JP5576530B1 - ケーブル支持金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のU字形状を成した支持金具でもケーブルの発熱を防止し、ケーブルの種類や径、数の変更などに適応可能なケーブル支持金具を提供する。
【解決手段】被固定部に連結固定する連結孔11を備えた連結部10を設ける。この連結部10から屈曲延長されてケーブルQを支持する支持部20を設ける。連結部10を形成する板体から延長された帯板で支持部20を一体に形成する。支持部20に着脱自在に装着する合成樹脂製のカバー体30を構成する。カバー体30から立設する仕切り部31を設ける。該仕切り部31にて支持部20の内側空間を左右に分離する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、壁面や全ネジボルト、あるいは鋼材などにケーブルを支持する際に使用するケーブル支持金具に係り、支持したケーブルの発熱を防止することが可能なケーブル支持金具に関する。
従来、多くのケーブルをまとめて支持する場合、略U字形状を成した丸鋼材に塩化ビニル製のチューブを装着したフック金具を利用してケーブルを支持している。一方、当出願人は、特許文献1に記載のごとく、建築木材にケーブルを懸吊する際に使用するケーブル支持具を先に提案している。このケーブル支持具は、建築木材に打込み固定する打込み部分とケーブル支持部分とを一体に形成したケーブル支持具である。このケーブル支持具では、打込み部を形成する板体から延長された帯板でフック金具を一体に形成し、このフック金具に塩化ビニル製のチューブを装着したものである。
更に当出願人は、特許文献2に記載のように、吊りボルトやL形の支持金具に装着して複数本のケーブルを支持固定するケーブル間隔保持具を提案している。このケーブル間隔保持具は、吊りボルトの側面やL形の支持金具の直線状の支持部に合成樹脂製の間隔保持具を装着することで、ケーブル相互の間隔を一定に保持し、ケーブルの放熱効果を促進するように構成したものである。
実用新案登録第3059898号公報 特許第2909889号公報
従来のフック金具や特許文献1に記載の支持金具では、フック部に支持するケーブルの数が多数になると、ケーブルが一つの束にまとめられた状態になるので、各ケーブルの放熱を妨げる状況になっていた。このため、ケーブルの発熱事故につながるおそれがあり、現状では、ケーブルが一つの束にならないように少しずつフック部に沿って並べながらフック部に固定している。
また、従来のフック金具や特許文献1に記載の支持金具では、金属製のフック部に絶縁性の塩化ビニル製のチューブを装着する必要がある。ところが、この塩化ビニル製のチューブの中にフック部を通す作業になるため、極めて取り付け難い状態になっており、製造コストが高くなる不都合があった。しかも、この塩化ビニル製のチューブにケーブルが接触した状態でケーブルを引き出すなどの敷設作業を行うと、塩化ビニル製のチューブがずれてしまい、フック部の金属部分が露出するおそれもあった。
一方、特許文献2に記載のケーブル間隔保持具では、合成樹脂製の間隔保持具に支持可能なケーブルは、合成樹脂製の間隔保持具に予め設定されている間隔に合致したケーブルに限定されるので、ケーブルの径や種類が異なると全てのケーブルを同時に支持することができなくなるという不都合があった。
しかも、この間隔保持具は、設定された数のケーブルに限定されるので、工事中にケーブル数が増加すると対応することはできない構成でもあった。
更に、このケーブル間隔保持具が装着可能な部材は、吊りボルトの側面やL形の支持金具の直線状の支持部など、直線状の部材に限られるものであり、略U字形状を成す従来のフック金具は想定されていなかった。
