JP5762890B2 - 可撓性ホース及びその製造方法 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、管壁に螺旋状に一体化される螺旋状補強芯を、管端部において線径を細くした合成樹脂製管が開示されており、そのような合成樹脂製管を、螺旋状補強芯を押出成形する際の押出圧力を調整することにより製造することが開示されている。そして、当該合成樹脂製管によれば、管の接続が容易となり、バンドで固定する際にもバンドの締め付け力が有効に働いて確実強固に管を固定できることが開示されている。
また、本発明の他の目的は、そのような可撓性ホースの製造品質を高め、効率的に製造することにある。
さらに、第3発明のように、形成された可撓性ホースがホース成形軸から離される前に第3工程を行うようにした場合には、ホース成形軸により回転駆動されている可撓性ホースの回転を利用して、螺旋状補強体の切除作業を簡単な切除装置によって効率的に行うことができる。
さらに、第4発明のように、螺旋状補強体が冷える前に、ホース成形軸上で第3工程を行うようにした場合には、螺旋状補強体が暖かく柔らかいため、切除作業が行いやすくなると共に、ホースの内側がホース成形軸で支えられているため、螺旋補強体の切除を正確に行うことができ、ホース製造の品質や効率性が高められる。
まず、公知のホース成形軸上で可撓性を有するホース壁11を形成する第1工程を説明する。ホース壁11を構成する樹脂材料(例えば軟質塩化ビニル樹脂)を、所定幅(例えばホース成形ピッチの2倍)のテープ状に、半溶融状態で押出す。押出されたテープ素材T1を公知のホース成形軸99に供給し、テープ素材T1の両側縁が互いにオーバーラップして重なり合って円筒状をなすように、螺旋状に捲回する。捲回された半溶融状態のテープ素材T1は重ね合わせられた部分が溶着して一体となり、円筒状のホース壁11が形成される。
上記第1実施形態の可撓性ホース1によれば、ホース端部に設けられた軟質区間(軟質接続部)bの部分における螺旋状補強体12bの断面(第2の断面形状)が、ホース中央部aにおける螺旋状補強体12aの断面(第1の断面形状)と比較して小さくされている。即ち、高さが低く、断面積が小さくされているので、軟質区間bにおけるホースの拡径変形が比較的容易とされて、可撓性ホースが接続される相手部材とホース端部の接続を容易かつ確実なものとできる。
a ホース中央部
b ホース端部(軟質区間)
11 ホース壁
12 螺旋状補強体
12a 螺旋状補強体(第1断面部分)
12b 螺旋状補強体(第2断面部分)
T1 テープ素材
S1 線材
91 カッター制御装置
92 カッター
93 冷却液噴霧器
94 ホースカッター
99 ホース成形軸
2,3,4 可撓性ホース
21,31,41 ホース壁
22,32,42 螺旋状補強体
22a,32a,42a 螺旋状補強体(第1断面部分)
22b,32b,42b 螺旋状補強体(第2断面部分)
Claims (4)
- 可撓性を有するホース壁と、螺旋状補強体とを有する可撓性ホースであって、
螺旋状補強体は、ホースに螺旋状に一体化されており、
可撓性ホースのホース端部を除いたホース中央部分においては、螺旋状補強体がホース壁からホース外側に突出するよう、第1の断面形状に設けられる一方で、可撓性ホースの少なくとも一方のホース端部においては、螺旋状補強体が第2の断面形状に設けられており、
第2の断面形状は、第1の断面形状と比べホース半径方向の高さが低く、
かつ、螺旋状補強体のホース内周側部分がホース壁と接合される部分の形状が、第1の断面形状と第2の断面形状で実質的に同じとされて、
第2の断面形状が、実質的に第1の断面形状からホース外周側の部分を除去した形状とされている可撓性ホース。 - ホース成形軸上で可撓性条帯を螺旋状に捲回して、可撓性を有するホース壁を形成する第1工程、
半溶融状態で押出成形された樹脂製の線材を、形成されたホース壁の外周にもしくは形成されつつあるホース壁に埋入されるように、第1の断面形状で螺旋状に捲回して、ホース外側に突出する螺旋状補強体を形成しながらホース壁に一体化する第2工程、
により、螺旋状補強体を一体化した可撓性ホースを製造し、
上記工程により得られる可撓性ホースにおいて、ホース長さ方向の所定の区間で、螺旋状補強体のホース外周側の部分を切除し、その区間において螺旋状補強体を第2の断面形状とする第3の工程、
第3の工程に引き続いて、少なくとも螺旋状補強体が第2の断面形状とされた区間において、可撓性ホースを切断して、少なくとも一方のホース端部付近における螺旋状補強体が第2の断面形状とされた可撓性ホースを得る第4の工程、
を備える可撓性ホースの製造方法。 - 第1工程及び第2工程で形成された可撓性ホースがホース成形軸から取り外される前に、第3工程を行う請求項2に記載の可撓性ホースの製造方法。
- 第2工程で形成一体化された螺旋状補強体が冷える前に、ホース成形軸上で第3工程を行う請求項3に記載の可撓性ホースの製造方法。
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