JP5776844B2 - 車両用防虫装置 - Google Patents

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Description

本発明は、マット状殺虫剤を利用した車両用防虫装置に関する。
マット状殺虫剤を利用した車両用防虫装置として、例えば、特許文献1に記載されたものが知られている。この車両用防虫装置は、マット状殺虫剤及び当該マット状殺虫剤を加熱する電気発熱体を収容するケースと、当該ケースに一体形成されて自動車のシガレットライタのソケットに差し込まれるプラグとを備えている。
そして、上記プラグを、シガレットライタのソケットに差し込むことで、電気発熱体が発熱する。この熱によりマット状殺虫剤を加熱し、加熱されたマット状殺虫剤からの揮発成分を車室内に拡散させることで、蚊などの虫を駆除する。
特開平4−23937号公報
なお、上記した車両用防虫装置は、マット状殺虫剤をケース内部に収容し、メッシュ状の蓋で当該マット状殺虫剤を押さえつけるように構成されている。そのため、蓋を開けない限り、マット状殺虫剤が変色して劣化したことを認識することができないという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものである。そして、その目的は、ケースの蓋を開けずに、マット状殺虫剤の変色を容易に確認することができる車両用防虫装置を提供することにある。
本発明の第一の態様に係る車両用防虫装置は、加熱されたマット状殺虫剤から生ずる揮発成分を車室内に供給するように構成されている。そして、車室内の内装部品に形成された凹部に収容され、かつ、当該車室内に面する側において、マット状殺虫剤を挿入する挿入口及び当該挿入口へ連通する凹溝を有するケースを備える。さらに、ケースの内部に設けられ、かつ、マット状殺虫剤を加熱する加熱部を備える。そして、乗員に視認されるように、マット状殺虫剤の少なくとも一部が凹溝を介して露出されることを特徴とする。
図1は、本発明の第1実施形態に係る車両用防虫装置が取り付けられる運転席周りを車両後方から見た正面図である。 図2は、上記形態に係る車両用防虫装置に空気を送る車両用空調装置を簡略化した全体構成図である。 図3は、上記形態に係る車両用防虫装置の斜視図である。 図4(a)は、上記形態に係る車両用防虫装置の断面構造を示す断面図であり、図1のA−A断面図に対応する。また、図4(b)は、(a)のB−B断面図である。 図5は、上記形態に係る車両用防虫装置のケースを構成するケース本体を、蓋体が取り付けられる開口部側から見た内部構造図である。 図6は、上記形態に係る車両用防虫装置における前部を示す斜視図である。 図7は、図6の正面図である。 図8は、本発明の第2実施形態に係る車両用防虫装置における前部を示す斜視図である。 図9は、図8の正面図である。 図10は、本発明の第3実施形態に係る車両用防虫装置のスイッチ部の構造を示す分解斜視図である。 図11は、本発明の第4実施形態に係る車両用防虫装置のスイッチ部の構造を示す断面図である。 図12は、本発明の第5実施形態に係る車両用防虫装置のスイッチ部の構造を示す断面図である。図12(a)はスライド操作完了前の状態を示し、図12(b)はスライド操作完了後の状態を示す。 図13は、本発明の第5実施形態に係る車両用防虫装置のスイッチ部の構造を示す分解斜視図である。
以下、本発明の一実施形態に係る車両用防虫装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
[第1実施形態]
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る車両用防虫装置1は、自動車の車室内における運転席周辺の内装部品としてのインストルメントパネル3の下部に取り付けることができる。インストルメントパネル3の車幅方向中央の下部には、車室後方に向けて突出する突出部5が形成され、この突出部5上にシフトレバー7を備えたシフト装置9が設けられている。図1の例では、このシフト装置9とステアリングホイール11を備えるステアリング装置13との間のインストルメントパネル3の前面に、上記した車両用防虫装置1が取り付けられている。具体的には、インストルメントパネル3におけるステアリングホイール11の左下部分に凹部としての取付孔3a(図4を参照)が形成され、この取付孔3aに車両用防虫装置1が着脱可能に収容される。
図2に示すように、車両用空調装置45は、ブロアファンモータ47の上流側にインテークドア49を有する。そして、インテークドア49をその支持ピン51を中心として回動させることで、外気Xと車室内空気Yとを下流側に選択的に案内する構造としている。すなわち、インテークドア49が実線位置にあるときには車室内空気Yが下流側に流れ、二点鎖線位置にあるときには外気Xが下流側に流れる。
ブロアファンモータ47の下流側には、図2に示すように、エバポレータ53が配置されている。そして、エバポレータ53のさらに下流側において、エアミックスドア55が、回動支持ピン57を中心として回動可能に配置されている。エアミックスドア55をその回動支持ピン57を中心として回動させることで、例えばエバポレータ53を通過した空気が、ヒータコア59を通過する状態(実線位置)と、ヒータコア59をバイパスする状態(二点鎖線位置)とに切り換えることができる。
ヒータコア59を通過して流れる温風又はヒータコア59をバイパスして流れる冷風は、車室内に開口するデフロスタ61、ベンチレータ63及びフット吹出口65からそれぞれ車室19に送出される。デフロスタ61、ベンチレータ63及びフット吹出口65には、デフロスタドア67、ベンチレータドア69及びフットドア71をそれぞれ設けている。
そして、図2の例では、ブロアファンモータ47とエバポレータ53との間の流路空間73は空気導入ホース75の一端に接続されており、空気導入ホース75の他端は車両用防虫装置1の空気導入部23fに接続される。
車両用空調装置45を上記のように構成することで、ブロアファンモータ47から放出された直後の高い圧力が確保されている空気(外気X又は室内空気Y)が、空気導入ホース75内の流路を経て車両用防虫装置1に効率よく送られる。
図3に示すように、車両用防虫装置1は、全体としてほぼ直方体形状のケース15を備えている。そして、図1に示すように、インストルメントパネル3に形成した凹部としての取付孔3aに対し、ケース15を入り込ませた状態で取り付けることができる。
図4に示すように、取付孔3aは、インストルメントパネル3の表面3bから車室19と反対側に突出するボス部3cに形成されている。そして、ボス部3cの内面に形成してある係合凹部3dに、ケース15側に形成してある係合凸部21aが係合することで、ケース15がインストルメントパネル3に取り付けられる。この取付状態では、図4に示すように、ケース15の先端側の一部が車室19内に僅かに突出している。
ケース15は、図4に示すように、車室19側に位置するケース本体21を備えている。さらに、ケース15は、蓋体23を備えている。蓋体23は、ケース本体21の車室19とは反対側の開口部21bを閉塞するようにしてケース本体21に装着される。
なお、係合凸部21aは、ケース本体21の周囲四方の面に形成されている。ケース本体21は、図4に示すように、車室19と反対側に開口部21bを備え、箱形状に形成される。そして、開口部21bとは反対の車室19側において、マット状殺虫剤25を挿入する挿入口21cが開口している。挿入口21cは、蓋体23と反対側の前方、すなわち図4の例では車両後方に開放する空間といえる。さらに、ケース本体21の前端面21kには切欠21mが形成されているため、挿入口21cは、図7中におけるケース15の正面視左側(側方)に開放する空間ともいえる。
空隙21dは、図4(a)中におけるケース本体21の平面視長手方向に延びると共に、
挿入口21cに連続するように設けられている。また、マット状殺虫剤25は長方形状であり、その長手方向が上記ケース本体21の長手方向に一致するものを採用することができる。なお、マット状殺虫剤25は、市販されているものを用いることができる。
マット状殺虫剤25を挿入口21cから空隙21dに挿入し、ケース15内への収納が完了した状態において、挿入方向後方側のマット状殺虫剤25の端部は、挿入口21cから車室19に僅かに突出している。そのため、この突出部位を乗員が指でつまんで引き出すことができる。
蓋体23は、周縁部にケース本体21の開口部21bに嵌入される嵌入部23aを備える。そして、図4(a)に示すように嵌入部23aの外側面に設けた嵌合突起23bをケース本体21側の嵌合孔21eに嵌合させることで、蓋体23をケース本体21に装着することができる。
ケース本体21には、図4(a)に示すように、平板形状の仕切板27が配置されている。図4(a)中におけるケース本体21の平面視短手方向を基準とすると、仕切板27は、マット状殺虫剤25の挿入位置に対して右側に位置する。すなわち、マット状殺虫剤25が挿入される空隙21dと、空隙21dに対してケース本体21の平面視短手方向右側に位置する空間21fとが、仕切板27により仕切られている。
仕切板27とマット状殺虫剤25との間には一方の電極となる加熱部としての伝熱板29が配置されている。そして、空間21f側には他方の電極となるヒータ支持板31が配置されている。伝熱板29は熱伝導率の比較的高いアルミニウム製の材料を用いることができ、ヒータ支持板31はアルミニウムに比べて熱伝導率の低いステンレス製の材料を用いることができる。
仕切板27の中央には、図4(a)中におけるケース本体21の平面視短手方向に貫通する円形のヒータ収容孔27aが形成されている。そして、ヒータ収容孔27aには発熱体となるPTCヒータ33が収容されている。また、ヒータ支持板31は、PTCヒータ33を伝熱板29に向けて弾性的に押し付ける押付片31aを備えている。押付片31aには、図4(b)に示すように、蓋体23側を除く周囲3方にスリット31bが形成されている。そして、図4(a)中におけるケース本体21の平面視短手方向左側に屈曲させるようして押付片31aを突出させることにより、PTCヒータ33は伝熱板29に対して弾性的に押し付けられる。
上記押し付け動作によって伝熱板29に押し付けられたPTCヒータ33は、その両側に位置する一対の電極を構成する伝熱板29及びヒータ支持板31の間に挟持された状態となる。その際、図5中におけるケース本体21の正面視短手方向を基準とすると、ヒータ支持板31は、下方に向けて仕切板27から突出する一対のリブ27b相互間に配置された状態となる。さらに、一対のリブ27bの内側に位置するヒータ支持板31は、ケース本体21の内面から図5中におけるケース本体21の正面視短手方向上方に突出する一対のリブ21gの先端に当接されて保持される。
一方、図5に示すように、仕切板27に対してヒータ支持板31とは逆側に位置する伝熱板29は、一対のリブ27c相互間に配置された状態となる。一対のリブ27cは、一対のリブ27bよりも図5中におけるケース本体21の正面視長手方向外側に位置し、かつ、仕切板27からケース本体21の正面視短手方向上方に突出する。さらに、一対のリブ27cの内側に位置する伝熱板29は、ケース本体21の内面から図5中におけるケース本体21の正面視短手方向下方に突出する一対のリブ21hの先端に当接して保持される。
そして、伝熱板29上にセットされるマット状殺虫剤25は、一対のリブ21h相互間に配置された状態となる。さらに、一対のリブ21hの内側に位置するマット状殺虫剤25は、図5中におけるケース本体21の正面視短手方向を基準とすると、ケース本体21の内面から下方に突出する一対のリブ21iの先端が当接した状態となる。この状態において、マット状殺虫剤25は、一方の面が伝熱板29に押し付けられて接触することになる。そのため、マット状殺虫剤25は、伝熱板29から熱を受け、加熱される。
また、図4(a)に示すように、仕切板27、伝熱板29及びヒータ支持板31の車室19側における端部は、ケース本体21の挿入口21c近傍に形成される壁部21jの端部に当接する。一方で、仕切板27の車室19とは反対側における端部は、蓋体23の内面に形成されるリブ23cの先端に当接する。なお、壁部21jは、仕切板27と平行に形成されており、仕切板27よりも板厚が厚くなっている。
車室19に露出するケース本体21の前端面21kには、スイッチ35が設けられる。スイッチ35は、図4(a)中におけるケース本体21の平面視短手方向右側に配置される。すなわち、スイッチ35は、仕切板27に対してマット状殺虫剤25とは反対側であり、かつ、図4(a)中におけるケース本体21の平面視短手方向右側(図4(b)中における手前右側)に位置する角部に配置される。
スイッチ35は、透明又は半透明のカバー体を備える。そして、スイッチオフ状態では、当該カバー体が前端面21kの貫通孔21k1から車室19側に突出する。この突出状態から押圧することにより、カバー体の表面が前端面21kとほぼ同一面となり、オン状態となる。スイッチ35はカバー体の内部にLEDなどからなる発光体を収容する。スイッチ35のオン状態では、この発光体が点灯して発光し、オフ状態では消灯する。このように、スイッチ35は上記発光体を有する照明部37として機能する。なお、上記発光体からの光の発光色は、マット状殺虫剤25の初期の色以外に設定される。すなわち、上記発光色は、マット状殺虫剤25の初期の色と相違する。具体的には、本実施形態においては、上記発光色は黄緑に設定され、かつ、マット状殺虫剤25の初期の色は青に設定される。マット状殺虫剤25は、加熱によって経時劣化し、青から白に変色する。したがって、白に変色したときがマット状殺虫剤25を交換する時期といえる。
スイッチ35は、図4(b)に示す基板39に実装される。そして、図4(a)中におけるケース本体21の平面視短手方向左側(図4(b)の紙面裏側)に位置する基板39の一側縁は、仕切板27上に固定される。
本実施形態では、一対の電極を構成する伝熱板29及びヒータ支持板31に一端が接続される図示しない第1の電気配線が配索される。そして、第1の電気配線の他端は、基板39に接続される。また、本実施形態においては、基板39に一端が接続される図示しない第2の電気配線が配索される。そして、第2の電気配線の他端は、図示しないコネクタを介し、車両のバッテリ側に接続される。なお、第2の電気配線は、蓋体23に形成される図示しないスリットから外部に引き出される。また、ケース本体21とは反対側の蓋体23における後端面23dには、上記した図示しないコネクタを取り付けるコネクタ取付部23pが一体的に設けられる。
ケース本体21とは反対側に向けて突出し、かつ、内部に空気導入口23eを備える略円筒形状の空気導入部23fは、蓋体23の後端面23dと一体化して構成される。空気導入口23eは、ケース15内のマット状殺虫剤25を収容する空隙21dに連通する。
ケース15内のマット状殺虫剤25を収容する空隙21dは、マット状殺虫剤25における伝熱板29とは反対側の面とケース本体21の内面との間の空間41に含まれる。図4(a)中におけるケース本体21の平面視長手方向下側に位置する空間41の一端は、挿入口21cに連通する。さらに、図4(a)中におけるケース本体21の平面視長手方向上側に位置する空間41の他端は、蓋体23内の空間43を介して空気導入口23eに連通している。
空間41から空隙21dを除いた部分の領域41aは、マット状殺虫剤25とケース本体21における内面のマット状殺虫剤25に対向する部位との間に形成される。図5に示すように、領域41aは、一対のリブ21i相互間の領域及び各リブ21iとその外側に位置するリブ21hとの間の領域を含む。
ケース本体21内の領域41a、蓋体23内の空間43、及び空気導入口23eは、図2に示す車両用空調装置45の送風機としてのブロアファンモータ47から送られる空気を導入する空気の流通路を構成する。
図6及び図7に示すように、車両用防虫装置1を構成するケース15の前部81における前端面(正面)21kには、スイッチ35が配設される。すなわち、スイッチ35は、図7中におけるケース15の正面視長手方向下端部に位置し、かつ、挿入口21cに対して右側に位置する。スイッチ35に対して、ケース15の正面視長手方向上側には、図7中におけるケース15の正面視短手方向(図7の左右方向)に沿って直線状に延在すると共に、蓋体23側に向けてへこむ凹溝82が形成されている。凹溝82は、上側面82aと底面82bと下側面82cとを含み、側面視でU字状に凹んで設けられている。さらに、凹溝82は、挿入口21cに連通されている。ここでいう連通とは、すなわち、凹溝82が占める空間と挿入口21cが占める空間との間が遮られておらず、これらが一つの連なった空間となっていることを意味する。上記のように構成されているため、挿入口21cに挿入及び保持されたマット状殺虫剤25の表面又は裏面の前端部のうち、凹溝82に対向する部位が露出する。この露出部分は、凹溝82を介して乗員に視認可能となるため、マット状殺虫剤25の色が変色しているか否かを効率的に確認することができる。
次に、本実施形態に係る車両用防虫装置1の作用を説明する。乗員が車室19内に存在する蚊などの虫を駆除したいとき、又は窓を開けた状態での虫の侵入を防ぎたいときには、車両用防虫装置1にマット状殺虫剤25をセットした状態で、スイッチ35を押圧してオン状態とする。これにより、一対の電極を構成する伝熱板29とヒータ支持板31との間のPTCヒータ33が通電されて発熱する。
そして、PTCヒータ33の発熱によって伝熱板29が加熱される。このとき、マット状殺虫剤25に接する伝熱板29は、熱伝導率の比較的高い金属であるアルミニウムを素材としているため、伝熱板29が効率よく加熱される。
一方、ヒータ支持板31は、熱伝導率の比較的低い金属であるステンレスを素材としているので、PTCヒータ33が発熱しても、伝熱板29ほどに温度が高くならず、周囲の部品に対する熱的影響を抑えることができる。
上記のように加熱された伝熱板29により加熱されたマット状殺虫剤25は、殺虫成分を含む揮発成分を揮発させ、当該揮発成分を周囲に発散させる。このとき、乗員は空調ユニット(車両用空調装置45)のスイッチを投入してオン状態とし、図5に示すブロアファンモータ47を駆動させることができる。なお、ブロアファンモータ47の駆動は、車両用防虫装置1を作動させる前に実行してもよい。また、ブロアファンモータ47が駆動すればよいので、車両用空調装置45としては送風モードでもよい。
ブロアファンモータ47の駆動により、ブロアファンモータ47から放出された直後の高い圧力が確保されている空気が、空気導入ホース75を介して車両用防虫装置1に送られる。車両用防虫装置1に送られた空気は、図4(a)に示すように、空気導入部23f内の空気導入口23e、蓋体23内の空間43、及びケース本体21内の領域41aを流れ、空気放出口となる挿入口21cから車室19内に放出される。
ブロアファンモータ47が駆動する場合、マット状殺虫剤25から揮発ないし発散する殺虫成分が、車室19内に放出される空気によって車室19内に効率よく放出され拡散される。そのため、車室19内に潜んでいる蚊などの虫を有効に駆除することができ、また、窓を開けた状態での虫の侵入も効果的に防止することができる。このように、車両用防虫装置1には、専用のブロアファンを別途設けることなく、既存のブロアファンモータ47を利用できる。そのため、車両用防虫装置1を設けるにあたり新たに追加する部品の増加を抑制することができ、部品点数及びコストの上昇を抑えることができる。
なお、車両用空調装置45からの空気を利用せずに車両用防虫装置1専用のブロアファンを設けてもよい。このような態様は、特にタクシーなど後部座席の虫の駆除が優先される場合に有効である。また、車両用防虫装置1を後部座席近傍の内装部品、例えばコンソールボックスの後部表面に埋没させて設ける場合にも有効である。
次いで、本実施形態による効果を説明する。
(1)ケース15の車室19内に面する側において、挿入口21cに連通する凹溝82が設けられ、凹溝82を介して乗員に視認されるように、マット状殺虫剤25の少なくとも一部が凹部から露出する。
マット状殺虫剤25は、加熱による防虫剤の放出に伴い、経時劣化による変色が起こる。この変色が生じた場合に、マット状殺虫剤25を新規のものに交換する必要がある。ここで、単にマット状殺虫剤25を挿入口21c内に完全に収容する構成とすると、マット状殺虫剤25の変色度合いを確認し難い。そこで、本実施形態では、凹溝82を設けているため、凹溝82からマット状殺虫剤25の前端部が露出する。したがって、この露出部分を乗員が視認することにより、マット状殺虫剤25の寿命を認知することが容易になる。
(2)照明部37の発光色を、前記マット状殺虫剤25の初期の色と異なる色に設定している。
本実施形態では、照明部37の発光色を黄緑に設定し、マット状殺虫剤25の初期の色を青に設定している。マット状殺虫剤25は加熱によって経時劣化して青から白に変色する。ここで、照明部37の発光色を、マット状殺虫剤25の初期の色と同一色である青に設定すると、マット状殺虫剤25の変色度合いが認識し難い。そこで、照明部37の発光色を、マット状殺虫剤25の初期の色と異なる色に設定することによって、マット状殺虫剤25の変色度合いが強調されて認識しやすくなる。その結果、経時劣化したマット状殺虫剤25を適切な時期に交換することができる。
[第2実施形態]
次いで、本発明の第2実施形態について説明する。なお、上述した第1実施形態と同一構造の部位には同一符号を付して、その説明を省略する。
図8及び図9に示すように、車両用防虫装置101を構成するケース115の前部181における前端面(正面)121kには、スイッチ35が配設される。すなわち、スイッチ35は、図9中におけるケース115の正面視長手方向下端部に位置し、かつ、挿入口21cに対して右側に位置する。さらに、スイッチ35の下端は、挿入口21cの下端よりも下側に配置されている。そして、スイッチ35(照明部37)と挿入口21cの下部とを斜めに結ぶように連通する凹溝83が形成されている。図8及び図9に示す例における凹溝83は、具体的には、斜め方向に沿って直線状に延在すると共に、蓋体23側に向けてへこんで形成されている。この凹溝83は、上側面83aと底面83bと下側面83cとを含み、側面視でU字状に凹設されており、挿入口21cに連通されている。
以下に、本実施形態による効果を説明する。
(1)ケース115の車室19内に面する側における前端面121kに照明部37を設け、かつ、照明部37と挿入口21cとを連通するように凹溝83を形成している。
上記の構成において、挿入口21cに挿入ないし保持されたマット状殺虫剤25の表面又は裏面の前端部のうち、凹溝83に対向する部位が露出する。この露出部分に、照明部37から発光される光が当たって反射され、この反射光が乗員から視認可能にとなる。そのため、マット状殺虫剤25の色が変色しているか否かをさらに効率的に確認することができる。
なお、本実施形態では、車両用防虫装置1をインストルメントパネル3に設けているが、上記したようなコンソールボックスの表面やドアの内表面に設定してもよい。また、本実施形態に係る車両用防虫装置1において、マット状殺虫剤25が乗員から見て正面視縦長の状態でインストルメントパネル3に取り付けているが、このような態様に限定されない。例えば、乗員から見て、マット状殺虫剤25が正面視横長の状態で、インストルメントパネル3などの内装部品に取り付けられる構成としてもよい。
[第3実施形態]
次いで、本発明の第3実施形態について説明する。なお、上述した第1実施形態と同一構造の部位には同一符号を付して、その説明を省略する。
図10に示すように、仕切板27は、車室19側の端部にヒンジ部84を備える。そして、仕切板27における車室19とは反対側の端部には、伝熱板29と接して加熱部の電源をONする接点85と、マット状殺虫剤25が挿入されていないときに接点85が伝熱板29に接触しないようにするリターンスプリング86とが設置される。
本実施形態において、伝熱板29は、ヒンジ部84に回転可能に挿入される支点87を備えている。そして、伝熱板29は、支点87を軸にして回転することにより、第1の所定位置から第2の所定位置まで変位可能に設置されている。なお、第1の所定位置は、マット状殺虫剤25がケース15(空隙21d)に挿入されていない場合の伝熱板29の位置に対応する。また、第2の所定位置は、マット状殺虫剤25のケース15(空隙21d)への収納操作が完了した場合の伝熱板29の位置に対応する。なお、伝熱板29、仕切板27、接点85、リターンスプリング86等は、スイッチ部として機能する。
また、本実施形態において、図5に示した一対のリブ21hの突出長さは、第1実施形態及び第2実施形態に対応するものよりも短く設定することができる。つまり、前述したリターンスプリング86が未設置の状態において、本形態における一対のリブ21hは、その先端が伝熱板29に当接しないような突出長さを有する構成とすることができる。このような構成であれば、伝熱板29は、一対のリブ21hの先端に対して遊びを持つように配置される。したがって、マット状殺虫剤25のケース15への収納が完了されていないときには、伝熱板29がリターンスプリング86によってリブ21hの先端の位置(第1の所定位置)まで上昇し、伝熱板29は接点85から離れる。このように、伝熱板29が第1の所定位置に位置する場合、電源からのPTCヒータ33への電力供給が妨げられる。
一方で、伝熱板29上へのマット状殺虫剤25の収納が完了した場合、マット状殺虫剤25は、一対のリブ21h相互間に位置すると共に、一対のリブ21iの先端に当接された状態となる。
つまり、マット状殺虫剤25がケース15(空隙21d)に挿入されていくにつれて、リブ21iによってマット状殺虫剤25は伝熱板29側へ押し付けられる。そして、マット状殺虫剤25がケース15(空隙21d)の奥部へ挿入されるにしたがって、伝熱板29は支点87を軸にして仕切板27側へ変位する。そして、ケース15(空隙21d)へのマット状殺虫剤25の収納が完了すると、伝熱板29の第2の所定位置への変位も完了し、伝熱板29は接点85に接触する。このようにして、伝熱板29の第2の所定位置への変位が完了した場合、電源からのPTCヒータ33への電力供給が許可された状態となる。さらに、この状態では、マット状殺虫剤25の一方の面が伝熱板29に接触しているため、マット状殺虫剤25は伝熱板29からの熱を受けることができる。
次いで、本実施形態による作用を説明する。マット状殺虫剤25をケース15(空隙21d)に挿入する前は、伝熱板29がリターンスプリング86によって接点85から離れている。そのため、スイッチ35がOFFされている場合はもちろん、ONされている場合でもPTCヒータ33が通電して発熱することはない。
一方、ケース15(空隙21d)にマット状殺虫剤25を挿入していくにしたがって、伝熱板29が変位していく。そして、マット状殺虫剤25がケース15(空隙21d)に完全に収納されると、伝熱板29が接点85に接触することにより、PTCヒータ33への通電が可能な状態となる。このとき、すでにスイッチ35がONされていればPTCヒータ33は直ちに通電され、やがて発熱する。また、スイッチ35がONされていなければ、スイッチ35をONすることによってPTCヒータ33が通電して発熱する。
また、マット状殺虫剤25をケース15(空隙21d)から引き出すと、伝熱板29がリターンスプリング86によって接点85から離れる。この状態では、スイッチ35がONされている場合であっても、PTCヒータ33への通電が遮断されているため、発熱は停止される。
このように、本実施形態に係る車両用防虫装置1によれば、マット状殺虫剤25の収納が完了するとPTCヒータ33の電源をONする構成とした。そのため、マット状殺虫剤25がセットされたときだけ加熱することが可能となり、無駄な電力消費をなくすことができる。
また、本実施形態に係る車両用防虫装置1によれば、マット状殺虫剤25がケース15(空隙21d)へ挿入されるのに応じて伝熱板29が変位する構成とした。さらに、伝熱板29の変位が完了すると、PTCヒータ33の電源をONするように構成した。そのため、無駄な電力消費をなくすことができると共に、既存の伝熱板29を利用することで部品点数の増加を抑制してコストを低減することができる。
[第4実施形態]
次に、本発明の第4実施形態に係る車両用防虫装置について説明する。
図11に示すように、本実施形態に係る車両用防虫装置では、ケース15(空隙21d)内におけるマット状殺虫剤25の挿入方向を基準とする奥部に、スイッチ部としての回転ロッド88が設置されている。そして、ケース15(空隙21d)へマット状殺虫剤25が収納されるにつれて、回転ロッド88が回転し、マイクロスイッチ89がONされるように構成されている。この場合、電源からのPTCヒータ33への電力供給が許可された状態となる。したがって、回転ロッド88及びマイクロスイッチ89は、スイッチ部として機能する。
なお、第3実施形態では伝熱板29が変位するように構成されていたため、一対のリブ21hが伝熱板29との間で遊びを持つように形成する例を説明した。しかし、本実施形態では伝熱板29を固定して設置するため、図5に示すとおり、一対のリブ21hの先端は伝熱板29に当接して伝熱板29を保持するように形成される。
このように、本実施形態に係る車両用防虫装置によれば、ケース15(空隙21d)内における車室19の反対側となる奥部に、回転ロッド88が設置される。そして、ケース15(空隙21d)へのマット状殺虫剤25の収納が完了すると、回転ロッド88の回転によってPTCヒータ33の電源をONするように構成されている。そのため、無駄な電力消費をなくすことができると共に、簡単な構造によって部品点数を減らしてコストを低減することができる。
[第5実施形態]
次に、本発明の第5実施形態に係る車両用防虫装置について説明する。
図11及び図12に示すように、本実施形態に係る車両用防虫装置では、マット状殺虫剤25を保持してケース15(空隙21d)内をスライドするマットホルダー91が設置されている。そして、ケース15(空隙21d)へマット状殺虫剤25が収納されるにつれて、プッシュロック式のマイクロスイッチ92が押圧されていき、やがてマイクロスイッチ92がONされるように構成されている。この場合、電源からのPTCヒータ33への電力供給が許可された状態となる。したがって、マットホルダー91及びマイクロスイッチ92は、スイッチ部として機能する。
このような構成の車両用防虫装置では、図12(a)に示すように、マットホルダー91にマット状殺虫剤25をセットし、マット状殺虫剤25の挿入方向を基準とする奥側へ向かって押し込むことで、マットホルダー91がスライドする。その結果、押圧部材93がマイクロスイッチ92を押し込むことになる。そして、図12(b)に示すように、マット状殺虫剤25がケース15(空隙21d)の奥まで完全に収納されると、マイクロスイッチ92がONされてロックされる。この場合、電源からのPTCヒータ33への電力供給が許可された状態となる。すなわち、PTCヒータ33に通電が開始されてマット状殺虫剤25が加熱される。
一方、マット状殺虫剤25を取り出すときには、いったんマット状殺虫剤25を奥へ押し込むことによってプッシュロックが開放される。そして、マイクロスイッチ92の内部に設けられた図示しないスプリングは、マット状殺虫剤25の挿入方向とは逆側へマットホルダー91を押し戻す。この場合、電源からのPTCヒータ33への電力供給が妨げられる。
このように、本実施形態に係る車両用防虫装置によれば、マット状殺虫剤25を保持してケース15(空隙21d)内をスライドするマットホルダー91を備える構成とした。そして、ケース15(空隙21d)へのマット状殺虫剤25の収納が完了すると、PTCヒータ33の電源がONするように構成した。そのため、無駄な電力消費をなくすことができるとともに、マット状殺虫剤25の着脱を容易に行うことができる。
特願2012−089234号(出願日:2012年4月10日)及び特願2012−089212号(出願日:2012年4月10日)の全内容は、ここに援用される。
以上、実施例に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
本発明に係る車両用防虫装置によれば、ケースの車室内に面する側における挿入口に連通する凹溝が形成されている。そのため、凹溝からマット状殺虫剤の少なくとも一部が露出する。つまり、この露出部分を乗員が視認することにより、マット状殺虫剤の変色度合いによる経時劣化を認知することが容易になる。
1 車両用防虫装置
3 インストルメントパネル(内装部品)
3a インストルメントパネルの取付孔(凹部)
15,115 ケース
21c マット状殺虫剤の挿入口
21d 空隙
21k 前端面(正面)
25 マット状殺虫剤
29 伝熱板(加熱部)
37 照明部
82,83 凹溝
84 ヒンジ部
85 接点
86 リターンスプリング
87 支点
88 回転ロッド
89、92 マイクロスイッチ
91 マットホルダー
93 押圧部材

Claims (7)

  1. 加熱されたマット状殺虫剤から生ずる揮発成分を車室内に供給する車両用防虫装置であって、
    前記車室内の内装部品に形成された凹部に収容され、かつ、当該車室内に面する側において、前記マット状殺虫剤を挿入する挿入口及び当該挿入口へ連通する凹溝を有するケースと、
    前記ケースの内部に設けられ、かつ、前記マット状殺虫剤を加熱する加熱部と、
    を備え、
    乗員に視認されるように、前記マット状殺虫剤の少なくとも一部が前記凹溝を介して露出されることを特徴とする車両用防虫装置。
  2. 前記ケースが、前記マット状殺虫剤を照明する照明部を有し、
    前記凹溝が、前記照明部と前記挿入口とを連通するように形成されることを特徴とする請求項1に記載の車両用防虫装置。
  3. 前記照明部の発光色が、前記マット状殺虫剤の初期の色と異なることを特徴とする請求項2に記載の車両用防虫装置。
  4. 前記マット状殺虫剤を前記ケースに収納する操作の完了により、前記加熱部の電源からの電力供給を許可するスイッチ部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用防虫装置。
  5. 前記加熱部が、前記マット状殺虫剤に接することで熱を伝熱し、かつ、前記マット状殺虫剤を前記ケースに挿入するにつれて変位するように構成される伝熱板を備え、
    前記操作の完了が、前記伝熱板の変位の完了に対応することを特徴とする請求項4に記載の車両用防虫装置。
  6. 前記スイッチ部が、前記ケース内部における前記挿入する方向を基準とする奥部に配置される回転ロッドを備え、
    前記操作の完了によって前記回転ロッドが回転し、当該回転の完了によって前記電力供給が許可されることを特徴とする請求項4に記載の車両用防虫装置。
  7. 前記スイッチ部が、前記マット状殺虫剤を保持し、かつ、前記ケース内をスライドするホルダーを備え、
    前記操作の完了が、前記ホルダーのスライドの完了に対応することを特徴とする請求項4に記載の車両用防虫装置。
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