JP5772075B2 - 振動溶着装置 - Google Patents
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一方、射出成形機などの装置では、型替え作業の簡素化の目的で、型をクランプ等の簡易な固定手段を用いて取り付けることが知られている(例えば、特許文献2参照)。
また、上記特許文献2のようなクランプを振動溶着装置の振動側の型の取り付けに適用すると、クランプの可動部に振動による負荷がかかり、クランプのリンク機構が故障してしまう。その結果、型を強固に固定できなくなるばかりか、クランプの破損により型が脱落してしまう恐れがある、といった問題があった。
また、前記支持部材はボールローラであり、前記ボールローラは、前記上型を支持する位置では、前記上型の下面を支持する場合は、振動溶着時に上型が支持部材に接触していたとしても、ボールローラが転動して振動を受け流すことにより、振動する上型を好適に支持することができる。
上記「下型」の構造、形状、材質等は特に問わない。この下型は、例えば、上記振動プレートに対向するように設けられた下型支持プレート(17)に取り付けられることができる。また、上記下型は、例えば、下型本体(31)と、上記下型支持プレートに取り付けられる下型ベースプレート(32)と、を有することができる(例えば、図1等参照)。
(1)振動溶着装置の構成
本実施例に係る振動溶着装置1は、図1に示すように、上型2及び下型3によりそれぞれ保持された上側部品4及び下側部品5(本発明に係る2部品としてそれぞれ例示する)を加圧しながら当接させ、それらの当接面に振動による摩擦熱を発生させて上側部品4及び下側部品5を溶着する振動溶着装置である。振動溶着装置1は、上型2と接触させられて上型2を振動させる振動プレート11と、上型2が振動プレート11に接触させられた状態を保持するように上型2を支持する支持部材12と、を備えている。
次に、上記構成の振動溶着装置1の作用について説明する。
最初に、型替えにおいて、上型2を振動プレート11に接触させ、この状態で支持部材12により支持させる手順を説明する。なお、図6に示すように、本実施例において、上型2は、上型2を下型3に載置するときに用いる上型受け治具6を介して、下型3に載置された状態で保管されている。
まず、図6に示すように、上型2が載置された下型3を下型支持プレート17に取り付ける。このとき、支持部材12は上型2を支持しない位置Aにある。そして、図7に示すように、下型支持プレート17を上昇させて上型ベースプレート22の上面と振動プレート11の下面とを接触させ、凹状部22Aと凸状部11Aとを係合させる。
最後に、図9に示すように、下型支持プレート17を下降させる。このとき、下型3は下型支持プレート17とともに下降するが、上型2は支持部材12により支持されているので、振動プレート11に接触させられた状態で保持される。なお、下降した下型3からは上型受け治具6を取り外しておく。
このようにして、上型2が振動プレート11に接触した状態で支持部材12により支持され、型替えが完了する。
最初に、図10に示すように、上型2に上側部品4を保持させるとともに、下型3に下側部品5を保持させる。そして、図11に示すように、下型支持プレート17を上昇させる。すると、上側部品4の溶着面と下側部品5の溶着面とが当接し、加圧される。また、このとき、上型2は、下型3、下側部品5及び上側部品4を介して、下型支持プレート17の上昇による加圧力を受けて振動プレート11に押しつけられている。即ち、この状態においては、上型2は、支持部材12に代わって、下型支持プレート17の上昇による加圧力により支持されているといえる。
最後に、図12に示すように、下型支持プレート17を下降させると、下型3とともに、接合して一体化した上側部品4及び下側部品5も下降する。
以上より、本実施例では、上型2と接触させられて上型2を振動させる振動プレート11と、上型2が振動プレート11に接触させられた状態を保持するように上型2を支持する支持部材12と、を備え、支持部材12は、上型2を支持する位置Bと、上型2を支持しない位置Aと、の間で移動可能に設けられている。これにより、上型2の振動プレート11への着脱を容易なものとすることができるので、従来のボルトにより締結する方法等と比較して、型替え作業を簡素化することができる。また、振動プレート11及び上型2には、互いに係合可能な凸状部11A及び凹状部22Aが設けられている。これにより、上型2の位置合わせを容易に行うことができる。また、上型2が振動プレート11に接触させられた状態では、凸状部11Aと凹状部22Aとが係合しているので、振動プレート11の振動を上型2に好適に伝達することができる。
Claims (2)
- 上型及び下型によりそれぞれ保持された2部品を加圧しながら当接させ、前記2部品の当接面に振動による摩擦熱を発生させて前記2部品を溶着する振動溶着装置であって、
前記上型と接触させられて前記上型を振動させる振動プレートと、
前記上型が前記振動プレートに接触させられた状態を保持するように前記上型を支持する支持部材と、を備え、
前記振動プレート及び前記上型には、少なくとも一対の、互いに係合可能な凸状部及び凹状部が設けられており、
前記支持部材は、前記上型を支持する位置と、前記上型を支持しない位置と、の間で移動可能に前記振動溶着装置のフレームに設けられており、
前記支持部材は、前記上型を支持する位置では、前記上型の下面を支持することを特徴とする振動溶着装置。 - 前記支持部材はボールローラである請求項1記載の振動溶着装置。
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