JP5778880B1 - 警告装置、プログラム、記録媒体、及び方法 - Google Patents

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Abstract

警告装置(100)は、取引対象を取引するためのウェブページから当該取引対象の価格に関連する関連文字列を抽出する抽出部(140)、前記抽出された関連文字列と変更後の価格とに矛盾が生じているか否かを判別する判別部(150)、及び前記矛盾が生じていると判別されると警告を行う警告部(160)を備える。

Description

本発明は、警告装置、プログラム、記録媒体、及び方法に関する。
従来から、搭乗率に基づいて搭乗料金を値下げした後に、搭乗料金を値下げした旨を表す情報をウェブページに公開する方法が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2003−216985号公報
特許文献1の方法では、ウェブページの内容は機械的に更新される。一方で、商品等を取引する電子市場においては、取引価格が変更登録されると、変更された取引価格が商品等の取引に用いられるウェブページに機械的に反映されることが多い。また、ウェブページ内には、閲覧者の購入意欲等を引き起こすために手作業で作成、編集されたコンテンツが含まれていることが多い。このため、取引価格の変更に併せて機械的にウェブページの一部が更新されるが、その他の部分について商店が自ら編集しなければならない場合がある。
このような場合に、取引価格の変更前に商店が作成したウェブページのコンテンツに、変更前の取引価格に関連する文字列が記載されており、これを修正しないまま更新後のコンテンツに残してしまったり、編集はしたが誤記が生じてしまったりすることがある。
このような修正忘れや誤記の発生により、ウェブページの機械的に更新された部分と、手作業で編集した部分と、に矛盾が生じてしまうことがある。特許文献1のような機械的にコンテンツを更新する方法では、更新されたウェブページに記載された内容の矛盾を警告できないという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、登録された取引価格と、取引に用いられるウェブページに記載されたコンテンツの内容と、に生じる矛盾を警告する警告装置、プログラム、記録媒体、及び方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係る警告装置は、
取引対象の取引価格が変更されると、当該取引対象を取引するためのウェブページから、当該取引対象の価格に関連する関連文字列を抽出する抽出部、
前記抽出された関連文字列と変更後の価格とに矛盾が生じているか否かを判別する判別部、
前記矛盾が生じていると判別されると警告を行う警告部、を備える、
ことを特徴とする。
また、第1の観点に係る警告装置において、
多数の商店が取引を行う電子市場において、取引に用いられるウェブページから置換又は削除された頻度が所定値以上の関連文字列を特定する特定部、をさらに備え、
前記警告部は、前記特定された関連文字列が前記ウェブページに掲載されている場合に警告を行う、
ことを特徴とする。
また、第1の観点に係る警告装置において、
前記関連文字列は、前記変更後の価格が前記取引に適用される適用期間にさらに関連しており、
前記判別部は、前記価格が変更された日付と、前記適用期間と、に基づいて、前記ウェブページの掲載内容に矛盾が生じているか否かをさらに判別し、
前記警告部は、前記矛盾が生じていると判別されると警告を行う、
ことを特徴とする。
また、第1の観点に係る警告装置において、
前記関連文字列は、変更前の価格を表す文字列、前記変更前の価格と前記変更後の価格との差額を表す文字列、又は、前記変更前の価格を示唆する文字列であり、
前記取引対象の変更前の価格を記憶する情報記憶部、をさらに備え、
前記判別部は、前記関連文字列に基づいて特定された変更前の価格と、前記記憶された変更前の価格と、に基づいて、前記矛盾が生じているか否かを判別する、
ことを特徴とする。
また、第1の観点に係る警告装置において、
前記抽出部は、前記ウェブページに掲載された画像から関連文字列を抽出する、
ことを特徴とする。
また、第1の観点に係る警告装置において、
前記取引価格は、前記取引の対象物の価格と、前記対象物の配達価格と、を含む、
ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係るプログラムは、
コンピュータを、
取引対象の取引価格が変更されると、当該取引対象を取引するためのウェブページから、当該取引対象の価格に関連する関連文字列を抽出する抽出部、
前記抽出された関連文字列と変更後の価格とに矛盾が生じているか否かを判別する判別部、
前記矛盾が生じていると判別されると警告を行う警告部、として機能させる、
ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムは、
コンピュータを、
取引対象の取引価格が変更されると、当該取引対象を取引するためのウェブページから、当該取引対象の価格に関連する関連文字列を抽出する抽出部、
前記抽出された関連文字列と変更後の価格とに矛盾が生じているか否かを判別する判別部、
前記矛盾が生じていると判別されると警告を行う警告部、として機能させる、
ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点に係る警告方法は、
取引対象の取引価格が変更されると、当該取引対象を取引するためのウェブページから、当該取引対象の価格に関連する関連文字列を抽出する抽出ステップ、
前記抽出された関連文字列と変更後の価格とに矛盾が生じているか否かを判別する判別ステップ、
前記矛盾が生じていると判別されると警告を行う警告ステップ、を有する、
ことを特徴とする。
本発明に係る警告装置、プログラム、記録媒体、及び方法によれば、ウェブページの記載内容に生じた矛盾を警告できる。
実施形態1に係る警告システムの一構成例を表すシステム構成図である。 実施形態1に係る端末装置が表示する取引ページの一例を表す図である。 警告装置の一例を表すハードウェア構成図である。 警告装置が実行する第1警告処理の一例を表すフローチャートである。 実施形態1に係る警告装置が有する機能の一例を表す機能ブロック図である。 実施形態1に係る警告装置が記憶する取引価格テーブルの一例を表す図である。 警告文が追加された取引ページの一例を表す図である。 警告装置が実行する第2警告処理の一例を表すフローチャートである。 実施形態2に係る警告装置が有する機能の一例を表す機能ブロック図である。 実施形態2に係る警告装置が記憶する取引価格テーブルの一例を表す図である。 実施形態2に係る端末装置が表示する取引ページの一例を表す図である。 ジャンル階層の一例を表す図である。 警告装置が記憶するジャンル階層テーブルの一例を表す図である。 実施形態3に係る端末装置が表示する取引ページの一例を表す図である。 警告装置が実行する第3警告処理の一例を表すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しつつ説明する。
<実施形態1>
本発明の実施形態1に係る警告システム1は、取引に用いられるウェブページ(以下、取引ページという)の内容に関する誤り又は矛盾を警告するシステムである。本実施形態では、取引の一例として、多数の商店が取引を行う電子市場における商取引を挙げて説明する。
