JP5778809B2 - 擬似階調の設定方法 - Google Patents

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本発明は、擬似階調の設定方法であって、特に、階調表示に関する擬似階調の設定方法に関するものである。
近年、マトリクス型の画像表示装置(以下、単に表示装置ともいう)において、データ処理能力の向上等により入力画像信号のビット数が多くなり、データドライバICから出力可能なビット数を越える場合がある。つまり、表示装置では、表現できる階調数がデータドライバICの性能に依存し、データドライバICから出力可能なビット数が入力画像信号のビット数よりも少ない場合には、階調つぶれや階調飛びなどの現象が発生する。表示装置に階調つぶれや階調飛びなどの現象が発生するとユーザが表示しようとする画像を表示装置に忠実に再現することができなくなる。
そのため、表示装置で画像を忠実に再現しようとすれば、入力画像信号のビット数より多いビット数の出力が可能なデータドライバICに変更する必要がある。しかし、データドライバICの出力可能なビット数を多くするには、データドライバICのコストアップが伴う。そこで、入力画像信号のビット数より少ないビット数しか出力できないデータドライバICを用いても入力画像信号のビット数の階調を表示できる方法として、例えば、FRC(Frame Rate Control)方式を採用することが考えられる。
FRC方式は、画素1ドットの表示に対し、mフレーム(1周期)のうちn(n<m)フレームが階調Gpを表示し、残りの(m−n)フレームがGq階調を表示することで観察者の目にGp階調とGq階調とのフレーム比率の加重時間平均の階調(擬似階調)を視認させる方式である。なお、具体的に、FRC方式を適用した表示装置の例は特許文献1等に記載されている。
特開平10−49108号公報
しかし、jビットの入力画像信号をiビット(i<j)出力可能なデータドライバICで表示させる場合、FRC方式を表示装置に用いたとしても表現できる階調数が不足する問題があった。具体的に説明すると、iビットの各階調間に2^(j−i)フレームを1組として{2^(j−i)−1}個の擬似階調をFRC方式で作成した場合、表示装置において出力可能な階調数は、{2^j−2^(j−i)+1}個となる。しかし、表示しようとする入力画像信号の階調数(2^j)に対し、2^(j−i)−1階調分が不足する。不足する階調分は、表示画像として、いわゆる「階調つぶれ」となる。
階調つぶれを解消し、不足する階調分を得るためには、ある階調Grと階調Gr+1との間においてのみ、2^(j−i)フレームと異なるフレーム数でフレームレートコントロール(FRC)を行う必要がある。具体的には、2^(j−i)フレーム数と、不足している階調数と同数のフレーム数{2^(j−i)−1}との合計である{2^(j−i+1)−1}個のフレーム数を1組として、{2^(j−i+1)−1}−1個の擬似階調を作成し、不足階調を補う方法がある。
しかし、このような従来の擬似階調の設定方法では、2^(j−i)フレームを1組とする擬似階調を作成した階調間と、不足階調を補うために{2^(j−i+1)−1}フレームを1組とする擬似階調を作成した階調間とが存在することになる。そのため、当該2つの擬似階調の部分の間で表示が時間的に変化するような画像の場合、フレーム数が2^(j−i)の擬似階調を表示するときに比べ、フレーム数が{2^(j−i+1)−1}の擬似階調を表示するときの方が極端に周波数が小さくなるため、人の目にちらつきが視認されやすくなる問題があった。
そこで、本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、ちらつきを低減しつつ、入力される画像信号の階調を全て表示可能な擬似階調の設定方法及びこの方法を用いた表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る解決手段は、FRC(Frame Rate