JP5771433B2 - 出銑口の閉塞構造および出銑口の閉塞方法 - Google Patents
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また、充填されたマッド材は、その内部に空隙ができることもあり、錐ロッドの前進負荷や回転負荷に基づいて開孔判定を行うと、空隙によって前進負荷や回転負荷が弱まることで出銑口が貫通したと誤判定してしまう恐れがある。
このように、出銑口の開孔判定を容易にするためには、出銑口の閉塞状態を常に一定に保つことが要求される。
本形成方法によれば、耐火物筒状体の内部が空洞のため開孔に要する時間を短縮することができる。また、焼成したマッド材を開孔した後に耐火物筒状体を挿入させるため、小さな挿入力で済み、従来の出銑口開孔機のフィード力で挿入することができるとされる。
本発明の出銑口の閉塞方法は、高炉の炉壁を貫通する方向に延びるように形成された出銑口を、マッド材及び前記マッド材により炉内側に押し出される閉塞栓で閉塞する出銑口の閉塞方法であって、前記出銑口の内径より小さい外径に設定され略棒状に形成された前記閉塞栓の少なくとも一部が前記マッド材の供給流路上に配置される配置工程と、供給量を調節した前記マッド材が前記出銑口内に供給され、前記閉塞栓の外周面と前記出銑口の内周面との間の全周にわたり前記マッド材が充填される充填工程と、を有し、前記閉塞栓は、管状部材と、前記マッド材の焼成物よりも柔らかい材料で形成され、前記管状部材の内腔に配置されるとともに前記出銑口の開孔時に掘削される充填部材と、を有することを特徴としている。
閉塞栓が出銑口内にあるときには、出銑口の断面の少なくとも一部が閉塞栓により塞がれる。閉塞栓がマッド材により炉内側に押し出されるときに、マッド材は出銑口と閉塞栓との間を炉内側に流れる。マッド材を閉塞栓とともに出銑口内に供給量を調節して供給することにより、マッド材のうち出銑口と閉塞栓との間を炉内側に流れて出銑口の炉内側から流れ出る量を低減させることができる。
また、上記の出銑口の閉塞構造において、前記充填部材は、前記閉塞栓を前記閉塞栓の軸線方向に貫通することがより好ましい。
また、上記の出銑口の閉塞方法において、前記充填工程の後で、前記閉塞栓の前記管状部材の内腔に補助充填部材を充填することがより好ましい。
この発明によれば、出銑口において閉塞栓またはマッド材で閉塞された部分のうちの炉内側の端部が閉塞栓の先端となる。
上記の出銑口の閉塞方法において、前記閉塞栓の長さは、前記出銑口が延びる延在方向における前記出銑口の長さ以上に設定されていることがより好ましい。
この発明によれば、出銑口と管状部本体との間を炉内側に流れるマッド材は、大径部に衝突しやすくなる。
また、上記の出銑口の閉塞構造において、前記大径部は、前記管状部本体の一端に配置され、前記一端から離間するほど拡径するように形成されていることがより好ましい。
また、上記の出銑口の閉塞構造において、前記出銑口が延びる延在方向における前記出銑口の長さ以上に前記閉塞栓の長さが設定されていることがより好ましい。
また、上記の出銑口の閉塞構造において、前記充填部材は、前記管状部材の一端から一定距離離間した位置より前記管状部材の他端側のみに配置され、前記閉塞栓は、前記管状部材の一端が前記出銑口の炉外側となるように配置されていることがより好ましい。
また、マッド材の焼成物よりも柔らかい充填部材または焼成した充填部材を、たとえば開孔機などにより掘削することで、炉壁に出銑口をさらに容易に形成することができる。また、マッド材の焼成物は充填部材または焼成した充填部材より硬く侵食されにくいので、出銑口が溶銑により侵食されて大きくなるのを抑えることができる。
請求項6に記載の出銑口の閉塞方法、請求項11に記載の出銑口の閉塞構造によれば、閉塞栓を出銑口内に配置したときに、閉塞栓の先端の位置を容易に検知することができる。
請求項10に記載の出銑口の閉塞構造によれば、出銑口内で大径部を炉内側に配置することで、管状部材のうち炉内側に突出する部分の長さを短く抑えることができる。
以下、本発明に係る出銑口用閉塞栓(以下、「閉塞栓」と称する。)、および該閉塞栓を取り付けて用いられる本発明に係るマッドガンの第1実施形態を、図1から図8を参照しながら説明する。
図1に示すように、本閉塞栓1は、高炉100の炉壁101を貫通する方向に延びるように形成された出銑口102をマッド材2とともに閉塞するためのものである。
拡径部4は、本体部3の一方の端部に設けられている。拡径部4には、一方の端部から他方の端部に向かうにしたがって拡径する傾斜面4a、4bが形成されている。本体部3の長さは、出銑口102が延びる延在方向Eにおける出銑口102の長さM1(図1参照)より短く設定されている。
閉塞栓1は、たとえば、アルミナ、ろう石、炭化珪素、耐火粘土などからなるマッド材を焼成した耐火物により形成されている。
出銑口102の内径は、図3に示すように、開孔機などにより出銑口102を形成したときの切削状態、および、出銑口102を形成した後で出銑口102を炉内側D1から炉外側D2に流れ出る高炉100内の溶銑Lの流れ方などにより変化することがある。このため、出銑口102の内径に応じて大きさが異なる閉塞栓1を複数種類用意してもよい。
閉塞栓充填管52は管状に形成されていて、その内径は閉塞栓1の本体部3の外径よりわずかに大きく設定されている。閉塞栓充填管52の基端側は、ケーシング51のバレル55の後端に貫通して開口していて、不図示の開閉栓により閉塞栓充填管52の基端側の開口を塞ぐことができる。
閉塞栓充填管52は、軸線がケーシング51の開口51bを通るようにケーシング51内に配置されている。
シリンダ53は、ケーシング51内を先端側および基端側に移動することができる。シリンダ53には、自身の軸線方向に貫通孔53aが形成されていて、閉塞栓充填管52は貫通孔53aを挿通している。シリンダ53には不図示のシール部材が設けられていて、シリンダ53と閉塞栓充填管52との間、シリンダ53およびとケーシング51との間を水密に保持している。
図5は、本実施形態の出銑口の閉塞方法を示すフローチャートである。本出銑口の閉塞方法は、閉塞栓1をマッドガン50の閉塞栓充填管52内に挿入する配置工程S1と、出銑口102内にマッド材2を充填させる充填工程S2とを備えている。
この状態で、マッドガン50を移動させ、出銑口102にケーシング51の開口51bを連通させる。開口51bから突出した閉塞栓1の拡径部4は、出銑口102内に配置される。
なお、閉塞栓充填管52を除くケーシング51の内腔51aおよび出銑口102内の空間が、本実施形態におけるマッド材2の供給流路となる。
閉塞栓1の周囲にマッド材2を供給すると、マッド材2は、拡径部4への衝突および本体部3との間の摩擦により閉塞栓1を炉内側D1に押し出すので、閉塞栓1が閉塞栓充填管52から外れる。
さらにマッド材2を供給すると、出銑口102内において、マッド材2が閉塞栓1を炉内側D1に押し出すとともに、マッド材2が出銑口102と閉塞栓1との間を炉内側D1に流れ、図1に示すように、閉塞栓1の外周面と出銑口102の内周面との間の全周にわたりマッド材2が充填される。
なお、閉塞栓充填管52の開閉栓を開け、閉塞栓充填管52の基端側の開口から不図示の棒状部材を挿入して、閉塞栓1を炉内側D1に押し出してもよい。
なお、出銑口102にマッド材2が充填された状態で一定時間保持されることで、高炉100の熱によりマッド材2が焼成される。
また、閉塞栓充填管52内に侵入したマッド材2は、閉塞栓充填管52内に不図示の棒状部材を挿入することにより除去することができる。
閉塞栓1が出銑口102内にあるときには、出銑口102の断面の一部が閉塞栓1により塞がれる。閉塞栓1がマッド材2により炉内側D1に押し出されるときに、マッド材2は出銑口102と閉塞栓1との間を炉内側D1に流れる。マッド材2を閉塞栓1とともに出銑口102内に供給量を調節して供給することにより、マッド材2のうち出銑口102と閉塞栓1との間を炉内側D1に流れて出銑口102の炉内側D1から流れ出る量を低減させることができる。
これにより、マッド材2が高炉100内に溜まり、溜まったマッド材2が出銑口102の炉内側D1の開口に達することが防止され、開孔に要する削孔深さが一定の値以下となる。したがって、後に出銑口102を開孔するときに削孔深さが予め分かっているので、出銑口102を容易に開孔することができる。
また、従来の開閉方法のように、出銑口102に出銑口102より断面形状が大きい固形マッド材を無理やり打ち込むことなく、出銑口102の内径より小さい外径を有する閉塞栓1で出銑口102を閉塞させるので、出銑口102が破損するのを防止することができる。そして、出銑口102を閉塞するのに必要なマッド材2の量を低減させることができる。
このため、後に出銑口102を開孔するときに閉塞栓1の先端まで削孔すれば開孔することが分かっているので、出銑口102をより容易に開孔することができる。
出銑口102と本体部3との間を炉内側D1に流れるマッド材2は、本体部3の外径より大きく形成された拡径部4に衝突しやすくなる。これによりマッド材2が流れる力を拡径部4でより確実に受け、閉塞栓1をより容易に炉内側D1に押し出すことができる。
この変形例においても、配置工程において、延在方向Eの出銑口102の長さM1に対して、閉塞栓1の長さM2と、閉塞栓1の先端から出銑口102の炉外側D2の端部までの距離M3を適切に設定することにより、図1に示すように、マッド材2よりも閉塞栓1の先端が出銑口102の炉内側D1に位置するように調節することができる。
また、図8に示す閉塞栓7のように、拡径部4に一方の端部から他方の端部に向かうにしたがって縮径する傾斜面4cを設けてもよいし、拡径部4に本体部3の長さ方向に直交する直交面4dを設けてもよい。傾斜面4c、直交面4dにより、マッド材2が流れる力をより確実に受けて閉塞栓7をより容易に押し出すことができる。
次に、本発明の第2実施形態について図9から図11を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図9に示すように、本実施形態の閉塞栓11は拡径部のない棒状に形成され、閉塞栓11の長さは、延在方向Eにおける出銑口102の長さM1(図4参照)以上に設定されている。閉塞栓11は、閉塞栓1と同一の材料で形成されている。
まず、作業者は、配置工程S1において、図10に示すように、閉塞栓11をマッドガン50の閉塞栓充填管52内に挿入する。そして、出銑口102にケーシング51の開口51bを連通させる。
このとき、マッド材2が、出銑口102と閉塞栓11との間を炉内側D1に流れ、閉塞栓11の外周面に及ぼす摩擦などにより閉塞栓11を炉内側D1に押し出すとともに、閉塞栓11の外周面と出銑口102の内周面との間の全周にわたりマッド材2が充填される。
さらに、閉塞栓11を出銑口102内に配置したときに、閉塞栓11の先端の位置を容易に検知することができる。
次に、本発明の第3実施形態について図12から図16、図23および24を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図12に示すように、本実施形態の閉塞栓15は、外径が出銑口102の内径より小さく設定されたパイプ(管状部材)16と、パイプ16の内腔に配置された充填部材17とを有している。
パイプ16の長さは、出銑口102の長さM1(図1参照)以上に設定されている。パイプ16を形成する材料としては、たとえば、鉄鋼などの金属を用いることができる。
充填部材17は、マッド材2の焼成物よりも柔らかい、焼成した耐火物により形成されている。充填部材17としては、たとえば、アルミナ、ろう石、炭化珪素、耐火粘土などからなるマッド材を焼成した耐火物を用いることができるが、この耐火物は、前述のマッド材2の焼成物よりも柔らかくなるように調節されている。
閉塞栓充填管52の内径は、閉塞栓15の外径および押し込みロッド63の外径よりわずかに大きく設定されている。閉塞栓充填管52の基端側は、ケーシング61の後端に貫通して開口している。
閉塞栓充填管52は、軸線がケーシング61の開口51bを通るように配置されている。
押し込みロッド63の先端は、ネジ嵌合や、溝などの凹凸形状による嵌合などにより、閉塞栓15の一端に着脱可能となっている。押し込みロッド63は、ケーシング61の後端の開口から閉塞栓充填管52に挿入された状態で、ケーシング61の開口51bに対して進退可能となっている。
なお、ケーシング61は、先端側に配置され開口51bが形成されたノズル64と、基端側に配置されノズル64に接続されたバレル65とを有している。
まず、作業者は、配置工程S1において、図13に示すように、押し込みロッド63の先端に閉塞栓15の一端を接続した状態で、閉塞栓15を閉塞栓充填管52内に配置する。このとき、閉塞栓15の先端側が、閉塞栓充填管52から突出するように設定する。
そして、出銑口102にケーシング61の開口51bを連通させる。
マッド材2は、出銑口102と閉塞栓15との間を炉内側D1に流れ、閉塞栓15の外周面と出銑口102の内周面との間の全周にわたりマッド材2が充填されるとともに、炉壁101の炉内側D1の面にも配置される。
一定時間経過して、マッド材2が高炉100および溶銑Lの熱により焼成されたら、押し込みロッド63を閉塞栓15から取り外す。
まず、図15に示すように、開孔機110の錐ロッド111などにより、閉塞栓15の充填部材17を掘削する。
錐ロッド111を引き抜くと、図16に示すように、パイプ16および焼成されたマッド材2内に出銑口106が形成されていて、出銑口106内に溶銑Lが流れ込む。
閉塞栓15はパイプ16を備えるので、充填部材17をマッド材2から確実に分離し、出銑口102を閉塞した部分における、比較的柔らかい部分である充填部材17と比較的硬い部分である焼成されたマッド材2とを明確に分けることができる。さらに、開孔機110などにより開孔するときにパイプ16が開孔する向きのガイドとなるので、新たに形成する出銑口106の内面に亀裂などが生じるのを防止することができる。
パイプ16の長さは、出銑口102の長さM1以上に設定されているため、閉塞栓15を出銑口102内に配置したときに、閉塞栓15の先端の位置を容易に検知することができる。
この材料が、たとえばマッド材である場合には、マッド材を構成するタールや樹脂などの配合を調整することで、パイプ16内にこの充填部材を好適に配置することができる。
充填部材をこのように構成しても、出銑口102内に配置された閉塞栓が高炉100の熱により焼成されることで、本実施形態の閉塞栓15と同様の効果を奏することができる。
パイプ16の一端16a側の内周面に雌ネジ部を形成するとともに、前述の押し込みロッド63の先端の外周面に雄ネジ部を形成することで、押し込みロッド63の先端に閉塞栓18を着脱可能としてもよい。
このように構成された閉塞栓18を用いた出銑口の閉塞方法は、前述の第3実施形態における方法と同じ手順になるため、説明を省略する。ただし、図24に示すように、パイプ16の一端16aが炉外側D2となるように、出銑口102内に閉塞栓18を配置する。
一方で、閉塞栓18を用いて閉塞された部分に出銑口102を開孔するときには、開孔機110の錐ロッド111の先端をパイプ16の一端16a内に挿入し、錐ロッド111を自身の軸線回りに回転させることで、閉塞栓18を掘削し出銑口102を形成する。
これに対して、本変形例の閉塞栓18を用いることで、閉塞栓18に対して錐ロッド111を容易に位置決めし、錐ロッド111の回転ブレを抑えることができる。これにより、出銑口102を短時間で形成することができる。
次に、本発明の第4実施形態について図17および図18を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図17に示すように、本実施形態の閉塞栓20は、前記第3実施形態の閉塞栓15におけるパイプ16に代えてパイプ21を有している。
パイプ21は、管状に形成された管状部本体22と、管状部本体22の外径より大きく形成された大径部23とを有している。大径部23は、管状部本体22の一端22aに配置され、この一端22aから離間するほど拡径するように形成されている。
また、大径部23により、管状部本体22と出銑口102の隙間を保ち、閉塞栓20が傾いて、出銑口102の内壁に当たることをふせぐことができる。閉塞栓20が傾いて出銑口102の内壁に当たると、その部分にマッドが十分に充填されないために、閉塞状態を保てず、その部分を起点として開孔してしまう恐れがあり、大径部23にはこれを防ぐ機能がある。この機能は、第1実施形態の閉塞栓1の拡径部4についても同様である。
さらに、パイプ21は、管状部本体22と、管状部本体22の外径より大きく形成された大径部23とを有するため、マッド材2が流れる力を大径部23でより確実に受け、閉塞栓20をより容易に炉内側D1に押し出すことができる。また、マッド材2が大径部23に沿って流れることでマッド材2が炉壁101の炉内側D1の壁面に沿って流れやすくなり、このマッド材2により出銑口102の炉内側D1を溶銑Lから効果的に保護することができる。
大径部23は、管状部本体22の一端22aに配置され、この一端22aから離間するほど拡径するように形成されている。これにより、出銑口102内で大径部23を炉内側D1に配置することで、パイプ21のうち炉内側D1に突出する部分の長さを短く抑えることができる。
次に、本発明の第5実施形態について図19および図20を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図19に示すように、本実施形態では、前記閉塞栓15、および閉塞栓15が装着されるマッドガン70が用いられる。マッドガン70は、マッドガン60の押し込みロッド63に代えて、筒状に形成された押し込みロッド71と、押し込みロッド71の内腔71aにマッド材(補助充填部材)72を充填する充填部73とを備えている。
押し込みロッド71の先端は、閉塞栓15の一端に着脱可能となっている。
マッド材72としては、たとえば、充填部材17が焼成される前のマッド材と同じ成分のものを用いることもできるし、このマッド材と異なる成分のものを用いることもでき、特に限定されない。
マッドガンをこのように構成しても、充填部材17が炉外側D2に押し出された場合に、閉塞栓15の一端にこの押し込みロッドを取り付け、押し出される充填部材17や溶銑Lが焼成されたり冷えて固まるのを待つことにより、押し出される充填部材17を止めることができるからである。
たとえば、上記第1実施形態および第2実施形態では、図21に示すように、閉塞栓1を出銑口102内に配置して、閉塞栓1の基端部とマッドガン50のケーシング51とを、閉塞栓1を細径にしたような固定部材30で接続してから出銑口102内にマッド材2を充填してもよい。閉塞栓1の延在方向Eの位置が固定されて閉塞栓1が出銑口102から脱落するのが防止されるので、出銑口102をより確実に閉塞させることができる。
そして、マッド材2が出銑口102の炉内側D1から流れ出て高炉100内に溜まり、溜まったマッド材2が出銑口102の炉内側D1の開口に達しない限り、出銑口102の炉内側D1に形成されるマッド材2の付着物2aの延在方向Eの厚さM4は、マッド材2の粘性により一定の値以下になる。このため、出銑口102の炉内側D1の開口にマッド材2の付着物2aが形成されていても、開孔に要する削孔深さは、付着物2aの厚さM4と出銑口102の長さM1との和となり、出銑口102を容易に開孔することができる。したがって、充填工程では、マッド材2が出銑口102の炉内側D1から流れ出て高炉100内に溜まり出銑口102の炉内側D1の開口に達しない限り、マッド材2が出銑口102の炉内側D1から流れ出してもよい。
そして、上記第1実施形態から第5実施形態では、配置工程の前に、高炉100の炉壁101を保護するなどの目的のため、高炉100内に一定量のマッド材を供給する工程を備えてもよい。
2 マッド材
3 本体部
4 拡径部
16、21 パイプ(管状部材)
17 充填部材
22 管状部本体
23 大径部
50、60、70 マッドガン
51、61 ケーシング
51a 内腔
51b 開口
52 閉塞栓充填管(係止部)
53 シリンダ
63、71 押し込みロッド(押し出し部材)
72 マッド材(補助充填部材)
73 充填部
100 高炉
101 炉壁
D1 炉内側
E 延在方向
S1 配置工程
S2 充填工程
Claims (12)
- 高炉の炉壁を貫通する方向に延びるように形成された出銑口を、マッド材及び前記マッド材により炉内側に押し出される閉塞栓で閉塞する出銑口の閉塞方法であって、
前記出銑口の内径より小さい外径に設定され略棒状に形成された前記閉塞栓の少なくとも一部が前記マッド材の供給流路上に配置される配置工程と、
供給量を調節した前記マッド材が前記出銑口内に供給され、前記閉塞栓の外周面と前記出銑口の内周面との間の全周にわたり前記マッド材が充填される充填工程と、
を有し、
前記閉塞栓は、
管状部材と、
前記マッド材の焼成物よりも柔らかい材料で形成され、前記管状部材の内腔に配置されるとともに前記出銑口の開孔時に掘削される充填部材と、
を有することを特徴とする出銑口の閉塞方法。 - 前記充填部材は、前記閉塞栓を前記閉塞栓の軸線方向に貫通することを特徴とする請求項1に記載の出銑口の閉塞方法。
- 前記管状部材は、
管状に形成された管状部本体と、
前記管状部本体の外径より大きく形成された大径部と、
を有し、
前記大径部は、前記管状部本体の一端に配置され、前記一端から離間するほど拡径するように形成され、
前記配置工程では、前記閉塞栓の前記大径部が前記管状部本体よりも前記出銑口の炉内側に位置するように配置され、
前記充填工程では、前記大径部に沿って流れた前記マッド材が前記炉壁の内面に沿って流れることを特徴とする請求項1または2に記載の出銑口の閉塞方法。 - 前記充填工程の後で、前記閉塞栓の前記管状部材の内腔に補助充填部材を充填することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の出銑口の閉塞方法。
- 前記充填工程では、前記マッド材よりも前記閉塞栓の先端が前記出銑口の炉内側に位置するように前記マッド材の供給量が調節されることを特徴とする請求項1に記載の出銑口の閉塞方法。
- 前記閉塞栓の長さは、前記出銑口が延びる延在方向における前記出銑口の長さ以上に設定されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の出銑口の閉塞方法。
- 高炉の炉壁を貫通する方向に延びるように形成された出銑口を閉塞する出銑口の閉塞構造であって、
前記出銑口の内径より小さい外径に設定され略棒状に形成された閉塞栓の外周面と前記出銑口の内周面との間の全周にわたり充填されたマッド材を焼成してなり、
前記閉塞栓は、
管状部材と、
前記マッド材の焼成物よりも柔らかい材料で形成され、前記管状部材の内腔に配置されるとともに前記出銑口の開孔時に掘削される充填部材と、
を有することを特徴とする出銑口の閉塞構造。 - 前記充填部材は、前記閉塞栓を前記閉塞栓の軸線方向に貫通することを特徴とする請求項7に記載の出銑口の閉塞構造。
- 前記管状部材は、
管状に形成された管状部本体と、
前記管状部本体の外径より大きく形成され、前記管状部本体よりも前記出銑口の炉内側に配置された大径部とを有することを特徴とする請求項7に記載の出銑口の閉塞構造。 - 前記大径部は、前記管状部本体の一端に配置され、前記一端から離間するほど拡径するように形成されていることを特徴とする請求項9に記載の出銑口の閉塞構造。
- 前記出銑口が延びる延在方向における前記出銑口の長さ以上に前記閉塞栓の長さが設定されていることを特徴とする請求項7から10のいずれか一項に記載の出銑口の閉塞構造。
- 前記充填部材は、前記管状部材の一端から一定距離離間した位置より前記管状部材の他端側のみに配置され、
前記閉塞栓は、前記管状部材の一端が前記出銑口の炉外側となるように配置されていることを特徴とする請求項7から11のいずれか一項に記載の出銑口の閉塞構造。
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