JP5752046B2 - 金属の箔またはストリップを圧延するための装置、および、圧延中に金属ストリップまたは箔の形状を制御する方法 - Google Patents

金属の箔またはストリップを圧延するための装置、および、圧延中に金属ストリップまたは箔の形状を制御する方法 Download PDF

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Description

本発明は、アルミニウムストリップまたは箔の圧延機の分野に関するものであり、そのストリップの平坦性を向上させ、他の安全性および/または生産上の利点をもたらすため、圧延機の温度制御を改善することになる新プロセスについて明らかにするものである。
アルミニウムの圧延プロセスでは、高圧延率でのストリップの満足のいく表面仕上げを得るためには、潤滑が必要になる。しかしながら、潤滑を施しても、圧延プロセスでは大量の熱が発生するが、それは装置の過熱および/または潤滑剤の分解を阻止するためには放熱されなければならない。従って、ロールのさらなる冷却が必要とされる。現時点では、これは2つの方法で実現されているだけである。
常温のアルミニウムストリップまたは箔を圧延する少数の圧延機は、圧延冷却剤および/または潤滑剤として、水性乳濁液を利用している。水は冷却能力が高く、同時に油分は優れた潤滑特性を示すように変えることができるので、これは理想的な解決法のように思われる。しかしながら、水は、圧延直後にストリップから完全に除去しない限り、ストリップ表面にしみを生じ、その外観を損なうことになる。実際には、圧延機から出るストリップ温度が100℃を大幅に超えない限り、ストリップの完全な乾燥を保証するのは極めて困難であった。このため、圧延の実用性が制限され、従って、この方法を用いているのは、特定の製品を圧延するほんの少数の専用圧延機だけである。
常温のアルミニウムストリップまたは箔を圧延する大部分の圧延機は、潤滑剤と冷却剤の両方にケロシンを利用している。ケロシンは、冷却特性と潤滑特性との間で最良の妥協が成り立ち、ストリップに痕跡を残す問題を生じないことが分かった。しかしながら、ケロシンは、最良の潤滑剤でも冷却剤でもなく、またそれに関連した火災安全、環境、および/または、健康上の重大な問題を抱えている。
ケロシンを用いた有効な冷却を行うためには、毎分数千リットルまでの流量が必要になることが見込まれる。こうした量は、高価な再循環および/または濾過システムを必要とし、不可避的にオイルミストを生じさせることになり、それが原因で高価なフュームの排出および/またはクリーニングシステムが必要になる。発明者は、潤滑のためだけなら、10リットル/分未満の流量で事足りる可能性のあることを明らかにした。
上記の両解決法では、ロールを効果的に冷却するために、スプレーノズル列によってロールに直接流体を吹き付け、それと同時に、圧延プロセスを円滑にするために、さらなる別個に制御されたスプレーノズルによって、ロール間隙に近いロールに流体を直接噴射している。
冷却スプレーの、もう1つ別の利用法も知られている。アルミニウムストリップおよび/または箔の冷間圧延における主たる課題の1つは、圧延後の製品の平坦性を確実にすることにある。平坦性の不良は、圧延機の全幅に亘ってストリップの圧延による板厚減少量の差に起因して生じる。これは、圧延機全体に亘るロール間のギャップのばらつきによって生じる。ロールの全幅に亘って冷却効果を変化させることによって、ロールの異なる部分に異なる熱膨張度を付与し、それによって、ロールギャップの局部的なばらつきを補償するメカニズムをもたらすことが可能になる。
ロールの全幅に亘って冷却速度を変えるための技術、および/または、圧延機の出口側の平坦性測定装置を用いて、圧延されるストリップの平坦性を直接制御するための技術を例示したいくつかの先行技術文献が存在している(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献3には、潤滑と冷却(SLC)とを別個に用いたプロセスが示されている。ウォータジェット列を用いて、ロールの冷却および/または形状制御が行われ、それと同時に、より適合する少量の潤滑油が、圧延機の上流のストリップに直接塗布される。
アルミニウム工業において「タイトエッジ」として知られる効果が、圧延中におけるストリップ破損の主たる原因の1つである。特許文献4には、いわゆる「タイトエッジインダクタ(TEI)」を用いた部分的ロール加熱が記載されている。この技術では、ストリップエッジの圧延不足を阻止するため、誘導効果を利用して、ストリップのエッジ領域における圧延機のロールを局部的に加熱する。
この技術は、いくつかの圧延機で用いられて成功したが、しかしケロシンの冷却剤を用いる圧延機に電気的加熱装置を利用することは、かなり難問である。
非特許文献1には、水冷ジェットと誘導加熱器を併用して、鋼帯の圧延中に平坦性を変化させることによって実施された実験が記載されている。
この分野における今日に至るまでのさらなる進展は、ケロシンの冷却効果における制御および/または分散の改善に限られている。
その一方では他の分野において、工業圧延プロセスにおける冷却剤として低温ガスまたは液体を使用することに関していくつかの研究が行われてきた。この主題に関しては、例えば、特許文献5、6、7、8など、さまざまな先行技術文献が公表されている。
しかしながら、この先行研究の全てが、冶金学的効果および/またはその他の効果のために加工される材料を冷却することに専念するものであった。
特許文献9には、洗浄、冷却、潤滑、および/または、不活性化のため、いくつかのノズルを用いて、潤滑乳濁液または潤滑油基油、冷却剤、および/または、不活性ガスのさまざまな組合せを上方ロールおよび/または下方ロールのウェッジ領域および/またはアーク領域に吹き付ける、金属圧延素材の冷間圧延方法および/または装置が開示されている。熱作用による圧延バレルの平坦性制御が暗示されているが、不活性ガスと従来の冷却剤を併用することによって実現されると説明されており、これは、アルミニウムの圧延分野では、その関連する全ての装置についてケロシン流量が大きくなって、安全性が問題になることを示唆するものである。
英国特許第2012198号明細書 欧州特許第41863号明細書 英国特許第2156255号明細書 英国特許第2080719号明細書 西独特許第3150996号明細書 特開2001−096301号公報 国際公開第02/087803号パンフレット 米国特許第6874344号明細書 米国特許出願公開第2007/0175255号公報
Sparthmann & Pawelsky,「Thermal Shape Control in Cold Strip Rolling by Controlled Inductive Roll Heating」,International Conference of Steel Rolling, Japan、1980年
本発明によれば、金属ストリップまたは箔の圧延中にロールの温度を制御する装置は、添付の請求項1に記載の特徴を含んでいる。
本発明の第2の態様によれば、金属ストリップまたは箔の圧延中にロールの温度を制御するための方法は、添付の請求項18に記載の特徴を含んでいる。
本明細書においては、寒剤という用語は、室温において通常はガス状であるが温度および/または圧力を適正に制御することによって液体状に維持されて冷却剤として用いられる物質を表わしている。これに従って、関連する「低温の」といった用語は、解釈されるべきである。
寒剤には、限定するわけではないが、窒素、二酸化炭素、アルゴン、および/または、酸素が含まれている。
本発明の実施形態によれば、下記の特徴を備えるように案出された、新規の改良型の冷却および/または平坦性制御技術が得られる:
・ 低温のガスまたは液体のアプリケータ列によって、圧延機のロールの片側または両側に冷却が施される
・ それらのアプリケータは、ロールの全幅に亘って冷却効果が変化するように制御することができる個別制御可能ゾーンに分割される。
・ さらに、1つ以上のロール全幅加熱装置が、ロール冷却剤アプリケータと併用される。
・ ロール加熱装置が、ロールの全幅に亘っていくつかの個別制御可能ゾーンに分割される。ゾーン数は、プロセス要件に応じて冷却ゾーンと同じ数の場合もあれば、そうでない場合もある。
・ 平坦なストリップを製造するため、圧延機の出口側に取り付けられた平坦性測定装置と連係した平坦性制御システムによって、ロール全幅の各ゾーン毎に施される冷却または加熱の量が変化させられる。その最も単純な形態の場合、平坦性制御システムは、平坦性測定装置によって供給されるデータに応じて加熱量または冷却量を変化させる人間のオペレータによって実現される。さらに高度な実施形態によれば、電子制御装置が、そのようなデータに応じて加熱又は冷却を変化させるように設けられ配置される。
・ 絶縁および/または保護された低温供給管路によって、貯蔵タンクと吹付けヘッダが結合される。
・ 低温に因る水蒸気の凝結を防ぐため、圧延スタンドには、二段式の格納および/または換気システムを設けることが可能である。圧延スタンドを格納する内側コンパートメントは、冷却領域に水蒸気が進入しないことを保証するために、正圧に保たれるが、外側領域は、作業員の出入領域における酸素欠乏を防ぐために、主工場設備に比べて負圧に保たれる。
・ 圧延前に、別個の圧延潤滑剤がストリップに塗布される。これは、静電沈着法のようなプロセスを利用して、極めて薄くて均一な層を成すように塗布される。
このシステムによれば、先行技術に対して下記のような数多くの大きな利点が得られることになる:
・ ロール冷却剤としてのケロシンを低温冷却された不活性の液体またはガスに完全に交換すると、圧延機の火災の恐れが完全になくなる。安全性および/または生産損失の多大の危機がなくなると同時に、高価な防火装置を設備する必要もなくなる。
・ アルミニウム圧延プロセスの環境影響の低減。プロセスからケロシンを排除することで、大気中への炭化水素の放出がゼロにまで減少する。
・ ロール全幅のゾーン毎の冷却および/または加熱を導入することにより、平坦性制御システムが冷却専用のシステムよりも迅速にプロセス変化に応答可能となる。それによってまた、全部/または一部のロールを加熱する必要があると共に他の部分を冷却する必要がある幅変更または常温起動といったロール温度の容易な管理状況が実現されることになる。
・ 加熱装置の外側ゾーンによって、「タイトエッジ」の平坦性欠陥も有効に軽減されることになる。
・ 圧延前に、ごく少量の代替圧延油をストリップに直接塗布することで、既存のシステムに対する下記の利点がもたらされることになる:
・油特性を圧延の潤滑に関してのみ最適化すると、所定の圧延機パラメータ設定の場合に、ケロシン圧延に比べて圧延率を高くすることが可能になる−その結果、生産が増大することになる。
・圧延後のストリップに残された過剰潤滑剤によってアニール中の生じるコイルステイニングの発生率の低減−その結果、製品収量が増すことになる。
・油漏れによる冷却剤の汚染に起因するコイルステイニングの発生率の低減−そしてその結果、製品収量が増すことになる。
・過剰ケロシンを蒸発させる要件の緩和によるコイルのアニール時間の短縮。
・ さらに、ケロシンを低温冷却剤に交換すると、施設の下記のような構成要素および/またはそれに関連する運転コストが不要になる:
・ケロシン貯蔵タンクおよび/または循環システム
・ケロシン煙霧処理設備
・ケロシン濾過設備
・圧延機出口のストリップ・ブローオフ設備
・ ケロシン濾過設備を除去すると、危険な濾過剤の使用および/またはコストの掛かるその後の廃棄処理が不要になり、安全性とコスト面で利点をもたらす。
・ オイル煙霧の特別な防護および/または貯蔵用地下室が不要になるので、圧延工場の土木工事が大幅に単純化される。
・ 大型のケロシン処理システムの不要化に伴って、圧延機のために必要なスペースがその全体として低減される。
次に、図1、2、および/または3を参照しつつ、本発明を非限定的な例示によって説明する。
本発明による圧延機の概略斜視図である。 本発明のさらに望ましい詳細な特徴を示す図である。 本発明のさらに望ましい特徴を模式的に示した図である。
図1には、本発明による圧延スタンド1の概略図が示されており、アルミニウムストリップまたは箔2が矢印のように左から右に圧延スタンドを通過している。当該技術において広く知られているように、金属の厚さを薄くするために、圧延機の作業ロール3と支持ロール4に荷重をかけて、回転させる。図に示す領域に進入する前に、圧延される金属2には、適した圧延潤滑剤が極めて薄く均一な層をなすように塗布される。本発明によれば、潤滑剤の流量は、一般に10リットル/分未満で十分である。
作業ロール3の局部温度(従ってまた、その直径)は、圧延プロセス中、下記のように制御される。
低温貯蔵および/または送出システム5によって、低温冷却剤が絶縁および/または保護された供給管6を介して冷却剤アプリケータ7に供給される。この実施形態の場合、低温冷却剤アプリケータ7は、圧延機の出口側に配置されているが、要求される圧延機サイズ、使用可能スペース、および/または冷却効果によって決まる、作業ロール3の直径の任意の部分に、配置することが可能である。
低温冷却剤アプリケータ7は、ストリップ平坦性制御システムの要求に応じロールの全幅に亘って異なった冷却効果を与えるために、複数の個別制御可能ゾーンに分割されている。
低温冷却剤アプリケータ7に加えて、圧延機の入口側には、全幅の加熱装置8が示されている。これらの加熱装置8は、要求される圧延機サイズ、使用可能スペース、および/または加熱効果によって決まる、作業ロール周辺の任意の部分に、配置することが可能である。
加熱装置8は、ストリップ平坦性制御システムの要求に応じて、ロールの全幅に亘って変化する加熱効果を与えるために、複数の個別制御可能ゾーンに分割されている。
「シェープメータ」として当該技術において知られている平坦性測定装置9を用いて、圧延機によって製造されるストリップの平坦性に関するフィードバック信号が送り出される。これらの信号は、平坦性制御システムによって用いられる。ストリップの平坦性を表わすどの信号も、制御システムがそれに基づいて加熱装置または低温アプリケータの調整を行うことになるフィードバックの働きをすることが可能である。例えば、ストリップの平坦性は、ロールのプロフィールの関数なので、シェープメータを用いて後者を測定すると、間接的ではあるが、ストリップの平坦性を表わした信号が生じる(「ロールのプロフィール」という用語は、その全幅にわたるロール直径の均一性を表わすように意図されたものである)。しかしながら、例示の望ましい実施形態の場合、シェープメータ9は、ストリップの平坦性を直接測定するために用いられる。
電子コンピュータベースの平坦性制御システム(不図示)は、加工された金属ができるだけ平坦になることを保証するために用いられる。その電子制御システムは、シェープメータからのフィードバック信号に加えて、他の圧延パラメータもコンピュータベースの平坦性モデルに対する入力として利用する。そのモデルは、次にストリップの平坦性を確保するために講じるべき適正な処置を計算する。それらの処置は、圧延スタンド(例えばロールベンディングシリンダ)の一部として設けられている低温冷却剤アプリケータ、全幅加熱装置、および/または、従来の機械的平坦性アクチュエータに対して電子信号として送られる。
平坦性制御システムをケロシン・ベースの冷却と共に用いることは、当該技術において既知のところであり、この知識を参照しつつ当業者が低温冷却剤との併用に適したシステムを作り出すことについては十分に可能である。
独自の全幅冷却/加熱デュアルシステムによって、制御の柔軟性を高め、温度変化応答時間を速めることが可能になる。
図2を参照して述べると、発明者は、平坦性制御のためにロールにおける「ウェッジ」領域10に冷却剤を吹き付けるのは、少なくとも下記の2つの理由から望ましくないことを見出した。すなわち、
1)それによって、平坦性制御をより困難にする不明確で不均一な吹付け領域が生じることになる、
2)冷却剤の一部が不可避的にストリップ自体と接触し、ロールの両側におけるストリップに対する無制御冷却によって平坦性誤差を生じる可能性がある。
これらの理由から、本発明の望ましい実施形態によれば、低温冷却剤はロールの「アーク」領域11に吹き付けられ、ウェッジ領域および/またはストリップに冷却剤が到達するのを阻止するため、障壁12が組み込まれる。
図3には、障壁12が模式的に示されている。実際には、障壁12は、(例えば)ガスカーテン、固体障壁、もしくはそれら両方の組合せとして実現することが可能である。
上記システムの有効性を実現するためには、用いられる低温装置によって圧延装置上で凝結した水がストリップの上に滴り落ちないようにすることが望ましい。図3には、圧延スタンド領域から水蒸気を排除する、従って、いかなる凝結も阻止する、望ましい方法が示されている。
圧延スタンド装置13は、内室14によって包囲されている。内室は、シート材料15で形成されて、圧延スタンド装置13の保守のために出入できるように、必要に応じて閉鎖可能な出入箇所および/または取外し可能なセクションが含まれるようになっている。圧延機によって加工される金属16は、内室14の両側の開口を通過するようになっている。内室14は密封ユニットではないが、シート材料15によって、残りの開口17が室内の圧力を制御できるサイズにまで縮小される。
圧延の開始前に(例えば、保守作業の後に)、低温冷却剤アプリケータ19の作動に先立って存在する可能性のある水蒸気を強制的に排出するために、内室に適量の乾性ガスが注入される。その乾性ガスは、内室14の1つ以上の箇所18から注入される。
内室のために1つ以上のガス排出箇所20が設けられている。これらの排出箇所は、当該技術において周知の独立したガス排出システムに接続されている。発生する排出量を制御するため、各排出箇所20毎に弁またはダンパ21が存在する。
圧延中、圧延機のロールを冷却するために用いられる低温冷却剤は、内室14内に乾性ガス圧を生じさせる。乾性ガス供給箇所18またはダンパ21を適宜利用して、内室14内における乾性ガスの僅かな正圧が確実に保たれるようにする。この制御は、適切な圧力センサを用いて手動または自動で操作することが可能である。その僅かな正圧によって、水蒸気の進入が阻止されるが、少量の乾性ガスが、符号17で示されているギャップを通って、内室から絶えず漏出することにもなる。
圧延スタンドの周囲のオペレータ出入領域におけるガス還元酸素レベルが上昇するのを阻止するために、外室22が内室を包囲している。その外室は、内室と同様のシート材料製である。内室と同様に、外室は完全には密封されていないが、ある程度の圧力制御を可能にするのに十分なだけ、開口サイズが縮小されている。
内室と同じく、ガス排出システムに接続された排出箇所23が設けられている。外室が必ずオペレータ領域に比べて負圧に保たれ、従って、周囲空気が開口25を介して外室22に確実に吸い込まれるようにするために、弁つまりダンパ24によって、排出率が制御される。この方法によって、最小限のガスが外室から放出されるので、圧延機オペレータの安全性が確保される。
排出システムが適正に機能することについては、適切に配置された酸素欠乏検出器26によって確認される。
1 圧延スタンド
2 アルミニウムストリップまたは箔
3 作業ロール
4 支持ロール
5 低温貯蔵および/または送出システム
6 供給管
7 冷却剤アプリケータ
8 全幅加熱装置
9 平坦性測定装置
10 ロールのウェッジ領域
11 ロールのアーク領域
12 障壁
13 圧延スタンド装置
14 内室
15 シート材料
16 加工される金属
17 開口
18 ガス注入箇所
19 低温冷却剤アプリケータ
20 ガス排出箇所
21 ダンパ
22 外室
23 ガス排出箇所
24 弁またはダンパ
25 開口
26 酸素欠乏検出器

Claims (25)

  1. 金属の箔またはストリップを圧延するための装置であって、
    一対の作業ロールであって当該ロール同士の間隙の領域に前記ストリップを受け入れるように設けられた一対の作業ロール(以下、単に「ロール」と記述する)と、
    前記ロール表面における前記複数ゾーンの1つ以上を、1つ以上の加熱装置を用いて加熱するための手段と、
    前記ロールの少なくとも一方の表面における複数ゾーンのうちの1つ以上に低温流体を吹き付けるように設けられた複数の低温流体アプリケータと
    を含んでおり
    記低温流体が、ケロシンを含まない、低温冷却された不活性のガスまたは液体からなる流体(以下、単に「低温流体」と記述する)であって、前記ロールの冷却剤として用いられるものであり、かつ
    前記ロールのウェッジ領域または前記ストリップへの前記低温流体の進入を阻止する少なくとも1つの障壁として、ガスカーテンを、さらに含む
    ことを特徴とする、金属箔またはストリップを圧延するための装置。
  2. 請求項1記載の装置において、
    前記ロールから前記金属ストリップが送り出されると、その平坦性を表した信号を発生するように設けられた平坦性測定装置を、さらに含む
    ことを特徴とする装置。
  3. 請求項記載の装置において、
    前記信号に応答して、前記1つ以上のゾーンに対する前記加熱または前記低温流体の吹き付けを変化させるための手段を、さらに含む
    ことを特徴とする装置。
  4. 請求項記載の装置において、
    前記平坦性測定装置からデータを受信し、当該データに応答して前記加熱装置または温流体アプリケータを制御することによって、前記1つ以上のゾーンに対する前記加熱または前記低温流体の吹き付けを変化させるように設定された電子制御装置を含む
    ことを特徴とする装置。
  5. 請求項1からのうちいずれか1つに記載の装置において、
    前記平坦性測定装置が、前記ロールのプロフィールを測定する、もしくは、前記金属ストリップの平坦性を直接に測定するように設定されている
    ことを特徴とする装置。
  6. 請求項1からのうちいずれか1つに記載の装置において、
    潤滑剤の供給源と、前記ロールの上流で前記ストリップに前記潤滑剤を塗布するための手段とを、さらに含む
    ことを特徴とする装置。
  7. 請求項記載の装置において、
    潤滑剤供給源が、10リットル/分未満の流量で潤滑剤を供給するように設定されている
    ことを特徴とする装置。
  8. 請求項1からのうちいずれか1つに記載の装置において、
    前記複数の低温流体アプリケータが、前記ロールの少なくとも一方のアーク領域における複数ゾーンの1つ以上に前記低温流体を吹き付けるように設定されている
    ことを特徴とする装置。
  9. 請求項1からのうちいずれか1つに記載の装置において、
    前記ロールを格納する内側コンパートメントと、
    前記内側コンパートメントを格納する外側コンパートメントと、
    前記内側コンパートメントを周囲圧に対して正圧に保つための手段と、
    前記外側コンパートメントを周囲圧に対して負圧に保つための手段と
    を、さらに含むことを特徴とする装置。
  10. 請求項記載の装置において、
    乾性ガス噴射手段を、さらに含む
    ことを特徴とする装置。
  11. 請求項記載の装置において、
    ガス排出手段を、さらに含む
    ことを特徴とする装置。
  12. 請求項1から11のうちいずれか1つに記載の装置において、
    前記低温流体に、窒素および二酸化炭素のうちの1つが含まれる
    ことを特徴とする装置。
  13. 圧延中に、金属ストリップまたは箔の形状を制御する方法であって、
    1つ以上の低温流体アプリケータを用いて、1つ以上のロールの表面における前記ロールの全幅に亘って均等に分布した複数のゾーンの1つ以上に、ケロシンを含まず、その代わりに低温冷却された不活性のガスまたは液体からなる低温流体を吹き付けて、当該低温流体を前記ロールの冷却剤として用いるステップと、
    1つ以上の加熱装置を用いて、前記ロール表面の前記複数のゾーンの1つ以上を加熱するステップと
    含み、ここに、
    前記低温流体は、少なくとも1つのロールのアーク領域に吹き付けられ、かつ、
    前記ウェッジ領域または前記ストリップ上に低温液体が入り込むことを阻止するための障壁として、ガスカーテンからなる障壁を設けるステップを、さらに含んで、
    前記ロールの全幅に亘って前記ロールの半径方向サイズを制御する
    ことを特徴とする、金属ストリップまたは箔の形状を制御する方法。
  14. 請求項13記載の方法において、
    平坦性測定装置を配置して、前記金属ストリップが前記ロールから送り出されると、その平坦性を表した信号を発生するステップと、
    前記平坦性測定装置からデータを受信するステップと、
    前記データに応答して、前記1つ以上のゾーンに対する前記低温流体の吹き付けまたは前記加熱を変化させるステップと
    を、さらに含むことを特徴とする方法。
  15. 請求項14記載の方法において、
    前記1つ以上のゾーンに対する前記低温流体の吹き付けまたは前記加熱を、前記データに応答して、人間のオペレータによって手動で変化する
    ことを特徴とする方法。
  16. 請求項14記載の方法において、
    前記1つ以上のゾーンに対する前記低温流体の吹き付けまたは前記加熱が、前記平坦性測定装置からデータを受信して、前記1つ以上の低温流体アプリケータまたは前記1つ以上の加熱装置を制御するように構成された電子制御装置によって変化させられる
    ことを特徴とする方法。
  17. 請求項13から16のうちいずれか1つに記載の方法において、
    前記平坦性測定装置が、前記ロールのプロフィールを測定する、もしくは、直接に前記ストリップの平坦性を測定するように構成されている
    ことを特徴とする方法。
  18. 請求項13から17のうちいずれか1つに記載の方法において、
    前記ロールの上流で前記ストリップに潤滑剤を塗布するステップを、さらに含む
    ことを特徴とする方法。
  19. 請求項18記載の方法において、
    前記潤滑剤が、10リットル/分未満の流量で塗布される
    ことを特徴とする方法。
  20. 請求項13から19のうちいずれか1つに記載の方法において、
    内側コンパートメント内に前記ロールを格納するステップと、
    外側コンパートメント内に前記内側コンパートメントを格納するステップと、
    周囲圧力に対して前記内側コンパートメント内を正圧に保つステップと、
    周囲圧力に対して前記外側コンパートメント内を負圧に保つステップと
    を、さらに含むことを特徴とする方法。
  21. 請求項20記載の方法において、
    前記内側コンパートメントの圧力が、乾性ガス注入手段またはガス排出手段によって制御される
    ことを特徴とする方法。
  22. 請求項21記載の方法において、
    前記外側コンパートメントの圧力が、ガス排出手段によって制御される
    ことを特徴とする方法。
  23. 請求項21または22記載の方法において、
    前記コンパートメントの圧力制御が、開ループ系として、手動で制御される
    ことを特徴とする方法。
  24. 請求項22または23記載の方法において、
    前記コンパートメントの圧力制御が、コンピュータ制御システムと連係した圧力検知手段を用いて自動で制御される
    ことを特徴とする方法。
  25. 請求項13から24のうちいずれか1つに記載の方法において、
    前記低温流体に、窒素および二酸化炭素のうちの1つが含まれる
    ことを特徴とする方法。
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