Control)方式を採用した表示装置によって実行され、第1ビット数より小さい第2ビット数の階調データに基づき擬似階調を設定して、前記第2ビット数の階調データと追加した擬似階調との合計階調数を、前記第1ビット数の階調数として得る擬似階調の設定方法であって、隣接する階調間において、Nフレーム(Nは2以上の自然数)を1組としてフレームレートコントロールを行い擬似階調を追加する第1擬似階調作成ステップと、1階調分隔てた2階調間において、前記Nフレームを1組としてフレームレートコントロールを行い擬似階調を追加する第2擬似階調作成ステップと、前記第1または前記第2擬似階調作成ステップで追加した擬似階調と前記第2ビット数の階調数とを合わせた合計階調数が、前記第1ビット数の階調数を満たしているか否かを判断する階調数比較ステップと、前記合計階調数が、前記第1ビット数の階調数を満たしていない場合に、前記Nの値を順次繰り上げて前記第1擬似階調作成ステップと前記第2擬似階調作ステップとを交互に繰り返し実行し、前記第1ビット数の階調に至るまで擬似階調を順次追加する擬似階調追加ステップとを備え、前記追加された擬似階調のうち、前記第2ビット数の階調または繰り上げ前の前記第1または第2擬似階調作成ステップで追加した擬似階調の輝度レベルと同程度の輝度レベルとなる擬似階調を除外する階調除外ステップを、さらに備える。
本発明に記載の擬似階調の設定方法は、第1擬似階調作成ステップを行った階調間の少なくとも1つに第2擬似階調作成ステップの擬似階調を追加するので、ちらつきを低減しつつ、入力される画像信号の階調を全て表示可能とすることができる。
本発明の実施の形態1に係る表示装置のブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る表示装置のFRCを説明する図である。 本発明の実施の形態1に係る擬似階調の設定方法のフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る擬似階調の設定方法のフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る擬似階調の設定方法のフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係る階調と輝度レベルとの関係を説明する図である。 本発明の実施の形態4に係る擬似階調の設定方法のフローチャートである。
(実施の形態1)
本実施の形態に係るマトリクス型の画像表示装置(以下、単に表示装置ともいう)の回路構成を示すブロック図を図1に示す。図1に示す表示装置では、jビットの入力画像信号(以下、単に画像信号ともいう)が入力される信号処理回路1では、画像信号をレベルに対応したデジタル信号に変換する。さらに、信号処理回路1では、当該デジタル信号に対し、タイミング調整やレベル調整などを行い、表示データとしてデータドライバIC2に出力する。
データドライバIC2は、入力された表示データを所定の階調データ(iビット)として表示パネル3に供給する。一方、走査ドライバIC4は、表示パネル3の各画素に対し走査信号を供給する。表示パネル3の各画素は、走査信号が供給されている間に、データドライバIC2から供給された階調データを表示する。なお、図1には図示していないが、データドライバIC2及び走査ドライバIC4の駆動タイミングを制御するタイミングコントローラも表示装置には設けられている。
図1に示す表示装置では、画像信号のビット数がjビットであるが、データドライバIC2から出力される階調データのビット数はiビットである。このとき、iビットがjビットより小さい場合は、階調つぶれや階調飛びなどの現象が発生し、表示しようとする画像を忠実に再現できない。そのため、本実施の形態に係る表示装置では、表示する画像の階調数よりも少ない階調数を出力可能なデータドライバIC2でも、表示する画像の階調数を表現できるようにFRC(Frame Rate Control)方式を採用する。
FRC方式は、背景技術でも説明したように、画素1ドットの表示に対し、mフレーム(1周期)のうちn(n<m)フレームが階調Gpを表示し、残りの(m−n)フレームがGq階調を表示することで観察者の目にGp階調とGq階調とのフレーム比率の加重時間平均の階調(擬似階調)を視認させる方式である。
図2を用いて具体的にFRC方式を説明する。まず、図2に示すFRC方式では、Gp階調(輝度レベルをLpとする)と、Gq階調(輝度レベルをLqとする)の間に、3つの擬似階調を表示する例である。この例では、4フレームを1組としてフレームレートコントロール(FRC)を行う。つまり、図2の2段目に示すように、4フレームのうち3フレームでGp階調を表示させ、残りの1フレームでGq階調を表示させると、視認される輝度レベルは、Gp階調とGq階調のフレーム比率の加重時間平均である[Lp×3/4+Lq×1/4]となる。
