JP5778523B2 - 映像コンテンツ生成装置、映像コンテンツ生成方法及びコンピュータプログラム - Google Patents
映像コンテンツ生成装置、映像コンテンツ生成方法及びコンピュータプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5778523B2 JP5778523B2 JP2011184087A JP2011184087A JP5778523B2 JP 5778523 B2 JP5778523 B2 JP 5778523B2 JP 2011184087 A JP2011184087 A JP 2011184087A JP 2011184087 A JP2011184087 A JP 2011184087A JP 5778523 B2 JP5778523 B2 JP 5778523B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motion
- data
- beat
- music
- motion data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
非特許文献2には、モーショングラフ(Motion Graphs)を用いて新たな動きデータを生成する技術が開示されている。
非特許文献3には、パス探索技術として、ある始点からダイナミックプログラミングで最適なパスを探索する技術が開示されている。
これにより、前述の映像コンテンツ生成装置がコンピュータを利用して実現できるようになる。
図1は、本発明の一実施形態に係る映像コンテンツ生成装置1の構成を示すブロック図である。図1において、映像コンテンツ生成装置1は、動き解析部11、入力部12、音楽解析部13、コンテンツ生成部14、映像データ生成部15及びコンテンツ表示部16を有する。
人体スケルトン型加速度情報データは、人の各ジョイントの加速度をポーズ毎のフレームデータと複数のポーズの連続により表すものである。なお、人体スケルトン型加速度情報データは、加速度計で記録したり、映像や動きデータから算出したりすることができる。
動き解析部11は、動きデータベース2−1,2−2から動きデータを取得し、取得した動きデータを解析して動き特徴量を取得し、取得した動き特徴量をモーショングラフに格納する。動き解析部11は、動きデータベース2−1,2−2に蓄積される全ての動きデータを対象にする。但し、動きデータベース2−1の動きデータには全て同じラベルが付与されている。一方、動きデータベース2−2の動きデータに対しては、動きデータ毎に、独自のラベルが付与されている。動き解析部11の処理は、実際に映像コンテンツを生成する段階の前に、事前の準備段階として行われる。
ビート抽出部111は、入力された動きデータからビート時刻を検出する。ここで、動きデータのビート時刻は反復的な動きの方向又は強度が変化する時刻である、と定義する。例えば、ダンスなどの動きでは拍子を打つタイミングが相当する。ビート抽出部111は、入力された動きデータを短時間の動きデータに分割し、分割した動き区間から主成分分析によってビート時刻を検出する。
物理量変換ステップでは、入力された動きデータにおいて、時刻tにおけるジョイント相対位置を算出する。ジョイント相対位置は、ルートに対するジョイントの相対的な位置である。
まず、人体スケルトン型角度情報データ内の基本ポーズデータとフレームデータを用いて、ジョイント位置を算出する。基本ポーズデータは、基本ポーズのときのルートの位置及び各ジョイントの位置、並びに各骨の長さなど、基本ポーズを特定する情報を有する。フレームデータは、ジョイント毎に、基本ポーズからの移動量の情報を有する。ここでは、移動量として角度情報を利用する。この場合、時刻tにおけるk番目のジョイントの位置pk(t)は、(1)式および(2)式により算出される。pk(t)は3次元座標で表される。なお、時刻tはフレームデータの時刻である。本実施形態では、時刻tを単に「フレームインデックス」として扱う。これにより、時刻tは、0,1,2,・・・,T−1の値をとる。Tは、動きデータに含まれるフレームの個数である。
データ分割ステップでは、ジョイント相対位置データを、一定時間の区間に分割する。データ分割ステップでは、各ジョイントのジョイント相対位置データ「p’k(t)」に対して、それぞれデータ分割処理を行う。図4,図5にデータ分割処理の概念を示す。データ分割処理では、ジョイント相対位置データを一定時間(一定数のフレーム分に対応)の区間に分割する。分割区間の長さは、適宜、設定可能である。分割区間の長さは、例えば、1フレーム当たりの時間の60倍である。このとき、図4に示されるように、各区間が重複しないようにしてもよく、或いは、図5に示されるように、各区間が重複区間(オーバーラップ)を有するようにしてもよい。重複区間の長さは、適宜、設定可能である。重複区間の長さは、例えば、分割区間の長さの半分である。
