JP5766960B2 - 射出成形機及び射出シリンダ - Google Patents
射出成形機及び射出シリンダ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5766960B2 JP5766960B2 JP2011012308A JP2011012308A JP5766960B2 JP 5766960 B2 JP5766960 B2 JP 5766960B2 JP 2011012308 A JP2011012308 A JP 2011012308A JP 2011012308 A JP2011012308 A JP 2011012308A JP 5766960 B2 JP5766960 B2 JP 5766960B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injection
- mold clamping
- mold
- nozzle
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る射出成形機1を視点を変えて示した斜視図、図3は射出成形機1の分解斜視図である。射出成形機1は射出装置2と型締装置3とを備える。型締装置3は金型4及び5に型締力を付与して型締めを行い、射出装置2は金型4及び5に射出材料(本実施形態の場合、溶融樹脂である。)を射出し、樹脂成形品を成形する。金型4は、その上面が溶融樹脂の注入口4bを有する平坦な注入面4aを構成している。金型5の下には、受け板6が配設されている。受け板6はリターンスプリング8を介してエジェクタプレート7に連結されている。これらは樹脂成形品の排出に関わる構成であるが、その詳細は割愛する。
射出装置2は、射出シリンダ10と、射出用の駆動ユニット20と、材料供給ユニット30と、を備える。
射出シリンダ10は、溶融樹脂を射出するノズル部11をその先端部に備える。ノズル部11には加熱筒部12の先端が接続されている。加熱筒部12はその中心線上に加熱筒部12を貫通する樹脂通路を有して円筒状に形成され、この樹脂通路の上部にはプランジャ14が進退自在に挿入されている。加熱筒部12内には材料供給ユニット30から樹脂材料が供給される。樹脂材料は例えばペレット状をなしている。
駆動ユニット20は、ユニットベース21を備える。ユニットベース21は、後述する上側の型締部40に立設された一対の支柱21aに支持されている。ユニットベース21には、減速機23bが取り付けられ、減速機23bにはモータ23aが取り付けられている。モータ23aは本実施形態の場合、ステッピングモータである。モータ23aの出力は減速機23bで減速され、減速機23bの出力軸に取り付けられたプーリ23cを回転させる。
材料供給ユニット30は、供給筒31と、ホッパ32と、モータ33とを備える。供給筒31は、その中心線上に樹脂材料の供給通路を有する円筒体であり、その先端の供給口31aが上記の通り加熱筒部12の側部に接続されて連結される。ホッパ32は、樹脂材料を貯留する容器であり、本実施形態ではボトル状をなしている。ホッパ32内の樹脂材料は自重により供給筒31内の供給通路内に落下する。モータ33は、供給筒31内の供給通路に設けたスクリュ(不図示)を回転駆動するモータであり、スクリュの回転により樹脂材料を加熱筒部12に送出する。本実施形態の場合、モータ33はステッピングモータである。なお、樹脂材料の送出機構はスクリュを用いたものに限られず、例えば、プランジャを進退させる送出機構等、他の送出機構でもよい。
型締装置3は、金型4及び5を挟む型締部40及び型締部50と、金型4を支持する金型支持部60と、型締部50を型締方向(型締部40に対して近接・離間する方向)に移動する駆動ユニット70と、型締部50をロックする位置ロック機構80と、型締部40を型締方向(型締部40に対して近接・離間する方向)に移動する複数の駆動ユニット90と、を備える。
図1乃至図3、図8及び図9を参照して型締部40について説明する。図8(A)は型締部40の平面図、図8(B)は型締部40の正面図、図9(A)は射出シリンダ10を装着した型締部40の正面図、図9(B)は射出シリンダ10を装着した型締部40の底面図である。
図1乃至図3を参照して、駆動ユニット70は、駆動源として、ベース9に支持されたモータ71を備える。モータ71は本実施形態の場合、ステッピングモータである。モータ71には、ベース9に支持された減速機73が接続されており、モータ71の出力を減速する。減速機73の出力軸にはプーリ74が取り付けられている。プーリ75は、プーリ74の上方で、ベース9上に立設された不図示の支柱により回転自在に支持されている。プーリ74とプーリ75とには無端ベルト76が巻きまわされており、モータ71を回転駆動することで無端ベルト76が走行する。
図1乃至図3及び図4乃至図6を参照して位置ロック機構80の構成について説明する。図4乃至図6は位置ロック機構80の説明図である。型締部50は、上記の通り、駆動ユニット70によって型締開始位置へ移動されるが駆動ユニット70は型締めは行わない。位置ロック機構80は、型締時において、型締部50が型締力に抗して移動しないように型締部50を支持する機構である。
図1乃至図3及び図7を参照して型締部40を移動する駆動ユニット90の構成について説明する。図7は駆動ユニット90の説明図であり、取付部42を一部破断してその内部機構を示した図である。各駆動ユニット90は、ベース9に型締方向に立設され、その先端(上端)にネジ91aが形成されたボールネジ軸であるタイバ91を備える。取付部42には、駆動ユニット90の駆動源であるモータ92が搭載されている。モータ92は本実施形態の場合、ステッピングモータである。
次に、図12を参照して制御系の構成について説明する。制御部100は、CPU101、記憶部102及びI/F(インタフェース)103を備える。CPU101は、センサの検出結果を取得し、記憶部102に記憶されたプログラムにしたがって、モータやヒータ等の制御を行う。ここで、図12のセンサは例えば、センサ93のほか、上述した各センサが含まれる。モータにはモータ92のほか、上述した各モータが含まれる。ヒータにはバンドヒータ13が含まれる。
図13乃至図18を参照して射出成形機1の動作例について説明する。図13乃至図18は射出成形機1の動作説明図である。ここでは、1回の成形動作について説明する。
図22(A)の例では、断熱部11TIによって先端面11a全体を形成したが、先端面11aの一部を形成してもよい。図22(B)及び(C)は、断熱部11TIが先端面11aの一部を構成する例を示しており、図22(C)は図22(B)のノズル部11を先端面11a側から見た図(底面図)である。
上記実施形態では、モータ92等の各モータをステッピングモータとしたが他の電動モータでもよい。また、型締装置3はモータ以外の駆動源を有する構成であってもよい。
Claims (7)
- 射出材料の注入口を有する金型の注入面に当接されて前記注入口を覆う当接面を有するノズル部が設けられた射出シリンダと、
金型に型締力を付与する型締手段と、を備え、
前記ノズルは、前記金型と前記ノズル部との間の熱伝導を低減する断熱部を有し、
前記型締手段は、型締方向に移動する型締部を有し、
前記ノズル部は、前記射出シリンダの径方向に突出して前記注入面と前記型締部との間に介在し、前記型締部から型締力を受ける部分を有し、
前記断熱部は、前記ノズル部から射出される射出材料と接触しない部位に配設されたことを特徴とする射出成形機。 - ノズル部を備えた射出シリンダと、
金型に型締力を付与する型締手段と、
を備えた射出成形機において、
前記ノズル部が、
射出材料の注入口を有する前記金型の注入面に当接する当接面と、
前記当接面に設けられ、射出材料を前記注入面の前記注入口に射出する射出口と、
前記金型と前記ノズル部との間の熱伝導を低減する断熱部と、
を備え、
前記当接面が前記注入口を覆う大きさを有し、
前記型締手段は、型締方向に移動する型締部を有し、
前記ノズル部は、前記射出シリンダの径方向に突出して前記注入面と前記型締部との間に介在し、前記型締部から型締力を受ける部分を有し、
前記断熱部は、前記ノズル部から射出される射出材料と接触しない部位に配設されたことを特徴とする射出成形機。 - 前記断熱部は、前記ノズル部の内部に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の射出成形機。
- 前記ノズル部が、
本体部材と、
前記当接面を形成する当接部材と、を備え、
前記断熱部は前記本体部材と前記当接部材との間に形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の射出成形機。 - 前記当接面の大きさが、前記注入面と同じか前記注入面よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の射出成形機。
- ノズル部を備えた射出シリンダであって、
前記ノズル部が、
射出材料の注入口を有する金型の注入面に当接されて前記注入口を覆う当接面と、
前記金型と前記ノズル部との間の熱伝導を低減する断熱部と、を有し、
前記ノズル部は、前記射出シリンダの径方向に突出して前記注入面と金型に型締力を付与する型締手段が備える、型締方向に移動する型締部との間に介在し、前記型締部から型締力を受ける部分を有し、
前記断熱部は、前記ノズル部から射出される射出材料と接触しない部位に配設されたことを特徴とする射出シリンダ。 - 金型に型締力を付与する型締手段を備えた射出成形機に搭載される射出シリンダにおいて、
前記射出シリンダは、ノズル部を備え、
前記ノズル部は、
射出材料の注入口を有する前記金型の注入面に当接する当接面と、
前記当接面に設けられ、射出材料を前記注入面の前記注入口に射出する射出口と、
前記金型と前記ノズル部との間の熱伝導を低減する断熱部と、を有し、
前記当接面が前記注入口を覆う大きさを有し、
前記ノズル部は、前記射出シリンダの径方向に突出して前記注入面と金型に型締力を付与する型締手段が備える、型締方向に移動する型締部との間に介在し、前記型締部から型締力を受ける部分を有し、
前記断熱部は、前記ノズル部から射出される射出材料と接触しない部位に配設されたことを特徴とする射出シリンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011012308A JP5766960B2 (ja) | 2011-01-24 | 2011-01-24 | 射出成形機及び射出シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011012308A JP5766960B2 (ja) | 2011-01-24 | 2011-01-24 | 射出成形機及び射出シリンダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012152959A JP2012152959A (ja) | 2012-08-16 |
JP5766960B2 true JP5766960B2 (ja) | 2015-08-19 |
Family
ID=46835223
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011012308A Active JP5766960B2 (ja) | 2011-01-24 | 2011-01-24 | 射出成形機及び射出シリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5766960B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106217754B (zh) * | 2016-08-09 | 2019-02-12 | 南京大学 | 表面处理的金属及其表面处理方法与金属树脂复合体 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0517215Y2 (ja) * | 1989-05-23 | 1993-05-10 | ||
JP4267990B2 (ja) * | 2003-09-11 | 2009-05-27 | キヤノン電子株式会社 | 射出成形機 |
JP2010064489A (ja) * | 2009-09-30 | 2010-03-25 | Komatsulite Mfg Co Ltd | 熱硬化性樹脂用の射出成形装置 |
-
2011
- 2011-01-24 JP JP2011012308A patent/JP5766960B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012152959A (ja) | 2012-08-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4913052B2 (ja) | 垂直マイクロ射出成形機 | |
US8939757B2 (en) | Liquid resin molding system | |
KR101745494B1 (ko) | 진동형 사출성형장치 | |
JP6926188B2 (ja) | 射出成形機 | |
JP6847732B2 (ja) | 射出成形機 | |
JP5766960B2 (ja) | 射出成形機及び射出シリンダ | |
JP6918841B2 (ja) | 射出成形機 | |
JP6305963B2 (ja) | 射出成形機支援システムおよび射出成形機支援方法 | |
JP2014210406A (ja) | 射出成形機及び制御方法 | |
JP2011178088A (ja) | 射出成形機及び射出シリンダ | |
JP5596396B2 (ja) | 射出成形機 | |
JP5607388B2 (ja) | 型締装置及び射出成形機 | |
JP5735295B2 (ja) | 竪型射出成形機及びその制御方法 | |
JP6862248B2 (ja) | 射出成形機 | |
JP2014205309A (ja) | 型締装置、射出成形機及び制御方法 | |
JP5739177B2 (ja) | 型締装置及びその制御方法並びに射出成形機 | |
JP2012158082A (ja) | 型締装置及びその制御方法並びに射出成形機 | |
JP2013141818A (ja) | 型締装置、射出成形機、及びそれらの制御方法、並びにプログラム | |
JP2011178087A (ja) | 型締装置 | |
JP7034804B2 (ja) | 射出成形機 | |
JP2011178086A (ja) | 型締装置、射出成形機及び型締装置の制御方法並びに射出成形機の制御方法 | |
JP2012157981A (ja) | 型締装置及びその制御方法並びに射出成形機 | |
EP3222403B1 (en) | Injection unit | |
JP2011178084A (ja) | 型締装置及び射出成形機 | |
JP7133387B2 (ja) | 射出成形機およびその制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140124 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141215 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150105 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150304 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150529 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150618 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5766960 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |