JP5775293B2 - ターボ機械を始動する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一般にターボ機械の動作に関し、特に、ターボ機械の始動時間と関連する変化を減少する方法に関する。
「高速始動」は、操作員がターボ機械の始動を開始した後のある特定の時間内に負荷を送出することをターボ機械に要求する排出規制動作が可能な動作モードであると考えられてもよい。ターボ機械がいつ動作するかを判定する際の主な要因は、変動するエネルギー需要である。動作に対する十分な要求が発生するまで、ターボ機械は一般にアイドル状態にある。動作が要求されると、ターボ機械は所望のエネルギー(電気、機械的トルク、蒸気など)を送出する前に始動過程を実行する。
燃焼型ガスタービンに限らず、いくつかの周知のターボ機械の始動過程は、通常、異なる速度で動作する複数のモードを含む。それらのモードは、パージ、点火、暖機及び動作速度への加速を含むが、それらに限定されない。始動時間は始動開始からガスタービンが動作速度に到達する時点までの範囲である。
始動過程中、ガスタービンの回転子を加速するために利用可能なトルクの発生源は2つある。すなわち、点火過程中に放出されるエネルギー及び始動手段を介して回転子に加えられるトルクである。点火過程中に放出されるエネルギーは、回転子を駆動する機械的トルクに変換される。しかし、低速の場合、このトルクは回転子を動作速度まで駆動するには不十分であるので、ガスタービンに負のトルク、すなわち、抗力が加えられる。高速になると、点火過程により得られる機械的トルクが非常に大きなトルク入力を供給する。回転子の速度が動作速度に近づくにつれて、ガスタービンは自己持続状態になるので、始動手段からのトルクを要求しなくなる。
通常、始動時間は広い範囲で変化する。通常、そのような変化は、動作パラメータの変化によって起こり、そのためガスタービンを動作速度まで加速するために燃料行程基準(FSR)などへの調整が要求されてもよい。始動手段は一定のスケジュールに基づいて動作するので、FSRは調整される。本質的には、この一定のスケジュールは回転子の速度が遅いほど大きなトルクを供給する。回転子の速度が上がれば、トルクは減少する。
現在の始動過程には若干の問題点がある。始動時間の変化は、用途によっては許容されない場合もある。始動時間の変化によって、ガスタービンは動作条件に適合しなくなることもある。
米国特許第4015430号明細書 米国特許第4204258号明細書 米国特許第4423593号明細書 米国特許第4490791号明細書 米国特許出願公開第2006/0233637号明細書 欧州特許第92426号明細書 独国特許出願公開第3375181号明細書
従って、ガスタービンを始動する方法を改良することが望まれている。方法は、ガスタービンを動作速度まで加速することと関連する始動時間の変化を減少してもよい。方法は、ガスタービンが正常モード、高速始動モードなどのいずれかで動作している場合に適用されるべきである。更に、この方法は、従来より一貫性及び再現性に優れた始動時間を可能にすべきである。
本発明の一実施形態において、動力機械(100)の始動過程中に始動システム(155)を能動的に制御する方法(500)は、動力機械(100)の動作と関連するパラメータ(505)の目標範囲(510)を判定することと;パラメータ(505)の測定値(160)を判定することと;目標範囲と測定値との差であるパラメータ差(525、527)を判定することと;パラメータ差(527)に基づいて始動システム(155)の動作スケジュール(515)を調整することとから成り、方法(500)は、パラメータ差(527)に基づいて始動システム(155)の出力(533)を調整し、且つ出力(533)は、始動過程中の動力機械(100)の加速に寄与する。
本発明の別の実施形態において、ガスタービン(100)の始動過程中に負荷整流インバータ(LCI)(155)を能動的に制御する方法(500)は、ガスタービン(100)の動作と関連するパラメータ(505)の目標範囲(510、513)を判定することと;パラメータ(505)の測定値(160)を判定することと;目標範囲(513)と測定値(160)との差であるパラメータ差(525)を判定することと;パラメータ差(525)に基づいてLCI(155)の動作スケジュール(515)を調整することとから成り、方法(500)は、ガスタービン(100)の始動過程中にパラメータ差(525)に基づいてLCI(155)の出力を連続的に調整し、且つ出力はガスタービン(100)の加速に寄与する。
図1はターボ機械を始動する周知の方法が動作する環境を示した概略図である。 図2は図1の周知の始動方法に係る加速曲線を示したグラフである。 図3は図1の周知の始動方法に係る温度曲線を示したグラフである。 図4は本発明の一実施形態が動作してもよい環境を示した概略図である。 図5は、本発明の一実施形態に係るターボ機械を始動するために使用される方法のアルゴリズムを示した処理図である。 図6は本発明の一実施形態に係る図5の方法に従った加速曲線を示したグラフである。 図7は本発明の一実施形態に係る図5の方法に従った温度曲線を示したグラフである。
