JP5773403B2 - 遺伝的に改変された細胞を製造する方法 - Google Patents
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Description
(a) 相同組み換えを生じさせたい所望の標的DNA部位を染色体上に持つ細胞において、該標的DNA部位で二重鎖切断を誘導すること
(b) 該標的DNA部位との間で相同組み換えが生じるように、該標的DNA部位の少なくとも一部の配列と相同な配列を持つターゲティングDNA構築物を導入すること
(c) 外因性のブルームDNAヘリカーゼおよび/またはExo1を該細胞内で発現または該細胞内に投与すること
(a)ブルームDNAヘリカーゼ
(b)Exo1
(c)ブルームDNAヘリカーゼを細胞内で発現させるためのDNA構築物
(d)Exo1を細胞内で発現させるためのDNA構築物
(a)動物の形質を改変させるための所望の遺伝子を保持するターゲティングDNA構築物を用いて、(1)または(2)に記載の方法により、遺伝子的に改変された動物細胞を製造する工程、および
(b)製造された動物細胞を個体へと発生させる工程、
を含む方法。
(a)植物の形質を改変させるための所望の遺伝子を保持するターゲティングDNA構築物を用いて、(1)または(2)に記載の方法により、遺伝子的に改変された植物細胞を製造する工程、および
(b)製造された植物細胞から植物体を再生させる工程、
を含む方法。
ジーンターゲティングの基質は、下記表1でリストされているプライマーによって増幅した。増幅されたPCR産物は、pCR2.1-TOPOベクター(Invitrogen)を用いてクローン化した。
細胞は、10-5Mメルカプトエタノール、10%ウシ胎児血清、1%ニワトリの血清(Sigma, St Louis, MO, USA)を含むRPMI1640培養液を用いて39.5℃で培養した。
sIgM陰性のDT40細胞のサブクローンであるCL18から、Ig遺伝子が変換したBLM-/-細胞を確立した(Buerstedde, J.M. et al. 1990. EMBO J 9, 921-927)。IgVl領域の塩基配列決定により、BLM-/-細胞が、野生型CL18細胞と同じフレームシフト変異を保持していることを確認した。Ig遺伝子変換の割合は、文献(Kawamoto, T. et al. 2005. Mol Cell 20, 793-799)に記載の通り、sIgM発現の獲得を測定することによって評価した。sIgM獲得復帰突然変異体は、サブクローニングから3週間経った細胞のフローサイトメトリー分析でモニターし、抗ヤギ-ニワトリIgM(Bethyl, Montgomery, TX)を結合させたフルオレセインイソチオシアネート(FITC)で染色した。Ig遺伝子変換を強化するため、TSA(和光大阪、濃度:1.25ng/ml)を図3のsIgM陽性サブクローンの混合物に添加した。各々の解析において、sIgM陽性細胞の存在量は、FITC蛍光がsIgM陰性細胞のFITC蛍光ピークよりも、少なくとも8倍以下に低下した生細胞のパーセンテージとして決定した。
DNAは、TSA処理後、4週間培養したサブクローンから抽出した。PCRで増幅したVセグメントのフラグメントは、プラスミドを用いてクローン化し、塩基配列解析を行った。再編成されたVλは、文献(Sale, J.E. et al. 2001. Nature 412, 921-926)に記載の通り、Pyrobest DNA ポリメラーゼ(Takara Bio)とプライマー「5'-CAGGAGCTCGCGGGGCCGTCACTGATTGCCG-3'(配列番号:21)と5'-GCGCAAGCTTCCCCAGCCTGCCGCCAAGTCCAAG-3'(配列番号:22)」を用いて、「94℃で30秒を30サイクル、60℃で1分、72℃で1分」の反応条件にて、PCRで増幅した。PCR産物は、TOPO pCR2.1クローニングベクター(Invitrogen)でクローン化し、M13フォワードプライマーとリバースプライマーを用いて、ABI PRISM 3100 sequencer(Applied Biosystems)によって塩基配列決定した。GENETYX-MAC(Software Development, Tokyo, Japan)を使用した塩基配列の整列では、それぞれのクローンのパラレルな塩基配列の変化を識別することができた。鋳型なしでのヌクレオチド置換と遺伝子変換との識別は、文献(Sale, J.E. et al. 2001. Nature 412, 921-926)記載の方法で行った。
107個の細胞を、0.1mlのNucleofector Solution T(Amaxa biosystems)に懸濁し、Amaxa(Amaxa biosystems)のプログラムB-23を用いてエレクトロポレーションした。2gのターゲティングDNAフラグメントおよび発現ベクター(Gd-BLM-GFP、EXO1およびヒトBLM)を、ヌクレアーゼ発現ベクターと共に、形質転換した。pBluescript I II KS+を陰性対照として使用した。ターゲティングDNAフラグメントは、Mneo1〜Mneo4基質プラスミドから、Pyrobest DNA polymerase(Takara Bio)とプライマー「5'-GGATCGGCCATTGAACAAGATGGATTGCAC-3'(配列番号:23)と5'-GGAAACAGCTATGACCATGATTACGCCAAG-3'(配列番号:24)」を用いて、「94℃で30秒を30サイクル、60℃で30秒、72℃で2分」の反応条件にて、PCRにより増幅した。エレクトロポレーションの24時間後、FACSによって生細胞数を計数し、G418(2.0mg/mL)を添加または無添加の96穴トレイへ移した。細胞は7〜10日培養した後に、下記に示す式で相同組み換え頻度を計算した。染色体の異常は、文献(Fujimori, A. et al. 2001. EMBO J 20, 5513-20)に記載の通り、計測した。
= G418耐性のコロニー数 /
(形質移入された細胞のG418非存在下でのプレーティング効率×エレクトロポレーション後にFACSで計測した生細胞数)
<プラスミドの作成>
ジーンターゲティングに用いたアクセプターサイト構築物およびジーンターゲティング構築物を構成する遺伝子断片は、下記表2でリストされているプライマーによって増幅した。
安定した形質転換体を作成するためのイネカルス培養とアグロバクテリウム法によるDNA形質転換の方法は、文献(Toki, S. et al.2007. Plant J 17: 5497-5508)に記載の通りである。
イネ種子から誘導したカルス塊を用いてアグロバクテリウム法により行った。遺伝子導入はジーターゲティング構築物を保持するアグロバクテリウムおよびI-SceI発現構築物(あるいはI-SceI+Exo1発現構築物)を保持するアグロバクテリウムの2種類のアグロバクテリウムをイネカルスに共感染させることにより行った。3日間のアグロバクテリウム共感染後、アグロバクテリウムの除菌処理後に形質転換処理カルスを10mg/LのブラストサイジンS(和光純薬)を含むイネカルス誘導培地上に置床し、ブラストサイジンS耐性を示し、かつ、GFPの緑色蛍光を示す個体をジーンターゲティング個体として選抜した。選抜開始から2〜3週間後に、PCR解析(図8)によって、得られたカルス系統についてジーンターゲティングが成立していることを確認し、下記に示す式で相同組み換え頻度を計算した。
= ブラストサイジンS耐性及びGFP蛍光シグナルを発するコロニー数 /
(形質転換に使用したカルス塊数)
合成依存的な鎖アニールにおけるBlmの役割を調査するために、まず、Ig遺伝子変換の動態を測定した。野生型およびBLM-/-細胞(文献[Nakahara,M. et al. 2009. PLoS Genet.5(1):e1000356, Kawamoto, T. et al. 2005. Mol Cell 20, 793-799、Buerstedde, J.M. et al. 1990. Embo J 9, 921-927]において報告されたようにIgVセグメントにフレームシフト変異を持つ)から派生したサブクローンにおいて、sIgM発現の獲得を測定した。フレームシフト変異は、pseudo-VセグメントからIgVへの遺伝子変換によって除去されるため、sIgM獲得のレベルは、遺伝子変換の頻度を反映する(図1A)。本発明者は、限界まで希釈した野生型およびBLM-/-株から誘導されるマルチプルサブクローンを培養した。その結果、驚くべきことに、3週間のクローン培養期間を通じて、BLM-/-細胞のわずか0.6%程度がsIgMの獲得を示したのに対し、野生型クローンでは4%程度のsIgM陽性細胞を示した(図2A)。
Blm欠損細胞における、Ig遺伝子変換生産物を解析するため、次に、IgVセグメントのヌクレオチド配列を決定した。この目的のため、本発明者はTSAの存在下で細胞を4週間培養し、PCRでIgVセグメントを増幅させてヌクレオチド配列を決定した。その結果、野生型の細胞内において、遺伝子変換区域は、分析した44のIgV配列のうちの37(84%)から検出された。これに対し、BLM-/-細胞からの47のIgV配列の分析では、7の遺伝子変換(15%)しか検出できなかった(図2D)。BLM-/-細胞において、異常な遺伝子変換現象が観察されなかったことは、相同組み換えの正確さがBlmの欠損によって失われないことを示す。これらの結果は、Blmが、DT40細胞におけるIg遺伝子変換の動態を増加させ得ることを示す。
BLM-/-細胞において、同一の配列間での相同組み換えの頻度を調査するため、本発明者は、G2期における電離放射線(IR)照射に続いて生じる、細胞における染色体の切断を計測した。この二重鎖切断は、DT40細胞では、非相同的末端結合(Non-homologous end joining)による修復よりも、無傷なもう一方の姉妹染色分体を利用した、損傷をうけた姉妹染色分体の相同組み換えによって優先的に修復される(Takata, M. et al. 1998. Embo J 17, 5497-508)。IR照射の後、S期ではなくG2期の細胞が3時間以内でM期に移行すると考えられるため、IR照射の3時間後に有糸分裂細胞の中で染色体切断を分析することによって、相同組み換えによる二重鎖切断修復を選択的に評価することができる(Sonoda, E. et al. 2003. EMBO J 22, 3188-3197)。その結果、従前の報告(Imamura,O. et al. 2002. Oncogene 21: 954-963、Kohzaki,M. et al. 2007 Mol. Cell Biol. 27(8): 2812-2820、Otsuki, M. et al. 2007. J Cell Biol 179, 53-63)と同様に、BLM-/-細胞は、自然発生的に生じる染色体切断のレベルを増加することが示された(図3A)。
分岐した配列間の相同組み換えへのBlmの関与を調査するために、二重鎖切断誘導によるジーンターゲティング解析を行った(図1B)。ターゲティングDNAフラグメント(ドナー)において、S2neo(ゲノム内のレシピエント)の二重鎖切断部位に対応する配列の近傍に異なった数の配列分岐がある場合の、二重鎖切断誘導性のジーンターゲティングの効率を調査した(図4A)(Kikuchi, K. et al. 2005. Mol Cell Biol 25, 6948-6955)。
分岐した配列間の相同組み換えにおけるBlmとExo1との間の可能な協調を検討するために、本発明者は、卵アルブミン遺伝子座にS2neo構築物を有する野生型細胞において、BlmとExo1とを同時に過剰発現させ、Mneo3をドナー配列として用いて、ジーンターゲティング効率を測定した。その結果、驚くべきことに、ジーンターゲティング効率は、BlmかExo1のいづれか一方の過剰発現だけで劇的に増加した(図5A)。さらに、ジーンターゲティング効率は、BlmとExo1の同時発現でも、いずれかを発現する場合より僅かに増加するだけであった(図5A)。これらの結果は、BlmとExo1が部分的に重なり合う役割を有する可能性を示唆する。
本発明者は、次に、分岐した配列間の相同組み換えに、BlmのATPアーゼ活性が必要かどうかを調査した。卵アルブミン遺伝子座にS2neo構築物を有する野生型細胞において、Blm K695A変異体(ATPアーゼが失活している)を過剰発現させ、ドナー配列としてMneo3を用いて、ジーンターゲティングの効率を計測した。その結果、野生型のヒトBlmを発現させたときに、ジーンターゲティング効率は劇的に増加した(図5B)。さらに、Blm K695A変異の発現もまた、野生型のBlmと同様に、ジーンターゲティング効率を向上させた(図5B)。Bugreevらによる生化学データと共に、これらの結果は、BlmがATPアーゼ活性非依存性の機構を通じて、分岐した配列間の相同組み換えを促進することを示す。
Claims (10)
- 遺伝子的に改変された細胞を製造する方法であって、下記(a)から(c)の処理を含む方法。
(a) 相同組み換えを生じさせたい所望の標的DNA部位を染色体上に持つ細胞において、該標的DNA部位で二重鎖切断を誘導すること
(b) 該標的DNA部位との間で相同組み換えが生じるように、該標的DNA部位の少なくとも一部の配列と相同な配列を持つターゲティングDNA構築物を導入すること
(c) 外因性のブルームDNAヘリカーゼ、または外因性のブルームDNAヘリカーゼと外因性のエキソヌクレアーゼExo1との組み合わせを該細胞内で発現または該細胞内に投与すること - 遺伝子的に改変された細胞が高等真核細胞である、請求項1に記載の方法。
- 遺伝子的に改変された細胞が鳥類または植物に由来する細胞である、請求項1に記載の方法。
- 遺伝子的に改変された細胞がニワトリまたはイネに由来する細胞である、請求項1に記載の方法。
- 請求項1から4のいずれかに記載の方法に用いるための、下記(a)から(d)の少なくとも一つを含むキット。
(a)ブルームDNAヘリカーゼ
(b)ブルームDNAヘリカーゼとエキソヌクレアーゼExo1との組み合わせ
(c)ブルームDNAヘリカーゼを細胞内で発現させるためのDNA構築物
(d)ブルームDNAヘリカーゼを細胞内で発現させるためのDNA構築物とエキソヌクレアーゼExo1を細胞内で発現させるためのDNA構築物との組み合わせ - 非ヒト動物の品種改良の方法であって、
(a)非ヒト動物の形質を改変させるための所望の遺伝子を保持するターゲティングDNA構築物を用いて、請求項1に記載の方法により、遺伝子的に改変された非ヒト動物細胞を製造する工程、および
(b)製造された非ヒト動物細胞を個体へと発生させる工程、
を含む方法。 - 遺伝子的に改変された動物細胞が鳥類に由来する細胞である、請求項6に記載の方法。
- 遺伝子的に改変された動物細胞がニワトリに由来する細胞である、請求項6に記載の方法。
- 植物の品種改良の方法であって、
(a)植物の形質を改変させるための所望の遺伝子を保持するターゲティングDNA構築物を用いて、請求項1に記載の方法により、遺伝子的に改変された植物細胞を製造する工程、および
(b)製造された植物細胞から植物体を再生させる工程、
を含む方法。 - 遺伝子的に改変された植物細胞がイネに由来する細胞である、請求項9に記載の方法。
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