される。なお、図5では、2つの商品候補を提示する例を示したが、商品候補の表示方法や個数はこれに限定されるものではない。
図4に戻り、入力受付部1616は、タッチパネル105又はキーボード107を介して表示デバイス106の表示に対応する各種入力操作を受け付ける。例えば、入力受付部1616は、表示デバイス106に表示された商品候補の中から何れか一つの商品候補に対する選択操作を受け付ける。入力受付部1616は、選択された商品候補を、撮像部164によって撮像された商品Gに対応する商品(確定商品)として受け付ける。なお、第1検出部1612が複数の商品Gを検出可能である場合には、入力受付部1616は商品候補の中から、複数の商品候補の選択操作を受け付けてもよい。
情報出力部1617は、上述のように確定された確定商品について、その商品を示す情報(例えば、商品IDや商品名等)を、接続インターフェース175を介してPOS端末11に出力する。
なお、情報出力部1617は、タッチパネル105又はキーボード107を介して別途入力された販売個数を、商品ID等とともにPOS端末11に出力してもよい。また、情報出力部1617がPOS端末11に出力する情報としては、情報出力部1617がPLUファイルF1から読み出した商品IDを直接通知してもよいし、商品IDを特定することが可能な商品名、商品画像のファイル名を通知してもよいし、その商品IDの格納場所(PLUファイルF1での格納アドレス)を通知してもよい。
第2検出部(検出手段)1618は、撮像部164により撮像された、撮像画像から、保護ガラス103aに付着した汚れを検出する。より詳細には、第2検出部1618は、時間的に連続する複数の撮像画像から、静的な部位(以下、静的オブジェクトという)を検出する。
ここで、図6及び図7は、第2検出部1618の動作を説明するための図であり、画像取込部1611により取り込まれた撮像画像G2の一例を示している。保護ガラス103aに汚れが付着していると、図6に示すように、撮像部164が撮像する撮像画像G2には、その汚れを表す画像G21が含まれることになる。なお、図6では、読取窓103に商品Gがかざされていない状態を示す。
図6の状態で、読取窓103に商品Gがかざされると、図7に示すように、撮像部164が撮像する撮像画像G2内に商品Gの被写体画像G22が含まれることになる。またこの時、保護ガラス103aの汚れ位置は変わらないため、図6と同じ位置に画像G21が存在することになる。
第2検出部1618では、図6及び図7のように、画像取込部1611により順次取り込まれた撮像画像G2を比較することで、撮像画像G2内における各部(画素)の動きベクトルを検出する。そして、第2検出部1618は、複数の撮像画像から、動きベクトルが略ゼロつまり略同位置で、且つ略同形状の画素群(画像G21)を、静的オブジェクトとして検出する。
図4に戻り、報知部(報知手段)1619は、第2検出部1618が静的オブジェクトを所定時間検出し続けた場合に、その静的オブジェクトを保護ガラス103aに付着した汚れと判定する。そして、報知部1619は、表示デバイス106や音声出力部165を用いることで、汚れを検出したことを店員に報知する。なお、本実施形態において「汚れ」とは、保護ガラス103aに付着したゴミや指紋等の他、保護ガラス103aに生じた傷をも含む概念である。
汚れの判定に用いる所定時間は、類似度判定部1614での認識に要する時間より長いこと(例えば、10分等)が好ましい。また、汚れの判定に用いる所定時間は、連続した時間であってもよいし、離散的な時間の累積値であってもよい。例えば、最初の撮像部164の撮像動作時に静的オブジェクトを第1時間検出し、その後撮像動作を停止したとする。そして、次の撮像動作時に静的オブジェクトを第2時間検出したとする。このとき、第1時間と第2時間との合計時間が所定時間を上回った場合に、汚れを検出したと判定してもよい。
図8は、報知部1619が表示する報知画面の一例を示す図である。図8では、図5で説明した画面内に、汚れの検出を報知するメッセージを報知画像G31として表示した例を示す。なお、報知画像G31を表示する位置やメッセージの内容は、図8の例に限らないものとする。
また、第2検出部1618での検出結果から、撮像画像内のどの位置に汚れ(静的オブジェクト)が存在するかを特定できるため、この存在位置を報知する形態としてもよい。具体的には、汚れの存在位置は撮像画像を構成する画素内での画素位置として特定できる。そのため、この画素位置を指示することで汚れが存在する位置を報知することができる。
図9は、報知画面の他の例を示す図である。図9では、図5で説明した画面内に、上述した報知画像G31を表示するとともに、撮像画像内での汚れの存在位置にマーカー画像G32を表示した例を示す。このように、汚れの存在位置を報知することで、店員は汚れの存在位置を容易に把握することができるため、汚れの除去に係る利便性を向上させることができる。
なお、撮像部164の撮像方向は、店員から読取窓103を見た場合の視線方向と反対となるため、撮像画像中に示す汚れの存在位置は、店員から見た実際の存在位置と左右方向(水平方向)で反対となる。そのため、左右方向に鏡像反転した撮像画像を領域A12に表示し、当該撮像画像での汚れの存在位置をマーカー画像G32で報知する形態としてもよい。また、汚れの存在位置を報知する方法は、マーカー画像G32に限らず、例えば、保護ガラス103aの右上に汚れが存在等、汚れの存在位置を指示したメッセージを表示や音声を用いて報知する形態としてもよい。
ところで、保護ガラス103aに汚れが付着していると、特徴量抽出部1613で抽出される特徴量の精度が低下する可能性があるため、誤認識の原因となる。そこで、報知部1619が、汚れの検出を報知している間、商品Gの認証動作を抑制する形態としてもよい。具体的に、報知部1619は、汚れの検出を報知している間、特徴量抽出部1613の機能を抑制することで商品Gの認証動作を抑制する。
また、他の例としては、報知部1619は、第1検出部1612が検出した撮像画像内での商品Gの写り込み領域と、撮像画像内での汚れの存在位置とを比較し、その包含関係を判定する。そして、報知部1619は、汚れの存在位置が商品Gの写り込み領域に包含されると判定した場合に、特徴量抽出部1613の機能を抑制することで商品Gの認証動作を抑制する。
これにより、保護ガラス103aに汚れが付着している間は、商品Gの認証動作を抑制できるため、この汚れにより誤認識が発生してしまうことを防ぐことができる。
図4に戻り、POS端末11のCPU61は、プログラムを実行することにより売上登録部611としての機能を備える。売上登録部611は、商品読取装置101の情報出力部1617から出力された商品IDと販売個数とに基づいて、対応する商品の売上登録を行う。具体的に、売上登録部611は、PLUファイルF1を参照し、通知された商品ID及び当該商品IDに対応する商品分類、商品名、単価等を、販売個数とともに売上マスタファイル等に記録することで売上登録を行う。
以下、チェックアウトシステム1の動作について説明する。まず、商品読取装置101が行う商品Gの認識に係る動作について説明する。図10は、商品読取装置101が実行する商品認識処理の手順を示すフローチャートである。
図10に示すように、POS端末11による商品登録の開始等に応じて処理が開始されると、画像取込部1611は、撮像部164に撮像オン信号を出力して撮像部164による撮像を開始する(ステップS11)。
画像取込部1611は、撮像部164が撮像してRAM163に保存されたフレーム画像(撮像画像)を取り込む(ステップS12)。次いで、第1検出部1612は、ステップS12で取り込まれた撮像画像から商品Gの全部又は一部の検出を行う(ステップS13)。特徴量抽出部1613は、ステップS12で取り込まれた撮像画像から、ステップS13で検出された商品Gの特徴量を抽出する(ステップS14)。
続いて、類似度判定部1614は、ステップS14で抽出された特徴量と、PLUファイルF1に登録された各登録商品の特徴量とを比較し、類似度をそれぞれ算出する(ステップS15)。次いで、類似度判定部1614は、ステップS15で類似度を算出した登録商品の中に、ステップS14で抽出された特徴量との類似度が閾値以上となる登録商品が存在するか否かを判定する(ステップS16)。
ステップS16において、類似度が閾値以上の登録商品が存在すると判定した場合(ステップS16;Yes)、特徴量抽出部1613は、その登録商品を撮像部164で撮像された商品Gの候補として認識し、ステップS17に移行する。なお、類似度が閾値以上となる登録商品が存在しないと判定した場合には(ステップS16;No)、ステップS12に戻る。
続いて、商品候補提示部1615は、ステップS16で候補として認識された登録商品のレコードをPOS端末11のPLUファイルF1から読み出し、商品候補として表示デバイス106に表示させる(ステップS17)。
次いで、入力受付部1616は、タッチパネル105又はキーボード107を介して、商品候補の選択を受け付けたか否かを判定する(ステップS18)。ここで、選択操作を受け付けた場合(ステップS18;Yes)、入力受付部1616は、選択された商品候補を、撮像部164によって撮像された商品Gに対応する確定商品として受け付け、ステップS19に移行する。一方、選択を受け付けない場合には(ステップS18;No)、ステップS12に戻る。
続いて、情報出力部1617は、選択された確定商品について、その商品を示す商品ID等の情報を、接続インターフェース175を介してPOS端末11に出力し(ステップS19)、ステップS20に移行する。
ここで、タッチパネル105又はキーボード107を介して販売個数が別途入力された場合には、ステップS19において、確定商品を示す情報とともに、その販売個数をPOS端末11に出力するものとする。なお、販売個数の入力が行われない場合には、デフォルト値として販売個数“1”を出力する形態としてもよい。
ステップS20において、CPU161は、POS端末11から商品登録の終了通知等による業務終了の有無を判定する(ステップS20)。ここで、業務を継続する場合(ステップS20;No)、CPU161は、ステップS12へ処理を戻して処理を継続させる。また、業務を終了する場合(ステップS20;Yes)、画像取込部1611は、撮像部164に撮像オフ信号を出力することで、撮像部164による撮像を終了し(ステップS21)、処理を終了する。
次に、POS端末11の処理動作について説明する。図11は、POS端末11が実行する売上登録処理の手順を示すフローチャートである。
まず、キーボード22の操作指示による商品登録の開始等に応じて処理が開始されると、CPU61は、商品読取装置101が図10のステップS19で出力した、確定商品の商品IDとその販売個数とを受信する(ステップS31)。次いで、売上登録部611は、ステップS31で受信した商品ID及び販売個数に基づいて、PLUファイルF1から商品種別や単価等を読み出し、商品読取装置101で読み取られた商品Gの売上を売上マスタファイルに登録する(ステップS32)。
続いて、CPU61は、キーボード22の操作指示による売上登録の終了等による業務終了の有無を判定する(ステップS33)。業務を継続する場合(ステップS33;No)、CPU61は、ステップS31へ戻り処理を継続させる。業務を終了する場合(ステップS33;Yes)、CPU61は処理を終了する。
次に、商品読取装置101が実行する汚れ検出に係る動作について説明する。図12は、商品読取装置101が実行する汚れ検出処理の手順を示すフローチャートである。
まず、第2検出部1618は、画像取込部1611により取り込まれた撮像画像を順次比較することで、撮像画像内における各部の動きベクトルを順次検出する(ステップS41)。次いで、第2検出部1618は、ステップS41で検出した各部の動きベクトルに基づき、同じ位置及び同じ形状にある静的オブジェクトが撮像画像内に存在するか否かを判定する(ステップS42)。ここで、存在しない場合には(ステップS42;No)、ステップS42を繰り返し実行する。
一方、ステップS42において、静的オブジェクトが検出された場合(ステップS42;Yes)、報知部1619は、その静的オブジェクトが所定時間の間、検出され続けたか否かを判定する(ステップS43)。ここで、静的オブジェクトの消失や移動等により、所定時間未満で不検出となった場合には(ステップS43;No)、ステップS42に戻る。
また、ステップS43において、所定時間の間、検出され続けた場合(ステップS43;Yes)、報知部1619は、その静的オブジェクトを保護ガラス103aに付着した汚れと判定する(ステップS44)。そして、報知部1619は、表示デバイス106や音声出力部165を用いて、汚れを検出したことを報知し(ステップS45)、本処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、商品Gの認識を行う商品読取装置101において、撮像部164の撮像面となる保護ガラス103aに付着した汚れを検出し、その旨を報知する。これにより、汚れの除去を店員に促すことができるため、良好な撮像環境の実現を支援することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、追加等を行うことができる。また、上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、POS端末11が、PLUファイルF1を備える形態としたが、これに限らず、商品読取装置101が、PLUファイルF1の一部又は全てを備える形態としてもよい。
また、上記実施形態では、商品読取装置101において、商品候補の識別を行う形態としたが、商品読取装置101の機能部の一部又は全てをPOS端末11が備える形態としてもよい。
例えば、POS端末11が、特徴量抽出部1613及び類似度判定部1614を備え、商品読取装置101が、画像取込部1611、第1検出部1612、商品候補提示部1615、入力受付部1616及び情報出力部1617を備える形態としてもよい。この場合、商品読取装置101側では、画像取込部1611により取り込まれ、第1検出部1612で商品を検出した撮像画像をPOS端末11に送信する。また、商品読取装置101は、POS端末11側で認識された商品(登録商品)の結果を受信し、この受信した結果を商品候補提示部1615が商品候補として提示する構成とする。また、商品読取装置101の機能部の全てをPOS端末11が備える場合、商品読取装置101は撮像装置として機能し、POS端末11では、商品読取装置101から送信された撮像画像に基づき商品候補の表示と選択を行う。
また、上記実施形態では、第2検出部1618及び報知部1619を商品読取装置101が備える形態としたが、POS端末11が備える形態としてもよい。この場合、POS端末11側では、画像取込部1611で取り込まれた撮像画像を順次取得し、第2検出部1618及び報知部1619の機能を用いて、汚れの検出と報知を行う。
また、上記実施形態では、保護ガラス103aに付着した汚れを検出対象としたが、これに限らず、撮像部164の光学系(例えばレンズ等)に付着した汚れについても、同様に検出することが可能である。
また、上記実施形態では、据置型のスキャナ装置(商品読取装置101)を用いた例を説明したが、これに限らず、いわゆるハンディタイプのスキャナ装置がPOS端末11に接続された形態であってもよい。
また、上記実施形態では、POS端末11と商品読取装置101とで構成されるチェックアウトシステム1のうち、商品読取装置101に本発明の実施形態を適用したが、これに限るものではなく、POS端末11及び商品読取装置101の機能を備えた1台構成の装置又は、例えば、図1に示す商品読取装置101及びPOS端末11が有線又は無線にて接続されて構成されるチェックアウトシステムに適用するようにしてもよい。POS端末11及び商品読取装置101の機能を備えた1台構成の装置としては、スーパーマーケット等の店舗に設置されて用いられるセルフチェックアウト装置(以降、単にセルフPOSと称する)が挙げられる。
ここで、図13は、セルフPOS200の外観構成を示す斜視図、図14は、セルフPOS200のハードウェア構成を示すブロック図である。なお、以下では、図1及び図2に示される同様の構成については同一の符号を付して示し、その重複する説明を省略する。
図13及び図14に示すように、セルフPOS200の本体202は、タッチパネル105が表面に配設された表示デバイス106や、商品の種別等を認識(検出)するために商品画像を読み取る商品読取部110を備える。
表示デバイス106としては例えば液晶表示器が用いられる。表示デバイス106は、客にセルフPOS200の操作方法を知らせるための案内画面や、各種の入力画面や、商品読取部110で読み込んだ商品情報を表示する登録画面、商品の合計金額や預かり金額、釣銭額等を表示し、支払い方法の選択をする精算画面等を表示する。
商品読取部110は、客が商品に付されたコードシンボルを商品読取部110の読取窓103にかざすことで商品画像を撮像部164により読み取るものである。
また、本体202の右側にはかごに入った未精算の商品を置くための商品載置台203が設けられ、本体202の左側には精算済みの商品を置くための商品載置台204が設けられ、精算済みの商品を入れるための袋を掛けるための袋掛けフック205や、精算済みの商品を袋に入れる前に一時的に置いておくための一時置き台206が設けられている。商品載置台203及び204には計量器207,208がそれぞれ備えられており、精算の前後で商品の重量が同じであることを確認する機能を有している。
また、セルフPOS200の本体202には、精算用の紙幣の入金や釣り紙幣の受け取りを行うための釣り銭器201が設けられている。
このような構成のセルフPOS200に本発明の実施形態を適用した場合、セルフPOS200が情報処理装置として機能することになる。なお、POS端末11と商品読取装置101との機能を備えた1台構成の装置は、上述した構成のセルフPOS200に限らず、計量器207及び208を除いて構成された装置であってもよい。
また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムは、各装置が備える記憶媒体(ROM又は記憶部)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らず、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、上記実施形態の各装置で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよく、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
また、上記実施形態のプログラムを、通信機能を有する携帯電話、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯情報端末に組み込んで、その機能を実現させる形態としてもよい。
1 チェックアウトシステム
11 POS端末
611 売上登録部
101 商品読取装置
1611 画像取込部
1612 第1検出部
1613 特徴量抽出部
1614 類似度判定部
1615 商品候補提示部
1616 入力受付部
1617 情報出力部
1618 第2検出部
1619 報知部
F1 PLUファイル
特開2012−175444号公報

Claims (4)

  1. 商品を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像した撮像画像から、被写体となった商品の特徴量を抽出する抽出手段と、
    基準商品各々の特徴量と、前記抽出手段が抽出した商品の特徴量とを比較し、その類似度を算出する算出手段と、
    前記算出手段で算出された類似度が所定値以上となる基準商品を前記商品の候補として認識する認識手段と、
    前記撮像手段が撮像した複数の撮像画像から、当該撮像画像内に存在する静的なオブジェクトを検出する検出手段と、
    前記検出手段が前記オブジェクトを所定時間検出し続けた場合に、汚れの検出を報知する報知手段と、
    前記検出手段が検出した前記オブジェクトの存在位置が、前記撮像画像内における前記被写体の写り込み領域に包含されるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が、前記被写体の写り込み領域に包含されると判定した場合に、前記抽出手段による前記特徴量の抽出を抑制する抑制手段と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記報知手段は、表示装置又は音声出力装置を用いて前記報知を行う請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記報知手段は、前記検出手段が検出した前記オブジェクトの存在位置を、前記表示装置に表示された前記撮像画像を用いて報知する請求項2に記載の情報処理装置。
  4. コンピュータを、
    商品を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段が撮像した撮像画像から、被写体となった商品の特徴量を抽出する抽出手段と、
    基準商品各々の特徴量と、前記抽出手段が抽出した商品の特徴量とを比較し、その類似度を算出する算出手段と、
    前記算出手段で算出された類似度が所定値以上となる基準商品を前記商品の候補として認識する認識手段と、
    前記撮像手段が撮像した複数の撮像画像から、当該撮像画像内に存在する静的なオブジェクトを検出する検出手段と、
    前記検出手段が前記オブジェクトを所定時間検出し続けた場合に、汚れの検出を報知する報知手段と、
    前記検出手段が検出した前記オブジェクトの存在位置が、前記撮像画像内における前記被写体の写り込み領域に包含されるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が、前記被写体の写り込み領域に包含されると判定した場合に、前記抽出手段による前記特徴量の抽出を抑制する抑制手段と、
    して機能させるためのプログラム。
JP2013022530A 2013-02-07 2013-02-07 情報処理装置及びプログラム Expired - Fee Related JP5781554B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013022530A JP5781554B2 (ja) 2013-02-07 2013-02-07 情報処理装置及びプログラム
CN201310713484.XA CN103985203B (zh) 2013-02-07 2013-12-20 信息处理装置及其控制方法
US14/165,880 US20140222602A1 (en) 2013-02-07 2014-01-28 Information processing apparatus and method for detecting stain on iamge capturing surface thereof

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013022530A JP5781554B2 (ja) 2013-02-07 2013-02-07 情報処理装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014153880A JP2014153880A (ja) 2014-08-25
JP5781554B2 true JP5781554B2 (ja) 2015-09-24

Family

ID=51260101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013022530A Expired - Fee Related JP5781554B2 (ja) 2013-02-07 2013-02-07 情報処理装置及びプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20140222602A1 (ja)
JP (1) JP5781554B2 (ja)
CN (1) CN103985203B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016066300A (ja) * 2014-09-25 2016-04-28 東芝テック株式会社 スキャナ装置及びプログラム
JP6417917B2 (ja) * 2014-12-15 2018-11-07 カシオ計算機株式会社 商品登録装置、緊急通報方法及び緊急通報装置
JP2018032332A (ja) * 2016-08-26 2018-03-01 東芝テック株式会社 情報処理装置およびプログラム
CN115965856B (zh) * 2023-02-23 2023-05-30 深圳思谋信息科技有限公司 图像检测模型构建方法、装置、计算机设备及存储介质

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3826878B2 (ja) * 2002-11-19 2006-09-27 コニカミノルタフォトイメージング株式会社 撮像装置
JP4222546B2 (ja) * 2003-03-31 2009-02-12 株式会社日本コンラックス 紙葉類識別装置および方法
US7118026B2 (en) * 2003-06-26 2006-10-10 International Business Machines Corporation Apparatus, method, and system for positively identifying an item
KR100767673B1 (ko) * 2005-06-20 2007-10-18 엘지전자 주식회사 슬라이드 쇼 구현기능을 갖는 디지털방송용 단말기 및 이를이용한 슬라이드 쇼 구현 방법
JP2007318355A (ja) * 2006-05-24 2007-12-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 撮像装置およびレンズ汚れ検出方法
JP4989385B2 (ja) * 2007-09-12 2012-08-01 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法及びプログラム
US8117071B1 (en) * 2008-04-30 2012-02-14 Intuit Inc. Method and system for matching via an image search query at a point of sale
JP2010035914A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Mitsubishi Electric Corp 個人識別装置
CN102119387B (zh) * 2008-08-08 2014-12-03 株式会社尼康 检索辅助系统、检索辅助方法以及检索辅助程序
JP2010129045A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Mitsubishi Electric Corp 生体認証装置
CN201965631U (zh) * 2010-05-27 2011-09-07 王键辉 一种利用颗粒信息识别产品的管理系统
JP5544332B2 (ja) * 2010-08-23 2014-07-09 東芝テック株式会社 店舗システムおよびプログラム
JP5194149B2 (ja) * 2010-08-23 2013-05-08 東芝テック株式会社 店舗システムおよびプログラム
JP2012058790A (ja) * 2010-09-03 2012-03-22 Toshiba Tec Corp 商品コード読取装置、商品情報処理装置及びプログラム
CN102063616A (zh) * 2010-12-30 2011-05-18 上海电机学院 一种基于图像特征匹配的商品自动识别系统及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014153880A (ja) 2014-08-25
CN103985203B (zh) 2017-04-12
CN103985203A (zh) 2014-08-13
US20140222602A1 (en) 2014-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5194160B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
JP5483622B2 (ja) 店舗システム及びプログラム
JP6141208B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5612645B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5677389B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2014153894A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6258761B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5620416B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6122805B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
US20170344853A1 (en) Image processing apparatus and method for easily registering object
JP2014052800A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2018055716A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5551140B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6239460B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5781554B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5802712B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6190019B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
US20170344851A1 (en) Information processing apparatus and method for ensuring selection operation
JP5437404B2 (ja) 情報処理装置、店舗システム及びプログラム
JP5770899B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5567606B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2014052811A (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP5529982B2 (ja) 情報処理装置
JP6348784B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP2014052799A (ja) 情報処理装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150303

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150630

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5781554

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees