JP5765899B2 - 制御装置および制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、患者の診療情報を電子データとして制御する制御装置および制御方法に関する。
近年のネットワークの発展に伴い、コンピュータシステムを利用した電子カルテシステムの利用範囲が広がっている。医療現場にて施術内容について事前に確認を取るために開催される術前カンファレンスにおいても、紙やフィルムの資料に代わり、電子化された資料をディスプレイやプロジェクタに表示するようになりつつある。
術前カンファレンスを実施するために、担当の医師は大量の患者情報から施術内容を決定するのと合わせて、カンファレンスにて説明する患者情報を選別し、当日利用できるように整理しておく必要があった。
このような説明用資料を用意する手間を軽減するために、例えば特許文献1や特許文献2には、準備段階で資料を効率よく検索し、また、当日用の資料として整理する技術が提案されている。
特許文献1では、時間軸・検査項目の2軸の表に展開した検査実績表からカンファレンスに利用する画像を選択し、前記検査実績表のカンファレンス当日の項に登録する。また、カンファレンス当日は、登録した画像を呼び出す。
特許文献2では、医療に関する資料を多くのサーバより取得する際、患者の診療名・治療の進捗状況により資料を選定する。
これらの特許文献では、大量の患者資料から目的となる資料を効率よく検索し、事前準備の負荷を抑えることができる。
特開2005−43951号公報 特開2009−193157号公報
しかしながら、上述の従来技術では、発表資料の事前準備そのものを省くことはできない。医師は施術内容の決定だけではなく、説明用の資料の準備にも時間を割く必要がある。また、術前カンファレンスでは多くの施術を短時間で確認していくため、その場で追加資料を求められても事前に準備していなければ制限時間内に資料を探すのが困難である。
また、このような電子カルテシステムを用いて表示された電子カルテを効率よく印刷することができなかった。
本発明は上述した問題の一つを解決するためになされたものであり、事前準備を行わなくとも、必要な資料を術前カンファレンスの場で素早く検索し、表示可能な制御装置および制御方法を提供することを目的とする。
また、別の本発明は上述した問題の一つを解決するためになされたものであり、表示した電子カルテを効率よく印刷可能な制御装置および制御方法を提供することを目的とする。
本発明に係る制御装置は、
表示手段に表示された、それぞれ医用画像に対応付けられた複数のサムネイル画像から複数のサムネイル画像を選択する選択手段と、
前記選択手段により選択された後に、前記選択手段により選択された複数のサムネイル画像に対応付けられた複数の医用画像それぞれの撮影条件に応じて、同一の撮影条件の医用画像同士が同一のグループとなるように前記複数の医用画像を複数のグループに分類する手段と、
前記複数のグループにおける1のグループである第1グループにおいて、前記第1グループに分類された複数の医用画像のうち第1医用画像を前記表示手段に表示させ、且つ、表示させる医用画像を前記第1医用画像から前記第1グループに分類された医用画像であって前記第1医用画像とは異なる第2医用画像に切り替える場合には前記表示手段に表示された前記第1医用画像に対する処理が施された状態で前記第2医用画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
を有する。
本発明によれば、事前準備を行わなくとも、必要な資料を術前カンファレンスの場で素早く検索し、表示させることができる。
(a)実施形態1における電子カルテ表示装置のブロック構成図 (b)実施形態1における制御部101のブロック構成図 実施形態1におけるサムネイル画像表示処理を示すフローチャート 実施形態1におけるサムネイル画像表示画面 実施形態1における電子カルテ表示処理を示すフローチャート 実施形態1における電子カルテ表示画面 実施形態1における電子カルテ表示切り替え処理を示すフローチャート 実施形態1における電子カルテ表処理を示すフローチャート 実施形態2におけるサムネイル画像表示処理を示すフローチャート 実施形態2におけるサムネイル画像表示画面 実施形態2におけるタイムライン拡縮処理を示すフローチャート 実施形態2におけるタイムライン拡縮処理画面 実施形態2における電子カルテ表示切り替え処理を示すフローチャート 実施形態2における電子カルテ表示切り替え画面 実施形態3における電子カルテ印刷処理を示すフローチャート 実施形態3における患者情報表示画面 実施形態3における医用画像選択画面 実施形態3における印刷ページ選択画面 実施形態3における電子カルテレイアウト処理を示すフローチャート 実施形態4における電子カルテレイアウト処理を示すフローチャート
以下、添付の図面を参照して、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
<実施形態1>
図1は実施形態1における電子カルテ表示装置のブロック構成図である。
図1において、101は装置全体の制御を司る制御部であり、CPU等で構成される。102はブートプログラムやBIOS、各種アプリケーション、データファイル等が記憶される記憶部であり、ROM、RAM、HDD等の記憶媒体から構成される。103はビデオメモリを内蔵し、制御部101の制御の下で描画処理及び表示用のビデオ信号を生成し、出力する表示部であり、表示部103に接続された1つ以上のモニタにビデオメモリの内容を表示する。104は入力装置として機能するキーボード・ポインティングデバイス制御機能を有する入力部であり、接続されたキーボード・マウス・デジタイザ等の入力装置からの操作情報を受信して、その操作情報に応じて各種処理を実行する。105は印刷部であり、接続されたプリンターから電子カルテ等を印刷する。106はネットワークを介して電子データを送受信するネットワークI/F部であり、ネットワーク上の電子カルテサーバより電子カルテ等を取得する。
電子カルテ表示プログラムは、記憶部102に記憶されており、制御部101で実行される。
図2は、電子カルテのサムネイル表示処理の一例を示すフローチャートである。図2のフローチャートにより、患者の電子カルテが分類された状態でサムネイル表示される例を示す。
ステップS201〜S203では、ICカードに埋め込まれた患者の情報を元にこれまでの患者の診療情報・電子カルテを取得するものであり、国民ID等で実現されることを想定している。ステップS201において、取得部107は患者が所有するICカードより、患者を一意に特定する患者IDを取得する。ステップS202において、取得部107は、ICカードより患者の診療履歴を取得する。ステップS203において、取得部107は、診療履歴より患者の電子カルテを格納している外部装置(たとえば電子カルテサーバ)を特定する。そして電子カルテサーバに対し患者IDにより認証を行い、患者の過去の診療履歴までさかのぼり電子カルテを取得する。
ステップS204において、編集部108は、収集した電子カルテを、カルテの種類もしくはフォーマット毎に分類する。本形態1では、『画像データ』『検査/理学データ』『自動診断(CAD)データ』の分類とする。ステップS205において、編集部108は、分類した電子カルテを時間順でソートする。ステップS206において、サムネイル生成部109は、電子カルテのサムネイル画像を生成する。画像データであれば縮小画像を生成し、検査/理学データであれば、データをグラフ化するなど視覚化した画像を生成する。
ステップS207において、表示制御部111は、分類した電子カルテのサムネイル画像を、ソートした順に表示する。
図3は、電子カルテのサムネイル画像表示画面の一例である。サムネイルはサムネイル画像表示領域302に表示される。サムネイル画像表示領域302は複数のタブから構成されており、分類毎に分けたサムネイルをそれぞれ別のタブで表示させる。分類毎にサムネイルの表示位置を分けることで、図3(a)は画像データのサムネイルを表示、図3(b)は検査/理学データを表示し、図3(c)は自動診断(CAD)データを表示している。なお、サムネイル画像表示領域302より詳細画像表示領域301へサムネイル画像をドラッグ&ドロップすることで、詳細画像表示領域301に対応する電子カルテが表示される。図3(a)〜(c)では、図3(a)の最上位2つのサムネイルに対応する電子カルテが、中央の詳細画像表示領域に表示されている。
図4は、電子カルテ表示処理の一例を示すフローチャートである。図4のフローチャートではMRI画像、CT画像、X線画像、眼底画像のうち、撮影属性のうち一つ以上の情報が一致する画像が、時系列による変化を確認できるものとして、グループ化されて時系列順に重ねて表示される例を示す。ここで撮影属性とは撮影部位・撮影位置・撮影角度・撮影方法等の情報である。
ステップS401にて、グループ化部110はユーザが同時に複数のサムネイルを詳細表示領域へドロップしたことを検知すると、ステップS402〜S406にてサムネイルに対応する電子カルテが全て同じグループかどうかを判定する。ステップS402〜S403では、グループ化部110は、電子カルテの撮影方法を確認し、全ての電子カルテが同じ撮影方法かどうかを確認する。ステップS404では、同じ撮影方法と判断されたものが全て画像データであるかどうか判断する。ここで、MRI画像、CT画像、X線画像、眼底画像が画像データとして分類されるものとする。
ステップS405〜S406にて、グループ化部110は、画像の撮影部位・撮影角度が一致しているかどうかを判断し、時系列の変化が確認できるものかどうか最終判断を行う。ステップS402〜S406で時系列変化を確認できる電子カルテだと判断されると、ステップS407にてドロップされた電子カルテを同一グループと判断する。
ステップS408にて表示制御部111は、グループ内の最新画像を詳細画像表示領域に表示させる。更に、ステップS409にてグループ内の画像を切り替えるためのボタンを表示させる。一方、ステップS402〜S406にて時系列変化を確認できないものだと判断された場合は、ドロップされた電子カルテをそれぞれ独立して表示させる。
図5は、グループ化された電子カルテ画像表示画面の一例である。サムネイル画像表示領域302よりX線画像のサムネイル4枚を選択した状態でサムネイル画像を詳細画像表示領域301へドラッグ&ドロップすると、図4のフローチャートに沿って処理が行われる。結果、『全てX線画像であり、胸部を正面から撮影したもの』と判断され、4枚の電子カルテがグループ化される。更に、4枚の電子カルテのうち1日前に撮影された最新の電子カルテが詳細画像表示領域301に表示され、4枚の電子カルテを切り替えるためのボタン501が表示される。表示結果は図5(a)となる。ユーザはボタン501をクリックすることで電子カルテを切り替えることができる。この処理は表示制御部111で処理される。実際に切り替えた結果を図5(a)〜(d)に示す。
これにより、電子カルテの枚数が増えても多くの資料を並べる手間が省け、また、選択した電子カルテから見せるものを選ぶ操作も即座に実施できるようになる。更に、同じ場所を撮影した電子カルテを同じ位置に表示させることになるので差分となる部分を強調して説明するための資料もその場で用意することができるようになる。
図6は、電子カルテ表示切り替え処理の一例を示すフローチャートである。図6のフローチャートでは、電子カルテの表示を切り替えるだけでなく、切り替える際に各電子カルテの同じ範囲を表示させ、時系列による変化の確認を容易にする。なお、電子カルテ画像は拡大率・表示範囲・表示スライスの変更が可能である。
ステップS601によりボタン501をクリックされたことを検出すると、ステップS602〜604で電子カルテ画像の表示切り替え処理を行う。表示制御部111はステップS602で現在表示している電子カルテの拡大率・表示範囲・表示スライス番号を取得する。その後、ステップS603にてクリックされたボタンに対応する電子カルテを表示し、ステップS604にてステップS602で取得した拡大率・表示範囲・表示スライス番号を電子カルテの表示に適用する。
これにより、CTやMRIのような一つ一つが大量の画像から構成されるような電子カルテからも必要な領域・スライスをその場で切り出し説明資料とすることができるようになる。
以上説明したように、本形態1によれば、ユーザはその場で説明に必要な電子カルテを素早く選択し、更に電子カルテ間を比較する資料もその場で用意することができるようになる。また、複数の電子カルテから必要な部分を切り出した資料もその場で用意することができるようになる。
尚、本実施形態では、ユーザが時系列を確認する電子カルテを自分で選択した上で表示させる例を挙げているが、これに限定されない。例えば、ユーザが1つの電子カルテを選択すると、自動的に時系列で比較できる他の電子カルテをグループ化しても良い。図7に、自動的にグループ化するフローチャートを示す。ユーザがサムネイルを詳細画像表示領域にドロップしたことを検知(ステップS801)すると、その電子カルテと時系列で比較できる画像を自動的に選択し(ステップS802〜S804)、グループ化する(ステップS805)。
これにより、ユーザは時系列で比較する電子カルテを全て探し出す必要がなくなり、説明用の資料をより素早く表示させることができる。
また、画像データとしてMRI画像、CT画像、X線画像、眼底画像に限る必要はなく、他の画像データをグループ化してもよく、また画像データ以外のデータであっても時系列で比較できる資料をグループ化してもよい。グループ間で表示状態を引き継ぐ際も、単純に拡大率・表示領域・スライス番号を引き継ぐだけではなく、画像認識等の技術を利用して同一の箇所を撮影しているスライスを自動的に選択し、切り出す領域も自動的に選択されるようにしてもよい。
<実施形態2>
実施形態2では、サムネイルを表示する段階で電子カルテのグループ化を行うサムネイル表示処理の一例を示す。実施形態2は、実施形態1とは異なり詳細画像表示領域として詳細画像表示用ディスプレイ(図示せず)が接続され、サムネイル画像を選択することで詳細画像表示用ディスプレイ上に電子カルテが表示されるものとする。
図8は、電子カルテのサムネイル画像表示処理の一例を示すフローチャートである。図2のフローチャートにより、患者の電子カルテがフォーマット毎に分類され、更に時系列で経過が観察できるものに対しては更に別にグループ化され表示される例を示す。
ステップS201〜S206は、実施形態1と同様、患者の電子カルテを収集し、フォーマットで分類し、サムネイル画像を生成する。実施形態2では、電子カルテの分類として「診療録(診療所毎に異なる)」「その他」を利用する。更に、ステップS801にて表示部103はタイムライン及び日付を付与したタグを表示し、ステップS802にて分類した電子カルテのサムネイルを、領域を分けて表示する。
更に、ステップS803〜S807においてグループ化部110は、時系列で比較できる電子カルテをグループ化し、表示させる。ステップS802〜803においてグループ化部110は撮影属性が共通の電子カルテを選別し、ステップS804で共通のものをそれぞれグループ化する。更に、ステップS805にて、ステップS801とは独立したタイムラインをグループごとに用意し、表示制御部111が、グループ化された電子カルテのサムネイルを独立したタイムライン上へ移動させる。
図9は、電子カルテのサムネイル画像表示画面の一例である。この画面は前面がサムネイル表示用の領域であり、電子カルテを表示するための詳細画像表示領域は別に用意されたディスプレイ(図示せず)上に提供されている。全体のタイムライン901に沿って、「診療録」のサムネイルおよび「その他」のサムネイルが診療所毎(911〜914)に表示されている。また、診療所毎にまとめて撮影されたX線画像・MRI画像は、それぞれ独立したタイムライン902、903上にそれぞれグループ化されて表示される(921、922)。
これにより、患者に関するカルテが自動的に分類され、一覧表示されるので、ユーザは必要な電子カルテをその場ですぐに見つけ出すことができるようになる。また、時系列で比較可能な電子カルテは更にグループ化されて表示されるので、時系列の変化を確認するための複数の資料もすぐに取り出すことが出来るようになる。
図10は、タイムライン拡縮処理の一例を示すフローチャートである。図10のフローチャートでは、サムネイルの密度が高すぎて探し出すべき電子カルテが埋もれてしまう場合に、素早く目的の電子カルテを取り出すことが可能になる。なお、この処理では、複数座標を同時に指定できるマルチ入力対応デジタイザ等のハードウェアを利用する。
ユーザがタイムライン上の2つのタグを左右に引き伸ばし、もしくは近づける操作を検知(ステップS1101)すると、表示制御部111は、指定されたタグの移動を行う(ステップS1102)。続いて、表示制御部111は、タグの移動方向を判断し(ステップS1103)、タグが引き伸ばされたのであればその間のタイムラインを広げ(ステップS1104)、その前後の範囲は縮める(ステップS1105)。逆に、タグが近づけられた場合はその間のタイムラインを縮め(ステップS1106)、その前後の範囲は広げる(ステップS1107)。そして、タイムラインが広がった範囲のサムネイル画像はタイムラインの広がりに合わせて間隔が広げられ、タイムラインの縮まった範囲のサムネイル画像は間隔が狭められる。間隔の変化によりサムネイル画像が重なり、また、画像の重なりが解消される。
図11は、タグを左右に引き伸ばした画面の一例である。図11(a)は引き伸ばす前の画面であり、MRI画像1111の表示密度が高く、必要な電子カルテが見つけにくい状況である。ユーザがタイムライン1001上のタグ1101、1102を同時にドラッグし、左右に引き伸ばすと、図11(b)の状態となる。タグ1101と1102の間のタイムラインは引き伸ばされ、その間に細かいタグ(1103〜107)が表示される。また、MRI画像1111のタイムライン1112も引き伸ばされ、サムネイルの間隔が確保され、画像の重なりが解消され、それぞれのサムネイル画像が確認できるようになる。一方、タグの前後のタイムラインは縮められ、サムネイルの間隔が狭められ、表示が重なるようになる。
これにより、電子カルテが数多く収集されサムネイルが重なってしまう状況であっても、重なりをすぐに解消し、必要な電子カルテをすぐに取り出すことができるようになる。
図12は、電子カルテ表示切り替え処理の一例を示すフローチャートである。図12のフローチャートでは、タイムラインをなぞる操作だけで多くの電子カルテを素早く切り替えて表示させることができる。なお、実施形態1同様、電子カルテを切り替えても同じ範囲を表示させることができる。
ステップS1201によりユーザがタイムラインでドラッグを開始したことを検知すると、ステップS1202にて既に同じグループの電子カルテが詳細画像表示領域にされているかどうかを判断する。表示されていると判断されると、ステップS602にて現在表示中の電子カルテの表示状態を取得する。ステップS602は実施形態1と共通の処理を行う。ステップS1203では、ドラッグ中の位置に最も近いサムネイルを選択し、ステップS1204にてサムネイルに対応する電子カルテを詳細画像表示領域に表示させる。更にステップS604にて表示する電子カルテに対し、それまでに表示していた電子カルテの表示状態を適応する。ステップS604も、実施形態1と共通の処理となる。ステップS1205では、ユーザがドラッグ操作を継続しているかどうかを判断し、継続していれば再度S1203、S1204,S604を実施し、ドラッグ位置が変化して他のサムネイルが指定されていれば対応する電子カルテに表示を切り替える。なお、図示していないが、S1203にて選択された電子カルテがそれまでに表示されていた電子カルテと同じものの場合、詳細画像表示領域の更新処理をスキップしてもよい。
図13は、電子カルテ表示切り替え操作の一例を示す図である。ユーザがタイムライン1112の左端でドラッグ操作を開始すると、MRI画像1111から左端のサムネイル画像が選択され、対応する電子カルテが詳細画像表示領域に表示される。ドラッグを開始した状態を図13(a)に示す。その後、ユーザがドラッグ状態を維持したままタイムライン1112の指定位置を右側にずらずと、指定するサムネイルが変わり、詳細画像表示領域に表示される電子カルテが切り替わる。指定位置を変更した状態を図13(b)に示す。同様に、ドラッグ位置を左右に動かすことで、指定するサムネイルを順に変更することが可能になり、説明用資料を素早く切り替えていくことができるようになる。また、図10に示したタイムラインの拡縮処理を組み合わせることで、説明用資料として電子カルテを取り出す範囲などを自由に変更することができる。
以上説明したように、実施形態2によれば、サムネイル表示時に電子カルテ間をグループ化することで、時系列に比較する電子カルテを容易に特定することができ、また、スライドバーをなぞることで電子カルテ間を比較することもその場で実施できる。また、電子カルテが大量に収集された場合も、タイムラインの特定の範囲を拡大することでサムネイルが埋もれた状態を簡単に解消でき、必要な電子カルテをすぐに取り出すことが出来るようになる。
なお、実施形態1、2では共に収集した電子カルテを全て処理の対象としていたが、これに限定されない。電子カルテの収集範囲を、期間・部位・診察場所等の条件で限定してもよい。また、タイムライン表示時に全ての期間を表示させるだけでなく、一定の期間のみ表示され、それ以外の範囲は画面をスクロールさせて表示させるようにしてもよい。
また、電子カルテの収集時にICカードに埋め込まれた情報をその場で取り出し利用しているが、事前に情報を取り出してもよく、また、ICカード以外の情報(例えば保険証など)をキーにして情報を取り出してもよい。また、患者・医者の記憶などを頼りに情報を取り出しても良い。
なお、用途として術前カンファレンスを想定しているが、用途はこれに限定されない。通常の診察時、術前カンファレンス前の施術内容検討時など、電子カルテを閲覧する必要があればどのような状況でも利用することができる。
<実施形態3>
本実施形態では、ディスプレイ上に表示した電子カルテを印刷する方法を示す。電子カルテの印刷プログラムは、図1の記憶部102に記憶されており、制御部101上で実行される。
図14は、電子カルテ印刷処理の一例を示すフローチャートである。ステップS1401において、制御部101は印刷対象となる電子カルテの選択を行う。ステップS1402において、制御部101は選択された電子カルテから患者情報を取得して表示する。図15は、患者情報表示画面の一例である。患者情報として、氏名や担当医、既往歴や診断結果がエリア1501表示される。ステップS1403において、制御部101は電子カルテから選択した患者の医用画像をエリア1502表示する。ステップS1404において、制御部101は印刷対象となる医用画像を選択する。
図16は、医用画像選択画面の一例である。医用画像として、X線写真、エコー画像、眼底画像、心電図などが表示される。医用画像の片隅にチェックボックス1601が表示されており、チェックを行うことで画像の選択と解除を切り替える。
ステップS1405において、制御部101は図18に示す電子カルテレイアウト処理を行う。ステップS1406において、制御部101は生成されたレイアウト結果から印刷ページを選択する。図17は、印刷ページ選択画面の一例である。レイアウト結果として、診断結果と医用画像をレイアウトしたカルテページ1701や、今後の手術やリハビリ計画を示すスケジュールページ1702、手術前後の注意事項を示す通知ページ1703が表示される。なお、病名や関連症状を解説する解説ページなどが表示されてもよい。ステップS1407で印刷を指示すると、選択したページが印刷される。
図18は、電子カルテレイアウト処理の一例を示すフローチャートである。ステップS1801において、制御部101は患者情報から診断結果を取得する。ステップS1802において、制御部101は診断結果に対応するテンプレートを選択する。テンプレートは診断結果ごとに用意されており、高血圧、糖尿病、肝炎、腫瘍、潰瘍などの病状に応じて選択される。ステップS1803において、制御部101は患者情報及び選択された医用画像をテンプレートに従ってレイアウトする。
このように、テンプレートを病状に応じて使い分けることで、カルテの印刷結果を変更することができる。
<実施形態4>
図19は、本実施形態における電子カルテレイアウト処理の一例を示すフローチャートである。ステップS1901において、制御部101は印刷したカルテの配布先を選択する。配布先には、医師、看護師、リハビリトレーナー、患者、患者家族などがある。ステップS1902において、制御部101は患者情報から診断結果を取得する。ステップS1903において、制御部101は患者情報から治療方針を取得する。治療方針には、経過観察、薬物療法、手術などがある。ステップS1904において、制御部101は配布先および診断結果、治療方針に対応するテンプレートを生成する。テンプレートは配布先および病状と治療方針ごとに細分化されて用意されており、それらの組み合わせにより構成される。ステップS1905では、患者情報及び選択された医用画像をテンプレートに従ってレイアウトする。配布先が医師や看護師以外である場合、ステップS1905において患者情報に含まれる専門用語を一般用語に変換した上でレイアウトする。
このように、テンプレートを配布先や病状および治療方針に応じて使い分けることで、カルテの利用者に応じた印刷結果を取得することができる。
<その他の実施形態>
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は例えば、システムやプログラム若しくは記録媒体(記憶媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、撮像装置、webアプリケーション等)から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成されることはいうまでもない。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。係る記憶媒体は言うまでもなく、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。

Claims (7)

  1. 表示手段に表示された、それぞれ医用画像に対応付けられた複数のサムネイル画像から複数のサムネイル画像を選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された後に、前記選択手段により選択された複数のサムネイル画像に対応付けられた複数の医用画像それぞれの撮影条件に応じて、同一の撮影条件の医用画像同士が同一のグループとなるように前記複数の医用画像を複数のグループに分類する手段と、
    前記複数のグループにおける1のグループである第1グループにおいて、前記第1グループに分類された複数の医用画像うち第1医用画像前記表示手段に表示させ、且つ、表示させる医用画像を前記第1医用画像から前記第1グループに分類された医用画像であって前記第1医用画像とは異なる第2医用画像に切り替える場合には前記表示手段に表示された前記第1医用画像に対する処理が施された状態で前記第2医用画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする制御装置。
  2. 記表示制御手段は、前記第1医用画像から前記第2医用画像に切り替えて表示させるための表示形態を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記表示手段は、前記第1医用画像拡大率、表示領域、表示スライス番号のうち少なくとも一つを前記第2医用画像に適用することにより、前記第1医用画像に対する処理が施された状態の前記第2医用画像を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記分類する手段は、前記撮影条件として撮影部位および撮影角度に応じて前記複数の医用画像を前記複数のグループに分類することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の制御装置。
  5. 前記分類する手段は、前記複数の医用画像のうち複数の同一部位のX線画像を同一のグループに分類し、
    前記表示制御手段は、前記複数の同一部位のX線画像を前記表示手段における所定のタブにおいて表示させることを特徴とする請求項4に記載の制御装置。
  6. 表示手段に表示された、それぞれ医用画像に対応付けられた複数のサムネイル画像から複数のサムネイル画像を選択する選択工程と、
    前記選択工程において選択された複数のサムネイル画像に対応付けられた複数の医用画像それぞれの撮影条件に応じて、同一の撮影条件の医用画像同士が同一のグループとなるように前記複数の医用画像を複数のグループに分類する工程と、
    前記複数のグループにおける1のグループである第1グループにおいて、前記第1グループに分類された複数の医用画像うち第1医用画像前記表示手段に表示させ、且つ、表示させる医用画像を前記第1医用画像から前記第1グループに分類された医用画像であって前記第1医用画像とは異なる第2医用画像に切り替える場合には前記示手段に表示された前記第1医用画像に対する処理が施された状態で前記第2医用画像を前記表示手段に表示させる工程と、
    を有することを特徴とする制御方法。
  7. 請求項記載の制御方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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