JP5756860B2 - 液晶ディスプレイ - Google Patents

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Description

本発明は、液晶ディスプレイに関する。より詳しくは、横電界方式の液晶ディスプレイに好適な液晶ディスプレイに関するものである。
薄膜トランジスタ(TFT)に代表されるアクティブ素子を用いたアクティブマトリクス型液晶ディスプレイは薄い、軽量という特徴とブラウン管に匹敵する高画質という点から、表示装置として広く普及している。このような液晶ディスプレイの表示方式には、大別して、次の2通りの表示方式が知られている。
1つは、縦電界方式である。この方式では、基板面にほぼ垂直な方向の電界により液晶層を駆動し、液晶層に入射した光を変調して表示する。縦電界方式の液晶モードとしては、TN(Twisted Nematic)モード、MVA(Multi−domain Vertical Alignment)モード等が知られている。
もう1つは、横電界方式である。この方式では、基板面にほぼ平行な方向の電界により液晶層を駆動する。横電界方式の液晶モードとしては、IPS(In−plane Switching)モード、FFS(Fringe Field Switching)モード等が知られている。
IPSモードの具体例としては、例えば、第1基板上に、互いに直交して第1、第2、第3領域に区分される単位画素を定義する複数本のゲート配線及びデータ配線と、ゲート配線及びデータ配線の交差地点に形成される薄膜トランジスタと、ゲート配線に平行する共通配線と、共通配線から分岐し、第1領域で第1角度に、第2領域で第2角度に、第3領域で第3角度に折り曲げられた共通電極と、薄膜トランジスタのドレイン電極と連結され、共通電極に平行に形成された画素電極と、第1基板とこれに対向する第2基板との間に形成された液晶層と、を備える液晶ディスプレイが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
FFSモードの具体例としては、スリット状開口を「く」字状にして、異なる方向のスリット状開口を連結する横電界方式の液晶表示パネルが開示されている(例えば、特許文献2参照。)。また、第1方向に延びた直線部を挟んで第1方向とは異なる第2方向に延びた第1スリットと、第1方向及び第2方向とは異なる第3方向に延びた第2スリットとが形成された電極を備えた液晶ディスプレイが開示されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2007−11259号公報 特開2010−102284号公報 特開2010−256547号公報
横電界方式の液晶ディスプレイは、互いに平行な複数のスリットが形成された電極(例えば、画素電極)を備え、この電極を用いて横電界を発生させる。また、そのパネル透過率は、スリットの幅(S)と、スリット間の電極(線状部分)の幅(L)と、それらの和(S+L)とに依存して変化する。一般的に、LとSの和が小さくなるとパネル透過率は高くなる。しかしながら、製造プロセスにおいて制約があるため、L及びSを所定値よりも小さくすることができず、実際に得られるパネル透過率には限界があった。これは以下の理由による。スリットを形成する際のフォトリソグラフィー工程で使われるフォトマスクに形成できるパターンの最小幅と、実際にフォトリソグラフィー工程で使用される装置によって形成可能なパターンの最小幅とに制限があるためである。
以下、本発明者らが検討した比較形態1に係るFFSモードの液晶ディスプレイを参照して、従来のFFSモードの課題について説明する。図10は、比較形態1に係るFFSモードの液晶ディスプレイのアクティブマトリクス基板の平面模式図である。なお、特許文献2の図9及び特許文献3の図6には、比較形態1に類似する形態が図示されている。
比較形態1に係る液晶ディスプレイは、アクティブマトリクス基板(アレイ基板)510と、アレイ基板に対向する対向基板(図示せず)と、両基板の間に設けられた水平配向型の液晶層(図示せず)とを備える。アレイ基板510は、図10に示すように、データバスライン513と、ゲートバスライン551と、TFT553と、共通電極515と、共通電極515上に形成された絶縁膜(図示せず)と、この絶縁膜上に形成された画素電極517とを含む。液晶分子の初期配向方向、すなわち電圧無印可時の配向方向は、図10の上下方向に設定されている。
各画素電極517には互いに平行な複数のスリット530が形成されて、共通電極515は、スリット530に対向している。画素電極517及び共通電極515の間に印可される電圧を制御することによって、液晶分子の配向、より詳細には回転を制御する。画素電極517は、互いに平行な複数の線状部分518と、線状部分を互いに接続する接続部分519、520とを含む。
スリット530は、上下対称な形状を有し、スリット530は各々、直線部分(主部)531、532と、主部531、532を互いに接続し、2つの直線部分をV字状に連結して形成された部分(V字部)533と、主部531、532及び接続部分519、520の間にそれぞれ設けられた線状部分(副部)534、535とを含む。このように、スリット530は各々、副部534及び主部531の間と、主部531及びV字部533の間と、主部532及びV字部533の間と、主部532及び副部535の間とで屈曲しており、更に、V字部533は1つの屈曲部を含むことから、スリット530は各々、5つの屈曲部を有する。また、V字部533及び副部534、535の上下方向に対するなす角は、主部531、532のそれよりも大きく設定されている。
V字部533及び副部534、535は、補助的な部分であり、主部531、532を含む領域において液晶層に含まれる大部分の液晶分子の配向が制御される。主部531を含む領域と、主部532を含む領域とでは、液晶分子の回転方向が逆になるため、両領域の間では液晶分子の配向がぶつかってしまう。そこで、両領域の間に上下方向に対するなす角が相対的に大きいV字部533を設けることによって、両領域の間で液晶分子が配向しやすくなる。また、接続部分519の近傍では、接続部分519から発生する電界に起因して液晶分子の配向が乱れる可能性がある。そこで、接続部分519と主部531の間に上下方向に対するなす角が相対的に大きい副部534を設けることによって、接続部分519の近傍で液晶分子の配向が乱れるのを抑制することができる。同じ理由で副部535も設けられている。以上の結果、液晶ディスプレイの画面に外部から局所的に圧力が加わり(例えば、画面が指で押され)、該圧力に起因する液晶分子の配向の局所的な乱れ、すなわち、表示の局所的な乱れが発生したとしても、これらの乱れを早く回復することができる。
しかしながら、比較形態1では以下に示すような課題があった。
スリット530は、互いに平行に設けられ、互いに同じ平面形状であるため、V字部533及び副部534、535の幅Sは、主部531、532の幅Sよりも小さくなる。また、画素電極517の線状部分518の幅Lは、主部531、532を形成する部分よりもV字部533、副部534、535を形成する部分において細くなってしまう。そのため、パネル透過率を向上する観点から、主部531、532を含む領域においてL及びSをプロセス上、許容される限界まで小さくすると、V字部533を含む領域と、副部534、535を含む領域とにおいてL及びSが許容さる限界を超えてしまう。この場合、プロセスのばらつきに起因する種々の不具合が発生する可能性がある。具体的には、例えば、パネル毎に輝度がばらついたり、同じパネルであったとしても表示ムラが発生したりすることがある。このような不具合が発生する原因としては、マスクのアライメントのずれ、パターンの幅の変化等が考えられる。
他方、このような不具合の発生を抑制する観点から、V字部533を含む領域と、副部534、535を含む領域とにおいてL及びSを許容される限界を超えない範囲内に設定すると、主部531、532を含む領域においてL及びSが大きくなってしまい、表示性能の低下、例えば、パネル透過率の減少を生じてしまう。
上述したように、従来のFFSモードでは、プロセスのばらつきに起因する不具合の抑制と、表示性能の向上とを両立することが困難であった。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、プロセスのばらつきに起因する不具合の抑制と、表示性能の向上とが可能な液晶ディスプレイを提供することを目的とするものである。
本発明者らは、プロセスのばらつきに起因する不具合の抑制と、表示性能の向上とが可能な液晶ディスプレイについて種々検討したところ、互いに平行な複数のスリットの各々に、第一の方向に延びる第一の直線部分と、第一の直線部分の一端に繋がり、第二の方向に延びる第二の直線部分と、第一の直線部分及び第二の直線部分が互いに繋がる領域において屈曲した屈曲部とを設け、複数の第一直線部分の他端を同じ直線上に配置し、複数のスリットの中で画素内において一方の端にあるスリットを第一のスリットとし(ただし、第一のスリットの隣のスリットは、第一の直線部分及び第二の直線部分が第一のスリットに近づくように、屈曲している)、第一のスリットからより遠いスリットほど第一の直線部分の長さをより短くすることにより、第一の直線部分を含む領域におけるL及びSと、第二の直線部分を含む領域におけるL及びSとの差を小さくでき、例えば、第二の直線部分を含む領域のL及びSが許容される限界に近い大きさであっても、第一の直線部分を含む領域のL及びSが許容される限界を超えてしまうことを防ぐことができることを見いだした。その結果、プロセスのばらつきに起因してスリットのパターンが変化するのを抑制でき、また、透過率の向上が可能であることを見いだし、上記課題をみごとに解決することができることに想到し、本発明に到達したものである。
すなわち、本発明の一側面は、第一の基板と、前記第一の基板に対向する第二の基板と、前記第一の基板及び前記第二の基板の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層とを備え、前記第一の基板は、第一の電極と、前記第一の電極上に設けられた絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられた第二の電極とを含み、前記第二の電極には、画素内に設けられた複数のスリットが形成され、前記第一の電極は、前記複数のスリットに対向し、前記複数のスリットは、互いに平行であり、前記複数のスリットは各々、第一の方向に延びる第一の直線部分と、前記第一の直線部分の一端に繋がり、第二の方向に延びる第二の直線部分と、前記第一の直線部分及び前記第二の直線部分が互いに繋がる領域において屈曲した屈曲部とを含み、前記複数の第一直線部分の他端は、同じ直線上にあり、前記複数のスリットの中で前記画素内において一方の端にあるスリットを第一のスリットとすると、前記第一のスリットの隣のスリットは、第一の直線部分及び第二の直線部分が前記第一のスリットに近づくように、屈曲し、前記第一のスリットからより遠いスリットほど、前記第一の直線部分の長さは、より短い液晶ディスプレイ(以下、本発明に係る液晶ディスプレイとも言う。)である。
本発明に係る液晶ディスプレイの構成としては、このような構成要素を必須として形成されるものである限り、その他の構成要素により特に限定されるものではない。なお、前記直線は、具体的な部材ではなく、仮想の線である。
以下に、本発明に係る液晶ディスプレイにおける好ましい実施形態を示す。以下に示す実施形態は、適宜組み合わされてもよい。
電圧無印可時の前記液晶分子の配向方向を初期配向方向とすると、前記第一の方向及び前記第二の方向は各々、前記初期配向方向と異なることが好ましい。これにより、液晶分子の配向をより効果的に制御することができる。
前記第一の方向と前記初期配向方向とのなす角は、前記第二の方向と前記初期配向方向とのなす角よりも大きく、前記第一の直線部分は、前記第二の直線部分よりも短いことが好ましい。これにより、第一の直線部分を補助的な部分(副部)として、第二の直線部分を主部として効果的に機能させることができる。
前記第一の方向と前記初期配向方向とのなす角は、20〜40°であり、前記第二の方向と前記初期配向方向とのなす角は、3〜10°であり、前記直線は、第一の直線であり、前記複数のスリットの前記屈曲部は、同じ第二の直線上にあり、前記第一の直線と前記第二の直線とのなす角は、5〜15°であることが好ましい。これにより、押圧に起因する配向乱れの回復と、透過率の向上とを効果的に両立することができる。なお、前記第二の直線は、具体的な部材ではなく、仮想の線である。
前記複数のスリットは各々、前記第一の直線部分の前記他端に繋がり、第三の方向に延びる第三の直線部分を更に含み、前記第一の直線部分及び前記第三の直線部分は、V字状に設けられてもよい。この形態は、画素の中央にV字部を設ける形態に好適である。
電圧無印可時の前記液晶分子の配向方向を初期配向方向とすると、前記第三の方向と前記初期配向方向とのなす角は、20〜40°であり、前記複数のスリットは各々、前記第三の直線部分の前記第一の直線部分に繋がらない方の端に繋がり、第四の方向に延びる第四の直線部分と、前記第三の直線部分及び前記第四の直線部分が互いに繋がる領域において屈曲した第二の屈曲部とを更に含み、前記直線は、第一の直線であり、前記複数のスリットの前記第二の屈曲部は、同じ第三の直線上にあり、前記第一の直線と前記第三の直線とのなす角は、5〜15°であり、前記第四の方向と前記初期配向方向とのなす角は、3〜10°であることが好ましい。これにより、押圧に起因する配向乱れの回復と、透過率の向上とを効果的に両立することができる。なお、前記第三の直線は、具体的な部材ではなく、仮想の線である。
前記第二の電極は、前記複数のスリットに隣接する3以上の線状部分と、前記3以上の線状部分を互いに接続する接続部とを含み、前記第一の直線部分は、前記接続部に隣接してもよい。この形態は、電極の接続部分に隣接して副部を設ける形態に好適である。
本発明によれば、プロセスのばらつきに起因する不具合の抑制と、表示性能の向上とが可能な液晶ディスプレイを実現することができる。
実施形態1に係るFFSモードの液晶ディスプレイのアクティブマトリクス基板の平面模式図である。 実施形態1のアクティブマトリクス基板に設けられた共通電極を示す平面模式図である。 図1に示す線分A−A’におけるアクティブマトリクス基板の断面模式図である。 実施形態1の画素電極のV字部付近を拡大して示す平面模式図である。 実施形態2に係るFFSモードの液晶ディスプレイのアクティブマトリクス基板の平面模式図である。 実施形態2の画素電極の副部付近を拡大して示す平面模式図である。 実施形態3に係るFFSモードの液晶ディスプレイのアクティブマトリクス基板の平面模式図である。 実施形態3の変形例に係るFFSモードの液晶ディスプレイのアクティブマトリクス基板の平面模式図である。 実施形態3の変形例のアクティブマトリクス基板に設けられた共通電極を示す平面模式図である。 比較形態1に係るFFSモードの液晶ディスプレイのアクティブマトリクス基板の平面模式図である。
以下に実施形態を掲げ、本発明について図面を参照して更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施形態のみに限定されるものではない。
本明細書において「画素」とは、隣接する2本のゲートバスライン、及び、隣接する2本のデータバスラインで囲まれる領域を意味する。
また、特に言及がない場合、幅とは、長手方向に対して直交する方向における幅を意味する。
以下の実施形態は、具体的には、テレビジョン、パーソナルコンピュータ、携帯電話、カーナビ、インフォメーションディスプレイ等の表示装置に適用することができる。
実施形態1
実施形態1は、マルチドメイン(2ドメイン)のFFSモードの液晶ディスプレイである。
図1は、実施形態1に係るFFSモードの液晶ディスプレイのアクティブマトリクス基板の平面模式図である。実施形態1に係る液晶ディスプレイ110は、アクティブマトリクス基板(アレイ基板)10と、基板10に対向する対向基板70と、両基板の間に設けられた水平配向型の液晶層80とを備える。アレイ基板10は、図1及び図3に示すように、絶縁基板11と、データバスライン13と、ゲートバスライン51と、ゲート絶縁膜12と、TFT53と、第一絶縁膜14と、第二絶縁膜16aと、共通電極15と、共通電極15上に形成された第三絶縁膜16bと、第三絶縁膜16b上に形成された画素電極17とを含む。アレイ基板10の液晶層80側の表面上には、水平配向膜(図示せず)が設けられている。共通電極15は、図2に示すように、表示領域を実質的に覆うように形成される。画素電極17には互いに平行な複数のスリット(長手状の開口)30が形成されて、共通電極15は、スリット30に対向している。画素電極17及び共通電極15の間に印可される電圧を制御することによって、液晶分子の配向、より詳細には回転を制御する。液晶分子の初期配向方向、すなわち電圧無印可時の配向方向は、図1の上下方向(図1中の矢印方向)に設定されている。対向基板70は、絶縁基板21と、カラーフィルタ23と、ブラックマトリクス22とを含む。対向基板70の液晶層80側の表面上には、水平配向膜(図示せず)が設けられている。なお、カラーフィルタ23及びブラックマトリクス22は、対向基板70側ではなく、アクティブマトリクス基板10側に設けられていてもよい。
実施形態1における画素電極17の構造について更に詳述する。
画素電極17は、互いに平行な3以上の線状部分18と、線状部分18を互いに接続する接続部分19、20とを含む。
スリット30は、上下対称な形状を有し、スリット30は各々、直線部分(主部)31、32と、主部31、32を互いに接続し、2つの直線部分36、37をV字状に連結して形成された部分(V字部)33とを含む。主部31、32は、上記第二の直線部分に対応し、直線部分36、37は、上記第一又は第三の直線部分に対応する。このように、スリット30は各々、主部31及びV字部33の間と、主部32及びV字部33の間とで屈曲しており、更に、V字部33は1つの屈曲部を含むことから、スリット30は各々、3つの屈曲部を有する。また、図4に示すように、V字部33の上下方向(液晶分子の初期配向方向)に対するなす角(a°)は、主部31、32の上下方向(液晶分子の初期配向方向)に対するなす角(b°)よりも大きく設定されている。V字部33(直線部分36、37)は、補助的な部分であり、主部31、32を含む領域において液晶層80に含まれる大部分の液晶分子の配向が制御される。V字部33を設けることによって、液晶分子の配向をより効果的に制御することができ、例えば、液晶ディスプレイ110の画面に外部から局所的に圧力が加わり(例えば、画面が指で押され)、該圧力に起因する液晶分子の配向の局所的な乱れ、すなわち、表示の局所的な乱れが発生したとしても、これらの乱れを早く回復することができる。また、データバスライン13のスリット30に対向する部分は、スリット30に沿って形成されている。
更に、スリット30のうち、図1において向かって左端にあるスリットを第一のスリットとすると、第一のスリットからより遠いスリットほど、V字部33を形成する直線部分36、37の長さがより短くなる。第一のスリットは、画素内において一方の端にあるスリットであり、第一のスリットの隣のスリットは、主部31及び直線部分36が第一のスリットに近づくように、屈曲している。また、第一のスリットの隣のスリットは、主部32及び直線部分37が第一のスリットに近づくように、屈曲している。例えば、直線部分36又は直線部分37に隣接する画素電極部分の長さは、図1において向かって右から順にそれぞれ、3μm、4μm、5μm及び6μmとなる。すなわち、図4に示すように、画素電極17の中央部において、V字部33は、左から右に向かって小さくなるように形成される。スリット30における各々の主部31及びV字部33の間の屈曲部、すなわち直線部分36の一端は同じ第二の仮想の直線(上記第二又は第三の直線に対応する直線)上にあり、スリット30における各々の主部32及びV字部33の間の屈曲部、すなわち直線部分37の一端は同じ第三の仮想の直線(上記第二又は第三の直線に対応する直線)上にあり、スリット30における各々のV字部33の頂点、すなわち直線部分36、37の他端は同じ第一の仮想の直線(上記第一の直線に対応する直線)上にある。第一の仮想の直線と第二の仮想の直線とは、所定の角度(c°)をなす。同様に、第一の仮想の直線と第三の仮想の直線とは、所定の角度(c°)をなす。第一のスリットからより遠いスリットほど、主部31及びV字部33の間の屈曲部と、主部32及びV字部33の間の屈曲部とは、第一の仮想の直線に近づく。
このように画素電極17を形成することで、主部31、32を含む領域におけるL及びSと、V字部33(直線部分36、37)を含む領域におけるL及びSとの差を小さくでき、両領域におけるL及びSを互いに実質的に同じにすることもできる。
一方、従来のFFSモードに係る比較形態1の液晶ディスプレイ510においては、図10に示すように、スリット間電極は、全て略同一の形状に形成され、図1及び図4に示す角度c°は存在しない。
このとき、上述のように、V字部533及び副部534、535の幅Sは、主部531、532の幅Sよりも小さくなる。また、画素電極517の線状部分518の幅Lは、主部531、532を形成する部分よりもV字部533、副部534、535を形成する部分において細くなってしまう。
したがって、比較形態1の液晶ディスプレイ510においては、幅Lと幅Sとの合計を極力小さくしようとする場合、V字部533を含む領域における幅Lと幅Sとの合計が許容される限界となるように設計する必要がある。例えば、幅L及び幅Sの許容される限界が、それぞれ、2.5μm、及び、4.0μm(幅Lと幅Sとの合計が6.5μm)であるとき、主部531、532を形成する電極部分の幅L、及び、主部531、532の幅Sをそれぞれ最小値の2.5μm、及び、4.0μmとなるように設計すると、V字部533を形成する電極の幅が2.2μm、V字部533の幅Sが3.4μm程度となってしまい、許容される限界よりも小さくなってしまう。その結果、フォトマスクのアライメントずれ等のプロセスのばらつきが生じた場合、液晶表示パネル間における透過率のばらつきや、1つの液晶表示パネル(表示領域)内における透過率のばらつき(表示ムラ)が発生してしまう。そのため、比較形態1の液晶ディスプレイ510においては、V字部533を含む領域において幅L及び幅Sを許容される限界を超えない範囲内に設定する必要があるが、そうすると、主部531、532を含む領域において幅L及び幅Sが大きくなってしまい、表示性能の低下、例えば、パネル透過率の減少を生じてしまう。
一方、実施形態1の液晶ディスプレイ110においては、主部31、32を含む領域の幅L及び幅SとV字部33(直線部分36、37)を含む領域の幅L及び幅Sとの差を小さくできるため、例えば、主部を含む領域のL及びSが許容限界近くの大きさになっていても、V字部を含む領域のL及びSが許容限界を超えてしまうことを防ぐことができる。その結果、プロセスのばらつきに起因してスリットのパターンが変化するのを抑制でき、また、透過率の向上が可能となる。具体的には、主部31、32を含む領域におけるL及びSと、V字部33(直線部分36、37)を含む領域におけるL及びSとをプロセス上、許容される限界まで小さくし、互いに実質的に同じ値に設定した場合、実施形態1の液晶ディスプレイ110は、図10に示す比較形態1の液晶ディスプレイ510よりも透過率が4%向上する。
角度a°及び角度b°の大きさは特に限定されず、マルチドメインの液晶ディスプレイとして適切な視野角が得られ、ディスクリネーションの発生の抑制と、押圧耐性とが得られる角度に設定すればよい。具体的には、角度a°は、20〜40°に設定されることが好ましく、角度b°は、3〜10°に設定されることが好ましい。
また、角度c°の大きさも特に限定されないが、スリット全体において、LとSとの合計が製造可能な最小値となるように設定されることが好ましく、具体的には、5〜15°に設定されることが好ましい。
以上、実施形態1における画素電極17の構造について説明した。以下、その他の構造、各部材の材料及び製造方法について説明する。
TFT53は、半導体層54、ゲート電極55a、ソース電極55b及びドレイン電極55cを備えるスイッチング素子である。TFT53のゲート電極55aはゲートバスライン51の一部が引き出されて形成されている。TFT53のソース電極55b及びドレイン電極55cは、それぞれ、半導体層54と接続されている。TFT53のドレイン電極55cは、コンタクトホール71を介して画素電極17と接続されている。ゲート電極55aと半導体層54とは、ゲート絶縁膜12を介して互いに重なっている。ソース電極55bは半導体層54を介してドレイン電極55cと接続されており、ゲートバスライン51を通じてゲート電極55aに入力される走査信号によって半導体層54を流れる電流量の調整が行われ、データバスライン13を通じてソース電極55b、半導体層54、ドレイン電極55c、及び、画素電極17の順に入力されるデータ信号の伝達が制御される。
共通電極15に対しては、一定値に保たれた共通信号が供給される。図2に示すように、共通電極15は、画素の境界に関わらず、一面に形成されている。共通電極15には、ドレイン電極55cと画素電極17とが接続される領域と重なる領域において、開口が設けられている。
絶縁基板11、21の材料としては、ガラス、プラスチック等の透明な材料が好適に用いられる。ゲート絶縁膜12、第一絶縁膜14、第二絶縁膜16a及び第三絶縁膜16bの材料としては、窒化シリコン、酸化シリコン、感光性アクリル樹脂等の透明な材料が好適に用いられる。第一絶縁膜14、第二絶縁膜16a及び第三絶縁膜16bは、例えば、窒化シリコン膜をプラズマ誘起化学気相成長(Plasma Enhanced Chemical Vapor Deposition:PECVD)法により成膜し、窒化シリコン膜の上に、感光性アクリル樹脂膜をダイコート(塗布)法により成膜して形成される。コンタクト部を形成するために絶縁膜14、16及び16b中に設けられる穴は、ドライエッチング(チャネルエッチング)を行うことにより形成することができる。
ゲートバスライン51、データバスライン13、又は、TFT53を構成する各種配線及び電極は、スパッタリング法等により、チタン、クロム、アルミニウム、モリブデン等の金属、又は、それらの合金を、単層又は複数層で成膜し、続いて、フォトリソグラフィ法等でパターニングを行うことで形成することができる。これら各種配線及び電極は、同じ層に形成されるものについては、それぞれ同じ材料を用いることで製造が効率化される。
TFT53の半導体層54は、例えば、アモルファスシリコン、ポリシリコン等からなる高抵抗半導体層と、アモルファスシリコンにリン等の不純物をドープしたn+アモルファスシリコン等からなる低抵抗半導体層とによって構成される。また、半導体層54として、酸化亜鉛等の酸化物半導体層を用いてもよい。半導体層54の形状はPECVD法等により成膜後、フォトリソグラフィ法等によりパターニングを行い、決定することができる。
画素電極17及び共通電極15は、例えば、酸化インジウム錫(ITO)、酸化インジウム亜鉛(IZO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)等の透明導電材料、又は、それらの合金を、スパッタリング法等により単層又は複数層で成膜して形成した後、フォトリソグラフィ法を用いてパターニングを行うことで形成することができる。画素電極17に設けられるスリット30、共通電極15に設けられる開口もまた、パターニングの際に同時に形成することができる。
カラーフィルタ23の材料としては、各色に対応する光を透過する感光性樹脂(カラーレジスト)が好適に用いられる。ブラックマトリクス22の材料は、遮光性を有するものである限り特に限定されないが、黒色顔料を含有した樹脂材料、又は、遮光性を有する金属材料が好適に用いられる。
このようにして作製されたアクティブマトリクス基板10及び対向基板70は、絶縁材料からなる柱状のスペーサが一方の基板に複数設けられた後、シール材を用いて貼り合わされる。アクティブマトリクス基板10と対向基板70との間には液晶層80が形成されるが、滴下法を用いる場合には、基板の貼り合せ前に液晶材料の滴下が行われ、真空注入法を用いる場合には、基板の貼り合せ後に液晶材料が注入される。液晶層80は、正の誘電率異方性を有する液晶分子(好適にはネマチック液晶分子)を含む。そして、各基板の液晶層80側と反対側の面上に、偏光板、位相差フィルム等を貼り付けることにより、液晶表示パネルが完成する。更に、液晶表示パネルに、ゲートドライバ、ソースドライバ、表示制御回路等を実装するとともに、バックライト等を組み合わせることによって、用途に応じた液晶ディスプレイが完成する。
実施形態1の液晶表示パネルの構造は、例えば、光学顕微鏡(オリンパス社製、半導体/FPD検査顕微鏡MX61L)及びエネルギー分散型X線分光分析器併置型走査透過型電子顕微鏡(STEM−EDX:Scanning Transmission Electron Microscope Energy Dispersive X-ray Spectroscope、日立ハイテクノロジーズ社製 HD−2700)、を用いて確認及び測定することができる。
実施形態2
実施形態2は、マルチドメイン(2ドメイン)のFFSモードの液晶ディスプレイである。
図5は、実施形態2に係るFFSモードの液晶ディスプレイのアクティブマトリクス基板の平面模式図である。実施形態1においては、図1に示すように、主部31及びV字部33の間と、主部32及びV字部33の間と、V字部33の合計3つの屈曲部が形成されていたが、実施形態2においては、主部131、132、及び、V字部133に加え、更に、線状部分(副部)134、135が形成されるとともに、主部131及び副部134の間と、主部132及び副部135の間とに屈曲部が形成され、合計5つの屈曲部が形成される。その他の構成は、実施形態1と同様であるため、ここでの説明は省略する。以下、実施形態2の液晶ディスプレイ210の画素電極117の構造について説明する。
画素電極117には、互いに平行な複数のスリット130が形成されており、画素電極117は、互いに平行な3以上の線状部分118と、線状部分118を互いに接続する接続部分119、120とを含む。
スリット130は、上下対称な形状を有し、スリット130は各々、直線部分(主部)131、132と、主部131、132を互いに接続し、2つの直線部分136、137をV字状に連結して形成された部分(V字部)133とを含む。主部131、132は、上記第二の直線部分に対応し、直線部分136、137は、上記第一又は第三の直線部分に対応する。実施形態1と同様の観点から、V字部133の上下方向に対するなす角(a°)は、主部131、132の上下方向に対するなす角(b°)よりも大きく設定されている。
更に、スリット130は、主部131、132及び接続部分119、120の間にそれぞれ設けられた線状部分(副部)134、135を含む。副部134、135は、上記第一の直線部分に対応する。図6に示すように、副部134、135と液晶分子の初期配向方向(図5中の両矢印)とがなす角度(d°)は、主部131、132の上下方向に対するなす角(b°)よりも大きく設定されている。副部134、135は、V字部133(直線部分136、137)と同様に補助的な部分であり、主部131、132を含む領域において液晶層80に含まれる大部分の液晶分子の配向が制御される。接続部分119の近傍では、接続部分119から発生する電界に起因して液晶分子の配向が乱れる可能性がある。そこで、接続部分119と主部131の間に上下方向に対するなす角が相対的に大きい副部134を設けることによって、接続部分119の近傍で液晶分子の配向が乱れるのを抑制することができる。同じ理由で副部135も設けられている。
実施形態1においては、主部31、32及びV字部33(直線部分36、37)に着目し、図1において向かって左端にあるスリットを第一のスリットとして説明したが、本実施形態において、副部134、135に着目すると、図5において向かって右端にあるスリットが第一のスリットに対応する。第一のスリットは、画素内において一方の端にあるスリットであり、第一のスリットの隣のスリットは、主部131及び副部134が第一のスリットに近づくように、屈曲している。また、第一のスリットの隣のスリットは、主部132及び副部135が第一のスリットに近づくように、屈曲している。この第一のスリットから遠いスリットほど、副部134、135の長さがより短くなる。例えば、副部134又は副部135に隣接する画素電極部分の長さは、図5において向かって右から順にそれぞれ、5.5μm、4μm、2.5μm及び1μmとなる。スリット130における各々の副部134、135の一端は、同じ第二の仮想の直線(上記第二の直線に対応する直線)上にあり、副部134、135の他端は同じ第一の仮想の直線(上記第一の直線に対応する直線)上にある。図6に示すように、第一の仮想の直線と第二の仮想の直線とは、所定の角度(e°)をなす。第一のスリットからより遠いスリットほど、副部134及び主部131の間の屈曲部と、副部135及び主部132の間の屈曲部とは、第一の仮想の直線に近づく。
このように画素電極117を形成することで、主部131、132を含む領域におけるL及びSと、副部134、135を含む領域におけるL及びSとの差を小さくでき、両領域におけるL及びSを互いに実質的に同じにすることもできる。
一方、従来のFFSモードに係る比較形態1の液晶ディスプレイ510においては、図10に示すように、スリット間電極は、全て略同一の形状に形成され、図6に示す角度e°は存在しない。
このとき、上述のように、副部534、535の幅Sは、主部531、532の幅Sよりも小さくなる。
したがって、比較形態1の液晶ディスプレイ510においては、幅Lと幅Sとの合計を極力小さくしようとする場合、副部534、535を含む領域における幅Lと幅Sとの合計が許容される限界となるように設計する必要がある。例えば、幅L及び幅Sの許容される限界が、それぞれ、2.5μm、及び、4.0μm(幅Lと幅Sとの合計が6.5μm)であるとき、主部531、532を形成する電極部分の幅L、及び、主部531、532の幅Sをそれぞれ最小値の2.5μm、及び、4.0μmとなるように設計すると、副部534、535を形成する電極の幅が2.0μm、副部534、535の幅Sが4.1μm程度となってしまい、許容される限界よりも小さくなってしまう。その結果、フォトマスクのアライメントずれ等のプロセスのばらつきが生じた場合、液晶表示パネル間における透過率のばらつきや、1つの液晶表示パネル(表示領域)内における透過率のばらつき(表示ムラ)が発生してしまう。そのため、比較形態1の液晶ディスプレイ510においては、副部534、535を含む領域において幅L及び幅Sを許容される限界を超えない範囲内に設定する必要があるが、そうすると、主部531、532を含む領域において幅L及び幅Sが大きくなってしまい、表示性能の低下、例えば、パネル透過率の減少を生じてしまう。
一方、実施形態2の液晶ディスプレイ210においては、主部131、132を含む領域の幅L及び幅Sと副部134、135を含む領域の幅L及び幅Sとの差を小さくできるため、例えば、主部を含む領域のL及びSが許容限界近くの大きさになっていても、副部を含む領域のL及びSが許容限界を超えてしまうことを防ぐことができる。その結果、プロセスのばらつきに起因してスリットのパターンが変化するのを抑制でき、また、透過率の向上が可能となる。具体的には、主部131、132を含む領域におけるL及びSと、副部134、135を含む領域におけるL及びSとをプロセス上、許容される限界まで小さくし、互いに実質的に同じ値に設定した場合、実施形態2の液晶ディスプレイ210は、図10に示す比較形態1の液晶ディスプレイ510よりも透過率が8%向上する。
角度d°の大きさは特に限定されず、マルチドメインの液晶ディスプレイとして適切な視野角が得られ、ディスクリネーションの発生の抑制と、押圧耐性とが得られる角度に設定すればよい。具体的には、角度d°は、20〜40°に設定されることが好ましい。
また、角度e°の大きさも特に限定されないが、スリット全体において、LとSとの合計が作製可能な最小値となるように設定されることが好ましく、具体的には、5〜15°に設定されることが好ましい。
実施形態3
実施形態3は、モノドメインのFFSモードの液晶ディスプレイである。
図7は、実施形態3に係るFFSモードの液晶ディスプレイのアクティブマトリクス基板の平面模式図である。実施形態1及び2においては、ぞれぞれ、図1及び図5に示すようV字部33、133が形成されていたが、実施形態3においては、V字部は形成されない。主部231、及び、線状部分(副部)234、235が形成されるとともに、主部231及び副部234の間と、主部231及び副部235の間とに屈曲部が形成され、合計2つの屈曲部が形成される。その他の構成は、実施形態1と同様であるため、ここでの説明は省略する。以下、実施形態3の液晶ディスプレイ310の画素電極217の構造について説明する。
画素電極217には、互いに平行な複数のスリット230が形成されており、画素電極217は、互いに平行な3以上の線状部分218と、線状部分218を互いに接続する接続部分219、220とを含む。本実施形態において、液晶分子の初期配向方向は、図7の上下方向から少し傾いた方向(図7中の矢印方向)に設定されている。
スリット230は、点対称な形状を有し、主部231及び接続部分219、220の間にそれぞれ設けられた線状部分(副部)234、235を含む。主部231は、上記第二の直線部分に対応し、副部234、235は、上記第一の直線部分に対応する。実施形態1と同様の観点から、副部234、235と液晶分子の初期配向方向とがなす角度は、主部231と液晶分子の初期配向方向とがなす角よりも大きく設定されている。更に、副部234と液晶分子の初期配向方向とがなす角度と、副部235と液晶分子の初期配向方向とがなす角度とは実質的に同じである。すなわち、副部234は、副部235と正反対の方向に伸長する。副部234、235は、補助的な部分であり、主部231を含む領域において液晶層80に含まれる大部分の液晶分子の配向が制御される。接続部分219の近傍では、接続部分219から発生する電界に起因して液晶分子の配向が乱れる可能性がある。そこで、接続部分219と主部231の間に上下方向に対するなす角が相対的に大きい副部234を設けることによって、接続部分219の近傍で液晶分子の配向が乱れるのを抑制することができる。同じ理由で副部235も設けられている。
本実施形態において、副部234に着目すると、図7において向かって右端にあるスリットが第一のスリットに対応する。第一のスリットは、画素内において一方の端にあるスリットであり、第一のスリットの隣のスリットは、主部231及び副部234が第一のスリットに近づくように、屈曲している。この第一のスリットから遠いスリットほど、副部234の長さがより短くなる。スリット230における各々の副部234の一端は、同じ第二の仮想の直線(上記第二の直線に対応する直線)上にあり、副部234の他端は同じ第一の仮想の直線(上記第一の直線に対応する直線)上にある。第一の仮想の直線と第二の仮想の直線とは、所定の角度をなす。第一のスリットからより遠いスリットほど、副部234と主部231との間の屈曲部は、第一の仮想の直線に近づく。一方、副部235に着目すると、図7において向かって左端にあるスリットが第一のスリットに対応する。スリット230における各々の副部235の一端は、同じ第二の仮想の直線(上記第二の直線に対応する直線)上にあり、副部235の他端は同じ第一の仮想の直線(上記第一の直線に対応する直線)上にある。第一の仮想の直線と第二の仮想の直線とは、所定の角度をなす。第一のスリットからより遠いスリットほど、副部235と主部231との間の屈曲部は、第一の仮想の直線に近づく。
このように画素電極217を形成することで、主部231を含む領域におけるL及びSと、副部234、235を含む領域におけるL及びSとの差を小さくでき、両領域におけるL及びSを互いに実質的に同じにすることもできる。
一方、従来のFFSモードに係る比較形態1の液晶ディスプレイ510においては、図10に示すように、スリット間電極は、全て略同一の形状に形成され、第一の仮想の直線と第二の仮想の直線とがなす角度は存在しない。
このとき、上述のように、副部534、535の幅Sは、主部531、532の幅Sよりも小さくなる。
したがって、比較形態1の液晶ディスプレイ510においては、幅Lと幅Sとの合計を極力小さくしようとする場合、副部534、535を含む領域における幅Lと幅Sとの合計が許容される限界となるように設計する必要がある。例えば、幅L及び幅Sの許容される限界が、それぞれ、2.5μm、及び、4.0μm(幅Lと幅Sとの合計が6.5μm)であるとき、主部531、532を形成する電極部分の幅L、及び、主部531、532の幅Sをそれぞれ最小値の2.5μm、及び、4.0μmとなるように設計すると、副部534、535を形成する電極の幅が2.0μm、副部534、535の幅Sが4.1μm程度となってしまい、許容される限界よりも小さくなってしまう。その結果、フォトマスクのアライメントずれ等のプロセスのばらつきが生じた場合、液晶表示パネル間における透過率のばらつきや、1つの液晶表示パネル(表示領域)内における透過率のばらつき(表示ムラ)が発生してしまう。そのため、比較形態1の液晶ディスプレイ510においては、副部534、535を含む領域において幅L及び幅Sを許容される限界を超えない範囲内に設定する必要があるが、そうすると、主部531、532を含む領域において幅L及び幅Sが大きくなってしまい、表示性能の低下、例えば、パネル透過率の減少を生じてしまう。
一方、実施形態3の液晶ディスプレイ310においては、主部231を含む領域の幅L及び幅Sと副部234、235を含む領域の幅L及び幅Sとの差を小さくできるため、例えば、主部を含む領域のL及びSが許容限界近くの大きさになっていても、副部を含む領域のL及びSが許容限界を超えてしまうことを防ぐことができる。その結果、プロセスのばらつきに起因してスリットのパターンが変化するのを抑制でき、また、透過率の向上が可能となる。具体的には、主部231を含む領域におけるL及びSと、副部234、235を含む領域におけるL及びSとをプロセス上、許容される限界まで小さくし、互いに実質的に同じ値に設定した場合、実施形態3の液晶ディスプレイ310は、図10に示す比較形態1の液晶ディスプレイ510よりも透過率が8%向上する。
副部234と液晶分子の初期配向方向とがなす角度と、副部234と液晶分子の初期配向方向とがなす角度との大きさはそれぞれ特に限定されず、マルチドメインの液晶ディスプレイとして適切な視野角が得られ、ディスクリネーションの発生の抑制と、押圧耐性とが得られる角度に設定すればよい。具体的には、これらの角度は、20〜40°に設定されることが好ましい。
主部231と液晶分子の初期配向方向とがなす角の大きさは特に限定されず、マルチドメインの液晶ディスプレイとして適切な視野角が得られ、ディスクリネーションの発生の抑制と、押圧耐性とが得られる角度に設定すればよい。具体的には、この角度は、3〜10°に設定されることが好ましい。
第一の仮想の直線と第二の仮想の直線とがなす角度の大きさも特に限定されないが、スリット全体において、LとSとの合計が作製可能な最小値となるように設定されることが好ましく、具体的には、5〜15°に設定されることが好ましい。
以下に、実施形態1〜3の変形例を示す。
実施形態1〜3では、スリットは、画素の長辺方向に伸長していたが、画素の短辺方向に伸長する形態であってもよい。
実施形態1〜3では、共通電極の上に画素電極が形成されるとともに、画素電極にスリットが形成されていたが、画素電極の上に共通電極が形成されるとともに、共通電極にスリットが形成される形態であってもよい。このような形態について、実施形態3の変形例を用いて以下に説明する。
図8は、実施形態3の変形例に係るFFSモードの液晶ディスプレイのアクティブマトリクス基板の平面模式図である。図9は、実施形態3の変形例のアクティブマトリクス基板に設けられた共通電極を示す平面模式図である。
実施形態3の変形例に係る液晶ディスプレイ410においては、図9に示すように、共通電極315が表示領域の大部分に覆うように形成される。共通電極315は、画素電極317上に形成されるとともに、共通電極315には、互いに平行な複数のスリット330が形成されており、共通電極315は、1以上の線状部分を含む。他方、図8に示すように、画素電極317には、スリットが形成されず、画素電極317は、切れ目なく板状に形成され、スリット330に対向している。
スリット330は、主部331、及び、副部334、335を含み、実施形態3の液晶ディスプレイの画素電極217に形成されたスリット230と同じ形状である。したがって、実施形態3の変形例においても、実施形態3と同様の効果を奏することができる。すなわち、主部331を含む領域の幅L及び幅Sと副部334、335を含む領域の幅L及び幅Sとの差を小さくできる。その結果、プロセスのばらつきに起因してスリットのパターンが変化するのを抑制でき、また、透過率の向上が可能となる。また、主部331を含む領域と副部334、335を含む領域とにおけるL及びSを互いに実質的に同じにすることもできる。
本願は、2011年8月10日に出願された日本国特許出願2011−175465号を基礎として、パリ条約ないし移行する国における法規に基づく優先権を主張するものである。該出願の内容は、その全体が本願中に参照として組み込まれている。
10:アクティブマトリクス基板
11、21:絶縁基板
12:ゲート絶縁膜
13、513:データバスライン
14:第一絶縁膜
15、315、515:共通電極
16a:第二絶縁膜
16b:第三絶縁膜
17、117、217、317、517:画素電極
18、118、218、518:線状部分
19、20、119、120、219、220、519、520:接続部分
22:ブラックマトリクス
23:カラーフィルタ
30、130、230、330、530:スリット
31、32、131、132、231、331、531、532:主部
33、133、533:V字部
36、37、136、137:直線部分
51、551:ゲートバスライン
53、553:TFT(薄膜トランジスタ)
54:半導体層
55a:ゲート電極
55b:ソース電極
55c:ドレイン電極
70:対向基板
71:コンタクトホール
80:液晶層
110、210、310、410、510:液晶ディスプレイ
134、135、234、235、334、335、534、535:副部

Claims (5)

  1. 第一の基板と、前記第一の基板に対向する第二の基板と、前記第一の基板及び前記第二の基板の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層とを備え、
    前記第一の基板は、第一の電極と、前記第一の電極上に設けられた絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられた第二の電極とを含み、
    前記第二の電極には、画素内に設けられた複数のスリットが形成され、
    前記第一の電極は、前記複数のスリットに対向し、
    前記複数のスリットは、互いに平行であり、
    前記複数のスリットは各々、第一の方向に延びる第一の直線部分と、前記第一の直線部分の一端に繋がり、第二の方向に延びる第二の直線部分と、前記第一の直線部分及び前記第二の直線部分が互いに繋がる領域において屈曲した屈曲部とを含み、
    前記複数の第一直線部分の他端は、同じ直線上にあり、
    前記複数のスリットの中で前記画素内において一方の端にあるスリットを第一のスリットとすると、
    前記第一のスリットの隣のスリットは、第一の直線部分及び第二の直線部分が前記第一のスリット側に屈曲し、
    前記第一のスリットからより遠いスリットほど、前記第一の直線部分の長さは、より短く、
    電圧無印加時の前記液晶分子の配向方向を初期配向方向とすると、
    前記第一の方向及び前記第二の方向は各々、前記初期配向方向と異なり、
    前記第一の方向と前記初期配向方向とのなす角は、前記第二の方向と前記初期配向方向とのなす角よりも大きく、
    前記第一の直線部分は、前記第二の直線部分よりも短い液晶ディスプレイ。
  2. 第一の基板と、前記第一の基板に対向する第二の基板と、前記第一の基板及び前記第二の基板の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層とを備え、
    前記第一の基板は、第一の電極と、前記第一の電極上に設けられた絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられた第二の電極とを含み、
    前記第二の電極には、画素内に設けられた複数のスリットが形成され、
    前記第一の電極は、前記複数のスリットに対向し、
    前記複数のスリットは、互いに平行であり、
    前記複数のスリットは各々、第一の方向に延びる第一の直線部分と、前記第一の直線部分の一端に繋がり、第二の方向に延びる第二の直線部分と、前記第一の直線部分及び前記第二の直線部分が互いに繋がる領域において屈曲した屈曲部とを含み、
    前記複数の第一直線部分の他端は、同じ直線上にあり、
    前記複数のスリットの中で前記画素内において一方の端にあるスリットを第一のスリットとすると、
    前記第一のスリットの隣のスリットは、第一の直線部分及び第二の直線部分が前記第一のスリット側に屈曲し、
    前記第一のスリットからより遠いスリットほど、前記第一の直線部分の長さは、より短く、
    電圧無印加時の前記液晶分子の配向方向を初期配向方向とすると、
    前記第一の方向及び前記第二の方向は各々、前記初期配向方向と異なり、
    前記第一の方向と前記初期配向方向とのなす角は、20〜40°であり、
    前記第二の方向と前記初期配向方向とのなす角は、3〜10°であり、
    前記直線は、第一の直線であり、
    前記複数のスリットの前記屈曲部は、同じ第二の直線上にあり、
    前記第一の直線と前記第二の直線とのなす角は、5〜15°である液晶ディスプレイ。
  3. 第一の基板と、前記第一の基板に対向する第二の基板と、前記第一の基板及び前記第二の基板の間に設けられ、液晶分子を含む液晶層とを備え、
    前記第一の基板は、第一の電極と、前記第一の電極上に設けられた絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられた第二の電極とを含み、
    前記第二の電極には、画素内に設けられた複数のスリットが形成され、
    前記第一の電極は、前記複数のスリットに対向し、
    前記複数のスリットは、互いに平行であり、
    前記複数のスリットは各々、第一の方向に延びる第一の直線部分と、前記第一の直線部分の一端に繋がり、第二の方向に延びる第二の直線部分と、前記第一の直線部分及び前記第二の直線部分が互いに繋がる領域において屈曲した屈曲部とを含み、
    前記複数の第一直線部分の他端は、同じ直線上にあり、
    前記複数のスリットの中で前記画素内において一方の端にあるスリットを第一のスリットとすると、
    前記第一のスリットの隣のスリットは、第一の直線部分及び第二の直線部分が前記第一のスリット側に屈曲し、
    前記第一のスリットからより遠いスリットほど、前記第一の直線部分の長さは、より短く、
    前記複数のスリットは各々、前記第一の直線部分の前記他端に繋がり、第三の方向に延びる第三の直線部分を更に含み、
    前記第一の直線部分及び前記第三の直線部分は、V字状に設けられる液晶ディスプレイ。
  4. 電圧無印加時の前記液晶分子の配向方向を初期配向方向とすると、
    前記第三の方向と前記初期配向方向とのなす角は、20〜40°であり、
    前記複数のスリットは各々、前記第三の直線部分の前記第一の直線部分に繋がらない方の端に繋がり、第四の方向に延びる第四の直線部分と、前記第三の直線部分及び前記第四の直線部分が互いに繋がる領域において屈曲した第二の屈曲部とを更に含み、
    前記直線は、第一の直線であり、
    前記複数のスリットの前記第二の屈曲部は、同じ第三の直線上にあり、
    前記第一の直線と前記第三の直線とのなす角は、5〜15°であり、
    前記第四の方向と前記初期配向方向とのなす角は、3〜10°である請求項3記載の液晶ディスプレイ。
  5. 前記第二の電極は、前記複数のスリットに隣接する3以上の線状部分と、前記3以上の線状部分を互いに接続する接続部とを含み、
    前記第一の直線部分は、前記接続部に隣接する請求項1又は2記載の液晶ディスプレイ。
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