JP5776608B2 - 薄板固定方法およびそれを用いた油膜検出装置 - Google Patents
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この際、センサを中空部に設置するためには、例えば管状または筒状の検出部本体や検出部の内周面近傍に設けた支柱から中心方向に向けて支持部材を設け、その支持部材を介してセンサを支持する必要が生じるが、光量を計測する場合など、その支持部材はできるだけ管内または筒内を通過する光を遮らないように配置されることが望ましい。
しかしながら、例えば特許文献1に示す装置における支持部材(ビーム)は、中央のセンサの位置を微調整するような機構は備えておらず、また、装置全体の大きさが微小であるため、もう少し大きなサイズの、例えば前述の光量を計測する装置の一例である油膜検出装置のような通常のサイズの装置に適用しようとすると、センサも支持部材もある程度の大きさ、重量を備えるものとなり、また、支持部材には強度も必要となる。その結果、支持部材を極力細い断面形状(薄板状)としつつ、位置調整する機構を備えることは困難である、という課題があった。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1では、支柱に薄板を固定する薄板固定方法を、光学式の油膜検出装置に適用した場合を例に説明する。
油膜検出の方法として、レーザ光源を用いた光学式(光反射法)によるものは、水面と油膜との光の反射率の差を利用した方法である。一般的に、水面による光の反射率は約2%、油膜による光の反射率は3〜4%の間を推移すると言われており、油膜からの反射光の方が1.5〜2倍くらい強い。そこで、一定の強さの光を水面に当てて、反射光の強さ(受光量)を検出器により測定し、変換器により各種演算処理を行うことにより、油膜の有無を検出・判別することができる。そして、油膜を検出すると警報を出力するようになっており、これにより、取水の中止等の判断が行われる。
出射窓7は、光源・走査部1の鉛直方向に位置し、光源から出射された光を透過させるようになっている。出射窓7の傾斜角度は、光源から出射され出射窓7の天面および底面で反射した光が、(1)凹面鏡2から外れた位置(例えばB地点)に導かれるような角度であること、(2)凹面鏡2に入射してさらに反射したとしても、受光部4に入射せず、かつ、窓6(出射窓7部分を含む)を介して検出器Wの外部に出ないような角度であること、のいずれかを満たすことを条件に、凹面鏡2の曲率、受光部4の大きさ、出射窓7の位置等に応じて決定することができる。また、出射窓7の大きさは、光源・走査部1により出射され走査される光が透過する範囲と同じかやや大きい程度であることが好ましい。
なお、窓6および出射窓7は、光源から出射される光および反射光を透過させるものであればよく、加工のし易さ、重量、コスト等の点から、アクリルなどの透明樹脂により形成することが好ましいが、材質に限定はなく、ガラス等を用いることもできる。
なお、受光部4を固定する薄板10および検出器Wの支柱30は、図1においては図示を省略している。
その結果、薄板10は、極力細い断面形状(薄い板)であり、かつ、受光部4の位置調整を行うことが可能な機構を備えていることが必要である。
そして、図3に示すとおり、薄板10の他端側(検出器Wの支柱に固定される側)には、「幅」方向および「長さ」方向からなる平面に、頭部21を有する薄板用おねじ20(図4参照)を「厚み」方向から挿入可能な略T字状の切り欠き11が備えられている。
そして、この支柱30のスリット31内に薄板10が挿入されるものであり、図5(a)は、支柱30を、薄板10が支柱30に挿入された場合の薄板10の「幅」方向および「厚み」方向からなる平面から見た平面図、図5(b)はその斜視図、図5(c)は図5(b)の要部拡大図(めねじ32部分の拡大図)である。
この発明の実施の形態2においても、実施の形態1と同様に、支柱に薄板を固定する薄板固定方法を、図1および図2に示す油膜検出装置に適用した場合を例に説明する。
この発明の実施の形態2では、薄板10および薄板用おねじ20については、実施の形態1における図3,図4,図6に示すものと同じであるが、図5に示す支柱30に代えて、図9に示す支柱30を用いるものとする。
なお、この実施の形態2では、支柱30の端部(図9(a)の下方部分)が開放端となったスリットであるものを例に説明するが、実施の形態1と同様に、開放端となっていないスリットであっても構わない。
また、この実施の形態1,2では、薄板10に設けられた略T字状の切り欠き11を、図3に示すように、薄板用おねじ20の頭部21が挿入される部分がその頭部21より大きな「長さ」方向の長さを持つものとして説明したが、図11,図12に示すように、薄板用おねじ20の頭部21とほぼ同じ大きさの略T字状の切り欠き11としてもよい。
これにより、薄板用おねじ20の頭部21を回すと、すぐに薄板用おねじ20の座面22が略T字状の切り欠き11の「厚み」を支柱30の方向に押圧する状態になるため、位置調整時の応答性がより良くなる。
Claims (4)
- 中空部を有する検出器の軸方向に「幅」を有し、前記軸方向に垂直な方向に前記「幅」より長い「長さ」と前記「幅」より短い「厚み」とを有し、前記検出器に設けた支柱から前記中空部の中心方向に向けて配置されてセンサを保持する薄板を、頭部を有する薄板用おねじを用いて前記支柱に固定する薄板固定方法であって、
前記薄板は、前記「幅」方向および「長さ」方向からなる平面に、前記薄板用おねじを前記「厚み」方向から挿入可能な略T字状の切り欠きを備え、
前記支柱は、長尺方向に前記薄板の「幅」よりも長いスリットを備えるとともに、該スリット内に前記薄板用おねじと螺合可能なめねじを備えるものであり、
前記薄板を前記支柱のスリット内に挿入し、前記薄板用おねじをその座面が前記略T字状の切り欠きの「厚み」を前記支柱の方向に押圧するように前記スリット内のめねじに螺合させることにより、前記薄板を位置調整可能に前記支柱に固定する
ことを特徴とする薄板固定方法。 - 前記支柱は、前記スリットを有する部分であって前記薄板と干渉しない位置に固定ねじ用の貫通孔および固定ねじ用めねじを備えるものであり、
前記固定ねじ用の貫通孔を介して前記固定ねじ用めねじに固定ねじを螺合させる
ことを特徴とする請求項1記載の薄板固定方法。 - 光源から水平方向に広がる検出対象面に向けて略鉛直方向に光を照射し、前記検出対象面からの反射光を検出器の中空部の略中心軸上に配設された受光部により受光することにより、前記検出対象面に存在する油膜を検出する油膜検出装置において、
前記検出器は、少なくとも2本以上の支柱を備え、
前記受光部は、前記光源から照射された光軸の方向に「幅」を有し、前記光軸に対して直交する方向に前記「幅」より長い「長さ」と前記「幅」より短い「厚み」とを有し、前記検出器に設けた前記支柱から前記中空部の中心方向に向けて配置された少なくとも2以上の薄板により保持され、
前記薄板は、前記「幅」方向および「長さ」方向からなる平面に、頭部を有する薄板用おねじを前記「厚み」方向から挿入可能な略T字状の切り欠きを備え、
前記支柱は、長尺方向に前記薄板の「幅」よりも長いスリットを備えるとともに、該スリット内に前記薄板用おねじと螺合可能なめねじを備えるものであり、
前記薄板を対応する前記支柱のスリット内に挿入し、前記薄板用おねじをその座面が前記略T字状の切り欠きの「厚み」を前記支柱の方向に押圧するように前記スリット内のめねじに螺合させることにより、前記薄板が位置調整可能に前記対応する支柱に固定されている
ことを特徴とする油膜検出装置。 - 前記各支柱は、前記スリットを有する部分であって前記薄板と干渉しない位置に固定ねじ用の貫通孔および固定ねじ用めねじを備えるものであり、
前記固定ねじ用の貫通孔を介して前記固定ねじ用めねじに固定ねじが螺合されている
ことを特徴とする請求項3記載の油膜検出装置。
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