本発明は、動力機械の始動時間と関連する変化を減少するという技術的効果を有する。本発明の実施形態は、始動時間の変化を減少するという目標をもって動力機械の始動システムを能動的に制御してもよい。本発明の実施形態は、正常モード、高速始動モードなどの多様なモードで動作する動力機械に適用されてもよいが、モードはそれらに限定されない。
前述のように、「高速始動」は動力機械の1つの動作モードであると考えられてもよい。一般に、このモードは、動力機械の始動が開始された後のある特定の時間内に排出規制に従って動作しつつ負荷を送出することを動力機械に要求する。本明細書において使用される場合の用語「高速始動」は、本発明の範囲内に入るそのようなすべてのモード及びその同等物を含むことを意図する。
本発明の一実施形態は、高速始動モードで動作するように設定されたガスタービンなどの動力機械を始動する方法を提供する。尚、動力機械はガスタービンに限定されない。ガスタービンは、重構造ガスタービン、航空機派生ガスタービンなどを含んでもよいが、それらに限定されない。本発明の方法の実施形態はガスタービンに関連して説明されるが、本発明はガスタービンへの適用に限定されない。本発明の実施形態は、始動過程の一部で始動システムを必要とする他の工業機械に適用されてもよい。
本明細書において詳細な実施形態が開示される。しかし、本明細書において開示される特定の構造及び機能の詳細は、例示的な実施形態を説明する目的で示される代表的な構造及び機能であるにすぎない。しかし、実施形態は、多くの代替形態で実施されてもよく、本明細書に記載される実施形態のみに限定されると解釈されるべきではない。
従って、例示的な実施形態は種々の変形及び代替形態が可能であるが、実施形態は例として図面に示され且つ詳細に説明される。しかし、開示される特定の形態に実施形態を限定しようとする意図はまったくなく、実施形態は、その範囲内に入るすべての変形、同等物及び代替形態を含むことが理解されるべきである。
種々の要素を説明するために本明細書において「第1の」、「第2の」などの用語が使用されてもよいが、それらの要素はそれらの用語により限定されてはならないことが理解されるだろう。それらの用語は単に1つの要素を別の要素と区別するために使用されているだけである。例えば、実施形態の範囲から逸脱することなく第1の要素は第2の要素と呼ばれてもよく、同様に、第2の要素は第1の要素と呼ばれることも可能だろう。本明細書において使用される場合の用語「及び/又は」は、それに関連して挙げられている項目のうち1つ以上の項目のあらゆる組み合わせを含む。
本明細書において使用される用語は特定の実施形態を説明するためだけに使用され、実施形態を限定することを意図しない。本明細書において使用される単数形は、明示して指示のない限り複数形も含むことを意図する。更に、本明細書において使用される場合の用語「具備する」及び/又は「含む」は、そこに挙げられている特徴、数字、ステップ、動作、要素及び/又は構成要素の存在を特定するが、1つ以上の他の特徴、数字、ステップ、動作、要素、構成要素及び/又はそれらの集合の存在又は追加を除外しないことが理解されるだろう。
尚、いくつかの代替実現形態において、記載されている機能/動作は、図面に示される順序とは異なる順序で実行されてもよい。例えば、関連する機能性/動作に応じて、2つの連続する図はほぼ同時に実行されてもよいが、場合によっては逆の順序で実行されてもよい。
そこで図面を参照すると、いくつかの図を通して種々の図中符号は同様の部分を示す。図1は、ターボ機械を始動する周知の方法が動作する環境を示した概略図である。図1において、ガスタービンの形のターボ機械100は、圧縮機部分110、燃焼系統120、燃料供給系統125、タービン部分130、回転子140及びタービン制御システム150を含む。燃焼系統120は燃料供給系統125の燃料回路127から燃料を受け取ってもよい。燃料供給系統125の実施形態は複数の燃料回路127を具備してもよい。この場合、複数の燃料回路は、ガス燃料回路、液体燃料回路、又は混合ガス燃料又は合成ガス燃料を送出するように構成されたIGCC回路のうち少なくとも1つを含んでもよい。本発明の実施形態は、単一の燃料回路127又は複数の燃料回路127を具備する燃料供給系統125を有するガスタービン100に適用されてもよい。
一般に、圧縮機部分110は、複数の入口案内翼(IGW)115と、図1に太い矢印により示されるように吸気を圧縮するように構成された複数の動翼及び静翼とを含む。燃焼系統120の内部で圧縮空気と燃料は混合され、点火され、動作流体を形成する。
