JP2016042258A - 電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出プログラム、抽出装置及び抽出方法 - Google Patents

電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出プログラム、抽出装置及び抽出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】患者に関して撮像された画像を電子カルテシステムに登録する作業を効果的に支援することができるようにする。【解決手段】抽出装置10の取得部11により、カメラ20により順次撮像された一連の撮像画像を取得し、特定部12により、前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定する。また、抽出表示部13により、前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像と、他の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像との間の1又は複数の撮像画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出プログラム、抽出装置及び抽出方法に関する。
従来、病院及び診療所等の医療機関において患者の患部を示す画像を所見として記録する場合、該患部をアナログカメラで撮影し、現像して得られる写真をカルテに添付していた。
これに対し、近年、紙のカルテを電子的なシステムに置き換えた電子カルテシステムや、医療現場でのデジタルカメラの普及に伴い、デジタルカメラによる撮像によって得られた電子データ(画像ファイル)を電子カルテシステムに保存するようになってきた。
この電子カルテシステムによる画像ファイルの保存は一般に以下の手順で行われる。
まず、デジタルカメラで患者の患部を連続的に撮像し、該デジタルカメラを電子カルテシステムが動作する端末装置に接続する。次に、該当する患者を特定するための情報と共に、撮像によって得られた画像のサムネイル(Thumbnail)をディスプレイ装置によって一覧表示する。そして、医師や看護師等は、一覧表示されたサムネイルから該当する患者の患部を撮像した画像を選択し、電子カルテシステムへの登録を行う。
このように、従来、複数の画像から所望の画像を特定して抽出する作業は人手により行うことが多く、非常に手間がかかるものであった。また、対象とする画像は患者の治療に用いられるものであるため、患者と該患者に関する画像とを取り違えることは許されず、複数の画像から該当する画像を選択する際には慎重のうえにも慎重を期する必要があり、より手間がかかるものであった。
そこで、従来、複数の画像から特定の画像を選択することを支援することのできる技術として、デジタルカメラの撮像部を用いて撮像画像データを分類するための分類情報として使用する分類用画像データを取得する技術が提案されている。この技術では、撮像画像データと該分類情報とを関連付けて記憶媒体に記録し、該分類情報に基づいて撮像画像データをグループ化して表示する。
また、従来、被写体画像とその被写体に関連する情報を結びつけて記録するための技術として、バーコードを撮像して該バーコードにより示されるID(Identification)に対応する実体情報を外部のIDデータベースから取得し、該実体情報を画面表示する技術も提案されている。この技術では、患者IDと患部の写真とを対応付けた患部ファイルを生成する。
さらに、従来、撮像画像に被写体の識別情報を関連付けて記録する際に、該識別情報の入力の簡略化を図るための技術として、患者IDを示すバーコードをバーコードリーダで読み取る技術も提案されている。この技術では、読み取った患者IDに対応する患者情報を医療データベースから取得し、カメラに患者情報を取り込んで確認した上で、患者IDに対応する患者の患部の写真を撮像し、該患部の写真の画像ファイルにヘッダ情報として患者IDを埋め込む。
特開2007−65897号公報 国際公開第2006/035788号公報 特開2002−232761号公報
しかしながら、上記分類情報に基づいて撮像画像データをグループ化して表示する技術を、撮像された患者の画像を電子カルテシステムに登録する技術に適用する場合、対象とする患者を特定するために該患者そのものを予め撮像しておく必要がある。このため、この技術では、患者に関して撮像された画像を電子カルテシステムに登録する作業を、必ずしも効果的に支援することができるとは限らなかった。
また、上記バーコードにより示されるIDに対応する実体情報を外部のIDデータベースから取得し、画面表示する技術においても、患者IDと患部の写真とを対応付けた患部ファイルを生成する必要がある。このため、この技術でも、患者に関して撮像された画像を電子カルテシステムに登録する作業を、必ずしも効果的に支援することができるとは限らなかった。
さらに、上記患者IDを示すバーコードをバーコードリーダで読み取る技術においても、患部の写真の画像ファイルにヘッダ情報として患者IDを埋め込む必要がある。このため、この技術においても、患者に関して撮像された画像を電子カルテシステムに登録する作業を、必ずしも効果的に支援することができるとは限らなかった。
本発明は、一つの側面として、患者に関して撮像された画像を電子カルテシステムに登録する作業を効果的に支援することができるようにすることを目的とする。
1つの態様では、カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得する処理をコンピュータに行わせる。また、前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定する処理をコンピュータに行わせる。また、前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像の次の画像以降の画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する処理をコンピュータに行わせる。
一つの側面として、患者に関して撮像された画像を電子カルテシステムに登録する作業を効果的に支援することができる、という効果を有する。
実施形態に係る抽出装置の機能ブロック図である。 実施形態に係る抽出処理の説明に供する模式図である。 実施形態に係るカメラの内部データの一例を示す模式図である。 実施形態に係る診察券の一例を示す正面図である。 実施形態に係る診察券の他の例を示す正面図である。 実施形態に係るコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 実施形態に係る電子カルテデータベース(DB)の一例を示す図表である。 実施形態に係る抽出処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る初期画面の一例を示す概略図である。 実施形態に係るエラー対応画面の一例を示す概略図である。 第1実施形態に係る画像絞り込み処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る画像登録画面の一例を示す概略図である。 実施形態に係る画像登録画面(警告表示を含む)の一例を示す概略図である。 第2実施形態の説明に供する図であり、カメラの内部データの一例を示す模式図である。 第2実施形態に係る画像絞り込み処理の一例を示すフローチャートである。 第3実施形態の説明に供する図であり、カメラの内部データの一例を示す模式図である。 第3実施形態に係る画像絞り込み処理の一例を示すフローチャートである。 第4実施形態の説明に供する図であり、カメラの内部データの一例を示す模式図である。 第4実施形態に係る画像絞り込み処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態に係る初期画面の他の例を示す概略図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態の例を詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1には、本実施形態に係る抽出装置10が示されている。図1に示すように、本実施形態に係る抽出装置10は、取得部11、特定部12、抽出表示部13、受付部14、第2特定部15、許容部16、解除部17及び電子カルテデータベース(DB)50を備えている。
取得部11は、カメラ20により順次撮像された一連の撮像画像を取得する。なお、本実施形態では、カメラ20として静止画像の撮像を行う、所謂デジタル電子スチルカメラを適用しているが、これに限定されるものではない。カメラ20として、静止画像に加えて、動画像の撮像も行うことができるものを適用する形態としてもよいし、動画像の撮像のみを行うことができる、所謂デジタルビデオムービーを適用する形態としてもよい。また、本実施形態では、カメラ20として、撮像に関する機能のみが搭載された撮影専用のカメラを用いているが、これに限定されるものではない。例えば、スマートフォン、PDA(携帯情報端末、Personal Digital Assistant)等の撮像機能を有する情報端末装置をカメラ20として適用する形態としてもよい。
特定部12は、取得部11によって取得された一連の撮像画像のうち、電子カルテシステム(具体的には、電子カルテDB50)に登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定する。なお、本実施形態では、上記識別情報として、上記特定の患者に対して予め付与され、電子カルテDB50に登録された患者IDを適用しているが、これに限定されるものではない。例えば、患者の氏名を上記識別情報として適用してもよい。
抽出表示部13は、上記一連の撮像画像のうち、特定部12によって特定された上記撮像画像と、他の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像との間の1又は複数の撮像画像を上記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する。なお、本実施形態では、抽出表示部13により、特定部12によって特定した撮像画像、すなわち上記識別情報が画像中に検知される撮像画像も、上記撮像画像の候補として抽出した撮像画像の表示に合わせて表示する。
受付部14は、電子カルテシステムにおいて、上記特定の患者について画像を追加登録する対象の項目の選択を受け付ける。なお、本実施形態では、上記項目として、電子カルテDB50に登録された顔、及び患部といった項目(図7も参照。)を適用しているが、これに限定されるものではない。例えば、患者の疾患の状態に応じて挙動が変化する部位(一例として、カロリックテストを行った際の眼球)等を上記項目として適用してもよい。但し、この場合、該部位の挙動の変化を映像として捉える必要があるため、動画像の撮像を行う必要がある。
