JP5750615B2 - 部品の固定構造 - Google Patents

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Description

本発明は、弾性部材の弾性力によって部品を固定保持する部品の固定構造に関する。
医療分野で使用される内視鏡は、挿入部の先端部に照明光を照射するための照明光学系と、照明光によって照射された観察部位を観察するための観察光学系とを備えている。そして、内視鏡においては、外部装置として、光源装置、ビデオプロセッサー等が備えられている。
光源装置は、筐体内にキセノンランプ或いは複数の光学素子と、電子部品を実装した各種回路基板と、複数のレンズとを備えて構成されている。光源装置で発光させた照明光は、内視鏡挿入部内に挿通されているライトガイドファイバーを介して先端部まで伝送されて、照明窓から観察部位を照明する。
従来、レンズは、鏡筒と呼ばれる筒状のレンズホルダーに保持される。レンズを鏡筒に固定する固定構造の1つとして、鏡筒に収納したレンズを鏡筒とレンズ固定枠とで挟み込む固定構造がある。このレンズ固定構造においては、レンズを高精度に固定できるという利点がある。
しかし、上記レンズ固定構造で使用される鏡筒には例えば雄ねじが切られ、レンズ固定枠には雌ねじが切られる。そして、レンズを鏡筒とレンズ固定枠とで挟み込む組立においては、カニ目レンチ等の特殊工具が必要になるとともに、トルク管理を行ってレンズを固定する必要があった。このため、組立に時間がかかり、組立コストが高価である。
また、上述の構成の光源装置を、環境温度が大きく変動する場所で使用する場合、レンズに物理的ストレスがかかることによって、レンズ破損が生じるおそれがある。
特許文献1の図14には、レンズ保持台のレンズ配設凹部にレンズを配設したうえで該レンズにレンズ抑えを被せ、該レンズ抑えをネジでレンズ保持台に固定する固定構造が示されている。この固定構造においてレンズは、レンズの側面に当接したレンズ抑えによってレンズ保持台に一体に固定される。このレンズ固定構造によれば、レンズの固定を容易に行えるので組立コストが安価になり、物理的ストレスによってレンズが破損することが防止される。
特開2009−050320号公報
しかしながら、特許文献1に示されているようレンズ抑えをレンズの側面に当接させて当該レンズをレンズ保持台に固定する固定構造では、組立時に高精度に、レンズを位置決めすることが難しかった。また、上述した固定構造では、装置運搬中の衝撃或いは振動によってレンズが光軸方向に位置ずれするおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、簡単かつ安価な構成で、部品の固定を容易かつ短時間で確実に行える部品の固定構造を提供することを目的としている。
本発明の一態様における部品の固定構造は、予め定めた弾性力を有し、軸部挿通孔を備える弾性部材と、前記軸部挿通孔に摺動自在に配置される軸部、該軸部の一端側に設けられ前記弾性部材の一端が当接して配置される第1当接面を有する第1凸部、該軸部の他端側に設けられ前記第1当接面に対向する第2当接面を有する第2凸部、及び該第2凸部を大径な形状と小径な形状とに弾性変形可能にする予め定めた幅寸法及び深さ寸法のスリットを備える軸体と、部品の一面側が配置される配置面が設けられる一平面及び前記第2当接面が当接配置される支持面を備える他平面とを有し、前記軸体の第2凸部が小径な形状において通過可能な貫通孔を複数備える部品取付体と、前記弾性部材の他端が配置される付勢面を備える一平面及び前記部品取付体に配置された部品の他面側に当接する押圧面を備える他平面とを有し、前記軸体の第2凸部が通過可能な貫通孔を複数備える保持板と、
を具備する部品の固定構造において、前記部品は、光を透過する円形形状の光学部材であって、前記部品取付体は、前記光学部材の位置決めを行う光学部材位置決め孔を有し、前記光学部材を露出させる予め定めた形状の開口および前記光学部材位置決め孔の内面より予め定めた寸法突出した前記光学部材の一面側が載置される配置面を備える複数の保持部を有し、前記保持板は、前記光学部材の他面側を露出させる予め定めた形状の開口と、前記開口の内面より予め定めた寸法突出した前記光学部材の他面側を押圧する押圧面を備える複数の押圧部を有している。
本発明によれば、簡単かつ安価な構成で、部品の固定を容易かつ短時間で確実に行える部品の固定構造を実現できる。
内視鏡とカメラコントロールユニットとを備える内視鏡システムを説明する図 カメラコントロールユニットの正面図 図2のY3A−Y3A線断面図であって、凹部とUSBメモリーとの関係を説明する図 図2のY3B−Y3B線断面図であって、凹部とUSBメモリーとの関係を説明する図 カメラコントロールユニットに設けられた照明部の構成を説明する図であって、通常光による観察状態を示す図 図4の照明部の構成を説明する斜視図 特殊光観察状態に切り換えられた照明部を説明する図 図7−図11は部品固定部材による光学レンズの固定構造に係り、図7は図6の矢印Y7で示すレンズホルダーに固定された集光レンズの拡大図 図7の矢印Y8−Y8線断面図 レンズホルダーのレンズ収容孔、レンズ保持部等を説明する図 光学レンズの取付手順等を説明するための分解斜視図 逃がし部の作用を説明する図 部品固定部材による光学フィルターの固定構造を説明する図 部品固定部材による光学ミラーの固定構造を説明する図 部品固定部材による光学部材以外の部品を固定する構造を説明する図 バランサーを備える照明光切換部の構成及び作用を説明する図 フラットケーブルの密着固定を説明する図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1−図11を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1に示すように内視鏡システム1は、内視鏡20と、外部装置である例えばカメラコントロールユニット(以下、CCUと記載する)30と、モニター(不図示)と、を有して構成されている。
本実施形態のCCU30は、内視鏡20に照明光を供給するための光源装置と、内視鏡20が備える撮像素子の各種信号処理等を行うビデオプロセッサーとを兼用している。
内視鏡20は、挿入部21と、操作部22と、ユニバーサルケーブル23とを有している。挿入部21は、観察対象部位へ挿入される細長な長尺部材である。挿入部21は、先端部24と、湾曲部25と、可撓管部26とを連設して構成されている。
先端部24にはライトガイド(不図示)を備える照明光学系及び撮像装置を備える観察光学系が内蔵されている。湾曲部25は、例えば上下左右の四方向に湾曲自在に構成されている。可撓管部26は、長尺で可撓性を有する管状部材である。
操作部22には、湾曲操作部11、各種スイッチ12、送気送水ボタン13、吸引ボタン14等が設けられている。湾曲操作部11は、上下用ノブ15と、左右用ノブ16等とを有している。スイッチ12は、例えば、レリーズスイッチ、フリーズスイッチ、及び、通常観察と蛍光観察との切替を行うための観察モード切替スイッチ等である。
なお、符号17は処置具挿入口である。
ユニバーサルケーブル23は、操作部22の側部より延出している。ユニバーサルケーブル23の端部には内視鏡コネクタ27が設けられている。本実施形態において内視鏡コネクタ27の側部から信号伝達ケーブル28が延出している。信号伝達ケーブル28の他端側には電気コネクタ29が設けられている。
図1、図2に示すようにカメラコントロールユニット30のフロントパネル31には、内視鏡コネクタ接続口32、電気コネクタ接続口33、操作パネル34、USBメモリー接続口35等が設けられている。符号39は、トップカバーである。
内視鏡コネクタ接続口32には内視鏡コネクタ27が着脱自在であり、電気コネクタ接続口33には電気コネクタ29が着脱自在であり、USBメモリー接続口35にはUSBメモリーが着脱自在である。操作パネル34には図示しない各種機能スイッチが設けられている。
本実施形態のUSBメモリー接続口35は、フロントパネル31の底面側であって、操作パネル34の下部に設けられている。そして、操作パネル34のパネル下面34d側にはUSBメモリー38に関わる機能スイッチ(不図示)が設けられている。
図3A、図3Bに示すようにUSBメモリー接続口35は、USBメモリーを収容する予め定めた形状及び深さの凹部36で形成されている。凹部36は、フロントパネル31の前面31fから奥方向に延出され、本体配設部36a及び着脱用開口36bを備えている。
なお、符号37は端子接続部であり、符号38はUSBメモリーである。USBメモリー38は、USB本体(以下、本体と略記)38aおよびUSB端子(以下、端子と略記)38bを備え、端子38bが端子接続部37に接続される。
本実施形態において、凹部36の前面31fからの深さは、フロントパネル31の奥方に位置する端子接続部37に端子38bが接続された状態において、本体38aの端面38fがフロントパネル31の前面31fより突出しないように設定されている。言い換えれば、凹部36は、本体38aの長手軸方向の長さを考慮して設定されている。つまり、着脱用開口36bは、本体配設部36aを兼ねている。
この構成によれば、端子38bを端子接続部37に接続した状態において、USBメモリー38の本体38aが凹部36内に収容されるので内視鏡コネクタ27の着脱を容易に行える。また、該接続状態において、ユーザーが操作パネル34のスイッチ操作を行った際にも、ユーザーの手がUSBメモリー38に接触する不具合が解消される。
また、着脱用開口36bの幅及び高さは、予め定めた寸法に設定されている。具体的に、該開口36bの幅は、該メモリー38の本体38aの基端側端部を把持したユーザーの手指が開口36b内に配置可能に設定されている。一方、着脱用開口36bの高さは、USBメモリー38が端子接続部37に接続された状態において、本体38a上面とパネル下面34d側の隙間が本体38aの下面とフロントパネル31の底面側の隙間より予め定めた割合、大きく設定されている。
これらの構成によれば、USBメモリー38のUSBメモリー接続口35への着脱を容易に行えると共に、本体38aの上面に設けられているアクセスランプの視認が可能である。
また、本体配設部36aは、第1テーパー面36f1と第2テーパー面36f2とを備えて構成されている。第1テーパー面36f1及び第2テーパー面36f2は、着脱用開口36b側から端子接続部37にいくにしたがってそれぞれの幅寸法が連続的に小さくなる。そして、本体配設部36aの端子接続部側開口の寸法は、本体38aの寸法を考慮して予め定めたクリアランスを設けて設定されている。具体的に、本実施形態においては、端子接続部側開口のクリアランスを規定して、USBメモリー38の着脱の際に所定の力以上の外力がかかることを防止するようにいる。
この構成によれば、USBメモリー38の端子38bは、端子接続部37にスムーズに装着可能である。また、ユーザーが端子接続部37から端子38bを抜去する際、誤って本体38aを傾けてしまった場合、本体38aが端子接続部側開口に当接して端子接続部37、及び、USBメモリー38を保護する。
なお、上述した実施形態においては、USBメモリー接続口35をフロントパネル31の前面31fから奥方向に延出する凹部36としている。しかし、USBメモリー接続口35は、凹部36に限定されるものではなく、図示は省略するがパネル下面34dに沿って細長な本体38aを収容する凹部であってもよい。この構成において、凹部の幅は、本体38aの幅寸法に対応し、凹部の深さは、本体38aの厚みに対応する。この構成において、着脱用開口は、フロントパネル右側面に形成される。
図4に示すようにCCU30のトップカバー39を取り外すと照明部40が露出される。
照明部40は、主に、光源部41と、第1集光部50と、第2集光部50Aと、光源用コネクタ保持部50Bと、反射部60と、照明光切換部70と、を備えて構成されている。
図4、図5に示すように光源部41は、第1発光素子42と、第2発光素子43と、光源部本体44と、放熱部45とを備えて構成されている。第1発光素子42と第2発光素子43とは波長の異なる照明光を出射する例えばLEDである。本実施形態において、第1発光素子42は、通常観察用の照明光を出射し、第2発光素子43は、特殊観察用の照明光を出射する。
第1発光素子42及び第2発光素子43は、光源部本体44に固設されている。光源部本体44には放熱部45が取り付けられている。放熱部45は、伝導棒46及び放熱フィン47を備えている。
第1発光素子42から発生する熱及び第2発光素子43から発生する熱は、光源部本体44に伝達された後、伝導棒46及び放熱フィン47を介して外部に放熱される。
第1集光部50は、第1レンズホルダー51と、部品の1つであって光が透過する円形の光学部材である2種類の第1集光レンズ52と、レンズ抑え53と、部品固定部材80とを備えて構成されている。各第1集光レンズ52は、それぞれ部品固定部材80によってレンズホルダー51の予め定めた位置に固定保持される。一方の第1集光レンズ52には通常観察用の照明光が入射し、他方の第1集光レンズ52には特殊観察用の照明光が入射する。
第2集光部50Aは、第2レンズホルダー51Aと、第1集光レンズ52と同様な光学部材である第2集光レンズ52Aと、レンズ抑え53と、部品固定部材80とを備えて構成されている。第2集光レンズ52Aは、部品固定部材80によって第2レンズホルダー51Aの予め定めた位置に固定保持される。
光源用コネクタ保持部50Bは、コネクタ保持部本体50Baとライトガイドコネクタ50Bbとを備えて構成されている。ライトガイドコネクタ50Bb内には内視鏡コネクタ27に備えられている光源用コネクタ(不図示)が配置され、第2集光部50Aから出射された照明光は、光源用コネクタ(不図示)の端面に集光される。
反射部60は、ミラーホルダー61と、部品の1つであって光を反射する光学部材である光学ミラー(図13の符号62参照)と、ミラー抑え63と、部品固定部材80とを備えて構成されている。
照明光切換部70は、フィルターホルダー71と、光学フィルター(図12の符号72参照)と、フィルター抑え73と、バランサー74と、駆動部であるソレノイドアクチュエータ(以下、アクチュエータと記載)75と、部品固定部材80とを備えて構成されている。光学フィルター72は、部品の1つであって、観察用照明光を透過し且つ特殊光を反射する光学部材であるダイクロイックフィルターである。光学フィルター72は、後述するフィルターホルダー71の予め定めた位置に固定保持されている。
フィルターホルダー71は、腕部(図15の符号71a参照)を有し、腕部71aがアクチュエータ75が備える回動軸75aに一体的に固定される。回動軸75aは、アクチュエータ75への通電方向を切り換えることによって、時計回り、反時計回りに回動する。したがって、本実施形態において、フィルターホルダー71は、回動軸75aの回動によって、図4、図5に示す第1位置と、図6に示す第2位置とに適宜、切替配置されるように構成されている。
図4に示すように光学フィルター72が固定されているフィルターホルダー71を第1位置に配置したとき、第1発光素子42から出射する照明光は、第1集光部50の第1集光レンズ52、第2集光部50Aの第2集光レンズ52Aを通過してライトガイドコネクタ50Bbに入射して光源用コネクタの端面に集光される。
一方、図6に示すように光学フィルター72が固定されているフィルターホルダー71を第2位置に配置したとき、第1発光素子42から出射する照明光は、第1集光レンズ52、光学フィルター72及び第2集光レンズ52Aを通過してライトガイドコネクタ50Bbに入射して光源用コネクタの端面に集光され、第2発光素子42から出射する照明光は、第1集光部50の集光レンズ52を通過し、光学ミラー62及び光学フィルターで反射され、その後、第2集光レンズ52Aを通過してライトガイドコネクタ50Bbに入射して光源用コネクタの端面に集光される。
ここで、図7−図11を参照して集光レンズ52の固定構造およびその組み立て手順を説明する。
図7、図8に示すように第1集光レンズ52は、一平面と他平面とを備える部品取付体である第1レンズホルダー51と、一平面と他平面とを備える保持板であるレンズ抑え53とに挟持された状態で部品固定部材80によって固定保持される。部品固定部材80は、主に軸体であるクリップ部材81と、弾性部材であるコイルばね82とを備えて構成されている。
図7、図8、図10に示すようにクリップ部材81は、軸部83と、第1凸部84と、第2凸部85と、スリット86とを備えて構成されている。
第1凸部84は、軸部83の一端側に設けられ、コイルばね82の一端面側が当接する第1当接面84aを有する。第2凸部85は、軸部83の他端側に設けられ、前記第1当接面84aに対向する第2当接面85aを有する。第2凸部85の端部を先細形状にするテーパー面85fが形成されている。第2凸部85の先細な先端の径寸法は、後述する小径孔51hbの径寸法より小さいである。
スリット86は、予め定めた幅寸法で、かつ第2凸部85の端面から予め定めた深さ寸法に設定されている。クリップ部材81にスリット86を設けたことにより、第2凸部85は、弾性変形可能に構成される。
具体的に、第2凸部85は、スリット86の開口端が設定された幅寸法である大径形状と、スリット86の開口端が互いに当接するように弾性変形された小径形状とに変化する。
コイルばね82は、ばね材質、ばね材の線経、ばね高さ、ピッチ等を適宜設定して予め定めた弾性力を有している。コイルばね82の内径は、軸部83の外径より大きく設定されている。本実施形態において、コイルばね82の内径部は、軸部83が摺動自在な軸部挿通孔である。そして、コイルばね82の内径は、少なくとも第2凸部85が小径形状に変形した状態において通過可能に設定される。
図8−図10に示すように第1レンズホルダー51は、開口である貫通孔54と、3つのレンズ保持部55と、一対の逃がし部56A、56Bと、一対のホルダー側クリップ挿通孔51hとを備えて構成されている。
貫通孔54は、第1集光レンズ52が配置される光学部材位置決め孔であるレンズ収容孔54aを有して構成されている。第1集光レンズ52をレンズ収容孔54aに収容配置することによって、該レンズ52の光軸が予め定めた位置に規定される。
レンズ保持部55は、レンズ収容孔54aの内周面からレンズ収容孔中心軸方向に予め定めた寸法突出した凸部である。レンズ保持部55のレンズ収容孔側平面は、第1集光レンズ52の一面が載置される配置面である。配置面は、レンズ収容孔54aの底面を構成する。レンズ保持部55は、周方向に等間隔で設けられ、レンズ保持部55の周方向幅寸法は、保持強度を考慮して予め定めた寸法に設定されている。
この構成によれば、第1集光レンズ52は、レンズ保持部55の配置面上に安定した状態で配置される。また、第1集光レンズ52の一面の露出面積は、貫通孔54の内周面全周にレンズ保持部55を設ける構成に比べて大きくなっている。この結果、第1集光レンズ52に入射する照明光のケラレが減少する。
一対の逃がし部56A、56Bは、レンズ収容孔中心軸を挟んで対向した位置関係で形成されている。第1逃がし部56Aは、レンズ保持部55を兼ね、第2逃がし部56Bは、第1レンズホルダー51の一平面から他平面に至る溝として形成されている。
図11に示すように逃がし部56A、56Bは、レンズ収容孔54aを介してレンズ保持部55に第1集光レンズ52を配置する際、或いは該レンズ収容孔54a内からレンズ52を取り出す際、該レンズ52の外周面を把持する例えばピンセット等の把持部材59の先端部が配置される空間部である。そして、逃がし部56A、56Bは、把持部材59の先端部の開閉操作をスムーズに行えるように操作性を考慮して形作られる。
ホルダー側クリップ挿通孔51hは、第1レンズホルダー51の一平面と他平面を連通する貫通孔である。一対のホルダー側クリップ挿通孔51hは、レンズ収容孔中心軸を挟んで対向した位置関係で予め定めた位置に形成されている。
ホルダー側クリップ挿通孔51hは、太径孔51haと小径孔51hbとを有する段付き孔として形成されている。
太径孔51haは、レンズ収容孔54aの開口側に形成されている。太径孔51haの径寸法は、該孔51haの開口端が第2凸部85のテーパー面85fに当接するように形成されている。
これに対して、小径孔51hbの径寸法は、小径形状に弾性変形された第2凸部85が通過可能に設定されている。そして、小径孔51hbの開口側周囲は、該孔51hbを通過して大径形状に復帰した第2凸部85の第2当接面85aが当接配置される支持面である。
この構成によれば、ホルダー側クリップ挿通孔51hの孔径を小径孔51hbの径で構成した場合に比べて、弾性変形する第2凸部85を容易に通過させられる。
図8、図10に示すようにレンズ抑え53は、開口である逃がし孔53mと、レンズ押圧部53pと、一対の保持板側クリップ挿通孔53hとを備えて構成されている。
保持板側クリップ挿通孔53hは、レンズ抑え53の一平面と他平面を連通する貫通孔である。一対の保持板側クリップ挿通孔53hは、逃がし孔中心軸を挟んで対向した位置関係で予め定めた位置に形成されている。保持板側クリップ挿通孔53hは、レンズ抑え53の外周面から突出する突出部53aに形成されている。保持板側クリップ挿通孔53hの径寸法は、コイルばね82の内径寸法を考慮して設定される。具体的に、コイルばね82が保持板側クリップ挿通孔53hの周辺廻り配置されるように設定される。つまり、レンズ抑え53の一平面側の保持板側クリップ挿通孔53hの開口周囲は、コイルばね82の他端面側が当接配置される付勢面として構成されている。
逃がし孔53mは、第1集光レンズ52の外径寸法より予め定めた寸法、大径に形成された貫通孔である。
レンズ押圧部53pは、逃がし孔53mの内周面から逃がし孔中心軸方向に予め定めた寸法突出した凸部である。レンズ押圧部53pは、第1集光レンズ52の他面を押圧する押圧面を有している。レンズ押圧部53pは、レンズ保持部55と同様に周方向に等間隔で3つ設けられている。レンズ押圧部53pは、レンズ保持部55に対向して配設される。
なお、レンズ押圧部53pの周方向幅寸法は、予め定めた寸法に設定されており、レンズ保持部55の周方向幅寸法より幅狭に設定されている。
この構成によれば、第1集光レンズ52の他面の露出面積は、逃がし孔53mの内周面全周にレンズ押圧部53pを設ける構成に比べて大きくなっている。この結果、第1集光レンズ52の一面側から入射した照明光がレンズ押圧部53pによるケラレによって出射光が減少することが防止される。
図10等を参照して第1集光レンズ52の組み付け手順を説明する。
第1集光レンズ52を第1レンズホルダー51に組み付ける際、作業者は、予め、第1レンズホルダー51、第1集光レンズ52、レンズ抑え53、クリップ部材81、コイルばね82及び把持部材59を準備する。
まず、作業者は、第1レンズホルダー51を図示しない治具の上に配置する。このとき、該ホルダー51のレンズ収容孔54aの開口を上方向に向けておく。
次に、作業者は、第1集光レンズ52の外周面を把持部材59の先端部で把持する。
そして、作業者は、第1集光レンズ52をレンズ収容孔54aに内に配置するため、把持部材59の先端部を逃がし部56A、56B内に挿入していく。すると、第1集光レンズ52の一面がレンズ保持部55の配置面上に到達する。
ここで、作業者は、把持部材59よるレンズ把持を解除する。この結果、第1集光レンズ52の一面が、レンズ保持部55の配置面上に載置された状態になる。
次いで、作業者は、レンズ保持部55の配置面上に載置されている第1集光レンズ52の他面側上にレンズ抑え53を配置する。即ち、作業者は、逃がし孔53m内に第1集光レンズ52の他面側が位置するように位置調整を行い、レンズ押圧部53pの押圧面を該レンズ52の他面上に配置する。また、この配置作業において、保持板側クリップ挿通孔53hとホルダー側クリップ挿通孔51hとを略同一軸上に配置する。
次に、作業者は、コイルばね82をクリップ部材81の軸部83に装着する。このとき、作業者は、第2凸部85を小径形状に変形させて、コイルばね82の軸部83への装着を行う。装着されたコイルばね82は、大径形状の第2凸部85の第2当接面85aに当接して軸部83からの脱落が防止されている。
最後に、作業者は、コイルばね82が軸部83に装着されているクリップ部材81の第2凸部85を、保持板側クリップ挿通孔53h内、および、ホルダー側クリップ挿通孔51h内に一気に挿通させる。このとき、第2凸部85は、テーパー面85fが保持板側クリップ挿通孔53hに当接して徐々に小径形状に弾性変化して該孔53hを通過し、太径孔51haの開口端に当接して再び小径形状に弾性変化され、その後、小径孔51hbに侵入してさらに小径形状に弾性変形されて該孔51hbを通過する。
小径形状に弾性変形された第2凸部85がホルダー側クリップ挿通孔51hを通過すると、第2凸部85は、小径形状から大径形状に復帰して、図7、図8に示すように第2当接面85aが第1レンズホルダー51の支持面に配置される。
この配置状態において、コイルばね82の一端側は、第1凸部84の第1当接面84aに当接配置され、他端側はレンズ抑え53の保持板側クリップ挿通孔53hの開口周囲に当接配置される。
この結果、コイルばね82の弾性力がレンズ抑え53に作用して、第1集光レンズ52が第1レンズホルダー51とレンズ抑え52とに挟持された状態で押圧保持される。このことにより、第1集光レンズ52の組み付けが完了する。
このように、第1レンズホルダー51にレンズ収容孔54a、レンズ保持部55及びホルダー側クリップ挿通孔51hを設け、レンズ抑え53にレンズ押圧部53p及び保持板側クリップ挿通孔53hを設け、クリップ部材81に弾性変形して外径寸法が変化する第2凸部85を設ける。一方、クリップ部材81の軸部83にコイルばね82を配置した部品固定部材80を用意する。そして、第1集光レンズ52を第1レンズホルダー51とレンズ抑え53との間に挟持した状態において、クリップ部材81の第2凸部85を保持板側クリップ挿通孔53h及びホルダー側クリップ挿通孔51hに通過させることにより、第1集光レンズ52を第1レンズホルダー51に対してコイルばね82の弾性力で押圧固定保持することができる。
この結果、光学レンズのレンズホルダーへの取り付けを特殊な工具を用いることなく、簡単な作業で容易かつ確実に行える。
なお、上述した実施形態においては、弾性部材をコイルばね82としている。しかし、弾性部材は、コイルばねに限定されるものではなく、予め定めた弾性を有するゴム製或いは樹脂製のパイプ形状部材であってもよい。
なお、第1レンズホルダー51には2つの集光レンズ52が配置される。このため、図10の破線で示すように第1レンズホルダー51に2つの位置決めピン57mを設け、レンズ抑え53に位置決めピン57mがそれぞれ挿通する位置決め孔57fを設けるようにしてもよい。2つの位置決めピン57mは、ホルダー側クリップ挿通孔51hの中心を結ぶ仮想線に対して非対称な位置に形成してある。
この構成によれば、レンズ抑え53の組違いの防止に加えて組立作業性の向上を図ることができる。
そして、位置決め孔57fを有するレンズ抑え53においては、符号58に示すように切り欠きを面形成することによって、組違いの防止及び組立作業性の向上に加えて、2つの切り欠き面58を近接させて対向配置することによってレンズ間の距離を短縮する構成を実現できる。
上述においては、位置決めピン57m及び位置決め孔57fを2つ形成する代わりに1つだけ形成して誤組立の防止だけを図るようにしてもよい。
また、第2集光部50Aの第2レンズホルダー51Aには第1レンズホルダー51と同様な構成のレンズ収容孔54aを有する貫通孔54、レンズ保持部55及びホルダー側クリップ挿通孔51hが形成されている。このため、第2集光レンズ52Aは、上述と同様に第2レンズホルダー51Aに固定保持される。
さらに、上述した実施形態においては、部品固定部材80で円形の光学部材である集光レンズをレンズホルダーに押圧固定している。しかし、図12に示すように光学フィルター72をフィルターホルダー71に部品固定部材80によって押圧固定する、或いは、図13に示すように光学ミラー62をミラーホルダー61に部品固定部材80によって押圧固定する、或いは、図14に示すように光学部品以外の部品であるFPGA等の電子部品92の熱を放熱する放熱部材93を電子部品92に部品固定部材80によって押圧固定するようにしてもよい。
図12に示すように光学フィルター72は、角形である。このため、フィルターホルダー71には光学部材位置決め孔であるフィルター収容凹部71nを有する角形のホルダー開口71mが形成されている。フィルター収容凹部71nの底面71fは、フィルター保持部である。本図において、フィルター保持部は、フィルター収容凹部71nの全辺に設けられている。フィルター保持部は、光学フィルター72の一面を予め定め定めた面積露出させる。符号71hは、ホルダー側クリップ挿通孔であり、第1レンズホルダー51のホルダー側クリップ挿通孔51hと同様に構成されている。
一方、フィルター抑え73には、光学フィルター72の他面を予め定めた面積露出させる角形のフィルター開口73mが形成されている。フィルター抑え73に形成されているフィルター開口73mの周辺部は、光学フィルター72の他面を押圧する押圧面である。すなわち、フィルター抑え73の他平面は押圧部である。符号73hは、保持板側クリップ挿通であり、レンズ抑え53の保持板側クリップ挿通孔53hと同様に構成されている。
その他の構成は上述した実施形態と同様であり、同部材には同符号を付して説明を省略する。この構成によれば、光学フィルターのフィルターホルダーへの取り付けを特殊な工具を用いることなく、簡単な作業で容易かつ確実に行える。
図13に示すように光学ミラー62は、角形である。このため、ミラーホルダー61には光学部材位置決め穴である光学ミラー収容凹部61aが形成されている。光学ミラー収容凹部61aの底面61bは、フィルター保持部である。符号61hは、ホルダー側クリップ挿通孔であり、第1レンズホルダー51のホルダー側クリップ挿通孔51hと同様に構成されている。
一方、ミラー抑え63には、光学ミラー62の反射面を予め定めた面積露出させる角形のミラー開口63mが形成されている。ミラー抑え63に形成されているミラー開口63mの周辺部は、光学ミラー62のミラー面を押圧する押圧面である。すなわち、ミラー抑え63の他平面側は押圧部である。符号63hは、保持板側クリップ挿通であり、レンズ抑え53の保持板側クリップ挿通孔53hと同様に構成されている。
その他の構成は上述した実施形態と同様であり、同部材には同符号を付して説明を省略する。この構成によれば、光学ミラーのミラーホルダーへの取り付けを特殊な工具を用いることなく、簡単な作業で容易かつ確実に行える。
図14に示す電子部品92は、発熱部材であって例えば平板状に構成されており、回路基板91に実装されている。回路基板91は、部品取付体であって、予め定めた位置には基板側クリップ挿通孔91hが形成されている。基板側クリップ挿通孔91hは、第1レンズホルダー51のホルダー側クリップ挿通孔51hと同様に構成されている。
放熱部材93は、一面側に図示しない放熱フィンを有するヒートシンクであって保持板を兼用している。放熱部材93の他面側は、電子部品92の面を押圧する押圧面であり、両端部には基板側クリップ挿通孔91hに対向する放熱側クリップ挿通93hが形成されている。放熱側クリップ挿通93hは、レンズ抑えの保持板側クリップ挿通孔53hと同様に構成されている。
その他の構成は上述した実施形態と同様であり、同部材には同符号を付して説明を省略する。
この構成によれば、放熱部材93の回路基板91に実装された電子部品92への取り付けを特殊な工具を用いることなく、簡単な作業で容易かつ確実に行える。この結果、電子部品92の熱が放熱部材93によって効率的に行われる。
なお、上述の実施形態においては、回路基板91に実装された電子部品92に放熱部材93を取り付ける構成を示している。しかし、符号91を放熱部材として、符号92を発熱部材とし、符号93を抑え部材とする構成であってもよい。
ところで、上述したように照明光切換部70においては、アクチュエータ75への通電方向を切り換えることによって、光学フィルター72の配置位置を第1位置と第2位置とに切り換え可能である。アクチュエータ75によって光学フィルター72の配置位置を切り換える場合、光学フィルター72が第1位置に到達した際、及び、第2位置に到達した際に動作音が発生する。この動作音が大きな場合、ユーザーに不快感を与えるおそれがあり、動作音の消音、或いは低減が図られている。
動作音の消音あるいは低減を図る目的で、衝撃吸収手段としてショックアブソーバーを使用した場合、装置のコストが上昇する。一方、衝撃吸収手段として硬度が軟らかなゴム等の弾性部材を第1位置近傍或いは第2位置近傍に配置した場合、動作音の消音あるいは低減は可能となるが、位置決め精度に不具合が生じて、光学フィルター72としての機能が低下する。
さらに、ゴム等の弾性部材では、特殊観察用の照明光に含まれている紫外光によって弾性部材が劣化するおそれもある。
このため、安価な構成で、動作音の消音或いは低減を図った光源装置が望まれている。
図15に示すようにフィルターホルダー71は、腕部71aを有し、腕部71aには回動軸取付用孔71bが形成されている。符号71sはスリットである。腕部71aの回動軸取付用孔71bよりスリット開口側の腕部側面71cには図示しない固定ネジが螺合するネジ孔71dが形成されている。ネジ孔71dは、スリット71sを挟んで設けられている。
なお、フィルターホルダー71は、アルミニウム等の比重の小さな金属部材で形成されている。
フィルターホルダー71は、腕部71aに設けられている回動軸取付用孔71bを回動軸75aに挿通させ、その後、固定ネジをネジ孔71dに螺合してスリット71sの幅を縮めるように締め付けることによって該軸75aに一体に固定される。
本実施形態において、腕部71aの所定位置にバランサー74を取り付けている。バランサー74は、フィルターホルダー71より比重の大きな例えば真鍮製である。バランサー74は、フィルターホルダー71の重心位置を回動軸75a近傍にするため予め定めた形状で予め定めた質量に形作られている。
そして、バランサー74の予め定めた位置には、貫通孔である取付孔74hが形成されている。バランサー74は、回動軸取付用孔71bから突出されている回動軸75aに取付孔74hを挿通配置させた後、接着剤或いは図示しない固定ネジによってフィルターホルダー71に一体固定される。
このように、重心位置を調整するバランサー74をフィルターホルダー71に一体に設け、バランサー74を含んで構成されるフィルターホルダー71の重心位置を、回動軸75a上、またはその近傍にする。この結果、回動軸75aを中心に回転されるフィルターホルダー71の回転バランスが安定し、切替動作の際、スムーズに回転移動されて動作音の低減を図かることができる。
また、バランサー74を予め定めた質量に設定したことによって、回動軸75aによって回動されるフィルターホルダー71の質量を上げたことにより、切替速度を低速にして衝撃エネルギーの発生を減少させて、動作音の低減を図かることができる。
ところで、CCU30の筐体を構成するフロントパネル31、トップカバー39等の外装部材は、金属等の部材で構成されている。そして、フロントパネル31の予め定めた位置には操作パネル34が設けられている。
操作パネル34の内面にはパネル用回路基板(不図示)が設けられており、図16に示すフラットケーブル101の一端側がパネル用回路基板には接続されるようになっている。そして、フラットケーブル101の他端は、筐体内に設けられた金属製のケース体102内に設けられた筐体内回路基板103に接続されている。
フラットケーブル101は、ケース体102に形成されている連通口104を通過してケース体102内から操作パネル34側に延出されている。連通口104を通過して操作パネル34側に延出されたフラットケーブル101の一端は、予め定めた弛みを設けた状態でパネル用回路基板に接続されている。なお、連通口104の幅寸法とフラットケーブル101の幅寸法は略同寸法である。
連通口104に位置するフラットケーブル101は、連通口104を塞ぐ開口閉塞部材105によって押圧固定されて、該ケーブル101が連通口104から脱落することが防止される。
本実施形態において、開口閉塞部材105は、連通口104の面積に比べて予め定めた割合大きく形成されている。そして、開口閉塞部材105は、ケース体102にビス固定、スポット溶接、接着等によって一体固定される。この固定状態において、フラットケーブル101の一平面は、ケース体102の内面に密着され、他平面は開口閉塞部材105の一平面に密着されている。この結果、フラットケーブル101が通過する連通口104が密閉されるとともに、フラットケーブル101の移動が規制されてケーブルの抜けが防止される。
このように、連通口104に位置するフラットケーブル101の一平面をケース体102に密着させるとともに、他平面を開口閉塞部材105に密着させて、フラットケーブル101が通過する連通口を密閉することによって、フラットケーブル101が外力によって移動されて筐体内回路基板103との接続状態に不具合が生じることが防止される。
尚、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
1…内視鏡システム 11…湾曲操作部 12…スイッチ 13…送気送水ボタン
14…吸引ボタン 15…上下用ノブ 16…左右用ノブ 17…処置具挿入口
20…内視鏡 21…挿入部 22…操作部 23…ユニバーサルケーブル
24…先端部 25…湾曲部 26…可撓管部 27…内視鏡コネクタ
28…信号伝達ケーブル 29…電気コネクタ 30…カメラコントロールユニット
31…フロントパネル 31f…前面 32…内視鏡コネクタ接続口
33…電気コネクタ接続口 34…操作パネル 34d…パネル下面
35…メモリー接続口 36…凹部 36a…本体配設部 36b…着脱用開口
36f1…第1テーパー面 36f2…第2テーパー面 37…端子接続部
38…メモリー 38a…本体 38b…端子 38f…端面 39…トップカバー
40…照明部 41…光源部 42…第1発光素子 43…第2発光素子
44…光源部本体 45…放熱部 46…伝導棒 47…放熱フィン
50、50A…集光部 50B…光源用コネクタ保持部 50Ba…コネクタ保持部本体 50Bb…ライトガイドコネクタ 51、51A…レンズホルダー
51h…ホルダー側クリップ挿通孔 51ha…太径孔 51hb…小径孔
52…第1集光レンズ 52A…第2集光レンズ 53…レンズ抑え
53h…保持板側クリップ挿通孔 53m…逃がし孔 53p…レンズ押圧部
54…貫通孔 54a…レンズ収容孔 55…レンズ保持部 56A、56B…逃がし部
57f…位置決め孔 57m…位置決めピン 58…切り欠き面 59…把持部材
60…反射部 61…ミラーホルダー 61a…光学ミラー収容凹部 61b…底面
61h…ホルダー側クリップ挿通孔 62…光学ミラー 63…ミラー抑え
63h…保持板側クリップ挿通孔 63m…ミラー開口 70…照明光切換部
71…フィルターホルダー 71a…腕部 71b…回動軸取付用孔 71c…腕部側面 71d…ネジ孔 71f…底面 71h…ホルダー側クリップ挿通孔
71m…ホルダー開口 71n…フィルター収容凹部 71s…スリット
72…光学フィルター 73…フィルター抑え 73h…保持板側クリップ挿通
73m…フィルター開口 74…バランサー 74h…取付孔 75…アクチュエータ
75a…回動軸 80…部品固定部材 81…クリップ部材 82…コイルばね
83…軸部 84…第1凸部 84a…第1当接面 85…第2凸部
85a…第2当接面 85f…テーパー面 86…スリット 91…回路基板
91h…基板側クリップ挿通孔 92…電子部品 93…放熱部材
93h…放熱側クリップ挿通 101…フラットケーブル 102…ケース体
103…筐体内回路基板 104…連通口 105…開口閉塞部材

Claims (5)

  1. 予め定めた弾性力を有し、軸部挿通孔を備える弾性部材と、
    前記軸部挿通孔に摺動自在に配置される軸部、該軸部の一端側に設けられ前記弾性部材の一端が当接して配置される第1当接面を有する第1凸部、該軸部の他端側に設けられ前記第1当接面に対向する第2当接面を有する第2凸部、及び該第2凸部を大径な形状と小径な形状とに弾性変形可能にする予め定めた幅寸法及び深さ寸法のスリットを備える軸体と、
    部品の一面側が配置される配置面が設けられる一平面及び前記第2当接面が当接配置される支持面を備える他平面とを有し、前記軸体の第2凸部が小径な形状において通過可能な貫通孔を複数備える部品取付体と、
    前記弾性部材の他端が配置される付勢面を備える一平面及び前記部品取付体に配置された部品の他面側に当接する押圧面を備える他平面とを有し、前記軸体の第2凸部が通過可能な貫通孔を複数備える保持板と、
    を具備する部品の固定構造において、
    前記部品は、光を透過する円形形状の光学部材であって、
    前記部品取付体は、前記光学部材の位置決めを行う光学部材位置決め孔を有し、前記光学部材を露出させる予め定めた形状の開口および前記光学部材位置決め孔の内面より予め定めた寸法突出した前記光学部材の一面側が載置される配置面を備える複数の保持部を有し、
    前記保持板は、前記光学部材の他面側を露出させる予め定めた形状の開口と、前記開口の内面より予め定めた寸法突出した前記光学部材の他面側を押圧する押圧面を備える複数の押圧部を有することを特徴とする部品の固定構造。
  2. 前記部品が光を反射する光学部材において、
    前記保持板は、前記光学部材の反射面を露出させる予め定めた形状の開口および前記反射面を押圧する押圧面を備える押圧部とを有することを特徴とする請求項1に記載の部品の固定構造。
  3. 前記部品取付体は、予め定めた位置に3つの保持部を備え、
    前記保持板は、前記部品取付体の3つの保持部にそれぞれ対向する3つの押圧部を備えることを特徴とする請求項1に記載の部品の固定構造。
  4. 前記部品取付体に位置決めピンを突出して設ける一方、前記保持板に前記位置決めピンが挿通する位置決め孔を形成したことを特徴とする請求項3に記載の部品の固定構造。
  5. 前記部品取付体に、前記光学部材を把持する把持部材の先端部が配置される空間部を前記光学部材位置決め孔の中心軸を挟んで対向する位置関係で設けたことを特徴とする請求項2−請求項4の何れか1項に記載の部品の固定構造。
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