同様に、図2の3段目に示すように、4フレームのうち2フレームのそれぞれでGp階調とGq階調を表示させた場合、視認される輝度レベルは[Lp×2/4+Lq×2/4]=[(Lp+Lq)/2]となる。さらに、図2の4段目に示すように、4フレームのうち1フレームでGp階調を表示させ、残りの3フレームでGq階調を表示させると、視認される輝度レベルは、[Lp×1/4+Lq×3/4]となる。
しかし、FRC方式を用いたとしても、発明が解決しようとする課題で説明したようにiビットのデータドライバIC2で、jビット(i<j)の画像信号を表示させる場合、2^(j−i)−1階調分が不足するという問題があった。
例えば、6ビット(階調0から階調63までの64階調数)の階調データを出力できるデータドライバIC2を用いて、8ビット(256階調数)の画像信号を表示させようとした場合の画像信号と階調データとの対応表を表1に示す。
Figure 0005778809
表1では、左側からデータドライバIC2の階調、FRCによる輝度レベル、画像信号の階調が順に示されている。また、表1では、4フレームを1組としてFRCを行い、6ビットの各階調間に3階調分の擬似階調を作成している。
しかし、表1では、表示される階調が0階調から252階調までであり、合計(64−1)×3+64=253階調となる。そのため、画像信号の256階調表示に対して、データドライバIC2から出力される階調データは3階調分不足することになる。この場合、一般に表2に示す処理が行われる。
Figure 0005778809
表2では、画像信号の0階調〜255階調のうち、252階調〜255階調までが同一の輝度レベル(データドライバIC2の63階調)として表示され、表示画像としては、いわゆる「階調つぶれ」となる。なお、表2では、低階調側からFRCの擬似階調を設ける構成であるため、高階調側に「階調つぶれ」が生じているが、逆に、高階調側からFRCの擬似階調を設ける構成であれば、低階調側に「階調つぶれ」が生じることになる。
この階調つぶれを解消し、且つ不足する階調分を得るために、「発明が解決しようとする課題」で説明した例では、ある階調Grと階調Gr+1との間にのみ、他の階調と異なるフレーム数を1組として擬似階調を作成する方法が示されている。具体的に表1の場合に適用すると、表3に示すように、不足する3階調分を得るために、データドライバIC2の62階調と63階調の間にのみ、7フレームを1単位としFRCを行う。
Figure 0005778809
つまり、表3では、データドライバIC2の62階調と63階調の間に、6階調分の擬似階調を追加し、合計で(64−2)×4+7+1=256階調を得ている。ここで、7フレームを1単位としたが、信号処理回路1のアルゴリズムの簡便性から8フレームを1単位として作成された7階調の擬似階調うち、6階調を用いる構成でも良い。
しかし、6ビット(64階調数)のデータドライバIC2を用いて、8ビット(256階調数)の階調データを表示させる場合、階調データの247階調以下の擬似階調は、階調{4n−3},階調{4n−2},階調{4n−1}(nは自然数)となり、2つの階調レベルが変化する周期が4フレーム(周波数としては一般に15Hz)となる。一方、階調データの249階調以上の擬似階調では、2つの階調レベルが変化する周期が7フレーム(周波数としては約8Hz)と低周波となる。そのため、4フレームの擬似階調と7フレームの擬似階調とが時間的に変化する画像では、人の目にちらつきが視認される。
そこで、本実施の形態に係る表示装置では、ちらつきを低減しつつ、入力される画像信号の階調を全て表示可能とする以下の擬似階調の設定方法を採用している。図3に、本実施の形態に係る擬似階調の設定方法のフローチャートを示す。図3に示すフローチャートでは、iビットの階調データを出力可能なデータドライバIC2を用いて、jビット(i<j)の画像信号の階調を表示させる擬似階調の設定方法である。まず、図3に示すフローチャートでは、2^(j−i)フレームを1組としてFRCを行い2^(j−i)−1個の擬似階調を、iビットの各階調間に作成する(ステップS1)。なお、ステップS1により、FRCによらない階調数2^i個に、FRCによる階調数{2^j−2^i−2^(j−i)+1}個を追加した階調数が表示可能となる。
次に、画像信号の階調数2^jに対して、不足する階調数{2^(j−i)−1}について、階調Gpと階調Gp+1の間に、3フレームを1組としてFRCを行い擬似階調{Gp×2/3+(Gp+1)×1/3}、{Gp×1/3+(Gp+1)×2/3}を作成する(ステップS2)。つまり、本実施の形態に係る擬似階調の設定方法では、4フレームを1組としてFRCを行った擬似階調と、3フレームを1組としてFRCを行った擬似階調とがある階調間に共存することになる。
なお、不足する階調数{2^(j−i)−1}が1個の場合は、{Gp×2/3+(Gp+1)×1/3}又は、{Gp×1/3+(Gp+1)×2/3}のいずれを用いても良い。また、不足する階調数が3個の場合は、階調Gpと階調Gp+1との間にステップS2の擬似階調を2個用いて、別の階調Gqと階調Gq+1との間にステップS2の擬似階調を1個用いる。
次に、ステップS1及びステップS2で追加した擬似階調とiビットの階調数とを合わせた合計階調数が、画像信号の階調数2^jに至るまで、ステップS2による擬似階調を階調間に追加する(ステップS3)。
本実施の形態に係る擬似階調の設定方法の具体例を表4に示す。
Figure 0005778809
表4では、6ビット(64階調数)出力のデータドライバIC2を用いて、8ビット(256階調数)の階調データを表示させる場合を示す。まず、6ビットの各階調間に、4(2^(8−6))フレームを1組としてFRCを行い、3個の擬似階調を作成する。これはステップS1に対応し、作成された擬似階調を合わせた階調数は(64−1)×4+1=253階調数となる。この階調数は、入力された画像信号の階調数である256階調数に対して3階調数少ない。
そこで、階調[62]と階調[63]との間に、3フレームを1組としてFRCを行い作成された擬似階調{[62]×2/3+[63]×1/3}及び、{[62]×1/3+[63]×2/3}を追加する(ステップS2)。なお、4フレームを1単位として作成した3つの擬似階調の階調レベルと、3フレームを1単位として作成した2つの擬似階調の階調レベルとを比較し、小さい方から順に擬似階調と8ビットの階調数とを対応させる。
表4では、階調{251}に擬似階調{[62]×2/3+[63]×1/3}、階調{253}に擬似階調{[62]×1/3+[63]×2/3}を対応させている。さらに、階調[61]と階調[62]の間に、3フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調{[61]×2/3+[62]×1/3}を階調{246}としている。
以上のように、本実施の形態では、iビットの階調数を出力可能なデータドライバIC2で、jビット(i<j)の画像信号を表示をさせる場合、iビットの各階調間に、2^(j−i)フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調を追加する。さらに、不足する階調数{2^(j−i)−1}に対して、3フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調を追加する。追加できる最大階調数は、2×(2^i−1)である。なお、上記の擬似階調の追加でもさらに不足している場合は、5フレームを1組としてFRCを行うか、7フレームを1組としてFRCを行うかによって作成された擬似階調を追加することができる。本実施の形態に係る擬似階調の設定方法及びこの擬似階調の設定方法を用いた表示装置によれば、ちらつきを低減しつつ、入力される画像信号の階調数2^jの全てを表示することができる。
(実施の形態2)
図4に、本実施の形態に係る擬似階調の設定方法のフローチャートを示す。図4に示すフローチャートでは、iビットの階調データを出力可能なデータドライバIC2を用いて、jビット(i<j)の画像信号の階調を表示させる。まず、図4に示すフローチャートでは、2フレーム及び3フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調を、iビットの各階調間に追加する(ステップS1)。例えば、階調Gkと階調Gk+1との間には、2フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調{Gk×1/2+(Gk+1)×1/2}及び、3フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調{Gk×2/3+(Gk+1)×1/3},{Gk×1/3+(Gk+1)×2/3}が追加される。
