JP6497622B2 - 収納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明装置が設けられた収納装置に関する。
特許文献1には、厨房装置本体の上方に設けられる吊戸棚が開示されている。この吊戸棚は、その下面に厨房装置本体のカウンターを照らすための照明機器が取り付けられている。
特開2013−85825号公報
ところで、前記吊戸棚の下面に取り付けられた照明機器は、吊戸棚から下方に大きく突出している。このため、照明機器が吊戸棚と一体的に見えにくくて目立ちやすく、照明機器を含めた吊戸棚の外観がよくない。また、吊戸棚は、厨房装置本体を利用する利用者から上下方向に離れて位置するため、利用者は吊戸棚に物品を収納しにくい。また、吊戸棚に食器等の濡れた物品を収納した場合に、これら物品が乾きにくいという課題もある。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであって、外観がよく、物品を容易に収納でき、収納した物品を速やかに乾燥できる収納装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明の収納装置は、収納箱と、前記収納箱に収納された収納位置と前記収納箱から下方に突出した突出位置との間で昇降可能な昇降棚と、前記収納箱の内側を加熱するための加熱装置と、前記収納箱の内側に設けられた照明装置とを備え、前記照明装置は、前記収納箱の内面に沿って設けられたケーシングと、前記ケーシングに収納された発光装置と、前記ケーシングにおいて前記収納箱の内側に臨む外面を覆う遮熱部材とを備え、前記ケーシングは金属製であり、前記ケーシングに放熱フィンが形成され、前記放熱フィンにおける前記収納箱の内側に臨む外面が、前記遮熱部材によって覆われたことを特徴とする。
本発明に係る収納装置は、照明装置が収納箱の内側に設けられている。このため、照明装置が収納箱から大きく突出せず、外観がよい。また、利用者は、昇降棚を昇降することで、物品を収納箱に容易に収納できる。また、利用者は、加熱装置により収納箱の内側を加熱することで、昇降棚に載せた食器等の物品を速やかに乾燥できる。
図1は、本発明の実施形態の収納装置の正面図である。 図2は、前記収納装置を設置した状態を示した断面図である。 図3は、前記収納装置を前板等の図示を省略して示した斜視図である。 図4は、図2のA部拡大図である。 図5は、前記収納装置の照明装置を示した斜視断面図である。 図6は、他例の照明装置を示した断面図である。
以下、本発明の実施形態につき添付図面に基づいて説明する。図1には、本実施形態の収納装置1が示されている。収納装置1は、例えば図2に示すように、台所の壁91に沿って設置され、フロアーキャビネット92(調理台)の上方に位置する吊戸棚として利用される。
なお、以下では、収納装置1が設置された状態を基準として説明する。具体的には、収納装置1から見て壁91と反対側(図2中D1で示す方向)を前方、収納装置1から見て壁91側(図2中D2で示す方向)を後方と定義し、図1中D3で示す方向を左方、D4で示す方向を右方と定義する。
図2に示されるように、収納装置1は、外郭となる収納箱2と、収納箱2に出入可能に収納される昇降棚3と、昇降棚3を昇降させる昇降装置4とを備えている。
収納箱2は、下方に開口した矩形箱状に形成されている。収納箱2は、天板20、前板21、左右一対の側板22,23(図1参照)、および背板24を備えている。天板20、前板21、一対の側板22,23、および背板24は、収納箱2の上面、前面、側面、および後面のそれぞれを構成している。
前板21は、前板本体部25と、前板本体部25の下方に位置する幕板26とで構成されている。前板本体部25は木製であり、具体的には合板から形成されている。前板本体部25は、左右方向に延びた矩形板状に形成されている。なお、前板本体部25は、金属製または合成樹脂製であってもよい。
幕板26は、金属製であって、具体的にはアルミニウム製である。幕板26は、正面視で左右方向に延びた矩形の中空板状に形成されている。幕板26は、前板21の下端部を構成している。幕板26の上端部は、接着剤等を用いて前板本体部25に固定されている。なお、幕板26は、合成樹脂製、または木製であってもよい。また、前板21は一枚の板材で構成されてもよい。
天板20、一対の側板22,23、および背板24は木製であって、具体的には合板から形成されている。なお、天板20、一対の側板22,23、および背板24のそれぞれは、金属製または合成樹脂製であってもよく、また、複合材であってもよい。
昇降棚3は、前方および上方に開口した箱状に形成されており、収納箱2よりも一回り小さい。なお、昇降棚3は、木製、金属製、あるいは合成樹脂製のいずれであってもよいが、後述する加熱装置5により、昇降棚3が加熱されることを考慮すれば、耐熱性の優れた材質であることが好ましい。
昇降棚3は、横板状の棚部30と、棚部30の両側端部から上方に突出した側壁部31,32(図1参照)と、棚部30の後端部から上方に突出した後壁部33とを備えている。棚部30、一対の側壁部31,32、および後壁部33は、それぞれ、昇降棚3の下面、側面、および後面を構成している。
なお、昇降棚3は物品を載せるための棚部30を備えたものであればよく、後面または両側面、あるいは後面および両側面が開口した棚であってもよい。
昇降装置4は収納箱2の内側に位置し、収納箱2に取り付けられている。昇降装置4は、昇降棚3を収納箱2に収納した収納位置と収納箱2から下方に突出した突出位置との間で昇降する。図2には昇降棚3が収納位置に配置された状態が示されており、図1には昇降棚3が突出位置に配置された状態が示されている。
昇降装置4は、例えばモーターにより駆動する巻取ドラムにより、昇降棚3が吊り下げられた索を巻き取ったり繰り出したりすることで、昇降棚3を昇降させる。なお、昇降装置4は、例えば昇降棚3に連結されたアームやねじ棒等をモーターにより駆動することで、昇降棚3を昇降させる装置であってもよい。また、収納箱2には、昇降棚3を上下動可能に支持する機構だけが設けられてもよい。この場合、利用者は、昇降棚3を手動で昇降する。
収納装置1は、図2および図3に示すように、収納箱2の内部を加熱するための加熱装置5と、収納箱2内に設けられた照明装置6とをさらに備えている。
本実施形態の加熱装置5は、収納箱2に設けられて収納箱2内に温風を供給する温風供給装置で構成されている。
加熱装置5は、図3に示すように、収納箱2の天板20の下面に取り付けられており、収納箱2内の上端部に位置している。加熱装置5は、外郭を構成するケース50と、ケース50内に設けられたヒーター51および送風機52を備えている。
ケース50には、吸気口53と吹出口54が形成されている。吸気口53は、収納箱2の側端部に位置し、下方に向かって開口している。吹出口54は、収納箱2の左右方向における中央部に位置し、下方に向かって開口している。
加熱装置5の駆動の開始および停止は、幕板26の前面部に設けられた操作部27(図1参照)の操作に応じて切り替えられる。
加熱装置5が駆動すると、送風機52によってケース50下方の収納箱2内の空気が吸気口53を介してケース50内に吸い込まれ、この空気がヒーター51で加熱された後、吹出口54からケース50下方の収納箱2内に吹き出される。
昇降棚3が図2に示される収納位置に配置された状態で、加熱装置5が駆動したとき、加熱装置5の吹出口54から吹き出された温風は、昇降棚3の棚部30上に送られる。このため、棚部30に食器等の物品を載せて昇降棚3を収納位置に配置し、この状態で加熱装置5が駆動すると、吹出口54から吹き出された温風は、昇降棚3に配置された物品に当たり、これにより当該物品が加熱されて乾燥する。
なお、加熱装置5は温風供給装置に制限されず、収納箱2内を加熱するためのヒーター等であってもよい。
照明装置6は、収納箱2の下端部の前端部に設けられており、加熱装置5よりも下方かつ前方に位置している。照明装置6は、収納箱2の下方を照明する。なお、照明装置6は、収納箱2の下端(前板21の下端)よりも上方の収納箱2内に設けられていればよく、照明装置6が設けられる箇所は、収納箱2の下端部の前端部に制限されない。例えば照明装置6は、収納箱2の下端部の後端部や、上下方向の中央部における前端部などに設けられてもよい。
図4および図5に示すように、照明装置6は、ケーシング60と、ケーシング60に収納された発光装置61と、遮熱部材62とを備えている。
ケーシング60は遮光性を有し且つ剛性の優れた材料により形成されている。ケーシング60は、収納箱2の前板21および側板22,23よりも剛性の高い材料から形成されている。具体的に本実施形態のケーシング60は、アルミニウム製である。
なお、ケーシング60は、ステンレス等のその他の金属材料、あるいは合成樹脂等から形成されてもよい。また、ケーシング60は、厚みを大きくする等、形状を工夫することで、前板21および左右の側板22,23よりも剛性を高めたものであってもよい。この場合、ケーシング60の材料は、前板21や側板22,23と同等の剛性を有する材料、あるいは前板21および側板22,23よりも剛性の低い材料から形成されてもよい。
図3に示されるように、ケーシング60は、左右に延びた長尺な部材であり、収納箱2の左右の側板22,23の間に亘っている。ケーシング60の左右方向と直交する断面の形状は、左右方向に亘って同じである。
図4に示されるように、ケーシング60は、発光装置61を収納する収納部63と、収納部63から突出した放熱フィン64とを備えている。
収納部63は、下方に開口した略C字状(コ字状)に形成されている。収納部63は、上片部65と、上片部65の前端部から下方に向かって突出した前片部66と、上片部65の後端部から下方に向かって突出した後片部67とを備えている。収納部63には、上片部65、前片部66、および後片部67で構成されて、下方に開口した溝部68が形成されている。
発光装置61は、収納部63の溝部68に収納されている。発光装置61は、回路基板69と回路基板69に設けられた光源70とを備えている。
回路基板69は、上片部65の下面に沿って左右方向に延びた板状に形成されている。回路基板69は、上片部65に取り付けられている。
光源70は、複数の発光ダイオード71を備えている。これら複数の発光ダイオード71は、回路基板69の下面に左右方向に一直線状に並べて実装されている。各発光ダイオード71は、回路基板69に設けられた回路を介して電力が供給されることで、下向きに光を発する。
なお、発光装置61は、光源として、有機エレクトロルミネッセンスや蛍光灯等を用いた装置であってもよい。
照明装置6の収納部63には、溝部68の下開口部75を塞いで、溝部68の内側にごみや埃等が入り込むことを抑制するカバー76が設けられている。カバー76は透光性を有し、複数の発光ダイオード71の下方に位置している。なお、カバー76は乳白色に着色されているが、その他の色が着色されてもよいし、無色であってもよい。
各発光ダイオード71から発した光は、カバー76を透してカバー76の下方に出射する。なお、カバー76は、光源70からの光を拡散する機能や、光源70からの光を後方に傾けて出射する機能などを備えてもよい。また、カバー76は省略可能である。
ケーシング60の放熱フィン64は、収納部63と一体に形成されている。放熱フィン64は、収納部63の上片部65の前端部から上方に向かって突出した放熱片部77と、放熱片部77に上下方向に複数並べて設けられた突起78とで構成されている。本実施形態の放熱フィン64は、収納部63の前片部66とで、ケーシング60の前面を構成している。
各突起78は、放熱片部77から前方に向かって突出している。各突起78の左右方向と直交する断面の形状は、矩形状である。なお、放熱フィン64は、放熱フィン64に伝わった熱を効率良く放熱できるよう表面積が広くなるような形状であればよく、例えば屈曲板状であってもよいし、点在する複数の突起を備えたもの等であってもよい。また、各発光ダイオード71から発生する熱が小さい場合、放熱フィン64は、各突起78を備えず、略平面状に形成されてもよい。
遮熱部材62は、ケーシング60の後面に沿って配置され、ケーシング60に接着剤またはビス等の固着具、またはその両方を用いて取り付けられている。
遮熱部材62は、ケーシング60において収納箱2の内側に臨む外面を覆うことで、加熱装置5により収納箱2の内側が加熱されたときに、収納箱2内の熱がケーシング60に伝わることを抑制する。このため、遮熱部材62は、ケーシング60よりも熱伝導率が小さく、ケーシング60よりも比熱が大きい材質であることが好ましい。
なお、遮熱部材62は、ケーシング60において収納箱2の内側に臨む外面の全部を覆うものであってもよいし、一部を覆うものであってもよい。すなわち、遮熱部材62は、ケーシング60において収納箱2の内側に臨む外面のうち、少なくとも一部を覆うものであればよい。
本実施形態の遮熱部材62は、合成樹脂製である。なお、遮熱部材62の材料は、合板やパーチ材等の木材、発泡ポリスチレン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレン、グラスウール等の断熱材、あるいはゴムなどから形成されてもよい。
遮熱部材62は、左右方向に延びた長尺部材である。遮熱部材62の左右長さは、ケーシング60の左右長さと同じである。
遮熱部材62は、放熱フィン64の後面に沿った板状部79と、板状部79の後端部から下方に向かって突出して収納部63の後面に沿った突片部80とを備えている。
板状部79は、厚み方向が前後方向と平行であり、正面視形状が左右方向に延びた矩形状である。板状部79は、前面が放熱片部77の後面に接し、放熱フィン64の後側を覆っている。また、板状部79は、下面が上片部65の上面に接しており、収納部63の上側を覆っている。
突片部80は、厚み方向が前後方向と平行であり、左右方向に延びた矩形板状である。突片部80は、前面が後片部67の後面に接し、収納部63の後側を覆っている。突片部80の下端面は、収納部63の下端面(詳しくは前片部66の下端面、および後片部67の下端面)と同じ高さに位置している。
前片部66および放熱フィン64の放熱片部77のそれぞれには、前方に突出した当接片81が形成されている。各当接片81の前端面は、収納箱2の前板21の後面に接している。
なお、本実施形態の放熱フィン64は、各突起78が前板21に接していないが、突起78は前板21に接してもよい。
ケーシング60の左右方向の両端面(詳しくは収納部63の左右両端面および放熱フィン64の左右両端面)は、図3に示されるように収納箱2の対応する側板22,23の内面に接している。また、遮熱部材62の左右方向の両端面(詳しくは板状部79および突片部80のそれぞれの両端面)は、収納箱2の対応する側板22,23の内面に接している。
照明装置6は、遮熱部材62を、ダボやビス等の固着具または接着剤、あるいはその両方を用いて収納箱2の対応する側板22,23に固定することで、収納箱2に取り付けられている。
収納箱2の図2に示される前板21は、ケーシング60の前面にビス等の固着具または接着剤、あるいはその両方を用いて取り付けられている。このため、ケーシング60は、収納箱2の形状を保つ補強部材としての役割を果たしている。また、ケーシング60は、収納箱2の一対の側板22,23の間に亘っており、収納箱2の両側板22,23間の距離を保つ桟木のような役割を果たしている。
なお、収納箱2の前板21をケーシング60にビスを用いて固定するとき、このビスは照明装置6においてケーシング60にのみねじ込んでもよいし、ケーシング60および遮熱部材62の両者にねじ込んでもよい。前者の場合、前板21を容易に固定でき、後者の場合、前板21を照明装置6に強固に固定できる。
また、ケーシング60は、ビス等の固着具または接着剤、あるいはその両方を用いて一対の側板22,23に取り付けられてもよい。また、ケーシング60は、収納箱2の前板21の後面に接するだけで、前板21に取り付けられなくてもよい。
図4に示されるように、照明装置6の収納部63の下端(前片部66および後片部67のそれぞれの下端)は、収納箱2の前板21の下端、および収納位置に配置された昇降棚3の棚部30の下面と同じ高さに配置される。
照明装置6の複数の発光ダイオード71の点灯および消灯は、収納箱2に設けられた操作部27または昇降棚3に設けられた操作部34(図1参照)の操作により切り替え可能である。複数の発光ダイオード71が点灯したとき、各発光ダイオード71から発した光は、カバー76を透して収納部63の下方に出射する。これにより、収納箱2の下方が照明される。
利用者は、例えば以下のようにして収納装置1に食器等の物品を収納する。まず、利用者は、操作部27または操作部34を操作することで、昇降棚3を図1に示されるように収納箱2から下方に突出した突出位置に移動し、この昇降棚3に食器等の物品を載せる。次に利用者は、操作部27または操作部34を操作して昇降棚3を図2に示される収納位置に移動する。これにより、昇降棚3およびこれに配置された物品が収納箱2に収納される。
利用者は、昇降棚3を図2に示される収納位置に配置した状態で、操作部27を操作して加熱装置5を駆動することで、収納箱2に収納された食器等の物品を乾燥できる。このように加熱装置5によって収納箱2内が加熱されたとき、この熱は遮熱部材62によって遮熱され、照明装置6のケーシング60には伝わりにくくなっている。
利用者は、操作部27または操作部34を操作して、発光装置61の光源70(複数の発光ダイオード71)を点灯することで、収納箱2の下方を照明できる。なお、光源70は、昇降棚3が収納箱2に収納されたときだけでなく、昇降棚3が収納箱2から下方に突出したときにおいても、点灯可能である。このため、利用者は、照明装置6を用いて、収納箱2から下方に突出した昇降棚3の内側や棚部30を照明することもできる。
また、照明装置6の発光装置61を利用したときにも、各光源70や回路基板69で発生した熱は、ケーシング60の収納部63から放熱フィン64に伝わって放出される。
以上説明した本実施形態の収納装置1は、以下の特徴を有している。収納装置1は、収納箱2、昇降棚3、加熱装置5、および照明装置6を備える。昇降棚3は、収納箱2に収納された収納位置と収納箱2から下方に突出した突出位置との間で昇降可能である。加熱装置5は、収納箱2の内側を加熱するように構成される。照明装置6は、収納箱2の内側に設けられる。照明装置6は、ケーシング60、発光装置61、および遮熱部材62を備える。ケーシング60は、収納箱2の内面に沿って設けられる。発光装置61は、ケーシング60に収納される。遮熱部材62は、ケーシング60において収納箱2の内側に臨む外面を覆う。
この特徴を有する収納装置1は、照明装置6が収納箱2から大きく突出せず、外観がよい。また、利用者は、昇降棚3を昇降することで、物品を収納箱2に容易に収納できる。また、加熱装置5により収納箱2の内側を加熱することで、収納位置に配置された昇降棚3に載せた食器等の物品を速やかに乾燥できる。また、照明装置6の発光装置61は、ケーシング60に収納され、このケーシング60において収納箱2の内側に臨む外面は遮熱部材62によって覆われる。このため、加熱装置5により収納箱2の内側が加熱されたときに、この熱が発光装置61に伝わりにくい。よって、発光装置61が加熱装置5の熱で高温に加熱されにくくなり、照明装置6の故障等が生じにくい。
また、本実施形態の収納装置1は、以下の付加的な特徴を有している。ケーシング60は金属製であり、ケーシング60に放熱フィン64が形成される。
この特徴を有する収納装置1は、収納箱2の内側が加熱装置5により加熱されたときに、照明装置6のケーシング60に伝わった熱、および発光装置61の発光時に光源70や回路基板69で発生する熱が、放熱フィン64により放出される。このため、発光装置61は、より一層高温になりにくい。
また、本実施形態の収納装置1は、以下の付加的な特徴を有している。収納箱2は、前板21を備える。ケーシング60は金属製である。前板21がケーシング60の前面に沿って配置され、ケーシング60に取り付けられる。
この特徴を有する収納装置1は、金属製のケーシング60によって収納箱2が補強される。また、これにより、収納箱2内の補強部材の増加を抑制し、収納箱2の容量を大きくすることも可能になる。
また、本実施形態の収納装置1は、以下の付加的な特徴を有している。収納箱2は、一対の側板22,23を備える。ケーシング60は、金属製であり、一対の側板22,23の間に亘って設けられる。
この特徴を有する収納装置1は、一対の側板22,23の間に設けられた金属製のケーシング60により、収納箱2が補強される。
なお、発光装置61は、例えば、図6に示す装置であってもよい。この発光装置61は、左右方向に延びた導光部材71と、導光部材71の左右方向の一端面である入光面に向けて光を発する光源72(例えば発光ダイオード)と、光源72が設けられた回路基板73とを備えている。
この発光装置61は、光源72から発した光が入光面から導光部材71に入射し、続いて導光部材71の内部を入光面と反対側の端面に向かって進行する。そして、この光は、前記進行の過程で導光部材71の上面に設けられた拡散反射部74で拡散反射し、導光部材71の下面から出射する。
なお、前記各実施形態の収納装置1は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。
1 収納装置
2 収納箱
21 前板
22 側板(左)
23 側板(右)
3 昇降棚
5 加熱装置
6 照明装置
60 ケーシング
61 発光装置
62 遮熱部材
64 放熱フィン

Claims (3)

  1. 収納箱と、
    前記収納箱に収納された収納位置と前記収納箱から下方に突出した突出位置との間で昇降可能な昇降棚と、
    前記収納箱の内側を加熱するための加熱装置と、
    前記収納箱の内側に設けられた照明装置とを備え、
    前記照明装置は、
    前記収納箱の内面に沿って設けられたケーシングと、
    前記ケーシングに収納された発光装置と、
    前記ケーシングにおいて前記収納箱の内側に臨む外面を覆う遮熱部材とを備え
    前記ケーシングは金属製であり、
    前記ケーシングに放熱フィンが形成され、
    前記放熱フィンにおける前記収納箱の内側に臨む外面が、前記遮熱部材によって覆われたことを特徴とする収納装置。
  2. 前記収納箱は、
    前板を備え、
    前記前板が前記ケーシングの前面に沿って配置され、前記ケーシングに取り付けられたことを特徴とする請求項1に記載の収納装置。
  3. 前記収納箱は、
    一対の側板を備え、
    前記ケーシングは前記一対の側板の間に亘って設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の収納装置。
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