本実施形態では、取引の対象物の一例として、商品を挙げて説明するが、役務であっても構わない。本明細書において、商品は、商取引の対象となるものであれば、どのようなものでも良く、流通性、代替性、及び量産可能性の有無を問わない。また、商品は、有体物である必要はなく、電気などの無体物であっても良い。さらに、商品は、動産である必要もなく、マンションや土地などの不動産であっても良い。またさらに、商品は、直接的に商取引の対象となるものでなくてもよく、例えば、株券等の有価証券であっても良い。本明細書において、役務は、他人のために行う労務又は便益であって、独立して商取引の目的足りうべきものを含むが、これに限定される訳ではない。本実施形態では、取引の一例として、販売を挙げて説明するが、無償の譲渡、貸し渡し、電気通信回線を通じた提供、輸出、又は輸入であっても良い。
図1に示す警告システム1は、コンピュータ通信網10(以下単に、通信網10という)で互いに通信可能に接続された、警告装置100と、端末装置210及び220と、で構成される。
警告装置100について説明する前に、端末装置210及び220について説明する。端末装置210は、例えば、キーボード及びマウスなどの入力部211と、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示部219と、を備えたパーソナル・コンピュータで構成される。端末装置220は、端末装置210の有する入力部211及び表示部219と同様の構成を有する入力部221及び表示部229で構成される。端末装置210及び220は、互いに同様の構成を有し、同様の動作を行うため、以下主に、端末装置210について説明を行う。
本実施形態では、端末装置210は、商品Xを販売する商店Aのユーザ(以下、販売者という)によって使用され、端末装置220は、顧客によって使用されるとして説明する。本実施形態では、端末装置210を使用する販売者が、商品X「ワイン」を取引しており、当初1,000円でワインを販売していたが、売れ行きが悪いため、500円値下げした(つまり、50%OFFの)価格500円で販売している場合を一例として挙げながら本実施形態を説明する。
販売者又は顧客は、端末装置210又は220を操作し、端末装置210又は220に取引ページの送信リクエストを送信させる。販売又は購入のために商品の取引ページの内容を確認するためである。警告装置100が返送する取引ページは、図2に示すような価格表示部PR、テキストコンテンツ表示部TC、及び画像コンテンツ表示部ICを有する。
価格表示部PRには、商品価格が表示され、テキストコンテンツ表示部TCには、商品や商品の取引方法を説明するテキストが表示され、画像コンテンツ表示部ICには、商品や商品の取引方法を説明する画像が表示される。図2に示す画像コンテンツ表示部ICには、変更後の価格が変更前の価格よりどの程度安いかを表す文字「50%OFF」及び「−500円」が画像として掲載されている。また、画像コンテンツ表示部ICには、変更後の価格「500円」を示唆又は暗示する文字列「ワンコイン」が表示されている。ワンコインとは、通常、日本国における最高額面「500円」の一般流通硬貨1枚で商品が買えることを示唆又は暗示する言葉である。
ここで、在庫が少なくなってきたため、商店Aの販売者は、商品Xの値段を100円値上げしようとしている場合を一例として挙げながら本実施形態を説明する。先ず、販売者は、端末装置210を操作し、端末装置210に商店を識別する情報(以下、商店IDという)「S01」とパスワードとを送信させてユーザ認証を行う。ユーザ認証がクリアされると、端末装置210の入力部211は、販売者の操作に応じて、商品「ワイン」を識別する情報(以下、商品IDという)「G01」と、変更後の商品価格(以下、変更後価格という)「\600」を表す情報と、を入力する。
その後、端末装置210は、商品IDと変更後価格を表す情報とを警告装置100へ送信する。警告装置100は、受信した情報に基づいて商品IDで識別される取引ページの価格表示部PRに表示される商品価格を更新する。しかし、警告装置100は、変更後価格を表す情報に基づいてテキストコンテンツ表示部TC及び画像コンテンツ表示部ICに表示されるコンテンツを更新しない。
販売者が端末装置210を操作して端末装置210に更新させたコンテンツを警告装置100が受信した場合に、警告装置100は、受信したコンテンツでテキストコンテンツ表示部TC及び画像コンテンツ表示部ICに表示されるコンテンツを更新する。このため、価格表示部PRに表示される商品価格と、テキストコンテンツ表示部TC又は画像コンテンツ表示部ICに表示されるコンテンツと、に矛盾が生じることがある。
警告装置100は、図3に示すようなサーバ機で構成される。警告装置100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、ハードディスク104、メディアコントローラ105、LAN(Local Area Network)カード106、ビデオカード107、LCD(Liquid Crystal Display)108、キーボード109、スピーカ110、及びタッチパッド111で構成される。
CPU101は、ROM102又はハードディスク104に保存されたプログラムに従ってプログラムを実行することで、警告装置100の全体制御を行う。RAM103は、CPU101によるプログラムの実行時において、処理対象とするデータを一時的に記憶するワークメモリである。ハードディスク104は、各種のデータを保存したテーブルを記憶する情報記憶部である。
メディアコントローラ105は、フラッシュメモリ、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、及びブルーレイディスク(Blu-ray(登録商標)Disc)を含む記録媒体から各種のデータ及びプログラムを読み出す。
LANカード106は、通信網10を介して接続する端末装置210及び220との間でデータを送受信する。キーボード109及びタッチパッド111は、ユーザの操作に応じた信号を入力する。
ビデオカード107は、CPU101から出力されたデジタル信号に基づいて画像を描画(つまり、レンダリング)すると共に、描画された画像を表す画像信号を出力する。LCD108は、ビデオカード107から出力された画像信号に従って画像を表示する。スピーカ110は、CPU101から出力された信号に基づいて音声を出力する。
次に、警告装置100の有する機能について説明する。
CPU101は、図4に示す第1警告処理を実行する。第1警告処理は、取引ページに掲載された内容に生じている矛盾を警告する処理である。
この処理の実行により、CPU101は、図5に示す取得部120、更新部130、抽出部140、判別部150、及び警告部160として機能する。また、図3に示したハードディスク104は、CPU101と協働して、情報記憶部190として機能する。取得部120、更新部130、抽出部140、判別部150、及び警告部160について説明する前に、情報記憶部190について説明する。
情報記憶部190は、図6に示すような取引価格テーブルと複数の取引ページを記憶している。警告装置100が、取引価格と取引ページのコンテンツとの整合性を判別するためである。このため、取引価格テーブルには、商店を識別する商店IDと、商品を識別する商品IDと、変更前価格を表す情報と、変更後価格を表す情報と、当該商店の当該商品用の取引ページのURLと、が対応付けられて複数保存されている。
次に、図5に戻り、取得部120、更新部130、抽出部140、判別部150、及び警告部160について順に説明する。取得部120は、LANカード106から変更後価格を表す情報を取得し、情報記憶部190から価格が変更された商品の取引ページを取得する。更新部130は、変更後価格を掲載するように取引ページを更新する。抽出部140は、取引ページのコンテンツから取引価格に関連した関連文字列を抽出する。
関連文字列は、価格に関連していればどのような文字列であっても良い。例えば、関連文字列は、「−500円」や「+500円」や「50%OFF」などの変更前の価格に比べて変更後の価格がどの程度安いか又は高いかを表す文字列を含む。また、例えば、関連文字列は、変更前又は変更後の価格そのものを表す文字列を含む。さらに、関連文字列は、「ワンコイン」等の変更前又は変更後の価格を示唆又は暗示する文字列を含む。「ワンコイン」は、日本国では、価格が500円以下であることを示唆又は暗示する関連文字列である。
判別部150は、抽出部140で抽出された関連文字列と、変更前の価格及び変更後の価格のいずれか1つ以上と、に矛盾が生じているか否かを判別する。警告部160は、判別部150で矛盾が生じていると判別されると警告メッセージを出力する。
ここで、図4に戻り、図5に示す各機能部を実現する第1警告処理の説明を開始する。CPU101は、LANカード106が商店IDとパスワードとを端末装置210から受信すると、第1警告処理の実行を開始する。
第1警告処理の実行を開始すると、取得部120は、LANカード106から商店IDとパスワードとを取得し、情報記憶部190に商店IDと対応付けて予め保存されているパスワードを取得し、ユーザ認証を行う(ステップS01)。
取得部120は、ユーザ認証がクリアされないと第1警告処理の実行を終了し、クリアされるとLANカード106から商品IDと変更後価格を表す情報とを取得する(ステップS02)。
次に、更新部130は、取得した商品IDと対応付けて取引価格テーブルに保存されている変更前価格を表す情報を、商品IDと対応付けられた変更後価格を表す情報で更新する。価格が変更されたためである。その後、更新部130は、取得された変更後価格を表す情報で、商品IDと対応付けられた変更後価格を表す情報を更新する(ステップS03)。
その後、更新部130は、商品IDと対応付けて取引価格テーブルに保存されているURLを取得し、取得したURLに保存された取引ページの価格表示部PRに記載された商品価格を、取得された情報で表される変更後価格に更新する(ステップS04)。
次に、抽出部140は、変更後価格を表す情報を取得した日時(以下、価格変更日時)から所定時間後の日時、又は、編集させたコンテンツを図3のLANカード106が端末装置210から受信した日時(コンテンツ受信日時)のいずれか早い方の時刻まで処理を一旦停止する。
抽出部140は、価格変更日時から所定時間後の日時の方がコンテンツ受信日時よりも先に到来した場合には、ステップS05から処理を再開する。これに対して、コンテンツ受信日時の方が先に到来した場合は、取得部120がLANカード106から編集後のコンテンツを取得し、更新部130が、取引ページのテキストコンテンツ表示部TC又は画像コンテンツ表示部ICのコンテンツを、編集後のコンテンツで更新した後に、抽出部140がステップS05から処理を再開する。
抽出部140は、処理を再開すると、取引ページのテキストコンテンツ表示部TC及び画像コンテンツ表示部ICから、テキストコンテンツ及び画像コンテンツを取得する(ステップS05)。
ここで、情報記憶部190は、関連文字列を抽出する際に目印となる目印文字又は目印文字列と、当該目印文字又は目印文字列を基準として通常どの範囲に関連文字列が取引ページに掲載されるかを表す範囲情報と、を対応付けて複数記憶している。
例えば、「−500円」などの変更前の価格に比べて変更後の価格がどの程度安いか又は高いかを表す関連文字列については、目印文字列「−」及び「円」と、目印文字列「−」から「円」までの範囲が関連文字列であることを表す範囲情報と、を情報記憶部190は記憶している。さらに例えば、「50%OFF」や「500円」などの関連文字列については、目印文字列「%OFF」や「円」と、当該目印文字列から前方の数字が並ぶ範囲が関連文字列であることを表す範囲情報と、を情報記憶部190は記憶している。さらに例えば、「ワンコイン」などの関連文字列については、目印文字列「ワンコイン」と、目印文字列自体が関連文字列であることを表す範囲情報と、を情報記憶部190は記憶している。
ステップS05の後に、抽出部140は、例えば、OCR(Optical Character Recognition)を用いて画像コンテンツからテキストコンテンツを抽出する。その後、抽出部140は、テキストコンテンツ表示部TCから抽出されたテキストコンテンツと、画像コンテンツから抽出されたテキストコンテンツと、から、情報記憶部190が記憶する目印文字列と範囲情報とに基づいて関連文字列を抽出する(ステップS06)。
具体的には、抽出部140は、テキストコンテンツ表示部TCから抽出されたテキストコンテンツから「1,000円」及び「500円」という関連文字列を抽出し、画像コンテンツから抽出されたテキストコンテンツから、「−500円」、「50%OFF」、及び「ワンコイン」という関連文字列を抽出する。
その後、判別部150は、抽出部140で抽出された関連文字列と、変更前価格及び変更後価格の一つ以上と、が矛盾するか否かを判別する(ステップS07)。具体的には、判別部150は、取得部120が取得した商店ID「S01」及び商品ID「G01」に対応付けて取引価格テーブルに保存された変更前価格「\500」と変更後価格「\600」とを取得する。次に、判別部150は、変更前価格「\500」と変更後価格「\600」との差額「+\100」を算出する。その後、判別部150は、関連文字列「−500円」と差額「+\100」との表記を統一した後に、関連文字列「-\500」と差額「+\100」とが相違するため矛盾があると判別する。
尚、判別部150は、変更後価格「\600」と関連文字列「−500円」に基づいて変更前価格「\100」を特定し、特定した変更前価格「\100」と取引価格テーブルに保存された変更前価格「\500」とが相違するため矛盾が生じていると判別しても良い。
同様に、判別部150は、変更前価格「\500」から変更後価格「\600」への変化率「120%」を算出し、関連文字列「50%OFF」と価格の変化率「120%」との表記を統一する。その後、判別部150は、関連文字列「-50%」と価格の変化率「120%」とが相違するため関連文字列「50%OFF」に関する矛盾が生じていると判別する。
尚、判別部150は、変更後価格「\600」と関連文字列「50%OFF」に基づいて変更前価格「\1,200」を特定し、特定した変更前価格「\1,200」と取引価格テーブルに保存された変更前価格「\500」とが相違するため矛盾があると判別しても良い。
さらに、判別部150は、関連文字列「ワンコイン」を含む文「ワンコインで買えるワイン」を構文解析し、文字列「ワンコイン」が変更前ではなく、変更後の価格を表していると判別する。これに対して、例えば、文が「ワンコインで買えたワイン」であれば、文字列「ワンコイン」は、変更前の価格を表している。このため、判別部150は、変更後価格「\600」が関連文字列で表される「\500」以下の値段よりも高いため、関連文字列「ワンコイン」に関する矛盾が生じていると判別する。
さらに、判別部150は、関連文字列「1,000円」及び「500円」を含む文「値下げ前1,000円のワインが今なら500円」を構文解析し、関連文字列「1,000円」が変更前の価格を表し、関連文字列「500円」が変更後の価格を表していると判別する。このため、判別部150は、取引価格テーブル及び取引ページの変更前価格「\500」が、関連文字列で表される変更前価格「\1,000」と相違するので互いに矛盾していると判別する。また、判別部150は、取引価格テーブル及び取引ページの変更後価格「\600」が関連文字列で表される変更後価格「\500」と相違するのでこれも互いに矛盾していると判別する。
その後、警告部160は、価格が変更された取引ページに掲載された関連文字列と、変更前価格及び変更後価格の一つ以上と、が矛盾していることを警告する警告文を生成する。次に、警告部160は、図7に示すように矛盾がある関連文字列に下線を付したり、そのような関連文字列を含む画像コンテンツを縁取りしたりすることで、取引ページにおいて関連文字列及び関連文字列を含むコンテンツを強調表示する。その後、警告部160は、生成された警告文を取引ページに追加してから、取引ページを、端末装置210を宛先としてLANカード106へ出力することで警告を行う(ステップS08)。その後、警告部160は、第1警告処理の実行を終了する。
その後、LANカード106は、警告文が追加された取引ページを端末装置210へ送信し、端末装置210は受信した取引ページを表示部219に表示する。
その後、取引ページの警告文を確認した販売者は、端末装置210の入力部211を操作して、矛盾が解消するように取引ページのコンテンツを編集する。端末装置210は、販売者の操作に応じてコンテンツを編集し、編集したコンテンツを警告装置100へ送付する。
警告装置100は、編集されたコンテンツを受信すると、取引ページのテキストコンテンツ表示部TC又は画像コンテンツ表示部ICのコンテンツを編集後のコンテンツで更新した後に、図4の第1警告処理のステップS05からS08の処理を再度実行する。編集されたコンテンツと、変更前価格及び変更後価格のいずれか1つ以上と、が矛盾している場合に販売者に警告をするためである。
これらの構成によれば、警告装置100は、取引ページから価格に関連する関連文字列を抽出し、当該抽出された関連文字列と価格とに矛盾が生じている場合に警告を行う。このため、取引ページで取引される商品の価格と、取引ページに記載された他のコンテンツと、に矛盾が生じることを抑制できる。
<実施形態1の変形例1>
実施形態1において、取引ページは、画像を表示する画像コンテンツ表示部ICを有し、図5の抽出部140は、画像コンテンツ表示部ICに表示される静止画像からOCRを用いて関連文字列を抽出するとして説明した。しかし、これに限定される訳ではなく、取引ページは、映像を表示する映像コンテンツ表示部を有し、抽出部140は、映像を構成するフレーム毎にOCRを用いて関連文字列を抽出しても良い。また、取引ページは音声を出力し、抽出部140は、音声認識処理によって抽出された音声の内容を表すテキストから関連文字列を抽出しても良い。
<実施形態1の変形例2>
実施形態1及び実施形態1の変形例1において、図5の警告部160は、警告文を取引ページに追加するとして説明したが、これに限定されるわけでは無く、警告音声を取引ページに追加しても良い。
<実施形態1の変形例3>
実施形態1及び実施形態1の上記複数の変形例において、関連文字列は、日本国で通常500円以下の値段を示唆する「ワンコイン」という文字列を含むとして説明したが、これに限定される訳では無い。例えば、日本国で流通する一万円紙幣に肖像が印刷された福沢諭吉を意味するため、日本国で通常一万円の価格を示唆する「ユキチ」という文字列であっても良い。同様に、米国で流通する百ドル紙幣に肖像が印刷されたBenjamin Franklinを意味するため、米国で通常百ドルの価格を示唆する「Benjamin」という文字列であっても良い。同様に、百ドルの価格を示唆する「C-bill」や「C-note」という文字列であっても良い。
<実施形態1の変形例4>
実施形態1及び上記複数の変形例において、取引に要する価格(つまり、取引価格)として、商品自体の価格(つまり、商品価格)を例に挙げて説明したが、これに限定される訳では無い。例えば、取引価格は、商品の配送料であっても良いし、配送料と商品価格とを合計した価格であっても良いし、消費税や付加価値税などの税金込みの価格であっても良い。このため、関連文字列は、配送料に関連している「配送料無料」や「メール便無料」などの文字列であっても良い。
<実施形態1の変形例5>
実施形態1及び上記複数の変形例において、警告装置100は、変更後価格を表す情報を取得すると、図4に示す第1警告処理のステップS01からS08までを実行するとして説明したが、これに限定される訳では無い。警告装置100は、変更後価格を表す情報を取得すると第1警告処理のステップS01からS04までの処理を実行することで、価格の変更された取引ページの更新及び情報記憶部190の記憶する取引価格テーブルの更新をした後に処理の実行を終了しても良い。販売者が端末装置210を操作して、テキストコンテンツ表示部TC及び画像コンテンツ表示部ICに表示されるコンテンツの編集を行う時間を、販売者に与えるためである。その後、例えば、午前2時などの予め定められた時刻になると、警告装置100は、情報記憶部190の記憶する取引ページの全て又は一部について、それぞれ第1警告処理のステップS04からS08を実行しても良い。
このような構成によれば、取引ページのコンテンツを、変更後価格と整合した内容に販売者が編集すれば、ステップS08の警告処理が実行されない。このため、警告装置100が、変更後価格を表す情報を取得すると第1警告処理のステップS01からS08までの処理を実行する場合と比べて、警告装置100が行う計算量を削減できる。
<実施形態2>
本発明の実施形態2に係る警告システム1は、多数の商店が取引を行う電子市場において、置換又は削除された頻度(以下、削除頻度)が所定値以上の関連文字列が掲載されている取引ページを使用する商店に警告を行う。
本実施形態に係る警告システム1は、実施形態1及び上記複数の変形例で説明した警告システム1とほぼ同様の構成を有し、ほぼ同様に動作し、ほぼ同様の機能を有する。このため、以下、本実施形態に係る警告システム1と、実施形態1及び上記複数の変形例で説明した警告システム1と、の相違について説明する。
本実施形態では、図3のCPU101は、図8に示す第2警告処理をさらに実行する。この処理の実行により、CPU101は、実施形態1で既に説明した取得部120、更新部130、抽出部140、判別部150、警告部160、及び情報記憶部190の他に、図9に示すような算出部170及び特定部180としてさらに機能する。
算出部170は、削除又は置換された関連文字列(以下、削除文字列)について削除頻度を算出し、特定部180は、削除頻度が所定値以上の削除文字列を特定し、警告部160は、特定された削除文字列が掲載された取引ページを使用する商店に警告を行う。