これらの擬似階調及び、もとのiビットの階調数を合わせた合計階調数は、2^i+(2^i−1)+(2^i−1)×2=2^(i+2)−3となる。ここで、合計階調数は、入力された画像信号の階調数2^jに対して、{2^j−2^(i+2)+3}階調数不足することになる。
次に、階調Gpと階調Gp+1との間に、4フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調{Gp×1/4+(Gp+1)×3/4},{Gp×3/4+(Gp+1)×1/4}を不足する階調数に対して追加する(ステップS5)。このとき、不足する階調数{2^j−2^(i+2)+3}が1個の場合は、{Gp×1/4+(Gp+1)×3/4}又は、{Gp×3/4+(Gp+1)×1/4}のいずれを用いても良い。また、不足する階調数が3個の場合は、階調Gpと階調Gp+1との間にステップS5の擬似階調を2個追加し、別の階調Gqと階調Gq+1との間にステップS5の擬似階調を1個追加する。
次に、ステップS4及びステップS5で追加した擬似階調とiビットの階調数とを合わせた合計階調数が、画像信号の階調数2^jに至るまで、ステップS5による擬似階調を階調間に追加する(ステップS6)。
次に、本実施の形態に係る擬似階調の設定方法の具体例を表5に示す。
Figure 0005778809
表5では、6ビット(64階調数)出力のデータドライバIC2を用いて、8ビット(256階調数)の階調データを表示させる場合を示す。まず、6ビットの各階調間に、2フレーム及び3フレームを1組としてFRCを行い、3個の擬似階調を作成する。これはステップS4に対応し、作成された擬似階調を合わせた階調数は(64−1)×4+1=253階調数となる。この階調数は、入力された画像信号の階調数である256階調数に対して3階調数少ない。
そこで、階調[62]と階調[63]との間に、4フレームを1組としてFRCを行い作成された擬似階調{[62]×3/4+[63]×1/4}及び、{[62]×1/4+[63]×3/4}を追加する(ステップS5)。なお、2フレーム及び3フレームを1単位として作成した3つの擬似階調の階調レベルと、4フレームを1単位として作成した2つの擬似階調の階調レベルとを比較し、小さい方から順に擬似階調と8ビットの階調数とを対応させる。表4では、階調{250}に擬似階調{[62]×3/4+[63]×1/4}、階調{254}に擬似階調{[62]×1/4+[63]×3/4}を対応させている。さらに、階調[61]と階調[62]の間に、4フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調{[61]×3/4+[62]×1/4}を階調{245}としている。
以上のように、本実施の形態に係る擬似階調の設定方法では、iビットの階調数を出力可能なデータドライバIC2で、jビット(i<j)の画像信号を表示をさせる場合、iビットの各階調間に、2フレーム及び3フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調を追加する。さらに、本実施の形態に係る擬似階調の設定方法では、不足する階調数{2^(i+2)−3}に対して、4フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調数を追加している。なお、4フレームを1組としたFRCの場合、最大で2×(2^i−1)個の擬似階調を追加することが可能であるが、さらに不足する場合は、5フレームを1組としたFRCや、7フレームを1組としたFRCにより作成した擬似階調をさらに追加しても良い。
本実施の形態に係る擬似階調の設定方法及びこの擬似階調の設定方法を用いた表示装置によれば、nフレーム(n=2,3,4,・・・)を1組としてFRCを行い擬似階調を作成するので、擬似階調のフレーム周波数が可能な限り高くなり、ちらつきを抑制しつつも入力された画像信号の階調数を全て表示することができる。
(実施の形態3)
図5に、本実施の形態に係る擬似階調の設定方法のフローチャートを示す。図5に示すフローチャートでは、iビットの階調データを出力可能なデータドライバIC2を用いて、jビット(i<j)の画像信号の階調を表示させる場合に、まず、2^(j−i)フレームを1組としてFRCを行い作成された擬似階調を、iビットの各階調間に作成する(ステップS7)。なお、ステップS7により、FRCによらない階調数2^i個に、FRCによる階調数{2^j−2^i−2^(j−i)+1}個を追加した階調数を表示することができるようになる。
次に、ステップS7による擬似階調の追加でも不足する階調数{2^(j−i)−1}に対し、階調Gp−1(輝度レベルをLp−1とする)と階調Gp+1(輝度レベルをLp+1とする)との間(連続する2階調間)に、2フレームを1組としてFRCを行うことで作成した擬似階調Gcを追加する(ステップS8)。ステップS8で作成された擬似階調Gcの輝度レベルは{(Lp−1)+(Lp+1)}/2となるが、階調Gp−1と階調Gp+1との間にはステップS7による擬似階調も存在するため、当該擬似階調の輝度レベルとの大小関係で階調の順序付けを行う。
例えば、図6に、階調Gp−1と階調Gp+1との間における輝度レベルと階調との関係を示す。図6では、横軸を階調、縦軸を輝度レベルとしている。そして、図6には、階調Gp−1と階調Gpとの間に4フレームを1組としてFRCを行い作成した3つの擬似階調Ga1,Ga2,Ga3、階調Gpと階調Gp+1との間に4フレームを1組としてFRCを行い作成した3つの擬似階調Gb1,Gb2,Gb3がそれぞれ図示されている。
さらに、図6には、階調Gp−1と階調Gp+1との間に2フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調Gcが図示されているが、その図示される位置は、擬似階調Gcの輝度レベル({(Lp−1)+(Lp+1)}/2)と、他の擬似階調Ga1,Ga2,Ga3,Gb1,Gb2,Gb3の輝度レベルとを比較して決められる。図6の例では、輝度レベルの大きさが階調Gp<擬似階調Gc<擬似階調Gb1となるため、擬似階調Gcが階調Gpと擬似階調Gb1との間に図示されることになる。
次に、ステップS7及びステップS8で追加した擬似階調とiビットの階調数とを合わせた合計階調数が、画像信号の階調数2^jに至るまで、ステップS8による擬似階調を連続する2階調間に追加する(ステップS9)。ステップS8では、階調Gp−1と階調Gp+1との間において2フレームを1組としてFRCを行うことで作成された擬似階調を最大で2^i−2個追加することができる。しかし、ステップS8で追加する擬似階調では、不足する階調数を補えない場合には、階調Gp−1と階調Gp+1の間において3フレームや5フレームを1組としてFRCを行い作成された擬似階調をさらに追加しても良い。なお、追加された擬似階調の階調順序は、輝度レベルの大小関係によって決定されることはいうまでもない。
次に、本実施の形態に係る擬似階調の設定方法の具体例を表6に示す。
Figure 0005778809
表6では、6ビット(64階調数)出力のデータドライバIC2を用いて、8ビット(256階調数)の階調データを表示させる場合を示す。まず、6ビットの各階調間に、4フレーム(2^(8−6))フレームを1組としてFRCを行い、3個の擬似階調を作成する。これはステップS7に対応し、作成された擬似階調を合わせた階調数は(64−1)×4+1=253階調数となる。この階調数は、入力された画像信号の階調数である256階調数に対して3階調数少ない。
そこで、階調[0]と階調[2]との間において、2フレームを1組としてFRCを行い{[0]×1/2+[2]×1/2}の輝度レベルを有する擬似階調を作成する(ステップS8)。この擬似階調の輝度レベルと、階調[0]と階調[2]との間においてステップS7で追加された擬似階調を含む7つの階調の輝度レベルとを比較し、小さい方から順に8ビットの階調数を対応させる。表6の例では、{[0]×1/2+[2]×1/2}の輝度レベルを有する擬似階調を、8ビットの階調表現での{5}と設定した。
同様に、階調[1]と階調[3]との間において、2フレームを1組としてFRCを行い{[1]×1/2+[3]×1/2}の輝度レベルを有する擬似階調を作成し、8ビットの階調表現での{10}と設定した。さらに、階調[2]と階調[4]との間において、2フレームを1組としてFRCを行い{[2]×1/2+[4]×1/2}の輝度レベルを有する擬似階調を作成し、8ビットの階調表現での{15}と設定した。
なお、本実施の形態に係る擬似階調の設定方法では、不足する階調に対し、連続する2階調間において2フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調を追加している。しかし、表示装置の階調−輝度(レベル)特性が線形となる領域の階調に対して本実施の形態に係る擬似階調の設定方法を用いた場合、擬似階調と通常の階調との輝度レベルの差異がなくなることが考えられる。そのため、本実施の形態に係る擬似階調の設定方法では、特にステップS8の擬似階調を適用する階調が表示装置の階調−輝度(レベル)特性が非線形となる領域であることが望ましい。
以上のように、本実施の形態に係る擬似階調の設定方法及びこの擬似階調の設定方法を用いた表示装置では、連続する2階調間に、2フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調を追加するので、実施の形態1のように3フレームを1組としてFRCを行い擬似階調を作成する場合に比べて、FRCの周波数が高くなり、階調間の輝度差が比較的小さい場合にちらつきを軽減することができる。
(実施の形態4)
図7に、本実施の形態に係る擬似階調の設定方法のフローチャートを示す。図7に示すフローチャートでは、iビットの階調データを出力可能なデータドライバIC2を用いて、jビット(i<j)の画像信号の階調を表示させる場合の擬似階調の設定方法である。まず、2フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調を、iビットの各階調間に作成する(ステップS10)。例えば、階調Gpと階調Gp+1との間には、2フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調{Gp×1/2+(Gp+1)×1/2}を追加する。なお、ステップS10により追加される階調数は[2^i−1]個となる。
次に、iビットの各階調間において1階調分隔てた2階調間(連続する2階調間)に対し、2フレームを1組としてFRCを行い作成される擬似階調を追加する(ステップS11)。例えば、階調Gp−1と階調Gp+1との間に、2フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調{(Gp−1)×1/2+(Gp+1)×1/2}を追加する。なお、ステップS11により追加される階調数は[2^i−2]個となる。また、ステップS11で作成した擬似階調のうち、iビットの階調又はステップS10で作成した擬似階調の輝度レベルと同程度の輝度レベルとなる擬似階調は除外する。
次に、ステップS12では、ステップS10及びステップS11で追加した擬似階調とiビットの階調数とを合わせた合計階調数が、画像信号の階調数2^jを満たしているか否かを判断する。そして、ステップS12において、合計階調数が、画像信号の階調数2^jを満たしている場合は擬似階調の設定を終了し、満たしていない場合はステップS13に進む。
次に、ステップS13では、3フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調を、iビットの各階調間に作成する。例えば、階調Gpと階調Gp+1との間には、3フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調{Gp×2/3+(Gp+1)×1/3},{Gp×1/3+(Gp+1)×2/3}を追加する。なお、ステップS13により追加される階調数は{2×(2^i−1)}個となる。また、ステップS13で作成した擬似階調のうち、iビットの階調又はステップS10,11で作成した擬似階調の輝度レベルと同程度の輝度レベルとなる擬似階調は除外する。
次に、ステップS14では、ステップS10,ステップS11及びステップS13で追加した擬似階調とiビットの階調数とを合わせた合計階調数が、画像信号の階調数2^jを満たしているか否かを判断する。そして、ステップS14において、合計階調数が、画像信号の階調数2^jを満たしている場合は擬似階調の設定を終了し、満たしていない場合はステップS15に進む。
