JP5770595B2 - 配線・配管材支持具 - Google Patents
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Description
構造物へ固定するための基端に設けられた固定部、及び、配線・配管材を支持するための固定部から自由端側に向けて連続形成された支持部を有する支持具本体と、
硬質の合成樹脂成型体からなり、支持具本体に取り付けられて少なくとも支持部を覆う被覆材と、を備え、
被覆材には、配線・配管材の挿入口を閉塞及び開放する弾性変形可能な蓋部が一体形成されており、蓋部が弾性変形して挿入口が開放され、配線・配管材が通過した後、蓋部が弾性復帰して挿入口が閉塞されることを特徴とする。
図6は、本発明の別実施形態の配線・配管材支持具100Aである。当該配線・配管材支持具100Aは、一実施形態と同様に、支持具本体110Aと、被覆材120Aとからなる。以下、一実施形態の配線・配管材支持具100と共通する構成については説明を省略する。支持具本体110Aは、その支持部112Aの基端側から自由端112Aまでの距離が(一実施形態と比較して)短くなるように構成されている。より詳細には、支持部114Aは、一実施形態と同様に、直線部分114aAと円弧部分114bAとからなり、円弧部分114bAの(基端側の)起点に対向する位置まで自由端112Aが延び、すなわち、当該円弧部分114bAの中心角が約180°(あるいは180°以下)となるように構成されている。そして、自由端112Aが被覆材120Aの嵌合部126Aに嵌合している。この被覆材120Aの基端121Aから自由端122Aに亘って内径側に支持受部123Aが設けられており、嵌合部126Aは自由端122Aから所定の距離に設けられている。換言すると、被覆材120Aには、この嵌合部126Aからその自由端122Aまで、非中空の支持受部123Aの延長部123aAが延びている。つまり、支持具本体110Aの支持部114A長さが一実施形態よりも短く構成されていると共に、これに対応して、被覆材120Aの中空部の長さも短く構成されている。このように、支持具本体110の自由端112Aが直線部分114aAの対向位置まで延びていないので自由端112Aが直線部分114aAに対して略平行方向を向き、尚かつ、被覆材120Aの中空部も支持具本体110の形状に対応している。このため、被覆材120Aを支持具本体110Aに装着する際、係合部125Aに固定部113Aを挿通した後に、係合部125Aを直線部分114aAに沿って直線的に相対スライドさせるだけで、支持具本体110Aを被覆材120Aの開口124A内に挿通させることができる。したがって、被覆材120Aを撓み変形させることなく、支持具本体110Aの自由端112Aを嵌合部126Aに簡単に嵌合させることができる。さらに、支持具本体110Aの支持部123Aが短くなった分を被覆材120Aの延長部123aAで補足することによって、配線・配管材の敷設空間を犠牲にすることがない。すなわち、本実施形態の配線・配管材支持具100Aによれば、配線・配管材の敷設空間を狭くすることなく、被覆材120Aの支持具本体110Aへの脱着をより容易に行うことができる。また、図6に示すとおり、仕切り部129Aと係合部125A間には、蓋部を形成しなくても、本発明の目的を達成可能である。
図7は、本発明の別実施形態の配線・配管材支持具100Bである。当該配線・配管材支持具100Bは、一実施形態と同様に、支持具本体110Bと、被覆材120Bとからなる。以下、一実施形態の配線・配管材支持具100及び/又は100Aと共通する構成については説明を省略する。この配線・配管材支持具100Bでは、嵌合部126Bから蓋部127Bが延在している。係合部126Bと同様に、嵌合部127Bには開口124Bが形成されていないと共に嵌合部127Bが支持具本体110Bの自由端112Bに直接支持されていることにより、他の箇所と比較して嵌合部125Bの強度は高い。すなわち、蓋127Bを幾度も開閉させるように弾性変形させたとしても、嵌合部125Bの強度が相対的に高いので、蓋127Bがその根元から損傷する虞を軽減することができる。
図8は、本発明の別実施形態の配線・配管材支持具100Cである。当該配線・配管材支持具100Cは、一実施形態と同様に、支持具本体110Cと、被覆材120Cとからなる。以下、一実施形態の配線・配管材支持具100、100A及び/又は100Bと共通する構成については説明を省略する。この配線・配管材支持具100Cの支持具本体110Cは、複数の直線の辺からなる、上方が開口した略台形状を有する。支持受部123Cの略中央には、仕切り部129Cが設けられており、配線・配管材Cの敷設空間を均等に2分割している。さらに、係合部125C及び延長部123aCから仕切り部129Cに向かって、それぞれ蓋部127Cが延在している。この延長部123aCは、中空でなく、肉厚に形成されているので、係合部125Cと同様に強度が高い。すなわち、蓋部127Cが根元から破損する虞は軽減される。さらに、仕切り部129Cの上端から各蓋部127Cに当接可能に係止片128Cが突出形成されている。つまり、本発明の配線・配管材支持具の形状は、実施例によって一意的に解釈されるべきでなく、配線・配管材を支持するという機能を有していれば、本発明の技術的範囲内で自由に変更可能である。
