JP5774453B2 - 光ケーブル接続用クロージャ - Google Patents
光ケーブル接続用クロージャ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5774453B2 JP5774453B2 JP2011257498A JP2011257498A JP5774453B2 JP 5774453 B2 JP5774453 B2 JP 5774453B2 JP 2011257498 A JP2011257498 A JP 2011257498A JP 2011257498 A JP2011257498 A JP 2011257498A JP 5774453 B2 JP5774453 B2 JP 5774453B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical cable
- drop
- tray
- cable
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Description
特許文献1の発明は、光ケーブルを挿通するエンドプレートの中心軸方向と交差する方向にケーブル心線とその接続部を収納する融着トレーが積層されていて、トレーを引き出すことでトレー内でのケーブルの引き回しや接続作業をする構造となっている。
また、小型化することによって製造コストを削減することもできる。
さらに、請求項9の発明のように、テンションメンバ把持部材が設けられることによって、光ケーブルのテンションメンバを一括して保持固定でき、光ケーブルをより確実に固定できるので、光ケーブル心線に不要な応力等がかかる心配が無くなる。さらに、テンションメンバ把持部材によってアースをとることも可能である。
通過心線トレイ40は通過する心線をひとまとめに収納するためのトレイであり、図1のようにトレイの深さが他のドロップトレイ30や保留心線トレイ50の深さに比べて深くなっている。
まず、ドロップ用光ケーブル心線C1、C2の配線状態を図8に示す。
上流側光ケーブルA1より分岐された上流側ドロップ用光ケーブル心線C1は、心線ガイド26にガイド保護されながらドロップトレイ30の開口部32よりトレイ内に導入され、舌片部35に保持されながらトレイ内に掛け留められ、上流側ドロップ用光ケーブル心線C1の端部を接続部34に取り付けられる図示しない接続端子に接続される。
通過心線は本クロージャでは分岐せずに通過するのみなので、心線をひとまとめにして上流側通過心線D1を通過心線トレイ40の開口部41からトレイ内に導入され、舌片部43に保持されながらトレイ内に掛け留められ、開口部42よりトレイ外へ導出されて、下流側光ケーブルA2へと導かれる。
また、後に分岐するための保留心線Eは、上流側光ケーブルA1から数芯づつまとめてそれぞれの保留心線トレイ50の開口部52からトレイ内に導入され、舌片部55に保持されながらトレイ内に掛け留められる。保留状態なので、保留心線Eの端部はトレイ内部に収納されている。
新たに心線を分岐する必要がある場合、保留心線トレイ5はヒンジ部51で回動自在となっているので収納面の作業スペースを確保するようにトレイを回動させ、心線を1本取り出す。そして、新たにドロップトレイ30を追加するドロップケーブルBの直上に取り付けて取り出した心線とドロップケーブル側の心線をトレイ内部で配線することで作業が完了する。仮に従来のように通過心線から新た心線を分岐しようとすると、分岐作業が煩雑であるばかりでなく、既に使用されている心線を誤って切断分岐するおそれあるが、本発明ではその心配が無くなるという利点がある。
A2 下流側光ケーブル
B ドロップケーブル
C1 上流側ドロップ用光ケーブル心線
C2 下流側ドロップ用光ケーブル心線
D1 上流側通過心線
D2 下流側通過心線
E 保留心線
10 光ケーブル接続用クロージャ
20 エントリープレート
21 光ケーブル挿通孔
22 ドロップケーブル挿通孔
23 トレイベース
24 ドロップケーブルシール部材
25 光ケーブルシール部材
26 心線ガイド
27 保護シート
28 バックル
30 ドロップトレイ
31 ヒンジ部
32、33 開口部
34 接続部
35 舌片部
40 通過心線トレイ
41、42 開口部
43 舌片部
44、45 係止部
46 係止孔
50 保留心線トレイ
51 ヒンジ部
52、53 開口部
54 接続部
55 舌片部
56 係止孔
60 ドロップケーブル把持具
61 ドロップ把持部
70 ストッパー
80 ケーブルクランプ
81 テンションメンバ把持部材
90 カバー部材
91 浸水検知モジュール
92 浸水検知ケーブル収納トレイ
Claims (11)
- 複数本の光ケーブル心線を有する通過型光ケーブルの所定の位置から必要な光ケーブル心線を切断分岐して、外部のドロップケーブルから引き込まれた光ケーブル心線と接続するとともに、残りの光ケーブル心線は切断分岐せずにそのまま通過させる通過型の光ケーブル接続用クロージャであって、
キャップ状のカバー部材と、
前記カバー部材の開口端に嵌合され、前記光ケーブルを前記クロージャ内に導入する孔と該クロージャ外へ導出する孔が設けられた光ケーブル挿通孔と、前記ドロップケーブルを個々に挿通するための孔が直線上に複数配置されたドロップケーブル挿通孔とを有したエントリープレートと、
前記エントリープレートの内側には、
前記光ケーブルから切断分岐された上流側ドロップ用光ケーブル心線と前記ドロップケーブルから引き込まれる下流側ドロップ用光ケーブル心線を接続して収納するドロップトレイと、
光ケーブル心線を分岐せずにそのまま通過する通過心線を収納する通過心線トレイと、
前記ドロップトレイと前記通過心線トレイを前記光ケーブルの導出入方向に対して直交して積層し保持するトレイベースと、
前記ドロップケーブル挿通孔から前記エントリープレートの平面に対して垂直方向に挿通された前記ドロップケーブルの外被を各々把持するドロップ把持部が前記個々のドロップケーブル挿通孔に対応して直線上に複数配置されたドロップケーブル把持具と、
が設けられ、
前記ドロップケーブルが前記ドロップケーブル把持具に把持される方向と、前記下流側ドロップ用光ケーブル心線が前記ドロップトレイに引き込まれる方向が同一方向となる構成としたことを特徴とする光ケーブル接続用クロージャ。 - 前記ドロップトレイの一端にヒンジ部が設けられ、該ヒンジ部によって該ドロップトレイが前記トレイベースと積層方向において回動自在及び着脱可能に保持されていることを特徴とする請求項1に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
- 前記トレイベースには、分岐された光ケーブル心線をドロップケーブルに接続せずに保留収納しておく保留心線トレイが設けられて前記ドロップトレイに積層され、前記保留心線トレイの一端にヒンジ部が形成されて該ヒンジ部によって該保留心線トレイが前記トレイベースと積層方向において回動自在及び着脱可能に保持されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
- 前記ドロップトレイ及び前記保留心線トレイを所定の位置に固定するためのストッパーが設けられていることを特徴とする請求項3に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
- 前記ドロップケーブル挿通孔にはドロップケーブルシール部材が設けられ、該ドロップケーブルシール部材が、導入される個々のドロップケーブルの外形に密着されることによってクロージャ内部の気密性が保持され、ドロップケーブルが導入されない孔は該ドロップケーブルシール部材によって閉口されてクロージャ内部の気密性が保持されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
- 光ケーブル挿通孔から導入された前記光ケーブルから引き出されたドロップ用光ケーブル心線を前記ドロップトレイまでガイドする心線ガイドが前記トレイベースに設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
- 前記心線ガイドにガイドされたドロップ用光ケーブル心線を保護する心線保護シートが設けられていることを特徴とする請求項6に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
- 前記エントリープレートの光ケーブル挿通孔からクロージャ内に導入されてきた光ケーブルと、クロージャ外へ導出される光ケーブルの外被を一括して把持固定するケーブルクランプが設けられたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
- 前記エントリープレートの光ケーブル挿通孔からクロージャ内に導入されてきた光ケーブルと、クロージャ外へ導出される光ケーブルのテンションメンバを一括して把持固定するテンションメンバ把持部材が設けられたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
- 前記エントリープレートの縁部には前記カバー部材に嵌合されて締結するためのバックルが少なくとも2個対向して設けられ、前記カバー部材には対応する位置に前記バックルを掛け留めるための係止部が形成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
- 前記エントリープレートの内側には光ケーブル接続用クロージャ内部の浸水状態を検知する浸水検知モジュールが設けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の光ケーブル接続用クロージャ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011257498A JP5774453B2 (ja) | 2011-11-25 | 2011-11-25 | 光ケーブル接続用クロージャ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011257498A JP5774453B2 (ja) | 2011-11-25 | 2011-11-25 | 光ケーブル接続用クロージャ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013113891A JP2013113891A (ja) | 2013-06-10 |
JP5774453B2 true JP5774453B2 (ja) | 2015-09-09 |
Family
ID=48709522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011257498A Active JP5774453B2 (ja) | 2011-11-25 | 2011-11-25 | 光ケーブル接続用クロージャ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5774453B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000147268A (ja) * | 1998-11-13 | 2000-05-26 | Todentu Corp | 架空用光クロージャ |
JP4152045B2 (ja) * | 1999-09-29 | 2008-09-17 | 株式会社昭電 | 通過心線収納型の光通信ケーブル用クロージャ |
JP2002139634A (ja) * | 2000-11-01 | 2002-05-17 | Fujikura Ltd | 光クロージャのケーブル穴止水構造 |
JP4104513B2 (ja) * | 2003-09-17 | 2008-06-18 | 株式会社ジャパンリーコム | 光ケーブル接続用クロージャ |
JP2005140826A (ja) * | 2003-11-04 | 2005-06-02 | Nippon Tsushin Denzai Kk | 光ケーブル用クロージャ |
RU2011149546A (ru) * | 2009-05-06 | 2013-06-20 | ЧИ Ю-Фен | Соединительная муфта кабеля, в которой реализованы различные способы выполнения гидроизоляции основного кабеля |
-
2011
- 2011-11-25 JP JP2011257498A patent/JP5774453B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013113891A (ja) | 2013-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP2508928B1 (en) | Enclosure for telecommunications cables, with removable organizer | |
US7697812B2 (en) | Enclosure and organizer for telecommunication lines and splices | |
EP2033033B1 (en) | A cable loop device for optical systems | |
US20090202213A1 (en) | Routing Device for Optical Fibre Systems | |
JP5671756B2 (ja) | 光配線用パネル | |
JP5774453B2 (ja) | 光ケーブル接続用クロージャ | |
JP5774454B2 (ja) | 光ケーブル接続用クロージャ | |
JP4960047B2 (ja) | 光ケーブル接続用クロージャ | |
JP4904513B2 (ja) | 光ケーブル接続用クロージャ | |
KR100942229B1 (ko) | 광접속함체용 트레이 | |
JP5716007B2 (ja) | 成端処理用キット及び光ファイバケーブルの成端方法 | |
JP2010243835A (ja) | 光ファイバケーブル分岐構造体、光ファイバケーブル分岐方法及び光ファイバケーブル用分岐具 | |
JP4960046B2 (ja) | 光ケーブル接続用クロージャ | |
JP2005091689A (ja) | 光ケーブル接続用クロージャ | |
JP6236646B2 (ja) | 光接続箱 | |
JP2006098610A (ja) | 光コネクタローゼット | |
JP6265482B2 (ja) | 光ケーブル接続用クロージャ | |
CN220340458U (zh) | 理线装置及通信设备 | |
JP5579801B2 (ja) | 光ケーブル接続用クロージャ | |
JP2013097114A (ja) | 光ファイバトレイ及び光クロージャ | |
JP6415354B2 (ja) | 光ケーブル中継接続用クロージャ | |
JP4889589B2 (ja) | 融着トレイの構造 | |
JP5902925B2 (ja) | 光ケーブル用コネクタ収納ケース | |
JP2008102386A (ja) | 光ファイバ把持具 | |
JP2014235227A (ja) | 光ケーブル接続用クロージャ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140818 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150430 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150609 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150701 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5774453 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |