JP5751204B2 - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents
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Description
本発明は、過給機を有するエンジンと、動力源として機能するモータジェネレータと、互いに噛合し合う複数の歯車を有する動力分割機構とを備え、動力分割機構には、エンジンからのエンジントルク及びモータジェネレータからのモータトルクが伝達されてなるハイブリッド車両に適用される制御装置である。この制御装置では、エンジンの運転時には、動力分割機構において互いに噛合し合う各歯車の回転速度差の周期的な変動を抑えるための規定トルクを含んだモータトルクをモータジェネレータから発生させている。また、こうした規定トルクを過給機の駆動時には過給機の非駆動時よりも大きくしている。
図1に示すように、ハイブリッド車両には、エンジン100、第1のモータジェネレータ150及び第2のモータジェネレータ160を有するハイブリッドシステム10が設けられている。このハイブリッドシステム10には、駆動輪20を含む全ての車輪に対する制動力を調整可能な制動装置50が設けられている。この制動装置50は、車輪毎に設けられた各ブレーキ機構51のシリンダ内のブレーキ液圧を調整することにより、このブレーキ液圧に応じた液圧制動力を車輪に付与するようになっている。
図2に示すように、動力分割機構200は、外歯歯車のサンギア201と、このサンギア201を取り囲む内歯歯車を有するリングギア202と、サンギア201及びリングギア202の双方に噛合する複数のプラネタリギア203とを備えている。これら各プラネタリギア203は、プラネタリキャリア204によって連結され、自転自在且つ公転自在に支持されている。プラネタリキャリア204は図示しないダンパを介してエンジン100のクランク軸101に連結されるとともに、サンギア201は第1のモータジェネレータ150に連結されている。そして、リングギア202にリダクションギア210及び減速機構220が連結されている。
本実施形態の制御装置400は、ハイブリッドシステム10を統括的に制御するパワーマネジメントコントロールコンピュータ、及びこのパワーマネジメントコントロールコンピュータと通信可能な複数の制御ユニットを有している。すなわち、制御装置400は、制御ユニットとして、バッテリ340の蓄電量などを監視するバッテリ監視ユニット、第1及び第2の各モータジェネレータ150,160を制御するモータ制御ユニット、エンジン100を制御するエンジン制御ユニット及び制動装置50を制御するブレーキ制御ユニットなどを有している。
制御装置400は、目標回転数及び目標エンジントルクを設定し、エンジン回転数及びエンジントルクが目標回転数及び目標エンジントルクとなるようにエンジン100を制御する。目標回転数及び目標エンジントルクは、以下のようにして設定される。すなわち、アクセル操作量と車速とに基づいて、エンジン100の走行要求パワーと、車両に要求される駆動トルクとして減速機構220に出力すべき要求トルクとが設定される。そして、バッテリ340の蓄電状態に基づいて、バッテリ340からエンジン100への充放電要求パワーが算出される。続いて、エンジン100の総要求パワーが、アクセル操作量及び車速に基づく走行要求パワーと、バッテリ340の充放電要求パワーとの和として算出される。また、この総要求パワーを、制御装置400が記憶している最適燃費マップに適用することで、エンジン100の目標回転数及び目標エンジントルクが決定される。
図5に示すように、過給圧ゲインG1は、過給圧Ptが「0」よりも高圧の第1の過給圧Pt1未満である場合には「1」に決定され、過給圧Ptが第1の過給圧Pt1よりも高圧の第2の過給圧Pt2である場合には「1」よりも大きい最大値G1maxに決定される。そして、過給圧ゲインG1は、過給圧Ptが第1の過給圧Pt1以上であって且つ第2の過給圧Pt2未満である場合には、過給圧Ptが高いほど大きい値に決定される。
図6に示すように、本処理ルーチンにおいて、制御装置400は、エンジン100が運転中であるか否かを判定する(ステップS11)。エンジン100の運転が停止中である場合(ステップS11:NO)、制御装置400は、押し当てトルクTrを決定することなく、本処理ルーチンを一旦終了する。一方、エンジン100が運転中である場合(ステップS11:YES)、制御装置400は、運転者がアクセルペダル21を操作していないか否かを判定する(ステップS12)。アクセル操作が行われていない場合、目標エンジン回転数は、アイドリング用の回転数に設定されていることが多い。そのため、ステップS12では、アイドリング中であるか否かの判定が行われているということもできる。
(1)エンジン100の運転時では、第2のモータジェネレータ160に対する要求モータトルクは、押し当てトルクTrを加味した値に決定される。そのため、動力分割機構200において互いに噛合し合う各ギアのうち、第2のモータジェネレータ160側のギアは、エンジン100側のギアの歯に押し当てられた状態で回転するようになる。その結果、互いに噛合し合う各ギアの歯同士の当接状態が維持されやすくなり、こうした歯同士の衝突及び離間の繰り返しに起因した異音及び振動の発生が抑制される。
・停車中のハイブリッド車両においては、第1のモータジェネレータ150で発電を行わせる場合などにエンジン100が運転されることがある。こうした場合であっても、動力分割機構200からの異音及び振動の発生を抑制するために、第2のモータジェネレータ160に対して押し当てトルクTrを加味した目標モータトルクが設定される。すなわち、第2のモータジェネレータ160は停車中でも制御される。エンジン100の過給機120は、こうした状況下での停車中に非駆動状態から駆動状態に移行することがある。この場合、押し当てトルクTrも大きい値に設定される結果、第2のモータジェネレータ160のモータトルクが大きくなることがある。このとき、駆動輪20に伝達されるトルクが不必要に大きくなるおそれがある。そこで、停車中に過給機120が非駆動状態から駆動状態に移行するときには、車両に付与する液圧制動力が増大するように制動装置50を駆動させてもよい。
・エンジン回転数の大きさとは関係なく、押し当てトルクTrを決定するようにしてもよい。
・エンジン100の運転時に決定される第2のモータジェネレータ160の目標モータトルクは、異音及び振動の抑制を加味することなく設定された仮目標モータトルクから押し当てトルクTrを差し引いた値としてもよい。この場合であっても、エンジン100の運転時における動力分割機構200からの異音及び振動の発生を抑制することができるようになる。
Claims (6)
- 過給機を有するエンジンと、動力源として機能するモータジェネレータと、互いに噛合し合う複数の歯車を有する動力分割機構とを備え、同動力分割機構には、前記エンジンからのエンジントルク及び前記モータジェネレータからのモータトルクが伝達されてなるハイブリッド車両に適用され、
前記エンジンの運転時には、前記動力分割機構において互いに噛合し合う各歯車の回転速度差の周期的な変動を抑えるための規定トルクを含んだモータトルクを前記モータジェネレータから発生させ、
前記規定トルクを前記過給機の駆動時には同過給機の非駆動時よりも大きくする
ことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。 - 前記規定トルクを、エンジン回転数が低回転であるときには回転数が高回転であるときよりも大きくする
請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置。 - 前記規定トルクを、前記エンジンの負荷が高いときには負荷が低いときよりも大きくする
請求項1又は請求項2に記載のハイブリッド車両の制御装置。 - 前記規定トルクを、前記過給機の駆動時において過給圧が高いときには過給圧が低いときよりも大きくする
請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載のハイブリッド車両の制御装置。 - 前記規定トルクを、前記動力分割機構内の潤滑油の温度が高いときには低いときよりも大きくする
請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載のハイブリッド車両の制御装置。 - 運転者の要求する要求トルクが「0」である状態で前記エンジンが運転されているときには、前記過給機による過給圧の昇圧に伴って制動装置により車両の駆動輪に付与する制動力を増大させる請求項1〜請求項5のうち何れか一項に記載のハイブリッド車両の制御装置。
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