主成分分析ステップでは、データ分割ステップによって分割されたジョイント相対位置データに対し、各区間で主成分分析処理を行う。ここで、時刻tのフレーム「x(t)」を用いて、一区間のデータ「X」を「X={x(t1),x(t2),・・・,x(tN)}と表す。但し、Nは区間長(区間内に含まれるフレームの個数)である。Xは、M行N列の行列である(但し、M=3×K)。
まず、(4)式により、Xから平均値を除いたN行M列の行列Dを算出する。
主成分選択ステップでは、各区間において、主成分座標行列Yから主成分を一つ選択する。
(ユーザからの指定がない場合)
ユーザからの指定がない場合には、主成分座標行列Y内の第1主成分(主成分座標行列Yの第1行)を選択する。第1主成分は、一区間における時間関連性がより強いために、動きの変化を表現しており、一般的に、ビート時刻に関する十分な情報を有する。
ユーザによって主成分が指定されている場合には、その指定された主成分(第k主成分(主成分座標行列Yの第k行)、1≦k≦K)を選択する。この場合、映像コンテンツ生成装置1には、動きデータと共に、主成分の指定情報が入力される。若しくは、予め主成分の指定情報を固定的に設定しておいてもよい。
なお、第1主成分以外の第n主成分(1<n≦K)が選択される場合の例としては、体の一部分の動きがビートを表現しているものなどが挙げられる。例えば、最も大きい動きが体の回転である場合において、足の着地がビートをよく表現しているとする。すると、足の動きを表す第k主成分がビート時刻に関する十分な情報を有する。
主成分座標連結ステップでは、主成分選択ステップによって選択された各区間の主成分の座標を、時系列に沿って連結する。この主成分座標連結処理では、連続する2つの区間の境界部分において、主成分の座標が滑らかに連結されるように、主成分の座標を調整する。
(区間のオーバーラップがない場合)
区間のオーバーラップがない場合(図4に対応)には、(10)式により座標シフトを行う。この場合、前区間の主成分座標行列Yから、前区間の第tNフレームにおける第k主成分の座標Yk pre(tN)を取得する。
(10)式の最初の計算式の計算結果の座標Yk”に対し、第t1フレームの座標Yk”(t1)をYk opt(t1)に置き換える。この置き換え後の座標Yk”が、座標シフト結果の座標である。
区間のオーバーラップがある場合(図5に対応)には、(11)式により座標シフトを行う。この場合、前区間の主成分座標行列Yから、前区間の第(tN−Lol+1)フレームにおける第k主成分の座標Yk pre(tN−Lol+1)と、前区間の第(tN−Lol+1+i)フレームにおける第k主成分の座標Yk pre(tN−Lol+1+i)とを取得する。但し、i=1,2,・・・,Lolである。Lolは、前区間と当区間で重複している区間(オーバーラップ)の長さである。
(11)式の最初の計算式の計算結果の座標Yk”に対し、第(t1+i)フレームの座標Yk”(t1+i)をYk opt(t1+i)に置き換える。この置き換え後の座標Yk”が、座標シフト結果の座標である。
ビート抽出ステップでは、主成分座標連結ステップによって算出された連結後の全区間の主成分座標y(t)から、極値b(j)を算出する。この算出結果の極値b(j)がビートに対応する。ビートの集合Bは、(12)式で表される。
例えば、ビート抽出ステップでは、主成分座標連結ステップによって算出された連結後の全区間の主成分座標から自己相関値を算出し、該自己相関値の極値b(j)をビートに対応するものとして算出することができる。
また、ビート抽出ステップでは、主成分座標連結ステップによって、連結後の隣区間の主成分係数から算出した内積((9)式によるもの)の自己相関値を算出し、該自己相関値の極値b(j)をビートに対応するものとして算出することができる。
後処理ステップでは、ビート抽出ステップによって算出されたビート集合Bから、ビート時刻を検出する。
まず、ビート集合B内の各極値間を、(13)式により正弦曲線(sinusoid)で近似する。
属性指定部は、各動きデータについて、ビート抽出部111が算出した集合EBに含まれるビート時刻eb(j)に基づいて各ビート間に属性値を設定する。
まず、動きデータベース2−1の動きデータに対しては、全てのビート間に属性値「0」を設定する。一方、動きデータベース2−2の動きデータに対しては、ラベルに応じた所定の属性値を設定する。図8には、動きデータベース2−2の動きデータに付与されているラベルに対応する属性値が例示されている。図8の例では、ラベル「A」,「B」,「C」,・・・に対応する適切な属性値「10」,「20」,「30]・・・が予め準備されている。
モーショングラフ生成部113は、各動きデータの、ビート時刻eb(j)の集合EB及び属性値を用いて、モーショングラフを生成する。モーショングラフについては非特許文献2に開示されている。モーショングラフは、ノード(頂点)群とノード間の連結関係を表すエッジ(枝)群とエッジの重みから構成される。エッジには双方向と単方向の2種類がある。
まず、ビートフレーム抽出ステップでは、全ての動きデータから、ビート時刻に該当するフレーム(ビートフレーム)を全て抽出する。この抽出されたビートフレームの集合をFiALL Bと表す。
次いで、連結性算出ステップでは、集合FiALL Bに含まれる全ビートフレームを対象とした全てのペアについて、(17)式又は(18)式により距離を算出する。あるビートフレームFi BとあるビートフレームFj Bとの距離をd(Fi B,Fj B)と表す。
次いで、モーショングラフ構築ステップでは、まず、集合FiALL Bに含まれる全ビートフレームをそれぞれ、モーショングラフのノードに設定する。従って、モーショングラフのノード数の初期値は、集合FiALL Bに含まれるビートフレームの個数に一致する。
映像コンテンツ生成装置1には、映像コンテンツ生成対象の楽曲の音楽データが楽曲ファイル3から入力される。音楽解析部13は、映像コンテンツ生成対象の楽曲の音楽データを解析して音楽特徴量を取得する。本実施形態では、非特許文献1に記載の技術を用いて、音楽データから、ビート間隔およびビート時刻を音楽特徴量として取得する。音楽解析部13は、音楽特徴量(ビート間隔およびビート時刻)をコンテンツ生成部14へ出力する。
入力部12には、楽曲ファイル3からの映像コンテンツ生成対象の楽曲の音楽データと、動きデータベース2−2からの動きデータとが入力される。動きデータベース2−2から入力される各動きデータにはラベルが付与されている。図12は、図1に示す入力部12の構成を示すブロック図である。入力部12は、再生部121と動き候補提示部122と操作部123と属性値設定部124を有する。
まず、コンテンツ生成部14は、モーショングラフデータの中から、映像コンテンツ生成対象の楽曲とユーザの指定に合ったモーショングラフデータを選択する。具体的には、コンテンツ生成部14は、モーショングラフデータを用いて、動きデータと音楽データを対応付ける同期情報を生成する。以下、同期情報生成方法を説明する。
始点選択ステップでは、モーショングラフ内のノードから、映像コンテンツの動きの始点となるノードの候補(始点候補ノード)を選択する。始点候補ノードには、モーショングラフ内のノードであって、各動きデータの最初のビートフレームに対応するノードを全て抽出する。従って、始点候補ノードは、通常、複数ある。
次いで、最適パス探索ステップでは、モーショングラフ上の始点候補ノードからの最適パスを始点候補ノード毎に探索し、各始点候補ノードに係る最適パスの中から最小コストのパスを選択する。このパス探索方法には、非特許文献3に記載されるパス探索技術を用いる。非特許文献3に記載されるパス探索技術は、ある始点からダイナミックプログラミングで最適なパスを探索するものである。以下、最適パス探索ステップの詳細を説明する。
同期情報生成ステップでは、最適パス探索ステップの最終結果の最適パスに従って、動きデータと音楽データを対応付ける同期情報を生成する。以下、同期情報生成ステップの詳細を説明する。
映像データ生成部15は、コンテンツ生成部14から入力された同期情報に基づいて、映像コンテンツ生成対象の楽曲の音楽データとともに再生される映像データを生成する。具体的には、始点ビートフレームから経由ビートフレームを経由して終点ビートフレームに至るまでに必要な動きデータを動きデータベース2−1,2−2から取得する。
コンテンツ表示部16は、映像データ生成部15から入力された映像データを、映像コンテンツ生成対象の楽曲の音楽データとともに再生する。このとき、コンテンツ表示部16は、映像データに付加されたフレームレートの情報に従って、隣接ビートフレーム間のフレームレートを設定する。これにより、映像データと音楽データは、互いのビートが同期して再生される。
また、上記周辺機器については、映像コンテンツ生成装置1に直接接続するものであってもよく、あるいは通信回線を介して接続するようにしてもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
例えば、上述した実施形態では人の動きデータを扱ったが、本発明は各種の物体の動きデータに適用することができる。ここで、物体とは、人、動物、植物その他の生物、及び、生物以外の物(ロボット等)を含む。
Claims (7)
- 動きデータベースに格納される動きデータについてのモーショングラフと、
映像コンテンツ生成対象の楽曲の音楽データから取得されたビート間隔およびビート時刻から成る音楽特徴量と、
ユーザが、前記音楽データが再生された音楽の再生している時間的な位置を示す再生時刻と、前記動きデータベース内の動きデータの中から該再生時刻に対応付ける動きデータとを、指定する操作部と、
前記操作部により指定された再生時刻から一定時間までの前記音楽データの区間に対して前記操作部により指定された動きデータの予め準備された属性値を設定する属性値設定部と、
前記モーショングラフ及び前記音楽特徴量を使用して前記音楽データに対応付ける動きデータの順列を探索するコンテンツ生成部と、を備え、
前記モーショングラフは、
