JP5771641B2 - 信号解析装置及び信号解析方法 - Google Patents

信号解析装置及び信号解析方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5771641B2
JP5771641B2 JP2013068970A JP2013068970A JP5771641B2 JP 5771641 B2 JP5771641 B2 JP 5771641B2 JP 2013068970 A JP2013068970 A JP 2013068970A JP 2013068970 A JP2013068970 A JP 2013068970A JP 5771641 B2 JP5771641 B2 JP 5771641B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
level
noise
noise floor
signal
floor level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013068970A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014190943A (ja
Inventor
暢 大谷
暢 大谷
典洋 秋山
典洋 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Anritsu Corp
Original Assignee
Anritsu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Anritsu Corp filed Critical Anritsu Corp
Priority to JP2013068970A priority Critical patent/JP5771641B2/ja
Priority to US14/107,227 priority patent/US9140730B2/en
Priority to CN201310713394.0A priority patent/CN104076202B/zh
Publication of JP2014190943A publication Critical patent/JP2014190943A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5771641B2 publication Critical patent/JP5771641B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R23/00Arrangements for measuring frequencies; Arrangements for analysing frequency spectra
    • G01R23/16Spectrum analysis; Fourier analysis
    • G01R23/173Wobbulating devices similar to swept panoramic receivers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)

Description

本発明は、例えば移動通信システムで用いられる高周波信号を解析する信号解析装置及び信号解析方法に関する。
従来、測定対象の高周波信号に含まれる周波数成分の分布(スペクトラム)を表示し、被測定信号を解析する測定器としてスペクトラムアナライザが知られている。このスペクトラムアナライザには、掃引方式とFFT(高速フーリエ変換)方式が存在する。
掃引方式のスペクトラムアナライザとしては、例えば、特許文献1に開示された信号解析装置が知られている。特許文献1記載のものは、掃引信号発生部、RBW(分解能帯域幅)フィルタ、対数変換器、ビデオフィルタ等を備えている。
FFT方式のスペクトラムアナライザとしては、例えば、図7に示す構成のものが知られている。図7に示したスペクトラムアナライザは、周波数変換部110、V−ATT(可変減衰器)101、ADC(アナログデジタルコンバータ)103、f特(周波数特性)補正フィルタ104、信号解析部105、表示部106を備えている。周波数変換部110は、S−ATT(ステップ減衰器)111、ミキサ112、BPF113、IF(中間周波数)増幅器114を備えている。
この構成において、S−ATT111は、解析対象として入力する高周波信号が最適なレベルでミキサ112に入力されるよう高周波信号をステップ可変により減衰させるようになっている。また、V−ATT101は、ADC103がオーバーフローしないよう、予め定められた基準レベル(リファレンスレベル)に応じた所定のゲインが設定されて入力信号を減衰させるようになっている。
特開2005−003623号公報
しかしながら、従来のスペクトラムアナライザでは、ミキサ112の入力レベルを上昇させるに従ってダイナミックレンジが狭くなってしまうという課題があった。これは、従来のスペクトラムアナライザでは、ミキサ112の入力レベルを上昇させると、ADC103への入力レベルを調整しているV−ATT101の減衰量が大きくなり、アナログ構成の周波数変換部110のノイズレベルよりもADC103のノイズレベルの方が支配的となってノイズフロアレベルが上昇してしまうことが原因である。また、この原因により、従来のスペクトラムアナライザでは、f特補正フィルタ104の周波数特性の影響によりノイズフロアレベルの持ち上がりが発生してダイナミックレンジが狭くなってしまう。
本発明は、従来の課題を解決するためになされたものであり、従来のものよりもダイナミックレンジを拡大することができる信号解析装置及び信号解析方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る信号解析装置は、アナログの入力信号の信号レベルを調整する第1の減衰器(11)を含み、前記入力信号を所定の中間周波数の信号に周波数変換する周波数変換手段(10)と、前記周波数変換手段の出力信号の信号レベルを調整する第2の減衰手段(21)と、前記第2の減衰手段の出力信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換手段(23)と、前記アナログデジタル変換手段の出力信号の周波数特性を補正する周波数特性補正手段(24)と、を備えた信号解析装置(1)であって、所定の周波数帯域において前記第1の減衰器から前記周波数特性補正手段までの全体のノイズレベルを示すノイズフロアレベルから前記アナログデジタル変換手段のノイズレベルを減算するノイズフロアレベル減算手段(25)を備え、前記ノイズフロアレベル減算手段は、前記所定の周波数帯域において前記第2の減衰手段のゲインが第1のゲインであるときのノイズフロアレベルを第1のノイズフロアレベルとして測定するとともに前記第2の減衰手段のゲインが第2のゲインであるときのノイズフロアレベルを第2のノイズフロアレベルとして測定するノイズフロアレベル測定部(25a)と、前記第1及び前記第2のノイズフロアレベルと前記第2の減衰手段及び前記周波数特性補正手段のゲインとに基づいて前記所定の周波数帯域における前記アナログデジタル変換手段のノイズレベルを算出するノイズレベル算出部(25b)と、前記ノイズフロアレベルから前記アナログデジタル変換手段のノイズレベルを減算するノイズレベル減算部(25c)と、を備えた構成を有している。
この構成により、本発明の請求項1に係る信号解析装置は、ノイズフロアレベル減算手段がノイズフロアレベルからアナログデジタル変換手段のノイズレベルを減算するので、アナログデジタル変換手段のノイズレベルに起因するノイズフロアレベルの上昇を抑制することができる。したがって、本発明の請求項1に係る信号解析装置は、従来のものよりもダイナミックレンジを拡大することができる。
また、この構成により、本発明の請求項に係る信号解析装置は、アナログデジタル変換手段のノイズレベルに起因するノイズフロアレベルの上昇を抑制することにより、従来のものよりもダイナミックレンジを拡大することができる。
本発明の請求項に係る信号解析方法は、アナログの入力信号の信号レベルを調整する第1の減衰器(11)を含み、前記入力信号を所定の中間周波数の信号に周波数変換する周波数変換手段(10)と、前記周波数変換手段の出力信号の信号レベルを調整する第2の減衰手段(21)と、前記第2の減衰手段の出力信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換手段(23)と、前記アナログデジタル変換手段の出力信号の周波数特性を補正する周波数特性補正手段(24)と、を備えた信号解析装置(1)を用いて前記入力信号を解析する信号解析方法であって、所定の周波数帯域において前記第1の減衰器から前記周波数特性補正手段までの全体のノイズレベルを示すノイズフロアレベルから前記アナログデジタル変換手段のノイズレベルを減算するノイズフロアレベル減算ステップ(S11〜S17)を含み、前記ノイズフロアレベル減算ステップは、前記所定の周波数帯域において前記第2の減衰手段のゲインが第1のゲインであるときのノイズフロアレベルを第1のノイズフロアレベルとして測定するとともに前記第2の減衰手段のゲインが第2のゲインであるときのノイズフロアレベルを第2のノイズフロアレベルとして測定するノイズフロアレベル測定ステップ(S13、S15)と、前記第1及び前記第2のノイズフロアレベルと前記第2の減衰手段及び前記周波数特性補正手段のゲインとに基づいて前記所定の周波数帯域における前記アナログデジタル変換手段のノイズレベルを算出するノイズレベル算出ステップ(S16)と、前記ノイズフロアレベルから前記アナログデジタル変換手段のノイズレベルを減算するノイズレベル減算ステップ(S17)と、を含む構成を有している。
この構成により、本発明の請求項に係る信号解析方法は、ノイズフロアレベル減算ステップにおいてノイズフロアレベルからアナログデジタル変換手段のノイズレベルを減算するので、アナログデジタル変換手段のノイズレベルに起因するノイズフロアレベルの上昇を抑制することができる。したがって、本発明の請求項に係る信号解析方法は、従来のものよりもダイナミックレンジを拡大することができる。
また、この構成により、本発明の請求項に係る信号解析方法は、アナログデジタル変換手段のノイズレベルに起因するノイズフロアレベルの上昇を抑制することにより、従来のものよりもダイナミックレンジを拡大することができる。
本発明は、従来のものよりもダイナミックレンジを拡大することができるという効果を有する信号解析装置及び信号解析方法を提供することができるものである。
本発明の一実施形態におけるスペクトラムアナライザのブロック構成図である。 本発明の一実施形態におけるS−ATTからf特補正フィルタまでの信号経路を示すブロック図である。 本発明の一実施形態において、オフセット周波数に対する各要素のノイズレベルを示す図である。 本発明の一実施形態において、ノイズフロアレベルからNadc(f)を減算した場合の周波数特性を示す図である。 本発明の一実施形態において、N0(f)及びN10(f)の場合におけるノイズフロアレベルの周波数特性を示す図である。 本発明の一実施形態におけるノイズフロアレベル減算部の動作を示すフローチャートである。 従来のスペクトラムアナライザのブロック構成図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。なお、本発明の信号解析装置をスペクトラムアナライザに適用した例を挙げて説明する。
まず、本実施形態におけるスペクトラムアナライザの構成について説明する。
図1に示すように、本実施形態におけるスペクトラムアナライザ1は、周波数変換部10、V−ATT(可変減衰器)21、ADC(アナログデジタルコンバータ)23、f特(周波数特性)補正フィルタフィルタ24、ノイズフロアレベル減算部25、信号解析部26、表示部27、掃引部28、操作部29、設定部30を備えている。周波数変換部10は、S−ATT(ステップ減衰器)11、局部発振器12、ミキサ13、BPF(バンドパスフィルタ)14、IF(中間周波数)増幅器15を備えている。この周波数変換部10は、本発明に係る周波数変換手段を構成する。
S−ATT11は、解析対象として入力するアナログの高周波信号が最適なレベルでミキサ13に入力されるよう設定部30により定められたゲインが設定され、高周波信号をステップ可変により減衰させるようになっている。また、S−ATT11は、設定部30の制御により、後述するノイズフロアレベルの測定時に、高周波信号を入力する入力端子(図示省略)が接地されるようになっている。このS−ATT11は、本発明に係る第1の減衰器を構成する。
局部発振器12は、所定周波数の局部発振信号を生成してミキサ13に出力するようになっている。
ミキサ13は、S−ATT11によって減衰された高周波信号と局部発振器12からの局部発振信号とを混合して中間周波数の信号に変換し、BPF14に出力するようになっている。
BPF14は、ミキサ13の出力信号に対してフィルタリングを行って所定周波数領域の信号を取り出し、IF増幅器15に出力するようになっている。
IF増幅器15は、BPF14が出力する中間周波数の信号を所定の増幅率で増幅し、V−ATT21に出力するようになっている。
V−ATT21は、ADC23がオーバーフローしないよう設定部30により定められたゲインが設定されて入力信号を減衰させるようになっている。例えば、V−ATT21は、試験者が操作部29を操作して設定した基準レベル(リファレンスレベル)に応じて、そのゲインが定められるようになっている。周波数に対するV−ATT21のゲインの補正値のデータは、設定部30が有するメモリ(図示省略)に記憶されている。このV−ATT21は、本発明に係る第2の減衰手段を構成する。
ADC23は、V−ATT21から入力したアナログ信号をサンプリングして量子化し、デジタルデータに変換してf特補正フィルタ24に出力するようになっている。このADC23は、本発明に係るアナログデジタル変換手段を構成する。
f特補正フィルタ24は、例えばFIR(Finite Impulse Response)型のフィルタで構成されている。このf特補正フィルタ24は、ADC23が出力する信号の信号レベルの周波数特性を平坦にするために予め定められたゲインの補正値に基づいて、そのフィルタ定数が決定されるようになっている。ゲインの補正値のデータは、設定部30が有するメモリ(図示省略)に記憶されている。なお、f特補正フィルタ24は、本発明に係る周波数特性補正手段を構成する。
ノイズフロアレベル減算部25は、ノイズフロアレベル測定部25a、ノイズレベル算出部25b、ノイズレベル減算部25cを備え、周波数変換部10及びV−ATT21からf特補正フィルタ24までの全体のノイズレベルを示すノイズフロアレベルからADC23のノイズレベルを減算するようになっている。検討結果によれば、周波数変換部10及びV−ATT21からf特補正フィルタ24までのノイズフロアレベルは、スペクトラムアナライザ1のノイズフロアレベルと同等とみなせるので、ノイズフロアレベル減算部25は、スペクトラムアナライザ1のノイズフロアレベルからADC23のノイズレベルを減算するものと言える。なお、ノイズフロアレベル減算部25は、本発明に係るノイズフロアレベル減算手段を構成する。
ノイズフロアレベル測定部25aは、所定の周波数においてV−ATT21のゲインが第1のゲインである場合にスペクトラムアナライザ1のノイズフロアレベルを第1のノイズフロアレベルとして測定するとともにV−ATT21のゲインが第2のゲインである場合にスペクトラムアナライザ1のノイズフロアレベルを第2のノイズフロアレベルとして測定するようになっている。
ノイズレベル算出部25bは、ノイズフロアレベル測定部25aが測定により求めた第1及び第2のノイズフロアレベルとV−ATT21及びf特補正フィルタ24のゲインとに基づいて所定の周波数におけるADC23のノイズレベルを算出するようになっている。
ノイズレベル減算部25cは、第1及び第2のノイズフロアレベルからADC23のノイズレベルを減算するようになっている。
信号解析部26は、設定部30からの制御信号に基づいて、解析対象の高周波信号を解析する際に、ノイズフロアレベル減算部25から入力する信号をフーリエ変換解析(FFT解析)して解析結果を示す解析結果信号を生成して表示部27に出力するようになっている。
表示部27は、設定部30からの制御信号に基づいて、信号解析部26が解析した解析結果のデータを画面に表示するようになっている。
掃引部28は、設定部30からの制御信号に基づいて、局部発振器12が出力する局部発振信号を所定の周波数掃引幅で掃引するようになっている。
操作部29は、試験者が操作するものであり、例えば、観測対象の周波数帯域、基準レベルの設定等の試験条件やカーソル操作に関する設定等を行うための設定画面を表示するディスプレイ、キーボード、ダイヤル又はマウスのような入力デバイス、これらを制御する制御回路等で構成される。
設定部30は、試験者が操作部29を操作して入力した各試験条件等を各部に設定するための制御信号を生成して出力するようになっている。この設定部30は、例えば、図示しないCPU(Central Processing Unit)と、プログラムが記憶されたROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、各種インタフェースが接続される入出力回路等を備えたマイクロコンピュータで構成されている。
次に、スペクトラムアナライザ1のノイズレベルの計算式について図2を用いて説明する。図2は、図1に示した構成のうち、S−ATT11からf特補正フィルタ24までの信号経路を示すブロック図である。
図2において、Nana(f)は、S−ATT11からIF増幅器15までのノイズレベル、すなわちアナログ段のノイズレベルを示している。GV(L)は、V−ATT21のゲインを示し、信号レベルの関数である。Nadc(f)は、ADC23のノイズレベルを示している。G(f)は、f特補正フィルタ24のゲインを示し、周波数の関数である。
ここで、Nana(f)及びNadc(f)の周波数特性について説明する。まず、Nana(f)は、S−ATT11からミキサ13までの無線周波数(RF)の周波数特性(f_RF)と、BPF14からIF増幅器15までの中間周波数(IF)の帯域内周波数特性(f_BW)とを有している。よって、Nana(f)は、より正確にはNana(f_RF、f_BW)と表記でき、2次元関数で表される。ただし、ADC23のノイズレベルを求めることを目的とすると、無線周波数は任意の1点のみで議論しても問題ない。したがって、Nana(f_RF、f_BW)=Nana(f)(ただし、fは帯域内周波数特性を表す。)と定義しても問題ない。
一方、Nadc(f)は、ミキサ13によって中間周波数に変換された後のノイズレベルを示しているので、無線周波数の周波数特性は有しておらず、中間周波数の帯域内周波数特性のみを有している。すなわち、Nadc(f)は、無線周波数の設定とは無関係な周波数特性となる。
前述のように各変数を定義すると、スペクトラムアナライザ1のノイズフロアレベルの周波数特性Nsa(f)は、[数1]で表すことができる。
[数1]
Nsa(f)=(Nana(f)×GV(L)+Nadc(f))×G(f)
この式において、GV(L)及びG(f)は予め取得している補正値により算出可能である。また、V−ATT21のゲインであるGV(L)は、設定部30によって基準レベルを変更することにより設定できる。したがって、GV(L)を変更して2種類のNsa(f)を実測することにより、Nana(f)及びNadc(f)を[数1]に基づいて算出することができる。
ここで、ノイズフロアレベル減算部25との関連について説明する。ノイズフロアレベル減算部25は、所定の周波数において、設定部30からの制御信号に基づいて次のように動作するようになっている。すなわち、ノイズフロアレベル測定部25aは、V−ATT21のゲインGV(L)を変更して2種類のNsa(f)を実測するようになっている。ノイズレベル算出部25bは、[数1]及び2種類のNsa(f)に基づいて、Nana(f)及びNadc(f)を算出するようになっている。ノイズレベル減算部25cは、ノイズフロアレベルからNadc(f)を減算するようになっている。この構成により、ノイズフロアレベル減算部25は、スペクトラムアナライザ1のノイズフロアレベルの周波数特性Nsa(f)からNadc(f)の影響を排除することができる。
次に、Nadc(f)の理論式の導出について説明する。
(1)基準レベル=0dBm、S−ATT11のゲイン設定値=10dBの場合のスペクトラムアナライザ1のノイズフロアレベルの周波数特性をN0(f)で示す。この場合、ミキサ13の入力レベルは、−10dBmである。
(2)基準レベル=10dBm、S−ATT11のゲイン設定値=10dBの場合のスペクトラムアナライザ1のノイズフロアレベルの周波数特性をN10(f)で示す。この場合、ミキサ13の入力レベルは、0dBmである。
スペクトラムアナライザ1のノイズレベルの周波数特性N0(f)及びN10(f)は、それぞれ、[数2]及び[数3]で表すことができる。
[数2]
N0(f)=(Nana(f)+Nadc(f))×G(f)
[数3]
N10(f)=(Nana(f)×ΔGV+Nadc(f))×G(f)
ここで、ΔGVは、N0(f)及びN10(f)の各データ取得時のV−ATT21のゲイン設定値のゲイン差を示す。N0(f)のデータ取得時のV−ATT21のゲイン設定値をVattN0で表し、N10(f)のデータ取得時のV−ATT21のゲイン設定値をVattN10で表すと、ΔGVは[数4]で示される。
[数4]
ΔGV=GV(VattN10)/GV(VattN0
実用上は、Nana(f)及びNadc(f)がV−ATT21のゲイン設定値によらず一定とみなせるので、前述の[数2]及び[数3]よりNadc(f)を求めることができる。
まず、[数5]及び[数6]を定義する。
[数5]
N0(f)'=N0(f)/G(f)
[数6]
N10(f)'=N10(f)/G(f)
次に、[数2]及び[数5]から[数7]が得られる。
[数7]
Nana(f)=N0(f)'−Nadc(f)
次に、[数6]及び[数7]から[数8]が得られる。
[数8]
N10(f)'=(1−ΔGV)×Nadc(f)+ΔGV×N0(f)'
よって、[数8]から[数9]が得られるので、ADC23のノイズレベルNadc(f)を算出することができる。
[数9]
Nadc(f)=(N10(f)'−ΔGV×N0(f)')/(1−ΔGV)
次に、[発明が解決しようとする課題]欄で述べた、ノイズフロアレベルの持ち上がりの原理について図3を用いて説明する。図3は、オフセット周波数に対する各要素のノイズレベル(左軸)を示している。ただし、オフセット周波数に対するf特補正フィルタ24の補正ゲインG(f)は右軸で示している。
まず、基準レベル=0dBm、S−ATT11のゲイン設定値=10dBの場合(N0(f))は、アナログ段のノイズレベル(Nana(f))に対して、ADC23のノイズレベル(Nadc(f))は十分に小さいので、スペクトラムアナライザ1のノイズフロアレベルNsa(f)は、ほぼNana(f)にG(f)を乗算した値になる。この場合、Nana(f)とG(f)には相関がある(アナログ段のノイズフロアレベルの周波数特性とG(f)の周波数特性はおおむね一致する)ため、両者はある程度相殺されるので、G(f)の周波数特性がそのまま現れることはない。
一方、基準レベル=10dBm、S−ATT11のゲイン設定値=10dBの場合(N10(f))は、Nana(f)はV−ATT21のゲインGV(L)によって減衰され、Nana(f)のレベルはNadc(f)より小さくなる。図に示すように、Nadc(f)は一般的にはほぼ平坦でG(f)とは相関が無いため、結果として、スペクトラムアナライザ1のノイズフロアレベルの周波数特性Nsa(f)には、G(f)の周波数特性がほとんどそのまま現れてしまうこととなる。
図4は、実際に測定した結果に基づいて、ノイズフロアレベルからNadc(f)を減算した場合の周波数特性を示したものである。仮に、Nadc(f)を完全に減算することができれば、N10(f)の場合においても、Nadc(f)の影響は無くなり、ノイズフロアレベルの周波数特性をN0(f)の場合と同じにすることができる。加えて、基準レベルを上昇させていった場合においても、Nadc(f)の影響を受けなくなるので、基準レベルによらずノイズフロアレベルを一定値にすることもできる。
ここで、図3及び図4を参照してN0(f)とN10(f)とを比較する。まず、図3において、例えばオフセット周波数が±5MHzでは、N0(f)とN10(f)との差は、ミキサ13に対する入力レベル差が10dBであるにもかかわらず、7dB程度になっている。これは、アナログ構成の周波数変換部10のノイズレベルよりもADC23のノイズレベルNadc(f)の方が支配的となっているからである。
これに対し、図4では、オフセット周波数が±5MHzにおいて、N0(f)とN10(f)との差は、ミキサ13に対する入力レベル差と同じ10dBが得られている。この結果は、基準レベルを上昇させていった場合においても、スペクトラムアナライザ1のノイズフロアレベルは、Nadc(f)の影響を受けなくなることを示している。
なお、図4においては、N10(f)でのノイズフロアレベルはN0(f)と比べて10dB低いが、実際はV−ATT21のゲインに応じて基準レベルは上がるので(ADC23のフルスケールレベルに対する表示部27の表示レベルが変わる)、N10(f)とN0(f)の表示レベルは同じになる。
(実験結果)
次に、ノイズフロアレベルからNadc(f)を減算した場合の効果を確認するために行った実験の結果について図5を用いて説明する。なお、実験では、RBW(分解能帯域幅)=1MHzで測定し、その結果をRBW=1Hzに換算した。
図5(a)は、N0(f)の場合(ミキサ13の入力レベル=−10dBm)におけるオフセット周波数±15MHzでのノイズフロアレベルの周波数特性を示している。図5(a)において、実線は初期値のノイズフロアレベルの周波数特性、破線は初期値からNadc(f)を減算した後のノイズフロアレベルの周波数特性を示している。図示の周波数帯域において、初期値及びNadc(f)減算後のノイズフロアレベルの変動はともに1dB程度であるが、Nadc(f)を減算することによりノイズフロアレベルは初期値よりも0.5〜1dB程度低下している。したがって、N0(f)の場合は、ダイナミックレンジが0.5〜1dB程度改善されることになる。
図5(b)は、N10(f)の場合(ミキサ13の入力レベル=0dBm)におけるオフセット周波数±15MHzでのノイズフロアレベルの周波数特性を示している。図5(b)において、実線は初期値のノイズフロアレベルの周波数特性、破線は初期値からNadc(f)を減算した後のノイズフロアレベルの周波数特性を示している。図示の周波数帯域において、初期値のノイズフロアレベルは1.5dB程度の範囲内で変動しているが、Nadc(f)減算後のノイズフロアレベルは1dB程度の範囲内の変動である。したがって、Nadc(f)減算によるノイズフロアレベルの周波数特性の平坦化が図られている。また、N10(f)の場合は、Nadc(f)を減算することによりノイズフロアレベルは初期値よりも4.5〜5.8dB程度も低下している。したがって、N10(f)の場合は、前述のノイズフロアレベルの変動幅の減少に加えてダイナミックレンジが4.5〜5.8dB程度も拡大されることになる。
なお、V−ATT21のゲインに応じて基準レベルが上がるので(ADC23のフルスケールレベルに対する表示部27の表示レベルが変わる)、図5(b)に示したノイズフロアレベルは10dB上昇する。
次に、スペクトラムアナライザ1におけるノイズフロアレベル減算部25の動作について図6を用いて説明する。なお、ノイズフロアレベル減算部25が、基準レベル=0dBm、S−ATT11のゲイン設定値=10dBの場合のスペクトラムアナライザ1のノイズレベルであるN0(f)と、基準レベル=10dBm、S−ATT11のゲイン設定値=10dBの場合のスペクトラムアナライザ1のノイズレベルであるN10(f)とを用いてノイズフロアレベルの周波数特性を平滑化する例を説明する。
設定部30は、S−ATT11の入力端子を接地し、S−ATT11のゲインを10dBに設定する(ステップS11)。
設定部30は、基準レベル=0dBmとなるV−ATT21のゲイン(第1のゲイン)をV−ATT21に設定する(ステップS12)。
ノイズフロアレベル測定部25aは、f特補正フィルタ24の出力レベルを測定することにより、N0(f)でのノイズフロアレベル(第1のノイズフロアレベル)を測定する(ステップS13)。
設定部30は、基準レベル=10dBmとなるV−ATT21のゲイン(第2のゲイン)をV−ATT21に設定する(ステップS14)。
ノイズフロアレベル測定部25aは、f特補正フィルタ24の出力レベルを測定することにより、N10(f)でのノイズフロアレベル(第2のノイズフロアレベル)を測定する(ステップS15)。
ノイズレベル算出部25bは、GV(L)及びG(f)のゲインの補正値データを設定部30から受け取り、この補正値データと、N0(f)及びN10(f)のデータとから[数1]に基づいてNadc(f)を算出する(ステップS16)。
ノイズレベル減算部25cは、被測定信号の測定時において、ノイズフロアレベルN0(f)及びN10(f)からNadc(f)を減算する(ステップS17)。その結果、N0(f)及びN10(f)の場合においてスペクトラムアナライザ1のノイズフロアレベルの周波数特性からNadc(f)の影響が排除される。
以上のように、本実施形態におけるスペクトラムアナライザ1は、ノイズフロアレベル減算部25がノイズフロアレベルからADC23のノイズレベルを減算するので、ADC23のノイズレベルに起因するノイズフロアレベルの上昇を抑制することができる。したがって、本実施形態におけるスペクトラムアナライザ1は、従来のものよりもダイナミックレンジを拡大することができる。
なお、前述の実施形態において、基準レベルを0dBmと10dBm(ミキサ13の入力レベルが−10dBmと0dBm)で説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、基準レベルを1dBm、2dBm、・・・11dBm等としてADC23のノイズレベルを求めて減算する構成としてもよい。
また、前述の実施形態において、本発明の信号解析装置をFFT方式のスペクトラムアナライザに適用した例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、アナログ回路の後段にADCを備えたシグナルアナライザ等の信号解析装置や、一般的な掃引型のスペクトラムアナライザに適用することができ同様の効果が得られる。
以上のように、本発明に係る信号解析装置及び信号解析方法は、従来のものよりもダイナミックレンジを拡大することができるという効果を有し、移動通信システムで用いられる高周波信号を解析する信号解析装置及び信号解析方法として有用である。
1 スペクトラムアナライザ(信号解析装置)
10 周波数変換部(周波数変換手段)
11 S−ATT(第1の減衰器)
12 局部発振器
13 ミキサ
14 BPF
15 IF増幅器
21 V−ATT(第2の減衰手段)
22 BPF
23 ADC(アナログデジタル変換手段)
24 f特補正フィルタ(周波数特性補正手段)
25 ノイズフロアレベル減算部(ノイズフロアレベル減算手段)
25a ノイズフロアレベル測定部
25b ノイズレベル算出部
25c ノイズレベル減算部
26 信号解析部
27 表示部
28 掃引部
29 操作部
30 設定部

Claims (2)

  1. アナログの入力信号の信号レベルを調整する第1の減衰器(11)を含み、前記入力信号を所定の中間周波数の信号に周波数変換する周波数変換手段(10)と、
    前記周波数変換手段の出力信号の信号レベルを調整する第2の減衰手段(21)と、
    前記第2の減衰手段の出力信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換手段(23)と、
    前記アナログデジタル変換手段の出力信号の周波数特性を補正する周波数特性補正手段(24)と、を備えた信号解析装置(1)であって、
    所定の周波数帯域において前記第1の減衰器から前記周波数特性補正手段までの全体のノイズレベルを示すノイズフロアレベルから前記アナログデジタル変換手段のノイズレベルを減算するノイズフロアレベル減算手段(25)を備え
    前記ノイズフロアレベル減算手段は、
    前記所定の周波数帯域において前記第2の減衰手段のゲインが第1のゲインであるときのノイズフロアレベルを第1のノイズフロアレベルとして測定するとともに前記第2の減衰手段のゲインが第2のゲインであるときのノイズフロアレベルを第2のノイズフロアレベルとして測定するノイズフロアレベル測定部(25a)と、
    前記第1及び前記第2のノイズフロアレベルと前記第2の減衰手段及び前記周波数特性補正手段のゲインとに基づいて前記所定の周波数帯域における前記アナログデジタル変換手段のノイズレベルを算出するノイズレベル算出部(25b)と、
    前記ノイズフロアレベルから前記アナログデジタル変換手段のノイズレベルを減算するノイズレベル減算部(25c)と、
    を備えたことを特徴とする信号解析装置。
  2. アナログの入力信号の信号レベルを調整する第1の減衰器(11)を含み、前記入力信号を所定の中間周波数の信号に周波数変換する周波数変換手段(10)と、
    前記周波数変換手段の出力信号の信号レベルを調整する第2の減衰手段(21)と、
    前記第2の減衰手段の出力信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換手段(23)と、
    前記アナログデジタル変換手段の出力信号の周波数特性を補正する周波数特性補正手段(24)と、を備えた信号解析装置(1)を用いて前記入力信号を解析する信号解析方法であって、
    所定の周波数帯域において前記第1の減衰器から前記周波数特性補正手段までの全体のノイズレベルを示すノイズフロアレベルから前記アナログデジタル変換手段のノイズレベルを減算するノイズフロアレベル減算ステップ(S11〜S17)を含み、
    前記ノイズフロアレベル減算ステップは、
    前記所定の周波数帯域において前記第2の減衰手段のゲインが第1のゲインであるときのノイズフロアレベルを第1のノイズフロアレベルとして測定するとともに前記第2の減衰手段のゲインが第2のゲインであるときのノイズフロアレベルを第2のノイズフロアレベルとして測定するノイズフロアレベル測定ステップ(S13、S15)と、
    前記第1及び前記第2のノイズフロアレベルと前記第2の減衰手段及び前記周波数特性補正手段のゲインとに基づいて前記所定の周波数帯域における前記アナログデジタル変換手段のノイズレベルを算出するノイズレベル算出ステップ(S16)と、
    前記ノイズフロアレベルから前記アナログデジタル変換手段のノイズレベルを減算するノイズレベル減算ステップ(S17)と、
    を含むことを特徴とする信号解析方法。
JP2013068970A 2013-03-28 2013-03-28 信号解析装置及び信号解析方法 Active JP5771641B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013068970A JP5771641B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 信号解析装置及び信号解析方法
US14/107,227 US9140730B2 (en) 2013-03-28 2013-12-16 Signal analysis apparatus and signal analysis method
CN201310713394.0A CN104076202B (zh) 2013-03-28 2013-12-20 信号分析装置及信号分析方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013068970A JP5771641B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 信号解析装置及び信号解析方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014190943A JP2014190943A (ja) 2014-10-06
JP5771641B2 true JP5771641B2 (ja) 2015-09-02

Family

ID=51597598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013068970A Active JP5771641B2 (ja) 2013-03-28 2013-03-28 信号解析装置及び信号解析方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9140730B2 (ja)
JP (1) JP5771641B2 (ja)
CN (1) CN104076202B (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102014225148A1 (de) 2014-12-08 2016-06-09 Innovationszentrum für Telekommunikationstechnik GmbH IZT Verstärkereinstellvorrichtung, System umfassend eine Verstärkereinstellvorrichtung und Verfahren zum Betrieb einer Verstärkereinstellvorrichtung
US9584146B2 (en) * 2015-01-16 2017-02-28 Mediatek Inc. System and method for measuring the DC-transfer characteristic of an analog-to-digital converter
JP6275084B2 (ja) 2015-07-15 2018-02-07 アンリツ株式会社 ノイズフロアレベル低減装置及びノイズフロアレベル低減方法
US10145877B1 (en) 2016-05-25 2018-12-04 Keysight Technologies, Inc. Adaptive noise reduction in a signal analyzer
JP6590882B2 (ja) * 2017-09-14 2019-10-16 アンリツ株式会社 信号解析装置及び信号解析装置のダイナミックレンジ最適化方法
