JP5774713B2 - 波動歯車装置の可撓性外歯車の歯底リム厚設定方法 - Google Patents
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Description
(1)可撓性外歯車の外歯の歯筋方向の開口端位置の軸直角断面を撓み係数κ=1の無偏位の主断面とし、当該主断面における可撓性外歯車の外歯の剛性内歯車の内歯に対する移動軌跡から、両歯車の歯の歯末歯形を規定するために用いるそれぞれの相似曲線歯形を求める。
(2)可撓性外歯車の外歯の開口端位置の主断面の歯形として、上記のように規定した歯末歯形と、これに接続した直線歯形と、干渉を回避する適宜の歯元歯形から規定される複合歯形を用いる。
(3)剛性内歯車の内歯の歯形として、上記のように規定した歯末歯形と、これに接続した直線歯形と、干渉を回避する適宜の歯元歯形から規定される複合歯形を用いる。
(4)可撓性外歯車の外歯の歯筋方向における開口端以外の断面の歯形として、可撓性外歯車のコーニングを考慮して、開口端位置の主断面の歯形として採用した複合歯形に対して転位を施した転位歯形を採用する。換言すると、可撓性外歯車の外歯における歯筋方向の各断面において得られる剛性内歯車の内歯に対する相対的な移動軌跡が、当該外歯の開口端位置の主断面の移動軌跡とその底部を共有するように、主断面の歯形に転位を施して、歯筋方向において両歯車の広範囲の連続的なかみ合いを実現する。
(5)可撓性外歯車の外歯における歯筋方向の開口端位置の歯底リム厚を、修正グッドマン線図を用いて、最適なものに設定する。
(6)外歯の歯筋方向における開口端以外の位置における歯底リム厚を、歯形と伝達するトルクとの関連を考慮して、修正グッドマン線図を用いて(開口端位置の最適歯底リム厚に基づき)設定する。
図1は本発明の対象である波動歯車装置の正面図である。図2はその可撓性外歯車の開口部を楕円状に撓ませた状況を含軸断面で示す断面図であり、図2(a)は変形前の状態、図2(b)は変形後における楕円状曲線の長軸を含む断面、図2(c)は変形後における楕円状曲線の短軸を含む断面をそれぞれ示してある。なお、図2(a)〜(c)において実線はカップ状の可撓性外歯車を示し、破線はシルクハット状の可撓性外歯車を示す。
図3は両歯車2、3の歯形の一例を示す説明図であり、図4は可撓性外歯車3の歯筋方向における歯形輪郭形状を示す説明図である。図3に示す外歯34の歯形形状はその開口端34aの位置(主断面)におけるものであり、外歯34における開口端34aから内端34bに至る部分の歯形形状は、図3に示す歯形形状に、後述のようにマイナス転位を施した転位歯形形状となっている。この結果、図4に示すように、可撓性外歯車3は、外歯34の歯先円直径が開口端34aから内端34bに向かう歯筋方向に沿って漸減しているテーパー型可撓性外歯車となっている。これに対して、内歯24の歯形形状は歯筋方向の全体に亘って同一であり、図3に示す歯形形状に設定されている。
次に、図3、図5および図6を参照して、外歯34および内歯24の歯形の形成方法を説明する。
図5は波動歯車装置1の両歯車2、3の歯の相対運動をラックで近似した場合に得られる、剛性内歯車2の内歯24に対する可撓性外歯車3の外歯34の移動軌跡を示す図である。図において、x軸はラックの併進方向、y軸はそれに直角な方向を示す。ここで、可撓性外歯車3の外歯34の歯筋方向における任意の位置の軸直角断面において、当該外歯34の楕円状リム中立線における長軸位置L1における当該外歯34が楕円状に撓む前のリム中立円に対する撓み量は、κを撓み係数として2κmnである。可撓性外歯車3の外歯34の移動軌跡は次式で与えられる。
x=0.5mn(θ−κsinθ)
y=κmncosθ
x=0.5(θ−κsinθ)
y=κcosθ
図6は、外歯34、内歯24の歯形を形成するために用いるために、無偏位移動軌跡M1に設定した利用範囲を示す説明図である。この図において、主断面(開口端34aの断面)の無偏位移動軌跡M1のパラメーターθがπ(B点:移動軌跡の底部)から0(A点:移動軌跡の頂部)までの範囲を取り、B点を相似の中心として、この無偏位移動軌跡M1をλ倍(λ<1)に相似変換して第1相似曲線BCを得る。図6には、λ=0.6の場合を示してある。第1相似曲線BCを剛性内歯車2の歯末歯形を規定するために用いる歯形曲線として採用する。
剛性内歯車の歯末歯形の基本式:
xCa=0.5{(1−λ)π+λ(θ−sinθ)}
yCa=λ(1+cosθ) (0≦θ≦π)
可撓性外歯車の歯末歯形の基本式:
xFa=0.5(1−λ)(π−θ+sinθ)
yFa=(λ−1)(1+cosθ) (0≦θ≦π)
上記のように求めた歯末歯形を規定するための歯形曲線ACを用いて、次のように外歯34の主断面(開口端34aの軸直角断面)における外歯歯形を形成する。図3および図6を参照して説明すると、可撓性外歯車3の歯末歯形を規定するための歯形曲線ACに対して圧力角αで交わる直線Lを引き、歯形曲線ACにおける端点Aから直線Lとの交点Dまでの間の曲線部分ADを求める。この曲線部分ADを正規の歯末歯形を規定する歯形曲線として採用し、当該歯形曲線を用いて外歯歯末歯形部分41を形成する。また、交点Dから延びている直線Lの直線部分によって外歯直線歯形部分42を規定する。さらに、外歯直線歯形部分42が内歯24に対して所定の頂隙が確保されるように、当該外歯直線歯形部分42と所定の外歯歯底曲線によって規定される外歯歯底部分44との間を繋ぐ所定の凹曲線によって外歯歯元歯形部分43を規定する。
同様にして、歯末歯形を規定するために用いる歯形曲線BCを用いて内歯24の歯形を形成する。図3および図6を参照して説明すると、剛性内歯車2の歯末歯形を規定するために用いる歯形曲線BCに対して圧力角αで交わる直線Lを引き、歯形曲線BCにおける端点Bから直線Lとの交点Eまでの間の曲線部分BEを求める。この曲線部分BEを正規の歯末歯形を規定する歯形曲線として採用し、当該歯形曲線を用いて内歯歯末歯形部分51を形成する。また、交点Eから延びている直線Lの直線部分によって内歯直線歯形部分52を規定する。さらに、内歯直線歯形部分52が外歯34に対して所定の頂隙が確保されるように、当該内歯直線歯形部分52と所定の内歯歯底曲線によって規定される内歯歯底部分54との間を繋ぐ所定の凹曲線によって内歯歯元歯形部分53を規定する。
上記のように設定した主断面の歯形の噛み合いは両歯車2、3の歯末歯形同士の噛み合いにおいては、図5に示す無偏位移動軌跡M1に沿って可撓性外歯車3が剛性内歯車2に対して移動するとき、歯末歯形同士は相似曲線の性質から連続的に接触する。これに対して、主断面からダイヤフラム側に掛けての外歯34の各軸直角断面では偏位係数はκ<1となる。図5に示すように、負偏位移動軌跡M2、M3は無偏位移動軌跡M1と干渉し、このままでは主断面における場合のような歯末歯形同士の連続的な噛み合いを維持することができない。
h=κ−1
t=κt1
ここで、t1:主断面(開口端の軸直角断面)における歯底リム厚
となる。
図7は、いわゆる修正グッドマン線図を用いて、可撓性外歯車の歯底リム厚と歯の転位を定める本発明の手法を示すものである。波動歯車装置1において、その可撓性外歯車3の楕円状の変形に伴う長軸上の歯底リム表面の曲げに伴う引張応力をσbとすると、材料力学の基本式からσbは次式により規定される。
σb=3Et/(RD)
ここで、E:ヤング率
t:歯底リム厚
R:減速比
D:変形前の中立円の直径
σn=T/(DLt)
ここで、L:可撓性外歯車の歯幅
((σb+σn)−(−σb))/2=σb+σn/2
であり、平均応力は、
((σb+σn)+(−σb))/2=σn/2
である。
σb=σA/2
σn=σAσB/(σA+σB)
であり、外歯の主断面(開口端34aの位置)での歯底リム厚t1の最適値tmは次式で与えられる。
t1=tm=σARD/(6E)
σb=κ2σbm=κ2σA/2
となる。修正グッドマン線図で横座標の平均応力σnm/κ/2に対応する縦座標は、直線の式から
−(σA/σB)σnm/2/κ+σA
となる。ここで、σbm=σA/2の関係を用いると開口端34aの軸直角断面において、
(σB−σnm/2)(σA/σB)=σbm+σnm/2=σA/2+σnm/2
の関係から、次の結果を得る。
σnm=σAσB/(σA+σB)
図8は、上記のように歯形が設定された外歯34における開口端34a(主断面)、歯筋方向の中間位置および内端34bにおける各軸直角断面上での外歯の移動軌跡を示すグラフである。中間位置および内端34bにおける転位歯形の移動軌跡M2a、M3aは、開口端34aにおける移動軌跡M1と底部Bにおいて接し、しかも、頂部の一部を除き、これらの軌跡は相互に近似している。このことは、本発明による歯形が、頂部の一部を除き、歯筋全般に亘るかみ合い状態が得られる可能性を示している。
Claims (4)
- 波動歯車装置の可撓性外歯車の歯底リム厚設定方法であって、
前記波動歯車装置は、
円環状の剛性内歯車と、この内側に同軸状に配置された前記可撓性外歯車と、この内側に嵌めた波動発生器とを有し、
前記可撓性外歯車は、可撓性の円筒状胴部と、この円筒状胴部の一方の端である内端から半径方向に延びているダイヤフラムと、前記円筒状胴部の他方の端である開口端の側の外周面部分に形成された外歯とを備えており、
前記可撓性外歯車の前記外歯は、前記波動発生器によって楕円状に撓められ、その楕円状曲線の長軸方向の両端部において前記剛性内歯車の内歯に噛み合っており、
楕円状に撓められた前記可撓性外歯車の前記外歯は、その歯筋方向に沿って、前記ダイヤフラムの側から前記開口端の側に向けて、前記ダイヤフラムからの距離に比例して撓み量が増加しており、
前記可撓性外歯車の前記外歯および前記剛性内歯車の前記内歯は共にモジュールmの平歯車であり、
前記可撓性外歯車の歯数は、nを正の整数として、前記剛性内歯車の歯数より2n枚少なく、
前記外歯の歯筋方向における任意の位置の軸直角断面において、当該外歯の楕円状リム中立線における長軸位置における当該外歯が楕円状に撓む前のリム中立円に対する半径方向の撓み量は、κを撓み係数として、κmnであり、
前記外歯の歯筋方向において、前記開口端の側の端の軸直角断面を開口端断面とし、前記ダイヤフラムの側の端の軸直角断面を内端断面とすると、前記開口端断面の前記撓み係数はκ=1であり、
前記開口端断面における前記外歯の前記内歯に対するラック近似による移動軌跡から求
めた相似曲線を用いて、前記外歯の凸曲線状の外歯歯末歯形部分および前記内歯の凸曲線状の内歯歯末歯形部分が規定されており、
前記外歯の前記開口端断面における開口端歯形形状は、前記外歯歯末歯形部分と、これに連続する外歯直線歯形部分、これに連続し、前記内歯との干渉を回避する凹曲線状の外歯歯元歯形部分、および、これに連続する外歯歯底部分によって規定されており、
前記内歯の軸直角断面上における歯形形状は、前記内歯歯末歯形部分と、これに連続する内歯直線歯形部分、これに連続し、前記外歯との干渉を回避する凹曲線状の内歯歯元歯形部分、および、これに連続する内歯歯底部分によって規定されており、
前記外歯の歯筋方向における前記開口端断面以外の断面の歯形形状は、前記内歯に干渉しないように、前記開口端断面の歯形形状にマイナス転位を施した転位歯形形状となっており、
一平面座標上で、縦軸に前記可撓性外歯車の素材である鋼材の両振りの疲労限度を取った点Aと、横軸に前記鋼材の降伏応力と引張強さの中央値を取った点Bとを結ぶ直線を引いて、修正グッドマン線図を描き、
前記可撓性外歯車の前記開口端断面における楕円状変形に伴って、その歯底リムの表面に現れる長軸上の撓みによる曲げ応力と、負荷トルクによって前記歯底リムに生ずる引張応力の1/2との和としての応力振幅を縦軸に取り、当該引張応力の1/2の平均応力を横軸に取る座標点の位置を、修正グッドマン線図の直線ABと原点を通り横軸と45度をなす直線との交点をCとしたときの線分ACの中点Mに取るように、前記可撓性外歯車の前記開口端断面の歯底リム厚tmを定め、
前記外歯の前記開口端断面から前記内端断面に掛けての各位置の軸直角断面において、撓みによる曲げ応力と伝達負荷トルクによって当該位置の歯底リムに生ずる引張応力の1/2との和としての応力振幅を縦軸に取り、当該引張応力の1/2の平均応力を横軸に取る座標点の位置を、修正グッドマン線図上で前記中点Mの右側に取るように、当該軸直角断面における歯底リム厚を定めることを特徴とする波動歯車装置の可撓性外歯車の歯底リム厚設定方法。 - 請求項1において、
前記外歯の前記開口端断面から前記内端断面に掛けての各位置の軸直角断面における前記歯底リム厚tは、
t=κtm
である波動歯車装置の可撓性外歯車の歯底リム厚設定方法。 - 請求項1または2において、
前記転位歯形形状は、前記外歯の歯筋方向における前記開口端断面以外の各軸直角断面において得られる前記移動軌跡が、前記開口端断面において得られる前記移動軌跡に対してそれらの底部の点で接するように、前記開口端歯形形状にマイナス転位を施したものである波動歯車装置の可撓性外歯車の歯底リム厚設定方法。 - 請求項1、2または3において、
前記外歯の前記開口端断面において得られた前記移動軌跡における頂部の点から次の底部の点に至る曲線部分を、相似比λ<1として、前記底部の点を相似の中心としてλ倍に相似変換して、第1相似曲線を求め、
前記第1相似曲線における一方の端点である前記底部の点とは反対側の端点である反対側端点を中心として、当該第1相似曲線を180度回転することにより得られた曲線を、前記反対側端点を相似の中心として(1−λ)/λ倍に相似変換して第2相似曲線を求め、
前記第2相似曲線に対して所定の圧力角で交わる直線を引き、前記第2相似曲線の一方の端点である前記頂部の点から前記直線との交点である第1交点までの間の曲線部分を第1曲線部分として求め、
前記第1曲線部分によって前記外歯歯末歯形部分を規定し、
前記直線における前記第1交点から延びている直線部分によって、前記外歯直線歯形部分を規定し、
前記外歯直線歯形部分が前記内歯に対して所定の頂隙が確保されるように、当該外歯直線歯形部分と所定の外歯歯底曲線によって規定される前記外歯歯底部分との間を繋ぐ凹曲線によって前記外歯歯元歯形部分を規定し、
前記第1相似曲線に対して前記圧力角で交わる前記直線を引き、前記第1相似曲線における一方の端点である前記底部の点から前記直線との交点である第2交点までの間の曲線部分を第2曲線部分として求め、
前記第2曲線部分によって前記内歯歯末歯形部分を規定し、
前記直線における前記第2交点から延びている直線部分によって、前記内歯直線歯形部分を規定する波動歯車装置の可撓性外歯車の歯底リム厚設定方法。
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