前記動きデータベース内の各動きデータの各ビートフレームに対応するノードと、
一の動きデータの中で連続するビートフレーム間に関する時間的に前のビートフレームのノードから後のビートフレームのノードへ向かう単方向エッジであって当該一の動きデータの予め準備された属性値を重みに有する単方向エッジと、
ビートフレーム間の連結性に基づいて設けられた当該ビートフレーム間に対応するノード間の双方向エッジであって当該ビートフレーム間の連結性を重みに有する双方向エッジと、を有し、
前記コンテンツ生成部は、前記モーショングラフにおいて、単方向エッジの重みと前記音楽データの連続するビート間の属性値とが一致しているかどうかと、双方向エッジを選択する時の該双方向エッジの重みと、を用いて定義されたコスト関数が最小となるパスを最適パスとする、
映像コンテンツ生成装置。 - 前記動きデータベース内の動きデータ毎にビート時刻を検出し、検出したビート時刻に基づいて各ビートフレーム間に当該ビートフレームの動きデータの予め準備された属性値を設定し、検出したビート時刻と設定した属性値と前記動きデータベース内の動きデータとを使用して前記モーショングラフを生成する動き解析部、
を備えた請求項1に記載の映像コンテンツ生成装置。 - 前記音楽データを再生する再生部と、
動きデータを区別なく扱う第1の動きデータベースと動きデータ毎にラベルを付与している第2の動きデータベースとのうち前記第2の動きデータベース内の動きデータをユーザに提示する動き候補提示部と、
を備え、
前記操作部は、ユーザが、前記音楽データが再生された音楽の再生している時間的な位置を示す再生時刻を指定する再生時刻指定手段と、ユーザが、前記動き候補提示部で提示された動きデータの中から前記再生時刻指定手段により指定された再生時刻に対応付ける動きデータを指定する動きデータ指定手段と、を有し、
前記動き解析部は、前記第1の動きデータベースの動きデータに対しては全てのビートフレーム間に属性値「0」を設定し、前記第2の動きデータベースの動きデータに対してはラベルに応じた所定の属性値をビートフレーム間に設定し、
前記属性値設定部は、前記再生時刻指定手段により指定された再生時刻から一定時間までの前記音楽データの区間に対して前記動きデータ指定手段により指定された動きデータのラベルに対応する属性値を設定し、属性値を設定しなかった区間に対して属性値「0」を設定する、
請求項2に記載の映像コンテンツ生成装置。 - 前記音楽データからビート間隔およびビート時刻を取得する音楽解析部、
を備えた請求項1から3のいずれか1項に記載の映像コンテンツ生成装置。 - 前記コンテンツ生成部の探索結果の最適パスに対応する動きデータを用いて、前記音楽データとともに再生される映像データを生成する映像データ生成部と、
前記生成された映像データを前記音楽データとともに再生するコンテンツ表示部と、
を備えた請求項1から4のいずれか1項に記載の映像コンテンツ生成装置。 - 映像コンテンツ生成装置が、動きデータベースに格納される動きデータについてのモーショングラフと、映像コンテンツ生成対象の楽曲の音楽データから取得されたビート間隔およびビート時刻から成る音楽特徴量と、を備え、
ユーザが、前記音楽データが再生された音楽の再生している時間的な位置を示す再生時刻と、前記動きデータベース内の動きデータの中から該再生時刻に対応付ける動きデータとを、指定する操作ステップと、
前記映像コンテンツ生成装置が、前記操作ステップにより指定された再生時刻から一定時間までの前記音楽データの区間に対して前記操作ステップにより指定された動きデータの予め準備された属性値を設定する属性値設定ステップと、
前記映像コンテンツ生成装置が、前記モーショングラフ及び前記音楽特徴量を使用して前記音楽データに対応付ける動きデータの順列を探索するコンテンツ生成ステップと、を含む映像コンテンツ生成方法であり、
前記モーショングラフは、
前記動きデータベース内の各動きデータの各ビートフレームに対応するノードと、
一の動きデータの中で連続するビートフレーム間に関する時間的に前のビートフレームのノードから後のビートフレームのノードへ向かう単方向エッジであって当該一の動きデータの予め準備された属性値を重みに有する単方向エッジと、
ビートフレーム間の連結性に基づいて設けられた当該ビートフレーム間に対応するノード間の双方向エッジであって当該ビートフレーム間の連結性を重みに有する双方向エッジと、を有し、
前記コンテンツ生成ステップにおいて、前記映像コンテンツ生成装置は、前記モーショングラフにおいて、単方向エッジの重みと前記音楽データの連続するビート間の属性値とが一致しているかどうかと、双方向エッジを選択する時の該双方向エッジの重みと、を用いて定義されたコスト関数が最小となるパスを最適パスとする、
映像コンテンツ生成方法。 - 動きデータベースに格納される動きデータについてのモーショングラフと、映像コンテンツ生成対象の楽曲の音楽データから取得されたビート間隔およびビート時刻から成る音楽特徴量と、を有するコンピュータに、
ユーザが、前記音楽データが再生された音楽の再生している時間的な位置を示す再生時刻と、前記動きデータベース内の動きデータの中から該再生時刻に対応付ける動きデータとを、指定する操作ステップと、
前記操作ステップにより指定された再生時刻から一定時間までの前記音楽データの区間に対して前記操作ステップにより指定された動きデータの予め準備された属性値を設定する属性値設定ステップと、
前記モーショングラフ及び前記音楽特徴量を使用して前記音楽データに対応付ける動きデータの順列を探索するコンテンツ生成ステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムであり、
前記モーショングラフは、
前記動きデータベース内の各動きデータの各ビートフレームに対応するノードと、
一の動きデータの中で連続するビートフレーム間に関する時間的に前のビートフレームのノードから後のビートフレームのノードへ向かう単方向エッジであって当該一の動きデータの予め準備された属性値を重みに有する単方向エッジと、
ビートフレーム間の連結性に基づいて設けられた当該ビートフレーム間に対応するノード間の双方向エッジであって当該ビートフレーム間の連結性を重みに有する双方向エッジと、を有し、
前記コンテンツ生成ステップは、前記モーショングラフにおいて、単方向エッジの重みと前記音楽データの連続するビート間の属性値とが一致しているかどうかと、双方向エッジを選択する時の該双方向エッジの重みと、を用いて定義されたコスト関数が最小となるパスを最適パスとする、
コンピュータプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011184087A JP5778523B2 (ja) | 2011-08-25 | 2011-08-25 | 映像コンテンツ生成装置、映像コンテンツ生成方法及びコンピュータプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011184087A JP5778523B2 (ja) | 2011-08-25 | 2011-08-25 | 映像コンテンツ生成装置、映像コンテンツ生成方法及びコンピュータプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013045367A JP2013045367A (ja) | 2013-03-04 |
JP5778523B2 true JP5778523B2 (ja) | 2015-09-16 |
Family
ID=48009204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011184087A Expired - Fee Related JP5778523B2 (ja) | 2011-08-25 | 2011-08-25 | 映像コンテンツ生成装置、映像コンテンツ生成方法及びコンピュータプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5778523B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210098239A (ko) * | 2020-01-31 | 2021-08-10 | 삼성전자주식회사 | 콘텐츠를 형성하기 위한 전자 장치 및 그의 동작 방법 |
JP2023160548A (ja) * | 2022-04-22 | 2023-11-02 | ソニーグループ株式会社 | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3384314B2 (ja) * | 1997-12-02 | 2003-03-10 | ヤマハ株式会社 | 楽音応答画像生成システム、方法、装置、及び、そのための記録媒体 |
JP3849132B2 (ja) * | 1998-05-20 | 2006-11-22 | 株式会社セガ | ゲーム装置およびゲーム処理方法ならびにプログラムを記録した記録媒体 |
JP4198615B2 (ja) * | 2004-02-23 | 2008-12-17 | 株式会社アイスター | 舞踊手本作成用装置及びプログラム |
JP4519883B2 (ja) * | 2007-06-01 | 2010-08-04 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | キャラクター表示装置、キャラクター表示方法、ならびに、プログラム |
JP5055223B2 (ja) * | 2008-08-11 | 2012-10-24 | Kddi株式会社 | 映像コンテンツ生成装置及びコンピュータプログラム |
JP5238602B2 (ja) * | 2009-05-14 | 2013-07-17 | Kddi株式会社 | 映像コンテンツ生成装置及びコンピュータプログラム |
-
2011
- 2011-08-25 JP JP2011184087A patent/JP5778523B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013045367A (ja) | 2013-03-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5238602B2 (ja) | 映像コンテンツ生成装置及びコンピュータプログラム | |
JP5554677B2 (ja) | 映像コンテンツ生成システム、映像コンテンツ生成装置及びコンピュータプログラム | |
JP7209333B2 (ja) | 関節位置の取得方法及び装置、動作の取得方法及び装置 | |
JP5055223B2 (ja) | 映像コンテンツ生成装置及びコンピュータプログラム | |
US6552729B1 (en) | Automatic generation of animation of synthetic characters | |
JP5604225B2 (ja) | 人体姿勢推定装置、人体姿勢推定方法およびコンピュータプログラム | |
Egges et al. | Personalised real-time idle motion synthesis | |
Jörg et al. | Data-driven finger motion synthesis for gesturing characters | |
CN111179385A (zh) | 一种舞蹈动画的处理方法及装置、电子设备、存储介质 | |
Zhang et al. | Motion prediction of beating heart using spatio-temporal LSTM | |
JP2012141881A (ja) | 人体姿勢推定装置、人体姿勢推定方法、およびコンピュータプログラム | |
JP5778523B2 (ja) | 映像コンテンツ生成装置、映像コンテンツ生成方法及びコンピュータプログラム | |
JP2023525185A (ja) | 改良されたポーズ追跡を用いた運動学的インタラクションシステム | |
JP5124439B2 (ja) | 多次元時系列データ分析装置及びコンピュータプログラム | |
JP5372823B2 (ja) | 映像コンテンツ生成システム、メタデータ構築装置、映像コンテンツ生成装置、携帯端末、映像コンテンツ配信装置及びコンピュータプログラム | |
JP5162512B2 (ja) | 多次元時系列データ分析装置及び多次元時系列データ分析プログラム | |
JP6059614B2 (ja) | 仕草生成装置、仕草生成システム、仕草生成方法およびコンピュータプログラム | |
Kim et al. | Reconstructing whole-body motions with wrist trajectories | |
JP6092698B2 (ja) | 動きデータセグメント決定装置、動きデータセグメント決定方法およびコンピュータプログラム | |
JP5210401B2 (ja) | 用例に基づく効率的なモーションデータベースのスタイリング | |
JP2010033163A (ja) | 動きデータ検索装置及びコンピュータプログラム | |
JP6069152B2 (ja) | 仕草生成装置、仕草生成方法およびコンピュータプログラム | |
WO2021187093A1 (ja) | 画像処理装置、および、動画像データ生成方法 | |
Mazzarino et al. | Improving the believability of virtual characters using qualitative gesture analysis | |
Deb | Synthesizing Human Actions with Emotion |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20140224 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150106 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150224 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20150225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150630 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150709 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5778523 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |