JP5762759B2 - 調理装置 - Google Patents
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Description
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、ホテルパン等の加熱室への出し入れを容易に行うことが可能な調理装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、より利便性の高い調理装置を提供することを目的とする。
1.調理装置の概要
図1は、本発明の実施の形態1に係る調理装置を模式的に示す斜視図である。図1に示すように、調理装置100の筐体110の内部には、食材を収容して加熱するための加熱室120が形成されている。加熱室120は、開口122を介して外部と連通している。筐体110には、加熱室120の開口122を覆う閉位置と加熱室120の開口122を開放する開位置との間において回動自在となるように、扉130が取り付けられている。
図2は、図1に示した一端側機構140aの構成を示す斜視図である。なお、他端側機構140b(図5参照)は、図2に示す一端側機構140aと左右対称の形状を有するものである。
一端側機構140aは、主に、互いに平行に鉛直方向に延びる複数の(ここでは2つの)支持フレーム210と、少なくとも1つの(ここでは6つの)棚受部材220と、を含む。
固定面224にはネジ穴224aが形成されている。このネジ穴224aに係合させたネジ(図示せず)を用いて、各棚受部材220が支持フレーム210に固定される。
支持面222の他端(後端)には貫通穴222aが形成されている。この貫通穴222aに固定棒230が挿入及び固定される。
支持面222には、この支持面222から上方に隆起した突起部240が、複数、この支持面の長手方向Xに沿って形成されている。各突起部240は、一例として、支持面222の長手方向Xに交差する方向Yに延びている。
具体的には、容器の一端側が1つの棚受部材220に係合し、容器の他端が対向するもう1つの棚受部材220に係合する。容器が静止している状態であってもスライド(摺動)している状態であっても、容器の一端側及び他端側のそれぞれの底面は、支持面222に形成された突起部240に当接してこれに支持される。換言すれば、1対の棚受部材220に係合した容器が接触する部分は、支持面222に形成された突起部240の上端面P(図4参照)のみである。これにより、突起部240とこれに接触する容器との間において生ずる摩擦力が著しく低減されるので、作業者は、容器の棚受機構140に対する出し入れを容易に行うことができる。
支持面222に半円筒形状の突起部240を形成した場合と支持面222に何ら突起部を形成しない場合とを比較した実験データを以下の表に示す。この実験は、食材を載置した状態で全体として9kgとなるように準備されたホテルパンを用いて行われたものである。上段、中段及び下段の各々について、3回測定して得られた押込力(及び挽出力)を平均した値が示されている。さらに、押込力及び挽出力の各々について、上段、中段及び下段について得られた値を平均した値も示されている。この実験データから明らかなように、突起部を形成した場合には、突起部を形成しない場合に比べて、摩擦力を2〜3割低減することができたことが分かる。
図2〜図4に示した突起部240の形状は単なる一例に過ぎない。本発明は、棚受機構と容器との接触面積を小さくすることにより摩擦力を低減することを技術的思想として採用したものである。よって、突起部は、この技術的思想に合致するものである限りどのような形状により構成されてもよい。
例えば、図3に示した突起部240は、支持面222の長手方向Xに沿って間隔をおいて配置されているが、複数の突起部が、支持面222の長手方向Xに交差する方向Yに沿って間隔をおいて配置されるようにしてもよい。
また、図3に示した突起部240の各々は、支持面222の長手方向Xに交差する方向Yに延びる形成されているが、各突起部は、支持面222の長手方向Xに沿って延びる形状により形成されるようにしてもよい。
さらに、図3に示した突起部240の各々は、半円筒形状により形成されているが、各突起部は、球状、半球状、多面体状等を含む任意の形状により形成されるようにしてもよい。
さらにまた、図3に示した突起部240の各々は、板状の支持面222を湾曲させることにより形成されているが、各突起部は、所望の形状の突起材料を支持面222の上に溶接等により形成されるようにしてもよいし、所望の形状の突起部と支持面222とが一体成形により形成されるようにしてもよい。
加えて、突起部は、本明細書において例示した様々な形態を適宜組み合わせることによって形成されるようにしてもよい。
本実施の形態では、上述した実施の形態1とは異なる観点に基づいてより利便性の高い調理装置を提供する場合について説明する。
さらにまた、従来技術に係る調理装置は、加熱室に収容された食材に対する調理が完了したことをブザーやメロディ等の音により作業者に知らせる構成を採用しているため、そのような音が作業者にとってうるさく不快なものに感じられることもある。
そこで、本実施の形態では、光源の配置に工夫を加えるとともに光源として発光ダイオードを用いることによって、調理装置の低コスト化及び省スペース化を実現する場合について説明する。また、本実施の形態では、作業者を不快にさせることなく、作業者に調理の完了を知らせる場合についても説明する。
図1、図5及び図6に示すように、扉130は、主に、互いに対向して平行に延びる2つの柱部材510、520と、一端側及び他端側をそれぞれ柱部材510及び柱部材520に支持された板状の外ガラス530と、外ガラス530に対向して配置され、一端側及び他端側をそれぞれ柱部材510及び柱部材520に支持された板状の内ガラス540と、を含む。この扉130は、柱部材510に形成されたヒンジ512が筐体110に取り付けられることにより、筐体110に回動自在に取り付けられる。
なお、散乱材料を含む散乱ガラス608に代えて、または、散乱ガラス608とともに、偏光材料を含む偏光ガラスを用いてもよい。
110 筐体
120 加熱室
130 扉
140 棚受機構
140a 棚受機構のうちの一端側機構
140b 棚受機構のうちの他端側機構
210 支持フレーム
220 棚受部材
222 支持面
224 固定面
226 案内面
240 突起部
510、520 柱部材
530 外ガラス
540 内ガラス
600 LEDユニット
602 発光ダイオード
606 収容体
608 散乱ガラス
Claims (4)
- 開口を有し食材を収容して加熱する加熱室を備えた調理装置であって、
前記調理装置の筐体に組み込んだ発光ダイオードを含むLEDユニットと、
前記加熱室の外周囲に配置した光透過型熱遮断部材と、
該加熱室内において互いに間隔をおいて前記開口に交差する方向に延出するように配置された1対の支持面とを備え、
前記発光ダイオードからの光が、光錯乱部材又は偏光部材の少なくとも1つを介して前記熱遮断部材を通過して前記加熱室を照射し、
該支持面を湾曲させることにより上方に隆起しながら該支持面の延出方向に交差する方向に延びるように形成された複数の突起部が、該支持面の延出方向に沿って間隔をあけて配列し、該複数の突起部の上面に前記食材を載置する板状の容器の底面が当接して該容器の摺動を容易にする、ことを特徴とする調理装置。 - 前記複数の突起部が、前記支持面の延出方向に交差する方向に沿って間隔をおいて形成される、請求項1に記載の調理装置。
- 前記複数の突起部が、前記支持面の延出方向に延びるように形成される、請求項1又は2に記載の調理装置。
- 前記筐体のうち扉を構成する熱伝導性の柱部材に前記LEDユニットを配置する、請求項1〜3の何れか1項に記載の調理装置。
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