CN116320900B (zh) * 2023-04-03 2024-06-28 深圳市爱普泰科电子有限公司 单音信号采集电路和单音信号采集方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3211861B2 (ja) * 1995-06-21 2001-09-25 横河電機株式会社 フーリエ分光器
US6112067A (en) * 1996-03-27 2000-08-29 Anritsu Corporation Radio communication analyzer suited for measurement of plurality of types of digital communication systems
JP3304325B2 (ja) * 1999-11-11 2002-07-22 アンリツ株式会社 帯域可変フィルタ及び該フィルタを用いた信号分析装置
JP3375919B2 (ja) * 1999-11-11 2003-02-10 アンリツ株式会社 信号分析装置
JP2003139847A (ja) * 2001-10-31 2003-05-14 Fujitsu Ltd 通信処理装置
JP4235043B2 (ja) * 2003-06-16 2009-03-04 アンリツ株式会社 信号解析装置
CN101663818B (zh) * 2007-03-27 2013-07-10 飞思卡尔半导体公司 用于改变动态范围的装置
JP4792595B2 (ja) * 2007-07-27 2011-10-12 テクトロニクス・インターナショナル・セールス・ゲーエムベーハー アナログ・デジタル変換システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN104076202B (zh) 2017-03-01
US9140730B2 (en) 2015-09-22
CN104076202A (zh) 2014-10-01
US20140294199A1 (en) 2014-10-02
JP2014190943A (ja) 2014-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5771641B2 (ja) 信号解析装置及び信号解析方法
CN106405235B (zh) 一种频谱分析仪及其数据处理方法
US8872504B2 (en) Method for automatically setting frequency span in a spectrum analyzer
JP6738359B2 (ja) 信号発生装置とその出力レベル調整方法
US9116187B1 (en) System and method for measuring signal distortion
JPWO2014203708A1 (ja) 信号周波数算出方法
EP0877945B1 (en) A receiver for spectrum analysis
KR101308812B1 (ko) 부분방전 노이즈 제거 장치 및 그 방법
JP2005338077A (ja) スペクトラムアナライザのノイズ補償
CN110704797B (zh) 实时频谱分析仪和信号处理方法、可读存储介质
JP2010519530A (ja) 外部補正の実行システム及び方法
US20170167916A1 (en) System and method of optical spectrum analysis
JP7316397B1 (ja) 信号解析装置および信号解析方法
JP6545221B2 (ja) スペクトラムアナライザ及び信号分析方法
JP5945615B1 (ja) 信号測定装置、信号測定システム及び信号測定方法
US9595986B2 (en) Method and system for extending dynamic range of receiver by compensating for non-linear distortion
CN105445549B (zh) 一种微弱电磁信号频谱测量方法
JP6959315B2 (ja) 信号解析装置及び信号解析方法
JP6590882B2 (ja) 信号解析装置及び信号解析装置のダイナミックレンジ最適化方法
CN108918966B (zh) 基于频谱仪的底噪对消方法
JP7495092B2 (ja) 高周波出力装置および高周波出力安定化方法
JP2021513286A (ja) アナログ・デジタルコンバータのための改良された自動利得制御
US20090167323A1 (en) Dynamic Range Recovery for Pulse-Modulated Measurements
US20230188228A1 (en) Measuring system and associated method
EP4428547A1 (en) A measurement system for measuring an intercept point value of a device-under-test

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140808

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150623

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150629

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5771641

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250