JP2010182018A - 医用画像表示システム及びその画像表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】診断に適切な形態の医用画像を選択、指定することが容易な医用画像表示システムの提供。
【解決手段】医用画像装置により取得した被検者に対する一連の医用画像を記憶する手段と、この画像記憶手段に記憶された医用画像からこの医用画像の簡略画像である一連のサムネイル画像を作成し記憶する手段と、このサムネイル画像記憶手段により記憶された一連のサムネイル画像を表示する手段と、この画像表示手段により表示された一連のサムネイル画像の一部の、複数の一連のサムネイル画像を特定する手段と、このサムネイル画像特定手段により特定された一連の複数の特定サムネイル画像を検知する手段と、この特定サムネイル画像検知手段により検知された複数の特定サムネイル画像を重ねて表示する手段と、このサムネイル画像重畳表示手段により表示された特定サムネイル画像の一部が選択されたとき、対応する前記医用画像を呼び出し表示する手段とを有する。
【選択図】図2
【解決手段】医用画像装置により取得した被検者に対する一連の医用画像を記憶する手段と、この画像記憶手段に記憶された医用画像からこの医用画像の簡略画像である一連のサムネイル画像を作成し記憶する手段と、このサムネイル画像記憶手段により記憶された一連のサムネイル画像を表示する手段と、この画像表示手段により表示された一連のサムネイル画像の一部の、複数の一連のサムネイル画像を特定する手段と、このサムネイル画像特定手段により特定された一連の複数の特定サムネイル画像を検知する手段と、この特定サムネイル画像検知手段により検知された複数の特定サムネイル画像を重ねて表示する手段と、このサムネイル画像重畳表示手段により表示された特定サムネイル画像の一部が選択されたとき、対応する前記医用画像を呼び出し表示する手段とを有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、被検者に対し取得した多数の医用画像データの中から観察したい画像データを、サムネイル画像により表示し、これらに対し、関心のある画像を特定し、選択して、被検者に対する観察、診断を行うために適切な医用画像データを表示、提供する医用画像表示システム及びその画像表示方法に関する。
医療分野では、多くの場合、被検者(患者)の特定の部位の医用画像をCT装置、NM装置、超音波装置などいくつかのモダリティにより取得した医用画像を、担当医師など医療従事者が注意深く観察することによって診断を行う。したがって、的確な診断を行うためには取得される画像が非常に重要であり、これら上述のモダリティを用いて高精細で、しかも多岐にわたる多数の医用画像を得る必要がある。特に、CT装置では非常に多くの枚数の医用画像が得られ、これらの多くの画像を観察、処理する必要がある。
高精細であればあるほどまた枚数が多くなればなるほど、多数の画像データから診断に適切な画像データを検索し抽出することが重要となる。
ところが、上記の医用画像を取得するモダリティや、得られた医用画像を保管、管理する画像保管管理装置と、画像を表示、観察する観察装置は、通常、近くには設置されておらず、例えば病院内のネットワークで結ばれる。したがって、観察装置からネットワークを介して遠くにある適切な画像装置(モダリティ)若しくは画像記憶装置を呼び出し観察する必要がある。例え技術の進歩により、ネットワークの広帯域が一般化したとしても、その帯域は有限であり、多くのしかも高精細の医用画像を瞬時に観察装置に送信するには限界がある。
そこで、医用動画像など多数の医用画像データを扱う場合などでは、観察装置において画像データを縮小、圧縮した小型画像のサムネイル画像の一覧表示を行い、その中から特定のサムネイル画像を選択し、対応する高精細の医用画像を取得して観察する医用画像表示装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
しかし、上記特許文献1に記載のようにサムネイル画像を生成したとしても、多数の簡略画像であるサムネイル画像から、詳細な部分に対する医学的診断を行う適切な医用画像を選択することは容易ではない。
本発明は、上述のように、診断に十分で、しかも適切な医用画像を選択することが困難であるという、従来の医用画像表示装置の問題点に鑑みてなされたもので、画像データの取得や診断を行う医師、検査技師が、見たい画像、すなわち診断に適切な形態の医用画像を選択、指定することが容易な医用画像表示システム、及びその画像表示方法を提供することを目的とする。
診断などのために超音波診断装置、CT装置、MRI装置などの医用画像装置により得られる医用画像は、通常、取得時間若しくは取得部位に関して連続した一連のデータであり、したがってそれらから得られるサムネイル画像も、ある程度似ているものが隣接して表示される傾向がある。これらの一覧表示されたサムネイル画像のうち複数の画像データを一群として選択することが望ましい。そこで本発明では、このような複数のサムネイル画像を容易に選択することが可能で、選択した画像を観察し易く表示する医用画像表示システム及びその処理方法を提供する。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1によれば、医用画像装置により取得した被検者に対する一連の医用画像を記憶する画像記憶手段と、この画像記憶手段に記憶された前記医用画像からこの医用画像の簡略画像である一連のサムネイル画像を作成し記憶するサムネイル画像記憶手段と、このサムネイル画像記憶手段により記憶された一連の前記サムネイル画像を表示する画像表示手段と、この画像表示手段により表示された一連のサムネイル画像の一部の、複数の一連のサムネイル画像を特定するサムネイル画像特定手段と、このサムネイル画像特定手段により特定された一連の複数の特定サムネイル画像を検知する特定サムネイル画像検知手段と、この特定サムネイル画像検知手段により検知された複数の特定サムネイル画像を重ねて表示するサムネイル画像重畳表示手段と、このサムネイル画像重畳表示手段により表示された特定サムネイル画像の一部の特定サムネイルが選択されたとき、選択されたサムネイルに対応する前記医用画像を呼び出し表示する医用画像表示手段と、を有することを特徴とする医用画像表示システムを提供する。
