JP5765283B2 - ワーク処理装置 - Google Patents
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Description
また、ツール保持部とワーク保持部を相対的に移動させる移動装置は、水平面上において直交する2方向に移動可能に構成されたXYテーブルや直交ロボットによって構成されており、移動装置によってワーク保持部とツール保持部とを相対的に移動させることにより、ワークの処理部位とツールとの位置合わせを行うよう構成されている。
上記のワーク処理装置において、移動装置として用いられるXYテーブル又は直交ロボットは、平面上においてワークの外形よりも広い範囲を移動可能に構成されている必要があり、ワークの大きさに比べて大型になりやすい。そのため、ワーク処理装置自体の大きさが大型化することとなる。
また、大型化に伴い移動量が増大するため、移動にかかる時間が長くなる。そのため、ワーク処理装置の稼働時間において、ワークに処理を行わない非処理時間が増大する。これにより、ワーク処理装置における効率が低下することとなる。
複数のツールを備えると共に上記テーブル軸と平行に配されたホルダー軸を中心に回転可能なツールホルダーとを有し、
上記複数のツールには、ワークに作業を行う作業ツールと、ワークを把持する把持ツールとがあり、
上記回転テーブルの回転によってワークの特定部位を上記作業ツールの回転軌跡上に移動させると共に、上記ツールホルダーの回転によって上記作業ツールを上記特定部位へ移動させることにより、上記特定部位と上記作業ツールとの位置合わせを行うよう構成されており、かつ、上記ツールホルダーの回転によって、上記把持ツールによって把持するワークを、上記回転テーブルと、該回転テーブルとは異なる位置にある載置部との間で搬送するよう構成されていることを特徴とするワーク処理装置にある(請求項1)。
ワーク処理装置にかかる実施例について、図1〜図10を参照して説明する。
図1に示すごとく、ワーク処理装置1は、ワークを保持すると共にテーブル軸31を中心に回転可能に設けられた回転テーブル3と、ツール配置円210(図2)に沿って配置された3つのツール(211、212、213)を備えると共にツール配置円210の中心を通るホルダー軸201を中心に回転可能に設けられたツールホルダー20とを有している。テーブル軸31とホルダー軸201とは平行に配されており、ホルダー軸201の軸方向から見て、ツール配置円210が回転テーブル3上に保持されるワークと重なるよう配されている。
本例に示すワーク処理装置1は、上述したワークであるケース61とカバー62との組み付けを行うものである。ケース61とカバー62との組み付け作業としては、ケース61への接着剤の塗布、ケース61上へのカバー62の配置及びケース61とカバー62との締結固定の3つの作業がある。
ツールユニット2は、3つのツールと、これらを保持するツールホルダー20と、ツールホルダー20を昇降及び回転させるツール側駆動部22とを備えている。
ツールユニット2が備える3つのツールは、接着剤の塗布を行うディスペンサー211、カバー62を把持する把持ツール212、及び固定ボルトの締結を行うナットランナー213からなる。
把持ツール212は、カバー62のカバー鍔部622と係合する係合爪部(図示略)とカバー62の挿通穴624に挿通する位置決めピン(図示略)とを有する把持部215を備えており、カバー62を決まった姿勢で把持可能に構成されている。尚、把持ツール212は、把持したカバー62をケース61上に移動させた際に、カバー62とケース61とが対応した位置に配されるように構成されている。
ケース用パレット511上に載置されたケース61は、ケース用コンベア51によって、回転テーブル3の上方へと搬送される。回転テーブル3は、可動部33を上昇させ、可動部33の上面とケース用パレット511の下面とを連結する。可動部33をさらに上昇させることでケース用パレット511とケース用コンベア51とを切り離し、ケース用パレット511及びケース61を回転可能な位置へと上昇させる。
図7に示すごとく、ツールホルダー20を回転させ、上方から見てツール配置円210とケース側シール面613の交点P1上へとディスペンサー211を移動し、接着剤の吐出を開始する。このとき、ツール配置円210とケース側シール面613との交点が2つあり、いずれの交点へ移動してもよいが、ツールホルダー20の移動距離が小さい側へと移動することが好ましい。
図8に示すごとく、ツールホルダー20を逆転方向Rへと回転させ、把持ツール212によってカバー62を把持する。ツールホルダー20を下降させることにより、カバー待機位置に配置されたカバー62を、把持ツール212の把持部215によって把持する。
図10に示すごとく、カバー62をケース61上に載置した後、可動部33を回転させ、複数のボルト穴614のうちのいずれか一つをツール配置円210上に移動させる。 また、ナットランナー213とボルト穴614との移動距離が小さい逆転方向Rにツールホルダー20を回転させ、交点P2の上方にナットランナー213を配置する。
回転テーブル3及びツールホルダー20は、テーブル軸31及びホルダー軸201を中心軸として回転することにより、上記特定部位とツールとの位置合わせを行うことができる。そのため、従来用いられていたXYテーブルや直交ロボットのように、回転テーブル3及びツールホルダー20を、平面上において移動させることなく、回転テーブル3及びツールホルダー20の外形よりも内側で処理を行うことができる。これにより、ワーク処理装置1の大きさを従来よりも小さくすることができる。
20 ツールホルダー20
201 ホルダー軸201
21 ツール
210 ツール配置円210
3 回転テーブル3
31 テーブル軸31
Claims (3)
- ワークを保持してテーブル軸を中心に回転可能な回転テーブルと、
複数のツールを備えると共に上記テーブル軸と平行に配されたホルダー軸を中心に回転可能なツールホルダーとを有し、
上記複数のツールには、ワークに作業を行う作業ツールと、ワークを把持する把持ツールとがあり、
上記回転テーブルの回転によってワークの特定部位を上記作業ツールの回転軌跡上に移動させると共に、上記ツールホルダーの回転によって上記作業ツールを上記特定部位へ移動させることにより、上記特定部位と上記作業ツールとの位置合わせを行うよう構成されており、かつ、上記ツールホルダーの回転によって、上記把持ツールによって把持するワークを、上記回転テーブルと、該回転テーブルとは異なる位置にある載置部との間で搬送するよう構成されていることを特徴とするワーク処理装置。 - 請求項1に記載のワーク処理装置において、上記テーブル軸を回転中心として上記回転テーブルが回転する際に上記特定部位の回転軌跡として描かれる軌跡円と、上記作業ツールの回転軌跡との上記テーブル軸の軸方向から見た交点の位置を求め、該交点へ上記特定部位および上記作業ツールを移動させることによって、上記特定部位と上記作業ツールとの位置合わせを行うよう構成されていることを特徴とするワーク処理装置。
- 請求項1又は2に記載のワーク処理装置において、上記テーブル軸は、該テーブル軸の軸方向から見たとき、上記作業ツール又は上記把持ツールの回転軌跡上に配されていることを特徴とするワーク処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012078552A JP5765283B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | ワーク処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012078552A JP5765283B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | ワーク処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013208656A JP2013208656A (ja) | 2013-10-10 |
JP5765283B2 true JP5765283B2 (ja) | 2015-08-19 |
Family
ID=49527041
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012078552A Active JP5765283B2 (ja) | 2012-03-30 | 2012-03-30 | ワーク処理装置 |
Country Status (1)
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Family Cites Families (4)
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2012
- 2012-03-30 JP JP2012078552A patent/JP5765283B2/ja active Active
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JP2013208656A (ja) | 2013-10-10 |
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