JP5767727B1 - 往復圧縮機のクロスヘッド軸受構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸受などの経年劣化を効果的に抑制して長寿命化を図り得る往復圧縮機のクロスヘッド軸受構造を提供する。【解決手段】往復圧縮機は、シリンダ内を往復摺動するピストンと、このピストンと連結され、ガイドシリンダ32内を往復摺動するクロスヘッド33と、一端がこのクロスヘッドに連結ピン54を介して連結され、他端がクランクシャフトに連結された連接棒34とを備える。そして、往復圧縮機のクロスヘッド軸受構造は、前記連結ピンの外周面と連接棒又はクロスヘッドとの間に介在され、内周面にオイルポケット62が形成された滑り軸受61と、この滑り軸受のオイルポケットにオイルを供給するように前記連結ピンからガイドシリンダ側の部材65,66に跨がって形成されたオイル供給路63とを備える。前記オイル供給路は、クロスヘッドの摺動位置に拘わらず全容積が変化しないように形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池車に用いる水素ガスなどを高圧ないし超高圧に圧縮する往復圧縮機のクロスヘッド軸受構造に関する。
一般に、ガスを高圧に圧縮する往復圧縮機は、複数段の圧縮部を有し、低段側の圧縮部で圧縮されたガスを高段側の圧縮部に順次供給して圧縮を繰り返し行うようになっている。また、他の圧縮機と組み合わせて使用し、低段側である他の圧縮機で圧縮されたガスを圧縮部に吸入して一段高圧に圧縮するようにすることもある。
そして、このような往復圧縮機の圧縮部の構造は、例えば特許文献1に開示されているように、低段側の圧縮部に連通された圧縮室を有するシリンダと、このシリンダ内に往復摺動可能に配置されたピストンと、このピストンに直接又はピストンロッドを介して連結され、ガイドシリンダ内を往復摺動するクロスヘッドと、一端がこのクロスヘッドに連結ピンを介して連結され、他端がクランクシャフトに連結された連接棒とを備え、クランクシャフトの回転運動をクロスヘッド及びピストンの往復運動に変換し、ピストンの往復運動によりシリンダの圧縮室内にガスを吸入して圧縮するようになっている。
特開2006−37789号公報
ところが、前記従来の往復圧縮機では、クロスヘッドと連接棒との連結部に大きな荷重が下向きに作用し、その連結部を構成する連結ピンやその外周面に装着される軸受メタルなどが経年劣化し易いという問題がある。特に、ガスを超高圧に圧縮する往復圧縮機でかつ圧縮機の全高を低く抑えるためにクロスヘッド及び連接棒を小型化したものの場合、この問題が顕著である。
そこで、この問題を解決するため、従来のピン軸受の代わりに、静圧式滑り軸受を採用することが考えられる。この静圧式滑り軸受は、連結ピンの外周面と連接棒又はクロスヘッドとの間に介在される滑り軸受の内周面にオイルポケットを形成し、このオイルポケットに比較的高圧(1〜2MPa)のオイルを供給することで連結ピンを浮上させるものである。
しかし、滑り軸受のオイルポケットにオイルを供給するに当たり、滑り軸受にオイルポケットに連通する小孔を設けるとともに、連接棒にオイル供給路を形成することが考えられるが、この場合、滑り軸受に設ける小孔の流路抵抗が大きくなることから、滑り軸受からオイル漏れが生じ易いという欠点がある。
本発明はかかる諸点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、クロスヘッド軸受、つまりクロスヘッドと連接棒との連結部に静圧式滑り軸受を採用するに当たり、滑り軸受のオイルポケットに対するオイル供給を、滑り軸受からのオイル漏れなどを生じることなく適切に行い、軸受などの経年劣化を効果的に抑制して長寿命化を図り得る往復圧縮機のクロスヘッド軸受構造を提供せんとするものである。
前記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、シリンダ内を往復摺動するピストンと、このピストンと連結され、ガイドシリンダ内を往復摺動するクロスヘッドと、一端がこのクロスヘッドに連結ピンを介して連結され、他端がクランクシャフトに連結された連接棒とを備えた往復圧縮機を対象とする。そして、往復圧縮機のクロスヘッド軸受構造として、前記連結ピンの外周面と連接棒又はクロスヘッドとの間に介在され、内周面にオイルポケットが形成された滑り軸受と、この滑り軸受のオイルポケットにオイルを供給するように前記連結ピンからガイドシリンダ側の部材に跨がって形成されたオイル供給路とを備え、前記オイル供給路を、クロスヘッドの摺動位置に拘わらず全容積が変化しないように形成する構成とする。
この構成により、連結ピンの外周面と連接棒又はクロスヘッドとの間に介在された滑り軸受のオイルポケットに対し、連結ピンからガイドシリンダ側の部材に跨がって形成されたオイル供給路を通してオイルが供給されるため、連接棒側からオイル供給する場合の如く滑り軸受からオイル漏れが生じることはない。しかも、前記オイル供給路は、クロスヘッドの摺動位置に拘わらず全容積が変化しないように形成されているため、オイルポケットに対するオイル供給中に脈動が生じることはなく、安定的なオイル供給を確保することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の往復圧縮機のクロスヘッド軸受構造において、前記ガイドリンダ側の部材の一つの具体的な形態を提供するものである。すなわち、前記ガイドシリンダ側の部材は、ガイドシリンダに固定され、オイル供給源からのオイルを導入する導入口を有する第1の部材と、この第1の部材に固定されたロッド状の第2の部材とからなり、前記第2の部材は、クロスヘッド及び連結ピンにクロスヘッドの軸線方向に貫通して設けた貫通孔に対し、摺動可能に刺し通して配置されている。
請求項3に係る発明は、請求項2記載の往復圧縮機のクロスヘッド軸受構造において、前記オイル供給路を、クロスヘッドの摺動位置に拘わらず全容積が変化しないように形成するための一つの具体的な形態を提供するものである。すなわち、前記オイル供給路は、前記第2の部材の軸線に沿って形成された軸心路と、前記第2の部材の外周面と連結ピンの貫通孔の内周面との間に形成された円筒状の環状路と、前記軸心路と環状路とを連通する連通路とを有しており、前記連通路は、クロスヘッドがガイドシリンダの上限位置に位置するとき環状路の下端側に対向し、クロスヘッドがガイドシリンダの下限位置に位置するとき環状路の上端側に対向するように設けられている。
以上のように、本発明における往復圧縮機のクロスヘッド軸受構造によれば、クロスヘッドの滑り軸受のオイルポケットに対し、連結ピン側のオイル供給路を通してオイルを供給することにより、滑り軸受からオイル漏れが生じたり、オイル供給中に脈動が生じたりすることなく、安定的なオイル供給を確保することができるので、静圧式滑り軸受の効果による軸受などの経年劣化を効果的に抑制することができ、その長寿命化を実施上有効に図ることができる。
図1は本発明の実施形態に係る2段式往復圧縮機の配管系統図である。 図2は前記往復圧縮機の高段側圧縮部のクロスヘッド付近の構造を示す縦断側面図である。 図3は図2のオイル供給路付近の拡大図である。 図4は滑り軸受を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のX−X線における断面図である。
以下、本発明を実施するための形態である実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態に係る2段式往復圧縮機Aの全体構成を示し、この往復圧縮機Aは、低段側の圧縮部1と、高段側の圧縮部2とを備えている。この両圧縮部1,2は、同一の又は別々の駆動部3により駆動される。
前記低段側の圧縮部1は、圧縮室11を有するシリンダ12と、このシリンダ12内に往復摺動可能に配置されたピストン13とを備え、このピストン13の往復摺動によりシリンダ12の圧縮室11内にガスを吸い込んで所定圧に圧縮するようになっている。この低段側の圧縮部1で圧縮されたガスは、連絡通路14を通してタンク15内に貯留され、所定圧(例えば35MPa)に維持される。
前記高段側の圧縮部2は、前記タンク15に連絡通路16を介して連通された圧縮室21を有するシリンダ22と、このシリンダ22内に往復摺動可能に配置されたピストン23とを備え、低段側の圧縮部1から吐出されタンク15内に貯留された圧縮ガスをピストン23の往復摺動によりシリンダ22の圧縮室21内に吸い込んで一段高圧(例えば100MPa)に圧縮するように構成されている。この高圧側の圧縮部2で圧縮された圧縮ガスは、送出通路24を通して送出されるようになっており、この送出通路24には圧縮部2で圧縮された圧縮ガスを冷却するためのクーラ25が設けられている。
前記駆動部3は、図1に示す高段側の圧縮部2を駆動するものの場合、ピストン23の基端に一端が連結されたピストンロッド31と、このピストンロッド31の他端が連結されかつガイドシリンダ32内に往復摺動可能に配置されたクロスヘッド33と、このクロスヘッド33に一端が連結された連接棒34と、この連接棒34の他端が連結されかつクランクケース35に回転自在に支持されたクランクシャフト36と、このクランクシャフト36にプーリとベルトとからなる動力伝達機構37を通して動力伝達可能に連結された駆動モータ38とを備え、駆動モータ38の回転力によりクランクシャフト36の回転及びガイドシリンダ32内でのクロスヘッド33の往復摺動を引き起こし、最終的にシリンダ22内でのピストン23の往復摺動を引き起こすようになっている。尚、図1中、41はタンク15内の所定圧のガスを高段側の圧縮部2のシリンダ22中間部でシリンダ22の内周面とピストン23の外周面との隙間に導入するためのガス導入通路、42は高段側の圧縮部2のシリンダ22の圧縮室21側からクランクケース35側にまで漏れた圧縮ガスを低段側の圧縮部1の吸い込み側に戻すための戻し通路、43はこの戻し通路42に設けられたフィルタである。
本発明の一実施形態に係るクロスヘッド軸受構造は、前記高段側の圧縮部2のクロスヘッド33に適用したものである。このクロスヘッド33は、図2に示すように、中央部に連接棒34の連結ボス部34aを挿入するために形成された空洞部51と、この空洞部51を挟んだ両側に形成されたピン挿入孔52,53とを有している。そして、このクロスヘッド33の空洞部51内に連接棒34の連結ボス部34aを挿入し、この連結ボス部34aの貫通孔34b及びクロスヘッド33のピン挿入孔52,53に連結ピン54を挿入することで、連接棒34の連結ボス部34aが連結ピン54を介してクロスヘッド33に連結されるようになっている。
前記連結ピン54は、頭部54aと軸部54bとからなり、この連結ピン54の頭部54aは、クロスヘッド33のピン挿入孔53に挿入され、連結ピン54の軸部54bは、連結ボス部34aの貫通孔34b及びクロスヘッド33のピン挿入孔52に挿入される。連結ピン54は、ピン挿入孔52,53などへの挿入後、位置決めピン55により位置決めと抜け止めとが行われるようになっている。クロスヘッド33にはピストンロッド31の端部が連結されている。
そして、本発明の特徴点として、前記連結ピン54の軸部54bの外周面と連接棒34の連結ボス部34aの貫通孔34bの内周面との間には滑り軸受61が介在されている。この滑り軸受61の内周面には、図4に詳示するように、下部側で中心線を挟む2カ所にそれぞれ軸線方向に沿って長い矩形状のオイルポケット62が形成されている。また、前記滑り軸受61の各ホイルポケット62に比較的高圧(1〜2MPa)のオイルを供給するためのオイル供給路63が連結ピン54からガイドシリンダ32側の部材に跨がって形成されている。尚、図2及び図3では、連結ピン54の軸部54b及び滑り軸受61の中心線より下側部分の断面箇所は、オイルポケット62を通る位置に設定されている。
前記ガイドシリンダ32側の部材は、本実施形態の場合、図3に拡大詳示するように、ガイドシリンダ32の上部フランジ部32a上に逆T字型の脚部材64を介して取り付けられた第1の部材65と、この第1の部材65に上端部が固定されたロッド状の第2の部材66とからなる。第1の部材65は、オイルポンプなどのオイル供給源(図示せず)からのオイルを導入する導入口67と、この導入口67から軸線に沿って形成された軸心路68と、この軸心路68の導入口67と反対側の端部に形成された環状路69とを有している。環状路69は、第1の部材65の環状路69側の端部を貫通して固定される第2の部材66の上端部の外周面との間に環状の通路を形成している。
前記第2の部材66は、クロスヘッド33及び連結ピン54の頭部54aにクロスヘッド33の軸線方向に貫通して設けた貫通孔71に対し、摺動可能に刺し通して設けられている。また、第2の部材66は、その軸線に沿って形成された軸心路72と、この軸心路72の一端(上端)と第1の部材65の環状路69とを連通する連通路73と、軸心路72の他端(下端)と後述する環状路75とを連通する連通路74とを有している。
前記連結ピン54は、その頭部54a側の貫通孔71の内周面と第2の部材66の外周面との間に形成された円筒状の環状路75と、連結ピン54の軸線に沿って形成されかつ一端が環状路75の中間部に連通する軸心路76と、この軸心路76の他端側から連結ピン54の半径方向に延び滑り軸受61の各オイルポケット62に向かって開口する連通路77とを有している。よって、前記オイル供給路63は、第1の部材65の導入口67、軸心路68及び環状路69、第2の部材66の軸心路72及び2つの連通路73,74、並びに連結ピン54の環状路75、軸心路76及び連通路77により一連の油路を構成している。
また、前記第2の部材66の連通路74は、クロスヘッド33がガイドシリンダ32の上限位置に位置するとき(図2及び図3に示す状態のとき)連結ピン54の環状路75の下端側に対向し、クロスヘッド33がガイドシリンダ32の下限位置に位置するとき連結ピン54の環状路75の上端側に対向するように設けられている。これにより、前記オイル供給路63は、クロスヘッド33のガイドシリンダ32内での摺動位置に拘わらず全容量が変化しないようになっている。
尚、図3中、81は連結ピン54の貫通孔71の環状路75を挟んだ上下両側にそれぞれ装着されたシールパッキンである。
従って、前記実施形態のクロスヘッド33の軸受構造においては、連結ピン54の外周面と連接棒34との間に介在された滑り軸受61のオイルポケット62に対し、連結ピン54からガイドシリンダ32側の部材65,66に跨がって形成されたオイル供給路63を通して所定圧のオイルが供給されるため、その所定圧が比較的高圧(1〜2MPa)であっても連接棒34側からオイル供給する場合の如く滑り軸受61からオイル漏れが生じることはない。しかも、前記オイル供給路63は、クロスヘッド33の摺動位置に拘わらず全容積が変化しないようになっているため、オイルポケット62に対するオイル供給中に脈動が生じることはなく、安定的なオイル供給を確保することができる。この結果、連結ピン54を圧縮室21側に持ち上げることで連結ピン54や軸受61などの経年劣化を効果的に抑制できるという静圧式滑り軸受61の効果を十分に発揮することができ、それらの部品ひいては往復圧縮機Aの長寿命化を図ることができる。
特に、本実施形態の場合、オイル供給路63を構成するために必要とするガイドシリンダ32側の部材は、ガイドシリンダ32に脚部材64を介して固定され、オイル供給源からのオイルを導入する導入口67を有する第1の部材65と、この第1の部材65に固定された第2の部材66だけであるため、部品点数を少なくして実施化を容易に図ることができる。
また、前記オイル供給路63は、クロスヘッド33の摺動位置に拘わらず全容積が変化しないようにするための構成も簡単なものであるため、実施化をより容易に図ることができる。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の形態を包含するものである。例えば前記実施形態では、本発明のクロスヘッド軸受構造を、2段式往復圧縮機Aにおける高段側の圧縮部2のクロスヘッド33に適用した場合について述べたが、この場合に限らず、2段式往復圧縮機Aにおける低段側の圧縮部1のクロスヘッドに適用したり、2段式以外の往復圧縮機における圧縮部のクロスヘッドに適用したりしてもよく、同様な作用・効果を奏することができる。
また、前記実施形態では、連結ピン54の外周面と連接棒34との間に滑り軸受61が介在された場合について述べたが、本発明は、この場合に限らず、連結ピン54の外周面とクロスヘッド33との間に滑り軸受が介在される場合にも同様に適用することができ、同様の作用効果を奏することができるのは勿論である。
A 往復圧縮機
22 シリンダ
23 ピストン
32 ガイドシリンダ
33 クロスヘッド
34 連接棒
36 クランクシャフト
54 連結ピン
61 滑り軸受
62 オイルポケット
63 オイル供給路
65 第1の部材
66 第2の部材
67 導入口
71 貫通孔
72 軸心路
74 連通路
75 環状路

Claims (3)

  1. シリンダ内を往復摺動するピストンと、このピストンと連結され、ガイドシリンダ内を往復摺動するクロスヘッドと、一端がこのクロスヘッドに連結ピンを介して連結され、他端がクランクシャフトに連結された連接棒とを備えた往復圧縮機において、
    前記連結ピンの外周面と連接棒又はクロスヘッドとの間に介在され、内周面にオイルポケットが形成された滑り軸受と、
    この滑り軸受のオイルポケットにオイルを供給するように前記連結ピンからガイドシリンダ側の部材に跨がって形成されたオイル供給路とを備えており、
    前記オイル供給路は、クロスヘッドの摺動位置に拘わらず全容積が変化しないように形成されていることを特徴とする往復圧縮機のクロスヘッド軸受構造。
  2. 前記ガイドシリンダ側の部材は、ガイドシリンダに固定され、オイル供給源からのオイルを導入する導入口を有する第1の部材と、この第1の部材に固定されたロッド状の第2の部材とからなり、
    前記第2の部材は、クロスヘッド及び連結ピンにクロスヘッドの軸線方向に貫通して設けた貫通孔に対し、摺動可能に刺し通して配置されている請求項1記載の往復圧縮機のクロスヘッド軸受構造。
  3. 前記オイル供給路は、前記第2の部材の軸線に沿って形成された軸心路と、前記第2の部材の外周面と連結ピンの貫通孔の内周面との間に形成された円筒状の環状路と、前記軸心路と環状路とを連通する連通路とを有しており、
    前記連通路は、クロスヘッドがガイドシリンダの上限位置に位置するとき環状路の下端側に対向し、クロスヘッドがガイドシリンダの下限位置に位置するとき環状路の上端側に対向するように設けられている請求項2記載の往復圧縮機のクロスヘッド軸受構造。
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