JP5762350B2 - 入力装置、表示装置、および電子機器 - Google Patents

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本発明は、入力装置、表示装置、および電子機器に関する。
従来から、入力装置としては、例えば、指と検出電極との間における静電容量の変化を捉えて入力位置を検出する静電容量方式タッチパネルが知られている。
このような入力装置は、例えば、基板上に複数の検出電極パターンが設けられている。また、隣り合う検出電極パターンは、一端部同士が接続配線によって接続されており、接続配線は、検出用配線に接続されている(例えば、特許文献1参照)。さらに、隣り合う検出電極パターンは、複数のパターン間配線によって接続されている。
特開2010−39515号公報
しかしながら、上記従来の入力装置では、隣り合う検出電極パターンのうち、一方の検出電極パターンに断線が生じた場合に、次の問題が起こる可能性があった。すなわち、一方の検出電極パターンのうち、断線が生じた部位よりも他端部側に位置するパターンは、パターン間配線および他方の検出電極パターンを介して検出用配線に電気的に接続される。このため、断線が生じた部位よりも他端部側に位置するパターンにおいては、検出用配線に対する電気的な距離が相対的に長くなるため、抵抗値が大きくなる可能性がある。そのため、使用者が入力操作を行った入力位置によって、検出感度にばらつきが生じてしまう可能性がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、検出感度にばらつきが生じる可能性を低減することができる入力装置、表示装置、および電子機器に関する。
本発明の入力装置における一態様は、基体と、前記基体上に設けられた複数の第1検出電極パターンと、複数の前記第1検出電極パターンをN(Nは2以上の整数)個の第1検出電極パターン群に分割するとき、N個の前記第1検出電極パターン群のそれぞれの前記第1検出電極パターン群に含まれる複数の前記第1検出電極パターンの一端部同士を接続した第1接続配線と、N個の前記第1検出電極パターン群のそれぞれの前記第1検出電極パターン群に含まれる隣り合う前記第1検出電極パターン同士を接続した複数の第1パターン間配線と、を備え、複数の前記第1パターン間配線のうち、前記第1検出電極パターンの他端部側に位置する前記第1パターン間配線の幅は、前記第1検出電極パターンの前記一端部側に位置する前記第1パターン間配線の幅よりも大きい。
また、本発明の入力装置における一態様は、基体と、前記基体上に設けられた複数の第1検出電極パターンと、複数の前記第1検出電極パターンをN(Nは2以上の整数)個の第1検出電極パターン群に分割するとき、N個の前記第1検出電極パターン群のそれぞれの前記第1検出電極パターン群に含まれる複数の前記第1検出電極パターンの一端部同士を接続した第1接続配線と、N個の前記第1検出電極パターン群のそれぞれの前記第1検
出電極パターン群に含まれる隣り合う前記第1検出電極パターン同士を接続した複数の第1パターン間配線と、を備え、複数の前記第1パターン間配線のうち、前記第1検出電極パターンの他端部側に位置する前記第1パターン間配線の厚みは、前記第1検出電極パターンの前記一端部側に位置する前記第1パターン間配線の厚みよりも大きい。
本発明の表示装置における一態様は、本発明に係る入力装置と、前記入力装置に対向して配置された表示パネルと、前記表示パネルを収容した筐体と、を備える。
本発明の電子機器における一態様は、本発明に係る表示装置を備える。
本発明の入力装置、表示装置、および電子機器は、検出感度にばらつきが生じる可能性を低減することができる、という効果を奏する。
本実施形態に係る入力装置の概略構成を示す平面図である。 本実施形態に係る入力装置の概略構成を示す平面図であって、基体を透視した図である。 図2中に示したI−I線断面図である。 図2中に示したII−II線断面図である。 図2中に示した1点鎖線で囲んだ領域A1を拡大した平面図である。 図2中に示した2点鎖線で囲んだ領域B1を拡大した平面図である。 図2中に示したIII−III線断面図である。 本実施形態に係る表示装置の概略構成を示す断面図である。 本実施形態に係る携帯端末の概略構成を示す斜視図である。 変形例1に係る入力装置の概略構成を示す平面図であって、基体を透視した図である。 図10中に示したIV−IV線断面図である。 図10中に示したV−V線断面図である。 変形例2に係る入力装置の概略構成を示す平面図であって、基体を透視した図である。 図13中に示した1点鎖線で囲んだ領域A2を拡大した平面図である。 図13中に示した2点鎖線で囲んだ領域B2を拡大した平面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
但し、以下で参照する各図は、説明の便宜上、本発明の一実施形態の構成部材のうち、本発明を説明するために必要な主要部材を簡略化して示したものである。したがって、本発明に係る入力装置、表示装置、および電子機器は、本明細書が参照する各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。
図1および図2に示すように、本実施形態に係る入力装置X1は、投影型の静電容量方式のタッチパネルであって、入力領域E1および非入力領域E2を有している。入力領域E1は、使用者が入力操作を行うことができる領域である。非入力領域E2は、使用者が入力操作を行うことができない領域である。本実施形態に係る非入力領域E2は、入力領域E1を取り囲むように当該入力領域E1の外側に位置しているが、これに限らない。例えば、入力領域E1内に非入力領域E2が位置していてもよい。
図1〜4に示すように、入力装置X1は、基体2を備えている。なお、図2では、説明
の便宜上、絶縁体7、保護シート13、および接着層14の図示は省略する。
基体2は、第1検出電極パターン群3、第1接続配線4、第1パターン間配線5,第2検出電極パターン群6、絶縁体7、第2接続配線8、第2パターン間配線9、加飾層10、保護層11、検出用配線12、保護シート13、および接着層14を支持する役割を有する。基体2は、第1主面2Aおよび第2主面2Bを有する。第1主面2Aは、第2主面2Bよりも使用者側に位置している。第2主面2Bは、第1主面2Aの反対側に位置している。基体2は、絶縁性を有するとともに、基体2の第1主面2Aおよび第2主面2Bに交差する方向に入射する光に対して透光性を有する構成とされている。基体2の構成材料としては、例えば、ガラスあるいはプラスチックが挙げられる。基体2の構成材料がガラスである場合、強度向上のため、イオン交換によって化学強化されたガラスを用いることが好ましい。
第1検出電極パターン群3は、入力領域E1に対応する基体2の第1主面2Aに接近した使用者の指F1との間において静電容量を発生し、Y方向における入力位置を検出する役割を有する。第1検出電極パターン群3には、複数の第1検出電極パターン30が含まれている。具体的には、Y方向に並んで設けられた10個の第1検出電極パターン30が、5個の第1検出電極パターン群3に分割されている。また、5個の第1検出電極パターン群3のそれぞれには、2個の第1検出電極パターン30が含まれている。なお、本実施形態では、第1検出電極パターン群3は5個存在しているが、これに限らず、2個以上存在していればよい。また、本実施形態では、1個の第1検出電極パターン群3には、2個の第1検出電極パターン30が含まれているが、これに限らず、3個以上の第1検出電極パターン30が含まれていてもよい。
第1検出電極パターン30は、第1検出電極30aおよび第1電極間配線30bを有する。
第1検出電極30aは、使用者の指F1との間において静電容量を発生する役割を有する。第1検出電極30aは、X方向に並んで複数設けられている。第1電極間配線30bは、第1検出電極30a同士を電気的に接続する役割を有する。第1電極間配線30bは、互いに隣り合う第1検出電極30aの間に設けられている。
次に、図5を参照しながら、基体2上に位置する第1接続配線4および第1パターン間配線5について説明する。なお、図5は、図2中に示した1点鎖線で囲んだ領域A1を拡大した平面図である。図5では、説明の便宜上、第1検出電極パターン群3、第1接続配線4、第1パターン間配線5、第2検出電極パターン群6、および第2パターン間配線9のみを示す。
第1接続配線4は、第1検出電極パターン群3に含まれる複数の第1検出電極パターン30を、共通の第1検出用配線12aに対して電気的に接続する役割を有する。第1接続配線4は、入力領域E1に対応する基体2の第2主面2B上に設けられており、第1検出電極パターン群3に含まれる複数の第1検出電極パターン30間に位置している。また、第1接続配線4は、第1検出電極パターン群3に含まれる複数の第1検出電極パターン30の一端部30c同士を接続している。具体的には、第1接続配線4は、第1検出電極パターン30の一端部30cに位置する第1検出電極30a同士を接続している。なお、第1検出電極パターン30の一端部30cとは、第1検出用配線12aに近い側に位置する第1検出電極パターン30の端部を意味する。第1接続配線4は、第1検出用配線12aに電気的に接続されている。このため、第1検出電極パターン群3に含まれる複数の第1検出電極パターン30を、共通の第1検出用配線12aに電気的に接続することができる。
第1パターン間配線5は、第1検出電極パターン群3に含まれる隣り合う第1検出電極パターン30を電気的に接続する役割を有する。第1パターン間配線5は、入力領域E1に対応する基体2の第2主面2B上に複数設けられている。また、第1パターン間配線5は、第1検出電極パターン群3に含まれる隣り合う第1検出電極パターン30同士を接続している。具体的には、第1検出電極パターン群3に含まれる隣り合う第1検出電極パターン30の第1検出電極30a同士を接続している。このため、第1検出電極パターン群3に含まれる隣り合う第1検出電極パターン30のうち、一方の第1検出電極パターン30に断線が生じたとしても、断線が生じた部位よりも他端部30d側に位置するパターンは、第1パターン間配線5および他方の第1検出電極パターン30を介して第1検出用配線12aに電気的に接続される。そのため、断線が生じた部位よりも他端部30d側に位置するパターンにおいて、使用者が入力操作を行った入力位置を検出することができる。なお、第1検出電極パターン30の他端部30dとは、第1検出電極パターン30の一端部30cとは反対側に位置する第1検出電極パターン30の端部を意味する。
なお、第1パターン間配線5は、第1検出電極パターン群3に含まれる第1検出電極パターン30の他端部30dに位置する第1検出電極30a同士を接続している。このため、第1検出電極パターン30に含まれる複数の第1電極間配線30bのうち、いずれかの第1電極間配線30bに断線が生じた場合であっても、当該第1パターン間配線5を介して第1検出用配線12aに電気的に接続されることになる。このため、第1検出電極パターン30のうち、断線が生じた部位よりも他端部30d側に位置するパターンにおいて、使用者が入力操作を行った入力位置を検出できなくなる可能性を低減することができる。
ところで、上述したように、隣り合う第1検出電極パターンのうち、一方の第1検出電極パターンに断線が生じた場合に、断線が生じた部位よりも他端部側に位置するパターンにおいては、第1パターン間配線および他方の第1検出電極パターンを介して第1検出用配線に電気的に接続される。しかしながら、断線が生じた部位よりも他端部側に位置するパターンが、複数の第1パターン間配線のうち、第1検出電極パターンの他端部側に位置する第1パターン間配線を介して第1検出用配線に電気的に接続される場合は、第1検出用配線に対する電気的な距離が相対的に長くなり、抵抗値が大きくなってしまう。このため、使用者が入力操作を行った入力位置によって、検出感度にばらつきが生じる可能性があった。
そこで、本実施形態では、複数の第1パターン間配線5の幅W1は、第1検出電極パターン30の他端部30d側に位置する第1パターン間配線5の方が、第1検出電極パターン30の一端部30c側に位置する第1パターン間配線5よりも大きい。このため、第1検出電極パターン30の他端部30d側に位置する第1パターン間配線5の抵抗値を、第1検出電極パターン30の一端部30c側に位置する第1パターン間配線5の抵抗値よりも小さくすることができる。そのため、一方の第1検出電極パターン30に断線が生じた場合に、断線が生じた部位よりも他端部30d側に位置するパターンが、複数の第1パターン間配線5のうち他端部30d側に位置する第1パターン間配線5を介して、第1検出用配線12aに電気的に接続されたとしても、抵抗値が大きくなる可能性を低減することができる。このため、使用者が入力操作を行った入力位置によって、検出感度にばらつきが生じる可能性を低減することができる。
なお、本実施形態では、複数の第1パターン間配線5の幅W1は、第1検出電極パターン30の他端部30dに近づくほど大きくなっている。このため、検出感度にばらつきが生じる可能性をより低減することができる。
また、複数の第1パターン間配線5は、第1検出電極パターン群3に含まれる隣り合う
第1検出電極パターン30における第1検出電極30a同士を全て接続していることが好ましい。この場合、断線が生じた部位よりも他端部30d側に位置するパターンにおいて、第1検出用配線12aに対する電気的な接続距離を相対的に短くすることができる。このため、使用者が入力操作を行った入力位置によって、検出感度が低下する可能性を低減することができる。
第2検出電極パターン群6は、入力領域E1に対応する基体2の第1主面2Aに接近した使用者の指F1との間において静電容量を発生し、X方向における入力位置を検出する役割を有する。第2検出電極パターン群6には、複数の第2検出電極パターン60が含まれている。具体的には、X方向に並んで設けられた6個の第2検出電極パターン60が、3個の第2検出電極パターン群6に分割されている。また、3個の第2検出電極パターン群6のそれぞれには、2個の第2検出電極パターン60が含まれている。なお、本実施形態では、第2検出電極パターン群6は3個存在しているが、これに限らず、2個以上存在していればよい。また、本実施形態では、1個の第2検出電極パターン群6には、2個の第2検出電極パターン60が含まれているが、これに限らず、3個以上の第2検出電極パターン60が含まれていてもよい。
第2検出電極パターン60は、第2検出電極60aおよび第2電極間配線60bを有する。
第2検出電極60aは、使用者の指F1との間において静電容量を発生する役割を有する。第2検出電極60aは、Y方向に並んで複数設けられている第2電極間配線60bは、互いに隣り合う第2検出電極60aの間において、第1電極間配線30bと電気的に絶縁するように、絶縁体7を跨いで当該絶縁体5上に設けられている。ここで、絶縁体7は、第1電極間配線30bを覆うように基体2の第2主面2B上に設けられている。絶縁体7の構成材料としては、例えば、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、二酸化ケイ素、あるいは窒化珪素等の透明樹脂が挙げられる。
次に、図6を参照しながら、基体2上に位置する第2接続配線8および第2パターン間配線9について説明する。なお、図6は、図2中に示した2点鎖線で囲んだ領域B1を拡大した平面図である。図6では、説明の便宜上、第1検出電極パターン群3、第1パターン間配線5、第2検出電極パターン群6、第2接続配線8、および第2パターン間配線9のみを示す。
第2接続配線8は、第2検出電極パターン群6に含まれる複数の第2検出電極パターン60を、共通の第2検出用配線12bに電気的に接続する役割を有する。第2接続配線8は、入力領域E1に対応する基体2の第2主面2B上に設けられており、第2検出電極パターン群6に含まれる複数の第2検出電極パターン60間に位置している。また、第2接続配線8は、第2検出電極パターン群6に含まれる複数の第2検出電極パターン60の一端部60c同士を接続している。具体的には、第2接続配線8は、第2検出電極パターン60の一端部60cに位置する第2検出電極60a同士を接続している。なお、第2検出電極パターン60の一端部60cとは、第2検出用配線12bに近い側に位置する第2検出電極パターン60の端部を意味する。第2接続配線8は、第2検出用配線12bに電気的に接続されている。このため、第2検出電極パターン群6に含まれる複数の第2検出電極パターン60を、共通の第2検出用配線12bに電気的に接続することができる。
第2パターン間配線9は、第2検出電極パターン群6に含まれる複数の第2検出電極パターン60を電気的に接続する役割を有する。第2パターン間配線9は、入力領域E1に対応する基体2の第2主面2B上に複数設けられている。また、第2パターン間配線9は、第2検出電極パターン群6に含まれる隣り合う第2検出電極パターン60同士を接続し
ている。具体的には、第2パターン間配線9は、第2検出電極パターン群6に含まれる隣り合う第2検出電極パターン60の第2検出電極60a同士を接続している。また、複数の第2パターン間配線9の幅W2は、第2検出電極パターン60の他端部60d側に位置する第2パターン間配線9の方が、第2検出電極パターン60の一端部60c側に位置する第2パターン間配線9よりも大きい。このため、使用者が入力操作を行った入力位置によって、検出感度にばらつきが生じる可能性を低減することができる。なお、第2検出電極パターン60の他端部60dとは、第2検出電極パターン60の一端部60cとは反対側に位置する第2検出電極パターン60の端部を意味する。
なお、本実施形態では、第2パターン間配線9は、第2検出電極パターン群6に含まれる隣り合う第2検出電極パターン60における第2検出電極60a同士を全て接続している。このため、使用者が入力操作を行った入力位置によって、検出感度が低下する可能性を低減することができる。
なお、本実施形態では、平面視して、第1パターン間配線5と第2パターン間配線9とは交差していない。このため、第1パターン間配線5と第2パターン間配線9とが、並行平板コンデンサとして機能する可能性を低減することができる。このため、入力装置X1における寄生容量が大きくなる可能性を低減することができる。そのため、使用者が入力操作を行った入力位置によって、検出感度が低下する可能性を低減することができる。
上述の第1検出電極パターン群3、第1接続配線4、第1パターン間配線5、第2検出電極パターン群6、第2接続配線8、および第2パターン間配線9の構成材料としては、透光性を有する導電性部材が挙げられる。透光性を有する導電性部材としては、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、IZO(Indium Zinc Oxide)、ATO(Al-Doped Zinc Oxide)、酸化錫、酸化亜鉛、あるいは導電性高分子が挙げられる。
第1検出電極パターン群、第1接続配線4、第1パターン間配線5、第2検出電極パターン群6、第2接続配線8、および第2パターン間配線9の形成方法としては、例えば、上述の材料をスパッタリング法、蒸着法、あるいはCVD(Chemical Vapor Deposition
)法によって基体2の第2主面2B上に成膜する。そして、この膜の表面に感光性樹脂を塗布し、露光、現像、エッチング工程を経て、膜がパターニングされることで形成される。
次に、図7を参照しながら、基体2上に設けられた加飾層10、保護層11、検出用配線12、保護シート13、および接着層14について説明する。なお、図7は、図2中に示したIII−III線断面である。
加飾層10は、入力装置X1の非入力領域E2を加飾する役割を有する。このため、加飾層10は、非入力領域E2に対応する基体2の第2主面2B上に設けられている。加飾層10の構成材料としては、樹脂材料に着色材料を含んだものが挙げられる。樹脂材料としては、例えば、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、あるいはシリコーン系樹脂が挙げられる。着色材料としては、例えば、カーボン、チタン、あるいはクロムが挙げられる。なお、加飾層10は、黒色に限らず、黒色以外の色を着色していてもよい。加飾層10を形成する方法としては、例えば、スクリーン印刷法、スパッタリング法、CVD法、あるいは蒸着法が挙げられる。
保護層11は、加飾層10を保護する役割を有する。ここで、加飾層10を保護する役割としては、例えば、加飾層10を水分の吸湿による腐食から保護する役割、あるいは、加飾層10の材質が変質してしまう可能性を低減する役割が挙げられる。保護層11は、非入力領域E2に対応する基体2の第2主面2B上に設けられており、加飾層10を被覆
している。保護層11の構成材料としては、例えば、アクリル系樹脂、シリコーン系樹脂、ゴム系樹脂、ウレタン系樹脂、あるいは、ケイ素を含む無機化合物が挙げられる。保護層11を形成する方法としては、例えば、転写印刷法、スピンコート法、あるいはスリットコート法が挙げられる。
検出用配線12は、第1検出用配線12aおよび第2検出用配線12bを有する。
第1検出用配線12aは、第1検出電極パターン群3に対して電圧を印加する役割、および、第1検出電極パターン群3と指F1との間において発生した静電容量の変化を検出する役割を有する。検出用配線12aは、保護層11上に位置している。また、第1検出用配線12aの一端は、第1接続配線4に接続されている。また、第1検出用配線12aの他端は、外部導通領域G1に位置している。第2検出用配線12bは、第2検出電極パターン群6に対して電圧を印加する役割、および、第2検出電極パターン群6と指F1との間において発生した静電容量の変化を検出する役割を有する。第2検出用配線12bは、保護層11上に位置している。また、第2検出用配線12bの一端は、第2接続配線8に接続されている。また、第2検出用配線12bの他端は、外部導通領域G1に位置している。
検出用配線12は、硬質で高い形状安定性を得るべく、金属薄膜で形成される。金属薄膜の構成材料としては、例えば、アルミニウム膜、アルミニウム合金膜、クロム膜とアルミニウム膜との積層膜、クロム膜とアルミニウム合金膜との積層膜、銀膜、銀合金膜、あるいは金合金膜が挙げられる。金属薄膜を形成する方法としては、例えば、スパッタリング法、CVD法、あるいは蒸着法が挙げられる。
保護シート13は、使用者の指F1の接触によって基体2の第1主面2Aを傷付けないように保護する役割を有する。保護シート13は、接着層14を介して、入力領域E1および非入力領域E2に対応する基体2の第1主面2Aの全面に亘って設けられている。保護シート13の構成材料としては、例えば、ガラスあるいはプラスチックが挙げられる。また、接着層14の構成材料としては、例えば、アクリル系粘着材、シリコーン系粘着材、ゴム系粘着材、あるいはウレタン系粘着材が挙げられる。
次に、入力装置X1の検出原理について説明する。
図示しない位置検出ドライバは、外部導通領域G1に位置する検出用配線12に電気的に接続されている。なお、位置検出ドライバは、例えば、表示装置Y1の回路基板400上に設けられている。また、位置検出ドライバは、電源装置を備えている。位置検出ドライバの電源装置は、検出用配線12を介して、第1検出電極パターン群3および第2検出電極パターン群6に電圧を供給している。ここで、入力領域E1に対応する基体2の第1主面2Aに、保護シート13を介して導電体である指F1が近接、接触、または押圧すると、指F1と第1検出電極パターン群3および第2検出電極パターン群6との間において静電容量が発生する。位置検出ドライバは、第1検出電極パターン群3および第2検出電極パターン群6において発生する静電容量を常に検出しており、所定値以上の静電容量を検出した第1検出電極パターン群3および第2検出電極パターン群6の組合せによって、使用者が入力操作を行った入力位置を検出する。このようにして、入力装置X1は、入力位置を検出することができる。
以上のように、入力装置X1では、検出感度にばらつきが生じる可能性を低減することができる化を実現しつつ、検出感度が低下してしまう可能性を低減することができる。
次に、入力装置X1を備えた表示装置Y1について、図8を参照しながら説明する。
図8に示すように、本実施形態に係る表示装置Y1は、入力装置X1、第1筐体100、表示パネル200、バックライト300、および回路基板400を備えている。
入力装置X1は、入力領域E1が露出するように、第1筐体100に収容されている。また、入力装置X1は、第1筐体100の支持部101上に設けられている。第1筐体100の構成材料としては、例えば、ポリカーボネート等の樹脂、あるいは、ステンレス、アルミニウム等の金属が挙げられる。
表示パネル200は、画像あるいは動画を表示する役割を有する。表示パネル200は入力装置X1に対向して配置され、第1筐体100に収容されている。なお、入力装置X1および表示パネル200は、所定の間隔をあけて配置されているが、これに限らず、入力装置X1が固定部材を介して表示パネル200上に直接設けられていてもよい。固定部材としては、例えば、両面テープ、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂、あるいはねじ等の止め具が挙げられる。なお、本実施形態に係る表示パネル200は、液晶構造体を用いた液晶パネルであるが、これに限らず、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ、FED(Field Emission Display)、SED(Surface-conduction Electron-emitter Display)、あるいは電子ペーパであってもよい。
バックライト300は、表示パネル200の下面全体にわたって、光を入射する役割を有する。バックライト300は、表示パネル200の後方に配置されている。バックライト300は、光源301および導光板302を備えている。光源301は、導光板302に向けて光を出射する役割を担う部材であり、LED(Light Emitting Diode)から構成されている。なお、光源301はLEDから構成されていなくともよく、例えば、冷陰極蛍光ランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ、あるいはEL(Electro-Luminescence)から構成されてもよい。導光板302は、表示パネル200の下面全体にわたって、光源301からの光を略均一に導くための役割を担う部材である。なお、表示パネル200の代わりに自発光素子を用いた表示パネルを用いる場合は、バックライト300は不要である。
回路基板400は、例えば、上述した位置検出ドライバ、表示パネル200の制御回路、バックライト300の制御回路、抵抗器、あるいはコンデンサ等の電子部品を支持する役割を有する。回路基板400は、バックライト300の後方に配置されている。回路基板400の構成材料としては、例えば、樹脂材料が挙げられる。
このように、表示装置Y1は、表示パネル200を、入力装置X1を介して透視しながら、入力領域E1を入力操作することによって、各種の情報を入力することができる。なお、各種の情報を入力する際に、情報を入力した使用者に対して、押圧感、なぞり感、肌触り感等の様々な触感を呈示する機能を入力装置X1に付与してもよい。この場合、入力装置X1における基体2に、1または複数の振動体(例えば、圧電素子等)を備え、所定の入力操作あるいは所定の押圧荷重を検知した場合に、当該振動体を所定の周波数で振動させることで実現することができる。
以上のように、表示装置Y1は、入力装置X1を備えているため、検出感度にばらつきが生じる可能性を低減することができる。
次に、表示装置Y1を備えた携帯端末Z1について、図9を参照しながら説明する。
図9に示すように、本実施形態に係る携帯端末Z1は、スマートフォン端末である。なお、携帯端末Z1は、スマートフォン端末に限らず、例えば、携帯電話、タブレット端末
、あるいはPDA(Personal Digital Assistant)等であってもよい。携帯端末Z1は、表示装置Y1、音声入力部501、音声出力部502、キー入力部503、および第2筐体504を備えている。
音声入力部501は、使用者の音声等を入力する役割を有し、マイク等により構成されている。音声出力部502は、相手方からの音声等を出力する役割を有し、電磁スピーカあるいは圧電スピーカ等により構成されている。なお、上述のように、基体2に圧電素子を備えることで、触感を呈示する機能を入力装置X1に付与した場合、音声出力部502は、当該圧電素子によって入力装置X1の基体2を振動させ、音声を出力する構成としてもよい。キー入力部503は、機械的なキーにより構成されている。キー入力部503は、表示画面に表示された操作キーであってもよい。第2筐体504は、表示装置Y1、音声入力部501、音声出力部502、およびキー入力部503を収容する役割を有する。なお、第2筐体504はなくともよく、表示装置Y1の第1筐体100に音声入力部501、音声出力部502、およびキー入力部503が収容されていてもよい。第2筐体504の構成材料としては、第1筐体100と同様のものが挙げられる。
他にも、携帯端末Z1は、必要な機能に応じて、デジタルカメラ機能部、ワンセグ放送用チューナ、赤外線通信機能部等の近距離無線通信部、無線LANモジュール、および各種インタフェース等を備える場合もあるが、これらの詳細についての図示および説明は省略する。
以上のように、携帯端末Z1は、表示装置Y1を備えているため、検出感度にばらつきが生じる可能性を低減することができる。
ここで、表示装置Y1は、上記の携帯端末Z1の代わりに、産業用途で使用されるプログラマブル表示器、電子手帳、パーソナルコンピュータ、複写機、ゲーム用の端末装置、テレビ、あるいはデジタルカメラ等の種々の電子機器に備えられていてもよい。
なお、上述した実施形態は、本発明の実施形態の一具体例を示したものであり、種々の変形が可能である。以下、いくつかの主な変形例を示す。
[変形例1]
図10は、変形例1に係る入力装置X2の概略構成を示す平面図であって、基体2を透視した図である。図11は、図10中に示したIV−IV線断面図である。図12は、図10中に示したV−V線断面図である。なお、図10〜12において、図2と同様の機能を有する構成については、同じ参照符号を付記し、その詳細な説明は省略する。
図10に示すように、入力装置X2では、入力装置X1が備える第1パターン間配線5の代わりに第1パターン間配線21を備えている。また、入力装置X1が備える第2パターン間配線9の代わりに、第2パターン間配線22を備えている。
第1パターン間配線21は、入力領域E1に対応する基体2の第2主面2B上に複数設けられている。また、第1パターン間配線21は、第1検出電極パターン群3に含まれる隣り合う第1検出電極パターン30同士を接続している。ここで、図11に示すように、複数の第1パターン間配線21の厚みD1は、第1検出電極パターン30の他端部30d側に位置する第1パターン間配線21の方が、第1検出電極パターン30の一端部30c側に位置する第1パターン間配線21よりも大きい。このため、第1検出電極パターン30の他端部30d側に位置する第1パターン間配線21の抵抗値を、第1検出電極パターン30の一端部30c側に位置する第1パターン間配線21の抵抗値よりも小さくすることができる。そのため、使用者が入力操作を行った入力位置によって、検出感度にばらつ
きが生じる可能性を低減することができる。
なお、入力装置X2では、複数の第1パターン間配線21の厚みD1は、第1検出電極パターン30の他端部30dに近づくほど大きくなっている。このため、検出感度にばらつきが生じる可能性をより低減することができる。
第2パターン間配線22は、入力領域E1に対応する基体2の第2主面2B上に複数設けられている。また、第2パターン間配線22は、第2検出電極パターン群6に含まれる複数の第2検出電極パターン60同士を接続している。ここで、図12に示すように、複数の第2パターン間配線22の厚みD2は、第2検出電極パターン60の他端部60d側に位置する第2パターン間配線22の方が、第2検出電極パターン60の一端部60c側に位置する第2パターン間配線22よりも大きい。このため、第2検出電極パターン60の他端部60d側に位置する第2パターン間配線22の抵抗値を、第2検出電極パターン60の一端部60c側に位置する第2パターン間配線22の抵抗値よりも小さくすることができる。そのため、使用者が入力操作を行った入力位置によって、検出感度にばらつきが生じる可能性を低減することができる。
なお、入力装置X2では、複数の第2パターン間配線22の厚みD2は、第2検出電極パターン60の他端部60dに近づくほど大きくなっている。このため、検出感度にばらつきが生じる可能性をより低減することができる。
[変形例2]
図13は、変形例2に係る入力装置X3の概略構成を示す平面図であって、基体2を透視した図である。図14は、図13に示した1点鎖線で囲んだ領域A2を拡大した平面図である。図15は、図13に示した2点鎖線で囲んだ領域B2を拡大した平面図である。なお、図13〜15において、図2、図5、および図6と同様の機能を有する構成については、同じ参照符号を付記し、その詳細な説明は省略する。
図13に示すように、入力装置X3では、入力装置X1が備える第1検出電極パターン群3の代わりに、第1検出電極パターン群70を備えている。また、入力装置X1が備える第2検出電極パターン群6の代わりに、第2検出電極パターン群80を備えている。
第1検出電極パターン群70には、複数の第1検出電極パターン700が含まれている。第1検出電極パターン700は、第1検出電極700aおよび第1電極間配線700bを有している。ここで、図14に示すように、複数の第1電極間配線700bの幅W3は、第1検出電極パターン700の他端部700d側に位置する第1電極間配線700の方が、第1検出電極パターン700の一端部700c側に位置する第1電極間配線700bよりも大きい。このため、第1検出電極パターン700の一端部700cにおける抵抗値の大きさに比べて、第1検出電極パターン700の他端部700dにおける抵抗値の大きさが、相対的に大きくなる可能性を低減することができる。そのため、使用者が入力操作を行った入力位置によって、検出感度にばらつきが生じる可能性をより低減することができる。
なお、入力装置X3では、複数の第1電極間配線700bの幅W3は、第1検出電極パターン700の他端部700dに近づくほど大きくなっている。このため、検出感度にばらつきが生じる可能性をより低減することができる。
第2検出電極パターン群80には、複数の第2検出電極パターン800が含まれている。第2検出電極パターン800は、第2検出電極800aおよび第2電極間配線800bを有している。ここで、図15に示すように、複数の第2電極間配線800bの幅W4は
、第2検出電極パターン800の他端部800d側に位置する第2電極間配線800bの方が、第2検出電極パターン800の一端部800c側に位置する第2電極間配線800bよりも大きい。このため、第2検出電極パターン800の一端部800cにおける抵抗値の大きさに比べて、第2検出電極パターン800の他端部800dにおける抵抗値の大きさが、相対的に大きくなる可能性を低減することができる。そのため、使用者が入力操作を行った入力位置によって、検出感度にばらつきが生じる可能性をより低減することができる。
なお、入力装置X3では、複数の第2電極間配線800bの幅W4は、第2検出電極パターン800の他端部800dに近づくほど大きくなっている。このため、検出感度にばらつきが生じる可能性をより低減することができる。
以上、本発明の一実施形態およびその変形例について説明したが、本発明は上記に限定されるものではなく、入力装置X1、入力装置X2、あるいは入力装置X3は適宜組み合わせてもよい。また、本実施形態では、入力装置X1を備えた表示装置Y1について説明したが、これに限らず、入力装置X1にかえて、入力装置X2あるいは入力装置X3を採用してもよい。また、本実施形態では、入力装置X1を備えた携帯端末Z1について説明したが、これに限らず、入力装置X1にかえて、入力装置X2あるいは入力装置X3を採用してもよい。
X1〜X3 入力装置
Y1 表示装置
Z1 携帯端末(電子機器)
D1 第1パターン間配線の厚み
D2 第2パターン間配線の厚み
W1 第1パターン間配線の幅
W2 第2パターン間配線の幅
W3 第1電極間配線の幅
W4 第2電極間配線の幅
2 基体
3,70 第1検出電極パターン群
4 第1接続配線
5,21 第1パターン間配線
6,80 第2検出電極パターン群
8 第2接続配線
9,22 第2パターン間配線
12 検出用配線
12a 第1検出用配線
12b 第2検出用配線
30,700 第1検出電極パターン
30a,700a 第1検出電極
30b,700b 第1電極間配線
30c,700c 第1検出電極パターンの一端部
30d,700d 第1検出電極パターンの他端部
60,800 第2検出電極パターン
60a,800a 第2検出電極
60b,800b 第2電極間配線
60c,800c 第2検出電極パターンの一端部
60d,800d 第2検出電極パターンの他端部
100 第1筐体(筐体)
300 表示パネル

Claims (10)

  1. 基体と、
    前記基体上に設けられた複数の第1検出電極パターンと、
    複数の前記第1検出電極パターンをN(Nは2以上の整数)個の第1検出電極パターン群に分割するとき、N個の前記第1検出電極パターン群のそれぞれの前記第1検出電極パターン群に含まれる複数の前記第1検出電極パターンの一端部同士を接続した第1接続配線と、
    N個の前記第1検出電極パターン群のそれぞれの前記第1検出電極パターン群に含まれる隣り合う前記第1検出電極パターン同士を接続した複数の第1パターン間配線と、を備え、
    複数の前記第1パターン間配線のうち、前記第1検出電極パターンの他端部側に位置する前記第1パターン間配線の幅は、前記第1検出電極パターンの前記一端部側に位置する前記第1パターン間配線の幅よりも大きい、入力装置。
  2. 基体と、
    前記基体上に設けられた複数の第1検出電極パターンと、
    複数の前記第1検出電極パターンをN(Nは2以上の整数)個の第1検出電極パターン群に分割するとき、N個の前記第1検出電極パターン群のそれぞれの前記第1検出電極パターン群に含まれる複数の前記第1検出電極パターンの一端部同士を接続した第1接続配線と、
    N個の前記第1検出電極パターン群のそれぞれの前記第1検出電極パターン群に含まれる隣り合う前記第1検出電極パターン同士を接続した複数の第1パターン間配線と、を備え、
    複数の前記第1パターン間配線のうち、前記第1検出電極パターンの他端部側に位置する前記第1パターン間配線の厚みは、前記第1検出電極パターンの前記一端部側に位置する前記第1パターン間配線の厚みよりも大きい、入力装置。
  3. 前記第1検出電極パターンは、複数の第1検出電極と、隣り合う前記第1検出電極同士を接続した第1電極間配線と、を有し、
    前記第1パターン間配線は、隣り合う前記第1検出電極パターンにおける前記第1検出電極同士を接続している、請求項1または2に記載の入力装置。
  4. 前記第1パターン間配線は、隣り合う前記第1検出電極パターンにおける前記第1検出電極同士を全て接続している、請求項3に記載の入力装置。
  5. 複数の前記第1電極間配線のうち、前記第1検出電極パターンの前記他端部側に位置する前記第1電極間配線の幅は、前記第1検出電極パターンの前記一端部側に位置する前記第1電極間配線の幅よりも大きい、請求項3または4に記載の入力装置。
  6. 前記基体上に設けられており、かつ複数の前記第1検出電極パターンと交差する複数の第2検出電極パターンと、
    複数の前記第2検出電極パターンをM(Mは2以上の整数)個の第2検出電極パターン群に分割するとき、M個の前記第2検出電極パターン群のそれぞれの前記第2検出電極パターン群に含まれる複数の前記第2検出電極パターンの一端部同士を接続した第2接続配線と、
    M個の前記第2検出電極パターン群のそれぞれの前記第2検出電極パターン群に含まれる隣り合う前記第2検出電極パターン同士を接続した複数の第2パターン間配線と、を備え、
    複数の前記第2パターン間配線のうち、前記第2検出電極パターンの他端部側に位置す
    る前記第2パターン間配線の幅は、前記第2検出電極パターンの前記一端部側に位置する前記第2パターン間配線の幅よりも大きい、請求項1〜5のいずれか一項に記載の入力装置。
  7. 前記基体上に設けられており、かつ複数の前記第1検出電極パターンと交差する複数の第2検出電極パターンと、
    複数の前記第2検出電極パターンをM(Mは2以上の整数)個の第2検出電極パターン群に分割するとき、M個の前記第2検出電極パターン群のそれぞれの前記第2検出電極パターン群に含まれる複数の前記第2検出電極パターンの一端部同士を接続した第2接続配線と、
    M個の前記第2検出電極パターン群のそれぞれの前記第2検出電極パターン群に含まれる隣り合う前記第2検出電極パターン同士を接続した複数の第2パターン間配線と、を備え、
    複数の前記第2パターン間配線のうち、前記第2検出電極パターンの他端部側に位置する前記第2パターン間配線の厚みは、前記第2検出電極パターンの前記一端部側に位置する前記第2パターン間配線の厚みよりも大きい、請求項1〜5のいずれか一項に記載の入力装置。
  8. 平面視して、前記第1パターン間配線と前記第2パターン間配線とは交差していない、請求項6または7に記載の入力装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の入力装置と、
    前記入力装置に対向して配置された表示パネルと、
    前記表示パネルを収容した筐体と、を備えた表示装置。
  10. 請求項9に記載の表示装置を備えた電子機器。
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