JP5757507B2 - Reが添加されたNi基2重複相金属間化合物合金及びその製造方法 - Google Patents
Reが添加されたNi基2重複相金属間化合物合金及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5757507B2 JP5757507B2 JP2012534955A JP2012534955A JP5757507B2 JP 5757507 B2 JP5757507 B2 JP 5757507B2 JP 2012534955 A JP2012534955 A JP 2012534955A JP 2012534955 A JP2012534955 A JP 2012534955A JP 5757507 B2 JP5757507 B2 JP 5757507B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- heat treatment
- atomic
- intermetallic compound
- double
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C19/00—Alloys based on nickel or cobalt
- C22C19/03—Alloys based on nickel or cobalt based on nickel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D25/00—Special casting characterised by the nature of the product
- B22D25/06—Special casting characterised by the nature of the product by its physical properties
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22F—CHANGING THE PHYSICAL STRUCTURE OF NON-FERROUS METALS AND NON-FERROUS ALLOYS
- C22F1/00—Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working
- C22F1/10—Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of nickel or cobalt or alloys based thereon
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Powder Metallurgy (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
この合金は、Ti,Nb,V,Zr等を任意の成分とし、母相のγ相と析出相のγ’相とを構成する元素の添加量と、結晶粒界を強化する元素の添加量を調整することにより、凝固方向の強度と結晶粒界の強度を改善する。
この合金は、その元素の組成比を最適な範囲に設定することにより、母相(γ相)の格子定数と析出相(γ’相)の格子定数とを最適な値に制御して優れた高温強度(クリープ強度)を実現する。
そして、鋭意研究をした結果、(1)Ni,Al,Vを含むNi基2重複相金属間化合物合金にRe(例えば、3原子%)を含有させることにより、微細な組織を有するNi基2重複相金属間化合物合金が得られること、及び(2)Reを含有するNi基2重複相金属間化合物合金に熱処理を行うことにより2重複相組織を維持したまま、この合金の硬さを向上させることができること、を見出し、本発明の完成に到った。
本発明によれば、優れた硬さを示すNi基2重複相金属間化合物合金が提供される。
また、素材が硬くない、すなわち加工(例えば、切削加工)しやすい状態で加工した後、熱処理により硬さを向上させることができるので、加工性(例えば、切削加工性)に優れるNi基2重複相金属間化合物合金が提供される。
また、このNi基2重複相金属間化合物合金は、上記熱処理の温度で著しい硬さを示すので、上記熱処理の温度、すなわち、高温での使用にも適する。
この熱処理の温度は、上記実施形態の場合、好ましくは1073〜1273Kであり、より好ましくは1098〜1198K(1123K±25K又は1173K±25K)である。これら温度範囲であれば、この合金の硬さを著しく向上させることができ、また、硬さを維持した状態で、このNi基2重複相金属間化合物合金を用いることができる。
なお、熱処理の時間は、好ましくは5〜10時間である。この時間範囲であれば、例えば、1148〜1198Kの熱処理で約660HVのビッカース硬さを実現できる。
ここで、この実施形態の場合、前記熱処理の温度は、好ましくは1073〜1273Kであり、熱処理の時間は、好ましくは、2〜24時間である。このような熱処理であれば、より優れたビッカース硬さ(例えば約780HV)を実現できる。
また、この実施形態のNi基2重複相金属間化合物合金も熱処理により微細な2重複相組織を維持したままで硬さを著しく向上させることができ、高温(例えば、1073〜1273Kの温度)での使用に適する。
また、本発明の製造方法の実施形態において、前記溶湯が、Niを主成分とし、かつAl:8〜12原子%、V:13〜17原子%、Re:1〜5原子%を含んでもよいし、また、前記溶湯が、Niを主成分とし、かつAl:5〜9原子%、V:11〜15原子%、Ta:3〜7原子%、Re:1〜5原子%を含んでもよい。さらに、前記溶湯が、前記含有量のNi、Al、V及びRe又は、前記含有量のNi、Al、V、Re及びTaを含む合計100原子%の組成の合計重量に対して10〜1000重量ppmのBをさらに含んでもよい。
以下、これらの実施形態の各元素について詳述する。
Niの具体的な含有量は,例えば70,70.5,71,71.5,72,72.5,73,73.5又は74at.%である。Niの含有量の範囲は,上記具体的な含有量として例示した数値の何れか2つの間であってもよい。
例えば5,5.5,6,6.5,7,7.5,8,8.5,9,9.5,10,10.5,11,11.5又は12at.%である。Alの含有量の範囲は,上記具体的な含有量として例示した数値の何れか2つの間であってもよい。
例えば11,11.5,12,12.5,13,13.5,14,14.5,15,15.5,16,16.5又は17at.%である。Vの含有量の範囲は,上記具体的な含有量として例示した数値の何れか2つの間であってもよい。
よい。
また、第2熱処理は、例えば、1123〜1273Kの温度で行う。具体的には、1203Kの温度で、5〜200時間程度行う。
なお、この明細書において、時効熱処理を下部複相熱処理(下部複相組織を形成させる熱処理)ともいう。
次に、効果実証実験1について説明する。以下の実験では,鋳造材を作製し、(1)溶体化熱処理、(2)溶体化熱処理及び下部複相熱処理(上記の時効熱処理に相当する)を施して、(1)又は(2)の条件のNi基2重複相金属間化合物合金をそれぞれ作製し、作製された合金について、SEM組織観察、硬さ測定、X線測定を行い、その特性を調べた。
まず、表1のNo.1〜No.5に示す割合のNi,Al,V,Ta,Reの地金(それぞれ純度99.9重量%)及びBをアーク溶解炉内の鋳型中で溶解、凝固することによって鋳造材(30〜50mmφの小型ボタン状の合金)を作製した。
また、表1において、No.4及びNo.5の試料が本発明の実施例であり、Reが添加されている試料である(試料の名称は、上記Taの場合と同様である。例えば、Taを5at.%、Reを3at.%含有する試料は、「5Ta3Re」とも呼ぶ。)。
なお、表1におけるBの割合は、Ni,Al,V,Nbを含む合計100at.%の組成に対する数値である。
なお、この溶体化熱処理によってA1単相組織化を行い、その後の炉冷で、初析L12相および間隙のL12相とD022相とが共存する2重複相組織を形成させた。
次に、溶体化熱処理・下部複相熱処理の熱処理された試料について、SEMによる組織観察を行った。図1〜図3にその写真を示す。図1及び図2が、比較例に係るNo.1〜No.3(5Ta,6Ta,6.5Ta)の試料のSEM写真であり、図3が本発明の実施例に係るNo.4(3Re)及びNo.5(5Ta3Re)の試料のSEM写真である。
これらの図において、溶体化熱処理のみ施された試料の写真に「溶体化材」と記載し、また試料No.の後ろに「―A」と、その条件(表2の条件)を記載している。また、溶体化熱処理に加えて下部複相熱処理が施された試料の写真に、「1173K−10h」「1223K−10h」と下部複相熱処理の条件を記載している。さらに、試料No.の後ろに「―B」又は「―C」と、その条件(表2の条件)を記載している。
特に、No.3(6.5Ta)の溶体化熱処理のみ施された試料(図2(1)No.3−A)は、4回対称性を持つツイード状組織が観察された。これは、Ta添加量が増加したことによるものと考えられる。
また、図3(1)No.4−Aと図17(1)を比較すると、図3(1)No.4−Aの立方体状(キューブ状)の組織は、その辺の長さが図17(1)の(Ni75Al8V14.5Nb2.5)の2重複相組織のおよそ半分以下である。すなわち、図3に示される各試料の組織の大きさは、図17のそれと比較して数分の1の大きさであることがわかる。(例えば、図17の試料は、辺の長さが1〜2μmからなる立方体の組織を有するのに対し、図3(1)No.4−Aの試料は、辺の長さが0.3〜0.5μmからなる立方体の組織を有する。)このように、No.4(3Re)及びNo.5(5Ta3Re)の試料は、特許文献3〜5に記載された2重複相組織よりも、微細な2重複相組織で形成されていることが理解できる。
次に、これらの試料について、X線測定を行った。図4に、No.5(5Ta3Re)の試料の測定結果を示す。図4は、溶体化熱処理及び下部複相熱処理が施されたNo.5(5Ta3Re)のX線回折プロファイルを示す図である。
図4において、(a)〜(e)のグラフは、各熱処理のX線回折プロファイルを示し、(a)は、溶体化熱処理のみ施された試料(表2の条件A)に、(b)〜(e)は、溶体化熱処理に加えて下部複相熱処理が施された試料(表2の条件C)に、それぞれ対応している。(b)〜(e)の下部複相熱処理の時間は、(b)が2時間、(c)が5時間、(d)が10時間、(e)が24時間である。また、図4において、丸印(黒色の○印)は、L12相(Ni3Al)のX線回折ピークの位置を示し、三角印(グレーの△印)は、D022相(Ni3V)のX線回折ピークの位置を示している。
正確な解析には、TEM(透過電子顕微鏡)による調査が必要であるが、この結果から、No.5は、L12相とD022相とで構成されていることがわかる。
次に、溶体化熱処理・下部複相熱処理の熱処理された試料について、ビッカース硬さ試験を行った。ビッカース硬さは、荷重300g、500gまたは1kg、保持時間20秒で測定し、その測定は、室温の25℃で行った。表3及び表4にその測定結果を示す。
表3は、1173Kの温度の下部複相熱処理を施した試料のビッカース硬さを示す表であり、表4は、1223Kの温度の下部複相熱処理を施した試料のビッカース硬さを示す表である。
また、特許文献5のプラズマ浸炭したNi基2重複相金属間化合物合金はその表面層(表面の数十ミクロン)で800HVレベルの硬さであるが、No.5(5Ta3Re)の試料は、試料全体がこれに匹敵する硬さである。このように、No.5(5Ta3Re)の試料が優れた硬さ特性を示している。
次に、効果実証実験2を行った。効果実証実験2では,鋳造材を作製し、鋳造材に溶体化熱処理及び下部複相熱処理(上記の時効熱処理に相当する)を施してNi基2重複相金属間化合物合金を作製し、作製された合金について、硬さ測定を行って、その特性を調べた。
No.6〜No.11の試料は、効果実証実験1と同様にアーク溶解法により溶解、鋳造してインゴット(直径30〜50mmφの小型ボタン状の合金)を作製した。また、No.12の試料は、セラミックモールド法により、鋳造してインゴット(直径約16.5mmφ×長さ約150mm)を作製した。
また、表5におけるBの割合は、表1の効果実証実験1と同様にNi,Al,V,Nbを含む合計100at.%の組成に対する数値である。
なお、No.12の試料は、セラミックモールド法で鋳造するときに徐冷され、初析L12相とA1相とが共存する温度及びA1相がL12相とD022相とに分離する共析温度以下の温度に長い時間さらされているので、No.12の試料に対する上記溶体化熱処理は省略した(以下、溶体化熱処理を省略した試料を鋳造後試料という)。
次に、効果実証実験1の溶体化熱処理及び下部複相熱処理について、試料の組織への影響を詳細に観察するため、効果実証実験1と同様の方法で作製したNo.4及びNo.5について、その組織観察を行った。
Claims (10)
- Niを主成分とし、かつ
Al:5〜12原子%、V:11〜17原子%、Re:1〜5原子%を含み、残部が不可避不純物からなる成分組成を有し、
初析L12相と(L12+D022)共析組織との2重複相組織を有するNi基2重複相金属間化合物合金。 - Niを主成分とし、かつ
Al:8〜12原子%、V:13〜17原子%、Re:1〜5原子%を含む請求項1に記載のNi基2重複相金属間化合物合金。 - Niを主成分とし、かつ
Al:5〜9原子%、V:11〜15原子%、Ta:3〜7原子%、Re:1〜5原子%を含む請求項1に記載のNi基2重複相金属間化合物合金。 - 前記含有量のNi、Al、V及びRe又は、前記含有量のNi、Al、V、Re及びTaを含む合計100原子%の組成の合計質量に対して10〜1000質量ppmのBをさらに含む請求項1〜3のいずれか1つに記載のNi基2重複相金属間化合物合金。
- Niを主成分とし、かつ
Al:5〜12原子%、V:11〜17原子%、Re:1〜5原子%を含み、残部が不可避不純物からなる成分組成を有する溶湯を徐冷して鋳造する工程を含む、
初析L1 2 相と(L1 2 +D0 22 )共析組織との2重複相組織を有するNi基2重複相金属間化合物合金の製造方法。 - 鋳造後、1503〜1603Kの溶体化熱処理を行う請求項5に記載のNi基2重複相金属間化合物合金の製造方法。
- 溶体化熱処理後、1073〜1273Kの時効熱処理を行う請求項6に記載のNi基2重複相金属間化合物合金の製造方法。
- 前記溶湯が、Niを主成分とし、かつ
Al:8〜12原子%、V:13〜17原子%、Re:1〜5原子%を含む請求項5〜7のいずれか1つに記載のNi基2重複相金属間化合物合金の製造方法。 - 前記溶湯が、Niを主成分とし、かつ
Al:5〜9原子%、V:11〜15原子%、Ta:3〜7原子%、Re:1〜5原子%を含む請求項5〜7のいずれか1つに記載のNi基2重複相金属間化合物合金の製造方法。 - 前記溶湯が、前記含有量のNi、Al、V及びRe又は、前記含有量のNi、Al、V、Re及びTa、を含む合計100原子%の組成の合計質量に対して10〜1000質量ppmのBをさらに含む請求項5〜9のいずれか1つに記載のNi基2重複相金属間化合物合金の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012534955A JP5757507B2 (ja) | 2010-09-24 | 2011-07-20 | Reが添加されたNi基2重複相金属間化合物合金及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010213768 | 2010-09-24 | ||
JP2010213768 | 2010-09-24 | ||
JP2012534955A JP5757507B2 (ja) | 2010-09-24 | 2011-07-20 | Reが添加されたNi基2重複相金属間化合物合金及びその製造方法 |
PCT/JP2011/066466 WO2012039189A1 (ja) | 2010-09-24 | 2011-07-20 | Reが添加されたNi基2重複相金属間化合物合金及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2012039189A1 JPWO2012039189A1 (ja) | 2014-02-03 |
JP5757507B2 true JP5757507B2 (ja) | 2015-07-29 |
Family
ID=45873684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012534955A Expired - Fee Related JP5757507B2 (ja) | 2010-09-24 | 2011-07-20 | Reが添加されたNi基2重複相金属間化合物合金及びその製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9169540B2 (ja) |
EP (1) | EP2620514A4 (ja) |
JP (1) | JP5757507B2 (ja) |
CN (1) | CN103154287B (ja) |
WO (1) | WO2012039189A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5998325B2 (ja) * | 2011-03-29 | 2016-09-28 | 公立大学法人大阪府立大学 | 摩擦攪拌加工用ツール及びこれを用いた摩擦攪拌加工方法 |
CN112609119B (zh) * | 2020-12-17 | 2021-08-10 | 湘潭大学 | 一种同时含高熔点低沸点元素的Al-Re-Nb三元合金及其制备方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006299403A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-11-02 | Osaka Prefecture Univ | 2重複相組織からなるVおよびTiを含有するNi3Al基金属間化合物及びその製造方法,耐熱構造材 |
JP2009197254A (ja) * | 2008-02-19 | 2009-09-03 | Osaka Industrial Promotion Organization | Ni基2重複相金属間化合物合金の表面処理方法,および,表面処理したNi基2重複相金属間化合物合金 |
JP2009215649A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-09-24 | Osaka Industrial Promotion Organization | 高い硬度を有するNi基金属間化合物合金 |
JP2009255170A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-11-05 | Osaka Industrial Promotion Organization | Ni基2重複相金属間化合物合金からなる摩擦攪拌加工用ツール及び摩擦攪拌加工方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4055447A (en) * | 1976-05-07 | 1977-10-25 | The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration | Directionally solidified eutectic γ-γ' nickel-base superalloys |
US5366695A (en) * | 1992-06-29 | 1994-11-22 | Cannon-Muskegon Corporation | Single crystal nickel-based superalloy |
US6007645A (en) * | 1996-12-11 | 1999-12-28 | United Technologies Corporation | Advanced high strength, highly oxidation resistant single crystal superalloy compositions having low chromium content |
CN100357467C (zh) * | 2002-12-06 | 2007-12-26 | 独立行政法人物质·材料研究机构 | Ni基单晶超级合金 |
JP4230970B2 (ja) * | 2004-08-09 | 2009-02-25 | 株式会社日立製作所 | 凝固方向強度と結晶粒界強度の優れた一方向凝固用Ni基超合金、鋳造物およびガスタービン用高温部品 |
GB2447222B (en) | 2006-01-30 | 2011-04-13 | Univ Osaka Prefect Public Corp | Ni3Al-based intermetallic compound with dual multi-phase microstructure, production method thereof, and heat-resistant structural material |
JP5467307B2 (ja) | 2008-06-26 | 2014-04-09 | 独立行政法人物質・材料研究機構 | Ni基単結晶超合金とそれよりえられた合金部材 |
-
2011
- 2011-07-20 US US13/823,849 patent/US9169540B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2011-07-20 JP JP2012534955A patent/JP5757507B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2011-07-20 WO PCT/JP2011/066466 patent/WO2012039189A1/ja active Application Filing
- 2011-07-20 CN CN201180045794.8A patent/CN103154287B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2011-07-20 EP EP11826635.2A patent/EP2620514A4/en not_active Withdrawn
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006299403A (ja) * | 2005-03-25 | 2006-11-02 | Osaka Prefecture Univ | 2重複相組織からなるVおよびTiを含有するNi3Al基金属間化合物及びその製造方法,耐熱構造材 |
JP2009215649A (ja) * | 2008-02-15 | 2009-09-24 | Osaka Industrial Promotion Organization | 高い硬度を有するNi基金属間化合物合金 |
JP2009197254A (ja) * | 2008-02-19 | 2009-09-03 | Osaka Industrial Promotion Organization | Ni基2重複相金属間化合物合金の表面処理方法,および,表面処理したNi基2重複相金属間化合物合金 |
JP2009255170A (ja) * | 2008-03-27 | 2009-11-05 | Osaka Industrial Promotion Organization | Ni基2重複相金属間化合物合金からなる摩擦攪拌加工用ツール及び摩擦攪拌加工方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN103154287A (zh) | 2013-06-12 |
WO2012039189A1 (ja) | 2012-03-29 |
JPWO2012039189A1 (ja) | 2014-02-03 |
EP2620514A4 (en) | 2016-08-17 |
US20130189149A1 (en) | 2013-07-25 |
EP2620514A1 (en) | 2013-07-31 |
CN103154287B (zh) | 2015-07-22 |
US9169540B2 (en) | 2015-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
ES2813964T3 (es) | Artículo fabricado aditivo de aleación a base de cobalto y método para fabricar el mismo | |
Ding et al. | Electron microscopy study of direct laser deposited IN718 | |
JP5177559B2 (ja) | Ni基単結晶超合金 | |
JP6965364B2 (ja) | 析出硬化型コバルト−ニッケル基超合金およびそれから製造された物品 | |
KR102443966B1 (ko) | Ni기 합금 연화 분말 및 해당 연화 분말의 제조 방법 | |
EP2420584B1 (en) | Nickel-based single crystal superalloy and turbine blade incorporating this superalloy | |
JPH08505432A (ja) | 単結晶ニッケル・ベース超合金 | |
JP2022500557A (ja) | ニッケル基超合金 | |
JP5224246B2 (ja) | 耐酸化性の優れたNi基化合物超合金及びその製造方法と耐熱構造材 | |
WO2006101212A1 (ja) | 2重複相組織を有するNi3Al基金属間化合物及びその製造方法,耐熱構造材 | |
JP2019537665A (ja) | チタンを含まない超合金、粉末、方法および部品 | |
JP5010841B2 (ja) | Ni3Si−Ni3Ti−Ni3Nb系複相金属間化合物,その製造方法,高温構造材料 | |
JP5757507B2 (ja) | Reが添加されたNi基2重複相金属間化合物合金及びその製造方法 | |
JP5733729B2 (ja) | Nb及びCを含むNi基2重複相金属間化合物合金及びその製造方法 | |
WO2015182454A1 (ja) | TiAl基鋳造合金及びその製造方法 | |
JP5733728B2 (ja) | Ti及びCを含むNi基2重複相金属間化合物合金及びその製造方法 | |
WO2022071378A1 (ja) | 合金材料、該合金材料を用いた合金製造物、および該合金製造物を有する機械装置 | |
JP6861363B2 (ja) | Ni基金属間化合物合金及びその製造方法 | |
JP2019178414A (ja) | 合金構造体およびその製造方法、これを用いた耐熱性構造体 | |
WO2020225966A1 (ja) | バナジウム基合金材料及びこれを用いた製造物 | |
JP2012107269A (ja) | ニッケル基耐熱超合金と耐熱超合金部材 | |
JP2012201892A (ja) | Reが添加されたNi3(Si,Ti)金属間化合物合金及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140318 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150210 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150306 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150519 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150526 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5757507 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |