JP5428481B2 - 帯域分割フィルターおよびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、帯域分割フィルターおよびプログラムに関する。
信号帯域を高域と低域に分割する帯域分割フィルターとして、ハイパスフィルター(HPF)およびローパスフィルター(LPF)が組み合わせて用いられる。以下では、可聴信号、特に音声信号を、高域専用再生スピーカーと低域専用再生スピーカーとに振り分ける場合を例に説明する。
図2は、帯域分割フィルターを有限インパルス応答(FIR)フィルターで実現する構成例を示す図である。この帯域分割フィルターは、1チャンネルあたり、HPFとLPFのふたつのフィルターで構成される。
すなわち、HPFは、遅延器11−1〜11−m、乗算器21−0〜21−mおよび加算器31からなるFIRフィルターにより構成される。LPFは、遅延器12−1〜12−m、乗算器22−0〜22−mおよび加算器32からなるFIRフィルターにより構成される。
遅延器11−1〜11−mはそれぞれ、入力信号を1サンプルずつ遅延させる。乗算器21−0〜21−mは、遅延器11−1〜11−mの入出力(タップ)に得られる遅延量の異なる信号に、それぞれ係数a〜aを乗算する。加算器31は、乗算器21−0〜21−mの出力を加算し、加算器32は、乗算器22−0〜22−mの出力を加算する。係数a〜aは、加算器31の出力に低域通過特性が得られるように設定される。
遅延器12−1〜12−mはそれぞれ、入力信号を1サンプルずつ遅延させる。乗算器22−0〜22−mは、遅延器12−1〜12−mのそれぞれの入出力(タップ)に得られる遅延量の異なる信号に、それぞれ係数b〜bを乗算する。加算器32は、乗算器22−0〜22−mの出力を加算する。係数b〜bは、加算器32の出力に高域通過特性が得られるように設定される。
図2に示す個々のFIRをm=2048構成(タップ数2049)で実現すると、1チャンネルあたり、(2048+1)×2=4098回の乗算が必要となる。また、ステレオ音声ではその2倍、さらに6チャンネル出力だと、4098×6=24588回の乗算が必要となる。
図2に示す帯域分割フィルターは、実際には、信号処理プロセッサー(DSP)により実現される。しかし、24588回の乗算を行う能力のあるDSPは高価であり、他のイコライザーなどの処理と同時に使用することが、処理能力的は難しい。FIRのタップ数を減らすことで演算回数は減るが、意図する周波数特性を確保することができなくなる。また、遅延器11−1〜11−m、12−1〜12−mとしてのバッファが大量に必要であり、DSPに外付けRAM(ランダムアクセスメモリ)を付加したり、内蔵RAMの多いDSPを使用する必要がある。
演算量の少ない帯域分割フィルターとして、特許文献1には、元データとLPFの出力との差分をLPFの出力とすることが開示されている。また、特許文献2には、標本化周波数fの半分で演算する構成が開示されている。
特開2004−201109号公報 特開平05−063510号公報
特許文献1に開示の技術は、平坦な周波数特性からLPFの周波数を差し引くことで、HPFの周波数特性を得るものである。LPFにより処理された周波数帯は、演算精度によって特性が劣化し、HPFの通過周波数帯ではその特性がさらに劣化してしまう。特許文献2に記載の技術は、標本化周波数fを半分にしてしまうので、高域の表現力が無くなってしまう。
本発明は、このような課題を解決し、少ない演算量で、かつ所望の周波数特性を確保しながら、信号を高域と低域とに分割することのできる帯域分割フィルターを提供することを目的とする。
本発明の帯域分割フィルターは、入力信号を1サンプルずつ遅延させる複数の遅延器と、この複数の遅延器のそれぞれの入出力のうち遅延量が中央値となる信号に中央値の係数を乗算した値と、中央値となる信号以外の複数の遅延器のそれぞれの入出力にそれぞれ対応する係数を乗算した値との和を生成して第1のフィルター出力とする手段と、複数の遅延器のそれぞれの入出力のうち遅延量が中央値となる信号に、中央値の係数を1から減算した値を係数として乗算した値と、中央値となる信号以外の複数の遅延器のそれぞれの入出力にそれぞれ対応する係数を乗算した値の符号を反転させた値との和を生成して第2のフィルター出力とする手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、少ない演算量で、かつ所望の周波数特性を確保しながら、信号を高域と低域とに分割することができる。
本発明の実施の形態に係る帯域分割フィルターの構成を示す図である。 公知の帯域分割フィルターの構成例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
[構成]
図1は本発明の実施の形態に係る帯域分割フィルターの構成を示す図である。この帯域分割フィルターは、遅延器1−1〜1−m(mは偶数)、乗算器2−0〜2−m、5、6および加算器3、4、7を有する。遅延器1−1〜1−mは、入力信号を1サンプルずつ遅延させる。乗算器2−0〜2−mは、遅延器1−1〜1−mのそれぞれの入出力に得られる遅延量の異なる信号に、それぞれタップ係数a〜aを乗算する。加算器3、4は、第1のフィルター出力とする手段を構成し、遅延器1−1〜1−mのそれぞれの入出力のうち遅延量が中央値となる信号に中央値の係数a m/2 を乗算した値と、中央値となる信号以外の複数の遅延器のそれぞれの入出力にそれぞれ対応する係数を乗算した値との和を生成して、第1のフィルター出力とする。
乗算器5、6および加算器7は、第2のフィルター出力とする手段を構成し、複数の遅延器1−1〜1−mのそれぞれの入出力のうち遅延量が中央値となる信号、すなわち遅延器1−(m/2)と遅延器1−(m/2+1)との間の信号に、対応する乗算器2−(m/2)のタップ係数am/2を1から減算した値1−am/2を係数として乗算した値と、遅延量が中央値となる信号以外の複数の遅延器1−1〜1−mのそれぞれの入出力にそれぞれ対応する乗算器2−0〜2−(m/2−1)、2−(m/2+1)〜2−mのタップ係数a〜am/2−1、am/2−1 を乗算した値の符号を反転させた値との和を生成して第2のフィルター出力とする。
上述したように、乗算器2−0〜2−mの出力を加算して第1のフィルター出力とする加算手段として、この実施の形態では、加算器3、4を有する。加算器3は、遅延値が中央値となる信号以外の信号に関して、対応する乗算器2−0〜2−(m/2−1)、2−(m/2+1)〜2−mの出力を加算する。加算器4は、加算器3の出力に、遅延値が中央値となる信号に関して、対応する乗算器2−(m/2)の出力を加算する。一方、乗算器5は、減算値乗算器として動作し、遅延器1−(m/2)と遅延器1−(m/2+1)との間の信号に、乗算器2−(m/2)のタップ係数am/2を1から減算した値1−am/2を、タップ係数として乗算する。乗算器6は、逆符号乗算器として動作し、加算器4の逆符号にする。加算器7は、乗算器5、6の出力を加算する。
ここで、乗算器2−0〜2−mがそれぞれ乗算する係数a〜aは、加算器4の出力が低域通過特性となる係数に設定される。このとき、加算器7の出力は、高域通過特性となる。加算器4の出力が高域通過特性となるようにタップ係数a〜aを設定することもでき、その場合には、加算器7の出力は、低域通過特性となる。
[FIRフィルターの設計]
ここで、本発明に係るFIRフィルター設計の原理を説明する。ここでは、窓関数法を使用し、LPFとHPFとでカットオフ周波数Fを同じ周波数とする。
フィルターの周波数特性をG(ejωt)とし、標本化角周波数をωとし、遮断周波数をωとして、フーリエ級数展開を行うと、
Figure 0005428481

となる。これをgで解くと、
Figure 0005428481

となる。
有限サンプルで打ち切るために、カイザー窓などを使用し、FIRのタップ数に収める。窓の幅をOrderとすると、有限サンプルのgは、
Figure 0005428481

と表される。窓関数をwindowとし、数2の式に掛け合わせると、gは、
Figure 0005428481

となる。
ところで、以下のようにカットオフ周波数(fc)とgを加工することで、LPFとHPFとの変換を行うことができる。
Figure 0005428481

ここで、
Figure 0005428481

と置き換え、gとの値の関連を見つけると、g以外では逆符号となる。また、
Figure 0005428481

と置き換えることで、LPFまたはHPFにおけるgが、HPFまたはLPFにおける1−gとなることがわかる。
以上の窓関数法でLPFまたはHPFに関して求めたgに対して、図1におけるタップ係数a〜aを設定する。これにより、加算器4の出力がHPF出力またはLPF出力となる。一方、LPFまたはHPFのタップ係数は、n=0に相当するタップ係数が1−am/2、n≠0に相当するタップ係数が−a〜−am/2−1、−am/2+1〜−aとなる。したがって、加算器7の出力が、LPF出力またはHPF出力となる。
[実施の形態の効果]
FIRフィルターを用いた帯域分割処理は、演算負荷が大きいので、これまでは、高価なDSPでしか実現できなかった。これに対して以上説明した実施の形態によれば、1個のフィルターで、ふたつのフィルターの演算を行うことができる。これにより、安価なDSPでも、タップ数を減らすことなく、所望の周波数特性を確保しながら、FIRフィルターを用いた帯域分割が可能となる。
これを具体的な数値により説明する。図1に示す波長分割フィルターをm=2048で実現する場合、1チャンネルあたりの乗算処理は、2048+3=2051回で実現できる。6チャンネル出力だと、2051×6=12306回の乗算で済む。これは、図2を参照して説明した構成の場合のほぼ半分の演算量である。また、必要な遅延器およびフィルター係数も1組で済み、メモリの消費量も、図2を参照して説明した構成の半分となる。
[他の実施の形態]
乗算器5、6および加算器7による演算は、図1に示した実施の形態とは異なる順序で行うこともできる。たとえば、乗算器5ではタップ係数am/2−1を乗算することとし、乗算器6を加算器7の出力側に配置することもできる。すなわち、加算器3の出力と乗算器5の出力とを加算器7で加算した後に、加算器7の出力を逆符号とする。
また、ふたつのフィルターで加算器3を共有するのではなく、タップ係数a〜am/2−1、am/2−1が乗算された信号の加算とは別に、それぞれの信号を逆符号にしてから加算することもできる。この場合、演算量は増えるが、逆符号にする処理は通常の乗算よりは処理負荷が小さいので、図2に示す波長分割フィルターよりは演算量は少なくて済む。
以上の説明では、可聴信号を高域専用再生スピーカーと低域専用再生スピーカーとに振り分ける場合を例に説明したが、本発明は、可聴信号以外の信号の帯域分割にも利用することができる。また、図1に示した波長分割フィルターを多段に接続し、帯域をさらに分割することもできる。
1−1〜1−m、11−1〜11−m、12−1〜12−m 遅延器
2−0〜2−m、21−0〜21−m、22−0〜22−m 乗算器
3、4 加算器(加算手段)
5 乗算器(回路手段の一部、減算値乗算器)
6 乗算器(回路手段の一部、逆符号乗算器)
7 加算器(回路手段の一部、第3の加算器)
31、32 加算器

Claims (4)

  1. 入力信号を1サンプルずつ遅延させる複数の遅延器と、
    この複数の遅延器のそれぞれの入出力のうち遅延量が中央値となる信号に前記中央値の係数を乗算した値と、前記中央値となる信号以外の前記複数の遅延器のそれぞれの入出力にそれぞれ対応する係数を乗算した値との和を生成して第1のフィルター出力とする手段と、
    記複数の遅延器のそれぞれの入出力のうち遅延量が前記中央値となる信号に、前記中央値の係数を1から減算した値を係数として乗算した値と、記中央値となる信号以外の記複数の遅延器のそれぞれの入出力にそれぞれ対応する係数を乗算した値の符号を反転させた値との和を生成して第2のフィルター出力とする手段と
    を有することを特徴とする帯域分割フィルター。
  2. 請求項1記載の帯域分割フィルターにおいて、前記複数の乗算器がそれぞれ乗算する係数は、前記第1のフィルター出力が高域通過特性または低域通過特性となるに設定され、前記第2フィルター出力は低域通過特性または高域通過特性となることを特徴とする帯域分割フィルター。
  3. 請求項1または2記載の帯域分割フィルターにおいて、
    前記遅延量の異なる信号にそれぞれ係数を乗算する複数の乗算器を備え、
    前記第1のフィルター出力とする手段は、前記中央値となる信号以外の信号に関して前記複数の乗算器の対応する出力を加算する第1の加算器と、この第1の加算器の出力に前記中央値となる信号に関して前記複数の乗算器のうち対応する乗算器の出力を加算する第2の加算器とを有し、
    前記第2のフィルター出力とする手段は、前記中央値となる信号に、前記複数の乗算器のうち対応する乗算器の係数を1から減算した値を係数として乗算する減算値乗算器と、記第1の加算器の出力を逆符号にする逆符号乗算器と、記減算値乗算器の出力と記逆符号乗算器の出力とを加算する第3の加算器とを有する
    ことを特徴とする帯域分割フィルター。
  4. コンピュータに、
    入力信号を1サンプルずつ遅延させる複数の遅延器、
    この複数の遅延器のそれぞれの入出力のうち遅延量が中央値となる信号に前記中央値の係数を乗算した値と、前記中央値となる信号以外の前記複数の遅延器のそれぞれの入出力にそれぞれ対応する係数を乗算した値との和を生成して第1のフィルター出力とする手段、および
    記複数の遅延器のそれぞれの入出力のうち遅延量が前記中央値となる信号に、前記中央値の係数を1から減算した値を係数として乗算した値と、記中央値となる信号以外の記複数の遅延器のそれぞれの入出力にそれぞれ対応する係数を乗算した値の符号を反転させた値との和を生成して第2のフィルター出力とする手段と
    の各機能を実行させることを特徴とするプログラム。
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