JP5750094B2 - π/2シフトBPSK信号相関方法及び相関器、並びに受信装置 - Google Patents
π/2シフトBPSK信号相関方法及び相関器、並びに受信装置 Download PDFInfo
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Description
nが偶数のとき C(n)=F(n)(F(n)=1または−1)
nが奇数のとき C(n)=0
に設定し、奇数スライディング相関器131−1B,131−2Bとして用いる場合は、
nが偶数のとき C(n)=0
nが奇数のとき C(n)=F(n)(F(n)=1または−1)
に設定する。
nが偶数のとき I(n)=F(n)×A×cos(θ)
Q(n)=F(n)×A×sin(θ)
nが奇数のとき I(n)=−F(n)×A×sin(θ)
Q(n)=F(n)×A×cos(θ)
となる。
Σ[F(n)×A×cos(θ)×F(n)]=[64×A×cos(θ)]
となる。同様に、Iチャンネルの奇数スライディング相関器131−1Bによって算出されるIチャンネルの奇数相関信号S3−1Bの最大値は、
ΣF(n)×[A×sin(θ)×F(n)]=[64×A×sin(θ)]
となる。したがって、この両者の二乗和として算出されるIチャンネル相関信号S4−1の最大値は、
[64×A×cos(θ)]2+[64×A×sin(θ)]2=[64×A]2
となって、位相偏差θに依存しない一定の値をもつことになる。
[64×A×sin(θ)]2+[64×A×cos(θ)]2=[64×A]2
となって、やはり位相偏差θに依存しない一定の値をもつことになる。
111 高周波受信部
112 A/D変換器
113 シンボル列相関器(π/2シフトBPSK信号相関器)
114,120 遅延制御部
115 フレーム同期部
116 データ復号部
117 誤り訂正部
118,119 シンボルタイミング再生部
121 チャンネル相関器
122,123 シンボルタイミング制御部
131 スライディング相関器
132 二乗回路(チャンネル相関信号出力手段)
133 加算回路(チャンネル相関信号出力手段)
141 遅延器
141−1〜127 1シンボル遅延器
142−1〜128 乗算回路
143 128入力加算回路
151 サンプルホールド回路
152 AD変換回路
153 4段シフトレジスタ
154 出力バッファ
155 4分周回路
161 ピークホールド回路
163 相関値算出及び位置偏差検出回路
164 比較回路
165,171 セレクタ
172 IQタイミング同期部
G Golay Sequence(既知シンボル列)
Claims (4)
- 相関器が、先頭部分にπ/2シフトBPSKにより変調された所定長の既知のシンボル列が挿入された受信信号が直交検波によりIチャンネルとQチャンネルとの2つの信号に分離された入力信号のそれぞれを、所定のシンボルレートでサンプリングして得られる信号レベルのデジタルデータ系列であるIチャンネルシンボル信号とQチャンネルシンボル信号とを入力するステップと、
前記相関器が、前記Iチャンネルシンボル信号として入力されるデジタルデータ毎に、当該デジタルデータを最終成分とする前記デジタルデータ系列の前記所定長の部分系列と、前記既知のシンボル列との、対応する偶数番目の成分同士の相関値を合計した偶数相関値、及び、前記部分系列と、前記既知のシンボル列との、対応する奇数番目の成分同士の相関値を合計した奇数相関値を算出し、当該偶数相関値と当該奇数相関値との二乗和であるIチャンネル相関値の時系列変化を示すIチャンネル相関信号を生成して出力するステップと、
前記相関器が、前記Qチャンネルシンボル信号として入力されるデジタルデータ毎に、当該デジタルデータを最終成分とする前記デジタルデータ系列の前記所定長の部分系列と、前記既知のシンボル列との、対応する偶数番目の成分同士の相関値を合計した偶数相関値、及び、前記部分系列と、前記既知のシンボル列との、対応する奇数番目の成分同士の相関値を合計した奇数相関値を算出し、当該偶数相関値と当該奇数相関値との二乗和であるQチャンネル相関値の時系列変化を示すQチャンネル相関信号を生成して出力するステップと、
を含むことを特徴とするπ/2シフトBPSK信号相関方法。 - 先頭部分にπ/2シフトBPSKにより変調された所定長の既知のシンボル列が挿入された受信信号が直交検波によりIチャンネルとQチャンネルとの2つの信号に分離された入力信号のそれぞれを、所定のシンボルレートでサンプリングして得られる信号レベルのデジタルデータ系列であるIチャンネルシンボル信号とQチャンネルシンボル信号とのうち、前記Iチャンネルシンボル信号を入力して当該Iチャンネルシンボル信号と前記既知のシンボル列との相関値を求めるIチャンネル相関器と、前記Qチャンネルシンボル信号を入力して当該Qチャンネルシンボル信号と前記既知のシンボル列との相関値を求めるQチャンネル相関器とを備え、
前記Iチャンネル相関器及び前記Qチャンネル相関器は、
自身が入力する前記チャンネルシンボル信号を構成するデジタルデータ毎に、当該デジタルデータを最終成分とする前記デジタルデータ系列の前記所定長の部分系列と、前記既知のシンボル列との、対応する偶数番目の成分同士の相関値を合計した偶数相関値、及び、前記部分系列と、前記既知のシンボル列との、対応する奇数番目の成分同士の相関値を合計した奇数相関値をそれぞれ算出する偶数スライディング相関器及び奇数スライディング相関器と、
前記偶数相関値と前記奇数相関値との二乗和であるチャンネル相関値を算出し、その時系列変化を示すIチャンネル相関信号及びQチャンネル相関信号をそれぞれ生成して出力するチャンネル相関信号出力手段と、
を備えることを特徴とするπ/2シフトBPSK信号相関器。 - 請求項2に記載のπ/2シフトBPSK信号相関器と、
前記Iチャンネル相関器によって出力される前記Iチャンネル相関信号の最大値と、前記Qチャンネル相関器によって出力される前記Qチャンネル相関信号の最大値との和を最大化するように、前記入力信号のサンプリングのタイミングを変化させるタイミング信号を生成するとともに、前記Iチャンネル相関信号が最大値となるシンボルタイミングと、前記Qチャンネル相関信号が最大値となるシンボルタイミングとの位置偏差を検出するシンボルタイミング制御部と、
前記位置偏差を解消するように前記Iチャンネルシンボル信号と前記Qチャンネルシンボル信号とを同期させる遅延制御部と、
を備えることを特徴とする受信装置。 - 先頭部分にπ/2シフトBPSKにより変調された所定長の既知のシンボル列が挿入された受信信号が直交検波によりIチャンネルとQチャンネルとの2つの信号に分離された入力信号のそれぞれを、所定のシンボルレートのN倍(N=2または4)でサンプリングして得られる信号レベルのデジタルデータ系列であるIチャンネルシンボル信号とQチャンネルシンボル信号とをサンプリング順にN個に振り分けて、それぞれ0系〜N−1系のN個のデータ系列を生成する振り分け手段と、
生成された前記N個のデータ系列のなかの、同系のIチャンネル及びQチャンネルの2つのデータ系列を入力して、各データ系列と前記既知のシンボル列との相関値を算出し、その時系列変化を示すIチャンネル相関信号及びQチャンネル相関信号を生成して出力するIチャンネル相関器とQチャンネル相関器とを備える0系〜N−1系のN個のシンボル列相関器と、
前記N個のシンボル列相関器から出力されるN組の前記Iチャンネル相関信号と前記Qチャンネル相関信号との組のなかで、対をなす前記Iチャンネル相関信号の最大値と、前記Qチャンネル相関信号の最大値との和が最大となる系を選択し、選択した系の前記Iチャンネル相関信号が最大値となるシンボルタイミングと、前記Qチャンネル相関信号が最大値となるシンボルタイミングとの位置偏差を検出して、前記選択した系の情報と前記位置偏差の情報とを出力するシンボルタイミング制御部と、
前記入力信号のそれぞれをサンプリングして得られるN個のチャンネルシンボル信号のなかから、前記シンボルタイミング制御部によって選択された系の情報に該当するチャンネルシンボル信号を取得し、前記位置偏差の情報に基づいて取得したIチャンネルシンボル信号とQチャンネルシンボル信号との位置偏差を解消して同期させる遅延制御部と、
を備え、
前記Iチャンネル相関器及び前記Qチャンネル相関器は、
自身が入力する前記チャンネルシンボル信号を構成するデジタルデータ毎に、当該デジタルデータを最終成分とする前記デジタルデータ系列の前記所定長の部分系列と、前記既知のシンボル列との、対応する偶数番目の成分同士の相関値を合計した偶数相関値、及び、前記部分系列と、前記既知のシンボル列との、対応する奇数番目の成分同士の相関値を合計した奇数相関値をそれぞれ算出する偶数スライディング相関器及び奇数スライディング相関器と、
前記偶数相関値と前記奇数相関値との二乗和であるチャンネル相関値を算出し、その時系列変化を示す前記Iチャンネル相関信号及び前記Qチャンネル相関信号をそれぞれ生成して出力するチャンネル相関信号出力手段と、を備える
ことを特徴とする受信装置。
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