本実施形態において、情報記憶部190は、図10に示すような取引価格テーブルを記憶している。図10に示す取引価格テーブルは、取引ページに追加された又は置換後の関連文字列(以下、追加文字列)と、当該取引ページから削除又は置換された削除文字列と、当該削除文字列が削除又は置換された日時(以下、削除日時)を表す情報と、が、商店ID、商品ID、及び取引ページのURL等と対応付けられて複数保存されている。
ここで、取引価格テーブルには、商店ID「S01」から「S03」と、商品ID「G03」と、が対応付けられている。商店ID「S01」から「S03」でそれぞれ識別される商店AからCは、商品ID「G03」で識別される商品Zを販売しているためである。
本実施形態では、法律で定められた税率が「5%」であるため、商店AからCは、商品価格「500円」に税金額を加えた税込価格「525円」で商品Zを販売していたとして説明を行う。
このため、商店AからCは、価格表示部PRには税込価格「525円」が表示され、画像コンテンツ表示部ICには税込価格「525円」を表す画像が表示されている、図11に示すような取引ページを使用していた。
その後、税率を「5%」から「8%」に変更する法律が施行されたため、商店B及びCの販売者は、税込の商品価格を「525円」から「540円」に変更するが、商店Aの販売者は価格の変更を怠っているとして説明を行う。
このため、商店B及びCの販売者は、端末装置210を操作し、端末装置210は、操作に応じて、商店ID「S02」及び「S03」と商品ID「G03」と変更後税込価格を表す情報を警告装置100へ送信する。また、端末装置210は、操作に応じて、画像コンテンツ表示部ICに表示されたコンテンツを税率変更後の税込価格「540円」を表すコンテンツに編集し、編集したコンテンツを警告装置100へ送信する。
警告装置100は、端末装置210から受信した情報及び編集後のコンテンツを用いて、図4に示した第1警告処理のステップS01からS03を実行する。その後、図9の更新部130は、商品ID「G03」と取引価格テーブルで対応付けられたURLに在る取引ページの価格表示部PRに記載された商品価格を、税率変更後の税込価格「540円」に更新する(ステップS04)。
次に、抽出部140は、取引ページの画像コンテンツ表示部ICから編集前の画像コンテンツを取得した後に、編集前の画像コンテンツから関連文字列「525円」を取得する。
その後、更新部130は、編集後のコンテンツで画像コンテンツ表示部ICのコンテンツを更新する。次に、抽出部140は、更新された取引ページから編集後のコンテンツを取得し(ステップS05)、編集後のコンテンツから関連文字列「540円」を抽出する(ステップS06)。
その後、更新部130は、編集後のコンテンツから抽出された関連文字列の内で、編集前のコンテンツから抽出されなかった関連文字列「540円」を、追加文字列であると特定する。これに対して、更新部130は、編集前のコンテンツから抽出された関連文字列の内で、編集後のコンテンツから抽出されなかった関連文字列「525円」を、削除文字列であると特定する。次に、更新部130は、例えば、OS(Operating System)から現在日時を取得し、取得した日時を削除日時とする。
その後、更新部130は、追加文字列「540円」と削除文字列「525円」と削除日時を表す情報とを、商店ID「S02」及び「S03」と商品ID「G03」とに対応付けて取引価格テーブルに保存する。
その後、警告装置100は、ステップS07及びS08の処理を実行することで、取引ページに矛盾がある場合には、商店B及びCに対して警告を行った後に、処理の実行を終了する。
図3のCPU101は、予め定められた時刻になると、図8に示す第2警告処理の実行を開始する。第2警告処理が開始されると、図9の取得部120は、OSから現在日時を取得する。次に、取得部120は、取得した日時から所定時間前までの期間において、全商店の全取引ページのそれぞれから削除又は置換された削除文字列を取得するために、取引価格テーブルに保存された削除文字列を全て取得する(ステップS11)。
次に、算出部170は、取得された削除文字列を、削除文字列が表す内容に基づいてグループ分けする。例えば、算出部170は、削除文字列「525円」と「\525」とを同じグループに分類する。その後、算出部170は、グループ毎にグループに分類された削除文字列の数をカウントした後に、カウントした値をそれぞれ全商店の全取引ページの総数で除算した値を削除頻度とする(ステップS12)。
次に、特定部180は、情報記憶部190に予め保存された所定値Thを読み出す。その後、特定部180は、削除頻度が所定値Thよりも大きいグループを特定した後に、特定したグループに分類された削除文字列を特定する(ステップS13)。尚、所定値Thの好適な値は、当業者が実験により定めることができる。
次に、判別部150は、特定部180で特定された削除文字列(以下、特定文字列)のいずれかが追加文字列として保存されているレコードを取引価格テーブルから検索し、検索したレコードに保存されたURLを取得する。特定文字列を掲載した取引ページのURLを取引テーブルから検索するためである(ステップS14)。
その後、判別部150は、URLを取得できたか否かに基づいて、電子市場の相場価格と異なっている若しくは異なるおそれがある特定文字列を掲載した取引ページ(以下、要警告ページ)が存在するか否かを判別する(ステップS15)。本実施形態では、特定文字列として「525円」が特定され、「525円」を掲載した商店Aの取引ページのURLが取得できたため、判別部150は、要警告ページが存在すると判別したとして説明を行う。
ステップS15において、要警告ページが存在すると判別部150が判別したので、警告部160は警告文を生成する。警告部160が作成する警告文は、特定文字列「525円」と電子市場の相場価格とが異なっている又は異なっているおそれがあることを警告する文を含む。また、警告文は、相場価格と推定される「540円」を含んでいても良い。さらに、警告文は、単にコンテンツや価格を変更する必要性を訴える文でも良い。
次に、警告部160は、特定文字列に下線を付したり、特定文字列を含む画像コンテンツを縁取りしたりすることで、取引ページにおいて特定文字列及び特定文字列を含むコンテンツを強調表示する。その後、警告部160は、生成された警告文を取引ページに追加してから、取引ページを商店Aが使用する端末装置210を宛先としてLANカード106へ出力することで警告を行う(ステップS16)。その後、警告部160は、第2警告処理の実行を終了する。
その後、LANカード106は、警告文が追加された取引ページを端末装置210へ送信し、端末装置210は受信した取引ページを表示部219に表示する。尚、ステップS15において、判別部150は、要警告ページが存在しないと判別すると処理の実行を終了する。
ここで、多数の商店が取引を行う電子市場においては、それぞれの商店の価格を自由かつ簡単に確認できるため、それぞれの商店で設定される商品価格が同じような価格になることが多く、いわゆる相場価格が形成されることが多い。このため、例えば、原材料費や税率が変化しても、商品価格や税込価格がそれぞれの商店で同じように変化することが多い。このため、削除頻度が所定値以上の削除文字列は、原材料費や税率が変化した後の相場価格と異なる可能性が高い。
よって、これらの構成によれば、警告装置100は、電子市場において置換頻度が所定値Th以上の関連文字列が掲載されている取引ページを使用する商店に警告を行うので、取引ページに記載されたコンテンツと、電子市場の相場価格と、が相違することを抑制できる。
<実施形態2の変形例1>
実施形態2では、警告装置100は、図8に示す第2警告処理のステップS11において、全商店の全取引ページから削除文字列を取得すると説明した。また、実施形態2では、警告装置100は、ステップS12において、削除文字列が分類されたグループ毎に削除文字列の数をカウントした後に、カウント値をそれぞれ全商店の全取引ページの総数で除算した値を削除頻度として算出すると説明した。
しかし、これらに限定される訳ではなく、警告装置100は、一部の商店の一部又は全部の取引ページから削除文字列を取得しても良い。また、警告装置100は、削除文字列のカウント値を、一部の商店の一部又は全部の取引ページの総数で除算した値を削除頻度として算出しても良い。
<実施形態2の変形例2>
警告装置100は、商品毎に定められた複数の所定値を記憶しており、商品毎に削除頻度を算出し、商品毎に定められた所定値よりも大きい削除頻度の削除文字列を掲載した取引ページを使用する商店に警告しても良い。
<実施形態2の変形例3>
警告装置100は、取引ページに対して1又は複数の検索タグを対応付けて記憶しており、検索タグ毎に定められた複数の所定値を記憶していても良い。警告装置100は、検索タグ毎に削除頻度を算出し、検索タグ毎に定められた所定値よりも大きい削除頻度の削除文字列を掲載した取引ページを使用する商店に警告しても良い。
<実施形態2の変形例4>
本変形例に係る警告装置100は、商品のジャンル毎に削除頻度を算出し、商品のジャンル毎に定められた所定値よりも大きい削除頻度の削除文字列を掲載した取引ページを使用する商店に警告する。
商品のジャンルとは、商品の種別をいい、複数のジャンルは、図12に示すような階層構造をなしている。具体的には、商品は、「ファッション」というジャンルか、「食品」というジャンルか、「医薬品」というジャンルか、又はその他の不図示のジャンルに分類される。「ファッション」というジャンルは、洋服などの商品が分類され、「食品」というジャンルは、食品などの商品が分類され、「医薬品」というジャンルは、医薬品などの商品が分類される。
また、「食品」というジャンルに分類される商品は、「野菜」というジャンルか、「粉類」というジャンルか、「油」というジャンルか、又はその他の不図示のジャンルに分類される。「油」というジャンルに分類される商品は、「オリーブオイル」というジャンルか、「ごま油」というジャンルか、又はその他の不図示のジャンルにさらに分類される。
このように、ジャンル「野菜」、ジャンル「粉類」、及びジャンル「油」とは、同一の階層を構成する。また、当該階層よりも下位の階層を、ジャンル「オリーブオイル」とジャンル「ごま油」とが構成する。
本変形例に係る警告装置100は、実施形態2で説明した警告装置100とほぼ同様の構成を有し、ほぼ同様に動作し、ほぼ同様の機能を有する。このため、以下、本変形例に係る警告装置100と、実施形態2で説明した警告装置100と、の相違について説明する。
図9に示した警告装置100の情報記憶部190は、図13に示すようなジャンル階層テーブルを記憶している。商品のジャンル階層に基づいて削除頻度を算出するためである。ジャンル階層テーブルには、ジャンルを識別する情報(以下、ジャンルID)と、当該ジャンルの名称を表す情報と、当該ジャンルの直近下位のジャンル(以下、下位ジャンル)のジャンルIDと、下位ジャンル名を表す情報と、が対応付けられて複数保存されている。
また、情報記憶部190は、商品の商品IDと、当該商品が分類される最も下位のジャンルのジャンルIDと、を対応付けて複数記憶している。さらに、情報記憶部190は、最下位のジャンルのジャンルIDと、当該最下位のジャンルに対して予め定められた所定値と、を対応付けて複数記憶している。
警告装置100は、ジャンル階層テーブルを用いて第2警告処理を実行する。第2警告処理を開始すると、図9の取得部120は、ジャンル階層テーブルから、最も下位のジャンルIDを1又は複数検索する。最も下位のジャンルID(以下、最下位ジャンルID)は、下位ジャンルIDと対応付けられていないジャンルIDである。
次に、取得部120は、検索した複数の最下位ジャンルIDの内、未注目のもの1つに注目する。次に、取得部120は、注目した最下位ジャンルID(以下、注目ジャンルID)に対応付けられた商品IDを検索する。これにより、取得部120は、注目ジャンルIDで識別されるジャンル(以下、注目ジャンル)に分類された商品(以下、注目商品)の商品IDを特定する。
その後、取得部120は、現在日時から所定時間前までの削除日時と、注目商品の商品IDと、に対応付けられた削除文字列を取得する(ステップS11)。
次に、算出部170は、取得した削除文字列をグループ分けし、グループ毎に削除文字列の数をカウントする。その後に、算出部170は、取引価格テーブルに保存された取引ページのURLの内で、注目商品の商品IDと対応付けられたURL数をカウントする。これにより、算出部170は、注目商品の取引ページの総数をカウントする。次に、算出部170は、削除文字列のカウント値を取引ページのカウント値で除算した値を削除頻度とする(ステップS12)。
次に、特定部180は、注目ジャンルのジャンルIDに対応付けられた所定値Thを情報記憶部190から読み出す。その後、特定部180は、削除頻度が所定値Thよりも大きいグループを特定する(ステップS13)。
次に、判別部150は、特定部180で特定されたグループの削除文字列(つまり、特定文字列)のいずれかが追加文字列として保存されているレコードを特定する。次に、判別部150は、特定したレコードの内で、注目商品の商品IDを保存したレコードを特定し、特定したレコードに保存されたURLを取得する。特定文字列を掲載している注目商品の取引ページを特定するためである。
その後、判別部150及び警告部160は、ステップS14からS16の処理をそれぞれ実行することで、要警告ページが存在する場合に警告を行う。その後、警告装置100は、全ての最下位ジャンルIDが注目されるまで、ステップS11からS16の処理を繰り返す。
<実施形態2の変形例5>
実施形態2の変形例4に係る警告装置100は、最下位ジャンル毎に削除頻度を算出すると説明した。また、実施形態2の変形例4に係る警告装置100は、最下位ジャンルの商品の取引ページの内で、最下位のジャンル毎に定められた所定値よりも大きい削除頻度の削除文字列を掲載した取引ページを要警告ページとすると説明した。
しかし、これに限定される訳では無く、警告装置100は、最上位又は中位のジャンル毎に削除頻度を算出しても良い。さらに、警告装置100は、最上位又は中位のジャンルの商品の取引ページの内で、最上位又は中位のジャンル毎に定められた所定値よりも大きい削除頻度の削除文字列を掲載した取引ページを要警告ページとしても良い。
<実施形態2の変形例6>
実施形態2の変形例2に係る警告装置100は、商品毎に定められた複数の所定値を記憶しており、商品毎に削除頻度を算出し、商品毎に定められた所定値よりも大きい削除頻度の削除文字列を掲載した取引ページを要警告ページとすると説明した。
しかし、これに限定される訳では無く、警告装置100は、同一又は類似の商品群毎に定められた複数の所定値を記憶しており、同一又は類似の商品群毎に削除頻度を算出し、同一又は類似の商品群毎に定められた所定値よりも大きい削除頻度の削除文字列を掲載した取引ページを要警告ページとしても良い。同一又は類似の商品群は、例えば、同じジャンルに分類される商品群であってもよいし、同じ直近上位のジャンルに分類される商品群であってもよい。
<実施形態2の変形例7>
実施形態2の変形例4に係る警告装置100は、ジャンル毎に削除頻度を算出し、ジャンル毎に定められた所定値よりも大きい削除頻度の削除文字列を掲載した取引ページを要警告ページとすると説明した。
しかし、これに限定される訳では無く、警告装置100は、同一又は類似のジャンル毎に削除頻度を算出し、同一又は類似のジャンル毎に定められた所定値よりも大きい削除頻度の削除文字列を掲載した取引ページを要警告ページとしても良い。同一又は類似のジャンルは、例えば、直近上位のジャンルが同じジャンルであっても良い。
<実施形態2の変形例8>
実施形態2及び実施形態2の上記複数の変形例において、警告装置100は、第1警告処理を実行することで、取引ページから関連文字列を抽出し、抽出した関連文字列と価格とに矛盾が生じていると判別すると警告を行うと説明した。また、実施形態2及び実施形態2の上記複数の変形例において、警告装置100は、電子市場において削除頻度が所定値以上の関連文字列を特定し、特定した関連文字列が取引ページに掲載されている場合に警告を行うと説明した。
しかし、これに限定される訳ではなく、警告装置100は、第2警告処理を実行し、削除頻度が所定値以上の関連文字列が取引ページに掲載されている場合に警告をするが、第1警告処理の全部又は一部を実行せず、取引ページの関連文字列と価格とに矛盾が生じている場合に警告をしないとしても良い。
<実施形態3>
本発明の実施形態3では、関連文字列は、変更後価格が取引に適用される適用期間に関連した文字列を含むとして説明を行う。実施形態3に係る警告システム1は、価格が変更された日付(以下、価格変更日付)と、変更された価格の適用期間と、に基づいて、取引ページの掲載内容に矛盾が生じているか否かを判別し、矛盾が生じていると判別した場合に警告を行う。
本実施形態に係る警告システム1は、実施形態1及び2並びに実施形態1及び2の上記複数の変形例で説明した警告システム1とほぼ同様の構成を有し、ほぼ同様に動作し、ほぼ同様の機能を有する。このため、以下、本実施形態に係る警告システム1と、実施形態1及び2並びに実施形態1及び2の上記複数の変形例で説明した警告システム1と、の相違について説明する。
本実施形態では、取引ページの画像コンテンツ表示部ICには、図14に示すように、変更後価格が取引に適用される期間を表す文字列「クリスマス前」及び「1週間限定」を含んだ画像が掲載されているとして説明を行う。
本実施形態において、情報記憶部190が記憶する取引価格テーブルには、価格変更日付を表す情報と、取引ページに掲載された関連文字列と、が、商店ID、商品ID、変更後価格を表す情報、及び取引ページのURL等に対応付けられて複数保存されている。
本実施例では、警告装置100は、価格変更日時を表す情報が保存された取引価格テーブルを用いて、図4に示した第1警告処理を実行する。警告装置100は、第1警告処理を開始すると、ステップS01からステップS03の処理を実行することで、取引価格テーブルに保存された変更後価格を表す情報を更新する。その後、警告装置100の更新部130は、OSから現在日時を取得し、取得した日時に基づき価格変更日付を特定する。その後、価格変更日付を表す情報を、更新した変更後価格を表す情報に対応付けて取引価格テーブルに保存する。
尚、価格変更日付は、取引価格テーブルにおいて変更後価格を表す情報が変更された日付に限定される訳では無く、変更後価格を表す情報を受信又は取得した日付、又は、変更後価格を掲載した取引ページが公開された日付であっても良い。
その後、警告装置100は、ステップS04からS06の処理を実行する。次に、警告装置100の更新部130は、ステップS06で抽出された関連文字列の内で、変更後価格が取引に適用される適用期間に関連した文字列(以下、期間関連文字列)を、ステップS03で更新した変更後価格を表す情報と対応付けて取引価格テーブルに保存する。
その後、警告装置100は、ステップS07及びS08の処理を実行した後に、第1警告処理を終了する。
本実施形態では、図3のCPU101は、予め定められた時刻になると、価格変更日時を表す情報と期間関連文字列が保存された取引価格テーブルを用いて、図15に示す第3警告処理を実行する。第3警告処理は、変更後の価格が適用される期間が過ぎている場合に警告を行う処理である。
第3警告処理を開始すると、取得部120は、取引価格テーブルから期間関連文字列と価格変更日付を表す情報の組み合わせを1又は複数取得する(ステップS21)。
その後、判別部150は、期間関連文字列と価格変更日付を表す情報の組み合わせそれぞれについて、変更後価格の有効期限を特定する(ステップS22)。例えば、期間関連文字列が「クリスマス前」であれば、判別部150は、OSから現在日時を取得し、取得した日時から半年以内に到来する又は到来したクリスマスの前日を有効期限として特定する。また例えば、期間関連文字列が「1週間限定」であれば、判別部150は、価格変更日付から1週間後の日付を有効期限として特定する。
次に、判別部150は、特定された有効期限のぞれぞれについて、OSから取得した日時に基づいて期限が過ぎているか否かを判別することで、掲載内容に矛盾が生じている取引ページが存在するか否かを判別する(ステップS23)。掲載内容に矛盾が生じている取引ページとは、期間関連文字列で定まる有効期限の過ぎた変更後価格が掲載されているページである。
これに対して、判別部150は、有効期限の全てについて期限が過ぎていないと判別すると、期限切れの変更後価格を掲載した取引ページが存在しないと判別する。これに対して、有効期限のいずれかについて期限が過ぎていると判別すると、期限が過ぎた有効期限を定める期間関連文字列と変更後価格とを掲載する取引ページを特定する。
ステップS23において、有効期限の過ぎた変更後価格が掲載された取引ページが存在すると判別部150が判別すると、警告部160は警告文を生成する。警告部160が作成する警告文は、期間関連文字列と、期間関連文字列により定まる変更後価格の有効期間と、有効期間が既に経過していることを警告する文と、を含む。
次に、警告部160は、期間関連文字列に下線を付したり、期間関連文字列を含む画像コンテンツを縁取りしたりして強調表示する。その後、警告部160は、生成された警告文を取引ページに追加してから、取引ページを使用する商店が使用する端末装置210を宛先としてLANカード106へ出力することで警告を行う(ステップS24)。その後、警告部160は、第3警告処理の実行を終了する。
これらの構成によれば、警告装置100は、期間関連文字列に基づいて定まる変更後価格の有効期限が過ぎていると、有効期限が過ぎた変更後価格を掲載した取引ページを使用する商店に警告を行う。このため、警告装置100は、有効期限が過ぎている変更後価格が取引ページに掲載され続けることを抑制できる。
本実施形態1から3及び本実施例1から3の上記複数の変形例は、互いにそれぞれ組み合わせることができる。本実施形態1から3及び本実施例1から3の上記複数の変形例のいずれかに係る機能を実現するための構成を備えた警告装置100として提供できることはもとより、複数の装置で構成されるシステムであって、本実施形態1から3及び本実施例1から3の上記複数の変形例のいずれかに係る機能を実現するための構成をシステム全体として備えたシステムとして提供することもできる。
本実施形態1から3及び本実施例1から3の上記複数の変形例のいずれかに係る機能を実現するための構成を予め備えた警告装置100として提供できることはもとより、プログラムの適用により、既存の警告装置100を本実施形態1から3及び本実施例1から3の上記複数の変形例のいずれかに係る警告装置100として機能させることもできる。すなわち、上記本実施形態1から3及び本実施例1から3の上記複数の変形例のいずれかで例示した警告装置100による各機能構成を実現させるためのプログラムを、既存の警告装置を制御するコンピュータ(CPUなど)が実行できるように適用することで、本実施形態1から3及び本実施例1から3の上記複数の変形例のいずれかに係る警告装置100として機能させることができる。
このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、メモリカード、CD−ROM、又はDVD−ROMなどの記録媒体に格納して配布できる他、インターネットなどの通信媒体を介して配布することもできる。また、本発明に係る検索方法は、本実施例1から3の上記複数の変形例のいずれかに係る警告装置100を用いて実施できる。
以上本発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
10:通信網
100:警告装置
101:CPU
102:ROM
103:RAM
104:ハードディスク
105:メディアコントローラ
106:LANカード
107:ビデオカード
108:LCD
109:キーボード
110:スピーカ
111:タッチパッド
120:取得部
130:更新部
140:抽出部
150:判別部
160:警告部
170:算出部
180:特定部
190:情報記憶部
210、220:端末装置
211、221:入力部
219、229:表示部

Claims (9)

  1. 多数の商店が取引を行う電子市場において、取引対象の取引価格が変更されると、当該取引対象を取引するためのウェブページから、当該取引対象の価格に関連する関連文字列を抽出する抽出部、
    前記抽出された関連文字列の内で、当該ウェブページから置換又は削除された頻度が所定値以上の関連文字列を特定する特定部、
    前記関連文字列が抽出されたウェブページに前記特定された関連文字列が掲載されていれば、前記抽出された関連文字列に関連する価格前記電子市場相場価格とに相違が生じている判別する判別部、
    前記相違が生じていると判別されると警告を行う警告部、を備える、
    ことを特徴とする警告装置。
  2. 取引対象の取引価格が変更されると、当該取引対象を取引するためのウェブページから、当該取引対象の価格に関連する関連文字列を抽出する抽出部、
    前記抽出された関連文字列と変更後の価格とに矛盾が生じているか否かを判別する判別部、
    前記矛盾が生じていると判別されると警告を行う警告部、を備え、
    前記関連文字列は、前記変更後の価格が前記取引に適用される適用期間にさらに関連しており、
    前記判別部は、前記価格が変更された日付と、前記適用期間と、に基づいて、前記ウェブページの掲載内容に矛盾が生じているか否かをさらに判別し、
    前記警告部は、前記矛盾が生じていると判別されると警告を行う、
    ことを特徴とする警告装置。
  3. 取引対象の取引価格が変更されると、当該取引対象を取引するためのウェブページから、当該取引対象の価格に関連する関連文字列を抽出する抽出部、
    前記抽出された関連文字列と変更後の価格とに矛盾が生じているか否かを判別する判別部、
    前記矛盾が生じていると判別されると警告を行う警告部、を備え、
    前記関連文字列は、変更前の価格を表す文字列、前記変更前の価格と前記変更後の価格との差額を表す文字列、又は、前記変更前の価格を示唆する文字列であり、
    前記取引対象の変更前の価格を記憶する情報記憶部、をさらに備え、
    前記判別部は、前記関連文字列に基づいて特定された変更前の価格と、前記記憶された変更前の価格と、に基づいて、前記矛盾が生じているか否かを判別する、
    ことを特徴とする警告装置。
  4. 多数の商店が取引を行う電子市場において、取引に用いられるウェブページから置換又は削除された頻度が所定値以上の関連文字列を特定する特定部、をさらに備え、
    前記警告部は、前記特定された関連文字列が前記ウェブページに掲載されている場合に警告を行う、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の警告装置。
  5. 前記抽出部は、前記ウェブページに掲載された画像から関連文字列を抽出する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の警告装置。
  6. 前記取引価格は、前記取引の対象物の価格と、前記対象物の配達価格と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の警告装置。
  7. コンピュータを、
    多数の商店が取引を行う電子市場において、取引対象の取引価格が変更されると、当該取引対象を取引するためのウェブページから、当該取引対象の価格に関連する関連文字列を抽出する抽出部、
    前記抽出された関連文字列の内で、当該ウェブページから置換又は削除された頻度が所定値以上の関連文字列を特定する特定部、
    前記関連文字列が抽出されたウェブページに前記特定された関連文字列が掲載されていれば、前記抽出された関連文字列に関連する価格前記電子市場相場価格とに相違が生じている判別する判別部、
    前記相違が生じていると判別されると警告を行う警告部、として機能させる、
    ことを特徴とするプログラム。
  8. コンピュータを、
    多数の商店が取引を行う電子市場において、取引対象の取引価格が変更されると、当該取引対象を取引するためのウェブページから、当該取引対象の価格に関連する関連文字列を抽出する抽出部、
    前記抽出された関連文字列の内で、当該ウェブページから置換又は削除された頻度が所定値以上の関連文字列を特定する特定部、
    前記関連文字列が抽出されたウェブページに前記特定された関連文字列が掲載されていれば、前記抽出された関連文字列に関連する価格前記電子市場相場価格とに相違が生じている判別する判別部、
    前記相違が生じていると判別されると警告を行う警告部、として機能させる、
    ことを特徴とするプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  9. 多数の商店が取引を行う電子市場において、取引対象の取引価格が変更されると、警告装置が、当該取引対象を取引するためのウェブページから、当該取引対象の価格に関連する関連文字列を抽出する抽出ステップ、
    前記警告装置が、前記抽出された関連文字列の内で、当該ウェブページから置換又は削除された頻度が所定値以上の関連文字列を特定する特定ステップ、
    前記関連文字列が抽出されたウェブページに前記特定された関連文字列が掲載されていれば、前記警告装置が、前記抽出された関連文字列に関連する価格前記電子市場相場価格とに相違が生じている判別する判別ステップ、
    前記相違が生じていると判別されると、前記警告装置が警告を行う警告ステップ、を有する、
    ことを特徴とする警告方法。
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