JP5761658B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents
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Description
また、洗浄ノズルの先端部は、曲線軌道および直線軌道の少なくともいずれかを描きつつケーシングから進出し、洗浄ノズルは、1つの駆動部により進退する。そのため、ケーシングの高さについては、収納状態における洗浄ノズルの最大の高さまで抑えることが可能となり、衛生洗浄装置の高さをより低く抑えることができる。また、曲線軌道および直線軌道といった異なる軌道を一つの駆動部で行っているので、ケーシングの内部のスペースが駆動部により無駄に使用されることを抑えることができる。そのため、高さに加え、全体的にもコンパクト化を実現することができる。また、異なる軌道を一つの駆動部で行っているので、軌道変化もスムーズに行うことができる。そのため、洗浄ノズルを安定して進出状態まで進出させることができる。
これに対して、この衛生洗浄装置によれば、洗浄ノズルの軸の水平面に対する角度が大きくなる姿勢へ洗浄ノズルが遷移する際には、洗浄ノズルの上端部は、水平面と平行な水平軌道または前方へ向かうにつれて下方へ移動する軌道を描く。そのため、洗浄ノズルの角度を変化させる機構や空間をケーシングの前方部においてより小さく抑えることができる。そして、洗浄ノズルは、洗浄ノズルの上方に存在する空間を利用して洗浄ノズルの軸の水平面に対する角度が大きくなる姿勢へ遷移する。そのため、便座の近傍に位置するケーシングの前方部をより低くし、便座に沿ったより滑らかな形状とすることができる。これにより、衛生洗浄装置のデザイン性の向上化およびコンパクト化を図ることができる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を表す斜視模式図である。
なお、図2(a)は、洗浄ノズルがケーシングに収納された状態を表す斜視模式図であり、図2(b)は、洗浄ノズルが進出した状態を表す斜視模式図である。
また、洗浄ノズル473は、スライダ477を有する。シリンダ472は、スライダ477に固定されている。スライダ477は、基台475に対して摺動自在に設けられている。そのため、シリンダ472は、スライダ477とともに基台475に対して摺動可能である。これにより、洗浄ノズル473は、ケーシング400および基台475から進退自在に移動できる。
また、図4および図5は、本実施形態のノズルユニットを表す平面模式図である。
また、図6は、本実施形態のノズルユニットを表す断面模式図である。
なお、図3〜図5は、本実施形態のノズルユニット470を右側方から眺めた平面模式図である。また、図6は、洗浄ノズル473の軸473cに沿うような切断面すなわち図2に表した切断面A−Aにおける断面模式図である。さらに、図5に表したノズルユニット470では、説明の便宜上、ノズルモータ476を省略している。
また、回動軸463の設置形態は、これだけに限定されるわけではない。例えば、回動軸463は、収納状態の洗浄ノズル473の先端側におけるケーシング400と、洗浄ノズル473と、の両方に設けられていてもよい。あるいは、回動軸463は、収納状態の洗浄ノズル473の先端側におけるケーシング400だけに設けられていてもよい。
これに対して、本実施形態では、スライダ477の上端部477aが略水平軌道495あるいは前方へ向かうにつれて下方へ移動する軌道495を描くことにより、洗浄ノズル473が収納状態よりも起立する姿勢へ遷移しつつ進出する。そのため、洗浄ノズル473の角度を変化させる機構や空間をケーシング400の前方部においてより小さく抑えることができる。そして、洗浄ノズル473は、収納状態において洗浄ノズル473の上方に存在する空間Bを前進動作により利用して、収納状態よりも起立する姿勢へ遷移しつつ進出できる。そのため、便座200の近傍に位置するケーシング400の前方部をより低くし、便座200に沿ったより滑らかな形状とすることができる。これにより、衛生洗浄装置100のデザイン性の向上化およびコンパクト化を図ることができる。
なお、ノズルヘッド471およびシリンダ472の進出順序は、特に限定されるわけではない。例えば、ノズルヘッド471がシリンダ472の中に格納された状態で、洗浄ノズル473の先端部473aが曲線軌道491を描きつつ進出する。その後、ノズルヘッド471がシリンダ472の中から外へ摺動し、洗浄ノズル473の先端部473aが直線軌道493を描きつつ進出する。この場合には、多段式の洗浄ノズル473がよりコンパクト化された状態で、洗浄ノズル473の先端部473aが曲線軌道491を描きつつ進出する。これにより、収納状態の洗浄ノズル473の高さをより低く抑えることができる。そのため、衛生洗浄装置100の高さをより低く抑え、衛生洗浄装置100のコンパクト化を図ることができる。
あるいは、例えば、洗浄ノズル473の先端部473aが曲線軌道491を描きつつ進出する動作と、ノズルヘッド471がシリンダ472の中から外へ摺動する動作と、が並行して行われてもよい。
また、図8は、進出状態の洗浄ノズルと便座に着座した使用者の臀部との位置関係を例示する平面模式図である。
また、図9は、進出途中の洗浄ノズルと便座に着座した使用者の臀部との位置関係を例示する平面模式図である。
なお、洗浄ノズル473と使用者の臀部600との干渉を回避する角度θは、一般的な形状を有する便座200および便器800、並びに一般的な収納位置(例えば臀部600との水平方向および鉛直方向の相対的位置)に設置された洗浄ノズル473を有する衛生洗浄装置100を使用した場合には、例えば約30°〜45°程度である。
図10は、本発明の他の実施の形態のノズルユニットを表す平面模式図である。
なお、図10に表したノズルユニットでは、説明の便宜上、ノズルモータ476を省略している。
Claims (7)
- 吐水口を有し、前記吐水口から水を噴射して使用者の身体を洗浄する洗浄ノズルと、
前記洗浄ノズルを収納可能なケーシングと、
前記洗浄ノズルを前記ケーシングから進退させる駆動部と、
を備え、
前記洗浄ノズルは、前記洗浄ノズルが前記ケーシング内に収納された収納状態から前記洗浄ノズルが前記水を前記身体へ噴射する所定の位置まで前記ケーシングから進出した進出状態に変化するとき、前記収納状態において前記洗浄ノズルの上方に存在する空間を前記洗浄ノズルの前進動作により利用して、前記洗浄ノズルの軸の水平面に対する角度が大きくなる姿勢へ遷移し、
前記進出状態における前記角度は、前記収納状態における前記角度よりも大きくなり、
前記洗浄ノズルの先端部は、曲線軌道および直線軌道の少なくともいずれかを描きつつ前記ケーシングから進出し、
前記洗浄ノズルは、1つの前記駆動部により、前記角度が大きくなる姿勢へ遷移し、且つ、前記収納状態と前記進出状態との間で進退することを特徴とする衛生洗浄装置。 - 前記駆動部は、前記洗浄ノズルの軸の水平面に対する角度の遷移に連動して変位することを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
- 前記角度が大きくなる姿勢へ前記洗浄ノズルが遷移する際には、前記洗浄ノズルの先端部が移動する移動量は、洗浄ノズルの後端部が移動する移動量よりも小さいことを特徴とする請求項1または2に記載の衛生洗浄装置。
- 前記ケーシングに設けられ前記角度が大きくなる姿勢へ前記洗浄ノズルが遷移する際に前記洗浄ノズルの移動を案内し規制する軌道溝を有する軌道ガイドと、
回動軸を有し前記回動軸により前記ケーシングに対して回動自在に軸支され前記洗浄ノズルが内部を通過する筒体と、をさらに備え、
前記洗浄ノズルは、前記洗浄ノズルの後端側に設けられ前記軌道溝と嵌合する嵌合部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。 - 前記回動軸は、前記収納状態における前記洗浄ノズルの先端側に設けられたことを特徴とする請求項4記載の衛生洗浄装置。
- 前記ケーシングに設けられ前記角度が大きくなる姿勢へ前記洗浄ノズルが遷移する際に前記洗浄ノズルの移動を案内し規制する軌道溝を有する軌道ガイドと、
前記洗浄ノズルの先端側に設けられ前記洗浄ノズルの移動を案内可能な案内部と、をさらに備え、
前記洗浄ノズルは、前記洗浄ノズルの後端側に設けられ前記軌道溝と嵌合し回動自在な回動軸を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。 - 前記角度が大きくなる姿勢へ前記洗浄ノズルが遷移する際には、前記洗浄ノズルの上端部は、前記水平面と平行な水平軌道または前方へ向かうにつれて下方へ移動する軌道を描くことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2012093882A JP5761658B2 (ja) | 2012-04-17 | 2012-04-17 | 衛生洗浄装置 |
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- 2012-04-17 JP JP2012093882A patent/JP5761658B2/ja active Active
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