一般に、動作流体は燃焼系統120からタービン部分130に向かって下流側へ流れる。タービン部分130は、複数の回転構成要素及び静止構成要素(いずれも図示せず)を含む。それらの構成要素は、回転子140の周囲に配置され、動作流体を機械的トルクに変換するように機能してもよい。機械的トルクは、圧縮機部分110及びガスタービン100と一体に形成された負荷145を回転子140を介して駆動するために使用されてもよい。
動作中、ガスタービン100を始動する周知の方法は次のようなステップを含む。負荷整流インバータ(LCI)などの始動手段155は、ガスタービン100を事前定義済みパージ速度まで加速する。尚、始動手段はLCIに限定されない。通常、始動手段155は事前に定義された一定のスケジュールに従って動作する。事前定義済みタイマが時間切れになるまで、パージ速度は維持される。このタイマは、十分な気流が排気系統(図示せず)を通過するように保証するために使用され、十分な気流が通過した後にパージ処理は完了する。
パージが完了した後、始動手段155はガスタービン100を事前定義済み点火速度まで減速する。この点火速度で、燃焼系統120及び燃料回路127の弁は、点火燃料流れを供給するための事前定義済み位置に切り換えられ、開ループ燃料流れ原理に従って制御される。点火後に事前定義済み準備タイマが時間切れになった後、始動手段155及び制御システム150は協働してガスタービンをFSNLなどの一次動作速度まで加速するが、一次動作速度はFSNLに限定されない。始動手段155の一定のスケジュールは、性能、吸気条件及び他の動作変数などの動作パラメータの変化を考慮に入れない。尚、動作パラメータはここで挙げたパラメータに限定されない。そこで、制御システム150は、ターボ機械の燃焼又は排気などの始動時間及び温度を変化させるガスタービン100のFSRを調整することにより補償を実行することを要求されてもよい。尚、FSRは燃焼又は排気に限定されない。
図2は、図1の周知の始動方法に係る加速曲線を示したグラフである。図2は回転子の速度(%)と始動時間(秒)との関係を示す。100%の速度はガスタービン100が一次動作速度に到達していることを示す。図2は同じガスタービン100の複数回の始動中に起こりうる変化を更に示す。速度の変化は、ガスタービン100の始動過程に対する動作パラメータの変化の影響を示す。始動1は所望の始動又は公称始動であると考えられてもよい。始動2は、おそらくはガスタービン100の燃焼過剰によって総始動時間が公称時間より著しく短くなっているために急速始動であると考えられてもよい。始動3は、おそらくはガスタービン100の燃焼不足によって総始動時間が公称時間より相当に長くなっているために低速始動であると考えられてもよい。前述のように、ガスタービン100の燃焼過剰又は燃焼不足は動作パラメータの変化に起因すると考えられてもよい。
図3は図1の周知の始動方法に係る温度曲線を示したグラフである。図3はガスタービン100の温度と始動時間(秒)との関係を示す。この温度は、燃焼温度、普遍的基準温度、排気温度などであってもよいが、それらに限定されない。等温線は、物理的理由及び/又は熱力学的理由によってガスタービン100が到達することを許容される最高温度を示す。図3は同じガスタービン100の複数回の始動中に起こりうる変化を更に示す。温度の変化は、ガスタービン100の始動過程に対する動作パラメータの変化の影響を示す。始動1は所望の始動又は公称始動であると考えられてもよい。始動2は、ガスタービン100の公称始動であると考えられる始動1より温度が相当に高いために燃焼過剰始動であると考えられてもよい。始動3は、おそらくはガスタービン100の燃焼不足によって始動1より温度が相当に低くなっているために燃焼不足始動であると考えられてもよい。
本発明は方法、システム又はコンピュータプログラムとして実現されてもよいことが理解されるだろう。従って、本発明は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態(ファームウェア、常駐ソフトウェア、マイクロコードなどを含む)又は本明細書においてすべて一般に「回路」、「モジュール」又は「システム」と呼ばれるソフトウェアの態様とハードウェアの態様とを組み合わせた実施形態のいずれかの形態をとってもよい。更に、本発明は、コンピュータ使用可能プログラムコードが実現されているコンピュータ使用可能記憶媒体に格納されたコンピュータプログラムの形態をとってもよい。本明細書において使用される場合の用語「ソフトウェア」及び「ファームウェア」は、互換性を有し且つプロセッサにより実行されるためにRAMメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ及び不揮発性RAM(NVRAM)メモリを含むメモリに格納された任意のコンピュータプログラムを含む。上記のメモリの種類は単なる例であり、コンピュータプログラムを記憶するために使用可能なメモリの種類に関して本発明を制限するものではない。
任意の適切なコンピュータ可読媒体が利用されてよい。コンピュータ使用可能媒体又はコンピュータ可読媒体は、例えば、電子システム、電子装置又は電子伝播媒体、磁気システム、磁気装置又は磁気伝播媒体、電磁システム、電磁装置又は電磁伝播媒体、赤外線システム、赤外線装置又は赤外線伝播媒体、あるいは半導体システム、半導体装置、半導体デバイス又は半導体伝播媒体であってもよいが、それらに限定されない。コンピュータ可読媒体の更に特定された例(それらに限定されない)は、1つ以上のワイヤを有する電気接続、携帯型コンピュータディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、光ファイバ、携帯型コンパクトディスク読み取り専用メモリ(CD‐ROM)、光記憶装置、インターネット又はイントラネットを支援する媒体のような送信媒体、あるいは磁気記憶装置を含むだろう。尚、例えば、紙又は他の媒体を光学的走査によってプログラムを電子的に取り込み、コンパイルし、解釈し又は必要に応じて適切な方法により処理することが可能であり、更に、コンピュータメモリに格納可能であるという理由により、コンピュータ使用可能媒体又はコンピュータ可読媒体は、プログラムが印刷された紙又は別の適切な媒体であってもよいだろう。本明細書に関しては、コンピュータ使用可能媒体又はコンピュータ可読媒体は、命令実行システム又は命令実行装置により使用するために、あるいは命令実行システム又は命令実行装置と関連して使用するためのプログラムを含み、格納し、通信し、伝播し又は搬送することが可能である任意の媒体であってもよい。
本明細書において使用される場合の用語「プロセッサ」は、中央処理装置、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、縮小命令セット回路(RISC)、特定用途向け集積回路(ASIC)、論理回路及び本明細書において説明される機能を実行可能な他の任意の回路又はプロセッサを示す。
本発明の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)7、Smalltalk又はC++などのオブジェクト指向プログラミング言語で書き込まれてもよい。しかし、本発明の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、「C」プログラミング言語又はそれに類似する言語などの従来の手続き型プログラミング言語で書き込まれてもよい。プログラムコードは、ユーザのコンピュータですべて実行されてもよく、独立型ソフトウェアパッケージとして一部がユーザのコンピュータで実行されてもよく、一部がユーザのコンピュータで実行され且つ一部が遠隔コンピュータで実行されてもよく、あるいは遠隔コンピュータですべて実行されてもよい。遠隔コンピュータで実行される場合、遠隔コンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)又はワイドエリアネットワーク(WAN)を介してユーザのコンピュータに接続されてもよいが、外部コンピュータ(例えば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを介して)に対する接続が実行されてもよい。
以下に、本発明の実施形態に係る方法、装置(システム)及びコンピュータプログラムを示したフローチャート及び/又はブロック図を参照して本発明を説明する。フローチャート及び/又はブロック図の各ブロック並びにフローチャート及び/又はブロック図のブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム命令により実現可能であることが理解されるだろう。コンピュータ又は他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサを介して実行された命令がフローチャート及び/又はブロック図の1つ以上のブロックにおいて指定される機能/動作を実現する手段を形成するように機械を形成するために、それらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ、専用コンピュータ又は他のプログラム可能データ処理装置のプロセッサに提供されてもよい。
それらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータ可読メモリに格納されてもよく、コンピュータ又は他のプログラム可能データ処理装置に、特定の態様で機能することを指示可能である。コンピュータ可読メモリに格納された命令は、フローチャート及び/又はブロック図の1つ以上のブロックにおいて指定される機能/動作を実現する命令手段を含む製造物品を生成する。コンピュータプログラム命令はコンピュータ又は他のプログラム可能データ処理装置にロードされてもよい。それらの命令は、コンピュータ実現処理を生成するために、コンピュータ又は他のプログラム可能装置において一連の動作ステップを実行させてもよい。コンピュータ又は他のプログラム可能装置において実行された場合、命令は、フローチャート及び/又はブロック図のブロックで指定される機能/動作を実現するためのステップを提供する。
