JP5767618B2 - 微生物定量装置及び微生物定量方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液状試料に含まれる微生物をフィルタで濾過し、この微生物に含まれる所定の生体物質を指標として微生物の定量を行う微生物定量装置及び微生物定量方法に関する。
従来、検体に含まれる微生物の定量方法(計数方法)としては、微生物から抽出したATP(アデノシン三リン酸)を定量することで微生物を間接的に計数するATP法が知られている。
特許文献1には、濾過膜を用いるATP・バイオルミネッセンス法による微生物数の検出法において、微生物以外のノイズ発光点を完全に除去して1個の微生物の有無を確実に判定する発明が記載されている。
このATP法では、捕集した微生物にATP抽出試薬を接触させることで微生物に内在するATPを抽出し、このATPに発光試薬を反応させた際の発光強度に応じて微生物を計数する。このATP法によれば、例えば平板培地で培養した微生物のコロニ数によって微生物の計数を行う培養法では数日間を要するところ、微生物を捕集してからその計数までの時間を1時間ないし数時間程度に飛躍的に短縮することができる。
また、特許文献2には、多量の液状検体を迅速かつ簡便に定量分析することができる微生物定量方法が記載されている。この微生物定量方法は、微生物を含む液状検体をフィルタで濾過し、フィルタ上に濾別された微生物のATPを抽出するように構成されている。
特開平11−137293号公報 特開2010−193835号公報
しかしながら、ATP法に準拠した従来の微生物定量方法のうち、液状検体中の微生物をフィルタ上で濾別するものは微生物の測定感度が不十分である問題があった。
そこで、本発明の課題は、液状検体中の微生物をその生体物質を指標として定量するものであって、従来よりも微生物の測定感度に優れた微生物定量装置及び微生物定量方法を提供することにある。
前記課題を解決する微生物定量装置は、液状試料に含まれる微生物をフィルタで濾過する濾過機構と、前記フィルタ上の前記微生物に含まれる所定の生体物質を指標として前記微生物を定量する定量機構と、前記フィルタ上における前記微生物の乾燥を防止する乾燥防止機構と、を備え、前記濾過機構は、前記フィルタを内部に有する回収容器と、該回収容器の前記液状試料を吸引する吸引ポンプと、を備え、前記乾燥防止機構は、前記フィルタ上の液量を検出して液量検出信号を出力する液量検出部と、前記フィルタ上に補液を行う補液機構と、前記液量検出信号に基づいて前記液量が所定量以下になったと判断した場合に前記フィルタ上に補液が行われるように前記補液機構を起動させる制御部と、を備えることを特徴とする。
また、前記課題を解決する微生物定量方法は、液状試料に含まれる微生物をフィルタで濾過し、この微生物に含まれる所定の生体物質を指標として前記微生物を定量する微生物定量方法において、前記フィルタ上での前記微生物の乾燥を防止する乾燥防止工程を有し、前記濾過は、前記フィルタを内部に有する回収容器内の前記液状試料を吸引ポンプで吸引することで行い、前記乾燥防止工程は、濾過された前記微生物が前記フィルタ上で空気接触した後直ちに前記フィルタ上に補液を行うことによって、前記微生物の乾燥を防止することを特徴とする。
また、前記課題を解決する微生物定量方法は、液状試料に含まれる微生物をフィルタで濾過し、この微生物に含まれる所定の生体物質を指標として前記微生物を定量する微生物定量方法において、前記フィルタ上での前記微生物の乾燥を防止する乾燥防止工程を有し、前記濾過は、前記フィルタを内部に有する回収容器内の前記液状試料を吸引ポンプで吸引することで行い、前記乾燥防止工程は、前記フィルタ上での所定の液位を維持することによって、前記微生物の乾燥を防止する微生物定量方法であって、前記フィルタ上での所定の液位は、前記フィルタで濾過を行いながら、前記フィルタ上に補液を行うことによって維持されることを特徴とする。
本発明によれば、液状検体中の微生物をその生体物質を指標として定量するものであって、従来よりも微生物の測定感度に優れた微生物定量装置及び微生物定量方法を提供することができる。
本発明の実施形態における微生物定量装置の構成説明図である。 本発明の実施形態における微生物定量方法の概略を示すフローチャートである。 (a−1)から(a−4)は、本発明の実施形態における微生物定量方法が実施される際の、回収容器内の液位を示す回収容器の断面図である。(b−1)から(b−4)は、(a−1)から(a−4)に対応する場面でのフィルタ近傍の様子を拡大して示す模式図である。 本発明の他の実施形態としての微生物定量方法の概略を示すフローチャートである。
次に、本発明の実施形態について適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の微生物定量装置及び微生物定量方法は、定量の指標となる生体物質としてのATP(アデノシン三リン酸)を抽出する対象となる微生物の乾燥を防止することを主な特徴とする。なお、「微生物の乾燥」の定義については後に詳しく説明する。
以下では、本発明の実施形態に係る微生物定量装置の全体構成について説明した後に、この微生物定量装置の動作、及びこの微生物定量装置を使用した微生物の定量原理について説明しながら本発明の微生物定量方法について説明する。
<微生物定量装置の全体構成>
図1に示すように、微生物定量装置1は、液状試料8aに含まれる微生物をフィルタ26で濾過する濾過機構2と、フィルタ26上に得られる微生物のATP(生体物質)を指標として微生物の定量を行う定量機構3と、フィルタ26上の微生物の乾燥を防止する乾燥防止機構4と、を備えて構成されている。
(濾過機構)
図1に示すように、濾過機構2は、フィルタ26を内部に有する回収容器21と、吸引ヘッド23と、吸引ヘッド23を上下移動させる昇降機構22と、吸引ヘッド23を介して回収容器21の内容物を真空引きする吸引ポンプ24と、を備えている。
回収容器21は、これに投入される液状試料8aに含まれる微生物を分離すると共に、この分離した微生物のATPを抽出して回収するものである。この液状試料8aからの微生物の分離・ATPの抽出工程については後に詳しく説明する。
この回収容器21は、ロート状に形成された本体25の底部にフィルタ26が設けられて構成されている。本実施形態でのフィルタ26は、後記するように、親水性フィルタ26a(図3(b−1)参照)と、疎水性フィルタ26b(図3(b−1)参照)の二枚重ねになっており、図1には図示しないが、二枚重ねの上側に親水性フィルタ26aが配置され、二枚重ねの下側に疎水性フィルタ26bが配置されている。
このように構成されたフィルタ26は、次に説明する吸引ヘッド23を介して吸引しない限りは、本体25に投入された液状試料8aをフィルタ26上に保持するようになっている。また、吸引ヘッド23で吸引すると、フィルタ26は、液状試料8aのうち微生物(図示省略)をフィルタ26上に残して、その液状成分を、フィルタ26を介して吸引ヘッド23側に排出できるようになっている。
ちなみに、回収容器21は、微生物定量装置1内に設けられる処理ステージ5の所定の位置に着脱自在に取り付けられることとなる。
吸引ヘッド23は、前記したように、昇降機構22によって上下移動可能になっており、回収容器21の内容物をフィルタ26で濾過する場合には、昇降機構22が吸引ヘッド23を上昇させて吸引ヘッド23と回収容器21とを連結させることとなる。また、回収容器21を処理ステージ5に取り付け、又は処理ステージ5から取り外す際には、昇降機構22は、吸引ヘッド23を下降させて吸引ヘッド23と回収容器21との連結を解くこととなる。
そして、このような吸引ヘッド23から延出する配管P1の途中に設けられた前記吸引ポンプ24が起動することで、前記したように、回収容器21内の液状成分は、フィルタ26、吸引ヘッド23、及び吸引ポンプ24を介して微生物定量装置1の図示しない廃液貯留槽内に排出されることとなる。
(定量機構)
図1に示すように、定量機構3は、液分注装置31と、発光強度測定ユニット32と、この発光強度測定ユニット32から出力されるATP発光強度の検出信号に基づいて微生物を定量する制御部34の演算部34fと、を主に備えて構成されている。
液分注装置31は、液分注ノズル31aと、この液分注ノズル31aに所定量の液体を吸引させ、又は排出させる分注ポンプ31bと、微生物定量装置1の筐体7内で液分注ノズル31aを三次元的に移動させるアクチュエータ31cと、制御部34の第2流量制御部34bと、を備えている。
この液分注装置31によれば、その液分注ノズル31aが、後記する工程によって回収容器21内に得られるATP抽出液の所定量を次に説明する発光強度測定ユニット32の発光用チューブ32bに分注し、そして試薬ホルダ6のATP発光試薬8bを発光用チューブ32bに分注することとなる。
なお、液分注装置31のアクチュエータ31cによる液分注ノズル31aの三次元的な移動は、制御部34のアクチュエータ制御部34gによるアクチュエータ31cの所定の制御によって実現されることとなる。また、ATP抽出液、ATP発光試薬8b等の分注量の調節は、第2流量制御部34bによる分注ポンプ31bの所定の制御によって実現されることとなる。
発光強度測定ユニット32は、分注されたATP抽出液とATP発光試薬8bとを受け入れて発光反応させる発光用チューブ32bと、この発光反応時のATP発光強度を検出する光電子増倍管等を有する光検出部本体32aとを備えている。
そして、光検出部本体32aは、前記したように、ATP発光強度の検出信号を制御部34の演算部34fに出力することとなる。
演算部34fは、光検出部本体32aから出力されるATP発光強度の検出信号に基づいて、回収容器21に投入された液状試料8aに含まれる微生物を定量するように構成されている。この演算部34fの微生物の定量手順については、後に詳しく説明する。
(乾燥防止機構)
図1に示すように、本実施形態での乾燥防止機構4は、回収容器21内にバッファ液8cを注入するバッファ液注入装置41と、前記の濾過機構2の構成要素でもある吸引ポンプ24と、回収容器21内の液量を検出し、その液量検出信号を出力する液面計42と、この液量検出信号に基づいて回収容器21内の液量が所定量以下になったと判断したときに、駆動している吸引ポンプ24を停止し、若しくはバッファ液注入装置41を起動し、又は吸引ポンプ24の停止及びバッファ液注入装置41の起動を行うように制御する制御部34の液量検出信号入力部34c、吸引ポンプ制御部34d、及び第1流量制御部34aと、を備えて構成されている。
なお、バッファ液8cは、特許請求の範囲にいう「補液」に相当し、バッファ液注入装置41は、特許請求の範囲にいう「補液機構」に相当する。
このような乾燥防止機構4は、前記したように、フィルタ26上における微生物の乾燥を防止するものである。そして、本実施形態での「微生物の乾燥」とは、微生物の通常の活性を阻害する程度の乾燥を意味する。したがって、微生物の細胞の表面を覆う水膜が、単に大気中に蒸発する状態はここでの乾燥を意味しない。ちなみに、微生物が乾燥すると、生物活性の低下によるATPの再合成がされにくくなる等の理由が考えられATPの抽出量が減少する。
バッファ液注入装置41は、図1に示すように、バッファ液貯留槽43と、バッファ液貯留槽43から延出してその先端が回収容器21の上方に位置する配管P2と、この配管P2の途中に設けられる送液ポンプ44と、備えている。
本実施形態での液面計42は、この液面計42から回収容器21の内容物の液面までの距離を検出することで、間接的に回収容器21の内容物の液量を検出するように構成されている。なお、この液面計42は、特許請求の範囲にいう「液量検出部」に相当する。この液面計42としては、特に制限はないがレーザー光等を使用した光学式のものを好適に使用することができる。
制御部34の液量検出信号入力部34cは、インターフェース、A/D変換部等で構成され、液面計42からの液量検出信号を入力するようになっている。そして、吸引ポンプ制御部34d及び第1流量制御部34aでは、それらの有する中央演算処理部(図示省略)、記憶部(図示省略)等が液量検出信号入力部34cを介して入力する液量検出信号に基づいて協働することで、前記のように、駆動する吸引ポンプ24の停止やバッファ液注入装置41(送液ポンプ44)の起動を実行するようになっている。なお、吸引ポンプ制御部34d及び第1流量制御部34aにおける中央演算処理部(図示省略)、記憶部(図示省略)等は、互いに共通するものを使用してもよいし、吸引ポンプ制御部34d及び第1流量制御部34aのそれぞれが、中央演算処理部(図示省略)、記憶部(図示省略)等を独立して有するものであってもよい。
<微生物定量装置の動作及び微生物の定量原理>
次に、微生物定量装置1の動作及び微生物の定量原理について説明しながら本発明の微生物定量方法について説明する。ここでは図1及び図2を参照しながら説明する。図2は、本発明の実施形態における微生物定量方法の概略を示すフローチャートである。
図1に示す微生物定量装置1では、回収容器21が処理ステージ5に配置され、次いでこの回収容器21に検査対象となる液状試料8aが注入された後、図示しない起動スイッチがオンにされることで制御部34が次の手順を実行する。
制御部34の昇降機構制御部34eは、吸引ヘッド23を上昇させて回収容器21と連結させるように昇降機構22に指令を出力する。
次に、制御部34の吸引ポンプ制御部34dは、吸引ポンプ24を起動することで、吸引ヘッド23は、回収容器21の内容物(液状試料8a)の濾過を開始する(図2のステップS1)。このステップS1の濾過の工程によって、フィルタ26上に微生物が回収されると共に、液状試料8a中の液体成分は、吸引ヘッド23側に排出される。この際、液状試料8aの液体成分に含まれる微生物の細胞外に存在するATPの大部分、及び後のATPの発光反応を阻害する物質もこの液体成分と共に排出される。
次に、回収容器21の内容物の濾過が完了した後、直ちに回収容器21内にバッファ液8cが注入される(図2のステップS2)。ここで「濾過後、直ちに」とは、回収容器21の液体成分がフィルタ26を介して流下し切った後、バッファ液8cを注入するまでの時間が短ければ短いほどよく、できれば5秒以内が望ましい。
このステップS2の工程によって、フィルタ26上に回収された微生物の乾燥が防止されることとなる。このステップS2の工程は、特許請求の範囲にいう「乾燥防止工程」に相当する。
次に、制御部34の吸引ポンプ制御部34dは、吸引ポンプ24を起動することで、吸引ヘッド23は、回収容器21の内容物の濾過を再び開始する(図2のステップS3)。そして、制御部34の吸引ポンプ制御部34dは、液面計42からの液量検出信号に基づいて、回収容器21内の液量が所定量以下になったときに濾過を停止する(図2のステップS3)。
このステップS3の工程によっても、フィルタ26上の微生物の乾燥が防止されることとなる。このステップS3の工程も、特許請求の範囲にいう「乾燥防止工程」に相当する。
次のステップS4では、回収容器21内にATP消去試薬が分注される(図2のステップS4参照)。ちなみに、ATP消去試薬は、試薬ホルダ6に配置されており、前記の液分注装置31の液分注ノズル31aによって、試薬ホルダ6から回収容器21に分注されることとなる。
このATP消去試薬の分注によって、微生物の細胞外に存在するATPは、より確実に消去されることとなる。
このATP消去試薬としては、ATP分解酵素が挙げられる。
また、この液分注装置31の液分注ノズル31aは、前記したように、アクチュエータ制御部34g及び第2流量制御部34bによるアクチュエータ31c及び分注ポンプ31bの所定の制御によって回収容器21内にATP抽出試薬を分注する(図2のステップS5)。
このATP抽出試薬の分注によって、微生物に含まれるATPが抽出されて回収容器21内にATP抽出液が生成することとなる。
このATP抽出試薬としては、例えば、界面活性剤、エタノールとアンモニアの混合液、メタノール、エタノール、トリクロロ酢酸、過塩素酸、トリス緩衝液等を好適に使用することができる。中でも界面活性剤が望ましく、この界面活性剤としては、例えば、ドデシル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム、モノラウロイルリン酸ナトリウム、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩化セチルピリジニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ミリスチルジメチルベンジルアンモニウム等が挙げられる。
次に、この液分注装置31の液分注ノズル31aは、前記したように、アクチュエータ制御部34g及び第2流量制御部34bによるアクチュエータ31c及び分注ポンプ31bの所定の制御によって、回収容器21内のATP抽出液を発光強度測定ユニット32の発光用チューブ32bに分注する(図2のステップS6)。
また、液分注ノズル31aは、前記したように、アクチュエータ制御部34g及び第2流量制御部34bによるアクチュエータ31c及び分注ポンプ31bの所定の制御によって、試薬ホルダ6に配置されているATP発光試薬8bを発光用チューブ32bに分注する(図2のステップS7)。
このATP発光試薬8bとしては、例えば、ルシフェラーゼ・ルシフェリン試薬が挙げられる。
これにより、発光用チューブ32b内ではATP抽出液中のATPと、ATP発光試薬8bとの発光反応によって発光を生じることとなる。
次に、制御部34の演算部34fは、光検出部本体32a(図1参照)がATPの発光を検出して出力した信号をデジタル処理し、単一光子計数法に基づいて発光強度を測定する(ステップS8)。そして、制御部34は、予め記憶しているATP量(amol)と、発光強度(CPS)との関係を示す検量線に基づいて、発光用チューブ32bに分注したATP抽出液に含まれるATP量(amol)を演算すると共に、このATP量(amol)に基づいて、液状試料8aに含まれる微生物当量のATP換算値として微生物の定量を行う(ステップS9)。このステップS9が行われることで、本実施形態に係る一連の微生物定量方法の所定の工程が終了する。
以上のような本実施形態に係る微生物定量装置1及び微生物定量方法によれば次のような作用効果を奏することができる。次に参照する図3(a−1)から(a−4)は、前記の微生物定量方法が実施される際の、回収容器内の液位を示す回収容器の断面図である。図3(b−1)から(b−4)は、図3(a−1)から(a−4)に対応する場面でのフィルタ近傍の様子を拡大して示す模式図である。
なお、図3(b−1)から(b−4)中、符号Bで示される微生物は、実際には、マイクロメーターサイズであり、ATPは、実際には分子レベルの大きさであって、図3(b−1)から(b−4)は、これらの相対的な大きさを示すものではない。
前記のステップS1(図2参照)において、回収容器21の内容物の濾過が開始される直前は、図3(a−1)に示すように、回収容器21内は所定量(本実施形態では10mLであるがこれに限定されない)の液状試料8aで満たされている。なお、図3(a−1)中、符号26は、フィルタである。
そして、図3(b−1)に示すように、フィルタ26上に満たされる液状試料8aには、微生物Bが含まれている。なお、図3(b−1)中、符号26aは、前記のとおり親水性フィルタであり、符号26bは、前記のとおり疎水性フィルタである。
ステップS1(図2参照)での濾過が終了すると、図3(a−2)に示すように、回収容器21内は目視で空の状態となる。そして、フィルタ26(26a,26b)上には、図3(b−2)に示すように、微生物Bが濾別されることとなる。さらに詳しく説明すると、濾過直後の微生物Bの表面には、微視的に水膜9が形成された状態でフィルタ26上に濾別されることとなる。
ステップS2(図2参照)で、濾過後、直ちに回収容器21内にバッファ液8cが注入されると、図示しないが、回収容器21内には、図3(a−1)と同程度の液量でバッファ液8cが満たされる。
ステップS3(図2参照)で、再び濾過が開始された後、回収容器21内の液量が所定量以下となって濾過が停止すると、図3(a−3)に示すように、回収容器21のフィルタ26上には少量のバッファ液8cが残存することとなる。ちなみに、本実施形態でのバッファ液8cの残存量は、0.1mLであるがこれに限定されない。この際、微生物Bは、図3(b−3)に示すように、フィルタ26上でバッファ液8cに浸漬された状態となる。
そして、ステップS4(図2参照)で回収容器21内にATP消去試薬が分注され、ステップS5(図2参照)で回収容器21内にATP抽出試薬が分注されると、図3(a−4)に示すように、回収容器21内の液量は、図3(a−3)で示す液量よりも、ATP消去試薬及びATP抽出試薬の分注量に応じて増量する。
ちなみに、現実のATP消去試薬及びATP抽出試薬の分注量は僅かであり、作図の便宜上、図3(a−3)及び図3(a−4)で示す液量の増加分は誇張して描いている。
そして、回収容器21内には、図3(b−4)に示すように、バッファ液中にATPが含まれるATP抽出液が生成することとなる。ちなみに、酵素系であるATP消去試薬は、界面活性剤系であるATP抽出試薬と接触することで失活することとなる。これにより、ステップS4で使用されるATP消去試薬が、ステップS8(図2参照)でのATP発光強度の測定に影響を与えることは殆どない。
以上のような本実施形態の微生物定量装置1及び微生物定量方法によれば、フィルタ26での濾過後、回収容器21内に直ちにバッファ液8cの注入(補液)を行うので(図2のステップS2参照)、フィルタ26上に濾別した微生物Bの乾燥を防止することができる。
また、本実施形態の微生物定量装置1及び微生物定量方法によれば、回収容器21内の液量が所定量以下となったときに濾過を停止するので(図2のステップS3参照)、フィルタ26上の微生物Bの乾燥を防止することができる。
そして、このような微生物定量装置1及び微生物定量方法によれば、微生物Bの乾燥を防止することができるので、液状試料8aに含まれる微生物BからのATPの収率が従来よりも一段と良好となる。これにより、微生物定量装置1及び微生物定量方法は、従来よりも微生物Bの測定感度(定量感度)に優れることとなる。
なお、本実施形態の微生物定量装置1及び微生物定量方法によって、微生物BからのATPの収率が従来よりも良好となるのは、微生物Bの乾燥を防止することで微生物B(生菌)の生物活性が維持されて、微生物B(生菌)内でのATPの減少率の低下が抑制されることによるものと考えられる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、種々の形態で実施することができる。
前記実施形態では、濾過後、回収容器21内に直ちにバッファ液8cの注入を行い、或いは回収容器21内の液量が所定量以下となったときに濾過を停止することで、微生物Bの乾燥を防止する構成としたが、本発明は微生物Bの乾燥を防止する工程を有するものであれば、これに制限されるものではない。
図4は、本発明の他の実施形態(変形例)としての微生物定量装置1が実行する微生物定量方法の概略を示すフローチャートである。この図4に示す微生物定量方法は、図2に示す微生物定量方法と比較すると、図2のステップS3が、図3ではステップS3a及びS3bに変わっている以外は図2に示す微生物定量方法と同様である。よって、ここではステップS1、S2、S4からS9の説明を省略し、ステップS3a及びS3bについてのみ説明する。
図4に示すように、この微生物定量方法は、そのステップS2の実行後のステップS3aにおいて、回収容器21の内容物の濾過を再び開始するとともに、回収容器21内にバッファ液8cを、ステップS2でのバッファ液8cの流量よりも少ない流量で注入し続ける。これにより、回収容器21内には、バッファ液8cが追加されながらも、濾過が続けられることによって、回収容器21内の液量は徐々に少なくなっていく。これにより、細胞外のATPが効率よく除去されることとなる。
そして、ステップS3bでは、回収容器21内の液量が所定量以下となったときに、制御部34は、バッファ液8cの注入を停止させるとともに、濾過を停止させる。つまり、回収容器21内の液量は、図3(a−3)と同様になる。
これにより、この変形例では、微生物Bの乾燥を防止することができるので、液状試料8aに含まれる微生物BからのATPの収率が従来よりも一段と良好となる。
また、前記実施形態では、発光用チューブ32bに分注したATP抽出液に対してATP発光試薬8bを分注して発光反応を行わせているが、本発明は発光用チューブ32bに分注したATP発光試薬8bに対してATP抽出液を分注して発光反応を行わせる構成とすることもできる。
前記実施形態での微生物Bとしては、例えば、コリネバクテリウム、ミクロコッカス、黄色ブドウ球菌、表皮ブドウ球菌、セレウス菌、枯草菌等のグラム陽性菌、シトロバクター、大腸菌、緑膿菌、セラチア菌等のグラム陰性菌、コウジカビ、アオカビ、アズキイロカビ、カンジタ菌等の真菌等が挙げられるがこれらに限定されるものではない。
なお、本発明は、枯草菌等の芽胞形成菌に適用する場合には、前記した試薬にアミノ酸、糖等の栄養形細胞変換試薬を含めることができる。
また、前記実施形態では、ATP法によって微生物Bの定量を行っているが、本発明は、微生物Bから抽出したDNA、RNA、NAD等の生体物質に励起光を照射して生じさせた蛍光に基づいて微生物Bの定量を行うこともできる。
また、グラム陰性菌を定量する場合には、その細胞膜に含まれるエンドトキシンを指標とし、エンドトキシンにリムルスを反応させた際の発光強度に基づいて定量を行うこともできる。
また、前記実施形態では、液状試料8a中の微生物Bの定量を想定しているが、例えば、空気中を浮遊する微生物をゲル状担体で捕集した後、これを回収容器21内に配置した状態でバッファ液8c等を加えて液状試料8aとすることもできる。
ちなみに、ゲル状担体としては、例えば、常温から昇温することでゲルからゾルに相変化する材料で形成されるものが挙げられる。この材料としては、30℃以上、40℃未満で液化するものが望ましく、中でも、ゼラチン、ゼラチンとグリセロールの混合物、及びN−アクリロイルグリシンアミドとN−メタクリロイル−N´−ビオチニルプロピレンジアミンとの10:1のコポリマーがさらに望ましい。
1 微生物定量装置
2 濾過機構
3 定量機構
4 乾燥防止機構
6 試薬ホルダ
8a 液状試料
8b ATP発光試薬
8c バッファ液
21 回収容器
22 昇降機構
23 吸引ヘッド
24 吸引ポンプ
26 フィルタ
26a 親水性フィルタ
26b 疎水性フィルタ
31 液分注装置
31a 液分注ノズル
31b 分注ポンプ
31c アクチュエータ
32 発光強度測定ユニット
32a 光検出部本体
32b 発光用チューブ
34 制御部
34a 第1流量制御部
34b 第2流量制御部
34c 液量検出信号入力部
34d 吸引ポンプ制御部
34e 昇降機構制御部
34f 演算部
34g アクチュエータ制御部
41 バッファ液注入装置
42 液面計
43 バッファ液貯留槽
44 送液ポンプ
B 微生物

Claims (3)

  1. 液状試料に含まれる微生物をフィルタで濾過する濾過機構と、
    前記フィルタ上の前記微生物に含まれる所定の生体物質を指標として前記微生物を定量する定量機構と、
    前記フィルタ上における前記微生物の乾燥を防止する乾燥防止機構と、を備え、
    前記濾過機構は、
    前記フィルタを内部に有する回収容器と、該回収容器の前記液状試料を吸引する吸引ポンプと、を備え、
    前記乾燥防止機構は、
    前記フィルタ上の液量を検出して液量検出信号を出力する液量検出部と、
    前記フィルタ上に補液を行う補液機構と、
    前記液量検出信号に基づいて前記液量が所定量以下になったと判断した場合に前記フィルタ上に補液が行われるように前記補液機構を起動させる制御部と、を備えることを特徴とする微生物定量装置。
  2. 液状試料に含まれる微生物をフィルタで濾過し、この微生物に含まれる所定の生体物質を指標として前記微生物を定量する微生物定量方法において、
    前記フィルタ上での前記微生物の乾燥を防止する乾燥防止工程を有し、
    前記濾過は、前記フィルタを内部に有する回収容器内の前記液状試料を吸引ポンプで吸引することで行い、
    前記乾燥防止工程は、濾過された前記微生物が前記フィルタ上で空気接触した後直ちに前記フィルタ上に補液を行うことによって、前記微生物の乾燥を防止することを特徴とする微生物定量方法。
  3. 液状試料に含まれる微生物をフィルタで濾過し、この微生物に含まれる所定の生体物質を指標として前記微生物を定量する微生物定量方法において、
    前記フィルタ上での前記微生物の乾燥を防止する乾燥防止工程を有し、
    前記濾過は、前記フィルタを内部に有する回収容器内の前記液状試料を吸引ポンプで吸引することで行い、
    前記乾燥防止工程は、前記フィルタ上での所定の液位を維持することによって、前記微生物の乾燥を防止する微生物定量方法であって、
    前記フィルタ上での所定の液位は、前記フィルタで濾過を行いながら、前記フィルタ上に補液を行うことによって維持されることを特徴とする微生物定量方法。
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