JP5755086B2 - 車両用前照灯 - Google Patents
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Description
また、従来のプロジェクター型前照灯では、フィラメントから下方に向かう光が楕円面系リフレクターによって前方に反射されても、その光の殆どがシャッターによって遮光されるから、光の利用効率が悪かった。
発光源を有したバルブと、
前記バルブの左右両側から前記バルブの上側を囲うように設けられ、前記発光源から発した光を前方に反射する第一反射面と、
前記バルブの前方に配置され、前記第一反射面によって反射された光を前方に投影する投影レンズと、
前記バルブの下側を囲うように設けられ、前後に延びた母線を有したシリンドリカル型凹面状に形成され、前記発光源から発した光を前記第一反射面に向けて上方に反射する第二反射面と、
前記投影レンズの後ろ側焦点の下方に設けられ、前下がりに湾曲した凸面状に形成された第三反射面と、
前記投影レンズと前記バルブの間において前記第三反射面から上に離れて配置され、前記投影レンズの後ろ側焦点又はその近傍に上縁を有するシャッターと、を備え、
前記第一反射面が、前記第二反射面によって反射された光を前記第三反射面に向けて反射し、
前記第三反射面が、前記第二反射面及び前記第一反射面によって反射された光を前記投影レンズに向けて前方に反射し、
前記投影レンズが、前記第三反射面によって反射された光を灯具光軸に直交する水平線よりも上に投影することを特徴とする。
バルブの発光源から下方に向かう光が車両前方の上領域の照明に有効利用され、光利用率が向上する。
第三反射面が投影レンズの後ろ側焦点の下方に設けられているので、車両前方の上領域に照射される光は広がりのある光となり、対向車の運転手を眩惑しない。
この車両用前照灯によって車両前方の上領域が照明されるから、他の追加ランプを必要とせず、コストアップを招かない。
バルブ50の発光源52が点灯すると、発光源52から上に向かう光が第一反射面11によって前方に反射され、その反射光が第一反射面11によって焦点F2,F3又はそれらの近傍に集光される。第一反射面11によって反射された光の一部がシャッター80の上縁81の上を前へ通過し、その光が投影レンズ60によって前方に投影される。また、第一反射面11によって反射された光の一部がシャッター80によって遮光される。
(1) 自動二輪車が直立していれば、明部B2がH−H線の上に形成されるから、自動二輪車の前方上の看板や標識等を照明することができる。
(2) 自動二輪車がコーナリングして左右に傾いていれば、明部B2によって進行方向の路面を照明することができる。よって、進行方向の視認性が向上し、安全な走行に貢献することができる。
(3) 明部B2が広い範囲であり、明部B2がそれほど明るくないので、対向車の運転手が明部B2によって眩惑されない。
(4) 一つのバルブ50によって明部B1と明部B2を自動二輪車前方に形成することができるから、追加のランプユニットを必要としない。そのため、コストアップを招かない。
(5) バルブ50から下に向かう光を有効利用して、明部B2が形成されるので、光利用効率が向上する。
(6) バルブ50のガラス管51の表面が面光源であると見立てて、第二反射面21が光学設計されて、その形状がシリンドリカル状凹面となっている。そのため、発光源52から発した光がガラス管51内部で内面反射して、その光がガラス管51の表面から発したとしても、その光を明部B2の形成に利用することができる。
図5に示すように、第三反射面31によって反射されて投影レンズ60によって投影される光がH−H線の上であってV−V線の右に照射されるとともに、H−H線の上であってV−V線の左に照射されてもよい。例えば、投影レンズ60の前面にレンズカットを形成したり、第三反射面31の形状を変更したりすることによって、明部B3,B4が形成される。
シャッター80の上縁81が水平な面ではなく、シャッター80の上縁81のうち光軸Axよりも右側の部分と光軸Axよりも左側の部分が段差となっていてもよい。そうすれば、カットオフラインも左右で段違いとなる。
シャッター80が立壁40等に固定されているのではなく、シャッター80がアクチュエータによって上述した位置から前や後ろに倒れたり、上述した位置から下に移動したりするものとしてもよい。シャッター80がアクチュエータによって上述の位置に移動させられると、すれ違いビーム用の配光が形成され、シャッター80がアクチュエータによって上述の位置から退避させられると、走行ビーム用の配光が形成される。
車両用前照灯1が自動四輪車用であってもよい。
10 第一リフレクター
11 第一反射面
20 第二リフレクター
21 第二反射面
30 第三リフレクター
31 第三反射面
50 バルブ
51 ガラス管
52 発光源
60 投影レンズ
80 シャッター
81 上縁
F1,F2,F3 焦点
Ax 光軸
Claims (2)
- 発光源を有したバルブと、
前記バルブの左右両側から前記バルブの上側を囲うように設けられ、前記発光源から発した光を前方に反射する第一反射面と、
前記バルブの前方に配置され、前記第一反射面によって反射された光を前方に投影する投影レンズと、
前記バルブの下側を囲うように設けられ、前後に延びた母線を有したシリンドリカル型凹面状に形成され、前記発光源から発した光を前記第一反射面に向けて上方に反射する第二反射面と、
前記投影レンズの後ろ側焦点の下方に設けられ、前下がりに湾曲した凸面状に形成された第三反射面と、
前記投影レンズと前記バルブの間において前記第三反射面から上に離れて配置され、前記投影レンズの後ろ側焦点又はその近傍に上縁を有するシャッターと、を備え、
前記第一反射面が、前記第二反射面によって反射された光を前記第三反射面に向けて反射し、
前記第三反射面が、前記第二反射面及び前記第一反射面によって反射された光を前記投影レンズに向けて前方に反射し、
前記投影レンズが、前記第三反射面によって反射された光を灯具光軸に直交する水平線よりも上に投影することを特徴とする車両用前照灯。 - 前記シャッターが後ろ上がりに傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の車両用前照灯。
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011192219A JP5755086B2 (ja) | 2011-09-05 | 2011-09-05 | 車両用前照灯 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2013054901A JP2013054901A (ja) | 2013-03-21 |
JP5755086B2 true JP5755086B2 (ja) | 2015-07-29 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP5755086B2 (ja) |
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JP4527623B2 (ja) * | 2005-07-21 | 2010-08-18 | 株式会社小糸製作所 | 車両用灯具 |
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