再び図を参照すると、図4は、本発明の一実施形態が動作してもよい環境を示した概略図である。図2に示される構成要素の大半は、図1に関して説明したガスタービン100の構成要素と同一である。図4を参照して、ガスタービン100に適用される本発明の一実施形態に焦点を絞って説明する。本発明の一実施形態は変形制御システム150を提供してもよい。
本発明の実施形態は、始動過程を通してガスタービン100の始動手段155を能動的に制御する閉ループ制御原理を採用する。制御システム150は、本発明の方法の一実施形態をガスタービン100に適用するアルゴリズムを含むように構成されてもよい。本発明は、負荷整流インバータ(LCI)155の形態を有してもよい始動手段155の公称動作スケジュールを調整する方法を提供する。方法の実施形態は、1つにはガスタービン100と関連する1つの動作パラメータ160に基づいて部分的に公称動作スケジュールを調整してもよい。以下に説明するように、この動作パラメータは、回転子速度、所望の始動時間などを含んでもよいが、それに限定されない。制御システム150は、ガスタービン100と関連する動作パラメータ160を受信してもよい。
一般に、動作パラメータ160は、始動過程中にガスタービン100に直接又は間接的に影響を及ぼすパラメータを含む。それらの動作パラメータ160は、ガスタービン100の排気温度、燃焼温度、燃焼基準温度、周囲条件、回転子速度、回転子加速及び物理的特性を含んでもよいが、それらに限定されない。周囲条件は、温度、湿度及び気圧を含んでもよいが、それらに限定されない。ガスタービン100の物理的特性又は特徴は、圧縮機部分110の汚損、吸気系統(図示せず)の清浄度、燃料供給系統125、燃焼系統120又はIGV115の構成要素の精度/校正を含んでもよいが、それらに限定されない。
本発明の実施形態の閉ループ制御原理は、動作パラメータの目標値(又は目標範囲)と動作パラメータの測定値、すなわち、リアルタイム値との差を能動的に判定する。その差は、LCI155の公称動作スケジュールを調整するために使用される。
この原理は、燃焼不足又は燃焼過剰の発生を減少又は排除することなどの多くの利点を提供するが、利点はそれに限定されない。これにより、ガスタービン100の総始動時間が短縮されてもよい。更に、始動過程中にLCI155を能動的に制御することにより、ガスタービン100は再現性をもってほぼ最適の始動過程を実行してもよい。更なる利点は、熱過渡状態が減少するので、部品の耐用年数が延びることである。図5を参照して、制御システム150により採用される本発明の方法の一実施形態を更に詳細に説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係るシステムを能動的に制御する方法500のアルゴリズムを示した処理図である。
方法500を実行するように構成された制御システムは、操作員が以下に説明されるステップをナビゲートできるようにするためのグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を構成してもよい。本発明の一実施形態は、LCI155の公称動作スケジュールに必要な調整をリアルタイムで判定してもよい。以下に説明されるように、ステップ510及び515において使用されるアルゴリズムは、多次元ルックアップテーブル、物理ベースモデルなどの形態であってもよい。これにより、始動過程に対する複数のパラメータの影響が正確に判定されてもよい。
本質的には、方法500の一実施形態は、所望のパラメータに適合するためにLCI155の動作を調整してもよい。このパラメータは、例えば、時間、速度又は温度の形態を有してもよいが、それに限定されない。パラメータが時間である場合、操作員はガスタービン100の始動を特定の時間内に完了させることを望んでもよい。その場合、方法500は、その特定の時間内に始動過程を完了させるためにLCI155の公称動作スケジュールをどのように調整すべきかを判定してもよい。
ブロック510において、方法500は、パラメータの目標値を判定するためにパラメータ目標スケジュールブロックを採用してもよい。ルックアップテーブルは独立変数であるパラメータH及びパラメータVを含んでもよい。パラメータH、V、は、速度、時間などの形態を有してもよい。ブロック510は入力パラメータ505を受信してもよい。次に、ブロック510は、パラメータH、V及びルックアップテーブルに対する他の入力に基づいてパラメータ目標値513を判定してもよい。
次に説明する限定的な意味を持たない実施例は、使用中にブロック510がどのように機能するかの一実施例を提供する。この限定的な意味を持たない実施例は、以下に説明されるように、方法500の他の要素を説明する際に使用されてもよい。操作員は、ガスタービン100の始動過程を特定の時間内に完了させることを望んでもよい。この場合、入力パラメータ505は時間である。パラメータHも時間であってもよく、パラメータVは回転子速度であってもよい。ブロック510に対する他の入力は周囲条件及び圧縮機部分110の汚損であってもよい。図示されるように、ブロック510の出力であるパラメータ目標値513は、所望の時間内に回転子140をFSNLまで加速するために必要な回転子加速であってもよい。
方法500のブロック525において、ジャンクションはパラメータ目標値513とパラメータ測定値160との差を判定してもよい。パラメータ測定値160を受信した後、加算ジャンクションは、生成された差を誤差信号527などとして出力してもよい。図5においてジャンクション525は加算器ブロックとして示されるが、本発明は、ブロック525のジャンクションとして加算器を使用することに限定されない。方法500の他の実施形態は、パラメータ目標値513とパラメータ測定値160との差を判定するためのスケーラ、乗算器などの他のエンジンを含んでもよいが、それに限定されない。
ブロック510と関連する限定的な意味を持たない実施例の説明を続けると、パラメータ目標値513は回転子加速度の目標値であってもよい。パラメータ測定値160は回転子加速度の現在の値であってもよい。従って、誤差信号527は、パラメータ目標値513とパラメータ測定値160との差を示してもよい。
パラメータ測定値160はガスタービン100の動作データから取り出されてもよい。この動作データは、入力パラメータ505としてユーザが選択してもよい他のパラメータであると考えられてもよい。動作データは、圧縮機部分110により吸引される空気の物理的特性、圧縮機部分110の物理的特性、燃料の物理的特性、燃料供給系統125の物理的特性及びガスタービン100の現在の動作パラメータに関連してもよい。空気の物理的特性は、温度、圧力、湿度及び他の周囲条件を含んでもよいが、それに限定されない。圧縮機部分110の物理的特性は、圧縮機の清浄度及び汚損に関するデータを提供してもよい。それらの物理的特性は、流量、圧力、差圧などを含んでもよいが、それに限定されない。燃料の物理的特性は、燃料の加熱値、比重、温度、ウォッベ指標などを含んでもよいが、それに限定されない。燃料供給系統125の物理的特性は燃料供給系統125の構成要素の精度に関連してもよい。このデータは、弁基準値とフィードバック値との差、圧力、流量などを含んでもよいが、それに限定されない。ガスタービン100の現在の動作パラメータは、ターボ機械の速度及び加速を含んでもよいが、それに限定されない。
ブロック520において、方法500は始動手段調整ブロックを採用してもよい。ブロック520は、目標パラメータに適合するようにガスタービン100に必要とされる調整を判定するためにルックアップテーブル、物理ベースモデルなどの形態を有してもよい。図示されるように、ルックアップテーブルなどは入力パラメータ505及び誤差信号527を受信してもよい。入力パラメータ505はブロック520のパラメータHであってもよい。次に、ブロック520は、誤差信号527及び入力パラメータ505に基づいて始動手段調整コマンド523を生成してもよい。コマンド523は、LCI155の公称動作スケジュールに対して実行されてもよい調整であると考えられてもよい。
先に説明したブロックと関連する限定的な意味を持たない実施例の説明を続けると、誤差信号527は、指定された時間内に回転子140がFSNLに到達するために必要とされる回転子加速に対する調整を示してもよい。ブロック520は、加速度に基づく誤差信号をLCI動作スケジュールに基づく値に変換してもよい。
ブロック515において、方法500は、LCIに対する現在のコマンドを判定するためにLCI公称スケジュールブロックを採用してもよい。ルックアップテーブルは、独立変数である始動平均トルク及びパラメータHを含んでもよい。パラメータHは、速度、時間などの形態を有してもよい。ブロック515は入力パラメータ505を受信してもよい。次に、ブロック515は、始動平均トルク、パラメータH及びルックアップテーブルに対する他の入力に基づいて始動手段コマンド目標517を判定してもよい。
先に説明したブロックと関連する限定的な意味を持たない実施例の説明を続けると、始動手段コマンド目標517は、所望の始動時間に基づくトルクコマンドの公称値を示してもよい。ブロック515は、この場合には始動時間である入力パラメータ505を始動手段コマンド目標517に基づくトルクに変換してもよい。始動手段コマンドは公称LCI動作スケジュールに基づいてもよい。
ステップ530において、方法500は、入力パラメータ505の要求に適合するようにガスタービン100を加速するために必要な始動手段要求533を判定してもよい。ステップ515で生成された始動手段コマンド517を調整するために、ジャンクション530などは、ステップ520で生成された始動手段調整コマンド523を使用してもよい。これは、本質的には、始動手段155の公称動作スケジュールをリアルタイムで調整する効果を有してもよい。
図5においてジャンクション530はスケーラブロックとして示されるが、本発明は、ブロック530のジャンクションとしてスケーラを使用することに限定されない。方法500の他の実施形態は、要素517及び523の値を組み合わせるために、スケーラ、乗算器などの他のエンジンを含むが、それに限定されない。
種々のブロックと関連する限定的な意味を持たない実施例の説明を続けると、始動手段要求533は、LCI155へ送出されるトルクコマンドを示してもよく且つ所望の始動時間に基づく。始動手段要求533は、公称LCI動作スケジュールに対する調整であると考えられてもよい。始動手段要求533は、先に説明した誤差信号527を減少するために使用される。
図6は、本発明の一実施形態に係る図5の方法500に従った加速曲線を示したグラフである。図6は回転子の速度(%)と始動時間(秒)との関係を示す。100%の速度は、ガスタービン100が公称動作速度又は一次動作速度に到達したことを示す。図2と比較して、図6は、同じガスタービン100の複数回の始動中に起こりうる変化が著しく減少したことを示す。図6において、始動1、始動2及び始動3は、湾曲に若干の相違はあるが、ほぼ同じトレンドに従っている。更に、図6は、始動1、始動2及び始動3の始動完了時間がほぼ同一の持続時間を有することを示す。本発明の実施形態は、ガスタービン100の燃焼過剰及び/又は燃焼不足を著しく減少してもよい。
図7は、本発明の一実施形態に係る図5の方法500に従った温度曲線を示したグラフである。図7はガスタービン100の温度と始動時間(秒)との関係を示す。この温度は、例えば、燃焼温度、汎用基準温度、排気温度などであってもよいが、それに限定されない。この場合、等温線は、物理的理由及び/又は熱力学的理由によってガスタービン100が到達することが許容される最高温度を示す。図3と比較して、図7は、同じガスタービン100の複数回の始動中に起こりうる変化が著しく減少したことを示す。図3に示される始動時間中に起こる温度の変化は相当に大きく減少している。前述のように、本発明の実施形態は、ガスタービン100の燃焼過剰及び/又は燃焼不足を著しく減少してもよい。
前述のように、本発明の実施形態は、ターボ機械を始動するために必要とされる時間を相当に短縮してもよい。始動手段155は、ガスタービン100により発生されるトルクのリアルタイム判定と関連して閉ループ原理に従って動作するので、本発明の実施形態は始動時間の変化を著しく減少してもよい。
本発明の他の可能な実施形態を形成するために、いくつかの例示的な実施形態に関連して先に説明された多くの種々の特徴及び構成が選択的に更に適用されてもよいことは当業者には理解されるだろう。更に、以下に示されるいくつかの特許請求の範囲に含まれるあらゆる組み合わせ及び可能な実施形態は本出願の一部であることを意図するが、本発明が可能な限りすべて詳細に提供又は説明されるわけではないことも当業者には理解されるだろう。また、本発明のいくつかの例示的な実施形態の説明から、当業者は、改良、変更及び変形を認識するだろう。当業者の理解の範囲内のそのような改良、変更及び変形も添付の特許請求の範囲に含まれることが意図される。更に、以上の説明は本出願の説明済みの実施形態のみに関連すること、並びに添付の特許請求の範囲及びそれと同等のものにより定義される本出願の精神及び範囲から逸脱することなく多くの変更及び変形が実施されてもよいことは明らかなはずである。
100 ターボ機械
110 圧縮機部分
115 入口案内翼(IGV)
120 燃焼系統
125 燃料供給系統
127 燃料回路
130 タービン部分
140 回転子
145 負荷
150 制御システム
155 始動システム
160 パラメータ測定値
200 グラフ
300 グラフ
500 ブロック図
505 入力パラメータ
510 パラメータ目標スケジュールブロック
513 パラメータ目標
515 始動手段公称スケジュールブロック
517 始動手段コマンド
520 始動手段調整ブロック
523 始動手段調整コマンド
525 ジャンクション
527 誤差信号
530 ジャンクション
533 始動手段要求
600 グラフ
700 グラフ

Claims (5)

  1. 動力機械(100)の始動過程中に始動システム(155)を能動的に制御する方法(500)において、
    動力機械(100)の動作と関連するパラメータ(505)の目標範囲(510)を判定するステップと、
    前記パラメータ(505)の測定値(160)を判定するステップと、
    前記目標範囲と前記測定値との差であるパラメータ差(525、527)を判定するステップと、
    前記パラメータ差(527)に基づいて、動力機械(100)が動作速度に達するまでの始動システム(155)の動作スケジュール(515)を調整するステップと、
    とを含み、
    前記方法(500)は前記パラメータ差(527)に基づいて前記始動システム(155)の出力(533)を調整し、且つ前記出力(533)は始動過程中の前記動力機械(100)の加速に寄与し、
    前記動力機械(100)は回転子(140)を具備するターボ機械(100)であり、
    前記始動システム(155)は負荷整流インバータ(LCI)(155)であり、
    前記パラメータ(505)は、前記ターボ機械(100)の排気温度、燃焼温度、周囲条件、回転子速度、回転子加速、時間又は物理的パラメータのうち少なくとも1つであり、
    前記パラメータ(505)の目標範囲(510)を判定するステップは、
    前記動力機械(100)の動作に関連する第1のパラメータを選択するステップと、
    前記動力機械(100)の動作に関連する第2のパラメータを選択するステップと、
    前記第2のパラメータの値を判定するために前記第1のパラメータに関するリアルタイムデータを受信するルックアップテーブルを具備するアルゴリズムを利用するステップと、
    を含み、
    前記第2のパラメータの値は前記パラメータ(505)の目標値である、
    方法(500)。
  2. 始動手段調整コマンド(523)を判定するためのステップを実行することを更に含み、前記ステップは、
    前記パラメータ(505)の前記目標値に関するデータを受信するステップと、
    前記パラメータ(505)の測定値に関するデータを受信するステップと、
    前記目標値と前記測定値との差を含む誤差信号(527)を生成するステップと、
    前記誤差信号(527)に基づいて始動手段調整コマンド(523)を生成するために始動手段調整ブロック(520)を利用するステップと、
    を含む、請求項1に記載の方法(500)。
  3. 始動手段要求(533)を判定するためのステップを実行することを更に含み、前記ステップは、
    前記始動手段調整コマンド(523)を受信するステップと、
    前記始動システム(155)の公称スケジュールに基づく始動手段コマンド(517)を受信するステップと、
    前記始動手段調整コマンド(523)を前記始動手段コマンド(517)と組み合わせることにより、始動手段要求(533)を生成するためにジャンクション(530)を利用するステップと、
    を含み、
    前記始動手段要求(533)は前記誤差信号(527)に基づいて前記公称スケジュール(515)を調整する、
    請求項2に記載の方法(500)。
  4. ガスタービン(100)の始動過程中に負荷整流インバータ(LCI)(155)を能動的に制御する方法(500)において、
    ガスタービン(100)の動作と関連するパラメータ(505)の目標範囲(510、513)を判定するステップと、
    前記パラメータ(505)の測定値(160)を判定するステップと、
    前記目標範囲(513)と前記測定値(160)との差であるパラメータ差(525)を判定するステップと、
    前記パラメータ差(525)に基づいて、ガスタービン(100)が動作速度に達するまでの前記LCI(155)の動作スケジュール(515)を調整するステップと、
    を含み、
    前記方法(500)は、前記ガスタービン(100)の始動過程中に前記パラメータ差(525)に基づいて前記LCI(155)の出力を連続的に調整し、且つ前記出力は前記ガスタービン(100)の加速に寄与し、
    前記ガスタービン(100)は回転子(140)を具備し、
    前記パラメータ(505)は、前記ガスタービン(100)の排気温度、燃焼温度、周囲条件、回転子速度、回転子加速、時間又は物理的パラメータのうち少なくとも1つであり、
    前記パラメータ(505)の目標値(510、513)を判定するステップは、
    前記ガスタービン(100)の動作に関連する第1のパラメータを選択するステップと、
    前記ガスタービン(100)の動作に関連する第2のパラメータを選択するステップと、
    前記第1のパラメータに関するリアルタイムデータを受信するルックアップテーブルを具備するアルゴリズムを利用することにより前記第2のパラメータの値を判定するステップと、
    を含み、
    前記第2のパラメータの値は前記アルゴリズムの出力であり、
    前記第2のパラメータの値は前記パラメータ(505)の前記目標値である、
    方法(500)。
  5. 前記第1のパラメータ及び前記第2のパラメータは、それぞれ動作時間又は回転子速度のうち少なくとも1つである請求項4に記載の方法(500)。
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