JP5773845B2 - 起動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、起動装置、特に、正特性サーミスタ素子(以下、PTCサーミスタと称する)を用いた単相誘導電動機の起動装置に関する。
従来の単相誘導電動機の起動回路として、例えば、「PTC抵抗と直列に接続された起動巻線を有するモータ巻線装置であって、モータの起動の所定時間後そのPTC抵抗が回路から電気的に取外され、モータが停止するまでそのPTC抵抗が回路外に保持される該モータ巻線装置」というものがある。このようなものにおいては、「モータの始動巻線装置の発熱を減少せしめ、また従来技術の装置に比しモータ装置の効率を増大させる」とされている(特許文献1参照)。
特開平3−239175号公報(第2頁、第4頁)
このような従来の単相誘導電動機の起動装置(特許文献1)は、PTCサーミスタの温度特性に起因する問題点を解決するためになされたものであった。
具体的には、従来の単相誘導電動機の起動装置は、運転コンデンサに起動コンデンサを並列に接続する代わりに、運転コンデンサにPTCサーミスタを並列に接続すれば、単相誘導電動機の起動性能を改善することができるとともに、起動回路を安価に構成することができるものの、圧縮機を再起動する際にPTCサーミスタが十分に冷えていないことにより十分な起動トルクが得られないという点、及び定常運転中であってもPTCサーミスタに微弱電流が流れ続けることにより不要な電力損失が生じるという点の二つの問題点があったため、その問題点を解決するためになされたものであった。
また、従来の単相誘導電動機の起動装置に搭載されたPTCサーミスタは、低温時には低抵抗値を示すものの、高温時には急激に抵抗値が上昇する温度特性を有している。そのため、PTCサーミスタが低温状態であるときに圧縮機が起動すると、PTCサーミスタには補助巻線から大電流が流れ込む。それにより、圧縮機モータは十分な起動を得ることができる。しかしながら、PTCサーミスタには大電流が流れ込むため、自己発熱が生じ、急激に温度が上昇するため抵抗値も急激に上昇することになる。そのため、起動運転から定常運転に移行した後になっても、PTCサーミスタは十分に冷えていないため、高抵抗値のままであり、微弱電流が流れ続ける。それにより、自己発熱による高温状態も続くこととなる。その結果、この状態で圧縮機を再起動しても、十分な起動トルクを得ることができず、定常運転においても微弱電流が流れ続けるために電力損失が生じて効率の悪いものとなることがあり、従来の単相誘導電動機の起動装置は、圧縮機起動直後にPTCサーミスタを回路から切り離すことによりそのような問題点を解決していた。
具体的には、従来の単相誘導電動機の起動装置は、圧縮機が起動した直後には、PTCサーミスタと直列に接続されたバイメタルスイッチによりPTCサーミスタを回路から切り離した。また、従来の単相誘導電動機の起動装置は、圧縮機の運転中には、バイメタルスイッチと並列に接続されたリレーコイルの磁界により、バイメタルスイッチを引き寄せ続けることでバイメタルスイッチの接点開状態を維持し、PTCサーミスタを回路から切り離した状態を維持していた。このような構成においては、定常運転時には、PTCサーミスタで余計な発熱が生じなくなった。そのため、圧縮機が停止し、次に再起動するまでに、PTCサーミスタの温度が常温に復帰するまでの時間を短縮することができた。また、PTCサーミスタへの漏れ電流による電力損失を改善できるので、効率低下を防止することも可能であった。
しかしながら、従来の単相誘導電動機の起動装置においては、単相誘導電動機を起動するときにPTCサーミスタの自己発熱を抑制するものではなかった。そのため、圧縮機が起動した後、短時間だけ停止し、その後、再起動する場合においては、圧縮機が停止してから再起動するまでの間、PTCサーミスタは十分に冷めきれなかったため、PTCサーミスタの温度は常温近傍まで下がっていなかった。そのため、PTCサーミスタは高抵抗値のままであることがあった。よって、PTCサーミスタ側では補助巻線から十分に電流が流れなかったことにより、圧縮機の単相誘導電動機のトルクは不足することがあった。それにより、圧縮機の単相誘導電動機の回転子は拘束状態のままであり、単相誘導電動機を再起動するときに不具合が発生するという問題点があった。
また、上記で説明したバイメタルスイッチは圧縮機の停止動作を感知するだけであった。そのため、圧縮機の再起動時においては、PTCサーミスタは十分に冷めきれなかったことにより、PTCサーミスタの温度は常温近傍まで下がっていなかった。そのため、上記で説明したように、圧縮機の単相誘導電動機の回転子は拘束状態のままであり、単相誘導電動機を再起動するときに不具合が発生するという問題点があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、単相誘導電動機を再起動するときに不具合が発生することを回避することができる起動装置を提供することを目的とするものである。
本発明の起動装置は、主巻線及び補助巻線よりなる単相誘導電動機を起動する起動装置であって、前記補助巻線に直列に接続された運転コンデンサと、前記運転コンデンサに並列に接続された第1の起動用正特性サーミスタと、前記運転コンデンサと前記第1の起動用正特性サーミスタとの間に直列に接続された第1の回路素子と、前記第1の起動用正特性サーミスタに並列に接続され、少なくとも1つの第2の起動用正特性サーミスタとを備え、前記第1の回路素子は、設定された時間に基づいて、前記単相誘導電動機の起動を開始するタイミングを制御するマイクロコントローラーユニットであり、前記マイクロコントローラーユニットは、前記設定された時間を格納する記憶部と、前記記憶部に格納した前記設定された時間をカウントするタイマーと、外部周辺機器と通信し、その結果を前記記憶部に供給する入出力部とを備え、前記入出力部から取得して前記設定された時間を前記記憶部に記憶し、前記単相誘導電動機が停止してから前記設定された時間を前記タイマーでカウントし、前記タイマーで前記設定された時間をカウントしてから前記設定された時間を経過したとき、前記運転コンデンサと、前記第1の起動用正特性サーミスタ及び前記第2の起動用正特性サーミスタとを電気的に接続させ、前記単相誘導電動機の起動を開始するものである。
本発明は、単相誘導電動機を起動するときにPTCサーミスタの自己発熱を抑制することにより、単相誘導電動機を再起動するときに不具合が発生することを回避することができるという効果を有する。
本発明の実施の形態1における起動装置の回路図である。 本発明の実施の形態2における起動装置の回路図である。 本発明の実施の形態3における起動装置の回路図である。 本発明の実施の形態4における起動装置の回路図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1における起動装置の回路図である。図1に示すように、単相誘導電動機1は、主巻線2及び補助巻線3を備え、電源部7により駆動するものである。起動装置は、運転コンデンサ4、PTCサーミスタ5−1、5−2、・・・、5−n、及びサーマルスイッチ6等を備え、単相誘導電動機1を起動するものである。
なお、PTCサーミスタ5−1、5−2、・・・、5−n等の複数のPTCサーミスタを総称するときには、PTCサーミスタ5ということとする。なお、PTCサーミスタ5といったときにはその個数については限定しないこととする。なお、PTCサーミスタ5−2、・・・、5−n等の何れか一つをいうときには、PTCサーミスタ10ということとする。すなわち、PTCサーミスタ10というときは、PTCサーミスタ5−1を除いたものとする。
なお、「PTCサーミスタ5−1」は、本発明における「第1の起動用正特性サーミスタ」に相当する。
なお、「PTCサーミスタ10」は、本発明における「第2の起動用正特性サーミスタ」に相当する。
電源部7は、交流電源であり、単相誘導電動機1に単相交流電力を供給する。
単相誘導電動機1は、供給された単相交流電力により駆動する誘導電動機である。そのため、単相誘導電動機1は、単相交流をそのまま入力しただけでは始動トルクが得られない。そこで、単相誘導電動機1は、入力電源以外から回転トルクが与えられることにより始動する。具体的には、補助巻線3と直列に運転コンデンサ4が接続される。このようにすることで、補助巻線電流は、主巻線電流に対し、ほぼ90度の進み位相となる。これにより、単相誘導電動機1は、始動トルクを得る。
PTCサーミスタ5は、運転コンデンサ4と並列に接続され、単相誘導電動機1の起動トルクを増大させる。すなわち、PTCサーミスタ5は、単相誘導電動機1の起動用のPTCサーミスタ5である。
PTCサーミスタ5−1、5−2、・・・、5−nはそれぞれ並列に接続される。すなわち、運転コンデンサ4に対して、複数の負荷が並列に接続される。
なお、複数のPTCサーミスタ5を並列に接続する個数は特に限定されるものではない。
次に、PTCサーミスタ5が運転コンデンサ4に対して並列に接続された場合における電気的特性について説明する。
まず、各々のPTCサーミスタ5は等しい抵抗値であると想定し、そのときの抵抗値をRとし、各々等しい抵抗値Rをもった2個のPTCサーミスタ5が運転コンデンサ4に対して並列に接続された場合の一例について説明する。すなわち、PTCサーミスタ5−1とPTCサーミスタ5−2を用いた場合について説明する。
PTCサーミスタ5に流入する電流をIとする。一方のPTCサーミスタ5−1には、I/2の電流が流れる。また、PTCサーミスタ5−2はPTCサーミスタ5−1と同じ抵抗値であるとしたので、他方のPTCサーミスタ5−2にも、I/2の電流が流れる。このとき、PTCサーミスタ5−1の電力損失は、R×(I/2)×(I/2)=R×I×I×(1/4)となる。同様に、PTCサーミスタ5−2の電力損失は、R×(I/2)×(I/2)=R×I×I×(1/4)となる。すなわち、1個当たりのPTCサーミスタ5の電力損失は、R×(I/2)×(I/2)=R×I×I×(1/4)となる。
これに対して、2個のPTCサーミスタ5と等価な1個のPTCサーミスタ5が運転コンデンサ4に対して並列に接続された場合について説明する。上述のようにPTCサーミスタ5に流入する電流はIとしたので、1個のPTCサーミスタ5には、Iの電流が流れる。次に、上述のように、PTCサーミスタ5−1の抵抗値がR、PTCサーミスタ5−2の抵抗値がRであったため、2個のPTCサーミスタ5の合成抵抗は、R/2となる。すると、2個のPTCサーミスタ5と等価な1個のPTCサーミスタ5の抵抗値は、R/2となる。このとき、PTCサーミスタ5の電力損失は、(R/2)×I×I=R×I×I×(1/2)である。
よって、PTCサーミスタ5を1個を用いることにより、単相誘導電動機1の起動トルクを増加させていたときには、PTCサーミスタ5の電力損失は、R×I×I×(1/2)であるのに対し、PTCサーミスタ5が2個並列に接続されたときには、1個当たりのPTCサーミスタ5の電力損失は、R×I×I×(1/4)となる。これにより、電力損失は1/2になる。そのため、1個当たりのPTCサーミスタ5の発熱量は1/2になる。
同様にして、PTCサーミスタ5をn個用いたときには、電力損失は1/nになるため、1個当たりのPTCサーミスタ5の発熱量は1/nになる。
よって、運転コンデンサ4に対して複数のPTCサーミスタ5が並列に接続されると、単相誘導電動機1の起動時のPTCサーミスタ5の発熱量は大幅に削減される。
したがって、単相誘導電動機1の起動時のPTCサーミスタ5の発熱量が大幅に削減されているため、一旦、単相誘導電動機1が停止してから次に再起動するまでの間に、PTCサーミスタ5の温度が常温近傍まで復帰する時間は短縮される。
なお、単相誘導電動機1の起動後であっても、PTCサーミスタ5に流れる電流は少ないため、単相誘導電動機1の定常運転時のPTCサーミスタ5の発熱量も大幅に削減される。
なお、上記では、運転コンデンサ4に対して、PTCサーミスタ5が複数並列に接続される一例について説明したがこれに限定されるものではない。例えば、運転コンデンサ4に対しては、1個のPTCサーミスタ5が並列に接続され、その1個のPTCサーミスタ5に対しては、1個以上の抵抗素子が並列に接続されてもよい。このようにすることで、PTCサーミスタ5に流れる電流が小さくなるので、PTCサーミスタ5の発熱は抑制される。また、単相誘導電動機1が起動した後については、このような抵抗素子は、例えば、遠心力スイッチで回路から切り離すようにすればよい。
なお、ここでは、運転コンデンサ4に対して複数並列に接続されるPTCサーミスタ5の抵抗値を同一とした一例について説明したが、これに限定されるものではない。例えば、複数接続するPTCサーミスタ5の内、一つを起動用のPTCサーミスタ5とし、残りを起動用のPTCサーミスタ5へ流入する電流を減らすための抵抗素子とした場合においては、そのような抵抗素子としての抵抗値は、起動用のPTCサーミスタ5よりも小さいものとしてもよい。このようにすると、そのような抵抗素子にはより電流が流れるようになり、結果として起動用のPTCサーミスタ5により少ない電流が流れるようになる。それにより、PTCサーミスタ5の発熱は抑制される。
サーマルスイッチ6は、回路構成上においては、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5との間に直列に配置される。また、サーマルスイッチ6は、配置構成上においては、単相誘導電動機1を搭載した圧縮機の外郭部に配設される。
サーマルスイッチ6は圧縮機の外郭部の温度を検知する。サーマルスイッチ6はトリップするときの温度を設定する温度調整手段(図示せず)を有する。
例えば、ユーザが温度調整手段でサーマルスイッチ6の開温度及び閉温度を適正化する。閉温度については、PTCサーミスタ5が常温近傍のときに復帰するように調整される。このようにすることで、圧縮機が再起動するときに、単相誘導電動機1はPTCサーミスタ5を用いて起動トルクを得る状態となる。開温度については、圧縮機が起動後の通常運転状態のときの温度のときにPTCサーミスタ5を回路から切り離すように調整される。このようにすることで、圧縮機が通常運転のときにはPTCサーミスタ5には漏れ電流が流れなくなる。
例えば、開温度を100(℃)と設定し、閉温度を20(℃)と設定したとする。このような条件では、圧縮機の外郭部の温度が100(℃)を超えたとき、サーマルスイッチ6は、運転コンデンサ4と、PTCサーミスタ5とを電気的に遮断し、圧縮機の外郭部の温度が20(℃)に達したとき、運転コンデンサ4と、PTCサーミスタ5とを電気的に接続する。
なお、開温度及び閉温度については、PTCサーミスタ5の特性に基づいて定めればよい。例えば、PTCサーミスタ5は百数十(℃)の温度で安定状態であり、数百(℃)の温度になると熱暴走を起こす。そのため、そのような状態を回避する範囲で温度を設定すればよい。
なお、上記で説明した設定温度は一例を示すものであり、これに限定されるものではない。
要するに、サーマルスイッチ6は、温度調整手段で設定されたトリップするときの温度閾値に基づいて、運転コンデンサ4と、PTCサーミスタ5との電気的な接続状態の開閉を制御する。例えば、圧縮機の外郭部の温度が開温度の閾値を超えたとき、サーマルスイッチ6は、運転コンデンサ4と、PTCサーミスタ5とを電気的に遮断し、圧縮機の外郭部の温度が閉温度の閾値を超えたとき、運転コンデンサ4と、PTCサーミスタ5とを電気的に接続する。
すなわち、サーマルスイッチ6を利用することにより、PTCサーミスタ5は適切なタイミングで回路から切り離される。そのため、PTCサーミスタ5を流れる電流は、完全に遮断される。それにより、PTCサーミスタ5に漏れ電流が流れることはなくなる。その結果、漏れ電流による電力損失は回避される。
なお、ここでいう圧縮機とは、例えば、空調用ロータリ形圧縮機である。
なお、圧縮機は、空調用ロータリ形圧縮機に限定されるものではない。例えば、圧縮機の電動機が単相誘導電動機であればよい。
このように、起動用のPTCサーミスタ5が並列に複数設けられることにより、起動時に一つのPTCサーミスタ5に流れる電流を低減することができる。そのため、PTCサーミスタ5の自己発熱を抑制することができる。それにより、再起動時には、高熱となっていないため、低抵抗である。それにより、大きな電流が補助巻線側に流れるので、図示しない回転子を回転させることができる。つまり、PTCサーミスタ5が高熱であることによる高抵抗状態を抑制できる。そのため、高抵抗状態で微小な電流しか補助巻線側に流せず、回転子を拘束状態にしていた状態を回避できる。
また、サーマルスイッチ6が設けられることにより、PTCサーミスタ5に流れる漏れ電流をなくすことができる。それにより、漏れ電流による電力損失を回避することができるので、電力損失による効率低下防止することができる。
したがって、単相誘導電動機1を起動するときにPTCサーミスタ5の自己発熱を抑制することにより、PTCサーミスタ5の温度が常温近傍まで復帰する時間を短縮することができると共に、単相誘導電動機1の再起動時の起動トルクを確保することができるので、単相誘導電動機1を再起動するときに不具合が発生することを回避することができる。
以上のように、本実施の形態1においては、主巻線2及び補助巻線3よりなる単相誘導電動機1を起動する起動装置であって、補助巻線3に直列に接続された運転コンデンサ4と、運転コンデンサ4に並列に接続されたPTCサーミスタ5−1と、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5−1との間に直列に接続されたサーマルスイッチ6と、PTCサーミスタ5−1に並列に接続され、少なくとも1つのPTCサーミスタ10とを備え、サーマルスイッチ6は、単相誘導電動機1が駆動する圧縮機20の外郭部の温度を検知するものであり、サーマルスイッチ6は、温度閾値を設定する温度調整手段を有し、温度調整手段で設定された温度閾値に基づいて、運転コンデンサ4と、PTCサーミスタ5−1及びPTCサーミスタ10との電気的な接続状態の開閉を制御するものであり、圧縮機20の外郭部の温度が温度閾値を超えたとき、運転コンデンサ4と、PTCサーミスタ5−1及びPTCサーミスタ10とを電気的に遮断することにより、単相誘導電動機1を起動するときにPTCサーミスタ5の自己発熱を抑制することができる。よって、PTCサーミスタ5の温度が常温近傍まで復帰する時間を短縮することができると共に、単相誘導電動機1の再起動時の起動トルクを確保することができるので、単相誘導電動機1を再起動するときに不具合が発生することを回避することができる。
実施の形態2.
図2は、本発明の実施の形態2における起動装置の回路図である。
なお、本実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
なお、実施の形態1と同様の構成についてはその説明については省略する。
実施の形態1との相違点は、サーマルスイッチ6ではなく、タイマーリレー8が配設され、タイマーリレー8が所定時間だけ単相誘導電動機1を再起動しないように制御する点である。
図2に示すように、タイマーリレー8は、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5との間に直列に配置される。また、単相誘導電動機1と電源部7との間には、タイマーリレー8の動作に連動して電気的に開閉するリレー13が配置される。
具体的には、タイマーリレー8は、設定された時間に基づいて、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5との電気的接続の開閉を行う。また、タイマーリレー8は、単相誘導電動機1と電源部7との電気的接続の開閉を行う。例えば、タイマーリレー8は、単相誘導電動機1が停止した後、設定された時間を経過するまでは、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5とを開状態としつつ、単相誘導電動機1と電源部7とについても開状態とする。このような開状態とする接続が、再起動しない接続であり、再起動しないようにタイミングが設定されると、その間、上記で説明した開状態が維持される。また、タイマーリレー8は、設定された時間を経過後、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5との間を電気的に閉状態としつつ、単相誘導電動機1と電源部7との間についても電気的に閉状態とする。このような電気的に閉状態とする接続が、再起動するときの接続状態であり、再起動するときには、上記で説明したように、電気的に閉状態とする。
なお、タイマーリレー8は、タイマーの機能に基づいて単相誘導電動機1の再起動のタイミングを制御できればよい。例えば、タイマー機能そのものは、アナログタイマー、モータータイマー、デジタルタイマー、ディレーリレー、及びタイムスイッチ等のようなものであればよく、タイマーリレー8は、そのような機能を搭載したリレーであればよい。
例えば、タイマーリレー8は、単相誘導電動機1の停止後、2分間は単相誘導電動機1を再起動しないようにタイミングを制御する。このとき、タイマーリレー8は、同時に、上記で説明したように、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5との間を電気的に開状態としつつ、単相誘導電動機1と電源部7との間についても電気的に開状態とする。このようにすることで、PTCサーミスタ5の温度が常温近傍まで復帰する時間を確保する。次に、タイマーリレー8は、2分間経過後、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5との間を電気的に閉状態にしつつ、単相誘導電動機1と電源部7との間についても電気的に閉状態にし、単相誘導電動機1を再起動するときの接続状態にする。
なお、2分間という間隔は一例を示すものであり、これに限定されるものではない。圧縮機の稼働状況、圧縮機の周囲の状況、及びPTCサーミスタ5の特性等に基づいて適宜適した間隔が設定されればよい。
これにより、PTCサーミスタ5が高熱であることによる高抵抗状態を抑制できる。そのため、高抵抗状態で微小な電流しか補助巻線側に流せず、回転子を拘束状態にしていた状態を回避できる。したがって、単相誘導電動機1の再起動時の起動トルクを確保することができるので、単相誘導電動機1を再起動するときに不具合が発生することを回避することができる。
なお、ここでは、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5との電気的接続の開閉及び単相誘導電動機1と電源部7との電気的接続の開閉のように両方の開閉の一例について説明したがこれに限定されるものではない。例えば、タイマーリレー8は、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5との電気的接続の開閉の動作のみを行う場合であってもよい。
以上のように、本実施の形態2においては、主巻線2及び補助巻線3よりなる単相誘導電動機1を起動する起動装置であって、補助巻線3に直列に接続された運転コンデンサ4と、運転コンデンサ4に並列に接続されたPTCサーミスタ5−1と、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5−1との間に直列に接続されたタイマーリレー8もしくはマイクロコントローラーユニット9と、PTCサーミスタ5−1に並列に接続され、少なくとも1つのPTCサーミスタ10とを備え、タイマーリレー8もしくはマイクロコントローラーユニット9は、設定された時間に基づいて、単相誘導電動機1の起動を開始するタイミングを制御することにより、PTCサーミスタ5が高熱であることによる高抵抗状態を抑制できる。そのため、高抵抗状態で微小な電流しか補助巻線側に流せず、回転子を拘束状態にしていた状態を回避できる。したがって、単相誘導電動機1の再起動時の起動トルクを確保することができるので、単相誘導電動機1を再起動するときに不具合が発生することを回避することができる。
また、本実施の形態2においては、タイマーリレー8は、単相誘導電動機1が停止してから設定された時間を経過後に、運転コンデンサ4と、PTCサーミスタ5−1及びPTCサーミスタ10とを電気的に接続させ、単相誘導電動機1の起動を開始することにより、PTCサーミスタ5が高熱であることによる高抵抗状態を抑制できる。そのため、高抵抗状態で微小な電流しか補助巻線側に流せず、回転子を拘束状態にしていた状態を回避できる。したがって、単相誘導電動機1の再起動時の起動トルクを確保することができるので、単相誘導電動機1を再起動するときに不具合が発生することを回避することができる。
実施の形態3.
図3は、本発明の実施の形態3における起動装置の回路図である。
なお、本実施の形態3において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
なお、実施の形態1と同様の構成についてはその説明については省略する。
実施の形態1、2との相違点は、サーマルスイッチ6やタイマーリレー8ではなく、マイクロコントローラーユニット9が配設され、マイクロコントローラーユニット9が所定時間だけ単相誘導電動機1を再起動しないように制御する点である。
図3に示すように、マイクロコントローラーユニット9は、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5との間に直列に配置される。また、単相誘導電動機1と電源部7との間には、マイクロコントローラーユニット9の動作に連動して電気的に開閉するリレー13が配置される。
具体的には、マイクロコントローラーユニット9は、設定された条件に基づいて、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5との間の電気的接続の開閉を行う。また、マイクロコントローラーユニット9は、単相誘導電動機1と電源部7との間の電気的接続の開閉を行う。例えば、マイクロコントローラーユニット9は、単相誘導電動機1が停止した後、設定された条件になるまでは、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5との間を電気的に開状態としつつ、単相誘導電動機1と電源部7との間についても電気的に開状態とする。このような電気的に開状態とする接続が、再起動しない接続状態である。また、マイクロコントローラーユニット9は、設定された条件になった後、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5との間を電気的に閉状態としつつ、単相誘導電動機1と電源部7との間についても電気的に閉状態とする。このような閉状態とする接続が、再起動する接続状態である。
マイクロコントローラーユニット9は、単相誘導電動機1を制御するものである。マイクロコントローラーユニット9は、例えば、CPUコア、ROM等によってプログラムを格納するメモリやフラッシュメモリによって各種データを格納するメモリ、タイマー、及び外部周辺機器等と通信する入出力部等を一つの集積回路に組み込んだものである。
例えば、実施の形態2と同様にして、単相誘導電動機1の停止後、所定時間は単相誘導電動機1を再起動しないようにタイミングをマイクロコントローラーユニット9で制御する。このようにすることで、PTCサーミスタ5の温度が常温近傍まで復帰する時間を確保する。
具体的には、マイクロコントローラーユニット9は、外部周辺機器から提供された所定時間を入出力部から取得する。次に、入出力部は取得した所定時間をフラッシュメモリに記憶する。タイマーは、フラッシュメモリで記憶した所定時間を、単相誘導電動機1が停止してからカウントする。このとき、マイクロコントローラーユニット9は、同時に、上記で説明したように、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5との間を電気的に開状態としつつ、単相誘導電動機1と電源部7との間についても電気的に開状態とする。次いで、タイマーが所定時間をカウントし終え、所定時間が経過したとき、マイクロコントローラーユニット9は、上記で説明したように、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5との間を電気的に閉状態としつつ、単相誘導電動機1と電源部7との間についても電気的に閉状態としてから、単相誘導電動機1の起動を開始する。
なお、ここでは時間に基づいて制御する一例について説明したがこれに限定されるものではない。例えば、シャント抵抗器を回路中に設けておき、マイクロコントローラーユニット9はシャント抵抗器が検出する値に基づいて制御するようにしてもよい。また、電流計、電圧計、及び電力計等の検出値に基づいて制御するようにしてもよい。
なお、「フラッシュメモリ」は、本発明における「記憶部」に相当する。
なお、ここでは、フラッシュメモリについて説明したがこれに限定されるものではない。
よって、このような構成により、PTCサーミスタ5が高熱であることによる高抵抗状態を抑制できる。そのため、高抵抗状態で微小な電流しか補助巻線側に流せず、回転子を拘束状態にしていた状態を回避できる。したがって、単相誘導電動機1の再起動時の起動トルクを確保することができるので、単相誘導電動機1を再起動するときに不具合が発生することを回避することができる。
なお、ここでは、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5との電気的接続の開閉及び単相誘導電動機1と電源部7との電気的接続の開閉のように両方の開閉の一例について説明したがこれに限定されるものではない。例えば、マイクロコントローラーユニット9は、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5との電気的接続の開閉の動作のみを行う場合であってもよい。
以上のように、本実施の形態3においては、主巻線2及び補助巻線3よりなる単相誘導電動機1を起動する起動装置であって、補助巻線3に直列に接続された運転コンデンサ4と、運転コンデンサ4に並列に接続されたPTCサーミスタ5−1と、運転コンデンサ4とPTCサーミスタ5−1との間に直列に接続されたタイマーリレー8もしくはマイクロコントローラーユニット9と、PTCサーミスタ5−1に並列に接続され、少なくとも1つのPTCサーミスタ10とを備え、タイマーリレー8もしくはマイクロコントローラーユニット9は、設定された時間に基づいて、単相誘導電動機1の起動を開始するタイミングを制御することにより、PTCサーミスタ5が高熱であることによる高抵抗状態を抑制できる。そのため、高抵抗状態で微小な電流しか補助巻線側に流せず、回転子を拘束状態にしていた状態を回避できる。したがって、単相誘導電動機1の再起動時の起動トルクを確保することができるので、単相誘導電動機1を再起動するときに不具合が発生することを回避することができる。
また、本実施の形態3においては、マイクロコントローラーユニット9は、設定された時間を格納する記憶部と、記憶部に格納した設定された時間をカウントするタイマーと、外部周辺機器と通信し、その結果を記憶部に供給する入出力部とを備え、入出力部から取得して設定された時間を記憶部に記憶し、単相誘導電動機1が停止してから設定された時間をタイマーでカウントし、タイマーで設定された時間をカウントしてから設定された時間を経過したとき、運転コンデンサ4と、PTCサーミスタ5−1及びPTCサーミスタ10とを電気的に接続させ、単相誘導電動機1の起動を開始することにより、PTCサーミスタ5が高熱であることによる高抵抗状態を抑制できる。そのため、高抵抗状態で微小な電流しか補助巻線側に流せず、回転子を拘束状態にしていた状態を回避できる。したがって、単相誘導電動機1の再起動時の起動トルクを確保することができるので、単相誘導電動機1を再起動するときに不具合が発生することを回避することができる。
実施の形態4.
図4は、本発明の実施の形態4における起動装置の回路図である。
なお、本実施の形態4において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
なお、実施の形態1と同様の構成についてはその説明については省略する。
実施の形態1〜3との相違点は、PTCサーミスタ5が圧縮機20から離れた位置に設置される点である。
図4に示すように、圧縮機20は、圧縮機要素12及び電動機要素11等を備えている。圧縮機要素12は、電動機要素11により圧縮、吐出された冷媒ガスを図示しない冷媒配管に供給する。
なお、圧縮機要素12は、単相誘導電動機1、運転コンデンサ4、及びサーマルスイッチ6を有し、単相誘導電動機1は、上記で説明したように、主巻線2及び補助巻線3を有する。
PTCサーミスタ5は、圧縮機の内部ではなく、外部に設置する。圧縮機の内部には、電動機要素11の回転子や固定子等の発熱体が設けてあるので、PTCサーミスタ5は、それから離した位置に設置するようにする。
例えば、圧縮機の外郭部に設置する。また、空調機が水冷凝縮器の場合には、水冷凝縮器の近くに設置する。
なお、PTCサーミスタ5の設置箇所はこれに限定されるものではなく、上記で説明したような発熱体から離して設けてあればよい。
このようにすることで、PTCサーミスタ5を冷却しやすくすることができる。そのため、PTCサーミスタ5が冷める時間を短縮ことができる。これにより、PTCサーミスタが高熱であることによる高抵抗状態を抑制できる。それにより、高抵抗状態で微小な電流しか補助巻線側に流せず、回転子を拘束状態にしていた状態を回避できる。したがって、単相誘導電動機1の再起動時の起動トルクを確保することができるので、単相誘導電動機1を再起動するときに不具合が発生することを回避することができる。
以上のように、本実施の形態4においては、PTCサーミスタ5は、単相誘導電動機1が駆動する圧縮機の外側に配置されたことにより、PTCサーミスタ5を冷却しやすくすることができる。そのため、PTCサーミスタ5が冷める時間を短縮ことができる。これにより、PTCサーミスタが高熱であることによる高抵抗状態を抑制できる。それにより、高抵抗状態で微小な電流しか補助巻線側に流せず、回転子を拘束状態にしていた状態を回避できる。したがって、単相誘導電動機1の再起動時の起動トルクを確保することができるので、単相誘導電動機1を再起動するときに不具合が発生することを回避することができる。
1 単相誘導電動機、2 主巻線、3 補助巻線、4 運転コンデンサ、5、5−1、5−2、・・・、5−n、10 PTCサーミスタ、6 サーマルスイッチ、7 電源部、8 タイマーリレー、9 マイクロコントローラーユニット、11 電動機要素、12 圧縮要素、13 リレー、20 圧縮機。

Claims (2)

  1. 主巻線及び補助巻線よりなる単相誘導電動機を起動する起動装置であって、
    前記補助巻線に直列に接続された運転コンデンサと、
    前記運転コンデンサに並列に接続された第1の起動用正特性サーミスタと、
    前記運転コンデンサと前記第1の起動用正特性サーミスタとの間に直列に接続された第1の回路素子と、
    前記第1の起動用正特性サーミスタに並列に接続され、少なくとも1つの第2の起動用正特性サーミスタと
    を備え、
    前記第1の回路素子は、
    設定された時間に基づいて、前記単相誘導電動機の起動を開始するタイミングを制御するマイクロコントローラーユニットであり、
    前記マイクロコントローラーユニットは、
    前記設定された時間を格納する記憶部と、
    前記記憶部に格納した前記設定された時間をカウントするタイマーと、
    外部周辺機器と通信し、その結果を前記記憶部に供給する入出力部と
    を備え、
    前記入出力部から取得して前記設定された時間を前記記憶部に記憶し、
    前記単相誘導電動機が停止してから前記設定された時間を前記タイマーでカウントし、
    前記タイマーで前記設定された時間をカウントしてから前記設定された時間を経過したとき、前記運転コンデンサと、前記第1の起動用正特性サーミスタ及び前記第2の起動用正特性サーミスタとを電気的に接続させ、前記単相誘導電動機の起動を開始する
    ことを特徴とする起動装置。
  2. 前記第2の起動用正特性サーミスタは、前記単相誘導電動機が駆動する圧縮機の外側に配置された
    ことを特徴とする請求項1に記載の起動装置。
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