JP5758044B2 - 鉄道車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道車両に関し、詳しくは、流線形の先頭形状を有する鉄道車両における先頭構体の構造に関する。
鉄道車両の車体は、台枠の四辺部分に側構体及び妻構体をそれぞれ接合し、側構体及び妻構体の上部に屋根構体を接合するとともに、各構体に外板や床板、内装材、扉や窓などを装着して形成されている。一般的な鉄道車両では、車体の強度の大部分を台枠で賄っているため、クレーンによって車体を吊り上げる際には、特殊な吊り具を台枠あるいは台車に係合させて吊り上げるようにしている(例えば、特許文献1参照。)。また、衝突対策として、先頭構体や妻構体を補強することも行われている(例えば、特許文献2参照。)
特開2001−63954号公報 特開2001−48016号公報
工場内で車体を吊り上げる際には、車体に合わせた吊り具を用意しておくことができるが、例えば、走行中に脱線した鉄道車両を吊り上げるためには、クレーン車だけでなく、車体に対応した吊り具を準備する必要があり、復旧に時間がかかる一因となっている。また、先頭構体や妻構体、さらには台枠の補強は、主として車体前方から加わる衝突時の外力に対するものであって、上方からの外力に対する補強や屋根構体についての補強は、ほとんど行われていなかった。
そこで本発明は、先頭部が流線形状を有する鉄道車両の車体をクレーンによって容易に吊り上げることが可能な構造の先頭構体を備えた鉄道車両を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の鉄道車両は、流線形状を有する先頭構体と妻構体とを、台枠、側構体及び屋根構体の両端にそれぞれ接合して車体を形成した鉄道車両において、前記先頭構体は、前記台枠の端梁の両端部にそれぞれ立設した一対の隅柱補強部材に下半部がそれぞれ接合され、上半部が車体後方に向かって傾斜した一対の隅柱と、該一対の隅柱の上端部同士に接合されて掛け渡された車体幅方向の上部補強梁と、前記端梁における両隅柱の内側にそれぞれ立設した一対の妻柱補強部材に下半部がそれぞれ接合され、上半部が車体後方に向かって傾斜するとともに傾斜上端から車体後方に向かって水平方向に延出して後端部が前記上部補強梁にそれぞれ接合された一対の妻柱と、隣接する前記隅柱補強部材と前記妻柱補強部材との間及び妻柱補強部材同士の間を車体幅方向に連結する前面補強部材と、前記一対の妻柱の上部と前記屋根構体の前端部とをそれぞれ連結する一対の連結部材とを備え、前記上部補強梁は、上方から車体を吊り上げ可能な強度を有していることを特徴としている。
さらに、本発明の鉄道車両は、前記上部補強梁がクレーンで吊り上げるための吊り上げ部を備えていること、前記妻柱補強部材の下端部が前記端梁の前面に接合されていることを特徴としている。
本発明の鉄道車両によれば、先頭構体の上部後方に、一対の隅柱及び一対の妻柱に接合した上部補強梁を配置しているので、上部補強梁を利用してクレーンなどで車体を容易に吊り上げることができる。また、先頭構体の前部だけではなく、屋根構体との接合部近傍も補強することができる。さらに、上部補強梁に、吊り上げ部、例えば、アイボルトを設けておいたり、アイボルトの螺着部を設けたりしておくことにより、クレーンで車体を吊り上げる際のワイヤー掛けを容易に行うことができる。また、隅柱補強部材及び妻柱補強部材の下端部を端梁の前面に接合しておくことにより、隅柱や妻柱に加わる外力を台枠に伝達することができ、先頭構体の変形を抑えることができる。
本発明の鉄道車両の一形態例を示す車両用構体の側面図である。 車両用構体の一部切欠き平面図である。 本発明の鉄道車両の一形態例を示す側面図である。 台枠の要部を示す平面図である。 図4のV−V矢視図である。 図4のVI−VI断面図である。 図4のVII−VII断面図である。 車両用構体の正面図である。 図8のIX−IX断面図である。 図9のX−X断面図である。 図9のXI−XI断面図である。 図9のXII−XII断面図である。 図8のXIII−XIII断面図である。 図13のXIV−XIV断面図である。 図13のXV−XV断面図である。 図13のXVI−XVI断面図である。
本形態例は、図3に示すように、車体の前端に流線形を有する先頭車両10を示している。先頭車両10を形成する車両構体11は、台枠20と、該台枠20の両側に設けられる左右一対の側構体30と、前記台枠20及び側構体30の両端にそれぞれ設けられる先頭構体40及び妻構体50と、側構体30、先頭構体40及び妻構体50の上部を覆うように設けられる屋根構体60とを備えており、先頭構体40は、上半部が後方に傾斜するとともに、両側部が後方に傾斜した流線形に形成されている。
前記台枠20は、レール方向(車体前後方向)に配置された左右一対の側梁21と、前後両端部近傍の枕木方向(車体幅方向)に配置された前後一対の枕梁22と、台枠20の中央部に側梁21と平行に設けられた中梁23と、側梁21と中梁23とを枕木方向に連結する複数の横梁24と、枕梁22の車体両端側の中梁23の先端にそれぞれ設けられた端梁25とを備えている。端梁25は、枕木方向に連続する車体幅に対応した主端梁25aと、該主端梁25aの前面両側部分にそれぞれ設けられた補強端梁25bとを有している。また、中梁23の車端側下部には、連結器支持枠26が設けられている。さらに、台枠20の先頭構体側端部の端梁25には、車体高さの約半分の高さを有する隅柱補強部材27と妻柱補強部材28とが左右一対ずつそれぞれ設けられ、両補強端梁25b,25bの間の主端梁25aの前面中央部には、衝撃吸収部材を取り付けるための前面が開口した凹部29が設けられている。
前記側構体30は、鉛直方向の複数の側柱31と、車体前後方向の複数の骨部材32と、乗降口用開口部を形成する扉枠部33と、側窓用開口部を形成する窓枠部34とを備えている。側柱31は、先頭車両10の裾絞り形状に対応させるため、上下方向中間部から下方部分が車体内方に向かって傾斜した形状に曲げ加工されている。また、側柱31の下端部は、接合部材35を介して前記側梁21の下端から側方に突出した下部突出片21aの上で、側梁21の外面に接合されている。
前記先頭構体40は、車体幅方向中央部に運転台が設けられるものであって、該先頭構体40の後部側上端部と側構体30の先端側上端部との接合部には、枕木方向全幅にわたる上部補強梁41が設けられている。先頭構体40の前端部には、柱部材として、端梁25の前記隅柱補強部材27に下半部が接合された幅方向両端部の一対の隅柱42,42と、該隅柱42,42の車体内側で、端梁25の前記妻柱補強部材28に下半部が接合された幅方向中間部の一対の妻柱43,43とを有している。前記隅柱42は、上半部が車体後方に向かって傾斜しており、両隅柱42,42の上端部に前記上部補強梁41が掛け渡されている。前記妻柱43は、上半部が車体後方に向かって傾斜するとともに傾斜上端から車体後方に向かって水平方向に延出しており、後端部が前記上部補強梁41の前面に接合されている。
また、前記隅柱42と前記妻柱43との間、及び、両妻柱43同士の間には、先頭構体40の下半部を覆う前面補強パネル44が設けられている。前面補強パネル44は、縦骨44a、横骨44b及び前面パネル44cで形成され、この前面補強パネル44の上部側には前面窓用開口部45が設けられている。一方、連結面側の前記妻構体50は平板状に形成されており、幅方向中央部には貫通口用開口部(図示せず)が設けられている。
前記屋根構体60は、両側レール方向にそれぞれ配置される一対の長桁61と、該長桁61に直交して接合される枕木方向の複数の垂木62と、垂木62の外面側に接合される屋根板63とで形成されており、長桁61が前記側構体30の上端部に接合され、前後両端の垂木62が先頭構体40の上端部、妻構体50の上端部にそれぞれ接合される。屋根構体60の前端両側部及び前記側構体30の前端上部は、前記上部補強梁41の両端部に一体的に接合されている。さらに、屋根構体60の前端と前記妻柱43の上部との間は、連結部材64で連結されている。
前記隅柱補強部材27は断面L字状に形成され、該隅柱補強部材27の下部には、車体後方及び車体内方に向かって突出し、主端梁25aの上面及び補強端梁25bの上面に接合される補強突部27a,27bがそれぞれ設けられている。隅柱42は、隅柱補強部材27の前面に配置される前面材42a、隅柱補強部材27の外側面に配置される側面材42b、前面材42aの外端縁と側面材42bの前端縁とを外側で接合する断面L字状の外面材42c、隅柱補強部材27の内側を覆うようにして前面材42aの内端縁と側面材42bの後端縁とを内側で接合する断面W字状の内面材42d、該内面材42dの隅柱補強部材側に配置された断面L字状の内部補強材42eを組み合わせてそれぞれ接合することによって形成されている。この隅柱42の上半部は、流線形状の傾斜に合わせて上方が車体後方に傾斜した状態となっており、上端部が接合部材47を介して前記上部補強梁41の両端部に接合されている。
妻柱補強部材28は、前方からの衝撃に耐えるため、前後方向に長い長方形状の断面を有している。この妻柱補強部材28の下部は、前方に突出した補強端梁25bに設けたスリット25cを通して主端梁25aの前面から連結器支持枠26の前面にわたって接合されている。さらに、妻柱補強部材28の後部には、主端梁25aの上面に接合される補強突部28aが設けられている。
妻柱43は、鋼鉄製の中実材料で形成されており、妻柱補強部材28に接合される鉛直方向の下部柱部43aと、前記前面窓15の内部側に位置して上部が後方に向かって傾斜した窓開口柱部43bと、後端が上部補強梁41に接合される水平方向の上部柱部43cとを有している。下部柱部43aは、妻柱補強部材28と同様に、前方からの衝撃に備えて、妻柱補強部材28と同じ前後方向に長い長方形状の断面を有している。この下部柱部43aは、妻柱補強部材28の上半部の側面に沿わせた状態で、断面L字状の2枚の添接部材46を周囲に配置した状態で接合され、下部柱部43aは、妻柱補強部材28を介して前記端梁25に接合される。
窓開口柱部43bは、下部柱部43aの上端から流線形状の傾斜に合わせて上方が車体後方に傾斜した状態で設けられている。この窓開口柱部43bは、レール方向(前後方向)の幅寸法が、前記下部柱部43aのレール方向の幅寸法に比べて小さく形成されている。また、本形態例では、厚さが前記妻柱補強部材28と同じ板材を2枚貼り合わせて一つの窓開口柱部43bを形成している。上部柱部43cは、窓開口柱部43bの後方上端部から上部補強梁41に向かって水平方向に延びており、後端部が接合部材48を介して前記上部補強梁41に接合されている。この上部柱部43cは、窓開口柱部43bと同じ断面形状を有している。
図3に示すように、各構体の外部側には、各構体に対応した形状の外板12がそれぞれ取り付けられるとともに、各構体の内外には、各種機器や座席などを含めた艤装、内装が施される。また、扉枠部33には乗降扉13が設けられ、窓枠部34には側窓14が設けられる。先頭構体40の前面上下方向中間部には前面窓15が設けられ、先頭構体40の側面には乗務員用窓16が設けられる。妻構体50の貫通口用開口部の周囲には、連結幌17が設けられる。さらに、車体両端下部には、前記連結器支持枠26に支持された連結器18がそれぞれ設けられ、前面下部にはアンチクライマ19が設けられている。このように、外板12などの所要部品を車両構体11の内外にそれぞれ装着することにより、幅方向中央に運転台を有する先頭部が丸みを帯びた流線形の先頭車両10が形成される。
このように、車体幅方向中央部に運転台を設けた流線形状の先頭部を有する鉄道車両10において、先頭構体40の後部側上端部に、隅柱42及び妻柱43に接合される上部補強梁41を設けるとともに、隅柱42及び妻柱43の下半部を、台枠20に設けた隅柱補強部材27及び妻柱補強部材28にそれぞれ接合することにより、先頭構体40の強度を大幅に向上させることができる。そして、上部補強梁41の強度、隅柱42及び妻柱43との接合強度、側構体30及び屋根構体60との接合強度を、上部補強梁41を介して車体を吊り上げ可能な強度に設定しておくことにより、流線形状を有する鉄道車両10の先頭部分をクレーンなどで容易に吊り上げることができる。また、連結部材64で屋根構体60を連結しておくことにより、屋根構体60の接合強度も向上させることができる。
さらに、上部補強梁41の両端部などに、屋根上に突出するアイボルトやフックを設けておいたり、アイボルトの螺着部を設けたりしておくことにより、クレーンによる吊り上げ部として容易に利用することができ、ワイヤー掛けなどのクレーンによる吊り上げ作業を短時間で容易に行うことができる。したがって、一般的なクレーン車を手配するだけで、脱線した鉄道車両を線路上に戻したり、排除したりすることができ、復旧作業時間の大幅な短縮を図ることができる。
特に、妻柱43の下半部が接合される妻柱補強部材28の下端部を、主端梁25aの前面に接合することにより、前面からの衝突による外力に対する妻柱43の接合強度を十分なものとすることができ、端梁25と上部補強梁41とを連結する妻柱43が外力によって変形したりすることを防止できる。さらに、隅柱補強部材27に接合された隅柱42及び妻柱補強部材28に接合された妻柱43の下半部に前面補強パネル44を設けることにより、車体前頭部の強度を向上させることができ、運転台を確実保護できるとともに、隅柱42及び妻柱43の変形をより確実に防止して上部補強梁41を吊り上げた際に、隅柱4及び妻柱43を介して台枠20を確実に吊り上げることができる。

また、本形態例に示すように、車体幅方向中央部に運転台を設けた流線形状の鉄道車両10において、先頭構体40の前端部に設けられ、前面窓15における運転台前面両側に位置する窓開口柱部43bのレール方向の幅寸法を小さく形成することにより、前面窓15を通した運転士の視界が窓開口柱部43bで大きく妨げられることがなくなり、運転士の運転中の視界を良好な状態にすることができる。さらに、窓開口柱部43bを含む妻柱43を鋼鉄製の中実材によって形成することにより、窓開口柱部43bの断面寸法が小さくても十分な強度を得ることができる。
なお、妻構体の構成は任意であるが、妻構体にも同様の上部補強梁を設けておくことにより、クレーンによる鉄道車両の吊り上げを容易に行うことができる。
10…先頭車両、11…車両構体、12…外板、13…乗降扉、14…側窓、15…前面窓、16…乗務員用窓、17…連結幌、18…連結器、19…アンチクライマ、20…台枠、21…側梁、21a…下部突出片、22…枕梁、23…中梁、24…横梁、25…端梁、25a…主端梁、25b…補強端梁、25c…スリット、26…連結器支持枠、27…隅柱補強部材、27a,27b…補強突部、28…妻柱補強部材、28a…補強突部、29…凹部、30…側構体、31…側柱、32…骨部材、33…扉枠部、34…窓枠部、35…接合部材、40…先頭構体、41…上部補強梁、42…隅柱、42a…前面材、42b…側面材、42c…外面材、42d…内面材、42e…内部補強材、43…妻柱、43a…下部柱部、43b…窓開口柱部、43c…上部柱部、44…前面補強パネル、44a…縦骨、44b…横骨、44c…前面パネル、45…前面窓用開口部、46…添接部材、47…接合部材、48…接合部材、50…妻構体、60…屋根構体、61…長桁、62…垂木、63…屋根板、64…連結部材

Claims (3)

  1. 流線形状を有する先頭構体と妻構体とを、台枠、側構体及び屋根構体の両端にそれぞれ接合して車体を形成した鉄道車両において、前記先頭構体は、前記台枠の端梁の両端部にそれぞれ立設した一対の隅柱補強部材に下半部がそれぞれ接合され、上半部が車体後方に向かって傾斜した一対の隅柱と、該一対の隅柱の上端部同士に接合されて掛け渡された車体幅方向の上部補強梁と、前記端梁における両隅柱の内側にそれぞれ立設した一対の妻柱補強部材に下半部がそれぞれ接合され、上半部が車体後方に向かって傾斜するとともに傾斜上端から車体後方に向かって水平方向に延出して後端部が前記上部補強梁にそれぞれ接合された一対の妻柱と、隣接する前記隅柱補強部材と前記妻柱補強部材との間及び妻柱補強部材同士の間を車体幅方向に連結する前面補強部材と、前記一対の妻柱の上部と前記屋根構体の前端部とをそれぞれ連結する一対の連結部材とを備え、前記上部補強梁は、上方から車体を吊り上げ可能な強度を有している鉄道車両。
  2. 前記上部補強梁は、クレーンで吊り上げるための吊り上げ部を備えている請求項1記載の鉄道車両。
  3. 前記妻柱補強部材は、下端部が前記端梁の前面に接合されている請求項1又は2記載の鉄道車両。
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