次に、ステップS15では、iビットの各階調間において1階調分隔てた2階調間(連続する2階調間)に対し、3フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調を追加する。例えば、階調Gp−1と階調Gp+1との間に、3フレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調{(Gp−1)×2/3+(Gp+1)×1/3},{(Gp−1)×1/3+(Gp+1)×2/3}を追加する。なお、ステップS15により追加される階調数は{2×(2^i−2)}個となる。また、ステップS15で作成した擬似階調のうち、iビットの階調又はステップS10,11,13で作成した擬似階調の輝度レベルと同程度の輝度レベルとなる擬似階調は除外する。
次に、ステップS16では、ステップS10,ステップS11,ステップS13及びステップS15で追加した擬似階調とiビットの階調数とを合わせた合計階調数が、画像信号の階調数2^jを満たしているか否かを判断する。そして、ステップS16において、合計階調数が、画像信号の階調数2^jを満たしている場合は擬似階調の設定を終了し、満たしていない場合は次ステップに進む。
次ステップ以降は、ステップS13からステップS16と同様の処理においてフレーム数を4,5,6・・・と順に繰り上げる。つまり、各階調間に、Nフレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調と、連続する2階調間に、Nフレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調とを順次追加していき、合計階調数が画像信号の階調数2^jとなるまで行う。
以上のように、本実施の形態に係る擬似階調の設定方法では、各階調間に、Nフレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調と、連続する2階調間に、Nフレームを1組としてFRCを行い作成した擬似階調とを順次追加していき、Nの値(2以上の自然数)を順次繰り上げ画像信号の階調数まで追加する。そのため、本実施の形態に係る擬似階調の設定方法及びこの擬似階調の設定方法を用いた表示装置では、FRCの周波数の高い順に擬似階調を作成していくので、周波数の高い擬似階調の数が多くなり、階調間の輝度差が比較的小さい場合にちらつきを軽減することができる。
1 信号処理回路、2 データドライバIC、3 表示パネル、4 走査ドライバIC。

Claims (2)

  1. FRC(Frame Rate Control)方式を採用した表示装置によって実行され、第1ビット数より小さい第2ビット数の階調データに基づき擬似階調を設定して、前記第2ビット数の階調データと追加した擬似階調との合計階調数を、前記第1ビット数の階調数として得る擬似階調の設定方法であって、
    隣接する階調間において、Nフレーム(Nは2以上の自然数)を1組としてフレームレートコントロールを行い擬似階調を追加する第1擬似階調作成ステップと、
    1階調分隔てた2階調間において、前記Nフレームを1組としてフレームレートコントロールを行い擬似階調を追加する第2擬似階調作成ステップと、
    前記第1または前記第2擬似階調作成ステップで追加した擬似階調と前記第2ビット数の階調数とを合わせた合計階調数が、前記第1ビット数の階調数を満たしているか否かを判断する階調数比較ステップと、
    前記合計階調数が、前記第1ビット数の階調数を満たしていない場合に、前記Nの値を順次繰り上げて前記第1擬似階調作成ステップと前記第2擬似階調作ステップとを交互に繰り返し実行し、前記第1ビット数の階調に至るまで擬似階調を順次追加する擬似階調追加ステップとを備え、
    前記追加された擬似階調のうち、前記第2ビット数の階調または繰り上げ前の前記第1または第2擬似階調作成ステップで追加した擬似階調の輝度レベルと同程度の輝度レベルとなる擬似階調を除外する階調除外ステップを、
    さらに備えることを特徴とする擬似階調の設定方法
  2. 請求項1に記載の擬似階調の設定方法であって、
    前記第2擬似階調作成ステップは、階調−輝度特性曲線が非線形となる階調領域に適用することを特徴とする擬似階調の設定方法
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