JP5772393B2 - 回転電機冷却構造及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、回転電機を収容するケーシングと、ケーシング内に設けられ、内部に冷却液を流す冷却用パイプとを備える回転電機冷却構造に関する。
従来から、車両用電動機等の回転電機に冷却油を流し、回転電機を冷却することが行われている。例えば、特許文献1には、ステータコアの外周側に冷却パイプを設けるとともに、冷却パイプにオイルを流すことで、冷却パイプの側面に設けた吐出口から、ステータコイルのコイルエンドに向けてオイルを吐出させ、ステータコイルの冷却を行うことが記載されている。冷却パイプの一端は、ケーシングに設けた挿入孔に挿入され、冷却パイプの他端は、カバーに設けた穴部に圧入されたゴムキャップを介してカバーに支持されている。ゴムキャップは、カバー組み付けの圧力により変形し、変形に伴う弾性力により、冷却パイプが固定されるとされている。
特開2007−209160号公報
上記の特許文献1に記載された構成では、ケーシングとカバーとの締め付け力によって冷却パイプを所定の位置に固定しているが、締め付け後の冷却パイプの位置精度を高くする面からは改良の余地がある。すなわち、冷却パイプの固定力にゴムの反発力を利用しているため、ケーシングの開口がカバーにほぼ閉め切られるまでは、冷却パイプの固定に必要な反発力を得ることができない。このため、目視で冷却パイプの位置を確認しながら、ケーシングにカバーを結合する作業は困難である。また、ケーシングにカバーを固定した後の状態では、ケーシング及びカバーの内側にどのように冷却パイプが配置されているかを外側から目視で確認することはできない。例えば、ケーシングとカバーとによる冷却パイプの締め付けが不十分であると、冷却パイプの他端部に設けられたゴムキャップがカバーの穴部から外れる可能性がないとはいえない。この場合、冷却パイプの位置が所望位置からずれる可能性があり、冷却パイプとステータ等の他の部品との干渉を有効に防止する面から改良の余地がある。また、ケーシングとカバーとによる冷却パイプの締め付けが十分であっても、カバーの穴部にゴムキャップが正確に嵌るようにしながら、ケーシングにカバーを結合する作業は困難で、手間を要するため、組み付け工程に要する時間が長くなり、コストが増大する要因となる。また、ケーシングにカバーを固定後にカバー等に設けられた検査用穴を用いて冷却パイプの位置を目視で確認することも考えられるが、手間を要しコストが高くなる要因となる。
本発明の目的は、回転電機冷却構造及びその製造方法において、ケーシング要素とカバーとの間で冷却用パイプを押圧し、固定する構成において、冷却用パイプの位置を容易にかつ正確に固定することである。
本発明に係る回転電機冷却構造は、ケーシング要素と、前記ケーシング要素に結合固定されるカバーとにより形成され、回転電機を収容するケーシングであって、前記ケーシング要素は、冷却液が供給される冷却用流路と、前記冷却用流路に通じており、前記ケーシング要素の内側面に開口する挿入孔とを有するケーシングと、前記ケーシング内に設けられ、内部に冷却液を流す冷却用パイプであって、軸方向一端部が前記ケーシング要素の前記挿入孔に挿入固定され、軸方向他端部が前記カバーに押圧されて固定され、冷却液を噴出させる噴出孔を含み、磁性金属材料により形成される冷却用パイプと、前記カバーの前記冷却用パイプを押圧する部分に固定された磁石と、を備え、前記磁石は、前記冷却用パイプの軸方向他端部を磁気的に吸着し、前記冷却用パイプの軸方向他端部が前記磁石に接触して前記冷却用パイプの軸方向一端部が前記挿入孔に押し込まれていることを特徴とする回転電機冷却構造である。
また、本発明に係る回転電機冷却構造において、好ましくは、前記回転電機は、ステータコアに巻装されるステータコイルを備え、前記ステータコイルの軸方向両端部は、前記ステータコアの軸方向両端よりも軸方向外側に配置され、前記冷却用パイプは、前記ステータコアの上側に配置され、前記噴出孔は、前記冷却用パイプにおいて、前記ステータコイルの軸方向両端部の上側に位置する長さ方向2個所に下方に向くように形成され、前記各噴出孔は、前記ステータコイルの軸方向両端部の上面に向け冷却液を噴出可能とする。また、本発明に係る回転電機冷却構造の製造方法は、前記ケーシング要素に前記カバーを組み付ける前に、前記カバーの内側面に前記磁石を固定し、前記冷却用パイプの軸方向一端部が前記挿入孔に挿入された状態で前記ケーシング要素に前記カバーを近づけた場合に、前記ケーシング要素と前記カバーとが離れた状態で、前記冷却用パイプの軸方向一端部が前記挿入孔に挿入されたままで前記磁石に前記冷却用パイプの軸方向他端部が吸着され、さらに前記ケーシング要素に前記カバーを近づけることで前記ケーシング要素に前記カバーを組み合わせる。
本発明に係る回転電機冷却構造によれば、カバーの冷却用パイプを押圧する部分に磁石が配置されるとともに、冷却用パイプが磁性金属材料により形成され、かつ、冷却用パイプの軸方向他端部が磁石に磁気的に吸着されるので、カバーをケーシング要素に固定する直前にカバーに冷却用パイプが吸着されるのを目視等で確認でき、その後、カバーにケーシング要素を結合することで、カバーとケーシング要素とにより冷却用パイプを所望の位置に容易に締め付け固定できる。このため、ケーシング要素とカバーとの間で冷却用パイプを押圧し、固定する構成において、冷却用パイプの位置を容易にかつ正確に固定することができる。
本発明の回転電機冷却構造を構成する回転電機の概略断面図である。 本発明の回転電機冷却構造の部分断面図である。 図2から冷却用パイプを取り出して示す図である。 (a)はケーシング要素にカバーを固定する際に、ケーシング要素とカバーとを大きく離した様子を示す図であり、(b)は(a)の状態からケーシング要素にカバーを近づけた様子を示す図である。
以下において、図1〜4を用いて本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態の回転電機冷却構造は、例えば電気自動車や、燃料電池車や、エンジン及びモータを車両の駆動源として搭載するハイブリッド車両を駆動する走行用のモータとして、または、発電機として、または、その両方の機能を有するモータジェネレータとして使用する回転電機に適用する。例えば、回転電機をモータジェネレータとして使用する場合、主として発電機として使用する第1モータジェネレータ(MG1)でも、主として走行用モータとして使用する第2モータジェネレータ(MG2)でも、いずれでも本実施形態の回転電機冷却構造を適用できる。
図1は、本実施形態の回転電機冷却構造を構成する回転電機の概略断面図である。図1に示すように、回転電機10は、ケーシング14(図2)に図示しない軸受により回転可能に支持されたロータシャフト16と、ロータシャフト16の中間部の外径側に固定されたロータ18と、ロータ18の外径側にエアギャップを介して対向配置されたステータ20とを備える。ステータ20は、ケーシング14の内側に固定されている。
ステータ20は、複数の電磁鋼板を軸方向に積層することにより構成される積層体等の磁性材により形成されるステータコア24と、ステータコア24の内周面の周方向複数個所に径方向に突出形成されたティース26と、ティース26に巻装された複数相(例えば3相の)のステータコイル28とを含む。ステータコイル28において、ステータコア24の軸方向両側面よりも外側に突出する部分により、一対のコイルエンド29が形成されている。ステータコア24は、ケーシング14の内側に固定されている。複数相のステータコイル28は、集中巻きまたは分布巻きでステータコア24に巻装されている。
図2に示すように、ケーシング14は、ステータ20とロータ18とを収容する略有底筒状のケーシング要素30と、カバー32とにより構成される。ケーシング要素30とカバー32とは、図示しないボルト及びナット等の締結手段により結合固定されている。ケーシング14は、回転電機10を収容する。
図1に戻り、ロータ18は、複数の電磁鋼板を軸方向に積層することにより構成される積層体等の磁性材により形成される略円筒状のロータコア34と、ロータコア34の内部の周方向複数個所に配置された永久磁石(図示せず)とを含む。永久磁石は、例えば、周方向に隣り合う2つを1組として、各組で、2つの永久磁石がV字形に径方向外側に広がるように配置する。なお、各永久磁石をロータの同一円周上の周方向複数個所に配置することもできる。
また、各永久磁石は、ロータ18の径方向または径方向に対し傾斜する方向に着磁する。また、ロータコア34の軸方向両側に一対の円板状のエンドプレートを配置して、一対のエンドプレートによりロータコア34を軸方向両側から挟持することもできる。
このような回転電機10では、複数相のステータコイル28に複数相の交流電流を流すことで、ステータ20に回転磁界を生じさせ、ロータ18をロータシャフト16とともに回転させることができる。なお、回転電機の構成はこのような永久磁石付同期機の構成に限定するものではなく、誘導機等、種々の構成とすることができる。
なお、ケーシング14(図2)内に回転電機10として1つのモータジェネレータを配置する場合に、別のモータジェネレータや、動力伝達機構を構成する別の歯車部をケーシング14内に配置することもできる。例えば、ケーシング14内に歯車部として、遊星歯車機構、減速機構及びディファレンシャル機構を設けることもできる。
このような回転電機10では、駆動時や発電時にステータコイル28が発熱するので、ステータコイル28を冷却する必要がある。このために、ケーシング要素30に冷却油用の冷却用流路である内部油路36を形成するとともに、内部油路36にケーシング14外側に設けられた外部油路(図示せず)を接続し、内部油路36に外部油路を介して冷却液である冷却油を供給する油ポンプ(図示せず)を設けている。さらに、ケーシング14の内側で、ステータ20の上側に、内部油路36に通じる冷却用パイプ38を配置し、冷却用パイプ38から冷却油を、ステータコイル28に向け噴出させることで、ステータコイル28を冷却するようにしている。このように内部油路36、外部油路、油ポンプ及び冷却用パイプ38により、冷却部40が構成され、回転電機10と冷却部40とにより回転電機冷却構造が構成されている。
すなわち、ケーシング要素30に設けられた側壁部42に内部油路36が形成され、内部油路36の一端がケーシング要素30の外面に開口している。また、内部油路36の一端に図示しない外部油路の一端が接続され、外部油路の他端が図示しないケーシング要素30の下部に接続されている。外部油路の途中に油ポンプが設けられており、油ポンプは、ケーシング14の底部に溜まった油を吸い上げて、内部油路36に供給可能としている。また、ケーシング要素30の内部で、カバー32と対向する部分に直線状の挿入孔44が形成され、挿入孔44の内部を内部油路36に通じさせている。挿入孔44には冷却用パイプ38の軸方向一端部(図2の右端部)をほぼがたつきなく挿入可能としている。
図3に示すように、冷却用パイプ38は、鉄等の磁性金属材料により、略円筒状等の筒状に形成され、軸方向一端部(図3の右端部)が開口している。また、冷却用パイプ38の軸方向一端寄り部分の外周面に支持リング46が取り付けられている。また、冷却用パイプ38の軸方向他端部(図3の左端部)に直径が大きくなった大径部48が形成されている。なお、大径部48の軸方向他端部(図3の左端部)開口を磁性金属材料製の蓋部で塞ぐこともできる。なお、冷却用パイプ38の軸方向他端部に大径部48を形成せず、全長で直径がほぼ同じとなる単なる筒状に形成することもできる。また、冷却用パイプ38の長さ方向両端寄り部分の2個所位置に下方に向いた噴出孔50が形成されている。
また、図2に示すように、カバー32の冷却用パイプ38と対向する内側面(図2の右側面)に凹部が形成され、凹部内に磁石52が配置され、貼り付け等により固定されている。そして冷却用パイプ38の軸方向一端部が挿入孔44に挿入固定され、支持リング46で挿入孔44に対する冷却用パイプ38の位置決めが図られる。また、冷却用パイプ38の軸方向他端部が、カバー32に配置された磁石52で磁気的に吸着されつつ押圧される。すなわち、ケーシング要素30にカバー32が固定された状態で、冷却用パイプ38の軸方向他端部はカバー32に押圧されて固定され、冷却用パイプ38はカバー32とケーシング要素30とにより締め付け固定される。また、カバー32の冷却用パイプ38を押圧する部分に磁石52が配置されている。この状態で、冷却用パイプ38の固定構造はケーシング14の内部に両持ち固定された状態となるため、冷却用パイプ38が強固に位置決めされる。
使用時に油ポンプが駆動することで、内部油路36に図2のD1方向に冷却油が供給され、冷却用パイプ38の内部を図2のD2方向に冷却油が流れる。また、冷却用パイプ38の各噴出孔50は、ステータコイル28の軸方向両端部である一対のコイルエンド29の上側に向けられており、各噴出孔50から冷却油が各コイルエンド29の上側に向け噴出可能となっている。このため、ステータコイル28の冷却が行われる。
ケーシング要素30にカバー32を結合固定する場合、図4のようにして行う。すなわち、図4(a)で示すように、磁石52を設けたカバー32とケーシング要素30とを離した状態から、図4(b)で示すようにカバー32とケーシング要素30とを近づけると、磁石52に冷却用パイプ38の軸方向他端部が吸着される。このため、カバー32とケーシング要素30とを結合する直前に冷却用パイプ38の軸方向他端部が磁石52に吸着されるのを目視で確認できる。なお、図4(a)では、ケーシング要素30の挿入孔44(図2)に冷却用パイプ38の軸方向一端部を挿入させておく。次いで、カバー32とケーシング要素30とをさらに近づけることで、冷却用パイプ38の軸方向一端部が挿入孔44内にさらに挿入され、ケーシング要素30とカバー32との間で冷却用パイプ38が締め付け固定される。
なお、図示は省略するが、冷却用パイプ38の一部にブラケットを設ける等により冷却用パイプ38の側面から突出する突出部を形成し、ケーシング要素30の内面に係合させることで、回り止め手段を構成し、回り止め手段により冷却用パイプ38の周方向の位置決めを図ることもできる。
上記の回転電機冷却構造によれば、カバー32の冷却用パイプ38を押圧する部分に磁石52が配置されるとともに、冷却用パイプ38が磁性金属材料により形成され、かつ、冷却用パイプ38の軸方向他端部が磁石52に磁気的に吸着される。このため、カバー32をケーシング要素30に固定する直前にカバー32に冷却用パイプ38が吸着されるのを目視で確認でき、その後、カバー32にケーシング要素30を結合することで、カバー32とケーシング要素30とにより冷却用パイプ38を所望の位置に容易に締め付け固定できる。このため、ケーシング要素30とカバー32との間で冷却用パイプ38を押圧し、固定する構成において、冷却用パイプ38の位置を容易にかつ正確に固定することができる。すなわち、カバー32とケーシング要素30とによる冷却用パイプ38の締め付け後の位置精度を高くでき、位置出し保証を容易に実現できる。このため、冷却用パイプ38とステータ20等の他の部品との干渉を有効に防止できる。しかも、上記の特許文献1に記載された構成の場合と異なり、カバー32の穴部に冷却用パイプに支持されたゴムキャップが正確に嵌っていることを確認しながらケーシング要素30にカバー32を結合するという困難な作業を行う必要がない。このため、組み付け工程に要する時間を短くでき、回転電機冷却構造の製造コストの低減を図れる。また、冷却用パイプ38の両端部が強固に固定されるため、外部から振動が加わった場合でも、冷却用パイプ38の冷却油の吐出方向を安定させることができる。