また、本発明の請求項6によれば、医用画像装置により取得した被検者に対する一連の医用画像を記憶する画像記憶ステップと、この画像記憶ステップにより記憶された前記医用画像からこの医用画像の簡略画像である一連のサムネイル画像を作成し記憶するサムネイル画像記憶ステップと、このサムネイル画像記憶ステップにより記憶された一連の前記サムネイル画像を表示する画像表示ステップと、この画像表示ステップにより表示された一連のサムネイル画像の一部の、複数の一連のサムネイル画像を特定するサムネイル画像特定ステップと、このサムネイル画像特定ステップにより特定された一連の複数の特定サムネイル画像を検知する特定サムネイル画像検知ステップと、この特定サムネイル画像検知ステップにより検知された複数の特定サムネイル画像を重ねて表示するサムネイル画像重畳表示ステップと、このサムネイル画像重畳表示ステップにより表示された特定サムネイル画像の一部の特定サムネイルが選択されたとき、選択されたサムネイルに対応する前記医用画像を呼び出し表示する医用画像表示ステップと、を有することを特徴とする医用画像システムにおける画像表示方法を提供する。
本発明によれば、画像データの取得や診断を行う医師、検査技師が、見たい画像、すなわち診断に適切な形態の医用画像を選択、指定することが容易な医用画像表示システム及びその画像表示方法が得られる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。図1は、本実施形態の医用画像表示システム100の全体構成を示す。図2は、本実施形態において、医用画像の表示処理を行う画像特定選択処理部の構成を示す。
[第1の実施形態]
本実施形態の医用画像表示システム100は、図1に示すように医用画像データを取得する、例えば、CT装置、MRI装置、超音波画像装置、核医学画像装置、X線デジタル画像装置などの医用画像装置102と、これにより取得される医用画像データを蓄積、保存するデータベース部103と、このデータベース部103から読み出された、若しく直接取得された医用画像データを表示し、その画像データを観察、読影、若しくは臨床的な解析処理を行い、その結果を表示する臨床アプリケーション部104と、この臨床アプリケーション部に前記医用画像データに基づくサムネイル画像、及び医用診断画像を表示するために、それらの表示における編集を行う画像特定選択処理部101と、により構成される。
本実施形態の医用画像表示システム100は、図1に示すように医用画像データを取得する、例えば、CT装置、MRI装置、超音波画像装置、核医学画像装置、X線デジタル画像装置などの医用画像装置102と、これにより取得される医用画像データを蓄積、保存するデータベース部103と、このデータベース部103から読み出された、若しく直接取得された医用画像データを表示し、その画像データを観察、読影、若しくは臨床的な解析処理を行い、その結果を表示する臨床アプリケーション部104と、この臨床アプリケーション部に前記医用画像データに基づくサムネイル画像、及び医用診断画像を表示するために、それらの表示における編集を行う画像特定選択処理部101と、により構成される。
画像特定選択処理部101は、図2に示すように、操作情報部11と、画像装置設定・記憶部12と、サムネイル配置/表示部13と、サムネイル画像特定処理部14と、特定画像表示処理部15と、画像選択設定部16と、及び選択画像表示処理部17により構成される。
画像特定選択処理部101では、まず、データベース部103から供され、臨床アプリケーション部104に表示する多数の医用画像データに対する複数のサムネイル画像の表示において、サムネイル画像表示部104aの表示処理がサムネイル配置・表示部13で行われる。
さらに、画像特定選択処理部101では、このサムネイル画像表示部104aに表示されるサムネイル画像の中で、関心のある注目すべきサムネイル画像をサムネイル画像特定処理部14により特定し、特定画像表示処理部15によりこれらを抽出して、関心のあるサムネイル画像として別表示の特定画像表示部104bにまとめて表示する。
さらに、このまとめて表示する表示方法は、後述する所定の観察や診断に関わり、異なる表示形態で表示する。
また、画像特定選択処理部101では、特定したサムネイル画像を表示する前記特定画像表示部104bの表示において、更に関心のあるサムネイル画像に対しては、画像選択設定部16により選択して、選択画像表示処理部17によりその医用画像データを、臨床アプリケーション部104の選択医用画像表示部104dに表示する。
この画像特定選択処理部101の各処理部若しくは各設定部は、操作者105である医師もしくは検査技師よる入力・操作部106のマウス・ホイール部106a、及びキー・タッチ部106bの操作により、画像データの指定や、処理の指示が行われて、作用、作動する。
図3は、本実施形態の医用画像表示システム100の全体における医用画像データ及びそのサムネイル画像の表示における処理ワークフローを示す。
図4は、図3に示す本実施形態全体のワークフローにおける図2に示す画像特定選択処理部101が実施する処理の詳細を示す処理フロー図である。
まず、本実施形態のシステム全体の処理について、医用画像表示システム100の全体の構成図であるのワークフロー図である図3を用いて説明する。
本実施形態における処理は、まず、医師または検査技師である図1に示す操作者105が、ステップS01において、対象の患者(被検者)に対する検査、診断の目的に適正な医用画像診断装置(モダリティ)の種別と、検査部位を設定する。
これには、ステップS02において、検査、診断の対象となる患者を識別する患者情報、及び実施する検査に対する検査情報の設定、及びその構築を行う。このステップS02において設定される情報は、意図する検査、診断に関し、患者の識別情報である患者ID、医用画像検査を実施する医用画像装置の種別、機種、そして検査画像の種類、すなわち部位毎の静止超音波画像、検査目的に対応する時間経過情報を含む複数の静止画像、一連の動画像、或いは3D(立体)画像の選択肢から設定される。また、これらは、担当医師の指示、若しくは対象患者の検査指示カルテの記載事項に基づいて、操作者105により設定される。
ここで、ステップS10に示すように、図1のデータベース部103に記録保存するべき被検者の検査情報、即ち同じ目的で既に取得された医用画像データなどが、既にデータベース部103に存在する場合は、これらを利用して、本実施形態の処理手順は、画像特定選択処理部101における処理ステップのステップS22へ、直ちに進めても良い。
一方、ステップS02の設定、構築において、必要とされる患者情報、検査情報が既存データとして存在していない場合は、ステップS11〜S12によりこれらを取得し、ステップS13においてデータベース部103に記憶する。
この患者情報、検査情報の取得手順は、ステップS11において、図1に示す入力・操作部106のマウス・ホイール部106aやキー・タッチ部106b(図2に図示)の操作により、ステップS02で構築するのに必要とされる患者情報、検査情報について、選択した事項、項目に関する情報をこの入力ツールにより、医用画像装置102に各設定事項を設定する。
ステップS11では、ステップS01の設定を終えた医用画像装置102を、操作者105が操作して、ステップS12において被検者である対象の患者の対象部位や所定の動作や体位での医用画像データを取得する。
この取得された医用画像データには、識別のため画像IDが付される。
ステップS13において、この取得した医用画像データを、取得順にデータベース部103に、一旦、保存する。ここまでの処理は、一般的な医用画像データの収集システムと同様に行われる。
本実施形態の医用画像表示システム100のデータベース部103では、上記の如く意図した検査、診断に対する医用画像データが、画像を識別する画像IDと共に、モダリティ種別、患者ID、検査実施日、検査実施時刻、検査名ID、担当診療科IDなどの患者(被検者)情報、及び検査位置の情報、検査実施の日時情報、検査対象部位の情報などに関する検査情報、すなわち患者、検査の属性情報として共に、ステップS13において記録保存される。
次に、本実施形態の医用画像表示システム100の画像特定選択処理部101により実行され、前記データベース部103に保存される医用画像データに対する検索、閲覧を行う本発明の実施形態の処理について、図4の処理手順のステップ番号を参照しながら説明する。
なお、以下に示す図4の処理フロー図の説明には、図3に示すワークフロー図の<画像特定選択処理部>101の下に示すワークフローとして対応する処理ステップ番号も併記して、例えば、ステップS101(ステップS22)の様に示す。
本実施形態における画像特定選択処理部101は、図4の処理フロー図のステップS101(ステップS22)において、データベース部103より医用画像データをそれに付帯される属性情報と共に読み込む。
本実施形態における画像装置設定・記憶部12は、ステップS102において、臨床アプリケーション部104におけるサムネイル画像の表示のために、その表示方法、及びその表示位置をカスタマイズするための基本的な条件など情報を基にサムネイル位置を設定し(ステップS23)、これを記憶させ、次の設定指示まで維持する処理を行う(ステップS14)。
更にこのステップS102において、図2に示すサムネイル配置/表示部13は、臨床アプリケーション部104にサムネイル画像表示部104aを設定し、前記画像装置設定・記憶部12による設定で、医用画像のサムネイル画像化とその画像データを配するサムネイル区画位置を決定する処理を行う(ステップS24)。これにより表示される個々のサムネイル区画に設定された画像IDに対応する医用画像データが、比較的大きな第1の縮小率によるサムネイル画像データ変換されて、すなわち画像サイズが小さくて多数のサムネイル画像が、生成されて、例えば図5(a)に示すような形態で表示される。
また、この表示の配置は、例えば、モダリティ毎、検査名毎、検査実施日毎、検査対象部位毎などの検査・患者情報の種別分類により、例えばサムネイル画像配置の行を区分し、その行方向の並びは時間経過の時系列、若しくは所定の検査手技の操作順とするなど一連のカスタマイズ(操作者)設定ができる。
つぎのステップS103において、図2に示すサムネイル画像特定処理部14は、サムネイル配置/表示部13によるサムネイル画像表示部104aに対し、関心のあるサムネイル画像を有する特定サムネイル区画を前記入力・操作部106のマウス・ホイール部106aの操作でポインティグ設定する(ステップS32、S33)。更に、ステップS104において、このサムネイル画像特定処理部14は、この特定サムネイル区画の属性情報と共通の属性情報を有するサムネイル画像表示部104aの他のサムネイル画像を、操作者105が行う表1に示すような操作部106のマウス・ホイール部106a及びキー・タッチ部106bの操作により、図5(b)に示すように、特定枠線52により特定する(ステップS34、S35)。
この特定の具体的な操作は、例えば、ステップS103において、図5(a)に示すようにカーソルポインタ51で、例えば、サムネイル画像表示部104aのほぼ中央のイ行4列のサムネイル画像Aの表示の区画を関心サムネイル区画として指定する。さらに、ステップS104において、表1の、「キーボード操作:なし、マウス操作:ホイールを手前に回す。」の操作により、「選択範囲を左右に一列ずつ広げる」特定範囲を示す、同図(b)に図示する特定枠線52が示されて、サムネイル画像B、及びCを特定する指示ができる。
ここで、次のステップS105において、更に、先のホイールを手前に回すことにより、特定画像表示処理部165が、図5(c)に示すように、カーソルポインティングしているイ行4列の指定サムネイル区画A内にサムネイル画像C、及びBを移動して、指定サムネイル区画内に纏めることができる。つまり、ホイールを1ノッチ手前に回すと図5(b)の様になり、更にもう1ノッチ回すと図5(c)の様になる、連続的な遷移の操作が行える。このサムネイル画像の移動は、各サムネイル区画に対応させるサムネイル画像の画像IDを移動先のサムネイル区画に登録、設定する(ステップS16)ことにより、処理が完了する。
この特定枠線52により、特定された各サムネイル区画に表示されているサムネイル画像は、ステップS105において、図5(c)に示すように、サムネイル画像特定処理部14により、画像装置設定・記憶部12におけるその画像IDの設定が特定サムネイル区画に移動されて(ステップS36、S37)、特定画像表示部104bによる表示では、特定サムネイル区画内に表示される。
ここで、サムネイル画像特定処理部14によるこのステップS104、S105の一連の操作を、更に他に特定されたサムネイル区画に対して実施をステップS106で繰り返えす。サムネイル画像特定処理部14によって設定した特定サムネイル区画には、この実施毎に共通する属性情報において関連付けられた複数のサムネイル画像がまとめられる編集を行なう(ステップS38)。すなわち、特定したサムネイル画像と共通する属性情報で選択された他の複数のサムネイル画像を、サムネイル画像群としてまとめて、関心のサムネイル区画に集中表示するようにサムネイル画像の編集を行う。
さらに、ステップS107において、サムネイル画像特定処理部14の処理結果を表示する特定画像表示処理部15は、特定サムネイル区画にまとめられた複数のサムネイル画像に対する表示形態を設定して、これらをその設定に基づいて、特定画像表示部104bを表示する(ステップS39)。この表示形態の設定は、サムネイル画像特定処理部14のまとめる編集では、画像ID若しくは画像データ名称、若しくは画像取得時刻に対する一般的な昇順に整列が行われる。
これに対し特定画像表示処理部15に依る所定の表示形態の他の設定(図3のステップS39a、S39b、S39c)では、繰り返す特定処理の順、属性情報の画像取得の並び順、若しくは属性情報の同一部位または検査名の画像取得位置順のいずれかの整列を設定する。これらは、図6(a)〜(c)に示すような構成で、選択サムネイル画像表示104aにおける異なる表示形態の標準、簡易動画、簡易立体画像に対応する表示処理を行う標準作成部61、簡易動画作成部62、立体画像作成部63により行われる。これらの整列の詳細は、第2、第3、第4の実施形態として後述する。
特定画像表示処理部15が行う特定画像表示部104bにおける一般的な昇順による整列の表示はステップS107においてなされる。次のステップS108において、これらの整列順に対するインクリメントカウンタ若しくはデクリメントカウンタを起動して、サムネイル画像を順次表示するスライドショウ、若しくはページ送りの機能により実行する。
すなわち、ステップS108において、画像選択設定部16は、特定画像表示処理部15により順次表示している(ステップS41、S43)サムネイル画像の所望の画像に対する選択の指示(ステップS42)を、入力・操作部106のマウス・ホイール部106aやキー・タッチ部106bの操作により行う。
ステップS109において、所望のサムネイル画像に対応するデータベース部に記憶されている医用画像を読み込む(ステップS45)。次のステップS110において選択医用画像表示部104dに医用画像を表示する処理(ステップS46)を行う。
上述した第1の実施形態によれば、サムネイル区画に、複数のサムネイル画像をまとめてサムネイル群として表示する、まとめ集合の処理が実施できる。
サムネイル区画に1つのサムネイル画像を表示する従来のサムネイル画像表示では、表示画面外に配置され、サムネイル画像の確認にはスクロール操作を要する大量の医用画像データ情報を取り扱う。これに対して本実施形態によれば、サムネイル区画内に関心のある複数のサムネイル画像をまとめ集合させ、それらをそれぞれサムネイル群として表示することができて、医用画像表示システム100におけるデータベース部103に保存される医用画像データに対する観察、閲覧の操作が簡便となる画像表示の処理方法を提供することができる。
前記第1の実施形態では、ステップS107において、サムネイル画像特定処理部14の処理結果を表示する特定画像表示処理部15は、特定サムネイル区画にまとめられた複数のサムネイル画像の表示形態を、その画像の画像ID若しくは画像データ名称に対する昇順に配列が行われる一般的な整列により表示する。
これに対し、以下に説明する第2乃至第4の実施形態では、特定画像表示処理部15が所定の表示形態の標準(操作順)表示、簡易動画表示、簡易立体画像表示のいずれかの設定(ステップS39a、S39b、S39c)を行い、特定したこれらの画像の表示形態が、医用画像の診断目的に沿うように設定される。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態では、前記第1の実施形態のステップS101〜S106が同様に実行され、医用画像データに共に記録保存される患者情報、検査情報に関する属性情報に基づいてサムネイル配置/表示部13による処理が行われる。更に操作部106のマウス若しくはキーの操作による図5(b)に示す特定枠線52の設定に基づいて、関心のサムネイル区画へこれらの特定したサムネイル画像の表示位置を、診断医師若しくは診断担当者の操作した順で、移動するサムネイル画像特定処理部14による処理が行われる(ステップS106)。
本発明の第2の実施形態では、前記第1の実施形態のステップS101〜S106が同様に実行され、医用画像データに共に記録保存される患者情報、検査情報に関する属性情報に基づいてサムネイル配置/表示部13による処理が行われる。更に操作部106のマウス若しくはキーの操作による図5(b)に示す特定枠線52の設定に基づいて、関心のサムネイル区画へこれらの特定したサムネイル画像の表示位置を、診断医師若しくは診断担当者の操作した順で、移動するサムネイル画像特定処理部14による処理が行われる(ステップS106)。
これ等の処理の後、第2の実施形態におけるステップS107の処理では、ステップS106において、サムネイル画像特定処理部14により特定されて、関心サムネイル区画にまとめられたサムネイル画像に対し、本発明の第2の実施形態の構成となる図6(a)に構成を示す特定画像表示処理部15の特定画像表示処理部(標準作成部)61により処理される。
本実施形態におけるステップS107の処理をおこなう標準作成部61は、図6(a)に示すように、特定順記録部61aと、特定順読み出し部61bと、特定画像重畳処理部61cとにより構成される。
この標準作成部61によるステップS107の処理は、特定の操作を行った順に、手前から並べて重ねる「標準」のサムネイル画像の表示処理である。
まず、この「標準」の処理においては、特定順記録部61aにより、サムネイル画像特定処理部14により特定、設定されるサムネイル画像を、その特定毎にサムネイル画像の画像IDと特定処理の順とが共に記録される。
このサムネイル画像の編集は、各サムネイル区画に対応させるサムネイル画像の画像IDを移動先のサムネイル区画に移行して、表示順位に整列させる処理により行われる。これらの移行先と表示順位も医用データベース部103に共に保存される。
図7(a)に、標準作成部61による処理結果の表示例を示す。サムネイル配置/表示部13により、臨床アプリケーション部104にサムネイル画像表示部104a(同図70と同じ)を形成し、サムネイル画像72a〜72nが表示されて、特に特定サムネイル区画72jには、特定した複数のサムネイル画像を表示している。
何回かの特定処理の繰り返し(ステップS106に拠る)が終了すれば、ステップS107の処理として、特定順記録部61aに記録されたサムネイル画像特定処理部14による特定の順に、対応するサムネイル画像の画像IDが特定順読み出し部61bにより読み出される。
ステップS107の読み出しが開始されると、まず、特定画像重畳処理部61cが、図7(a)に示すように、元のサムネイル区画より大きいサイズの特定サムネイル区画71を、臨床アプリケーション部104の特定画像表示部104bに生成し、表示する。
そして、特定の順に読み出された画像IDに基づくサムネイル画像に対し、特定画像重畳処理部61cが、サムネイル圧縮率を緩めた大きいサムネイル画像を生成し、関心のある特定サムネイル区画にまとめられたサムネイル画像を拡大したサムネイル画像71aを手前に、その背部に、特定範囲により指定されて同じく拡大したサムネイル画像71b、71c・・・を挿入する順で、大きいサイズの特定サムネイル区画71に重ねて表示される。
さらに続いて特定されたサムネイル画像は、図7(a)に示すように、大きいサイズの特定サムネイル区画71に、既に特定されて重ねてまとめられている大きなサムネイル画像71cの背後に挿入される。これが特定の処理毎に順次、繰り返されてまとめられ、臨床アプリケーション部104の特定画像表示部104b(図7(a)の71)に表示する。
ステップS107において、サムネイル画像の特定の順に表示する標準作成部61の処理を行う第2の実施形態では、ステップS108で行う詳細な画像表示行うサムネイル画像に対する選択においても、その表示順は特定処理の順位に表示され、ステップS108では、処理対象のサムネイル画像データが移動された関心のサムネイル区画に対し、さらに図2に示す選択画像表示処理部17により、特定画像重畳処理部61cが拡大したサムネイル区画を上書きで設定し、その中にサムネイル縮小率が小さくて画像サイズの大きい移動されたサムネイル画像データを設定する。
以上のように、拡大した指定サムネイル区画に設定される特定、選択されたサムネイル画像も元のサムネイル画像より大きい画像サイズで、ステップS109において、選択画像表示処理部17から出力され、表示されて、画像の観察や診断に供される。
また、ステップS109においては、これらの大きいサムネイル画像は、選択画像表示処理部17に設けられ、上述の処理の他に入力・操作部106からの操作入力指示により、さらにサムネイル画像に対する所定の表示処理を行う図6に示す特定画像表示処理部(標準作成部)61より処理が行われて、この処理の結果が、図2に示す臨床アプリケーション部104の前記サムネイル画像表示部104aに、選択画像表示部104cの画像として大きい画像サイズで上書き表示される。
ステップS110では、選択サムネイル画像に対応した医用画像データをデータベース部103から読み出して、臨床アプリケーション部104のサムネイル画像表示部104aにオーバーレイヤー(上書き)表示で大きいサイズの医用画像を表示する。
本実施形態によれば、サムネイル区画に、関心がある複数のサムネイル画像をまとめてサムネイル群として、操作者の観察に都合が良い、診断経緯に沿った順の、操作者の技量に応じたサムネイル画像のまとめ集合の処理及びその表示を実施できる。
また、本実施形態によれば、複数のサムネイル画像をまとめ集合させる編集の結果は、拡大したサムネイル区画として表示され、その中に表示するサムネイル画像もサムネイル縮小率を変更した大きなサムネイル画像であり、その画像の仔細を十分に観察、診断できる医用画像データ情報を提供できる。
さらに、本実施形態によれば、特定したサムネイル画像の中から、特に関心のある画像を選択指示して、拡大したサイズの医用画像として表示することができて、操作者は確度の高い診断を行うことができる。
[第3の実施形態]
本発明の第3の実施形態は、前述の第1若しくは第2の実施形態と同様に、ステップS104〜S106の処理を繰り返し、臨床アプリケーション部104のサムネイル表示部104aにサムネイル画像を表示する。
本発明の第3の実施形態は、前述の第1若しくは第2の実施形態と同様に、ステップS104〜S106の処理を繰り返し、臨床アプリケーション部104のサムネイル表示部104aにサムネイル画像を表示する。
これらのサムネイル画像で、特定されて関心サムネイル区画にまとめられる特定サムネイル画像群に対し、第3の実施形態では、図4に示すステップS107において、図6(b)に構成を示す特定画像表示処理部15の特定画像表示処理部(簡易動画作成部)62により処理が行われる。
第3の実施形態における特定画像表示処理部15の簡易動画作成部62は、図6(b)に示すように、取得並び順検知記録部62aと、並び順整列部62bと、特定画像動画処理部62cとにより構成される。
この簡易動画作成部62によるステップS170の処理は、特定したサムネイル区画への取得画像に対し、その区画内に意図した設定の並び順に整列して、その並び順のタイミングでサムネイル画像を順次表示する簡易動画像の表示処理である。
本実施形態におけるこの簡易動画作成部62による簡易動画像表示の処理は、まず、図6(b)に示す取得並び順検知記録部62aにより、サムネイル画像特定処理部14による特定、取得設定されるサムネイル画像の画像IDと、そのサムネイル区画内の例えば左から右へのサムネイル画像の並び順が検知されて、これらを記録する。この記録は、サムネイル画像特定処理部14による特定毎に行われる。
さらに、特定毎に、簡易動画作成部62の並び順整列部62bが、検知された前記画像の並び順に、対応させて記録している画像IDを整列して再記録する。
そして、特定画像簡易動画処理部62cは、図7(b)に示すように、前記臨床アプリケーション部104のサムネイル表示部104a(図7(b)ではサムネイル表示部70)に、元のサムネイル区画より大きいサイズの特定サムネイル区画73をオーバーレイヤー(上書き)で生成する。さらに、特定画像簡易動画処理部62cは、この特定サムネイル区画73の中に例えばオーバーレイヤー(上書き)で、動画表示アプリケーション部74を設定して、これに前記再記録された並び順の画像IDに対応するサムネイル画像を画像サイズを大きくした拡大サムネイル画像73aとして、その並び順タイミングで順次再生し、簡易動画像の表示を行う。動画アプリケーション表示部74には、この簡易動画を操作するタイムシフトツマミ74a及びタイムシフトバー74sも表示される。また、並び順整列部62bによる並び順の整列において、整合の取れない並び順のサムネイル画像73b、73cは、動画アプリケーション表示部74に組み入れず、特定サムネイル区画73の中に特定したサムネイル画像として留めて置く。
このようにして、ステップS107において、特定されたサムネイル画像がサムネイル区画内の並び順に一覧される本実施形態では、さらに関心のある医用画像を選択して表示する図4のステップS108及びS109の処理は、以下のように行われる。
本実施形態の医用画像の表示システムは、図2に示す特定画像表示処理部15により、前述の第1の実施形態と同様に、入力・操作部106のホイール方向検出部106a及びキー押下検出部106bの入力ツールの操作により、対象となる関心のあるサムネイル画像に対し、図4のステップS101〜S103を行い、図5(b)及び同(c)に示すように選択設定の処理、すなわち、図4に示すステップS104〜S107の処理を行う。
ここで、前記第1の実施形態において、この選択されたサムネイル画像をまとめて表示する図4に示すステップS109の画像選択設定部16の処理に対し、この第3の実施形態では、簡易動画作成部62(図2、及び図6を参照)の処理を実施するステップS109b(ステップS109の読み替え)の処理を実施する。
ステップS109に替わる第3の実施形態におけるステップS109b(読み替え)で、この簡易動画作成部62が行う処理は、画像特定選択処理部101に具備するサムネイル画像表示の構成情報、即ち並び順条件を記憶している画像装置設定・記憶部12の設定に基づいて行われる。
この設定は、対象医用画像データの属性情報の一つである医用画像データの特定サムネイル区画、すなわち各サムネイル画像データの並び順を構成情報としてチェックし、その並び順を意図的に動画的理解ができる条件に編成する。これらに基づいて、表示順及びその表示時間間隔、すなわち表示タイミングを整えて、選択サムネイル画像それぞれに対応する医用画像データが、特定サムネイル区画内に整列して、関心のサムネイル区画にサムネイル表示位置及び表示順を更新する。
本実施形態のステップS108及びS109bの処理は、以下に説明する様に行う。ステップS108において、図6(b)に示すように、複数のサムネイル画像データが関心のあるサムネイル表示区画72jの区画に、操作者の意図した並び順に纏められる。
ステップS109bでは、その対応する医用画像データの並び順に整列し、臨床アプリケーション部104のサムネイル画像表示部104aに対し、関心のあるサムネイル表示区画72jの区画に、図6(b)に示すネイル画像の表示処理部16の簡易動画作成部62が、大きくした拡大サムネイル区画73を半透明に新たにポップアップする。この拡大したサムネイル区画73の中に、関心のあるサムネイル表示区画72jに、操作者の意図した並び順にまとめられている複数の医用画像データのサムネイル縮小率を緩やかにしたこれらの拡大したサムネイル画像をその並び順に連続的に配列して、再生した簡易動画データ73aに変換する処理を行う。
更に、このステップS109bにおいて、これらの拡大サムネイル区画73に簡易動画データ73aの再生画像、及び拡大したサムネイル画像73b、73c、などの動画表示の操作ツールを、臨床アプリケーション部104の画像表示部の選択サムネイル画像表示104aに表示する。
ステップS110において、ステップS107でサムネイル表示区画72jまとめられたサムネイル画像73a、73b、73c、・・・・と拡大したサムネイル区画73の更新されたサムネイル表示の簡易動画データ73aは、医用データベース部103に更新サムネイルデータとして保存する。
すなわち、第1の実施形態のステップS109に替わる本実施形態におけるステップ109bで行うまとめ集合させる編集の重ねる順序は、簡易動画作成部62が実施する処理により、臨床アプリケーション部104の画面表示部の表示例を示す図6(b)において、の簡易動画像データ73aで表示する動画表示アプリケーション表示74の処理をステップS109において実施する。この動画表示アプリケーション表示74には、動画の操作を行うタイムシフトツマミ74aやタイムシフトバー74sも表示する。
本発明のこの第3の実施形態によれば、サムネイル画像データの観察、診断対象に対し、医学的関心の下に、連続的に一連の医用画像データとして再観察、診断できる。例えばサムネイル区画の同一行に、連続的な経過変化を複数のサムネイルによる一連のサムネイル群として、例えば行方向横並びに表示しているサムネイル画像群を一つのサムネイル区画にまとめると共に、これらを動画化し、拡大して表示できるので、医師や検査技師による器官や組織の変化状態を観察、診断し易くなる。
[第4の実施形態]
本発明の第4の実施形態では、図4のステップS102の属性情報を基にするサムネイル表示位置の設定において、図5(a)に示すようなサムネイル画像表示のサムネイル区画に、空間的に連続した位置関係の医用画像データを並べて表示できる。例えば、対象の医用画像データが、被検者に対し所定の患部の同一部位を観察対象とした医用画像データの属性情報において、その検査名あるいは検査部位を基にして統一する意図的な識別が成されて、配置、表示する。
本発明の第4の実施形態では、図4のステップS102の属性情報を基にするサムネイル表示位置の設定において、図5(a)に示すようなサムネイル画像表示のサムネイル区画に、空間的に連続した位置関係の医用画像データを並べて表示できる。例えば、対象の医用画像データが、被検者に対し所定の患部の同一部位を観察対象とした医用画像データの属性情報において、その検査名あるいは検査部位を基にして統一する意図的な識別が成されて、配置、表示する。
すなわち、この場合の属性情報は、例えば、「検査部位」及び「検査器官」の名称、若しくは具体的な「左心室検査」のような「○○検査」のような名称を基に設定される。
さらに、第1乃至第3の実施形態と同様に、図4に示すステップS103〜S106の処理を繰り返して、関心サムネイル区画に特定枠線に囲んだサムネイル画像をまとめる。
すなわち、本実施形態では、図5(a)〜(c)に示すように、ステップS103によりカーソルポインタ51で設定した基準と成る特定サムネイル区画に対し、関心のサムネイル画像データAが、属性情報として例えば、「検査部位」、「検査器官」、及び「○○検査」などで同じ設定がされているか、若しくは付近の部位、臓器が同じと識別されるサムネイル画像データを、サムネイル画像の表示で確認する。
ステップS104において、前記第1乃至第3の実施形態と同様に、確認した隣接するサムネイル画像データを、前述の表1に示す入力・操作部106のマウス若しくはキーの操作により、図5(b)に示すように、サムネイル区画を特定指定した特定枠線52を設定する。ステップS105及びS106も、それぞれ前記第1乃至第3の実施形態と同様に処理され、操作者の意図するサムネイル画像に対し、ステップS106により繰り返し
特定設定が行われる。この特定設定の結果は、図7(c)の関心のあるサムネイル区画72jとして示すように、臨床アプリケーション部104のサムネイル表示部104a(図7(c)では、サムネイル表示部70)に、まとめられて表示される。
特定設定が行われる。この特定設定の結果は、図7(c)の関心のあるサムネイル区画72jとして示すように、臨床アプリケーション部104のサムネイル表示部104a(図7(c)では、サムネイル表示部70)に、まとめられて表示される。
ステップS107では、関心サムネイル区画に特定されてまとめられたサムネイル画像に対し、図6(c)に構成を示す特定画像表示処理部15の立体画像作成部63により処理を行う。
第4の実施形態におけるステップS107の処理を行う立体画像作成部63は、図6(c)に示すように、部位・検査名識別部63aと、取得位置検知部63bと、位置順整列部63cと、特定画像立体視処理部63dとにより構成される。
本実施形態のステップS107の立体画像作成部63により行われる処理は、まず、部位・検査名識別部63aにより、関心サムネイル区画にまとめられているサムネイル画像に対し、属性情報に基づいて、「検査部位」、「検査器官」、及び「○○検査」などの検査対象情報について、同一検査対象であることを識別する。
この部位・検査名識別部63aの行う処理は、画像特定選択処理部101に設けられ、サムネイル画像表示の構成情報及びその条件を記憶する画像装置設定・記憶部12に備える立体画像作成の設定に基づいて、各サムネイル画像に対し、その属性情報に基づいて、同一検査対象であることを識別し、同一と識別された対象サムネイル像群とされるグループと、同一から外れた非対象サムネイル像群とされるグループとに分別されて、それらの画像IDが分別記録される。
次に、取得位置検知部63bが、同一と識別された対象サムネイル像群に対し、そのサムネイル画像に付帯される画像取得位置、取得深さ、3D画像深度番号などの深さ位置に関する属性情報を検知して、検知結果をその画像IDに対応させて記録する。
取得位置検知部63bによる検知結果の記録を基に、位置順整列部63cが深さ位置の順に画像IDを整列させる処理を行う。
この位置順整列部63cの処理結果のサムネイル画像は、特定画像立体視処理部63dにより、臨床アプリケーション部104の特定画像表示部104bに、元の特定サムネイル区画72jより大きいサイズの拡大したサムネイル区画75を生成し、この中に設定された3D画像表示領域76に、深さ位置の順に深さ間隔を参照して、関心のサムネイル表示区画の中にまとめた対象サムネイル像群の複数のサムネイル画像データに対し、生体臓器、器官あるいは重要血管の特徴的な位置が連続するように、画像データの検査位置、すなわち断層画像の深さ位置の順に整える。
そして、前記関心のサムネイル表示区画内において、これらを深さ位置の順に重ねて立体視できる立体サムネイル画像群の拡大されたサムネイル画像サイズで積み重ねた立体視画像75aとして表示する。
さらに、部位・検査名識別部63aの識別結果で、非対象サムネイル像群として分別されサムネイル画像75b、75c・・・も拡大したサムネイル区画75に拡大したサイズで参照用に表示される。
さらに、ステップS108において、特定画像表示処理部15が行う特定画像表示部104bにおける表示は、これらの深さ位置の整列順に対するインクリメントカウンタ若しくはデクリメントカウンタを起動して、サムネイル画像を深い方若しくは浅い方へ順次表示像を変更して表示するスライドショウ若しくはページ送り機能を実行する。この様な特定したサムネイル画像の拡大した表示において、さらに画像の詳細を検討したいと望むサムネイル画像を、この順次の表示中に入力・操作部106により、画像選択設定部16に指示する。
この指示により、ステップS109で、選択画像表示処理部17が選択指示されたサムネイル画像に対応した医用画像をデータベース部より呼び出して、臨床アプリケーション部104のオーバーレイヤー(上書き)表示の選択医用画像表示部104dに、フルサイズの医用画像を表示する(ステップS110)。
この第3の実施形態では、表示処理部16の立体画像作成部63(図6を参照)による処理が、処理ステップS109cとして実施される。
前記第1の実施形態のステップS109に替えて実施する本実施形態における処理ステップS106cにて行う、立体画像作成部63による所定の処理は、画像特定選択処理部101に具備する、サムネイル画像表示の構成情報及び条件を記憶している画像装置設定・記憶部12の立体画像作成の設定に基づいて、立体画像作成部63に指示され、同じ観察部位に対するまとめを行う編集である。
この設定により、立体画像作成部63が、関心のサムネイル表示区画の中にまとめた複数のサムネイル画像データに対し、生体臓器、器官あるいは重要血管の特徴的な位置が連続するように、画像データの検査位置、すなわち断層画像の深さ位置の順に整える。そして、前記関心のサムネイル表示区画内において、これらを深さ位置の順に重ねて立体視する簡易立体サムネイル画像群データの表示を更新するステップS109cの処理を実施する。すなわち、本実施形態の選択画像の表示位置を更新するステップS109cにおいて、この特定枠線52の設定に基づいて、臓器名や観察位置に関する指標を基に関心のサムネイル区画へ対応させるこれらのサムネイル画像に関する医用画像データの画像IDが基準サムネイル区画72jに更新、設定される。なお、この場合においては、特定部位に対する観察、診断では、連続的に画像データ取得が行われるので、画像データの取得番号の並びを指標としても良い。
本実施形態では、ステップS108では、図7(c)に示すように、第1乃至第3の実施形態と同様に、基準サムネイル区画72jが、関心のサムネイル区画75として拡大される。更に、ステップS109cにおいて、この拡大したサムネイル区画75内に、立体空間76を形成するように、前記画像IDが設定された医用画像データに対しサムネイル縮小率を緩やかにして拡大したサムネイル画像群75aを画像の位置情報を関連付けて簡易立体画像の形態で、臨床アプリケーション部104の画像表示部の選択サムネイル画像表示104aに表示する。
ステップS110において、ステップS107でサムネイル表示区画72jにまとめられたサムネイル画像75a、75b、75c、・・・・と拡大したサムネイル区画75の更新されたサムネイル表示の簡易立体画像データ76は、医用データベース部103に更新サムネイルデータとして保存する。
本発明のこの第4の実施形態によれば、同一部位若しくは器官の深さ位置の異なる観察、診断対象に対し、その立体的構造についての医学的関心の下に、一連の深さが異なる医用画像データとして取得される。例えばサムネイル区画の同一行に、連続的な立体的位置変化を複数のサムネイルによるサムネイル群として、例えば列方向横並びに表示しているサムネイル画像群を一つのサムネイル区画にまとめる。これと共に、これらを立体積層化し、表示できるので、医師や検査技師による器官や組織の形状及び構造の状態に対する観察、診断し易くなる医用画像データを提供できる。
上記実施形態に示すようにサムネイル画像を特定し選択した後、そのサムネイル画像に対応する医用画像をネットワーク等を介して要求しその例えば高精細の医用画像を手元において見ることができ、その画像に基づいて診断などがなされる。
本発明は上記実施形態に限られず種々変形して実施可能であり、それらは本発明の技術思想の範囲に含まれる限り本発明に含まれる。
11・・・操作情報部、
12・・・設定・記憶部、
13・・・サムネイル配置/表示部、
14・・・サムネイル画像特定処理部、
15・・・特定画像表示処理部、
16・・・画像選択設定部、
17・・・選択画像表示処理部、
61・・・標準作成部、
61a・・・特定順記録部、
61b・・・特定順読み出し部、
61c・・・特定画像重畳処理部、
62・・・簡易動画作成部、
62a・・・取得並び順検知記録部、
62b・・・並び順整列部、
62c・・・特定画像簡易動画処理部、
63・・・立体画像作成部、
63a・・・部位・検査名識別部、
63b・・・取得位置検知部、
63c・・・位置順整列部、
63d・・・特定画像立体視処理部、
51・・・カーソルポインタ、
52・・・特定枠線、
74s・・・タイムシフトバー、
75a・・・簡易立体画像、
100・・・医用画像表示システム、
101・・・画像特定選択処理部、
102・・・医用画像装置、
102a・・・医用画像データ取得部、
103・・・データベース部、
103a・・・医用画像データ、
104・・・臨床アプリケーション部、
104a・・・サムネイル画像表示部、
104b・・・特定画像表示部、
104c・・・選択画像表示部、
104d・・・選択医用画像表示部、
106・・・入力・操作部、
106a・・・ホイール方向検出部、
106b・・・キー押下検出部。
12・・・設定・記憶部、
13・・・サムネイル配置/表示部、
14・・・サムネイル画像特定処理部、
15・・・特定画像表示処理部、
16・・・画像選択設定部、
17・・・選択画像表示処理部、
61・・・標準作成部、
61a・・・特定順記録部、
61b・・・特定順読み出し部、
61c・・・特定画像重畳処理部、
62・・・簡易動画作成部、
62a・・・取得並び順検知記録部、
62b・・・並び順整列部、
62c・・・特定画像簡易動画処理部、
63・・・立体画像作成部、
63a・・・部位・検査名識別部、
63b・・・取得位置検知部、
63c・・・位置順整列部、
63d・・・特定画像立体視処理部、
51・・・カーソルポインタ、
52・・・特定枠線、
74s・・・タイムシフトバー、
75a・・・簡易立体画像、
100・・・医用画像表示システム、
101・・・画像特定選択処理部、
102・・・医用画像装置、
102a・・・医用画像データ取得部、
103・・・データベース部、
103a・・・医用画像データ、
104・・・臨床アプリケーション部、
104a・・・サムネイル画像表示部、
104b・・・特定画像表示部、
104c・・・選択画像表示部、
104d・・・選択医用画像表示部、
106・・・入力・操作部、
106a・・・ホイール方向検出部、
106b・・・キー押下検出部。
Claims (7)
- 医用画像装置により取得した被検者に対する一連の医用画像を記憶する画像記憶手段と、
この画像記憶手段に記憶された前記医用画像からこの医用画像の簡略画像である一連のサムネイル画像を作成し記憶するサムネイル画像記憶手段と、
このサムネイル画像記憶手段により記憶された一連の前記サムネイル画像を表示する画像表示手段と、
この画像表示手段により表示された一連のサムネイル画像の一部の、複数の一連のサムネイル画像を特定するサムネイル画像特定手段と、
このサムネイル画像特定手段により特定された一連の複数の特定サムネイル画像を検知する特定サムネイル画像検知手段と、
この特定サムネイル画像検知手段により検知された複数の特定サムネイル画像を重ねて表示するサムネイル画像重畳表示手段と、
このサムネイル画像重畳表示手段により表示された特定サムネイル画像の一部の特定サムネイルが選択されたとき、選択されたサムネイルに対応する前記医用画像を呼び出し表示する医用画像表示手段と、
を有することを特徴とする医用画像表示システム。 - 医用画像装置により取得した被検者に対する一連の医用画像を記憶する画像記憶部と、
前記医用画像からその簡略画像であるサムネイル画像を作成しサムネイル区画に表示する画像表示部と、
この画像表示部において、前記サムネイル画像のうちの特定された少なくも一つの関心サムネイル画像を関心区画に配置する特定区画表示部と、
サムネイル画像の特定が終了した後に、前記関心区画にまとめられたサムネイル画像の表示の順序を設定すると共にこの設定された順序でサムネイル画像を順次表示する特定画像順序表示処理部と、
この特定画像順序表示処理部により設定された順序で表示される前記複数のサムネイル画像が選択されたとき、対応する医用画像を前記画像表示部に表示する選択医用画像表示処理部と、
を具備することを特徴とする医用画像表示システム。 - 前記特定画像順序表示処理部は、
前記サムネイル画像の特定の順序を画像IDと共に記録する特定順記録部と、
前記サムネイル画像の繰返しの特定が終了した後、前記特定順記録部に記録された特定の順序に基づいて前記画像IDを読み出す特定順読み出し部と、
前記特定順読み出し部による順序で、前記画像表示部の表示より拡大したサムネイル画像を重畳表示する特定画像重畳処理部と、を備えることを特徴とする請求項2記載の医用画像表示システム。 - 前記特定画像順序表示処理部は、
前記特定されたサムネイル画像の属性情報に基づいて取得並び順を検知し、これを記録する取得並び順検知記録部と、
前記サムネイル画像の繰返しの特定が終了したとき、この取得並び順検知記録部に記録された並び順に基づいて、前記特定されたサムネイル画像を整列する並び順整列部と、
この並び順整列部による整列の順序で、前記画像表示部の表示より拡大したサムネイル画像を簡易動画像として順次表示する特定画像動画処理部とを具備することを特徴とする請求項2記載の医用画像表示システム。 - 前記特定画像表示処理部は、
前記特定されたサムネイル画像と、その属性情報の部位・検査名から検査対象を識別し、特定されたサムネイル画像を検索する部位・検査識別部と、
この部位・検査識別部により検索されたサムネイル画像の属性情報の位置指標の深さを検知し、サムネイル画像の画像IDとその対応する前記位置指標の深さ位置を記録する取得位置検知部と、
前記サムネイル画像の繰返しの特定が終了したとき、この取得位置検知部に記録された前記位置指標の深さの順序に基づいて、その画像IDを整列する位置順整列部と、
前記位置順整列部により前記深さ位置の順序に整列させた簡易立体視像として表示する特定画像立体視像処理部と、を備えることを特徴とする請求項2記載の医用画像表示システム。 - 医用画像装置により取得した被検者に対する一連の医用画像を記憶する画像記憶ステップと、
この画像記憶ステップにより記憶された前記医用画像からこの医用画像の簡略画像である一連のサムネイル画像を作成し記憶するサムネイル画像記憶ステップと、
このサムネイル画像記憶ステップにより記憶された一連の前記サムネイル画像を表示する画像表示ステップと、
この画像表示ステップにより表示された一連のサムネイル画像の一部で、複数の一連のサムネイル画像を特定するサムネイル画像特定ステップと、
このサムネイル画像特定ステップにより特定された一連の複数の特定サムネイル画像を検知する特定サムネイル画像検知ステップと、
この特定サムネイル画像検知ステップにより検知された複数の特定サムネイル画像を重ねて表示するサムネイル画像重畳表示ステップと、
このサムネイル画像重畳表示ステップにより表示された特定サムネイル画像の一部の特定サムネイルが選択されたとき、選択されたサムネイルに対応する前記医用画像を呼び出し表示する医用画像表示ステップと、
を有することを特徴とする医用画像システムにおける画像表示方法。 - 医用画像装置により取得した被検者に対する一連の医用画像を記憶する画像記憶ステップと、
前記医用画像からその簡略画像であるサムネイル画像を作成しサムネイル区画に表示するサムネイル画像表示ステップと、
このサムネイル画像表示ステップにおいて、前記サムネイル画像のうちの特定された少なくも一つの関心サムネイル画像を関心区画に配置する特定区画表示ステップと、
サムネイル画像の特定が終了した後に、前記関心区画にまとめられたサムネイル画像の表示の順序を設定すると共にこの設定された順序でサムネイル画像を順次表示する特定画像順序表示処理ステップと、
この特定画像順序表示処理ステップにより設定された順序で表示される前記複数のサムネイル画像が選択されたとき、対応する医用画像を前記画像表示部に表示する選択医用画像表示ステップと、
を具備することを特徴とする医用画像表示システムにおける画像表示方法。
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