第2特定部15は、受付部14によって受け付けられた項目に対応して電子カルテシステムに登録可能な画像枚数を特定する。なお、本実施形態では、上記登録可能な画像枚数として、電子カルテDB50に、対応する項目に関して撮像画像の登録可能な上限値として予め設定された許容枚数(図7も参照。)を適用しているが、これに限定されるものではない。例えば、電子カルテDB50とは別に受付部14等によって外部から受け付けられた同様の許容枚数を上記登録可能な画像枚数として適用してもよい。
許容部16は、第2特定部15によって特定された画像枚数の範囲内で、抽出表示部13によって表示された撮像画像の中から電子カルテシステムに登録する撮像画像の選択を許容する。このため、本実施形態に係る抽出表示部13は、第2特定部15によって特定された画像枚数と、電子カルテシステムに登録する撮像画像として選択済みの撮像画像の枚数との差分枚数を、電子カルテシステムに登録する撮像画像の選択に応じて順次、更新表示する。
一方、受付部14は、電子カルテシステムに既に登録されており、かつ該登録を解除する撮像画像の選択を受け付ける。そして、解除部17は、受付部14によって選択が受け付けられた撮像画像の電子カルテシステムへの登録を解除する。
すなわち、本実施形態では、一例として図2に示すように、まず、医師や看護師等により、撮像対象とする患者が所持する診察券等の患者IDカードや、該患者の問診票等の名前が記入された帳票といった、該患者に対応する識別情報が含まれるものをカメラ20により撮像する。なお、ここで撮像された画像は、該画像に含まれる識別情報に対応する患者を特定するために用いられるため、後述する抽出処理(図8も参照。)において該識別情報が認識可能なサイズとなるようにカメラ20により撮像する。
次に、本実施形態では、医師や看護師等により、上記患者の顔や患部等の必要箇所をカメラ20により順次連続的に撮像する。なお、医師や看護師等は、以上の患者に対応する識別情報を含む画像の撮像、及びこれに引き続き該患者に対する必要箇所の撮像を複数の患者について連続的に行う。
以上により、一例として図3に示すように、カメラ20に内蔵されたSDカード(登録商標)等の記録メディア22には、患者の識別情報を含む撮像画像を示す画像データに引き続き、電子カルテDB50への登録候補となる患部等の撮像画像を示す1または複数の画像データが、患者毎に記録される。
なお、本実施形態では、一例として図4に示すように、所持する患者に対応する識別情報が2次元バーコード62Aとして印刷された診察券60Aを上記患者IDカードとして適用しているが、これに限定されるものではない。例えば、一例として図5に示すように、所持する患者に対応する識別情報が1次元バーコード62Bとして印刷された診察券60Bを上記患者IDカードとして適用する形態としてもよい。
また、本実施形態では、医師や看護師等により、予め定められたタイミングで、カメラ20を抽出装置10に接続し、カメラ20の記録メディア22から、撮像によって得られた画像データを抽出装置10に転送する。そして、本実施形態に係る抽出装置10では、転送された画像データを対象として、後述する抽出処理を実行する。
なお、抽出装置10における取得部11は本発明に係る取得部の一例であり、特定部12は本発明に係る特定部の一例であり、抽出表示部13は本発明に係る抽出表示部の一例である。また、抽出装置10における受付部14は本発明に係る受付部の一例であり、第2特定部15は本発明に係る第2特定部の一例であり、許容部16は本発明に係る許容部の一例であり、解除部17は本発明に係る解除部の一例である。
抽出装置10は、例えば図6に示すコンピュータ30で実現することができる。コンピュータ30はCPU(Central Processing Unit)31、メモリ32、記憶部33、入力部34、表示部35、インタフェース(I/F)部36を備えている。CPU31、メモリ32、記憶部33、入力部34、表示部35、I/F部36はバス39を介して互いに接続されている。I/F部36には、カメラ20が接続される。また、入力部34には、キーボードの他、マウス等のポインティング・デバイスが含まれている。
また、記憶部33はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等によって実現することができる。記録媒体としての記憶部33には、コンピュータ30を抽出装置10として機能させるための抽出プログラム33Aが記憶されている。CPU31は、抽出プログラム33Aを記憶部33から読み出してメモリ32に展開し、抽出プログラム33Aが有するプロセスを順次実行する。
抽出プログラム33Aは、取得プロセス33A1、特定プロセス33A2、抽出表示プロセス33A3、受付プロセス33A4、第2特定プロセス33A5、許容プロセス33A6及び解除プロセス33A7を有する。CPU31は、取得プロセス33A1を実行することで、図1に示す取得部11として動作する。また、CPU31は、特定プロセス33A2を実行することで、図1に示す特定部12として動作する。また、CPU31は、抽出表示プロセス33A3を実行することで、図1に示す抽出表示部13として動作する。また、CPU31は、受付プロセス33A4を実行することで、図1に示す受付部14として動作する。また、CPU31は、第2特定プロセス33A5を実行することで、図1に示す第2特定部15として動作する。また、CPU31は、許容プロセス33A6を実行することで、図1に示す許容部16として動作する。さらに、CPU31は、解除プロセス33A7を実行することで、図1に示す解除部17として動作する。
これにより、抽出プログラム33Aを実行したコンピュータ30が、抽出装置10として機能することになる。なお、抽出プログラム33Aは本発明における抽出プログラムの一例である。
一方、記憶部33には、電子カルテDB記憶領域33B及び画像データ記憶領域33Cが設けられている。CPU31が、電子カルテDB記憶領域33Bに記憶されたデータをメモリ32に展開することにより、電子カルテDB50が作成される。
図7には、本実施形態に係る電子カルテDB50の構成の一例が示されている。図7に示すように、本実施形態に係る電子カルテDB50は、患者ID、氏名、日付、診察関連情報及び画像データ関連情報の各情報が記憶される。
患者IDは、患者を個人別に特定するための情報であり、患者毎に個別の情報が割り当てられる。また、氏名は、対応する患者IDが割り当てられた患者の氏名を示す情報であり、日付は、対応する患者に対して診察を行った日付を示す情報である。また、診察関連情報は、対応する患者に対して、対応する日付に行った診察に関する情報であり、画像データ関連情報は、対応する患者に対して、対応する日付に行った診察時にカメラ20によって撮像された画像に関する情報である。
一方、図7に示すように、画像データ関連情報には、項目、許容枚数及び画像データの各情報が含まれる。
項目は、対応する画像データにより示される撮像画像における被写体の種類を示す情報であり、許容枚数は、対応する項目の画像データの電子カルテDB50に記憶(登録)することができる上限の枚数を示す情報である。また、画像データは、医師や看護師等によって撮像され、選択された撮像画像を特定するための情報である。本実施形態では、画像データそのものはコンピュータ30の記憶部33の画像データ記憶領域33Cに記憶し、電子カルテDB50における画像データ関連情報の画像データとして、画像データ記憶領域33Cの対応する画像データに対するリンク情報を記憶する。
図7に示す例では、画像データ関連情報に「顔」、「患部」等の項目が含まれていることを示している。また、図7に示す例では、患者の顔に対する撮像によって得られた画像データの電子カルテDB50への登録許容枚数が1枚のみであり、患者の患部に対する撮像によって得られた画像データの電子カルテDB50への登録許容枚数が5枚であることを示している。また、図7に示す例では、患者IDとして「10001」が付与された患者に対する診察において、該患者の顔をカメラ20で撮像することにより得られ、かつ電子カルテDB50に登録した画像データのリンク先が「リンク先1−1」であることを示している。
このように、本実施形態では、電子カルテDB50への画像データの登録を、該画像データのリンク先を示すリンク情報を登録することにより行っているが、これに限定されるものではない。例えば、画像データそのものを電子カルテDB50に登録する形態としてもよい。この場合、該画像データを診察に可能な範囲内で圧縮して登録することが好ましい。
なお、抽出装置10は、パーソナル・コンピュータ(PC:Personal Computer)、またはPDAの機能を搭載した携帯型の抽出装置であるスマート端末等であってもよい。また、抽出装置10は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
次に、本実施形態の作用を説明する。本実施形態では、コンピュータ30によって抽出プログラム33Aを実行させることで、図8に示す抽出処理が行われる。以下、該抽出処理について説明する。
本実施形態に係るコンピュータ30の医師、看護師等のユーザは、この抽出処理の実行に先立ち、前述したように、患者が所持する診察券60Aをカメラ20によって撮像する。次に、ユーザは、診察券60Aの撮像に引き続き、該患者の顔や患部等の必要箇所をカメラ20により連続的に撮像する。ユーザは、以上の撮像を、必要に応じて他の患者についても連続的に行う。
そして、ユーザは、予め定められたタイミング(本実施形態では、当日予定されている患者に対する撮像を伴う診察が終了したタイミング)で、カメラ20をコンピュータ30のI/F部36に接続し、カメラ20の記録メディア22から、当日の撮像によって得られた画像データをコンピュータ30に転送する。これにより、コンピュータ30の記憶部33における画像データ記憶領域33Cには、該画像データが記憶される。
以上のユーザによる事前準備の後、コンピュータ30によって抽出プログラム33Aを実行させることで、図8に示す抽出処理が行われる。なお、錯綜を回避するため、ここでは、電子カルテDB50における、処理対象とする患者(以下、「処理対象患者」という。)に関する「患者ID」、「氏名」、「日付」及び「診察関連情報」の各情報が既に登録されている場合について説明する。また、錯綜を回避するため、ここでは、一人の患者につき、1日に1回のみ診察を行うものとして説明する。
抽出処理のステップ100において、特定部12は、予め定められた初期画面を表示するように表示部35を制御し、次のステップ102において、特定部12は、所定情報の入力待ちを行う。
図9には、本実施形態に係る初期画面が示されている。図9に示すように、本実施形態に係る初期画面では、患者IDを入力するための入力領域35Aが、患者IDの入力を促すメッセージと共に表示される。
図9に示す初期画面が表示部35に表示されると、ユーザは、初期画面の入力領域35Aに対して、処理対象患者に予め付与された患者IDを、入力部34により入力した後、初期画面に表示されている「終了」ボタン35Bを入力部34により指定する。「終了」ボタン35Bが指定されると、上記ステップ102が肯定判定となってステップ104に移行する。
ステップ104において、特定部12は、電子カルテDB50から、既に登録されている全ての患者ID、及び初期画面上で入力された患者IDに関する全ての情報を読み出す。次のステップ106において、取得部11は、記憶部33の画像データ記憶領域33Cから上記事前準備によって記憶された全ての画像データ(以下、「処理対象画像データ」という。)を読み出す。
ステップ108において、特定部12は、処理対象画像データにより示される全ての撮像画像から、上記ステップ104の処理によって読み出した患者ID(識別情報)が画像中に検知される撮像画像の特定を試みる。
すなわち、前述したように、本実施形態では、各患者に対してカメラ20による撮像を行うのに先立ち、カメラ20により撮像対象とする患者が所持する診察券60Aを撮像している。そこで、ステップ108では、この診察券60Aに含まれ、かつ電子カルテDB50から読み出した患者IDを示す2次元バーコード62Aが含まれる撮像画像の特定を試みる。なお、この際の患者IDを示す2次元バーコード62Aが含まれる撮像画像の特定は、従来既知の画像認識技術、より具体的にはバーコード認識技術を用いることにより実現することができる。
また、特定部12は、何れかの患者IDが画像中に検知される撮像画像の特定を行うことができた場合には、該患者IDと、該撮像画像を個別に識別するための情報と、を関連付けてメモリ32の所定領域に記憶する。なお、本実施形態では、上記撮像画像を個別に識別するための情報として該撮像画像の画像ファイル名を適用しているが、これに限定されるものではない。例えば、各撮像画像に個別に名称を付与しておき、該名称を、上記撮像画像を個別に識別するための情報として適用する形態としてもよい。以下、上記撮像画像を個別に識別するための情報を、「個別識別情報」という。
ステップ110において、特定部12は、ステップ108の処理によって、初期画面上で入力された患者ID、すなわち処理対象患者の患者IDが画像中に検知される撮像画像(以下、「識別画像」という。)が特定できたか否かを判定する。ここで、否定判定となった場合はステップ112に移行して、予め定められたエラー処理を実行し、その後に後述するステップ116に移行する。
本実施形態では、上記エラー処理として、一例として図10に示すエラー対応画面を用いた処理を適用している。すなわち、本エラー処理では、処理対象画像データにより示される全ての撮像画像のサムネイルを表示部35により一覧表示させ、その中から処理対象患者を撮像した画像をユーザに対して入力部34により指定させる処理を行う。この際、ユーザは、サムネイルの各々を参照し、撮像されている部位の種類や、該部位の状態、何れかの患者の診察券60Aの画像が含まれる場合の該診察券60Aに印刷されている氏名等を手がかりとして、処理対象患者に対する撮像画像を特定し、指定する。但し、この形態に限らず、例えば、処理対象患者の患者IDが検知できないために、その後の処理を行うことができない旨の表示を表示部35によって行った後、本抽出処理を強制的に終了する形態等、他の形態としてもよい。
一方、ステップ110において肯定判定となった場合は、識別画像が特定できたと見なしてステップ114に移行し、抽出表示部13は、図11に示す画像絞り込み処理を行う。
画像絞り込み処理のステップ200Aにおいて、抽出表示部13は、識別画像に時系列順で後続する撮像画像に、処理対象患者とは異なる患者の患者IDが検知される撮像画像が存在するか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ202Aに移行する。
ステップ202Aにおいて、抽出表示部13は、識別画像と、処理対象患者とは異なる患者の患者IDが検知される撮像画像との間の撮像画像を、処理対象患者の撮像画像(以下、「対象患者画像」という。)の候補として抽出する。そして、抽出表示部13は、抽出した対象患者画像の個別識別情報(本実施形態では、画像ファイル名)をメモリ32の所定領域に記憶した後、本画像絞り込み処理を終了する。
一方、ステップ200Aにおいて否定判定となった場合は、処理対象患者に対する撮像以降には他の患者に対する撮像を行っていないと見なしてステップ204Aに移行する。ステップ204Aにおいて、抽出表示部13は、識別画像に時系列順で後続する全ての撮像画像を上記対象患者画像の候補として抽出し、抽出した対象患者画像の個別識別情報をメモリ32の所定領域に記憶した後、本画像絞り込み処理を終了する。画像絞り込み処理が終了すると、抽出処理のステップ116に移行する。
ステップ116において、抽出表示部13は、以上の画像絞り込み処理により得られた個別識別情報に基づいて、所定フォーマットとされた画像登録画面を表示するように表示部35を制御し、ステップ118において、受付部14は、所定情報の入力待ちを行う。
図12には、本実施形態に係る画像登録画面が示されている。図12に示すように、本実施形態に係る画像登録画面では、上記初期画面上で入力された患者IDが表示されると共に、該患者IDが付与された患者の氏名が表示される。なお、該患者の氏名は、ステップ104の処理によって電子カルテDB50から読み出した情報から得ることができる。
また、本実施形態に係る画像登録画面では、電子カルテDB50に登録する撮像画像の項目である登録項目を指定するための指定領域35Dが、対応する項目名及び登録可能枚数を示す情報と共に表示される。
なお、上記登録項目は、電子カルテDB50の「項目」に対応する情報であり、上記登録可能枚数は、対応する項目について、これ以降、電子カルテDB50に追加登録することのできる撮像画像の枚数を示す情報である。従って、本抽出処理の実行が開始されてから最初に画像登録画面が表示される際には、上記登録可能枚数として、電子カルテDB50の画像データ関連情報における「許容枚数」の値が表示される。図12に示す例では、「登録項目」として、「顔」、「患部」等の項目名が指定領域35Dと共に表示されると共に、「登録可能枚数」として、「顔」について「1枚」が表示され、「患部」について「5枚」が表示されている。この場合、この時点において、「顔」の撮像画像が1枚のみ追加登録でき、「患部」の撮像画像は5枚まで追加登録できる。
さらに、本実施形態に係る画像登録画面では、識別画像のサムネイルが表示されると共に、該識別画像に後続して、全ての対象患者画像のサムネイルが撮像された時系列の順に一覧表示される。なお、図12に示す例では10個のサムネイル35Cが表示されているが、本実施形態では、表示対象とするサムネイル35Cが10個より多い場合には、サムネイル35Cの表示領域において各サムネイル35Cをスクロール表示するようにしている。
なお、この際、抽出表示部13は、既に電子カルテDB50に登録されている撮像画像のサムネイル35Cについては、他のサムネイル35Cとは異なる第1状態(本実施形態では、画像全体に網掛け表示が施された状態)で表示するように表示部35を制御する。このように、登録済みの撮像画像のサムネイル35Cと未登録の撮像画像のサムネイル35Cとを異なる状態で表示することにより、ユーザは、登録済みの撮像画像と、未登録の撮像画像とを容易に識別することができる。図12では、上段中央部のサムネイル35Cにより示される撮像画像と、下段左端部のサムネイル35Cにより示される撮像画像とが、電子カルテDB50に既に登録されている場合の表示状態の一例が示されている。
図12に示す画像登録画面が表示部35に表示されると、ユーザは、撮像画像を電子カルテDB50に新たに登録したい場合は、まず、該撮像画像を登録する項目(以下、「対象項目」という。)に対応する指定領域35Dを入力部34により指定する。次に、ユーザは、指定した対象項目について登録したい撮像画像を示すサムネイル35Cを入力部34により指定し、その後に画像登録画面の下端部に表示されている「画像指定」ボタン35Eを入力部34により指定する。なお、この際、抽出表示部13は、ユーザによって指定されたサムネイル35Cを、上記第1状態とは異なる第2状態(本実施形態では、画像全体がリバース表示とされた状態)で表示するように表示部35を制御する。このように、ユーザによって新たに登録するために指定されたサムネイル35Cと、他のサムネイル35Cとを異なる状態で表示することにより、ユーザは、自身が指定したサムネイル35Cと、他のサムネイル35Cとを容易に識別することができる。図12では、ユーザによって撮像画像を登録する対象項目として「患部」が指定された場合の表示状態の一例が示されている。
また、ユーザは、既に電子カルテDB50に登録されている撮像画像の何れかの登録を解除したい場合は、該撮像画像を示すサムネイル35Cを入力部34により指定し、その後に「画像指定」ボタン35Eを入力部34により指定する。なお、この際、抽出表示部13は、ユーザによって指定されたサムネイル35Cについては、上記第1状態及び上記第2状態とは異なる第3状態(本実施形態では、画像全体をブリンク表示とする状態)で表示するように表示部35を制御する。このように、登録を解除したい撮像画像のサムネイル35Cと、他の撮像画像のサムネイル35Cとを異なる状態で表示することにより、ユーザは、登録を解除するべく指定したサムネイル35Cと、他のサムネイル35Cとを容易に識別することができる。
さらに、ユーザは、本抽出処理を終了させる場合は、画像登録画面の下端部に表示されている「処理終了」ボタン35Fを入力部34により指定する。ユーザによって「画像指定」ボタン35Eが指定されるか、または「処理終了」ボタン35Fが指定されると、上記ステップ118が肯定判定となってステップ120に移行する。
ステップ120において、抽出表示部13は、ユーザによって電子カルテDB50に新たに登録したい撮像画像のサムネイル35C、または電子カルテDB50への登録を解除したい撮像画像のサムネイル35Cが指定されたか否かを判定する。なお、この判定は、「画像指定」ボタン35Eが指定されたか否かを判定することにより行うことができる。
ステップ120において肯定判定となった場合はステップ122に移行し、指定されたサムネイル35Cにより示される撮像画像に、電子カルテDB50に登録されている撮像画像が含まれているか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ124に移行する。
ステップ124において、解除部17は、ユーザによって指定されたサムネイル35Cを示し、かつ電子カルテDB50に登録されている撮像画像の電子カルテDB50への登録を解除し、その後にステップ126に移行する。この際の登録の解除は、登録を解除する撮像画像に対するリンク情報を電子カルテDB50から消去することにより行うことができる。ここで、抽出表示部13は、電子カルテDB50への登録を解除した撮像画像に対応する画像登録画面のサムネイル35Cの表示状態を第1状態から通常の状態に戻す。一方、ステップ122において否定判定となった場合は、ステップ124の処理を実行することなくステップ126に移行する。
ステップ126において、抽出表示部13は、指定されたサムネイル35Cにより示される撮像画像に、電子カルテDB50に未登録の撮像画像が含まれているか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ128に移行する。なお、ここで否定判定となった場合はステップ116に戻る。
ステップ128において、第2特定部15は、この時点において電子カルテDB50における処理対象患者の対象項目について追加登録することのできる撮像画像の枚数、すなわち、登録可能枚数を特定する。本実施形態では、登録可能枚数の特定を、電子カルテDB50における処理対象患者の対象項目に対応する許容枚数から、この時点で該処理対象患者の対象項目について記憶されているリンク情報の数、すなわち登録済みの撮像画像の枚数を減算することにより行う。ここで、抽出表示部13は、画像登録画面の対象項目に対応する「登録可能枚数」の表示を、特定した登録可能枚数に更新する。
ステップ130において、許容部16は、特定した登録可能枚数が、ユーザによって電子カルテDB50に追加登録するために指定されたサムネイル35Cの枚数以上であるか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ132に移行する。ステップ132において、許容部16は、ユーザによって追加登録するために指定されたサムネイル35Cに対応する撮像画像の画像データに対するリンク情報を、電子カルテDB50の処理対象患者の対象項目に対応する空き記憶領域に記憶する。この処理により、ユーザによって追加登録するために指定された撮像画像が、電子カルテDB50における、処理対象患者に関する情報に関連付けられた状態で、電子カルテDB50に登録される。
一方、ステップ130において否定判定となった場合は、対象項目に対して設定されている撮像画像の許容枚数を超えて撮像画像を登録しようとしていると見なしてステップ134に移行し、許容部16は、予め定められた警告処理を実行し、その後にステップ116に戻る。なお、本実施形態では、該警告処理として、一例として図13に示すように、許容枚数を超えて撮像画像を登録しようとしていることを警告する情報(図13に示す例では、「患部の写真画像の登録は5枚までです。」との情報)を表示部35により所定時間(本実施形態では、3秒間)表示する処理を適用している。但し、これに限らず、例えば、この情報の表示に加えて、ブザー音等を鳴動させる形態、強制的に本抽出処理を終了する形態等としてもよい。
以上の警告処理によって、ユーザは、電子カルテDB50への登録可能枚数を超えて撮像画像を登録しようとしていることを把握することができる。そして、この場合、ユーザは、撮像画像の電子カルテDB50への登録を断念する場合は画像登録画面の「処理終了」ボタン35Fを指定する。また、ユーザは、電子カルテDB50に登録するために指定したサムネイル35Cの一部のサムネイル35Cに対応する撮像画像の登録を行う場合は、該一部のサムネイル35Cを指定した後に「画像指定」ボタン35Eを指定する。また、ユーザは、電子カルテDB50に登録した撮像画像の少なくとも一部を解除して改めて他の撮像画像の登録を行う場合には、解除する登録済みの撮像画像及び新たに登録する撮像画像の各サムネイル35Cを指定した後に「画像指定」ボタン35Eを指定する。
一方、ステップ120において否定判定となった場合は、ユーザによって「処理終了」ボタン35Fが指定されたと見なして本抽出表示を終了する。
以上、詳細に説明したように、本実施形態では、カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、該一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報(本実施形態では、患者ID)が画像中に検知される撮像画像を特定する。また、本実施形態では、上記一連の撮像画像のうち、特定した撮像画像の次の画像以降の画像を上記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する。これにより、前述した従来の技術に比較して、より効果的に、患者に関して撮像された画像を電子カルテシステムに登録する作業を支援することができる。
特に、本実施形態では、上記一連の撮像画像のうち、特定した撮像画像と、他の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像との間の1又は複数の撮像画像を上記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する。これにより、複数の患者を連続して撮像する場合にも対応することができる。
なお、顔や患部等の必要箇所の全ての撮像を、対象とする患者の識別情報が写り込む状態で行うことにより、各撮像画像を個別に識別可能とする形態も考えられるが、この形態では、撮像対象の状態によっては識別情報を写し込むことが困難である場合がある。例えば、撮像対象とする患者や患部が撮像時に動いてしまう場合や、撮像対象が患部であり、該患部に対する撮像範囲が比較的広く、撮像画像内の識別情報が小さくなりすぎてしまう場合等である。これに対し、本実施形態では、必要箇所の各撮像画像に識別情報を写し込む必要がないため、より効果的に、患者に関して撮像された画像を電子カルテシステムに登録する作業を支援することができる。
また、本実施形態では、特定した撮像画像も、抽出した撮像画像の候補の表示に合わせて表示しているので、該特定した撮像画像を患者の特定に用いることができる結果、より効果的に上記登録する作業を支援することができる。
また、本実施形態では、上記識別情報を、1次元バーコード又は2次元バーコードにより表しているので、従来既知の技術によって容易に識別情報を特定することができる。
また、本実施形態では、電子カルテシステムにおいて、特定の患者について画像を追加登録する対象の項目の選択を受け付け、該項目に対応して登録可能な画像枚数を特定する。また、本実施形態では、特定した画像枚数の範囲内で、表示された撮像画像の中から電子カルテシステムに登録する撮像画像の選択を許容している。これにより、電子カルテシステムに登録する撮像画像の枚数を制限することができる。
また、本実施形態では、特定した画像枚数と、電子カルテシステムに登録撮像画像として選択済みの撮像画像の枚数との差分枚数(本実施形態では、登録可能枚数)を、電子カルテシステムに登録する撮像画像の選択に応じて順次、更新表示している。これにより、ユーザにとっての利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、上記識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定できない場合、予め定められた警告処理(本実施形態では、エラー処理)を実行しているので、より効果的に上記登録する作業を支援することができる。
また、本実施形態では、電子カルテシステムに既に登録されており、かつ該登録を解除する撮像画像の選択を受け付ける。そして、本実施形態では、選択された撮像画像の電子カルテシステムへの登録を解除している。これにより、より重要な撮像画像に登録する画像を置き換えることができ、より利便性を向上させることができる。
また、本実施形態では、上記識別情報を、患者に配布された診察券に記載されている該患者を特定可能な情報(本実施形態では、患者ID)としているので、識別情報を新たな部材等に設ける必要がなく、新たな費用の発生を抑制することができる。
また、本実施形態では、撮像画像として静止画像及び動画像の少なくとも一方を適用しているので、静止画像を適用する場合は、動画像を適用する場合に比較して、より高画質な画像を登録することができる。また、動画像を適用する場合は、静止画像を適用する場合に比較して、動きのある画像を登録することができる。
さらに、本実施形態では、特定の患者の撮像画像の候補をサムネイルとして表示しているので、より多くの撮像画像を一度に表示することができ、より利便性を向上させることができる。
〔第2実施形態〕
次に本発明の第2実施形態について説明する。なお、本第2実施形態に係る抽出装置10及びコンピュータ30の構成は上記第1実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
以下、本第2実施形態の作用を説明する。本第2実施形態でも、コンピュータ30によって抽出プログラム33Aを実行させることで、図8に示す抽出処理が行われる。
本第2実施形態に係るコンピュータ30の医師、看護師等のユーザは、この抽出処理の実行に先立ち、患者の顔や患部等の必要箇所をカメラ20により連続的に撮像する。次に、ユーザは、該必要箇所の撮像に引き続き、該患者が所持する診察券60Aをカメラ20によって撮像する。ユーザは、以上の撮像を、必要に応じて他の患者についても連続的に行う。
そして、ユーザは、予め定められたタイミング(本実施形態では、当日予定されている患者に対する撮像を伴う診察が終了したタイミング)で、カメラ20をコンピュータ30のI/F部36に接続し、カメラ20の記録メディア22から、当日の撮像によって得られた画像データをコンピュータ30に転送する。これにより、コンピュータ30の記憶部33における画像データ記憶領域33Cには、該画像データが記憶される。
この場合、一例として図14に示すように、記録メディア22には、電子カルテDB50への登録候補となる患部等の撮像画像を示す1又は複数の画像データに引き続き、患者の識別情報を含む撮像画像を示す画像データが、患者毎に記録される。
以上のユーザによる事前準備の後、コンピュータ30によって抽出プログラム33Aを実行させることで、図8に示す抽出処理が行われる。但し、本第2実施形態に係る抽出処理は、上記第1実施形態に係る抽出処理に対して、ステップ114の画像絞り込み処理が図15に示されるものとされている点が相違している。
以下、本第2実施形態に係る画像絞り込み処理について説明する。
該画像絞り込み処理のステップ200Bにおいて、抽出表示部13は、識別画像に時系列順で先行する撮像画像に、処理対象患者とは異なる患者の患者IDが検知される撮像画像が存在するか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ202Bに移行する。
ステップ202Bにおいて、抽出表示部13は、識別画像と、該識別画像に時系列順で先行し、かつ処理対象患者とは異なる患者の患者IDが検知される撮像画像との間の撮像画像を、対象患者画像の候補として抽出する。そして、抽出表示部13は、抽出した対象患者画像の個別識別情報(本実施形態でも、画像ファイル名)をメモリ32の所定領域に記憶した後、本画像絞り込み処理を終了する。
一方、ステップ200Bにおいて否定判定となった場合は、処理対象患者に対する撮像以前には他の患者に対する撮像を行っていないと見なしてステップ204Bに移行する。ステップ204Bにおいて、抽出表示部13は、識別画像に時系列順で先行する全ての撮像画像を上記対象患者画像の候補として抽出し、抽出した対象患者画像の個別識別情報をメモリ32の所定領域に記憶した後、本画像絞り込み処理を終了する。画像絞り込み処理が終了すると、抽出処理のステップ116に移行する。
以上、詳細に説明したように、本実施形態では、カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、該一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定する。そして、本実施形態では、上記一連の撮像画像のうち、特定した撮像画像の前の画像までを上記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する。これにより、上記第1実施形態とほぼ同様の効果を奏することができる。
〔第3実施形態〕
次に本発明の第3実施形態について説明する。なお、本第3実施形態に係る抽出装置10及びコンピュータ30の構成も上記第1実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
以下、本第3実施形態の作用を説明する。本第3実施形態でも、コンピュータ30によって抽出プログラム33Aを実行させることで、図8に示す抽出処理が行われる。
本第3実施形態に係るコンピュータ30の医師、看護師等のユーザは、この抽出処理の実行に先立ち、患者が所持する診察券60Aが画角内に含まれる状態で、該患者の顔や患部等の必要箇所の1カ所をカメラ20により撮像する。これに引き続き、ユーザは、該患者の診察券60Aは画角内に含まれない状態で、該患者の顔や患部等の必要箇所をカメラ20により連続的に撮像する。ユーザは、以上の撮像を、必要に応じて他の患者についても連続的に行う。
そして、ユーザは、予め定められたタイミング(本実施形態では、当日予定されている患者に対する撮像を伴う診察が終了したタイミング)で、カメラ20をコンピュータ30のI/F部36に接続し、カメラ20の記録メディア22から、当日の撮像によって得られた画像データをコンピュータ30に転送する。これにより、コンピュータ30の記憶部33における画像データ記憶領域33Cには、該画像データが記憶される。
この場合、一例として図16に示すように、記録メディア22には、患者の識別情報が含まれ、かつ患部等の必要箇所を撮像した撮像画像を示す画像データに引き続き、該識別情報が含まれず、かつ患部等の撮像画像を示す画像データが、患者毎に記録される。
以上のユーザによる事前準備の後、コンピュータ30によって抽出プログラム33Aを実行させることで、図8に示す抽出処理が行われる。但し、本第3実施形態に係る抽出処理も、上記第1実施形態に係る抽出処理に対して、ステップ114の画像絞り込み処理が図17に示されるものとされている点が相違している。
以下、本第3実施形態に係る画像絞り込み処理について説明する。
該画像絞り込み処理のステップ200Cにおいて、抽出表示部13は、識別画像に時系列順で後続する撮像画像に、処理対象患者とは異なる患者の患者IDが検知される撮像画像が存在するか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ202Cに移行する。
ステップ202Cにおいて、抽出表示部13は、識別画像を含み、該識別画像から時系列順で後続し、かつ処理対象患者とは異なる患者の患者IDが検知される撮像画像の時系列順で直前の撮像によって得られた撮像画像までを、対象患者画像の候補として抽出する。そして、抽出表示部13は、抽出した対象患者画像の個別識別情報(本実施形態でも、画像ファイル名)をメモリ32の所定領域に記憶した後、本画像絞り込み処理を終了する。
一方、ステップ200Cにおいて否定判定となった場合は、処理対象患者に対する撮像以降には他の患者に対する撮像を行っていないと見なしてステップ204Cに移行する。ステップ204Cにおいて、抽出表示部13は、識別画像を含み、該識別画像に時系列順で後続する全ての撮像画像を対象患者画像の候補として抽出し、抽出した対象患者画像の個別識別情報をメモリ32の所定領域に記憶した後、本画像絞り込み処理を終了する。画像絞り込み処理が終了すると、抽出処理のステップ116に移行する。
以上、詳細に説明したように、本実施形態では、カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、該一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定する。また、本実施形態では、上記一連の撮像画像のうち、特定した撮像画像以降の画像を上記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する。これにより、前述した従来の技術や上記第1実施形態に比較して、より効果的に、患者に関して撮像された画像を電子カルテシステムに登録する作業を支援することができる。
特に、本実施形態では、上記一連の撮像画像のうち、特定した撮像画像から、他の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像の直前の画像までの1又は複数の撮像画像を上記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する。これにより、複数の患者を連続して撮像する場合にも対応することができる。
〔第4実施形態〕
次に本発明の第4実施形態について説明する。なお、本第4実施形態に係る抽出装置10及びコンピュータ30の構成も上記第1実施形態と同様であるので、ここでの説明は省略する。
以下、本第4実施形態の作用を説明する。本第4実施形態でも、コンピュータ30によって抽出プログラム33Aを実行させることで、図8に示す抽出処理が行われる。
本第4実施形態に係るコンピュータ30の医師、看護師等のユーザは、この抽出処理の実行に先立ち、患者の顔や患部等の必要箇所をカメラ20により連続的に撮像する。ここで、ユーザは、該必要箇所の最後の撮像において、該患者が所持する診察券60Aを画角内に含めた状態でカメラ20により撮像する。ユーザは、以上の撮像を、必要に応じて他の患者についても連続的に行う。
そして、ユーザは、予め定められたタイミング(本実施形態では、当日予定されている患者に対する撮像を伴う診察が終了したタイミング)で、カメラ20をコンピュータ30のI/F部36に接続し、カメラ20の記録メディア22から、当日の撮像によって得られた画像データをコンピュータ30に転送する。これにより、コンピュータ30の記憶部33における画像データ記憶領域33Cには、該画像データが記憶される。
この場合、一例として図18に示すように、記録メディア22には、患部等の撮像画像を示す画像データに引き続き、該患部等の画像、及び患者の識別情報が含まれる撮像画像を示す画像データが、患者毎に記録される。
以上のユーザによる事前準備の後、コンピュータ30によって抽出プログラム33Aを実行させることで、図8に示す抽出処理が行われる。但し、本第4実施形態に係る抽出処理も、上記第1実施形態に係る抽出処理に対して、ステップ114の画像絞り込み処理が図19に示されるものとされている点が相違している。
以下、本第4実施形態に係る画像絞り込み処理について説明する。
該画像絞り込み処理のステップ200Dにおいて、抽出表示部13は、識別画像に時系列順で先行する撮像画像に、処理対象患者とは異なる患者の患者IDが検知される撮像画像が存在するか否かを判定し、肯定判定となった場合はステップ202Dに移行する。
ステップ202Dにおいて、抽出表示部13は、識別画像を含み、該識別画像に時系列順で先行し、かつ処理対象患者とは異なる患者の患者IDが検知される撮像画像の時系列順で直後の撮像によって得られた撮像画像までを、対象患者画像の候補として抽出する。そして、抽出表示部13は、抽出した対象患者画像の個別識別情報(本実施形態でも、画像ファイル名)をメモリ32の所定領域に記憶した後、本画像絞り込み処理を終了する。
一方、ステップ200Dにおいて否定判定となった場合は、処理対象患者に対する撮像以前には他の患者に対する撮像を行っていないと見なしてステップ204Dに移行する。ステップ204Dにおいて、抽出表示部13は、識別情報を含み、該識別画像に時系列順で先行する全ての撮像画像を対象患者画像の候補として抽出し、抽出した対象患者画像の個別識別情報をメモリ32の所定領域に記憶した後、本画像絞り込み処理を終了する。画像絞り込み処理が終了すると、抽出処理のステップ116に移行する。
以上、詳細に説明したように、本実施形態では、カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、該一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定する。そして、本実施形態では、上記一連の撮像画像のうち、特定した撮像画像までを上記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する。これにより、前述した従来の技術や上記第2実施形態に比較して、より効果的に、患者に関して撮像された画像を電子カルテシステムに登録する作業を支援することができる。
なお、上記各実施形態では、登録項目を画像登録画面上で指定する場合を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、一例として図20に示すように、初期画面において登録項目を指定する形態としてもよい。この形態によっても、上記各実施形態と同様の効果を奏することができる。
また、上記各実施形態では、識別情報をバーコードにより表した場合を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、識別情報を示す文字、数字、記号等のそのものを識別情報として用いる形態としてもよい。この場合の識別情報を検知する形態例としては、該文字、数字、記号等を従来既知の文字認識技術により認識することによって検知する形態を例示することができる。
また、上記各実施形態では、電子カルテDB50及び撮像によって得られた画像データをコンピュータ30において保持する場合を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、これらのデータを、コンピュータ30にネットワーク等を介して接続された他の装置において保持するようにしてもよい。この場合、コンピュータ30の記憶部33に必要とされる記憶容量を低減することができるため、上記各実施形態に比較して、コンピュータ30のコストを削減することができる。
また、上記各実施形態では、抽出プログラム33Aを記憶部33に予め記憶(インストール)しておく態様を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、抽出プログラム33Aを、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc ROM)等の記録媒体から媒体読み書き装置を介してコンピュータ30の記憶部33に読み込む形態としてもよく、ネットワークを介して外部装置から記憶部33にダウンロードする形態としてもよい。
また、上記各実施形態では、カメラ20からコンピュータ30に撮像画像を示す画像データを転送するタイミングとして、当日予定されている患者に対する撮像を伴う診察が終了したタイミングを適用した態様を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、所定の人数の患者に対する撮像を伴う診察が終了したタイミング、各患者の各々毎に撮像を伴う診察が終了したタイミング、所定の日数分の撮像を伴う診察が終了したタイミング等を、上記画像データを転送するタイミングとして適用する形態としてもよい。
また、上記各実施形態では、カメラ20からコンピュータ30への画像データの取り込みを、カメラ20をコンピュータ30に直接接続して行う態様を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、SDカード(登録商標)等の記録メディアを介して画像データの取り込みを行う形態としてもよい。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
以上の各実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像の次の画像以降の画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出プログラム。
(付記2)
カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像の前の画像までを前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出プログラム。
(付記3)
カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像と、他の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像との間の1又は複数の撮像画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出プログラム。
(付記4)
カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像以降の画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出プログラム。
(付記5)
カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像までを前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出プログラム。
(付記6)
カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像から、他の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像の直前の画像までの1又は複数の撮像画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出プログラム。
(付記7)
特定した前記撮像画像も、抽出した前記撮像画像の候補の表示に合わせて表示する、
ことを特徴とする付記1〜付記6の何れか1項記載の抽出プログラム。
(付記8)
前記患者を識別する識別情報は、前記患者の識別情報を示す1次元バーコード又は2次元バーコードにより表される情報である、
ことを特徴とする付記1〜付記7の何れか1項記載の抽出プログラム。
(付記9)
前記電子カルテシステムにおいて、前記特定の患者について画像を追加登録する対象の項目の選択を受け付け、
前記項目に対応して登録可能な画像枚数を特定し、
特定した前記画像枚数の範囲内で、表示された前記撮像画像の中から前記電子カルテシステムに登録する撮像画像の選択を許容する、
ことを特徴とする付記1〜付記8の何れか1項記載の抽出プログラム。
(付記10)
特定した前記画像枚数と、前記電子カルテシステムに登録撮像画像として選択済みの撮像画像の枚数との差分枚数を、前記電子カルテシステムに登録する撮像画像の選択に応じて順次、更新表示する、
ことを特徴とする付記9記載の抽出プログラム。
(付記11)
前記識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定できない場合、予め定められた警告処理を実行する、
ことを特徴とする付記1〜付記10の何れか1項記載の抽出プログラム。
(付記12)
前記電子カルテシステムに既に登録されており、かつ該登録を解除する前記撮像画像の選択を受け付け、
選択された前記撮像画像の前記電子カルテシステムへの登録を解除する、
ことを特徴とする付記9または付記10記載の抽出プログラム。
(付記13)
前記識別情報は、患者に配布された診察券に記載されている該患者を特定可能な情報である、
ことを特徴とする付記1〜付記12の何れか1項記載の抽出プログラム。
(付記14)
前記撮像画像は、静止画像及び動画像の少なくとも一方を含む、
ことを特徴とする付記1〜付記13の何れか1項記載の抽出プログラム。
(付記15)
前記特定の患者の撮像画像の候補をサムネイルとして表示する、
ことを特徴とする付記1〜付記14の何れか1項記載の抽出プログラム。
(付記16)
カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得する取得部と、
前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定する特定部と、
前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像の次の画像以降の画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する抽出表示部と、
を含むことを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出装置。
(付記17)
カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得する取得部と、
前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定する特定部と、
前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像の前の画像までを前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する抽出表示部と、
を含むことを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出装置。
(付記18)
カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得する取得部と、
前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定する特定部と、
前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像と、他の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像との間の1又は複数の撮像画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する抽出表示部と、
を含むことを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出装置。
(付記19)
カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得する取得部と、
前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定する特定部と、
前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像以降の画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する抽出表示部と、
を含むことを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出装置。
(付記20)
カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得する取得部と、
前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定する特定部と、
前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像までを前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する抽出表示部と、
を含むことを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出装置。
(付記21)
カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得する取得部と、
前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定する特定部と、
前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像から、他の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像の直前の画像までの1又は複数の撮像画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する抽出表示部と、
を含むことを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出装置。
(付記22)
前記抽出表示部は、特定した前記撮像画像も、抽出した前記撮像画像の候補の表示に合わせて表示する、
ことを特徴とする付記16〜付記21の何れか1項記載の抽出装置。
(付記23)
前記患者を識別する識別情報は、前記患者の識別情報を示す1次元バーコード又は2次元バーコードにより表される情報である、
ことを特徴とする付記16〜付記22の何れか1項記載の抽出装置。
(付記24)
前記電子カルテシステムにおいて、前記特定の患者について画像を追加登録する対象の項目の選択を受け付ける受付部と、
前記項目に対応して登録可能な画像枚数を特定する第2特定部と、
特定した前記画像枚数の範囲内で、表示された前記撮像画像の中から前記電子カルテシステムに登録する撮像画像の選択を許容する許容部と、
をさらに含むことを特徴とする付記16〜付記23の何れか1項記載の抽出装置。
(付記25)
前記抽出表示部は、特定した前記画像枚数と、前記電子カルテシステムに登録撮像画像として選択済みの撮像画像の枚数との差分枚数を、前記電子カルテシステムに登録する撮像画像の選択に応じて順次、更新表示する、
ことを特徴とする付記24記載の抽出装置。
(付記26)
前記識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定できない場合、予め定められた警告処理を実行する実行部、
をさらに含むことを特徴とする付記16〜付記25の何れか1項記載の抽出装置。
(付記27)
前記受付部は、前記電子カルテシステムに既に登録されており、かつ該登録を解除する前記撮像画像の選択を受け付け、
選択された前記撮像画像の前記電子カルテシステムへの登録を解除する解除部、
をさらに含むことを特徴とする付記24または付記25記載の抽出装置。
(付記28)
前記識別情報は、患者に配布された診察券に記載されている該患者を特定可能な情報である、
ことを特徴とする付記16〜付記27の何れか1項記載の抽出装置。
(付記29)
前記撮像画像は、静止画像及び動画像の少なくとも一方を含む、
ことを特徴とする付記16〜付記28の何れか1項記載の抽出装置。
(付記30)
前記抽出表示部は、前記特定の患者の撮像画像の候補をサムネイルとして表示する、
ことを特徴とする付記16〜付記29の何れか1項記載の抽出装置。
(付記31)
カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像の次の画像以降の画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
ことを含む処理をコンピュータに実行させる電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出方法。
(付記32)
カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像の前の画像までを前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
ことを含む処理をコンピュータに実行させる電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出方法。
(付記33)
カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像と、他の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像との間の1又は複数の撮像画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
ことを含む処理をコンピュータに実行させる電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出方法。
(付記34)
カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像以降の画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
ことを含む処理をコンピュータに実行させる電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出方法。
(付記35)
カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像までを前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
ことを含む処理をコンピュータに実行させる電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出方法。
(付記36)
カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像から、他の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像の直前の画像までの1又は複数の撮像画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
ことを含む処理をコンピュータに実行させる電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出方法。
(付記37)
特定した前記撮像画像も、抽出した前記撮像画像の候補の表示に合わせて表示する、
ことを特徴とする付記31〜付記36の何れか1項記載の抽出方法。
(付記38)
前記患者を識別する識別情報は、前記患者の識別情報を示す1次元バーコード又は2次元バーコードにより表される情報である、
ことを特徴とする付記31〜付記37の何れか1項記載の抽出方法。
(付記39)
前記電子カルテシステムにおいて、前記特定の患者について画像を追加登録する対象の項目の選択を受け付け、
前記項目に対応して登録可能な画像枚数を特定し、
特定した前記画像枚数の範囲内で、表示された前記撮像画像の中から前記電子カルテシステムに登録する撮像画像の選択を許容する、
ことを特徴とする付記31〜付記38の何れか1項記載の抽出方法。
(付記40)
特定した前記画像枚数と、前記電子カルテシステムに登録撮像画像として選択済みの撮像画像の枚数との差分枚数を、前記電子カルテシステムに登録する撮像画像の選択に応じて順次、更新表示する、
ことを特徴とする付記39記載の抽出方法。
(付記41)
前記識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定できない場合、予め定められた警告処理を実行する、
ことを特徴とする付記31〜付記40の何れか1項記載の抽出方法。
(付記42)
前記電子カルテシステムに既に登録されており、かつ該登録を解除する前記撮像画像の選択を受け付け、
選択された前記撮像画像の前記電子カルテシステムへの登録を解除する、
ことを特徴とする付記39または付記40記載の抽出方法。
(付記43)
前記識別情報は、患者に配布された診察券に記載されている該患者を特定可能な情報である、
ことを特徴とする付記31〜付記42の何れか1項記載の抽出方法。
(付記44)
前記撮像画像は、静止画像及び動画像の少なくとも一方を含む、
ことを特徴とする付記31〜付記43の何れか1項記載の抽出方法。
(付記45)
前記特定の患者の撮像画像の候補をサムネイルとして表示する、
ことを特徴とする付記31〜付記44の何れか1項記載の抽出方法。
10 抽出装置
11 取得部
12 特定部
13 抽出表示部
14 受付部
15 第2特定部
16 許容部
17 解除部
20 カメラ
30 コンピュータ
31 CPU
33 記憶部
33A 抽出プログラム
33A1 取得プロセス
33A2 特定プロセス
33A3 抽出表示プロセス
33A4 受付プロセス
33A5 第2特定プロセス
33A6 許容プロセス
33A7 解除プロセス
33B 電子カルテDB記憶領域
33C 画像データ記憶領域
34 入力部
35 表示部
35C サムネイル
36 I/F部
50 電子カルテDB
60A、60B 診察券
62A 2次元バーコード
62B 1次元バーコード

Claims (22)

  1. カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
    前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
    前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像の次の画像以降の画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出プログラム。
  2. カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
    前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
    前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像の前の画像までを前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出プログラム。
  3. カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
    前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
    前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像と、他の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像との間の1又は複数の撮像画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出プログラム。
  4. カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
    前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
    前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像以降の画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出プログラム。
  5. カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
    前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
    前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像までを前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出プログラム。
  6. カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
    前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
    前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像から、他の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像の直前の画像までの1又は複数の撮像画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出プログラム。
  7. 特定した前記撮像画像も、抽出した前記撮像画像の候補の表示に合わせて表示する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか1項記載の抽出プログラム。
  8. 前記患者を識別する識別情報は、前記患者の識別情報を示す1次元バーコード又は2次元バーコードにより表される情報である、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7の何れか1項記載の抽出プログラム。
  9. 前記電子カルテシステムにおいて、前記特定の患者について画像を追加登録する対象の項目の選択を受け付け、
    前記項目に対応して登録可能な画像枚数を特定し、
    特定した前記画像枚数の範囲内で、表示された前記撮像画像の中から前記電子カルテシステムに登録する撮像画像の選択を許容する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8の何れか1項記載の抽出プログラム。
  10. 特定した前記画像枚数と、前記電子カルテシステムに登録撮像画像として選択済みの撮像画像の枚数との差分枚数を、前記電子カルテシステムに登録する撮像画像の選択に応じて順次、更新表示する、
    ことを特徴とする請求項9記載の抽出プログラム。
  11. カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得する取得部と、
    前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定する特定部と、
    前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像の次の画像以降の画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する抽出表示部と、
    を含むことを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出装置。
  12. カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得する取得部と、
    前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定する特定部と、
    前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像の前の画像までを前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する抽出表示部と、
    を含むことを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出装置。
  13. カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得する取得部と、
    前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定する特定部と、
    前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像と、他の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像との間の1又は複数の撮像画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する抽出表示部と、
    を含むことを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出装置。
  14. カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得する取得部と、
    前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定する特定部と、
    前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像以降の画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する抽出表示部と、
    を含むことを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出装置。
  15. カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得する取得部と、
    前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定する特定部と、
    前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像までを前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する抽出表示部と、
    を含むことを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出装置。
  16. カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得する取得部と、
    前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定する特定部と、
    前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像から、他の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像の直前の画像までの1又は複数の撮像画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する抽出表示部と、
    を含むことを特徴とする電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出装置。
  17. カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
    前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
    前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像の次の画像以降の画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
    ことを含む処理をコンピュータに実行させる電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出方法。
  18. カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
    前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
    前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像の前の画像までを前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
    ことを含む処理をコンピュータに実行させる電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出方法。
  19. カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
    前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
    前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像と、他の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像との間の1又は複数の撮像画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
    ことを含む処理をコンピュータに実行させる電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出方法。
  20. カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
    前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
    前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像以降の画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
    ことを含む処理をコンピュータに実行させる電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出方法。
  21. カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
    前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
    前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像までを前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
    ことを含む処理をコンピュータに実行させる電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出方法。
  22. カメラにより順次撮像された一連の撮像画像を取得し、
    前記一連の撮像画像のうち、電子カルテシステムに登録された特定の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像を特定し、
    前記一連の撮像画像のうち、特定した前記撮像画像から、他の患者に対応する識別情報が画像中に検知される撮像画像の直前の画像までの1又は複数の撮像画像を前記特定の患者の撮像画像の候補として抽出して表示する、
    ことを含む処理をコンピュータに実行させる電子カルテシステムへの登録画像候補の抽出方法。
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