JP5750194B2 - 量子ビットアセンブリの状態を制御すること - Google Patents

量子ビットアセンブリの状態を制御すること Download PDF

Info

Publication number
JP5750194B2
JP5750194B2 JP2014519025A JP2014519025A JP5750194B2 JP 5750194 B2 JP5750194 B2 JP 5750194B2 JP 2014519025 A JP2014519025 A JP 2014519025A JP 2014519025 A JP2014519025 A JP 2014519025A JP 5750194 B2 JP5750194 B2 JP 5750194B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
qubit
frequency
filter
transition
state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014519025A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014523705A (ja
Inventor
オファー ネーマン,
オファー ネーマン,
アンナ ワイ. ハー,
アンナ ワイ. ハー,
Original Assignee
ノースロップ グルムマン システムズ コーポレイション
ノースロップ グルムマン システムズ コーポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ノースロップ グルムマン システムズ コーポレイション, ノースロップ グルムマン システムズ コーポレイション filed Critical ノースロップ グルムマン システムズ コーポレイション
Publication of JP2014523705A publication Critical patent/JP2014523705A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5750194B2 publication Critical patent/JP5750194B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06NCOMPUTING ARRANGEMENTS BASED ON SPECIFIC COMPUTATIONAL MODELS
    • G06N10/00Quantum computing, i.e. information processing based on quantum-mechanical phenomena
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y10/00Nanotechnology for information processing, storage or transmission, e.g. quantum computing or single electron logic

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Computational Mathematics (AREA)
  • Mathematical Optimization (AREA)
  • Pure & Applied Mathematics (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • Mathematical Analysis (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Measuring Volume Flow (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Description

(関連出願)
本願は、米国特許出願第13/177,690号(2011年7月7日出願)に基づく優先権を主張し、その内容は、その全体が参照によって本明細書中に援用される。
本発明は、概して、量子コンピューティングシステムに関し、より具体的には、量子ビットアセンブリの状態の管理に関する。
古典的コンピュータは、古典物理学の法則に従って状態を変化させる、情報のバイナリビットを処理することによって動作する。これらの情報ビットは、ANDおよびORゲート等の単純な論理ゲートを使用することによって修正されることができる。バイナリビットは、論理1(例えば、高電圧)または論理0(例えば、低電圧)のいずれかを表すように、論理ゲートの出力に生じる高または低エネルギーレベルによって物理的に生成される。2つの整数を乗算するもの等の古典的アルゴリズムは、これらの単純な論理ゲートの長い文字列に分解されることができる。古典的コンピュータのように、量子コンピュータもまた、ビットおよびゲートを有する。論理1および0を使用する代わりに、量子ビット(「qubit」)は、量子力学を使用して、同時に、両方の可能性を占める。本能力は、量子コンピュータが、古典的コンピュータよりも指数関数的に大きい効率によって、広範な種類の問題を解決することができることを意味する。
本発明の一側面によると、量子ビット装置は、量子ビットと、フィルタを通して量子ビットに結合された負荷とを含む。フィルタは、少なくとも、第1のパスバンドおよび第1のストップバンドを有する。量子ビット制御部は、量子ビットを調整することにより、量子ビットの関連付けられた遷移周波数をフィルタの第1のストップバンドにおける第1の周波数からフィルタの第1のパスバンドにおける第2の周波数に変更するように構成される。
本発明の別の側面によると、量子ビットのエネルギー状態を制御するための方法が、提供される。量子ビットは、フィルタを通して、抵抗負荷に結合される。フィルタは、パスバンドおよびストップバンドを有する。量子ビットは、量子ビットの関連付けられた遷移周波数をフィルタのストップバンドにおける第1の周波数からフィルタのパスバンドにおける第2の周波数に変更するように調整される。
本発明のさらなる側面によると、量子ビットのエネルギー状態をリセットするための方法が、提供される。量子ビットは、フィルタを通して、抵抗負荷に結合される。フィルタは、パスバンドおよびストップバンドを有する。量子ビットの基底状態と量子ビットの第1の励起状態との間の遷移の周波数は、フィルタのストップバンドにおける第1の周波数からフィルタのパスバンドにおける第2の周波数に調整される。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
量子ビット装置であって、
量子ビットと、
フィルタを通して前記量子ビットに結合された負荷であって、前記フィルタは、少なくとも、第1のパスバンドおよび第1のストップバンドを有する、負荷と、
前記量子ビットを調整することにより、前記量子ビットの関連付けられた遷移周波数を前記フィルタの第1のストップバンドにおける第1の周波数から前記フィルタの第1のパスバンドにおける第2の周波数に変更するように構成されている、量子ビット制御部と
を備える、装置。
(項目2)
前記フィルタは、複数のセルを備えるジョセフソン伝送路を備える、項目1に記載の装置。
(項目3)
前記複数のセルのそれぞれは、容量的に分路されたジョセフソン接合を備え、前記ジョセフソン接合は、関連付けられた臨界電流を有する、項目2に記載の装置。
(項目4)
前記複数のセルは、各セルと関連付けられた前記ジョセフソン接合と関連付けられたインダクタンス未満の関連付けられたインダクタンスを有する、インダクタによって、相互に結合されている、項目3に記載の装置。
(項目5)
前記複数のセルと関連付けられた前記ジョセフソン接合の関連付けられたインダクタンスは、前記複数のセルを結合する前記インダクタと関連付けられたインダクタンスの3〜10倍である、項目4に記載の装置。
(項目6)
前記量子ビット制御部は、バイアス電流を前記量子ビットに提供するように構成され、前記量子ビット制御部は、前記提供されたバイアス電流を変更することによって、前記量子ビットを調整する、項目1に記載の装置。
(項目7)
前記量子ビット制御部は、マイクロ波パルスを提供することにより、所望の周波数において、前記量子ビットを駆動させるように構成されている、項目1に記載の装置。
(項目8)
前記量子ビットは、位相量子ビットである、項目1に記載の装置。
(項目9)
前記負荷は、抵抗負荷である、項目1に記載の装置。
(項目10)
前記負荷は、非消滅実部を有するインピーダンスを有する回路要素であり、前記量子ビット制御部は、前記フィルタアセンブリを介して、前記量子ビットの関連付けられた量子状態を前記回路要素に提供するように前記量子ビットを調整するように構成されている、項目1に記載の装置。
(項目11)
量子ビットのエネルギー状態を制御するための方法であって、
フィルタを通して、量子ビットを抵抗負荷に結合することであって、前記フィルタは、パスバンドおよびストップバンドを有する、ことと、
前記量子ビットを調整することにより、前記量子ビットの関連付けられた遷移周波数を前記フィルタのストップバンドにおける第1の周波数から前記フィルタのパスバンドにおける第2の周波数に変更することと
を含む、方法。
(項目12)
前記量子ビットを調整することにより、前記量子ビットの前記関連付けられた遷移周波数を変更することは、前記量子ビットの基底状態と前記量子ビットの第2の励起状態との間の遷移の周波数を前記第1の周波数から前記第2の周波数に調整することを含む、項目11に記載の方法。
(項目13)
前記量子ビットの第1の励起状態と前記量子ビットの第2の励起状態との間の遷移と関連付けられた周波数において、前記量子ビットを駆動することにより、前記量子ビットを前記基底状態に冷却することをさらに含む、項目12に記載の方法。
(項目14)
前記量子ビットを調整することにより、前記量子ビットの前記関連付けられた遷移周波数を変更することは、前記量子ビットの基底状態と前記量子ビットの第1の励起状態との間の遷移の周波数を前記第1の周波数から前記第2の周波数に調整することにより、前記量子ビットをリセットすることを含む、項目11に記載の方法。
(項目15)
前記量子ビットの基底状態と前記量子ビットの第1の励起状態との間の前記遷移の前記周波数を前記第2の周波数から前記第1の周波数に調整することと、前記量子ビット上でゲート動作を行うこととをさらに含む、項目14に記載の方法。
(項目16)
フィルタを通して、前記量子ビットを抵抗負荷に結合することは、ジョセフソン伝送路を通して、前記量子ビットを抵抗負荷に結合することを含む、項目11に記載の方法。
(項目17)
量子ビットのエネルギー状態をリセットするための方法であって、
フィルタを通して、前記量子ビットを負荷に結合することであって、前記フィルタは、パスバンドおよびストップバンドを有する、ことと、
前記量子ビットの基底状態と前記量子ビットの第1の励起状態との間の遷移の周波数を前記フィルタの前記ストップバンドにおける第1の周波数から前記フィルタの前記パスバンドにおける第2の周波数に調整することと
を含む、方法。
(項目18)
前記量子ビットの基底状態と前記量子ビットの第1の励起状態との間の前記遷移の前記周波数を前記第2の周波数から前記第1の周波数に調整することと、前記量子ビット上でゲート動作を行うこととをさらに含む、項目17に記載の方法。
(項目19)
フィルタを通して、前記量子ビットを負荷に結合することは、前記量子ビットの基底状態と前記量子ビットの第1の励起状態との間の前記遷移の前記周波数を調整することが、前記フィルタを介して、前記量子ビットの関連付けられた量子状態を量子回路要素に提供することを含むように、非消滅実部を有するインピーダンスを有する回路要素に前記量子ビットを結合することを含む、項目17に記載の方法。
(項目20)
フィルタを通して、前記量子ビットを負荷に結合することは、ジョセフソン伝送路を通して、前記量子ビットを抵抗負荷に結合することを含む、項目17に記載の方法。
図1は、本発明のある側面による、量子ビットアセンブリの機能的ブロック図を図示する。 図2は、ジョセフソン伝送路としての、本発明のある側面による、フィルタアセンブリの一実装を図示する。 図3は、ジョセフソン伝送路を使用する、本発明の一実装の入力インピーダンスの実部を図示する、チャートである。 図4は、量子ビットアセンブリの一実装における、ジョセフソン伝送路を通して抵抗負荷に結合された量子ビットによって経験される減衰のシミュレーションを図示する。 図5は、25ギガヘルツのカットオフ周波数を有する高パスフィルタとして動作するように構成された、フィルタアセンブリの一実施例のプラズモンモードのための分散関係のチャートを図示する。 図6は、本発明のある側面による、量子ビットのエネルギー状態を管理するための方法を図示する。 図7は、本発明のある側面による、量子ビットアセンブリの一実施例の3つの動作モードを図示する、概略図である。
固体状態量子ビット(「qubit」)は、半導体量子ドット、SQUID、または他の超伝導素子等の物体中の巨視的自由度の量子化励起に情報をエンコードする。任意の量子コンピュータでは、高忠実度を伴って、量子ビットを既知の状態に初期化することが望ましい。いくつかのアーキテクチャでは、物理的量子ビットは、アプリケーションが、リセット動作の速度に敏感であるように、計算全体を通して、リサイクルされることができる。固体状態量子ビットは、本発明のある側面によると、高忠実度を伴って、システムを既知の状態において初期化する能力を有し、プロセスは、本明細書では、量子ビットの「リセット」と称される。一実装では、量子ビットは、基底状態において初期化される。関連プロセスは、量子ビットからの望ましくない熱励起の除去である。本明細書では、量子ビットの「冷却」と称される、本プロセスでは、量子ビットの励起状態占有率は、熱レベルより下に低減される。本発明は、抵抗負荷が、選択的に、量子ビットをリセットまたは冷却するために使用され得るように、フィルタを介して、量子ビットを抵抗負荷に結合することを伴う、高速リセットまたは冷却方式を説明する。
図1は、本発明のある側面による、量子ビットアセンブリ10の機能的ブロック図を図示する。量子ビットアセンブリ10は、フィルタアセンブリ16を介して、負荷14に結合された量子ビット12を備える。量子ビット12は、制御機構18に応答して調整可能である複数のエネルギー状態を有する、任意の物理的アセンブリを含むことができる。例えば、量子ビットセルは、量子ビットセルが、電荷量子ビット、磁束量子ビット、および位相量子ビットのうちの1つ以上を含み得るように、キャパシタの電場、インダクタの磁場、および1つ以上の超伝導ジョセフソン接合のうちのいくつかの組み合わせ間でエネルギーを転送し得る発振器として実装されることができる。量子ビットセルの例示的実装は、ジョセフソン接合、量子ドット、SQUID(超伝導量子干渉素子)、クーパー対箱、およびイオントラップのうちの1つ以上を含むことができる。さらに、用語「結合」は、電気導体による機械的結合等の物理的結合手段だけではなく、容量結合、誘導結合、磁気結合、核結合、および光学結合、または前述の任意の組み合わせを含む、任意の他の適切な結合手段も包含するように意図されることが理解される。
フィルタアセンブリ16は、量子ビットの関連付けられた共振周波数に従って、選択的に、量子ビット12を負荷14から分離するための任意の適切な構造を含むことができる。フィルタ応答は、フィルタアセンブリ16が、1つ以上の関連付けられたパスバンドおよび1つ以上の関連付けられたストップバンドを有し得るように、低パス、バンドパス、または高パスとして、実現されることができる。量子ビットが、フィルタアセンブリ16のパスバンド内の周波数で共振しているとき、量子ビットは、負荷のインピーダンスを被り、高速リセットが、時定数T=RCを伴って生じ得る(式中、Cは、量子ビット静電容量であって、Rは、フィルタの入力から被られる負荷インピーダンスの実部である)。量子ビットが、フィルタアセンブリ16のストップバンド内の周波数で共振しているとき、フィルタアセンブリは、フィルタトポロジに応じて、負荷インピーダンスを短絡または開放のいずれかに変換し、効果的に、量子ビット12を負荷から切り離す。負荷14は、フィルタアセンブリのLC特性に整合する、実インピーダンスを有するように選択されることができることが理解される。例えば、負荷14は、フィルタアセンブリ16のインピーダンスに整合するように選択された抵抗を有する、抵抗負荷であることができる。
量子ビット12は、量子ビット12のエネルギー状態の関連付けられた遷移周波数を変化させるための制御機構18によって調整されることができることが理解される。例えば、制御機構18は、バイアス電流または磁束を量子ビット12に提供するように構成されることができ、量子ビットは、制御機構から提供されたバイアス電流または磁束を変更することによって、調整されることができる。故に、量子ビット周波数は、フィルタアセンブリのストップバンドとパスバンドとの間で状態遷移周波数を移動させ、選択的に、量子ビットの1つ以上のレベル間遷移周波数を負荷にさらすように調整されることができる。例えば、基底状態と第1の励起状態との間の遷移周波数は、フィルタアセンブリ16のパスバンド内に調整されることにより、量子ビットのリセットを生じさせることができる。代替として、基底状態と第2の励起状態との間の遷移周波数は、フィルタアセンブリ16のパスバンド内に調整されることにより、量子ビットの冷却を可能にし得る。量子ビットの冷却を促進するために、量子ビット制御部は、マイクロ波パルスを提供することにより、第1と第2の励起状態との間の遷移周波数において、量子ビットを駆動するように構成されことができる。一実装では、マルチセクションフィルタは、フィルタアセンブリ16のロールオフ特性が、量子ビット12の調整可能範囲内に適合するために十分に急峻であることを確実にするために使用される。
一実装では、負荷14は、量子ビットの励起状態が、フィルタアセンブリ16のパスバンド内に調整されると、量子ビット12内に貯蔵されたエネルギーの量子を受け取る、回路要素を備えることができる。本質的に、量子ビット制御部18は、量子ビット12を調整することにより、フィルタアセンブリ16に沿って、量子ビット12の関連付けられた量子状態を放出して、それを回路要素に提供することができる。そのような場合、負荷14は、単一光子入力を提供することが望ましい、非消滅実インピーダンスを有する、任意の要素を備えることができる。例えば、該回路要素は、増幅器、検出器、ファイバ結合器、光モジュレータ、ビームスプリッタ、または類似構成要素であることができる。さらに、量子ビットアセンブリ10は、図示された量子ビットアセンブリの高速冷却およびリセット構成を有する、共振器、他の量子ビット、または他の量子ビットアセンブリと併用されることができることが理解される。
図2は、ジョセフソン伝送路としての、本発明のある側面による、フィルタアセンブリ50の一実装を図示する。ジョセフソン伝送路は、関連付けられた接合プラズマ周波数を下回って伝播する小振幅モードをサポートせず、したがって、JTLプラズマ周波数より小さい基底への遷移周波数を有する量子ビット内のエネルギー状態のために、量子ビットと抵抗負荷との間に分離を提供することができる、伝送路である。プラズマ周波数より高い周波数では、ジョセフソン伝送路は、プラズモンと称される、伝播モードをサポートし、ジョセフソン伝送路は、プラズマ周波数を上回る遷移周波数を有する量子ビット内の任意の状態を整合された負荷に効率的に結合し、高速リセットまたは冷却を促進することができる。
ジョセフソン伝送路は、直列インダクタ52−55によって接続された、複数のセル60、70、および80を備える。各セル60、70、および80は、関連付けられたキャパシタ64、74、および84を通して、接地に分路されたジョセフソン接合62、72、および82を含む。ジョセフソン伝送路のプラズマ周波数は、各セル60、70、および80と関連付けられたジョセフソン接合62、72、および82のための臨界電流iと、分路キャパシタ64、74、および84と関連付けられた静電容量とによって定義される。個々のセル60、70、および80を結合する直列インダクタ52−55は、ジョセフソン接合62、72、および82の関連付けられたインダクタンスL未満のインダクタンスを有することができ、ここで、
Figure 0005750194
であって、
Figure 0005750194
は、換算プランク定数(h/2π)であって、eは、素電荷である。実際は、直列インダクタ52−55のインダクタンスは、ジョセフソン接合のインダクタンスの約3分の1から10分の1であるように選択されることができる。結果として生じるジョセフソン伝送路は、量子コンピューティングに望ましい低温動作と両立可能であり、かつ同一の処理技術を使用して、量子ビットと同時加工可能である、コンパクト構造を提供する。
一実装では、ジョセフソン接合62、72、および82は、各接合のための分路キャパシタ64、74、および84を0.2pFキャパシタとして選択することによって設定される、臨界電流i=1μAおよびω/2π=20.5GHzのプラズマ周波数を有することができる。直列インダクタ52−55は、30pHのインダクタンスを有するように選択される。一実施例では、ジョセフソン伝送路は、100個のセルで構成され、総長約数ミリメートルであり得るが、伝送路は、特定の用途に応じて、より長いまたはより短くあることができることが理解される。図3は、チャートの垂直軸102によって表された本伝送路の入力インピーダンスの実部を水平軸104によって表された周波数の関数として図示する、チャート100である。チャートから分かるように、ジョセフソン伝送路は、プラズマ周波数106より下で反応性短絡(reactive short)(Re{Z}=0)のように見えるが、プラズマ周波数より上で有限散逸成分(Re{Z}>0)を有する。プラズマ周波数106より上でのインピーダンスの実部の振動挙動は、ジョセフソン伝送路の有限長の結果である。
図4は、図3にモデル化されたジョセフソン伝送路を通して、抵抗負荷に結合された量子ビットによって経験される減衰のシミュレーションを、種々の周波数における、量子ビットのインピーダンスのチャート150として図示する。具体的には、図4は、ジョセフソン接合に誘導結合された、シミュレートされた位相量子ビットの周波数選択的減衰を実証する。シミュレートされた位相量子ビットは、0.5pFキャパシタによって分路されたジョセフソン接合から成り、300pHのインダクタンスを有するループ内に封入される。500キロオーム分路抵抗器もまた、量子ビットの内部損失を考慮するために、シミュレーションに含まれる。量子ビットの共振周波数は、水平軸152上にギガヘルツ単位で表され、量子ビットのインピーダンスの大きさは、垂直軸154上に対数的に表される。実線として示される、第1のグラフは、ジョセフソン伝送路のプラズマ周波数158を下回る、第1の量子ビット周波数に対するインピーダンス156を表す。破線として示される、第2のグラフは、ジョセフソン伝送路のプラズマ周波数を上回る、第2の量子ビット周波数に対するインピーダンス160を表す。
より低い周波数156では、量子ビット寿命は、内部損失によって制限され、インピーダンスは、共振に関してモデル化された分路レジスタの値まで成長する。量子ビットの周波数が、プラズマ周波数158を超えると、量子ビット寿命は、量子ビットへの誘導結合の効果によって変換されるような抵抗負荷のインピーダンスによって左右される。故に、量子ビット品質係数は、その周波数をジョセフソン伝送路のカットオフ周波数を上回る周波数に調整することによって、1桁分より大きく低減され得る。本品質係数の低減は、直接、類似した要因による、量子ビット寿命の低減を直接含意する。したがって、ジョセフソン伝送路カットオフより上に量子ビット周波数を調整することによって、量子ビットの基底状態への量子ビットの高速減衰が、誘導され得る。
図4のシミュレーションでは、ジョセフソン伝送路内のジョセフソン接合は、線形インダクタンスとしてモデル化される。ジョセフソン接合の非線形性を無視する、本近似は、単一光子の伝播と関連付けられた低電力レベルを前提として、正当化される。実際、量子ビットの高速リセットおよび冷却を促進する際に使用するために好適なジョセフソン伝送路は、ジョセフソン接合を線形インダクタと置換する、線形要素によってもっぱら作製され得る。しかしながら、現在、ジョセフソン接合は、類似値の線形インダクタより小さい物理的寸法を伴って加工され得るため、ジョセフソン接合は、図2の実施例において使用される。
図5は、25ギガヘルツのカットオフ周波数204を有する高パスフィルタとして動作するように構成された、本発明のある側面による、フィルタアセンブリの一実施例のプラズモンモードのための分散関係202のチャート200を図示する。図示されるチャートでは、垂直軸206は、周波数f(ギガヘルツ)を表す一方、水平軸208は、伝播モードの波数kを表し、波数kは、フィルタアセンブリの特性長aを乗算されることにより、無名数定数を生成する。例えば、ジョセフソン伝送路配列の場合、フィルタアセンブリの特性長は、ジョセフソン伝送路内の各セルの物理的長さを含むことができる。本無名数定数は、水平軸208に沿って、0から1のスケールを生成するために、πによってスケーリングされる。
分散曲線とオーバレイされるのは、量子ビットエネルギースペクトル212−215の概略である。図5に図示されるように、第1および第2の励起状態212および213は両方とも、フィルタの低周波数カットオフによって、そのエネルギーを負荷に放射することから保護される。そのうえ、第1および第2の励起状態212および213は、負荷内の低周波数変動から保護され、量子ビット位相コヒーレンスを保存するのに役立つ。第3および第4の励起状態214および215等のより高いレベルの量子ビットは、エネルギーが、プラズモンモードを介して引き出されて、抵抗負荷において、エネルギーを消散させ得るように、フィルタアセンブリのカットオフ周波数を上回った状態にある。
図6は、本発明のある側面による、量子ビットのエネルギー状態を管理するための方法300を図示する。302では、量子ビットは、フィルタを通して、負荷に結合される。フィルタは、量子ビット内のエネルギーが、抵抗負荷を自由に通過することができる周波数を表す、少なくとも1つのパスバンドと、量子ビットが、実質的に、抵抗負荷から分離される周波数を表す、少なくとも1つのストップバンドとを有するように構成される。一実装では、量子ビットは、ジョセフソン伝送路を介して、抵抗負荷に結合される。別の実装では、負荷は、非消滅実部を有するインピーダンスを有する、回路要素またはサブ回路を含む。
304では、量子ビットは、量子ビットの関連付けられた遷移周波数をフィルタのストップバンドにおける第1の周波数からフィルタのパスバンドにおける第2の周波数に変更するように調整される。例えば、量子ビットの基底状態と量子ビットの第2の励起状態との間の遷移の周波数は、第1の周波数から第2の周波数に調整されることができる。量子ビットは、次いで、量子ビットを基底状態に冷却するために、例えば、マイクロ波パルスを介して、量子ビットの第1の励起状態と量子ビットの第2の励起状態との間の遷移と関連付けられた周波数で駆動されることができる。代替として、第1の周波数から第2の周波数への、量子ビットの基底状態と量子ビットの第1の励起状態との間の遷移の周波数は、量子ビットをリセットする。量子ビットが、フィルタを介して、回路要素に結合される、一実装では、リセットを提供するために量子ビットを調整することはまた、フィルタを介して、量子ビットの関連付けられた量子状態を回路要素に提供する。量子ビットが、その基底状態にリセットされると、量子ビットは、元の周波数に戻されることができ、1つ以上の量子ゲート動作が、量子ビット上で行われ得る。
図7は、本発明のある側面による、量子ビットアセンブリの一実施例の3つの動作モードを図示する、概略図350である。第1の動作モード352では、量子ビット状態は、動作のために、適切な周波数に調整される。故に、第1の励起状態|1>および第2の励起状態|2>の各々は、フィルタのカットオフ値を下回る、基底状態|0>と関連付けられたそれぞれの遷移周波数を有する。言い換えると、量子ビットは、第1の励起状態および第2の励起状態が両方とも、フィルタのストップバンド内にある基底状態への遷移周波数を有するように調整される。量子ビットが、本状態にあるとき、量子ビットまたは別の量子ビットの状態を修正するために、量子ゲート動作が、量子ビット上で行われることができる。
第2の動作モード354では、量子ビット状態は、量子ビットが冷却されることにより、望ましくない熱励起を除去し得るように、調整される。このために、量子ビットは、第1の励起状態と基底状態との間の遷移周波数が、ストップバンド内にあるが、第2の励起状態と基底状態との間の遷移周波数が、フィルタのパスバンド内にあるように調整されることができる。量子ビットは、次いで、第1の励起状態と第2の励起状態との間の遷移と関連付けられた周波数で駆動されることにより、フィルタを通して、負荷において、熱エネルギーを消散させることができる。例えば、量子ビットは、遷移周波数において、マイクロ波束のパルスで駆動されることができる。
第3の動作モード356では、量子ビット状態は、量子ビットの高速リセットを強行するように調整される。具体的には、量子ビットは、第1の励起状態と基底状態との間の遷移周波数が、パスバンド内にあって、第1の励起状態と関連付けられた量子状態の任意の部分をフィルタを通して消散させて、第1の励起状態の関連付けられた振幅を0にするように調整されることができる。量子ビットが、基底にリセットされると、量子ビットは、第1の動作モード352に回復され、量子ゲート動作の実行を可能にすることができる。
前述のものは、本発明の実施例である。当然ながら、本発明を説明する目的のために、構成要素または方法論のあらゆる想起される組み合わせを説明することは不可能であるが、当業者は、本発明の多くのさらなる組み合わせおよび置換が可能であることを認識するであろう。故に、本発明は、添付の請求項を含む本願の範囲内にある、全てのそのような変更、修正、および変形例を包含することを意図する。

Claims (20)

  1. 量子ビット装置であって、
    量子ビットと、
    フィルタを通して前記量子ビットに結合された負荷であって、前記フィルタは、少なくとも、第1のパスバンドおよび第1のストップバンドを有する、負荷と、
    前記量子ビットを調整することにより、前記量子ビットの関連付けられた遷移周波数を前記フィルタの第1のストップバンドにおける第1の周波数から前記フィルタの第1のパスバンドにおける第2の周波数に変更するように構成されている、量子ビット制御部と
    を備える、装置。
  2. 前記フィルタは、複数のセルを備えるジョセフソン伝送路を備える、請求項1に記載の装置。
  3. 前記複数のセルのそれぞれは、容量的に分路されたジョセフソン接合を備え、前記ジョセフソン接合は、関連付けられた臨界電流を有する、請求項2に記載の装置。
  4. 前記複数のセルは、各セルと関連付けられた前記ジョセフソン接合と関連付けられたインダクタンス未満の関連付けられたインダクタンスを有する、インダクタによって、相互に結合されている、請求項3に記載の装置。
  5. 前記複数のセルと関連付けられた前記ジョセフソン接合の関連付けられたインダクタンスは、前記複数のセルを結合する前記インダクタと関連付けられたインダクタンスの3〜10倍である、請求項4に記載の装置。
  6. 前記量子ビット制御部は、バイアス電流を前記量子ビットに提供するように構成され、前記量子ビット制御部は、前記提供されたバイアス電流を変更することによって、前記量子ビットを調整する、請求項1に記載の装置。
  7. 前記量子ビット制御部は、マイクロ波パルスを提供することにより、所望の周波数において、前記量子ビットを駆動させるように構成されている、請求項1に記載の装置。
  8. 前記量子ビットは、位相量子ビットである、請求項1に記載の装置。
  9. 前記負荷は、抵抗負荷である、請求項1に記載の装置。
  10. 前記負荷はインピーダンスを有する回路要素であり、前記量子ビット制御部は、前記フィルタアセンブリを介して、前記量子ビットの関連付けられた量子状態を前記回路要素に提供するように前記量子ビットを調整するように構成されている、請求項1に記載の装置。
  11. 量子ビットのエネルギー状態を制御するための方法であって、
    フィルタを通して、量子ビットを抵抗負荷に結合することであって、前記フィルタは、パスバンドおよびストップバンドを有する、ことと、
    前記量子ビットを調整することにより、前記量子ビットの関連付けられた遷移周波数を前記フィルタのストップバンドにおける第1の周波数から前記フィルタのパスバンドにおける第2の周波数に変更することと
    を含む、方法。
  12. 前記量子ビットを調整することにより、前記量子ビットの前記関連付けられた遷移周波数を変更することは、前記量子ビットの基底状態と前記量子ビットの第2の励起状態との間の遷移の周波数を前記第1の周波数から前記第2の周波数に調整することを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記量子ビットの第1の励起状態と前記量子ビットの第2の励起状態との間の遷移と関連付けられた周波数において、前記量子ビットを駆動することにより、前記量子ビットを前記基底状態に冷却することをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記量子ビットを調整することにより、前記量子ビットの前記関連付けられた遷移周波数を変更することは、前記量子ビットの基底状態と前記量子ビットの第1の励起状態との間の遷移の周波数を前記第1の周波数から前記第2の周波数に調整することにより、前記量子ビットをリセットすることを含む、請求項11に記載の方法。
  15. 前記量子ビットの基底状態と前記量子ビットの第1の励起状態との間の前記遷移の前記周波数を前記第2の周波数から前記第1の周波数に調整することと、前記量子ビット上でゲート動作を行うこととをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. フィルタを通して、前記量子ビットを抵抗負荷に結合することは、ジョセフソン伝送路を通して、前記量子ビットを抵抗負荷に結合することを含む、請求項11に記載の方法。
  17. 量子ビットのエネルギー状態をリセットするための方法であって、
    フィルタを通して、前記量子ビットを負荷に結合することであって、前記フィルタは、パスバンドおよびストップバンドを有する、ことと、
    前記量子ビットの基底状態と前記量子ビットの第1の励起状態との間の遷移の周波数を前記フィルタの前記ストップバンドにおける第1の周波数から前記フィルタの前記パスバンドにおける第2の周波数に調整することと
    を含む、方法。
  18. 前記量子ビットの基底状態と前記量子ビットの第1の励起状態との間の前記遷移の前記周波数を前記第2の周波数から前記第1の周波数に調整することと、前記量子ビット上でゲート動作を行うこととをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. フィルタを通して、前記量子ビットを負荷に結合することは、前記量子ビットの基底状態と前記量子ビットの第1の励起状態との間の前記遷移の前記周波数を調整することが、前記フィルタを介して、前記量子ビットの関連付けられた量子状態を量子回路要素に提供することを含むようにインピーダンスを有する回路要素に前記量子ビットを結合することを含む、請求項17に記載の方法。
  20. フィルタを通して、前記量子ビットを負荷に結合することは、ジョセフソン伝送路を通して、前記量子ビットを抵抗負荷に結合することを含む、請求項17に記載の方法。
JP2014519025A 2011-07-07 2012-06-28 量子ビットアセンブリの状態を制御すること Active JP5750194B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/177,690 US8928391B2 (en) 2011-07-07 2011-07-07 Controlling a state of a qubit assembly
US13/177,690 2011-07-07
PCT/US2012/044646 WO2013006375A2 (en) 2011-07-07 2012-06-28 Controlling a state of a qubit assembly

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014523705A JP2014523705A (ja) 2014-09-11
JP5750194B2 true JP5750194B2 (ja) 2015-07-15

Family

ID=47437636

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014519025A Active JP5750194B2 (ja) 2011-07-07 2012-06-28 量子ビットアセンブリの状態を制御すること

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8928391B2 (ja)
EP (1) EP2730029B1 (ja)
JP (1) JP5750194B2 (ja)
AU (1) AU2012279307B2 (ja)
CA (1) CA2837896C (ja)
WO (1) WO2013006375A2 (ja)

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8571614B1 (en) 2009-10-12 2013-10-29 Hypres, Inc. Low-power biasing networks for superconducting integrated circuits
US9369133B2 (en) * 2014-05-29 2016-06-14 Northrop Grumman Systems Corporation Hybrid quantum circuit assembly
US9685935B2 (en) * 2014-09-12 2017-06-20 Northrop Grumman Systems Corporation Tunable transmon circuit assembly
US9509274B2 (en) * 2014-09-18 2016-11-29 Northrop Grumman Systems Corporation Superconducting phase-shift system
US9438245B2 (en) * 2014-10-13 2016-09-06 International Business Machines Corporation Reducing spontaneous emission in circuit quantum electrodynamics by a combined readout and filter technique
US10222416B1 (en) 2015-04-14 2019-03-05 Hypres, Inc. System and method for array diagnostics in superconducting integrated circuit
US9461588B1 (en) 2015-06-09 2016-10-04 Microsoft Technology Licensing, Llc Doubly balanced josephson junction mixer
US9438246B1 (en) * 2015-09-04 2016-09-06 Northrop Grumman Systems Corporation System and method for qubit readout
US9503063B1 (en) 2015-09-16 2016-11-22 International Business Machines Corporation Mechanically tunable superconducting qubit
US10170680B2 (en) 2015-09-16 2019-01-01 International Business Machines Corporation Qubits by selective laser-modulated deposition
US9444430B1 (en) 2015-10-02 2016-09-13 International Business Machines Corporation Cavity filtered qubit
EP3869421B1 (en) * 2015-11-06 2024-03-13 Google LLC Controller for individual qubit excitation control
WO2017139683A1 (en) * 2016-02-12 2017-08-17 Yale University Techniques for control of quantum systems and related systems and methods
JP6936313B2 (ja) * 2016-09-15 2021-09-15 グーグル エルエルシーGoogle LLC 量子ビット読み出しのための増幅器周波数マッチング
WO2018106222A1 (en) * 2016-12-07 2018-06-14 Google Llc Quantum bit multi-state reset
US10255557B2 (en) 2017-02-15 2019-04-09 Northrop Grumman Systems Corporation XX Coupler for flux qubits
US10074792B1 (en) 2017-03-10 2018-09-11 Northrop Grumman Systems Corporation ZZZ coupler for superconducting qubits
US11449384B2 (en) 2018-01-05 2022-09-20 Yale University Hardware-efficient fault-tolerant operations with superconducting circuits
US11108380B2 (en) 2018-01-11 2021-08-31 Northrop Grumman Systems Corporation Capacitively-driven tunable coupling
US10749096B2 (en) * 2018-02-01 2020-08-18 Northrop Grumman Systems Corporation Controlling a state of a qubit assembly via tunable coupling
US11238360B2 (en) * 2018-02-12 2022-02-01 International Business Machines Corporation Fast quantum feedback using analog integration and control pulse gating
WO2019168721A1 (en) * 2018-02-27 2019-09-06 D-Wave Systems Inc. Systems and methods for coupling a superconducting transmission line to an array of resonators
US10423888B1 (en) * 2018-06-07 2019-09-24 International Business Machines Corporation Frequency allocation in multi-qubit circuits
US10540603B2 (en) 2018-06-19 2020-01-21 Northrop Grumman Systems Corporation Reconfigurable quantum routing
US10852366B2 (en) 2018-06-26 2020-12-01 Northrop Grumman Systems Corporation Magnetic flux source system
WO2020112185A2 (en) * 2018-08-31 2020-06-04 D-Wave Systems Inc. Systems and methods for operation of a frequency multiplexed resonator input and/or output for a superconducting device
US10886049B2 (en) 2018-11-30 2021-01-05 Northrop Grumman Systems Corporation Coiled coupled-line hybrid coupler
US11620559B2 (en) * 2019-02-06 2023-04-04 International Business Machines Corporation Reduction of spontaneous emission and thermal photon noise in quantum computing machines using a galvanically grounded filter
CN113826124A (zh) * 2019-05-17 2021-12-21 谷歌有限责任公司 全局通量偏置
US11853847B2 (en) * 2019-10-18 2023-12-26 Massachusetts Institute Of Technology Freely scalable quantum computing using a 2D atomic emitter array with massively parallel optical interconnects
US11937516B2 (en) * 2020-03-04 2024-03-19 International Business Machines Corporation Fabrication of a flux bias line local heating device
US12022749B2 (en) 2020-03-04 2024-06-25 International Business Machines Corporation Flux bias line local heating device
US11586448B2 (en) 2020-04-29 2023-02-21 International Business Machines Corporation Qubit reset from excited states
JP7080927B2 (ja) * 2020-07-01 2022-06-06 グーグル エルエルシー 共面導波管の磁束量子ビット
EP3937091A1 (en) * 2020-07-06 2022-01-12 IQM Finland Oy Qubit leakage error reduction

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2656513A (en) 1949-12-29 1953-10-20 Bell Telephone Labor Inc Wave guide transducer
JP2587002B2 (ja) * 1994-05-25 1997-03-05 株式会社超伝導センサ研究所 Squid磁束計
US6900454B2 (en) * 2002-04-20 2005-05-31 D-Wave Systems, Inc. Resonant controlled qubit system
US7230266B2 (en) * 2003-05-15 2007-06-12 D-Wave Systems Inc. Conditional Rabi oscillation readout for quantum computing
JP4777718B2 (ja) * 2005-08-11 2011-09-21 日本電信電話株式会社 量子ビット装置及び量子ビットの制御方法
WO2008029815A1 (fr) * 2006-09-05 2008-03-13 Nec Corporation Procédé de couplage variable de bits quantiques, circuit de calcul quantique utilisant le procédé et coupleur variable
US7782077B2 (en) 2007-01-18 2010-08-24 Northrop Grumman Systems Corporation Method and apparatus for ballistic single flux quantum logic
US20090015317A1 (en) * 2007-07-13 2009-01-15 Divincenzo David Peter Methods and systems for controlling qubits
US7498832B2 (en) * 2007-08-03 2009-03-03 Northrop Grumman Systems Corporation Arbitrary quantum operations with a common coupled resonator
US8159313B2 (en) 2007-10-22 2012-04-17 D-Wave Systems Inc. Systems, methods, and apparatus for electrical filters and input/output systems
US7969178B2 (en) * 2008-05-29 2011-06-28 Northrop Grumman Systems Corporation Method and apparatus for controlling qubits with single flux quantum logic
US8138880B2 (en) 2008-07-30 2012-03-20 International Business Machines Corporation Persistent current switch
US8745850B2 (en) 2009-12-18 2014-06-10 International Business Machines Corporation Method of manufacturing superconducting low pass filter for quantum computing
US9780764B2 (en) * 2010-04-05 2017-10-03 Northrop Grumman Systems Corporation Phase quantum bit
US8022722B1 (en) * 2010-06-04 2011-09-20 Northrop Grumman Systems Corporation Quantum logic gates utilizing resonator mediated coupling
US8111083B1 (en) * 2010-12-01 2012-02-07 Northrop Grumman Systems Corporation Quantum processor
US8508280B2 (en) * 2011-07-11 2013-08-13 Northrop Grumman Systems Corporation Qubit readout via resonant scattering of josephson solitons

Also Published As

Publication number Publication date
EP2730029A4 (en) 2015-07-01
AU2012279307B2 (en) 2015-02-19
WO2013006375A2 (en) 2013-01-10
EP2730029A2 (en) 2014-05-14
US20130009677A1 (en) 2013-01-10
CA2837896C (en) 2016-10-11
AU2012279307A1 (en) 2013-12-19
WO2013006375A3 (en) 2013-03-07
EP2730029B1 (en) 2020-01-22
JP2014523705A (ja) 2014-09-11
US8928391B2 (en) 2015-01-06
CA2837896A1 (en) 2013-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5750194B2 (ja) 量子ビットアセンブリの状態を制御すること
JP7060696B2 (ja) チューナブル結合による量子ビットアセンブリの状態の制御
US9729152B2 (en) Reducing spontaneous emission in circuit quantum electrodynamics by a combined readout and filter technique
JP2016170800A (ja) 量子プロセッサ
Steffen et al. Quantum computing: An IBM perspective
JP6395736B2 (ja) マイクロ波活性制御される位相(map)ゲート・システム、方法、およびデバイス
JP6029758B2 (ja) 量子干渉超伝導回路に磁束を印加するためのシステム及び方法
US11105866B2 (en) Dynamical isolation of a cryogenic processor
EP2577872B1 (en) Quantum logic gates utilizing resonator mediated coupling
EP3296932A1 (en) Flux-tunable qubit device with multiple josephson junctions
JPWO2008029815A1 (ja) 量子ビット可変結合方法及びそれを適用した量子演算回路、並びに可変結合器
JP7100143B2 (ja) 超伝導回路間のロバストなチューナブル結合
KR20230034405A (ko) 큐비트 누설 오류 감소
Ezratty Perspective on superconducting qubit quantum computing
EP3931765A1 (en) Tunable current-mirror qubit system
KR20230034388A (ko) 큐비트 누설 오류 감소
Lu et al. Shortcuts to adiabatic passage for the generation of maximally entangle states in a distributed atom-cavity system
JP2010213210A (ja) マイクロ波共振器のq値制御方法
WO2020088909A1 (en) Dielectric holder for quantum devices
WO2024093319A1 (zh) 一种超导量子比特读出装置、超导量子芯片和量子计算机
Kumar et al. A new method to realize nonrational driving‐point functions
TW202411893A (zh) 用於驅動量子位元之方法及佈置
Chatterjee et al. Multiple data access via a common cavity bus in circuit QED
Sah et al. Decay-protected superconducting qubit with fast control enabled by integrated on-chip filters
Pilehvar et al. Tunable Filter by Using Parity Time (PT) Symmetric Periodic Array Electronic

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150401

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150422

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150515

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5750194

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250