さらに、カバー32に配置した磁石52により冷却用パイプ38を流れる冷却油中に含まれる、摩耗等により生じる磁性粉等の異物を吸着させて、冷却油中の異物を除去または少なくすることもできる。なお、カバー32とケーシング要素30とを組み付け装置等により自動化で結合させる等の場合に、図4(b)に対応する、カバー32とケーシング要素30とを結合する直前にセンサで冷却用パイプ38がカバー32に吸着されたことを検出することもできる。
なお、図3では、冷却用パイプ38に支持リング46を設けているが、支持リング46を省略することもできる。また、冷却用パイプ38の一端部外周面にゴムリングを嵌合し、冷却用パイプ38の一端部と挿入孔44(図2)との間にゴムリングを設けることもできる。また、冷却用パイプ38に流す冷却液として、油以外、例えば冷却水等を用いることもできる。
10 回転電機、14 ケーシング、16 ロータシャフト、18 ロータ、20 ステータ、24 ステータコア、26 ティース、28 ステータコイル、29 コイルエンド、30 ケーシング要素、32 カバー、34 ロータコア、36 内部油路、38 冷却用パイプ、40 冷却部、42 側壁部、44 挿入孔、46 支持リング、48 大径部、50 噴出孔、52 磁石。

Claims (4)

  1. ケーシング要素と、前記ケーシング要素に結合固定されるカバーとにより形成され、回転電機を収容するケーシングであって、前記ケーシング要素は、冷却液が供給される冷却用流路と、前記冷却用流路に通じており、前記ケーシング要素の内側面に開口する挿入孔とを有するケーシングと
    前記ケーシング内に設けられ、内部に冷却液を流す冷却用パイプであって、軸方向一端部が前記ケーシング要素の前記挿入孔に挿入固定され、軸方向他端部が前記カバーに押圧されて固定され、冷却液を噴出させる噴出孔を含み、磁性金属材料により形成される冷却用パイプと、
    前記カバーの前記冷却用パイプを押圧する部分に固定された磁石と、を備え、
    前記磁石は、前記冷却用パイプの軸方向他端部を磁気的に吸着し、
    前記冷却用パイプの軸方向他端部が前記磁石に接触して前記冷却用パイプの軸方向一端部が前記挿入孔に押し込まれていることを特徴とする回転電機冷却構造。
  2. 請求項1に記載の回転電機冷却構造において、
    前記回転電機は、ステータコアに巻装されるステータコイルを備え、
    前記ステータコイルの軸方向両端部は、前記ステータコアの軸方向両端よりも軸方向外側に配置され、
    前記冷却用パイプは、前記ステータコアの上側に配置され、
    前記噴出孔は、前記冷却用パイプにおいて、前記ステータコイルの軸方向両端部の上側に位置する長さ方向2個所に下方に向くように形成され、
    前記各噴出孔は、前記ステータコイルの軸方向両端部の上面に向け冷却液を噴出可能とすることを特徴とする回転電機冷却構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の回転電機冷却構造において、
    前記ケーシング要素における前記挿入孔のカバー側開口端から前記ケーシング要素のカバー側外端までの長さが、前記冷却用パイプの全長よりも短くなっていることを特徴とする回転電機冷却構造。
  4. 請求項1に記載の回転電機冷却構造の製造方法において、
    前記ケーシング要素に前記カバーを組み付ける前に、前記カバーの内側面に前記磁石を固定し、
    前記冷却用パイプの軸方向一端部が前記挿入孔に挿入された状態で前記ケーシング要素に前記カバーを近づけた場合に、前記ケーシング要素と前記カバーとが離れた状態で、前記冷却用パイプの軸方向一端部が前記挿入孔に挿入されたままで前記磁石に前記冷却用パイプの軸方向他端部が吸着され、さらに前記ケーシング要素に前記カバーを近づけることで前記ケーシング要素に前記カバーを組み合わせることを特徴とする回転電機冷却構造の製造方法。
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