JP5752431B2 - デジタルフィルタ、信号処理方法およびプログラム - Google Patents

デジタルフィルタ、信号処理方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5752431B2
JP5752431B2 JP2011024855A JP2011024855A JP5752431B2 JP 5752431 B2 JP5752431 B2 JP 5752431B2 JP 2011024855 A JP2011024855 A JP 2011024855A JP 2011024855 A JP2011024855 A JP 2011024855A JP 5752431 B2 JP5752431 B2 JP 5752431B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
real
complex
output side
value
delay element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011024855A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012165239A (ja
Inventor
宏昌 田中
宏昌 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Japan Radio Co Ltd
Original Assignee
New Japan Radio Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by New Japan Radio Co Ltd filed Critical New Japan Radio Co Ltd
Priority to JP2011024855A priority Critical patent/JP5752431B2/ja
Publication of JP2012165239A publication Critical patent/JP2012165239A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5752431B2 publication Critical patent/JP5752431B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Complex Calculations (AREA)

Description

本発明は、デジタルフィルタ、デジタルフィルタ機能を実現する信号処理方法およびデジタルフィルタ機能を実現するプログラムに関する。
図11に従来の一般的なFIRデジタルフィルタの構成を示す(例えば、特許文献1参照)。図11において、200は信号入力端子、201は信号出力端子、202,203,204,205は遅延要素、206,207,208,209は乗算器、210は加算器である。
信号入力端子200は遅延要素202の入力側に接続される。以下、遅延要素203の入力側は遅延要素202の出力側に、・・・、というように最後の遅延要素205まで、N−1個の遅延要素がカスケード接続される。乗算器206の入力側は信号入力端子200に、乗算器207の入力側は1個目の遅延要素202の出力側に、・・・、というように最後の乗算器209まで、N個の乗算器は、その入力側が対応する遅延要素の出力側に接続される。N個の全ての乗算器の出力側は加算器210の入力側に接続される。信号出力端子201は加算器210の出力側に接続される。
ここで、一般化ハミング窓の形状のインパルス応答特性を持つデジタルフィルタを作製する場合を考える。乗算器の係数g(k)が特定された式(1)は、一般化ハミング窓のインパルス応答特性を持つデジタルフィルタの伝達関数G(z)である。ここでcを定数(=0.54)とする。
Figure 0005752431
図11の形式によってデジタルフィルタを作製する場合、乗算器の係数g(k)は伝達関数G(z)と直接対応する。よって、一般化ハミング窓のインパルス応答特性を持つフィルタを作製するには、各乗算器の係数をg(k)(k=0,1,・・・,N−1)とすればよい。フィルタに関して、Nをタップ数、N−1を次数という。従来例のデジタルフィルタの場合、N入力の加算器が1個、乗算器がN個、遅延要素がN−1個必要となる。
特開2008−148260号公報
しかしながら、上記のような構成では、フィルタの次数を大きくした場合に乗算器の数が多くなる。半導体上で面積を要する乗算器の増加は製造コストを増加させる。
本発明は上記問題点を解消し、次数を大きくした場合であっても乗算器の個数の増加を防止しコストの増加を防ぐことを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1にかかる発明のデジタルフィルタは、入力側が信号入力端子に接続されるNクロック分遅延の第1の実数遅延要素と、1クロック分遅延の第2の実数遅延要素と、1クロック分遅延の複素遅延要素と、入力側が前記信号入力端子と前記第1の実数遅延要素の出力側に接続される第1の実数減算器と、入力側が前記第2の実数遅延要素の出力側と前記第1の実数減算器の出力側に接続され出力側が前記第2の実数遅延要素の入力側に接続される実数加算器と、入力側が前記実数加算器の出力側に接続される第1の実数乗算器と、入力側が前記複素遅延要素の出力側に接続される複素乗算器と、入力側が前記複素乗算器の出力側と前記第1の実数減算器の出力側に接続され出力側が前記複素遅延要素の入力側に接続される複素加算器と、入力側が前記複素加算器の出力側に接続される実部抽出器と、入力側が前記実部抽出器の出力側に接続される第2の実数乗算器と、入力側が前記第1の実数乗算器の出力側と前記第2の実数乗算器の出力側に接続され出力側が信号出力端子に接続される第2の実数減算器と、から構成されることを特徴とする。
請求項2にかかる発明のデジタルフィルタは、入力側が信号入力端子に接続されるNクロック分遅延の第1の実数遅延要素と、1クロック分遅延の第2の実数遅延要素と、1クロック分遅延の複素遅延要素と、入力側が前記信号入力端子と前記第1の実数遅延要素の出力側に接続される第1の実数減算器と、入力側が前記第1の実数滅算器の出力側に接続される第1の実数乗算器と、入力側が前記第2の実数遅延要素の出力側と前記第1の実数乗算器の出力側に接続され出力側が前記第2の実数遅延要素の入力側に接続される実数加算器と、入力側が前記複素遅延要素の出力側に接続される複素乗算器と、入力側が前記複素乗算器の出力側と前記第1の実数減算器の出力側に接続され出力側が前記複素遅延要素の入力側に接続される複素加算器と、入力側が前記複素加算器の出力側に接続される実部抽出器と、入力側が前記実部抽出器の出力側に接続される第2の実数乗要器と、入力側が前記実数加算器の出力側と前記第2の実数乗算器の出力側に接続され出力側が信号出力端子に接続される第2の実数減算器と、から構成されることを特徴とする。
請求項3にかかる発明のデジタルフィルタは、入力側が信号入力端子に接続されるNクロック分遅延の第1の実数遅延要素と、1クロック分遅延の第2の実数遅延要素と、1クロック分遅延の複素遅延要素と、入力側が信号入力端子と第1の実数遅延要素の出力側に接続される第1の実数減算器と、入力側が前記第2の実数遅延要素の出力側と前記第1の実数減算器の出力側に接続され出力側が前記第2の実数遅延要素の入力側に接続される実数加算器と、入力側が前記実数加算器の出力側に接続される第1の実数乗算器と、入力側が前記第1の実数減算器の出力側に接続される第2の実数乗算器と、入力側が前記複素遅延要素の出力側に接続される複素乗算器と、入力側が前記複素乗算器の出力側と前記第2の実数乗算器の出力側に接続され出力側が前記複素遅延要素の入力側に接続される複素加算器と、入力側が前記複素加算器の出力側に接続される実部抽出器と、入力側が前記第1の実数乗算器の出力側と前記実部抽出器の出力側に接続され出力側が信号出力端子に接続される第2の実数減算器と、から構成されることを特徴とする。
請求項4にかかる発明のデジタルフィルタは、入力側が信号入力端子に接続されるNクロック分遅延の第1の実数遅延要素と、1クロック分遅延の第2の実数遅延要素と、1クロック分遅延の複素遅延要素と、入力側が信号入力端子と第1の実数遅延要素の出力側に接続される第1の実数減算器と、入力側が前記第1の実数減算器の出力側に接続される第1の実数乗算器と、入力側が前記第2の実数遅延要素の出力側と前記第1の実数乗算器の出力側に接続され出力側が前記第2の実数遅延要素に接続される実数加算器と、入力側が前記第1の実数減算器の出力側に接続される第2の実数乗算器と、入力側が前記複素遅延要素の出力側に接続される複素乗算器と、入力側が前記複素乗算器の出力側と前記第2の実数乗算器の出力側に接続され出力側が前記複素遅延要素の入力側に接続される複素加算器と、入力側が前記複素加算器の出力側に接続される実部抽出器と、入力側が前記実数加算器の出力側と前記実部抽出器の出力側に接続され出力側が信号出力端子に接続される第2の実数減算器と、から構成されることを特徴とする。
請求項5にかかる発明の信号処理方法は、現在の入力実数値からNクロック前の入力実数値を減算して第1の実数値を得る第1のステップと、前記第1のステップで得られた第1の実数値と1クロック前の第2の実数値を加算して第2の実数値を得る第2のステップと、該第2のステップで得られた第2の実数値に第1の実係数を乗算して第3の実数値を得る第3のステップと、前記第1のステップで得られた前記第1の実数値と1クロック前の第1の複素数値に複素係数を乗算した値を複素加算して第1の複素数値を得るとともに該第1の複素数値から第4の実数値を抽出する第4のステップと、前記第4のステップで得られた第4の実数値に第2の実係数を乗算して第5の実数値を得る第5のステップと、前記第3のステップで得られた第3の実数値から前記第5のステップで得られた第5の実数値を減算して出力実数値を得る第6のステップと、を有することを特徴とする。
請求項6にかかる発明の信号処理方法は、現在の入力実数値からNクロック前の入力実数値を減算して第1の実数値を得る第1のステップと、前記第1のステップで得られた第1の実数値に第1の実係数を乗算して第2の実数値を得る第2のステップと、前記第2のステップで得られた第2の実数値と1クロック前の第3の実数値を加算して第3の実数値を得る第3のステップと、前記第1のステップで得られた前記第1の実数値と1クロック前の第1の複素数値に複素係数を乗算した値を複素加算して第1の複素数値を得るとともに該第1の複素数値から第4の実数値を抽出する第4のステップと、前記第4のステップで得られた第4の実数値に第2の実係数を乗算して第5の実数値を得る第5のステップと、前記第3のステップで得られた第3の実数値から前記第5のステップで得られた第5の実数値を減算して出力実数値を得る第6のステップと、を有することを特徴とする。
請求項7にかかる発明の信号処理方法は、現在の入力実数値からNクロック前の入力実数値を減算して第1の実数値を得る第1のステップと、前記第1のステップで得られた第1の実数値と1クロック前の第2の実数値を加算して第2の実数値を得る第2のステップと、該第2のステップで得られた第2の実数値に第1の実係数を乗算して第3の実数値を得る第3のステップと、前記第1のステップで得られた第1の実数値に第2の実係数を乗算して第4の実数値を得る第4のステップと、該第4のステップで得られた第4の実数値と1クロック前の第1の複素数値に複素係数を乗算した値を複素加算して第1の複素数値を得るとともに該第1の複素数値から第5の実数値を抽出する第5のステップと、前記第3のステップで得られた第3の実数値から前記第5のステップで得られた第5の実数値を減算して出力実数値を得る第6のステップと、を有することを特徴とする。
請求項8にかかる発明の信号処理方法は、現在の入力実数値からNクロック前の入力実数値を減算して第1の実数値を得る第1のステップと、前記第1のステップで得られた第1の実数値に第1の実係数を乗算して第2の実数値を得る第2のステップと、前記第2のステップで得られた第2の実数値と1クロック前の第3の実数値を加算して第3の実数値を得る第3のステップと、前記第1のステップで得られた第1の実数値に第2の実係数を乗算して第4の実数値を得る第4のステップと、該第4のステップで得られた第4の実数値と1クロック前の第1の複素数値に複素係数を乗算した値を複素加算して第1の複素数値を得るとともに該第1の複素数値から第5の実数値を抽出する第5のステップと、前記第3のステップで得られた第3の実数値から前記第5のステップで得られた第5の実数値を減算して出力実数値を得る第6のステップと、を有することを特徴とする。
請求項9にかかる発明のプログラムは、請求項5に記載の第1乃至第6のステップ、請求項6に記載の第1乃至第6のステップ、請求項7に記載の第1乃至第6のステップ、又は請求項8に記載の第1乃至第6のステップをコンピュータで実行させることを特徴とする。
本発明によれば、一般化ハミング窓の形状を持つデジタルフィルタを少ない数の乗算器で低コストに実現できる。特に次数が大きい場合に有利となる。
本発明の第1の実施例のデジタルフィルタの構成図である。 図1の複素加算器の構成図である。 図1の複素乗算器の構成図である。 図1の複素遅延要素の構成要素である。 図1の実部抽出器の構成要素である。 本発明の第2の実施例のデジタルフィルタの構成図である。 本発明の第3の実施例のデジタルフィルタの構成図である。 本発明の第4の実施例のデジタルフィルタの構成図である。 コンピュータを利用するソフトウエアで図1と同様な処理を実行する場合の初期化の処理のリストである。 コンピュータを利用するソフトウエアで図1と同様な処理を行う場合の演算器相当の処理と遅延要素相当の処理のリストである。 従来のFIRデジタルフィルタの構成図である。
<第1の実施例>
図1に本発明の第1の実施例のデジタルフィルタを示す。100は信号入力端子、101は信号出力端子、102はNクロック分(N段分)遅延の実数遅延要素、103は1クロック分遅延の実数遅延要素、104は1クロック分遅延の複素遅延要素、105,112は実数減算器、106は実数加算器、107,111は実数乗算翠、108は複素乗算器、109は複素加算器、110は複素数から実部を抽出する実部抽出器である。
Nクロック分遅延の実数遅延要素102の入力側は信号入力端子100に接続される。実数減算器105の入力側は信号入力端子100と実数遅延要素102の出力側に接続される。実数加算器106の入力側は実数遅延要素103の出力側と実数減算器105の出力側に接続される。実数遅延要素103の入力側は実数加算器106の出力側に接続される。実数乗算器107の入力側は実数加算器106の出力側に接続される。複素乗算器108の入力側は複素遅延要素104の出力側に接続される。複素加算器109の入力側は複素乗算器108の出力側と実数減算器105の出力側に疲続される。複素数から実部を抽出する実部抽出器110の入力側は複素加算器109の出力側に接続される。複素遅延要素104の入力側は複素加算器109の出力側に接続される。実数乗算器111の入力側は実部抽出器110の出力側に接続される。実数減算器112の入力側は実数乗算器107の出力側と実数乗算器111の出力側に接続される。信号出力端子101は実数減算器112の出力側に接続される。
複素加算器109は、図2に示すように構成される。IN1r,IN2rは実数値入力端子、IN1j、IN2jは虚数値入力端子、OUTrは実数値出力端子、OUTjは虚数値出力端子、1091,1092は実数加算器である。入力端子IN1r,IN1jは実数減算器105の出力側に、入力端子IN2r,IN2jは複素乗算器108の出力側に、出力端子OUTr、OUTjは複素遅延要素104の入力側に、それぞれ接続される。この複素加算器109は、実数をa1,a2、虚数をjb1,jb2とすると、
(a1+jb1)+(a2+jb2)=(a1+a2)+j(b1+b2
の処理を実現するものである。
複素乗算器108は、図3に示すように構成される。1081〜1084は実数乗算器、1085は実数減算器、1086は実数加算器である。入力端子IN1r,IN1jは複素遅延要素104の出力側に、入力端子IN2r,IN2jは固定の複素係数cosω、sinωの発生器(図示せず)の出力側に、出力端子OUTr、OUTjは複素加算器109の入力端子IN2r,IN2jに、それぞれ接続される。この複素加算器109は、
(a1+jb1)×(a2+jb2)=(a1×a2−b1×b2)+j(a1×b2+a2×b1
の処理を実現するものである。
複素遅延要素104は、図4に示すように構成される。1041,1042は実数遅延要素である。また、実部抽出器110は、図5に示すように、実数値入力端子INrの信号のみを実数値出力端子OUTrに出力し、虚数値入力端子INjは内部でオープンとする。
本実施例では、Nを任意の正の整数、虚数単位をjとする。ω=2π/Nとする。実数乗算器107の実係数をc、実数乗算器111の実係数を「1−c」、複素乗算器109の複素係数をeとする。信号入力端子100から実数加算器105の出力側までの伝達関数A1(z)は、
Figure 0005752431
となる。また、実数加算器105の出力側から実数加算器106の出力側までの伝達関数A2(z)は、
Figure 0005752431
となる。よって、信号入力端子100から実数乗算器107の出力側までの伝達関数A3(z)は、
Figure 0005752431
となる。
一方、実数加算器105の出力側から複素加算器109の出力側までの伝達関数A4(z)は、
Figure 0005752431
となるので、実数加算器105の出力側から実部抽出部110の出力側までの伝達関数A5(z)は、
Figure 0005752431
となる。よって、信号入力端子100から実数乗算器111の出力側までの伝達関数A6(z)は、
Figure 0005752431
となる。
したがって、信号入力端子100から信号出力端子101までの伝導関数A(z)は、式(8)となる。
Figure 0005752431
ω=2π/Nであるので、式(8)は式(1)と等しい。すなわち、図1の回路構成は、一般化ハミング窓の形状のインパルス応答特性をもつデジタルフィルタとなる。従来の図11の回路構成はNを大きくすると乗算器の個数が比例して多くなる問題があったが、本実施例によれば、実数遅延要素102の遅延段数はNの値に応じて増えるものの、実数乗算器107,111、複素乗算器108の個数は、Nの値によらず一定である。このためNを大きくしても、図11の構成と比較して面積の増加が少ない利点がある。
<第2の実施例>
図6に本発明の第2の実施例のデジタルフィルタを示す。この図6のデジタルフィルタは、図1に示したデジタルフィルタの実数加算器106と遅延要素103の組を、乗算器107と入れ替えたものである。よって、図1のデジタルフィルタと同等の特性をもつ。
<第3の実施例>
図7に本発明の第3の実施例のデジタルフィルタを示す。この図7のデジタルフィルタは、図1に示したデジタルフィルタの複素遅延要素104と複素乗算器108と複素加算器109と実部抽出器110の組を、乗算器111とを入れ替えたものである。よって、図1のデジタルフィルタと同等の特性をもつ。
<第4の実施例>
図8に本発明の第4の実施例のデジタルフィルタを示す。この図8のデジタルフィルタは、図1に示したデジタルフィルタの実数加算器106と遅延要素103の組を、乗算器107と入れ替えるとともに、図1に示したデジタルフィルタの複素遅延要素104と複素乗算器108と複素加算器109と実部抽出器110の組を、乗算器111と入れ替えたものである。よって、図1のデジタルフィルタと同等の特性をもつ。
<第5の実施例>
以上ではデジタルフィルタをハードウエアで構成する場合について説明したが、プログラムを作成して、DSP等のコンピュータを制御することでも、同様のデジタルフィルタ機能を実現できる。図9、図10は図1の構成に対応する第5の実施例のプログラムリストの一部である。
図9は初期化のプログラムリストである。行001〜004では、実数遅延要素102に相当するN段の各遅延要素に相当する内容、実数遅延要素103に相当する内容、複素遅延要素104の実数値に相当する内容、複素遅延要素104の虚数値に相当する内容を、それぞれ0リセットする。行005では複素乗算器108に相当する処理の実数値係数としてcosωをセットする。行006では複素乗算器108に相当する処理の虚数値係数としてsinωをセットする。
図10は演算器の処理と遅延要素の処理に相当する処理の1クロック当たりのリストである。行011では入力実数値からNクロック前の入力実数値を減算することで、実数減算器105で得られる値に相当する実数値diffを得る。行012では実数値diffと1クロック前の実数値diffを加算することで、実数加算器106で得られる値に相当する実数値add1を得る。行013,014では複素加算器109で得られる複素数値に相当する実数値add2_r、虚数値add2_jを得る。行015では実数減算器112で得られる実数値に相当する実数値yを得る。行021では実数値をシフトすることで実数遅延要素102の各段の遅延と同様なことを実現する。行022では実数遅延要素103と同様に実数値add1を1クロック遅らせる。行023,024で複素遅延要素104と同様に実数値add2_r、虚数値add2_jを1クロック遅らせる。
図1のデジタルフィルタの機能は、現在の入力実数値からNクロック前の入力実数値を減算して第1の実数値diffを得る第1のステップと、前記第1のステップで得られた第1の実数値diffと1クロック前の第2の実数値add1を加算して第2の実数値add1を得る第2のステップと、該第2のステップで得られた第2の実数値add1に第1の実係数cを乗算して第3の実数値c*add1を得る第3のステップと、前記第1のステップで得られた前記第1の実数値diffと1クロック前の第1の複素数値add2に複素係数を乗算した値を複素加算して第1の複素数値add2を得るとともに該第1の複素数値add2から第4の実数値add2_rを抽出する第4のステップと、前記第4のステップで得られた第4の実数値add2_rに第2の実係数「1−c」を乗算して第5の実数値(1−c)*add2_rを得る第5のステップと、前記第3のステップで得られた第3の実数値c*add1から前記第5のステップで得られた第5の実数値(1−c)*add2_rを減算して出力実数値yを得る第6のステップと、を処理するプログラムあるいは信号処理方法により、実現できる。図1に、対応するノードに得られる信号を示した。
<第6の実施例>
また、図6のデジタルフィルタの機能は同様に、現在の入力実数値からNクロック前の入力実数値を減算して第1の実数値diffを得る第1のステップと、前記第1のステップで得られた第1の実数値diffに第1の実係数cを乗算して第2の実数値c*diffを得る第2のステップと、前記第2のステップで得られた第2の実数値c*diffと1クロック前の第3の実数値add3を加算して第3の実数値add3を得る第3のステップと、前記第1のステップで得られた前記第1の実数値diffと1クロック前の第1の複素数値add2に複素係数を乗算した値を複素加算して第1の複素数値add2を得るとともに該第1の複素数値add2から第4の実数値add2_rを抽出する第4のステップと、前記第4のステップで得られた第4の実数値add2_rに第2の実係数「1−c」を乗算して第5の実数値(1−c)*add2_rを得る第5のステップと、前記第3のステップで得られた第3の実数値add3から前記第5のステップで得られた第5の実数値(1−c)*add2_rを減算して出力実数値yを得る第6のステップと、を処理するプログラムあるいは信号処理方法により、実現できる。図6に、対応するノードに得られる信号を示した。
<第7の実施例>
また、図7のデジタルフィルタの機能は同様に、現在の入力実数値からNクロック前の入力実数値を減算して第1の実数値diffを得る第1のステップと、前記第1のステップで得られた第1の実数値diffと1クロック前の第2の実数値add1を加算して第2の実数値add1を得る第2のステップと、該第2のステップで得られた第2の実数値add1に第1の実係数cを乗算して第3の実数値c*add1を得る第3のステップと、前記第1のステップで得られた第1の実数値diffに第2の実係数「1−c」を乗算して第4の実数値(1−c)*diffを得る第4のステップと、該第4のステップで得られた第4の実数値(1−c)*difと1クロック前の第1の複素数値add4に複素係数を乗算した値を複素加算して第1の複素数値add4を得るとともに該第1の複素数値add4から第5の実数値add4_rを抽出する第5のステップと、前記第3のステップで得られた第3の実数値c*add1から前記第5のステップで得られた第6の実数値add4_rを減算して出力実数値yを得る第6のステップと、を処理するプログラムあるいは信号処理方法により、実現できる。図7に、対応するノードに得られる信号を示した。
<第8の実施例>
また、図8のデジタルフィルタの機能は同様に、現在の入力実数値からNクロック前の入力実数値を減算して第1の実数値diffを得る第1のステップと、前記第1のステップで得られた第1の実数値diffに第1の実係数cを乗算して第2の実数値c*diffを得る第2のステップと、前記第2のステップで得られた第2の実数値c*diffと1クロック前の第3の実数値add3を加算して第3の実数値add3を得る第3のステップと、前記第1のステップで得られた第1の実数値diffに第2の実係数「1−c」を乗算して第4の実数値(1−c)*diffを得る第4のステップと、該第4のステップで得られた第4の実数値(1−c)*difと1クロック前の第1の複素数値add4に複素係数を乗算した値を複素加算して第1の複素数値add4を得るとともに該第1の複素数値add4から第5の実数値add4_rを抽出する第5のステップと、前記第3のステップで得られた第3の実数値add3から前記第5のステップで得られた第6の実数値add4_rを減算して出力実数値yを得る第6のステップと、を処理するプログラムあるいは信号処理方法により、実現できる。図8に、対応するノードに得られる信号を示した。
100:信号入力端子、101:信号出力端子、102:Nクロック遅延の実数遅延要素、103:1クロック遅延の実数遅延要素、104:1クロック遅延の複素遅延要素、105:実数減算器、106:実数加算器、107:実数乗算器、108:複素乗算器、109:複素加算器、110:実部抽出器
200:信号入力端子、201:信号出力端子、202,203,204,205:1クロック遅延の遅延要素、206,207,208,209:乗算器、210:加算器

Claims (9)

  1. 入力側が信号入力端子に接続されるNクロック分遅延の第1の実数遅延要素と、1クロック分遅延の第2の実数遅延要素と、1クロック分遅延の複素遅延要素と、入力側が前記信号入力端子と前記第1の実数遅延要素の出力側に接続される第1の実数減算器と、入力側が前記第2の実数遅延要素の出力側と前記第1の実数減算器の出力側に接続され出力側が前記第2の実数遅延要素の入力側に接続される実数加算器と、入力側が前記実数加算器の出力側に接続される第1の実数乗算器と、入力側が前記複素遅延要素の出力側に接続される複素乗算器と、入力側が前記複素乗算器の出力側と前記第1の実数減算器の出力側に接続され出力側が前記複素遅延要素の入力側に接続される複素加算器と、入力側が前記複素加算器の出力側に接続される実部抽出器と、入力側が前記実部抽出器の出力側に接続される第2の実数乗算器と、入力側が前記第1の実数乗算器の出力側と前記第2の実数乗算器の出力側に接続され出力側が信号出力端子に接続される第2の実数減算器と、から構成されることを特徴とするデジタルフィルタ。
  2. 入力側が信号入力端子に接続されるNクロック分遅延の第1の実数遅延要素と、1クロック分遅延の第2の実数遅延要素と、1クロック分遅延の複素遅延要素と、入力側が前記信号入力端子と前記第1の実数遅延要素の出力側に接続される第1の実数減算器と、入力側が前記第1の実数滅算器の出力側に接続される第1の実数乗算器と、入力側が前記第2の実数遅延要素の出力側と前記第1の実数乗算器の出力側に接続され出力側が前記第2の実数遅延要素の入力側に接続される実数加算器と、入力側が前記複素遅延要素の出力側に接続される複素乗算器と、入力側が前記複素乗算器の出力側と前記第1の実数減算器の出力側に接続され出力側が前記複素遅延要素の入力側に接続される複素加算器と、入力側が前記複素加算器の出力側に接続される実部抽出器と、入力側が前記実部抽出器の出力側に接続される第2の実数乗要器と、入力側が前記実数加算器の出力側と前記第2の実数乗算器の出力側に接続され出力側が信号出力端子に接続される第2の実数減算器と、から構成されることを特徴とするデジタルフィルタ。
  3. 入力側が信号入力端子に接続されるNクロック分遅延の第1の実数遅延要素と、1クロック分遅延の第2の実数遅延要素と、1クロック分遅延の複素遅延要素と、入力側が信号入力端子と第1の実数遅延要素の出力側に接続される第1の実数減算器と、入力側が前記第2の実数遅延要素の出力側と前記第1の実数減算器の出力側に接続され出力側が前記第2の実数遅延要素の入力側に接続される実数加算器と、入力側が前記実数加算器の出力側に接続される第1の実数乗算器と、入力側が前記第1の実数減算器の出力側に接続される第2の実数乗算器と、入力側が前記複素遅延要素の出力側に接続される複素乗算器と、入力側が前記複素乗算器の出力側と前記第2の実数乗算器の出力側に接続され出力側が前記複素遅延要素の入力側に接続される複素加算器と、入力側が前記複素加算器の出力側に接続される実部抽出器と、入力側が前記第1の実数乗算器の出力側と前記実部抽出器の出力側に接続され出力側が信号出力端子に接続される第2の実数減算器と、から構成されることを特徴とするデジタルフィルタ。
  4. 入力側が信号入力端子に接続されるNクロック分遅延の第1の実数遅延要素と、1クロック分遅延の第2の実数遅延要素と、1クロック分遅延の複素遅延要素と、入力側が信号入力端子と第1の実数遅延要素の出力側に接続される第1の実数減算器と、入力側が前記第1の実数減算器の出力側に接続される第1の実数乗算器と、入力側が前記第2の実数遅延要素の出力側と前記第1の実数乗算器の出力側に接続され出力側が前記第2の実数遅延要素に接続される実数加算器と、入力側が前記第1の実数減算器の出力側に接続される第2の実数乗算器と、入力側が前記複素遅延要素の出力側に接続される複素乗算器と、入力側が前記複素乗算器の出力側と前記第2の実数乗算器の出力側に接続され出力側が前記複素遅延要素の入力側に接続される複素加算器と、入力側が前記複素加算器の出力側に接続される実部抽出器と、入力側が前記実数加算器の出力側と前記実部抽出器の出力側に接続され出力側が信号出力端子に接続される第2の実数減算器と、から構成されることを特徴とするデジタルフィルタ。
  5. 現在の入力実数値からNクロック前の入力実数値を減算して第1の実数値を得る第1のステップと、前記第1のステップで得られた第1の実数値と1クロック前の第2の実数値を加算して第2の実数値を得る第2のステップと、該第2のステップで得られた第2の実数値に第1の実係数を乗算して第3の実数値を得る第3のステップと、前記第1のステップで得られた前記第1の実数値と1クロック前の第1の複素数値に複素係数を乗算した値を複素加算して第1の複素数値を得るとともに該第1の複素数値から第4の実数値を抽出する第4のステップと、前記第4のステップで得られた第4の実数値に第2の実係数を乗算して第5の実数値を得る第5のステップと、前記第3のステップで得られた第3の実数値から前記第5のステップで得られた第5の実数値を減算して出力実数値を得る第6のステップと、を有することを特徴とする信号処理方法。
  6. 現在の入力実数値からNクロック前の入力実数値を減算して第1の実数値を得る第1のステップと、前記第1のステップで得られた第1の実数値に第1の実係数を乗算して第2の実数値を得る第2のステップと、前記第2のステップで得られた第2の実数値と1クロック前の第3の実数値を加算して第3の実数値を得る第3のステップと、前記第1のステップで得られた前記第1の実数値と1クロック前の第1の複素数値に複素係数を乗算した値を複素加算して第1の複素数値を得るとともに該第1の複素数値から第4の実数値を抽出する第4のステップと、前記第4のステップで得られた第4の実数値に第2の実係数を乗算して第5の実数値を得る第5のステップと、前記第3のステップで得られた第3の実数値から前記第5のステップで得られた第5の実数値を減算して出力実数値を得る第6のステップと、を有することを特徴とする信号処理方法。
  7. 現在の入力実数値からNクロック前の入力実数値を減算して第1の実数値を得る第1のステップと、前記第1のステップで得られた第1の実数値と1クロック前の第2の実数値を加算して第2の実数値を得る第2のステップと、該第2のステップで得られた第2の実数値に第1の実係数を乗算して第3の実数値を得る第3のステップと、前記第1のステップで得られた第1の実数値に第2の実係数を乗算して第4の実数値を得る第4のステップと、該第4のステップで得られた第4の実数値と1クロック前の第1の複素数値に複素係数を乗算した値を複素加算して第1の複素数値を得るとともに該第1の複素数値から第5の実数値を抽出する第5のステップと、前記第3のステップで得られた第3の実数値から前記第5のステップで得られた第5の実数値を減算して出力実数値を得る第6のステップと、を有することを特徴とする信号処理方法。
  8. 現在の入力実数値からNクロック前の入力実数値を減算して第1の実数値を得る第1のステップと、前記第1のステップで得られた第1の実数値に第1の実係数を乗算して第2の実数値を得る第2のステップと、前記第2のステップで得られた第2の実数値と1クロック前の第3の実数値を加算して第3の実数値を得る第3のステップと、前記第1のステップで得られた第1の実数値に第2の実係数を乗算して第4の実数値を得る第4のステップと、該第4のステップで得られた第4の実数値と1クロック前の第1の複素数値に複素係数を乗算した値を複素加算して第1の複素数値を得るとともに該第1の複素数値から第5の実数値を抽出する第5のステップと、前記第3のステップで得られた第3の実数値から前記第5のステップで得られた第5の実数値を減算して出力実数値を得る第6のステップと、を有することを特徴とする信号処理方法。
  9. 請求項5に記載の第1乃至第6のステップ、請求項6に記載の第1乃至第6のステップ、請求項7に記載の第1乃至第6のステップ、又は請求項8に記載の第1乃至第6のステップをコンピュータで実行させるためのプログラム。
JP2011024855A 2011-02-08 2011-02-08 デジタルフィルタ、信号処理方法およびプログラム Active JP5752431B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011024855A JP5752431B2 (ja) 2011-02-08 2011-02-08 デジタルフィルタ、信号処理方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011024855A JP5752431B2 (ja) 2011-02-08 2011-02-08 デジタルフィルタ、信号処理方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012165239A JP2012165239A (ja) 2012-08-30
JP5752431B2 true JP5752431B2 (ja) 2015-07-22

Family

ID=46844194

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011024855A Active JP5752431B2 (ja) 2011-02-08 2011-02-08 デジタルフィルタ、信号処理方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5752431B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5973396B2 (ja) * 2013-08-26 2016-08-23 日本電信電話株式会社 無線通信装置、及び信号処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012165239A (ja) 2012-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Fernandez-Vazquez et al. Maximally flat CIC compensation filter: Design and multiplierless implementation
JP6256187B2 (ja) 判定帰還型等化器
Elamaran et al. CIC for decimation and interpolation using Xilinx system generator
Kaur et al. Design and implementation of high speed IIR and FIR filter using pipelining
JP5065784B2 (ja) 同相成分抽出方法及び装置
JP5752431B2 (ja) デジタルフィルタ、信号処理方法およびプログラム
Tian et al. Hardware-efficient parallel structures for linear-phase FIR digital filter
JP5029357B2 (ja) 適応ディジタルフィルタ、信号処理方法、fm受信機およびプログラム
KR100911785B1 (ko) 디지털 필터, 유한 임펄스 응답 필터, 디지털 필터링 방법, 유한 임펄스 응답 필터링 방법 및 컴퓨터 판독가능한 기록매체
Paul et al. Reconfigurable architecture design of FIR and IIR in FPGA
JP3668780B2 (ja) Firフィルタ
Basiri et al. An efficient VLSI architecture for discrete Hadamard transform
Ghosh et al. FPGA implementation of RNS adder based MAC unit in ternary value logic domain for signal processing algorithm and its performance analysis
Tian et al. Hardware-efficient parallel FIR filter structure based on modified Cook-Toom algorithm
CN110518894B (zh) 高速低复杂度的二阶全通滤波器
Roach et al. Design of low power and area efficient ESPFFIR filter using multiple constant multiplier
Ghosh et al. " Floating point RNS" a new concept for designing the MAC unit of digital signal processor
Jaiswal et al. Performance evaluation of digital and RNS based filter for fast DSP processors
JP5120079B2 (ja) 2次元デジタルフィルターシステム、2次元デジタルフィルタリング方法及びプログラム
US9819330B2 (en) Filter for interpolated signals
Mirković et al. Design of IIR digital filters with critical monotonic passband amplitude characteristic-A case study
JP5428481B2 (ja) 帯域分割フィルターおよびプログラム
Narasimha et al. Implementation of LOW Area and Power Efficient Architectures of Digital FIR filters
Liu et al. A pipelined sign-error LMS adaptive filter architecture with low computational complexity
WO2005078924A1 (ja) 周波数成分分離フィルタ、方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5752431

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250