図9は、本発明の別実施形態の配線・配管材支持具100Dである。当該配線・配管材支持具100Dは、一実施形態と同様に、支持具本体110Dと、被覆材120Dとからなる。以下、一実施形態の配線・配管材支持具100、100A、100B、及び/又は100Cと共通する構成については説明を省略する。配線・配管材支持具100Dでは、固定部113Dがボルト状の構造物Sを把持する構成を有している。さらに、被覆材120Dの開口124Dが、支持受部123Dの反対側の外面のみならず、部分的に正面又は背面まで及んでいる。この形態では、支持具本体110Dと配線・配管材Cとの間の絶縁性能は低下するが、広い開口124Dに支持具本体110Dを挿通し易く、さらには、一実施形態と比べて肉部の割合が少ないため、より弱い力で被覆材120Dを撓み変形させることができる。また、係合部125Dは、蓋部127Dが延在する面の一側面が切り欠きによって開放されている。このため、係合部125Dの下方から支持具本体110Dの固定部113Dを挿入させることなく、当該切り欠きを介して係合部125Dの側方から支持具本体110を被覆材120に装着することができる。したがって、支持具本体110Dと被覆材120Dとを容易に装着することが可能である。さらに、この支持具本体110Dには仕切り部が設けられていない。例えば1種の配線・配管材など、配線・配管材を仕分ける必要がない場合には、敷設空間を有効に利用することができるため、このような形態が選択される。
110 支持具本体
111 基端
112 自由端
113 固定部
114 支持部
120 被覆材
121 基端
122 自由端
123 支持受部
124 開口
125 係合部
126 嵌合部
127 蓋部
128 係止片
129 仕切り部
O 挿入口
C 配線・配管材
S 構造物
Claims (6)
- 基端と自由端とを有し、これら両端間に配線・配管材の挿入口が位置する配線・配管材支持具であって、
構造物へ固定するための前記基端に設けられた固定部、及び、配線・配管材を支持するための前記固定部から自由端側に向けて連続形成された支持部を有する支持具本体と、
硬質の合成樹脂成型体からなり、前記支持具本体に取り付けられて少なくとも前記支持部を覆う被覆材と、を備え、
前記被覆材には、前記配線・配管材の前記挿入口を閉塞及び開放する弾性変形可能な蓋部が一体形成され、
前記被覆材は、前記配線・配管材が当接する支持受部と、前記支持受部を除く部位に設けられた開口と、を有しており、前記開口を介して前記被覆材を前記支持具本体に着脱可能であり、前記開口は前記支持受部の反対側のみに形成されてなることを特徴とする配線・配管材支持具。 - 基端と自由端とを有し、これら両端間に配線・配管材の挿入口が位置する配線・配管材支持具であって、
構造物へ固定するための前記基端に設けられた固定部、及び、配線・配管材を支持するための前記固定部から自由端側に向けて連続形成された支持部を有する支持具本体と、
硬質の合成樹脂成型体からなり、前記支持具本体に取り付けられて少なくとも前記支持部を覆う被覆材と、を備え、
前記被覆材には、前記配線・配管材の前記挿入口を閉塞及び開放する弾性変形可能な蓋部が一体形成されており、前記蓋部が弾性変形して前記挿入口が開放され、前記配線・配管材が通過した後、前記蓋部が弾性復帰して前記挿入口が閉塞されることを特徴とする配線・配管材支持具。 - 前記被覆材は、前記配線・配管材が当接する支持受部と、前記支持受部を除く部位に設けられた開口と、を有しており、前記開口を介して前記被覆材を前記支持具本体に着脱可能であることを特徴とする請求項2に記載の配線・配管材支持具。
- 前記被覆材は、前記支持具本体の自由端を覆うと共に当該自由端に嵌合する嵌合部を備えてなることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の配線・配管材支持具。
- 前記被覆材は前記支持部の基端に係合する係合部を備え、前記蓋部が前記嵌合部及び/又は前記係合部に一体形成されていることを特徴とする請求項4に記載の配線・配管材支持具。
- 前記支持受部を仕切る仕切り部をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の配線・配管材支持具。
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