そこで、本発明は上述の課題を解消すべく創出されたもので、従来のU字形状を成した支持金具でもケーブルの発熱を防止し、しかも、ケーブルの種類や径、数の変更などに適応して支持することができるケーブル支持金具の提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本発明における第1の手段は、被固定部に連結固定する連結孔11を備えた連結部10と、この連結部10から屈曲延長されてケーブルQを支持する支持部20とからな、支持部20は、連結部10を形成する板体から延長された帯板で一体に形成され、該支持部20の屈曲された内側に着脱自在に装着される合成樹脂製のカバー体30を構成し、該カバー体30から立設され支持部20の内側空間を分離せしめる仕切り部31を設けたケーブル支持具において、前記支持部20は、屈曲された内側から外側に向けて断面U字形状を成し、該支持部20外側の開放端部に係合する係合爪32を前記カバー体30に形成したことにある。
の手段において、前記カバー体30は、前記支持部20の屈曲された内側の長手方向に沿って配される基盤33と、前記係合爪32を備えた連結部34と、基盤33の長手中央部から上方に突出する前記仕切り部31とを一体に成形したものである。
の手段は、前記基盤33の長手両端部に、前記仕切り部31方向に延長された係止片35を設け、該係止片35にて前記支持部20に支持したケーブルQの脱落を防止するように構成している。
本発明の請求項1のごとく、被固定部に連結固定する連結孔11を備えた連結部10と、この連結部10から屈曲延長されてケーブルQを支持する支持部20とからなるケーブル支持具において、支持部20は、連結部10を形成する板体から延長された帯板で一体に形成され、該支持部20の屈曲された内側に着脱自在に装着される合成樹脂製のカバー体30を構成し、該カバー体30から立設され支持部20の内側空間を分離せしめる仕切り部31を設けたことにより、支持部20に支持する複数のケーブルQを、仕切り部31を介して別々に支持することができる。この結果、従来のU字形状を成した支持金具に多数のケーブルQを支持した場合でもケーブルQが一つの束にならずに済み、ケーブルQの発熱を防止することができる。
しかも、仕切り部31を介した支持部20には、ケーブルQの種類や径、数などを問わずに使用できる。
また、前記支持部20は、屈曲された内側から外側に向けて断面U字形状を成し、該支持部20外側の開放端部に係合する係合爪32を前記カバー体30に形成したことから、この係合爪32によってカバー体30を支持部20に強固に固定することができる。したがって、支持部20にケーブルQを接触させた状態で敷設することも可能になるので、現場に適応した使い勝手の良いケーブル支持具となる。
請求項のごとく、カバー体30は、前記支持部20の屈曲された内側の長手方向に沿って配される基盤33と、前記係合爪32を備えた連結部34と、基盤33の長手中央部から上方に突出する前記仕切り部31とを一体に成形したことから、このカバー体30を安価に製造することができる。
請求項のように、基盤33の長手両端部に、前記仕切り部31方向に延長された係止片35を設け、該係止片35にて前記支持部20に支持したケーブルQの脱落を防止するように構成したことで、カバー体30に接触した状態でケーブルQを敷設する場合や、ケーブルQを次々と支持していく場合などでも、ケーブルQが支持部20から脱落するのを防止することができる。
本発明の使用状態を示す側面図である。 本発明の一実施例を示す斜視図である。 本発明の連結部と支持部との一実施例を示す斜視図である。 本発明のカバー体の一実施例を示す斜視図である。 本発明の使用状態を示す背面図である。 本発明の使用状態を示す平面図である。
本発明によると、従来のU字形状を成した支持金具でもケーブルの発熱を防止し、しかも、ケーブルの種類や径、数の変更などに適応して支持することができるなどといった当初の目的を達成した。
本発明は、被固定部に連結固定する連結孔11を備えた連結部10と、この連結部10から屈曲延長されてケーブルQを支持する支持部20とを備えたもので、側面略U字形状を成したケーブル支持具である(図1参照)。
本発明の連結部10は、従来の側面略U字形状を成したケーブル支持具と同様に、壁面や全ネジボルト、あるいは鋼材などに連結固定する。すなわち、連結孔11に連結ボルト等を通すなど、他の取付金具を介して被固定部に固定する部位である(図3参照)。図示の連結部10は、金属板状を成し、左右側縁を折り返して補強縁12を設けている(図3参照)。更に、連結部10と支持部20との境界部分に補強用のビード13を設けている(図1参照)。
支持部20は、連結部10を形成する金属板から延長された帯板で一体に形成され、断面U字形状を成したものである(図3参照)。図示の支持部20は、屈曲された内側から外側に向けて断面略U字形状を成している。このような支持部20及び連結部10は、プレス加工にて一体に成形することができる。そして、この支持部20の屈曲された内側に着脱自在に装着される合成樹脂製のカバー体30を構成する(図2参照)。
カバー体30は、例えばポリプロピレン樹脂にて一体に成形されている(図4参照)。図示例では、支持部20内側の長手方向に沿って配される基盤33と、この基盤33の支持部20側に設けられた連結部34と、基盤33の長手中央部から上方に突出する仕切り部31と、基盤33の長手両端部に仕切り部31方向に延長された係止片35とを設けている。
仕切り部31は、基盤33の長手中央部から上方に立設されることで、支持部20の内側空間を左右に分離するものである。すなわち、支持部20の内側に支持するケーブルQは、この仕切り部31によって左右に振り分けられることになる。図示の仕切り部31は、支持部20の底部から支持部20の開口端部に至る長さに形成されている。そして、この仕切り部31と基盤33とで二つの底部を形成し、多数のケーブルQは、これら二つの底部に振り分けられている(図1参照)。
基盤33は、支持部20の屈曲した内側を覆い、ケーブルQに接触する部位である。この基盤33を介して仕切り部31や連結部34、あるいは係止片35が連設されている。図示の基盤33は帯板状を成し、支持部20の内側面のカーブに沿って湾曲したものである(図1参照)。
連結部34は、この基盤33を支持部20に連結する部位で、支持部20の側面を挟着するように複数形成している(図1参照)。このとき、支持部20を介して対向する連結部34の位置を互いにずらして形成することで、カバー体30の装着を容易にしている(図2参照)。
更に連結部34の先端側に、係合爪32を設けている(図5参照)。この係合爪32は、断面U字形状を成した支持部20の断面の開放端部に係合する部位である(図6参照)。この係合爪32を支持部20の開放端部に係合させていると、支持部20に接触したケーブルQを移動させても基盤33の脱落を防止することができる。
係止片35は、支持部20に支持したケーブルQの脱落を防止するように構成したもので、基盤33の長手両端部から仕切り部31方向に延長形成している(図1参照)。この係止片35は弾性を有すると共に、係止片35の先端部を基盤33の底部側に向けて僅かに屈曲している。こうすることで、支持部20にケーブルQを係止する場合は容易に入るが、支持部20の内部からは係止片35が妨げになって脱落を防止する。尤も、この係止片35は省略することも可能である。
尚、本発明は図示例に限定されるものではなく、本発明の連結部10、支持部20、カバー体30の構成は、本発明の要旨を変更しない範囲において、設計変更は自由である。
Q ケーブル
10 連結部
11 連結孔
12 補強縁
13 ビード
20 支持部
30 カバー体
31 仕切り部
32 係合爪
33 基盤
34 連結部
35 係止片

Claims (3)

  1. 被固定部に連結固定する連結孔を備えた連結部と、この連結部から屈曲延長されてケーブルを支持する支持部とからな、支持部は、連結部を形成する板体から延長された帯板で一体に形成され、該支持部の屈曲された内側に着脱自在に装着される合成樹脂製のカバー体を構成し、該カバー体から立設され支持部の内側空間を分離せしめる仕切り部を設けたケーブル支持具において、前記支持部は、屈曲された内側から外側に向けて断面U字形状を成し、該支持部外側の開放端部に係合する係合爪を前記カバー体に形成したことを特徴とするケーブル支持具。
  2. 前記カバー体は、前記支持部の屈曲された内側の長手方向に沿って配される基盤と、前記係合爪を備えた連結部と、基盤の長手中央部から上方に突出する前記仕切り部とを一体に成形した請求項1記載のケーブル支持具。
  3. 前記基盤の長手両端部に、前記仕切り部方向に延長された係止片を設け、該係止片にて前記支持部に支持したケーブルの脱落を防止するように構成した請求項記載のケーブル支持具。
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